(画像=PIXTA)
  1. 何が違う?JCBとVISAの特徴を比較
  2. JCBは日本発祥の唯一のブランド!特徴をご紹介
    1. 旅やエンターテインメントにおける優待がある
    2. JCB PLAZA
    3. たびらば
    4. チケットJCB
    5. JCB優待
    6. タッチ決済やモバイル決済が利用できる
    7. 海外で利用できる保険やサービスが充実
  3. VISAは知名度とシェア率が世界トップ!特徴をご紹介
    1. ホテルや旅行優待がある
    2. eラーニング優待がある
    3. ゴールドカードにはさらにお得な特典がある
  4. JCBブランドのおすすめカード
    1. JCB CARD W
    2. PayPayカード
    3. リクルートカード
  5. VISAブランドのおすすめカード
    1. 楽天カード
    2. セゾンカードインターナショナル
  6. おすすめの組み合わせはMastercard or VISAとJCBを持つこと!
  7. まとめ:目的によってクレジットカードの国際ブランドを選ぶ
  8. VISA とJCBに関するQ&A

クレジットカードにはカードブランドがあり、ブランド加盟店でないとそのカードは使えません。

カードブランドのうち、世界中に加盟店が広がっているものを「国際ブランド」といいます。国際ブランドは、加盟店であれば海外でも日本と同じようにカードを使えるという利点があります。

この記事では、5大ブランドのうちVISAJCBについて比較しました。自分に合うカードブランドについて、ぜひ考えてください。

何が違う?JCBとVISAの特徴を比較

カードブランドのJCBとVISAは何が違うのでしょうか。以下に比較表で主な違いをまとめてみました。

項目 JCB VISA
国内シェア率 28.0% 50.8%
海外シェア率 0.9% 27.7%
特徴 ・日本発の決済カードブランド、T&Eカードブランドの両方を兼ね備える
・JCBが自社発行するプロパーカードも使える
・知名度やシェア率において世界トップを誇るブランド
・アメリカ圏に強い

JCBは日本発の国際ブランドです。海外でのシェア率は1.0%未満と低いですが、国内では世界シェアトップのVISAに次いで高いシェアを占めています。

JCBは決済カードブランドとT&E(トラベル&エンターテインメント)カードブランドの役割を兼ねており、海外旅行や国内のエンターテインメント施設でのサポートや優待サービスを提供しています。自社発行のプロパーカードも展開している国内で使いやすいカードです。

一方、VISAは世界シェアトップのカードブランドです。アメリカ発のブランドで、アメリカを中心に海外でも加盟店が多く、海外旅行時も安心して使えます。

JCBは日本発祥の唯一のブランド!特徴をご紹介

引用:JCBカード

まずは、JCBの特徴を紹介していきます。JCBは楽天カードやイオンカードなど、他社のクレジットカード発行会社とパートナー提携をしてJCBのライセンスを提供するだけでなく、自社でもオリジナルのクレジットカードを提供しています。

JCBのプロパーカードは、JCBカード WやJCBプラチナなど種類も多く選びやすいのが特徴です。

旅やエンターテインメントにおける優待がある

JCBはT&Eカードブランドなので、旅行やエンターテインメント関連でのクーポンや優待サービスが充実しています。JCBプラザの海外拠点先には日本語対応スタッフがいるので、海外旅行中でもトラブルや分からない点でのサポートをいつでも相談できます。

チケットJCBでは、テーマパークや映画館、演劇などの各種イベントチケットの購入サービスを提供しています。ここでは、割引サービスや会員限定の先行販売、特別公演の実施など特典も豊富です。

街でのお買い物や携帯電話の料金をJCBカードで支払うと、ポイントも貯まります。貯まったポイントでキャンペーンに参加したり今後の旅行に活用できたりする楽しみがあります。

JCB PLAZA

JCBプラザはカード会員限定で受けられる海外サポート窓口です。加盟店のレストランの予約や観光で知りたい情報に関する問い合わせなどを、JCBプラザスタッフが日本語で対応してくれます。JCBカードを紛失したり盗難に遭ったりした場合、緊急サポートを受けられます。また、設置エリアのWi-Fiも無料で利用できるのも嬉しいポイントです。

