
バイナリーオプションの口座は「通貨ペアの多さ」「ツールの使いやすさ」「オプションの種類の多さ」「回合数の多さ」の4つの観点で選ぶことが重要です。
本記事では、バイナリーオプションのおすすめ国内業者5選を4つの観点で徹底比較します。
- バイナリーオプションのおすすめ口座5選
- バイナリーオプション口座の選び方
- バイナリーオプションとは?わかりやすく解説!
- バイナリーオプションのメリット
- バイナリーオプションは本当に儲かる?
- バイナリーオプションはデモ口座で練習するのがおすすめ
- バイナリーオプションはスマホからでも取引できる
- バイナリーオプションではチャートツールも活用するのがおすすめ
- バイナリーオプションではFX会社が提供している分析ツールを補助的に使おう
- バイナリーオプションのチャートツールは外為どっとコムの「ぴたんこテクニカル」がおすすめ
- バイナリーオプションの勝率を高めるおすすめインジケーター
- 海外のFX会社には注意!
- FAQ
バイナリーオプションのおすすめ口座5選
ここでは各FX会社のバイナリーオプション取引の特徴やキャンペーンを比較表でまとめています。
記事後半の「バイナリーオプションのおすすめ口座の選び方」で挙げている選び方に沿って、バイナリーオプションの口座を選びましょう。
GMO外貨では国内会社では珍しく2種類のオプションを取り扱っています。
デモトレードもあるため、練習してから始めるのも良いでしょう!
FX会社 | 公式サイト | 通貨ペア数 | 1日の 回号数※1 |
オプションの種類 | デモ口座 | スプレッド (米ドル/円) |
最小取引単位数 | 口座開設日数 | 特徴 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
◎ 8通貨ペア |
11回 | ◎ ラダーオプション※2 レンジオプション※3 |
あり | 0.2銭 | 1ロット(40円~990円) | 最短当日 | 商品数の多さがNo.1! 取引ツールの仕様も 初心者から好評。 |
||
![]() |
△ 5通貨ペア |
11回 | ○ ラダーオプション |
あり | 0.2銭 | 1枚(約50~999円) | 最短当日 | 取引ツールに定評! 取引画面から 経済指標を確認できる。 |
||
![]() |
○ 6通貨ペア |
10回 | ○ ラダーオプション |
あり | 0.2銭 | 1ロット(40~990円) | 最短当日 | デモ取引で練習ができる! お天気シグナルがわかりやすい。 |
||
![]() |
○ 7通貨ペア |
5回 | ○ ラダーオプション |
あり | 0.2銭 | 0.1ロット(100~10000円) | 最短翌営業日 | 判定レートの幅が広い! 株価指数などの取引も可能。 |
||
![]() |
△ 5通貨ペア |
10回 | ○ ラダーオプション |
あり | 0.2銭 | 1枚(約50~999円) | 最短翌営業日 | 楽天ポイントが使える! 情報配信は充実している。 |
※2 判定時刻のレートが目標レートの上かしたかを予想する取引。
※3 判定時刻のレートが目標レートの幅の内か外かを予想する取引。
※2023年9月26日現在
GMO外貨はメジャー通貨である円やドル、ユーロはもちろん、豪ドル、ニュージランドドルといった国内FX業者の中では珍しい通貨も取り扱っています。
取引ツールが使いやすいのに加えて、レンジオプションの取り扱いもあるので、バイナリーオプション初心者の方にはGMO外貨をおすすめします。
\バイナリーオプションデビューにおすすめ/
GMO外貨「オプトレ!」
オプトレ!はGMO外貨が提供しているバイナリーオプションです。

「オプトレ!」のメリット
- ◎ 国内最多の8通貨ペア
- ◎ 2種類のオプションを提供
- ◎ 取引画面がシンプル
「オプトレ!」のデメリット
- △ テクニカル分析ができない
オプトレ!は通貨ペアが8通貨ペアとなっており、国内のバイナリーオプションの会社で最も取り扱いが多い会社となっています。
また商品もラダーオプションとレンジオプションの2種類が提供されている、数少ない一社です。

レンジオプションはレンジ相場が続く場合に有利に働きます。クリスマスや年末年始など、相場があまり動かない期間に向いている取引手法です。
またワイドレンジ機能で目標レンジを広げることもできるため、低リスクで試してみたい方におすすめな口座です。
オプトレ!の取引画面は、左側に購入履歴や経済指標などの機能の一覧が集約されているため、初心者でも使いやすい設計になっています。
経済指標は重要度を星3つの範囲で確認することができ、とても確認しやすいです。

バイナリーオプションのように短期的な取引の場合は、経済指標はとても重要度が高くなるため、必ずチェックしておきましょう。
判定レートはラダー取引は6種類、レンジ取引は5種類提供されているため、ある程度広い範囲から2時間の値動きを予測することができるようになっています。

レンジオプションの画面は、初心者でもどの範囲で設定するとどのくらいのリターンが見込めるのか想像しやすいでしょう。
オプトレ!のデメリットは「テクニカル分析の機能がないこと」です。
テクニカル分析を行う場合は、GMO外貨のFX画面に移動して行う必要があります。
GMO外貨のExチャートで本格的なテクニカル分析が可能なので、わかりやすさを重視したい初心者にとってはとても使いやすい会社ではないでしょうか。
デモ口座もあるため、実際の画面で試しに利用してみることも可能です。
GMO外貨では、口座開設後の取引量に応じて最大55万円が受け取れるキャッシュバックキャンペーンを行なっています。
最低100万通貨でキャッシュバックが受け取れるため、初心者の方も比較的GETしやすい内容となっています。
\キャンペーン詳細はこちら/
GMO外貨「オプトレ!」の口コミ
男性 | 30代 | FX歴半年~1年
非常におすすめできる!
ツールの使いやすさ 4.0
手数料の安さ 4.0
商品数の充実度 4.0
初心者おすすめ度 5.0
シンプルな取引画面と仕組みであったため、慣れれば取引しやすいと感じました。注文で画面をタップするとすぐに取引ができる点もスピード感あって良いと感じました。
男性 | 50代 | FX歴5年以上
おすすめできる!
ツールの使いやすさ 4.0
手数料の安さ 5.0
商品数の充実度 5.0
初心者おすすめ度 3.0
利用している理由は、やはりスマホからの取引がスムーズにできるからです。また、締切時間の1分前まで取引が可能なところもおすすめのポイントです。
男性 | 30代 | FX歴半年~1年
おすすめできる!
ツールの使いやすさ 4.0
手数料の安さ 4.0
商品数の充実度 3.0
初心者おすすめ度 5.0
初心者でもとてもやりやすいと思います。ギリギリまで買うか捨てるか選択出来ますし、通貨ペアもとても多いです。取引ツールもワイドレンジもあるので初心者の自分でも使いやすかったです。
サービス名 | オプトレ! |
---|---|
取引手数料 | 無料 |
オプション種類 | ・ラダーオプション ・レンジオプション |
取り扱い通貨ペア数 | 8通貨ペア |
取引額 | 1口:40円~ |
ペイアウト額 | 1口:1,000円(固定) |
取引時間 | 月~金曜日の7:25~翌午前5:25 |
1日の回号数 | 11回 |
デモ口座 | あり |
スプレッド (米ドル/円) |
0.2銭 |
口座開設日数 | 最短当日 |
参照 | オプトレ!公式サイト |
GMOクリック証券「外為オプション」
外為オプションはGMOクリック証券が提供しているバイナリーオプションです。