さらに、一部の主要都市では、専用ラウンジの「JCBプラザ ラウンジ」を設置しています。JCBプラザ ラウンジでは次のサービスを利用できます。

JCBプラザ ラウンジのサービス

  • インターネット、プリントアウト無料
  • 日本語新聞や雑誌の閲覧
  • 現地ガイドブック、情報誌の閲覧
  • フリードリンク
  • マッサージ器
  • レンタル傘
  • 荷物の当日中一時預かり

一部エリアでは限定のサービスを提供していたり、オンライン相談サービスを利用できるところもあるので、旅行先でどんなサービスを利用できるか確認してみましょう。

上記のサービスを利用できるJCBプラザおよびJCBプラザ ラウンジは、次の主要都市に設置されています。(2022年10月8日時点)

設置されている主要都市

  • ロサンゼルス
  • ホノルル(JCBプラザラウンジ設置)
  • ラスベガス
  • サンフランシスコ
  • サイパン
  • ニューヨーク
  • バンクーバー
  • トロント
  • 上海
  • 北京
  • 大連
  • ソウル(JCBプラザラウンジ設置)
  • 台北(JCBプラザラウンジ設置)
  • バリ(JCBプラザラウンジ設置)
  • ホーチミンシティ
  • セブ
  • クアラルンプール
  • シドニー
  • ゴールドコースト
  • オークランド
  • ロンドン
  • ローマ
  • マドリード
  • バルセロナ
  • フランクフルト
  • グアム(JCBプラザラウンジのみ)
  • 香港(JCBプラザラウンジのみ)
  • バンコク(JCBプラザラウンジのみ)
  • パリ(JCBプラザラウンジのみ)
  • シンガポール(JCBプラザラウンジのオンライン相談、電話受付のみ)
  • アメリカ全土(JCBプラザラウンジのオンライン相談のみ)

たびらば

たびらば(旅LOVER)はJCBが運営する旅情報紹介サイトです。JCBカード加盟店のおすすめショップの紹介や、海外現地スタッフのお気に入りスポットをブログで発信しています。さらに、地域や期間限定のお得なキャンペーンも開催されています。

気になったレストランなどは手数料無料でサイトから事前予約ができます。日本語で予約できるので、海外旅行のプランを練ることも楽しめるおすすめのサービスです。

チケットJCB

先ほども紹介したチケットJCBについて、JCB優待で提供されるサービスの詳細を紹介します。

JCB優待で提供されるサービス

  • プレミアム優待

    優待①:一般発売前の先行受付
    優待②:前方席が確約される良席保証
    優待③:お土産やイヤホンガイドなどの特典つき
    公演内容:アーティストのライブなど

  • カード優待

    優待①:前方席が確約される良席保証
    優待②:お土産やイヤホンガイドなどの特典つき
    優待③:定価より割引される割引販売
    公演内容:バレエや合奏団など

  • 貸切公演

    優待①:お土産やイヤホンガイドなどの特典つき
    優待②:定価より割引される割引販売
    公演内容:宝塚歌劇やシルク・ドゥ・ソレイユなど

  • サプライズチケット

    舞台チケットなどを割引価格で販売

人気でチケットが完売しやすいアーティストライブやバレエ観劇などのチケットをゲットしやすいので、JCB会員は利用しておきたいサービスです。

JCB優待

JCB優待ガイドは国内の飲食店や美容室といったJCB加盟店のクーポンを提供しているサイトです。

たとえば、最寄りのレストランや居酒屋でのドリンク1杯サービスや飲食代1割引き、美容室の利用料金から20%オフ、時計屋さんの時計電池交換20%オフなど、お店のジャンルや割引内容もさまざまです。

サイトでは、エリアからジャンルまでこだわり検索ができます。自分が利用したいシーンで使えるクーポンがないかチェックしてみてください。

タッチ決済やモバイル決済が利用できる

JCBはタッチ決済やモバイル決済に対応しています。通常はカードを決済端末に差し込んだりスラッシュして、暗証番号またはサインを入力する必要があります。しかし、タッチ決済やモバイル決済ではサインレスでかざすだけで決済が完了する、利便性の高い決済サービスです。

タッチ決済は店頭にて「JCBのタッチ決済で」と伝えてカードを決済端末にかざすだけで支払いが完了します。下図のマークが付いているカードで利用可能です。

引用:JCB

カードを紛失したり盗難に遭ったりした場合でも「オンライン利用停止手続き」に24時間365日対応しているので、第三者に悪用される心配も少ないです。また、万が一不正利用されてしまった場合は、紛失や盗難の連絡から60日前以降の損害額をJCBが補償するサービスがついています。

タッチ決済加盟店はコンビニやスーパー(イトーヨーカドーやマックスバリュ)、餃子の王将やココスなどの飲食店の店舗数が多いのが特徴です。

一方、公共交通機関では利用できる加盟店が限られています。そのため、普段利用している公共交通機関でJCBのタッチ決済が使えるか確認してみてください。

モバイル決済ではカードを持ち歩く必要もなくスマホやスマートウォッチひとつで決済ができる更に便利なサービスです。Apple PayやGoogle PayにJCBカードを登録してデフォルトカードとして設定するだけでカンタンにモバイル決済を利用できます。

海外で利用できる保険やサービスが充実

ここまで紹介してきたサービスの他にも、JCBには海外で利用できる保険やサービスが充実しています。

1つ目の「JCB海外お買い物保険」では、加盟店での購入商品が事故による破損や盗難に遭った際の損害を補償してくれます。購入日から90日以内であれば、年間最高50万円分までJCBが負担するサービスです。1回の事故につき1万円の自己負担が必要となりますが、保険は自動付帯なので旅行先でのショッピングをカードでも安心して楽しめます。現金だと補償がきかないケースもあるので、JCBカードの利用がおすすめです。

2つ目は「JCB GLOBAL WiFi」です。JCB会員は海外旅行時にあると便利なWi-Fiルーターレンタルを20%引きで利用できます。また、通信エリア内であればケーブルレスで使えるサービスです。定価(エリア別定額料金×渡航日数)から20%引き、受け渡しや返却時の手数料も無料になります。

3つ目は「JCBプラザコールセンター(日本)」です。先述のJCBプラザのサービスの1つですが、海外渡航前に航空券やホテルといった加盟店のサービスを電話予約できます。海外旅行の予約手配は不安になりがちですが、手配料や通話料もかからず利用できるおすすめのサービスです。

VISAは知名度とシェア率が世界トップ!特徴をご紹介

引用:VISA

VISAは知名度もシェア率も世界トップの有名ブランドです。カナダでは33.0%(Mastercard 22.0%) 、ラテンアメリカ全土では57.4%(Mastercard 40.7%) と、特にアメリカ圏でシェアトップを占めています。

ホテルや旅行優待がある

VISA会員にはホテルや旅行時に利用できる次のような優待サービスがあります。

VISA会員が利用できる優待サービス

  • IHGRホテルズ&リゾーツ特別優待

    優待①:東南アジア、韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、南太平洋諸島の滞在15%オフ
    優待②:東南アジアと韓国のIHGRホテルズ&リゾーツの食事20%オフ