\最大55万円キャッシュバック/
「外為オプション」のメリット
- ◎ スマホで分析も取引も可能
- ◎ 取引ツールが見やすい
- ◎ プラチナチャートにワンクリックで飛べる
「外為オプション」のデメリット
- △ レンジオプションの取扱は無し
- △ 取扱通貨は5銘柄のみ
外為オプションはスマホでもワンクリックでテクニカル指標の表示が可能です。
先に紹介したGMO外貨のオプトレ!はスマホでのテクニカル指標の表示ができません。スマホで分析・取引を行う機会が多い方には外為オプションの方がおすすめです。
外為オプションの取引ツールは色味やUIがわかりやすく、初心者の方でも操作しやすい設計となっています。
実際にNET MONEY編集部が行ったアンケートでは、「シンプルで初心者も直感的に操作できる」「ストレスなく取引できる」といった口コミが多数集まりました。
テクニカル分析を取引画面から行うことはできませんが、GMOクリック証券が提供している「プラチナチャート」というテクニカル分析用のツールにワンクリックで飛べるようになっています。
7種類のトレンド系指標と6種類のオシレーター系指標が使用できるため、本格的な分析にも有用です。
ファンタメンタルズとテクニカルの両面で分析したい人に向いている口座と言えるでしょう。
外為オプションではレンジオプションの取り扱いはありません。
レンジオプションは、相場があまり動かない傾向にある年末年始などに有効な取引方法です。
そのため、相場があまり動かない時期に取引を行いたい場合は、レンジオプションの取り扱いがあるオプトレ!を検討しましょう。
外為オプションでは5種類の通貨ペアを取り扱っています。他社と比較して多いとは言えませんが、マイナーな通貨ペアにこだわりがない限りは特に気にする必要はありません。
初心者はドル/円やユーロ/円などのメジャーな通貨ペアの取引から始め、マイナーな通貨ペアに興味がある方はオプトレ!も視野に入れると良いでしょう。
GMOクリック証券では、口座開設後の取引量に応じてキャッシュバックキャンペーンを行なっています。
55万円を獲得するには少々ハードルが高めに設定されていますが、最低500万通貨以上の取引で条件達成となるため、ぜひ挑戦してみましょう。
\キャンペーン詳細はこちら/
GMOクリック証券「外為オプション」の口コミ
男性 | 30代 | FX歴1~3ヶ月
非常におすすめできる!
ツールの使いやすさ 4.0
手数料の安さ 5.0
商品数の充実度 5.0
初心者おすすめ度 5.0
取引ツールが直感的に使いやすく、初心者でも安心して利用することができます。取引銘柄が豊富なため、幅広い投資戦略を立てられるのも特徴です。
男性 | 40代 | FX歴1年~2年
大変おすすめできる!
ツールの使いやすさ 4.0
手数料の安さ 4.0
商品数の充実度 4.0
初心者おすすめ度 4.0
分かりやすい操作方法でストレスのない取引ができるため、初心者の方にもおすすめです。
男性 | 30代 | FX歴1年~2年
大変おすすめできる!
ツールの使いやすさ 5.0
手数料の安さ 5.0
商品数の充実度 2.0
初心者おすすめ度 5.0
取引手数料が無料なので利用しやすいのと、GMOクリック証券らしく取引ツールがシンプルで直感的なので、バイナリーオプション初心者の方でも利用しやすいと思います。
サービス名 | はじめての外為オプション |
---|---|
取引手数料 | 無料 |
オプション種類 | ラダーオプション |
取り扱い通貨ペア数 | 5通貨ペア |
取引額 | 1枚:50円~ |
ペイアウト額 | 1枚:1,000円(固定) |
取引時間 | 月~金曜日の8:00~翌午前5:00 |
1日の回号数 | 10回 |
デモ口座 | あり |
スプレッド (米ドル/円) |
0.2銭 |
口座開設日数 | 最短当日 |
参照 | 外為オプション公式サイト |
外為どっとコム「外貨ネクストバイナリー」
外貨ネクストバイナリーは、外為どっとコムが提供しているバイナリーオプションサービスです。

\最大100万円キャッシュバック/
「外為どっとコム」のメリット
- ◎ 目標レートが7つと多め
- ◎ ぴたんこテクニカルで簡単に分析
- ◎ 情報配信が充実している
「外為どっとコム」のデメリット
- △ レンジオプションの取扱は無し
- △ 取扱通貨は5銘柄のみ
- △ テクニカル分析はFX用のものだけ
外貨ネクストバイナリーの目標レートは7つあり、他社と比べて比較的多めです。
目標レートが多い分、自分の予想するレートにより近い数字で取引でき、細かく予想したい方に向いています。
外為どっとコムではFXの口座に「ぴたんこテクニカル」というチャート分析ツールがあり、バイナリーオプションの取引に役立てることができます。
ぴたんこテクニカルには、大きく分けて2種類の機能があります。
まずは、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示する「お天気シグナル」です。
チャートを細かく分析しなくても天気マークを見れば状況を把握でき、テクニカル分析の知識面に不安があっても使いやすいでしょう。
次に、過去のチャートから現在のチャートと類似した形を見つけ出し、未来のチャートがどのように動くかを予測する「みらい予測チャート」です。
みらい予測チャートでは、現在のチャートと今後の値動きを予測したチャート、その下には現在のチャートと類似した形の過去チャートが3パターン表示されます。
初心者の人がトレンドや今後の値動きを予想するのは中々難しいため、ぴたんこテクニカルを判断の参考にすると良いでしょう。
外為どっとコムは情報配信が充実しているFX会社です。公式サイトには「平日毎日ライブ配信」や「マネ育FXスクール」などのコンテンツがあります。

無料で参加できるため、分析方法などを学びたい初心者は参加してみましょう。
また「速報メールサービス」では、口座開設後に設定を行うと為替に関する速報ニュースをリアルタイムで受け取ることができます。
外貨ネクストバイナリーのテクニカル分析ツールはバイナリーオプション専用ではなく、FX取引用に作られたものです。
バイナリーオプションの取引画面から直接は遷移できない仕様となっています。
とはいえ、パソコンでの取引が主な場合は別画面で見比べればそこまで不便には感じないでしょう。
外為どっとコムでは新規口座開設とキャンペーンにエントリーした方に向けてキャッシュバックキャンペーンを行なっています。
1万通貨以上の注文で2,000円という低めのハードルから、取引量に応じて追加で最大100万円もの報酬を受け取ることができます。
\キャンペーン詳細はこちら/
外為どっとコム「外貨ネクストバイナリー」の口コミ
女性 | 30代 | FX歴1年~2年
非常におすすめできる!
ツールの使いやすさ 5.0
手数料の安さ 5.0
商品数の充実度 4.0
初心者おすすめ度 5.0
スマホでもPCでも取引ツールが操作しやすくて見やすいところが一番良いと思います。目標レートも複数表示されていても間違わないほどわかりやすく、自分がどのような取引をすればどの程度の利益が出るのかもすぐにわかります。圧倒的に使いやすいので満足です。
男性 | 40代 | FX歴3年~4年
おすすめできる!
ツールの使いやすさ 4.0
手数料の安さ 4.0
商品数の充実度 3.0
初心者おすすめ度 4.0
取引ツールが使いやすく、手数料が安いです。またサポート対応も電話やメール、チャットでいつでも相談できるので初心者の方でも安心して取引できると思います。
男性 | 30代 | FX歴1年~2年
おすすめできる!
ツールの使いやすさ 4.0
手数料の安さ 4.0
商品数の充実度 4.0
初心者おすすめ度 5.0
外貨ネクストバイナリーは、取引ツールの使いやすさや手数料の安さ、商品数の充実度など、すべての面で優れていると思う。サポートも丁寧で、問題があったときにすぐに対応してくれる為、信頼できる業者だと感じます。教育コンテンツやセミナーも充実していて、初心者の方のスキルアップにも役立つと思います。
サービス名 | 外貨ネクストバイナリー |
---|---|
取引手数料 | 無料 |
オプション種類 | ラダーオプション |
取り扱い通貨ペア数 | 6通貨ペア |
取引額 | 1口:40円~ |
ペイアウト額 | 1枚:1,000円(固定) |
取引時間 | 月~金曜日の 午前8:20~翌午前4:20 |
1日の回号数 | 10回 |
デモ口座 | あり |
スプレッド (米ドル/円) |
0.2銭 |
口座開設日数 | 最短当日 |
参照 | 外貨ネクストバイナリー公式サイト |
IG証券「バイナリーオプション」
IG証券はイギリスに本社を置くIG Group Holdingsの日本法人であり、オンライン取引を専門としている証券会社です。