  • FARFETCH特別優待

    優待:VISAカードで一度に4万5,000円(税込)以上の利用で3,000円割引など

  • エクスペディア特別優待

    優待①:海外・国内ホテル宿泊料金8%オフ
    優待②:海外・国内航空券+ホテル料金を2,500円オフ
     ※10万円以上(税抜)の利用に限る

  • Booking.com特別優待

    優待①:Booking.com利用で宿泊予約最大10%ポイント還元
    優待②:VISAカードで予約すると宿泊後ポイント還元ゲット

  • ホテルズドットコム特別優待

    優待①:国内・海外ホテル予約でホテルズドットコムリワードスタンプを貯める+4%オフ
    優待②:リワードスタンプを貯めずに8%オフ

  • アゴダ特別優待

    優待:VISAカード決済で最大8%オフ

  • JALABC空港宅配サービス特別優待

    優待:公示料金から15%オフ

  • 海外WiFiレンタル優待

    優待:特別キャンペーンで全プラン5%オフ、通常キャンペーンで3%オフ

いずれも海外旅行の際に使えるサービスばかりです。個人手配で海外旅行の計画を立てている方はお得に予約できないか優待をチェックしてみてください。

eラーニング優待がある

eラーニング優待では次の4種類のオンライン英会話コースを割引価格で利用することができます。

eラーニング優待の内容

  • 2UGetSmarter:オンライン短期コースが15%オフ
  • edX:個々のコースが15%オフ
  • Coursera:Coursera for Teams(年間サブスクリプション)が10%オフ
  • British Council:オンライン英語コースが10%オフ

特定のコースに限られますが、英会話の勉強に役立つサービスです。これを機に特別価格でチャレンジしてみてください。

ゴールドカードにはさらにお得な特典がある

これまで紹介したサービスに加え、VISAのゴールドカードであればさらに嬉しい特典が付いてきます。

ゴールドカードの特典

  • 国内優待

    優待①:「VISAお取り寄せモール」で厳選された商品を購入可能
    優待②:「VISAプレミアムカーレンタル」で一般価格からレンタル料金が約15%オフ

  • 海外優待

    優待①:空港宅配サービスを1個500円で利用可能
    優待②:国際線クロークサービスが通常料金の15%オフ
    優待③:キャンペーンで海外WiFiレンタルサービスが通常の10~13%オフ

VISAのゴールドカード特典は次の発行会社から発行されているもので利用できます。

VISAのゴールドカード特典の発行会社

  • 株式会社りそな銀行
  • 株式会社アプラス
  • 株式会社オリエントコーポレーション
  • ライフカード株式会社
  • 株式会社ジャックス
  • 株式会社北國銀行
  • ユーシーカード株式会社
  • 三井住友カード株式会社
  • 三菱UFJニコス株式会社
  • JFRカード株式会社
  • SMBCファイナンスサービス株式会社
  • イオンフィナンシャルサービス株式会社
  • 楽天カード株式会社
  • 株式会社クレディセゾン
  • 株式会社NTTドコモ
  • スルガ銀行株式会社
  • VJA
  • 楽天銀行株式会社
  • トヨタファイナンス株式会社
  • 株式会社エポスカード

JCBブランドのおすすめカード

ここからはJCBブランドでおすすめしたいカードを紹介します。今回は次の3つのJCB対応カードです。

おすすめしたい3つのJCB対応カード

  • JCB CARD W
  • PayPayカード
  • リクルートカード

JCB CARD W

JCB CARD Wの基本情報

券面画像
引用:JCBカード
年会費 永年無料
還元率 1.00%~10.50% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
追加カード ETCカード/家族カード
電子マネー QUICPay
スマホ決済 Apple Pay/Google Pay
発行スピード 約1週間
申込条件 18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方
または、高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方
付帯保険 海外旅行傷害保険(死亡後遺障害 最高2,000万円)※利用付帯
海外ショッピングガード保険(最高100万円)
特徴 ・JCBのプロパーカード
・39歳までの入会で、40歳以降も年会費が無料
・スキップ払いで1回払いの支払い月を指定の月に変更可能
・オフィシャルスポンサーだから東京ディズニーランド/シーの特典が満載

JCBが発行するプロパーカードのJCB CARD Wでは通常のJCB CARDの2倍ものポイント還元を受けることができます。18歳以上39歳以下の方が限定で申し込めるクレジットカードですが、39歳までに入会していれば40歳以降も利用できます。

年会費無料ながら海外旅行の付帯保険が手厚く、旅行傷害保険やショッピング保険の補償内容も十分といえます。

JCBのプロパーカードは東京ディズニーランドやシーのオフィシャルスポンサーなので、スペシャルペアチケットや招待イベントが当たるキャンペーンにも参加可能です。エンタメを思う存分楽しみたいという方におすすめのカードです。

PayPayカード

PayPayカードの基本情報

券面画像
引用:PayPayカード
年会費 永年無料
還元率 ご利用金額200円(税込)ごとに1%
追加カード ETCカード/家族カード /バーチャルカード
電子マネー Yahoo!ウォレット
スマホ決済 Apple Pay
発行スピード 申し込み&審査で最短5分
※カードは約1週間
申込条件 満18歳以上の安定した継続収入がある方
※高校生は除く
付帯保険 -
特徴 ・プラスチックカードにはカード情報が記載されていないナンバーレスカード を採用
・PayPayアプリにPayPayカードは登録できない

PayPayカードはPayPayアプリに登録できるバーチャルカードとナンバーレスのプラスチックカードの2つを活用できます。PayPay非加盟店でのネットショッピングにはバーチャルカード、街のお店ではプラスチックカードを使えます。

PayPayアプリには登録できないクレジットカードなので、PayPay利用時にはポイント還元はありません。ただし、PayPay非加盟店でもPayPayポイントを貯めることができるカードです。

リクルートカード

リクルートカードの基本情報

券面画像
引用:リクルートカード
年会費 永年無料
還元率 1.2%
追加カード ETCカード/家族カード
電子マネー nanaco/楽天Edy/モバイルSuica/SMART ICOCA
スマホ決済 -
発行スピード 不明
申込条件 リクルートIDを登録している方
付帯保険 海外旅行損害保険(最高2,000万円)
国内旅行損害保険(最高1,000万円)
国内・海外ショッピング保険(年間200万円)
特徴 じゃらんnetやポンパレモールなどリクルートサービスを利用すると、別途1.0~3.0%のポイントが貯まる

リクルートカードは通常の利用時でも1.2%という高いポイント還元率です。加えて、じゃらんnetやポンパレモールといったリクルートが提供するサービスでカードを利用すると、追加で1~3%のポイント還元を受けられます。

リクルートカードの付帯保険も充実しています。国内外の旅行や買い物も安心して楽しめるので、保険の補償内容が手厚いながら永年無料で使えるのは嬉しいポイントです。

リクルートカードは電子マネーの種類も多いので、街中でのお買い物にも移動時にも使いやすいでしょう。

VISAブランドのおすすめカード

ここからはVISAブランドでおすすめしたいカードを紹介します。今回は次のVISA対応カードです。

おすすめのVISA対応カード

  • 楽天カード
  • セゾンカードインターナショナル

楽天カード

楽天カードの基本情報

券面画像
引用:楽天カード
年会費 永年無料
還元率 1%
追加カード EETCカード/家族カード
電子マネー 楽天Edy
スマホ決済 楽天Pay
発行スピード 約1週間から10日前後
申込条件 満18歳以上の方
※高校生除く、5年制一貫高校の生徒は申し込み可能
付帯保険 海外旅行傷害保険(死亡後遺障害最高2,000万円)
特徴 ・SPUポイント特典+1倍付与
・海外レンタカー10%オフやハワイ専用ラウンジなど海外で使いたい特典豊富
・ポイント加盟店でポイントを効率良く貯める、使える

楽天銀行や楽天モバイルなど、経済圏のサービスが充実している楽天から発行される「楽天カード」。サービスの多さやキャッチ―なCMから認知度も高いカードです。楽天カードユーザーであれば楽天市場でのポイント還元が1倍増えるSPUポイントプログラムも適用されます。

また、無料のカードでありながらハワイの専用ラウンジを利用できたり海外旅行の保険がついたりするなど海外旅行でも十分活躍するカードといえます。

街中の楽天ポイント加盟店であれば、楽天ポイントを貯めたり使うことができます。加盟店はマクドナルドやスーパー、ガソリンスタンドなどジャンルも多岐に渡るので、貯まったポイントが使いやすいです。

ブランドはVISAだけでなくJCBやMastercard、American Expressからも選べますが、デザインによってはブランドが限られています。 下記を確認して欲しいデザインを検討してみてください。