\最大5万円キャッシュバック/
「IG証券」のメリット
- ◎ 株価指数やコモディティも取引可能
- ◎ 通貨ペアが豊富
- ◎ 取引画面からテクニカル分析も行える
「IG証券」のデメリット
- △ 取引画面が初心者ではわかりにくい
- △ 口座開設に時間がかかることが多い
通貨ペア数は7通貨ペアとなっており、他社と比較して通貨ペア数の数は多いです。
取引時間は2時間と24時間の2種類が用意されており、ニーズに応じて取引ができるようになっています。
取引はブラウザのみの対応となっており、スマホアプリでは対応できていないという点はデメリットの1つです。
デモ口座も準備されているため、試しに利用してみることをおすすめします。

上記はバイナリーオプションの取引画面です。
IG証券の取引画面は、日本国内の会社と比較して少し玄人向けなイメージを受ける仕様になっていますが、判定レートの選択肢がとても広く、他社とは比べ物にならないほど多いため、バイナリーオプションに慣れているトレーダーは重宝できるでしょう。
判定レートに応じて、ペイアウトレシオが異なっており、表記も日本の他社とは異なる表記となっています。

取引画面からテクニカル分析も行えるようになっており、メジャーなテクニカル指標から、マイナーなテクニカル指標まで用意されているのはIG証券のメリットの1つと言えそうです。

原油やゴールド等でもバイナリーオプションを利用することが可能となっていますが、注意点として取引時間が当日のみという点が挙げられ、これがFXと異なる点となっています。
\最大5万円キャッシュバック/
サービス名 | バイナリーオプション取引 |
---|---|
取引手数料 | 無料 |
オプション種類 | ラダーオプション |
取り扱い通貨ペア数 | 7通貨ペア |
取引額 | 1ロット:1,000円 |
ペイアウト額 | 0.1ロット:10,000円 |
取引時間 | 冬時間:月曜日~土曜日のの 午前9:00~翌午前5:00 夏時間:月曜日~土曜日の午前8:00~翌午前4:00 |
1日の回号数 | 5回 |
デモ口座 | あり |
スプレッド (米ドル/円) |
0.2銭 |
口座開設日数 | 最短翌営業日 |
参照 | IG証券公式サイト |
楽天FX「らくオプ」

\最大90万円キャッシュバック/
「らくオプ」のメリット
- ◎ 楽天ポイントが利用可能
「らくオプ」のデメリット
- △ 楽天ポイントの期間限定ポイントは利用不可
- △ 取引で楽天ポイントは貯まらない
らくオプは楽天証券が提供しているバイナリーオプションです。
らくオプは通貨ペアが5通貨と他社とほぼ同様の通貨ペア数となっています。
1日の回号数は10回となっており、提供されている商品はラダーオプションのみとなっています。

楽天証券のらくオプの特徴としては最初に楽天ポイントを利用して取引を行うことができるという点があります。
また判定するための価格も選択することが可能となっており、その判定する価格によって右側のペイアウト時の金額も変化していきます。
また楽天のらくオプの特徴には楽天証券が提供しているという点もあることから、マーケットレポート等情報に関して他社と比較して豊富な点もメリットの1つと言えるでしょう。
らくオプのデメリットとしてはテクニカル分析ができる機能がないという点があります。
そのため、テクニカル分析を行いたい方は他のFX会社を選びましょう。
\最大90万円キャッシュバック/
楽天FX「らくオプ」の口コミ
男性 | 40代 | FX歴1~3ヶ月
非常におすすめできる!
ツールの使いやすさ 4.0
手数料の安さ 4.0
商品数の充実度 4.0
初心者おすすめ度 5.0
モバイルに対応したユーザーエクスペリエンス、商品の多さと、楽天の信頼ブランドで総合的に満足しています。手数料も低いため、取引コストを抑えることができます。
男性 | 30代 | FX歴3年~4年
大変おすすめできる!
ツールの使いやすさ 5.0
手数料の安さ 4.0
商品数の充実度 4.0
初心者おすすめ度 5.0
普段の買い物でポイントが貯まり、そのポイントで取引が出来るのは現金を使わないでトレードが出来るので、とても良いなと感じました。ラダーオプションのみ、かつ取引画面も見やすいので初心者には良い口座だと思います。
女性 | 50代 | FX歴1年~2年
大変おすすめできる!
ツールの使いやすさ 5.0
手数料の安さ 5.0
商品数の充実度 3.0
初心者おすすめ度 5.0
らくオプはトータルで非常に満足しています。理由としては、とにかくシンプルで初心者向きだからです。余計な機能がなく、取引画面が見やすく、投資しやすいというのが良いです。さらに楽天ポイントのみで投資をできることも満足感が高いポイントです。
サービス名 | らくオプ |
---|---|
取引手数料 | 無料 |
オプション種類 | ラダーオプション |
取り扱い通貨ペア数 | 5通貨ペア |
取引額 | 1枚:50円~999円 |
ペイアウト額 | 1枚:1,000円(固定) |
取引時間 | 月~金曜日の 午前8:20~翌午前4:20 |
1日の回号数 | 10回 |
デモ口座 | あり |
スプレッド (米ドル/円) |
0.2銭 |
口座開設日数 | 最短翌営業日 |
参照 | らくオプ公式サイト |
バイナリーオプション口座の選び方

バイナリーオプション口座を選ぶ際には、以下の4点に注目しましょう。
通貨ペアの多い会社を選ぶ
バイナリーオプションにおいては、チャンスを広げるため取引可能な通貨ペアが多い会社を選びましょう。通貨ペアが多ければ多いほど、エントリーのチャンスが増え、リスク分散にもつながるからです。
テクニカル分析を用いた取引では、通貨ペアごとに異なるチャートの形状やタイミングからサインが発生し、それを捉えてエントリーすることが重要です。
サインが出るかでないかはそれぞれの通貨ペアのチャートの形状やタイミングがあるため、通貨ペアは複数あった方が取引のチャンスが広がります。
また対ドルの通貨ペアを取り扱っているかも重要な観点です。日本のバイナリーオプションではクロス円(USDJPY EURJPY等日本円との通貨ペア)と呼ばれる通貨ペアをメインに扱っており、ドルストレートと呼ばれる対ドルでの通貨ペアが少ないFX会社も多いです。
しかしバイナリーオプション取引に慣れてくれば、リスク分散やエントリーのチャンスの拡大のために、対ドルの通貨ペアを取引することも十分に考えられるため、口座選びの1つの基準にすると良いでしょう。
FX会社 | ![]() |
![]() |
---|---|---|
サービス | オプトレ! | IG証券 |
取扱通貨ペア数 | 8通貨ペア | 7通貨ペア |
米ドル/円 | ◯ | ◯ |
ユーロ/円 | ◯ | ◯ |
英ポンド/円 | ◯ | ◯ |
ユーロ/米ドル | ◯ | ◯ |
豪ドル/円 | ◯ | ◯ |
英ポンド/米ドル | ◯ | ◯ |
豪ドル/米ドル | ◯ | ◯ |
ニュージーランドドル/円 | ◯ | - |
公式サイト |
ツールが使いやすい会社を選ぶ
バイナリーオプションの口座を選ぶ際にはツールが使いやすい(見やすい)会社を選ぶのも重要です。初心者の方は特にどこに何があるのか一目で見て理解しやすい画面の会社が良いでしょう。
試しに下のバイナリーオプション業者2社の画面を見てみてください。
最初はIG証券のバイナリーオプション取引画面です。右側の画面上でトレードができるようになっていますが、見ていただくとわかる通り、レートが複数あるため、初心者には少々分かりづらいです。
次に楽天証券の「らくオプ」の画面を見てみましょう。画面見てすぐに、どのレートを購入するといくら必要なのか一目で分かります。
この画像では、109.32の円安を634円で購入して、109.32以上のレートになれば1,000円リターンとして返ってくるということです。
チケットを何枚買うかも画面下部で確認しやすく、分かりやすい画面といえるでしょう。
IG証券は取引画面でテクニカル分析が行えるという魅力もありますが、バイナリーオプション初心者の方は分かりやすい画面で人気の「オプトレ!」や「外為オプション」、「らくオプ」で練習すると良いでしょう。
\デモ口座で練習できる!/
レンジオプションの取扱もある会社を選ぶ
国内で提供されているバイナリーオプションでは取引種類が「ラダーオプション」と「レンジオプション」という2種類があります。
ラダーオプションは定められた時間までにあらかじめ判定の基準とされる為替レートよりも上回るのか下回るのかを予測して取引を行うものです。
取引としてはとてもシンプルなルールであるため、初心者でもわかりやすいと言えるでしょう。
レンジオプションは定められた時間までに為替レートが一定の範囲内に収まるのかどうかを判断するものです。
2つの目標レートを利用するのか、1つの目標レートを利用するのかという点で違いがあることや、値動きが大きく出ない場合はレンジオプションでトレードを行い、大きく相場が動きそうな時はラダーオプションでトレードを行うという違いがあるのがポイントです。
ラダーオプションの場合、目標レートが1つでトレードを判断することに対して、レンジオプションは目標レートを2つの間で設定する必要があるため、通貨ペアのボラティリティを把握しておく必要があります。
そのため、バイナリーオプション初心者の方はどちらも取り扱っている会社で、まずはシンプルなラダーオプションから初めてみるのが良いでしょう。
\ラダーとレンジの両方取扱!/
回号数が多い会社を選ぶ

バイナリーオプションの回号数とは、1日のうちに取引できる回数のことです。
日本のバイナリーオプションは商品性として時間が定められており、その間に取引を行う必要があります。
1日9回号の場合は9回チャンスがあるということになり、11回号となっている場合は11回取引が可能になるということです。
しかし、回号数を重視するかどうかは、取引スタイルや目標によって異なります。例えば、1日に何度も取引して利益を上げたい場合は、回号数が多い業者を選ぶとよいでしょう。
一方、1回ずつじっくりと取引して利益を上げたい場合は、回号数が少ない業者でも問題ありません。
また、回号数が多いと、夜中まで取引を行うことになる場合もあります。夜中まで集中して取引を行うことができない場合は、回号数を優先する必要はありません。
バイナリーオプションとは?仕組みをわかりやすく解説!

バイナリーオプションとは為替レートや株価指数などを対象として、一定期間経過後のレートが、事前に設定したレートを上回るか下回るかを予測する取引です。バイナリーは「二者択一」を、オプションは「選択権」を意味します。
価格が予測通りに動いていれば利益を獲得することができ、予測に反した値動きをした場合は損失となります。
ここからは、バイナリーオプションの取引時間や覚えておきたい基本用語、FXとの違いについて解説します。
バイナリーオプションの取引時間
バイナリーオプションは平日ほぼ24時間取引できるのが魅力です。日本の市場が閉まっている時間でも、世界のどこかの為替市場がオープンしているため、為替レートは常に動き続けています。
各市場の一般的な取引時間は以下の通りです。
■各為替市場の取引時間
市場 | 取引時間 |
---|---|
オセアニア | 6:00~8:00 (冬時間は7:00~9:00) |
東京 | 8:00~17:00 |
ロンドン | 16:00~翌2:00 (冬時間は17:00~翌3:00) |
ニューヨーク | 21:00~翌6:00 (冬時間は22:00~翌7:00) |
ただし、FX会社によって取引時間や回号数(1日の取引回数)などの時間設定は異なるため、確認が必要です。
基本的に市場参加者が少ないとされる早朝は取引できないケースが多く、夏時間は冬時間よりも1時間ほど取引時間が前倒しになるケースもあります。
これだけは覚えておきたい!バイナリーオプションの基本用語
ここではバイナリーオプションの取引を始めるにあたって、最低限覚えておきたい用語を解説します。
ペイアウト(倍率)

ペイアウトとは、バイナリーオプションで予測が的中したときに支払われるお金のことです。国内のバイナリーオプションでは、多くの業者でペイアウト額は1,000円で固定されています。
ペイアウト額は、チケット購入価格とペイアウト倍率によって計算されます。
ペイアウト倍率とは、ペイアウト額をチケット購入価格で割った値です。たとえば、ペイアウト額が1,000円でチケット購入価格が500円の場合、ペイアウト倍率は2倍となります。
バイナリーオプションの業者によって、ペイアウト倍率は異なります。一般的には、1.8倍~2.5倍程度の倍率が設定されています。
たとえば、チケット購入価格が500円でペイアウト倍率が2倍の場合、ペイアウト額は以下のように計算されます。
ペイアウト額 = チケット購入価格 × ペイアウト倍率
= 500円 × 2倍
= 1,000円
チケット
バイナリーオプションの取引を始める際に購入するもので、「枚」や「ロット」などの単位を用いて数えられます。
チケットとは1枚あたり50円~950円程度で購入でき、価格は判定時刻が近づくにつれて安くなるのが一般的です。
権利行使価格

権利行使価格とはペイアウトを受け取る基準となる価格のことです。バイナリーオプションは、この価格を上回るか、下回るかを予測する取引です。
権利行使価格は、複数の選択肢から選べるようになっているのが一般的です。
たとえば、米ドル/円を取引するとして、権利行使価格が110円と112円の2つの選択肢があった場合、110円を選んだ場合、為替レートが110円を上回ればペイアウトを受け取ることができ、110円を下回ればペイアウトを受け取ることができません。
回号

回号とは、チケットの購入開始から判定時刻までの一連の取引の総称のことです。例えば1日に10回取引が開催される場合は「10回号」と表します。
1回号あたりの期間は証券会社によって若干の差はあるものの、法令によって最低2時間の間隔を設けなければならないとされています。回号数が多いと、1日に取引する機会が増えるというメリットがありますが、その分、各回号の取引時間は短くなるというデメリットもあります。
また、回号数が少ないと、各回号の取引時間は長くなりますが、1日に取引する機会が減るというデメリットもあります。
判定時刻