楽天カードのデザイン

通常デザイン
VISA、Mastercard、JCB、American Express
お買いものパンダデザイン
VISA、Mastercard、JCB、American Express
ミニーマウスデザイン
JCB
ミッキーマウスデザイン
JCB
楽天イーグルスデザイン
Mastercard、JCB
YOSHIKIデザイン
Mastercard
ヴィッセル神戸デザイン
Mastercard
イニエスタデザイン
Mastercard
ゆうちょ銀行デザイン
Mastercard、VISA
ゆうちょ銀行お買いものパンダデザイン
Mastercard、VISA
西友デザイン
VISA

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルの基本情報

券面画像
引用:SAISON CARD
年会費 永年無料
還元率 0.1%
追加カード EETCカード/家族カード
電子マネー QUICPay/iD/Suica/manaca
スマホ決済 Apple Pay/Google Pay
発行スピード 最短5分
申込条件 ・18歳以上で連絡可能な方
・SAISON CARDの提携する金融機関に決済口座がある
付帯保険 カード不正利用補償(オンライン・プロテクション)
特徴 ・セゾンポイントモールからアクセスしてamazonなどネットショッピングを利用するとポイント30倍
・プラスチックカードは裏表にカード番号がないナンバーレス

セゾンカードインターナショナルはナンバーレスカードを提供していますが、デジタルカードにも対応しています。デジタルカードは最短5分で発行できるので、審査が通れば申し込んだその日にネットショッピングでカードを使えます。

セゾンポイントモールから各ネットショッピングサイトにアクセスすれば、最大30倍ものポイント還元率をアップできます。通販をよく利用するという方におすすめのカードです。

おすすめの組み合わせはMastercard or VISAとJCBを持つこと!

この記事で紹介したVISAは海外シェアトップクラスの有名ブランドです。海外旅行時はもちろん、国内でも使いやすいのが特徴です。紹介していないMastercardもVISAに次ぐシェアを占めているので、ヨーロッパ圏に強いMastercardかアメリカ圏に強いVISAのどちらかで1枚目を検討してみてください。

2枚目には、この記事で紹介したJCBを持っておくことをおすすめします。JCBは国内シェア率が高いだけでなく、国内のテーマパークやエンタメ施設、レストランなどでの優待特典を受けることができます。海外旅行のサポートサービスも満足できる内容が揃っているので、MastercardまたはVISAとJCBを組み合わせれば、カード利用における利便性も上がります。

まとめ:目的によってクレジットカードの国際ブランドを選ぶ

どのブランドを選ぶか迷うという方は、カードを使う目的によって国際ブランドを選んでみてください。

たとえば、旅行や出張で海外渡航が多いという方はVISAが適しているといえます。一方、国内のテーマパークやエンタメを楽しむ方が好きな方はJCBがおすすめです。はじめての海外旅行という方はサポートが手厚いJCBの方が使いやすいでしょう。

VISA とJCBに関するQ&A

最後にVISAとJCBに関するQ&Aをまとめてみました。最後までぜひチェックしてみてください。

JCBとVISAは何が違う?
JCBとVISAではシェア率が違います。JCBは日本発祥のカードで、国内でのシェアにおいてはVISAの次に高くなっています。 一方で、海外でのシェアはまだ弱く1%未満です。

VISAは世界でも国内においてもシェアトップクラス で全世界に加盟店があります。
海外では使える?
加盟店があれば海外でも利用可能です。2021年時点の世界加盟店舗数はVISAで8,000万店舗、JCBで3,600万店舗です。
国内で使えない場所はある?
非加盟店やカード決済に対応していない店舗では国内外問わず使えません。
JCBを選ぶのにおすすめのカードは?
紹介した3つ(JCB CARD W、PayPayカード、リクルートカード)の中では、特にリクルートカードがおすすめです。

リクルートカードは永年無料で利用できるカードですが、国内外の旅行やショッピングの保険も付帯していて使いやすいカードです。リクルートサービスでの利用で、さらににポイントをアップできるといった嬉しい特典もあります。