判定時刻とは、レートが予想どおりに推移したかどうかを判定する時間のことです。バイナリーオプションでは、判定時刻のレートが権利行使価格より上か下かによって、損益が確定するようになっています。
判定時刻が短いと、短期間で結果がわかるため、チャンスを逃さずに取引することができます。一方、判定時刻が長いと、より慎重な分析に基づいた取引が可能になります。
判定時刻を選ぶ際には、自分の取引スタイルや目的に合わせて、適切な判定時刻を選ぶことが大切です。
バイナリーオプションとFXの違い
バイナリーオプションとFXはどちらも為替相場の値動きを予測する取引ですが、以下のように多くの違いがあります。
バイナリー オプション |
FX | |
---|---|---|
必要資金 | 50円程度~ | 5円程度~ |
取引時間 | ほぼ24時間取引可能 | ほぼ24時間取引可能 |
取引回数 | 制限あり | 制限なし |
利益と損失 | 判定時刻に損益が自動で確定する | 決済タイミング次第で損益が拡大する |
レバレッジ | なし | あり |
スワップ ポイント |
なし | あり |
値動きに よる影響 |
値動きが小さくても稼げる可能性がある | 値動きが小さいと稼ぎにくい |
自動売買 | 不可能 | 可能 |
通貨ペア数 | 少ない | 多い |
手数料 | 無料 | 無料
※ただし実質的な取引コストにあたるスプレッドがかかる
|
ここでは、バイナリーオプションとFXの注目すべき大きな違いを4つ取り上げて紹介します
取引の仕組みと流れ
バイナリーオプションはFXと比べると取引の流れがシンプルなので、初心者でも比較的取り組みやすいでしょう。
バイナリーオプションでは、はじめに相場を予測した上で対応するチケットを購入します。取引の締め切り時間になると自動で損益が確定し、ペイアウトを受け取る、またはチケットの購入金額相当額を失うことになります。つまり為替レートが上がるか下がるかを予想したら、あとは結果が出るまで待つだけでよいのです。
一方、FXでは自分の好きなタイミングでエントリーや決済ができます。その代わり、どこまで利益を伸ばすか、損失をどのタイミングで確定させるかは自分で決めなければなりません。相場を予測するだけではなく、売買のタイミングも考慮しなければならない点で、取引に慣れていない場合は難しさを感じるかもしれません。
利益と損失
バイナリーオプションはFXと比べると、ローリスク・ローリターンとなる傾向があります。
バイナリーオプションは、エントリーした時点で予想が的中したときに受け取れる金額が決まります。さらに損失額がチケットの購入価格の範囲内に限定されるのも特徴です。例えばペイアウトが1,000円のチケットを500円で1枚購入した場合、予想が的中すれば1,000円が受け取れ(利益は500円)、予想が外れると500円の損失となります。損益の見通しが立てやすく、ある程度リスクをコントロールできる仕組みになっているのがバイナリーオプションです。
一方、FXは、エントリー後に決済するタイミングによって損益が大きく変わります。相場の動きに柔軟に対応できれば、大きな利益を得ることも不可能ではありません。反対に、予想外の値動きをした場合には、損失が大きくなるリスクもあります。実際に決済するまでは損益が確定しないので、取引の経験が少ない場合、リスクをコントロールしにくくなるでしょう。とくにレバレッジを大きくかけているときは、少しの値動きで大きく損益が変わるリスクがあるため、注意が必要です。
損切り

FXと違い、バイナリーオプションは損切りをしなくても損失が拡大することはありません。
損切りとは、自身が予測した方向とは反対の値動きをした際に、保有するポジションを見切って損失を確定させることです。早い段階で損失を受け入れることで、必要以上に損失が拡大し資金が減るのを防ぐ役割があります。
基本的に、FXでは自ら決済しない限り損益は確定しません。そのため、相場の予想が外れているのに損切りせずポジションを放置していると、損失はどんどん膨らんでしまいます。

一方、バイナリーオプションでの最大損失額はチケットの購入金額です。例えば500円でチケットを購入した場合、予想が外れても損失額が500円を超えることはありません。
損切りは損することを覚悟の上で決済する行為なので、経験のあるトレーダーでも適切に行うのは難しいものです。「もう少し待てば相場の流れが変わるかも」と考え、なかなか損切りできないケースは珍しくありません。バイナリーオプションには、高いスキルが要求される損切りをしなくて済むメリットがあります。
値動きによる影響

FXと違い、バイナリーオプションは値動きが少ない場面でも利益を狙えます。
FXは、エントリー時と決済時の価格差が利益(損失)になる取引です。そのため、相場が大きく動くほど、利益(損失)は大きくなります。反対に、相場にあまり動きが見られないタイミングでは大きな利益を得るのは難しく、稼ぎにくくなります。
バイナリーオプションは、予想が当たるかどうかに対して支払いがされる取引です。予想が当たりさえすれば、1円の値動きでも10銭の値動きでも、受け取れる金額は変わりません。そのため、値動きが少ないタイミングでも利益を積み重ねられるのが特徴です。
バイナリーオプションのメリット
バイナリーオプションには様々なメリットがあり、それが忙しいサラリーマンや主婦の方などに人気がある理由になっています。
ルールがシンプル

バイナリーオプションはルールがシンプルであり、非常に分かりやすい投資です。基本となる「ラダーオプション」では、決められた時刻に通貨ペアのレートが目標レートより上か下かを予想するだけで取引ができます。
バイナリーオプションはレートの上昇や下落を予測するのに対し、FXは上昇や下落に加えて値幅まで予測する必要があります。値幅について考えずに済む分、FXよりはシンプルで分かりやすいと言えるでしょう。
さらに、バイナリーオプションでは判定時間が決められていることから、取引時間の終わりが明確なことも分かりやすさにつながっています。FXの場合はレートの値動きに左右されることから、どうしても取引時間が想定より長くなってしまうことがあります。
シンプルな取引を行いたい方や、時間を拘束されたくない方に、バイナリーオプションは非常に向いている投資といえます。
少額から始められる

バイナリーオプションは、1,000円以下の少額から取引することができます。「投資には大金が必要」というイメージも根強いですが、バイナリーオプションには当てはまりません。
例えば、GMO外貨(旧外貨ex byGMO)の「オプトレ!」では、チケットを40円から購入することができます。失敗するリスクが高い初心者でも、少額であれば安心して知識や経験を積み上げていくことが可能です。
また、毎月のお小遣いの範囲で気軽に始められるため、勝ち方を身に付けるまでじっくりと継続することもできます。加えて、予測しやすいチャートパターンが出現した際に、資金が足りず取引できないといったことも起きづらいです。
大きなリスクを取らずに取引を始められるバイナリーオプションは、投資にあまり慣れていない方でも挑戦可能な投資です。もちろん慣れてきたら徐々に投資額を増やすことで、利益を増やすことを狙ってもよいでしょう。
市場の変動が小さくても利益が狙える

バイナリーオプションでは、市場の変動が小さくても利益が狙えます。なぜなら、判断基準が目標レートでペイアウトは固定だからです。
FXのように大きな値動きは必要なく、判定時間に目標レートより上なのか下なのかを予測できればペイアウトを受け取ることができます。市場の変動が1円でも50銭でも、予測が当たった時に受け取るペイアウト額は同じです。
例えば、2時間で相場が1銭しか動かなかった場合、ドル円を1万通貨(1ドル=140円の場合140万円分)運用しても100円の利益にしかなりません。しかし、バイナリーオプションであれば、予想が当たればチケット1枚あたりのペイアウトは1,000円になります。
FXは値動きが小さいと値幅をとりにくく、利益を出しにくい傾向がありますが、バイナリーオプションはどんなに値動きが小さくても勝ったときの利益が変わらないことから、相場の状況に関係なく取引をすることが可能です。
損益をコントロールしやすい
バイナリーオプションは、損益をコントロールしやすいことも大きなメリットと言えます。チケット1枚あたりのペイアウトが1,000円に固定されており、損失もチケットの購入金額までとなっているからです。
最大の損失額がチケットの購入金額までになっており、途中売却をすれば損失をさらに抑えることもできるため、初心者の方でも安心して取引できます。例えば、チケットを1枚500円で購入して取引するのであれば、最大の損失額は購入したチケット代の500円です。
FXや株などのレートによって損失が変動する投資では、損切りをしないと損失がどんどん膨らんでいく可能性がありますが、バイナリーオプションではチケットの購入金額までという限度があります。
予測を外しても購入金額以上の損失にはならず、途中売却をすれば損失を抑えることもできるバイナリーオプションは、予測不可能な損失の発生が無くリスクをコントロールしやすい投資です。
バイナリーオプションは本当に儲かる?
バイナリーオプションは、やり方を工夫すれば儲けられる可能性がある投資です。
よく「リスクが高い」「勝てない」といわれることもありますが、全員が損失を出しているわけではありません。一般社団法人金融先物取引業協会の「個人向け店頭通貨関連バイナリーオプション取引における顧客損益状況」によると、取引口座全体に対する損失発生の割合はおおよそ7~8割となっています。つまり、2~3割程度のトレーダーはバイナリーオプションで実際に利益を得ているのです。
ただし、ギャンブル感覚で取引を繰り返している限り、利益を得るのは難しいです。この理由はバイナリーオプションの還元率にあります。
還元率とは競馬やカジノなどのギャンブルで用いられる言葉で、プレイヤーがかけた金額のうち何%が手元に返ってくるかを表したものです。
以下の表を見れば一目瞭然で、バイナリーオプションでは、投資家にある程度収益が還元されていることがわかります。
■バイナリーオプションとギャンブルの還元率比較
バイナリーオプション | 94.9%(※) |
---|---|
公営競技 (競馬・競艇・競輪・オートレース) |
74.8% |
サッカーくじ | 49.6% |
宝くじ | 45.7% |
しかし、還元率は100%以上になることではじめて元本を維持できる仕組みです。100%を切っている場合、取引回数を重ねるたびに徐々に資金が減っていくことになります。例えば100万円を元手に毎回10万円ずつ、還元率90%の取引をしたとしましょう。その場合10回の取引した場合の期待値は、90万円となり、100回取引をすると0円となります。つまり、バイナリーオプションは、何も考えずに取引を重ねていくと最終的に負けてしまう可能性が高い取引なのです。
どんなに運がよくても、勘だけに頼って勝ち続けるのは難しいでしょう。二者択一だとしても、10回連続で予測が的中する確率はわずか0.1%です。
儲けるためには、バイナリーオプションをギャンブルではなく「投資」として捉える必要があります。すなわち、戦略を立て根拠のあるトレードを繰り返すことが儲けるコツとなるのです。
ちなみにGMOクリック証券のメディアサイトである「トレードアイランド」ではバイナリーオプションを含む金融商品取引のトレーダーの実績を確認することができます。
ここで10月12日のバイナリーオプション取引をした方の収益を確認してみると、取引参加者101名に対し、1円でも収益を上げたのはなんと半分以上の52名でした。
ここからも分かるように、バイナリーオプションは決してギャンブルではなく、根拠を持って取引することで儲かるチャンスはあることがわかります。
\高還元率と高性能なプラチナチャートが魅力!/
バイナリーオプションはデモ口座で練習するのがおすすめ
バイナリーオプションはハイリスクハイリターンと言われていることから、スタートの一歩が踏み出せない人も多いのが特徴です。
そのような人はデモ口座を活用しましょう。
バイナリーオプションもFXと同様に、デモ口座を使えばノーリスクで取引を体験できます。

デモ口座を活用することで、自分の得意な取引手法を見つけたり、勝てる時間帯をまずは見つけていきましょう。
バイナリーオプションのデモ口座の選び方
ここではバイナリーオプションのデモ口座を選ぶ際に特に重要なポイントを2つ紹介します。
本番環境の取引条件が良いか
バイナリーオプションのデモ口座を選ぶ場合は、本番環境の取引条件が優れているFX業者を選択しましょう。チェックすべき取引条件は、以下のとおりです。
- 取引方法の種類(ラダー型、レンジ型など)
- 通貨ペア数
- 取引時間と判定時刻
- ツールの提供の有無、使いやすさ
取引画面のわかりやすさや視認性の高さは人によって感じ方が異なるため、本番口座で取引きする前にデモトレードを利用してチェックしておきましょう。
通貨ペア数については、通貨ペアを絞って取引するトレーダーも少なくありませんが、種類の多いほうが取引チャンスを広げやすいメリットがあります。得意な通貨ペアが固まっていない初心者の段階では、選択肢を広げる意味でも通貨ペアの多いFX会社を選びましょう。
また、バイナリーオプションでは取引時間も重要なポイントです。業者によって取引時間や判定時刻が異なるため、自分が取引できる、または取引したい時間帯とマッチする業者を選ぶ必要があります。
- 取引を判定する時刻。通貨ペアや株価指数などの銘柄が、予想通りの上昇または下降を見せたかどうかをチェックする時間。
レンジオプションが取引できるか
「レンジオプション」で取引できるかどうかも、口座選びのポイントです。なぜかというと、レンジ取引に適した時間帯や勝ちやすい相場などが存在するからです。
バイナリーオプションでは、通常「ラダーオプション」と「レンジオプション」の2種類の取引方法が存在します。ラダーオプションは、決められた時間(判定時刻)になったタイミングで、目標レートより上か下かを予想する取引方法です。
2択の取引であるため、初心者でもわかりやすいシンプルな取引といえるでしょう。
一方、レンジオプションは判定時刻のタイミングで、目標レンジの中か外のいずれにあるのかを予想する取引です。通常、ある程度FX経験やテクニカル分析の知識のある人がレンジオプションを好んで利用します。

レンジオプションを提供している業者は限られているため、ラダーオプションとレンジオプションの両方で取引したい場合は、業者選びにご注意ください。
\レンジ型オプションで取引するなら/
バイナリーオプション初心者がデモ口座を始めるならGMO外貨「オプトレ!」がおすすめ

GMO外貨が提供するバイナリーオプション「オプトレ!」の特徴は、レンジ型オプションでの取引が可能という点です。多くの国内FX会社がラダー型のみの提供である一方、レンジ型が利用できるのはGMO外貨の大きなメリットといえるでしょう。
また、通貨ペアも8種類用意されているため、幅広い選択肢から市況や自分にマッチした通貨を選んで取引できます。
デメリットは、バイナリーオプションの取引画面からではテクニカル分析ができない点です。テクニカル分析をしたい場合は、ツールを別途用意する必要があります。
また、ニュースや経済指標を取引画面上でチェックできないのも、マイナスポイントです。ただし、ニュースは速報のみ取引画面上部に表示されるため、そこからニュース画面に飛ぶことで内容を確認できます。
\レンジ型オプションで取引するなら/
バイナリーオプションはスマホからでも取引できる
バイナリーオプションはスマホだけでも取引は可能で、ほとんどの業者はスマホから入出金や売買ができるようになっています。
ただし、スマホ専用のアプリをリリースしている業者は基本的になく、Webブラウザで取引をすることになるので注意しましょう。
スマホでバイナリーオプションに取り組むメリット
自分の都合に合わせて取引できることや、利益を得るチャンスを逃さずに済むのが、スマホでバイナリーオプションに取り組むメリットです。
スキマ時間でトレードに取り組める
仕事や家事の合間など、スキマ時間でトレードに取り組めるのが、スマホからバイナリーオプションに取り組むメリットです。
投資に対して、チャートを注視し続けなければならないといったイメージを持っている人は少なくないでしょう。事実、株式投資やFXなどの短期トレードをする場合には、ある程度チャートを確認しながら取引を進める必要があります。保有するポジションを放置すると、予想外に損失が拡大してしまう可能性があるからです。
しかしバイナリーオプションの場合、基本的にはいったんエントリーすれば判定時刻までは何もする必要がありません。損失額はチケット購入金額が上限となるため、ある程度想定できます。エントリーのタイミングさえ注意すれば、片手間で取り組んだとしても損益に大きな影響はないため、スマホ取引との相性が良い取引と言えるでしょう。
スマホであれば時間や場所を選ばずに取引できるので、普段忙しい人でもバイナリーオプションに参加しやすくなるでしょう。
取引のタイミングを逃さずに済む
取引のタイミングを逃さずに済むことも、スマホからバイナリーオプションに取り組むメリットの一つとしてあげられます。
スマホからの取引であれば、重要指標の発表時や、突発的なイベントが発生した場合など、急な相場変動があった場合でもすぐに対応できます。アラート機能を活用すれば、より迅速に対応できるでしょう。
とくにバイナリーオプションは1日の取引回数が限られているため、利益を狙えるタイミングで取引しておくことは大切です。
\楽天ポイントでバイナリーオプションができる!/
スマホでバイナリーオプションを始めるならGMO外貨の「オプトレ!」がおすすめ
スマホでバイナリーオプションを始めたい方におすすめの口座は、レンジ取引とラダー取引の両方に対応しているGMO外貨です。

■GMO外貨「オプトレ」の基本情報
運営会社 | GMO外貨 |
---|---|
還元率 (2023年 7月時点) |
ラダー取引:93.05% レンジ取引:87.62% |
取引方法 | ラダー取引・レンジ取引 |
取引手数料 | 無料 |
取引時間 (1回号あたり) |
2時間 |
回号数 | 11回号 |
ペイアウト金額 | 1口あたり1,000円(固定) |
取引銘柄 | 8種類(米ドル/円・ユーロ/円・ユーロ/米ドル・豪ドル/円・ポンド/円・NZドル/円・ポンド/ドル・豪ドル/米ドル) |
デモトレード対応 | ○ |
スマホ対応 | ○ (テクニカル指標の表示は不可) |
GMO外貨は、レンジ取引の還元率の高さが魅力のバイナリーオプション業者です。レンジ取引の還元率は2023年7月時点で87.62%と高水準になっています。レンジ取引とラダー取引の両方に対応しているため、幅広いユーザーに好まれる傾向があります。
GMO外貨のスマホ取引画面は直感的に操作できるのが特徴で、1つの画面でチャート確認と注文を完結できます。ニュースや経済指標も確認できるので情報収集をしながらタイムリーに取引できるのも魅力です。
\レンジ取引の還元率が高い!/
バイナリーオプションではチャートツールも活用するのがおすすめ
バイナリーオプションではFX会社が提供している分析ツールを補助的に使おう
バイナリーオプションで取引する場合は、FX業者が提供しているFXの分析ツールを利用しましょう。多くのツールが無料で提供されていることに加え、FX用の分析ツールも取引に利用できるからです。
バイナリーオプションのツールには、大きく以下の4種類が存在します。
ツールの種類 | 説明 |
---|---|
チャートツール | テクニカル分析ツール |
チャート予想 ツール |
自動的に今後の値動きを予想し、チャート上に表示するツール |
自動売買ツール | プログラムを利用して自動的に取引を行うツール |
シグナルツール (サインツール) |
チャート上などに売買のタイミングを示すツール |
「チャートツール」と「チャート予想ツール」は、多くのFX業者が無料で提供しているツールです。例えば、チャートツールを用いてテクニカル分析をすることは、相場が見せた動きに対して的確な取引判断を下すのに役立ちます。
また、許認可を受けた国内のFX業者が提供しているツールは日本の法令に沿ったものであるため、安心して利用可能です。つまり、FX業者が提供しているツールであれば、詐欺に巻き込まれる可能性を限りなくゼロに抑えられます。
バイナリーオプションのチャートツールは外為どっとコムの「ぴたんこテクニカル」がおすすめ
バイナリーオプションのツールをを選ぶ上でのポイントは、初心者でも使いやすいか、スマホで使えるか、チャートが見やすいかなどです。
バイナリーオプションのチャートツールのおすすめは、外為どっとコムが提供している「ぴたんこテクニカル」です。外為どっとコムでは、「外貨ネクストバイナリー」というサービスを提供しています。

上の画像は、ぴたんこテクニカルの「お天気シグナル」というチャートツールの画面です。
左側は通貨ペア別に、売り買いを判断しやすいよう「総合判断」が天気予報のような形で表示されています。また、テクニカル指標別の売買シグナルを一目で判断できるように、「買」や「売」、または上下の矢印マークが一覧表示されている点が特徴です。シグナルごとの意味は以下を参考にしてください。
買 | 直近の足で「買いシグナル」が点灯 |
売 | 直近の足で「売りシグナル」が点灯 |
↓ | 直近の足が、「売りシグナル」が点灯してから20本以内 |
↑ | 直近の足が、「買いシグナル」が点灯してから20本以内 |
この売買サインだけでも、バイナリーオプション初心者にとって大きな助けとなるでしょう。
例えば移動平均線の場合、ゴールデンクロスが出たら買いシグナル、デットクロスが出れば売りシグナルが点灯します。初心者でも売り買いどちらのタイミングなのかが一目でわかり、取引判断しやすい点が魅力です。
テクニカル指標の欄をクリックすると、右側のチャート画面が切り替わり、過去のどのタイミングでサインが出たのかチャート上で表示できる機能も便利です。現在サインが出ているものも表示されるため、新しいサインを見逃す心配もありません。
加えて、チャートの下段に表示されている「トレード別損益グラフ」も有益です。発生したシグナルに従って取引した場合の損益結果が表示されているため、どのテクニカル指標が有効かを視覚的に判断できます。
お天気シグナルを利用すれば、バイナリーオプション初心者でも相場の方向性を簡単に予想することが可能です。

上の画像は、ぴたんこテクニカルの「みらい予測チャート」というチャート予想ツールの画面です。みらい予測チャートでは、過去のチャートの形状から可能性として考えられる今後の値動きを、AIが3パターン表示してくれます。
また、右側に表示されている「ランキング」では、通貨ペア別の売買傾向がランキング形式で示されています。そのため、各通貨ペアの総合的な売買傾向がひと目で確認可能です。
ただし、みらい予測チャートの一致率は、あくまでも過去のチャートとの一致率です。未来を完全に予測するものではありません。加えて、最新ニュースなどのファンダメンタルズ的な要素も考慮されていません。
そのため、「一致率が98%だから必ず勝てる」といった勘違いはしないように注意しましょう。
バイナリーオプションの勝率を高めるおすすめインジケーター
バイナリーオプションではインジケーターを活用して、勝率を高めることも重要です。
インジケーターとは過去の為替のデータを計算し、新たに数値として割り出すことで取引の判断軸を示してくれるものです。
もちろん必勝のインジケーターというものはありませんが、バイナリーオプションで勝てるようになりたいのならば、信頼性の高いインジケーターは必須です。ただし、テクニカル指標は色々あり、用途や目的も様々でどれを利用していいかわからないという方も多いでしょう。
バイナリーオプション初心者の方は、まずは自分がどのようなトレードをしていきたいかを決めると、どのインジケーターを使うべきかが見えてきます。
バイナリーオプションのトレードには順張り型と逆張り型というものがあります。順張りはトレンドと同じ方向にポジションを保有して利益を狙うというものです。一方で、逆張りとは現在のトレンドが転換することを見込んで、トレンドとは逆の方向にポジションを取って利益を狙うものになります。

初心者であれば、まずは順張りに有効なインジケーターを使いましょう。それはトレンドに沿ってトレードを行った方が、楽に利益を出しやすいという傾向があるからです。実際に、投資の格言として「トレンドは友達」という言葉があるほどです。
順張りの人が使うべきおすすめの2つのインジケーター
順張りでは相場のトレンドに合わせてトレードを行うため、トレンドの方向を判断することが必要不可欠です。ここでは、順張りのトレーダーが使うべき、トレンドの方向を判断可能なおすすめのインジケーターを2つ紹介します。
移動平均線
移動平均線はテクニカル分析の中でも、基本中の基本となるインジケーターです。移動平均線とは、一定期間の価格の平均値を求め、その平均値をグラフ化したものになります。
期間は通常、5、25、75、200などが使われますが、バイナリーオプションは短期的なトレードになるため、5期間移動平均線と25期間移動平均線の2本を使うといいでしょう。
投資家によってどの日数を利用するかは好みがありますが、より動きが敏感な指数平滑移動平均線(EMA)を利用するトレーダーも多くいるため、どの移動平均線の種類がいいか利用しながら模索していくことがベストです。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは標準偏差というものを利用して、どのくらいの確率でその範囲内に値動きが収まるのかをラインで表したものです。
上の画像を見るとわかる通り、中心のオレンジのラインから両サイドに2本ずつラインが引かれています。
これがボリンジャーバンドで、上下2本は1σ、2σと呼ばれています。
この上下の2本の間に値動きが収まる確率は、以下の通りです。
- ±1σに収まる確率:68.2%
- ±2σに収まる確率:95.4%
つまり、±2σの線を超えてしまう確率はたったの4.6%ということです。かなり高い確率で2σに収まることがわかるでしょう。
ボリンジャーバンドはよく逆張りで利用されることがありますが、このテクニカル指標が考案された背景には、順張りでトレンドをフォローするツールとして利用するためということがありました。そのため、順張りでまずは利用することをおすすめします。
順張りではローソク足が±2σに沿うよう推移する、いわゆる「バンドウォーク」の動きを狙うのが基本になります。バンドウォークはトレンドの継続を示唆するため、バンドウォークが続く限りは利益の拡大に期待が持てます。
逆張りで利用する場合に注意したいことは、「必ずしも統計学によって計算された確率ですぐに戻ってくるわけではない」ということです。
つまり、「2σを突破したから一旦レートは戻るだろう」と判断して逆張りを仕掛けても、トレンドが発生するとなかなか戻らない場合があるのです。
そのため、大きな含み損を抱えてしまう投資家も多く、まずは順張りでのボリンジャーバンドの利用方法をマスターしてから、逆張りにも挑戦してみるとといいでしょう。
逆張りの人が使うべきおすすめの2つのインジケーター
逆張りは相場のトレンドに逆らってトレードを行うため、トレンドが反転するタイミングの見極めが非常に重要になります。ここでは、逆張りの人が使うべき、トレンドが反転するタイミングをつかめるおすすめのインジケーターを2つ紹介します。
最初に伝えておきたいことは、逆張りは損切りが難しい方法ということです。トレンドに沿った順張りのトレードが初心者におすすめな取引手法ですが、それでも逆張りでトレードを行いたい方は、損切りが難しいという点に十分注意してトレードを行うようにして下さい。
RSI
最初に紹介するのは、RSIというテクニカル指標です。
RSIは「オシレーター系」と呼ばれるテクニカル指標の中で、一番メジャーなものの一つです。
RSI(Relative Strength Index)は日本語では「相対力指数」と呼ばれ、過去の一定期間における価格変動から値動きの勢いを測定するインジケーターです。
上の画像はローソク足とRSIを表示したチャートであり、RSIは30以下で「売られ過ぎ」、70以上で「買われ過ぎ」というように相場の過熱感を数値化して表します。
RSIの数値は20以下なら売られ過ぎ、80以上なら買われ過ぎ等、人によって利用する水準が異なりますが、逆張りであれば20-80の水準を利用することでよりトレードが成功する確率は上がるようになります。しかし、当然ながらその水準まで到達する可能性は減少するため、エントリーチャンスも減少するということを頭に入れておきましょう。
ストキャスティクス
次はスローストキャスティクスです。
スローストキャスティクスとは、価格の振幅や値幅などから相場の過熱感を測る「ストキャスティクス」というインジケーターの一種です。
ストキャスティクスは大きく分けて、値動きに対する感応度が高い「ファストストキャスティクス」と、スムージング化された「スローストキャスティクス」の2パターンがあります。基本的には、動きがスムーズでダマシが少ないスローストキャスティクスが使われることが多いです。
こちらも先ほどのRSIと同様に、売られ過ぎと買われ過ぎの可能性を判断するために用います。
RSIと異なる点はラインが2本表示されており、過熱感を見ると同時に2本のラインが交差するかどうかで売りや買いを見極められることです。
上の画像は、一例として売るタイミングに赤丸をつけています。
赤丸を付けた箇所は、動きの速い「%D」という青のラインが、動きがなめらかな「S%D」という赤のラインを下抜けたタイミングであり、「デッドクロス」と呼ばれる売りのサインです。
当然ストキャスティクスだけで全てのトレードで利益を出すことはできませんが、エントリーチャンスを判断する一つの指標として取り入れるといいでしょう。
海外のバイナリーオプション業者には注意!

海外のバイナリーオプション業者の中には詐欺を行う業者もおり、日本のユーザーとの間でもトラブルが続出しているため、十分注意してください。
例えば、独立行政法人国民生活センターは「海外に所在するとしている業者が、金融商品取引法に基づく登録を受けずに国内の消費者に対して勧誘を行い、トラブルになっているケース」について注意を呼びかけています。さらに、日本の金融庁も日本で登録を受けていない業者との取引には注意喚起を行っています。
もし海外のバイナリーオプション業者を利用して勝てたとしても、その業者が詐欺業者であれば出金できないかもしれません。また、海外の業者は売買開始から判定までの時間が30秒という業者もあり、ギャンブル性が高い傾向があります。しかし、国内では「判定時刻の間隔は2時間以上」、「1営業日に設定できる判定時刻の最大数は12回」といったルールが定められているため、ギャンブル性が低いです。
加えて、これは海外に限った話しではありませんが、「必ず稼げる」「勝率90%」、「3ヵ月で資金が10倍に」などといった個人が提供しているツールも詐欺の可能性に注意してください。
特に初心者の方は金融庁からの認可を受けている国内FX会社が提供する安全性の高い環境で、バイナリーオプションを始めることをおすすめします。
主な公的機関による無許可のバイナリーオプション業者への注意喚起
- 金融庁「バイナリーオプション取引にあたってご注意ください!」
- 国民生活センター「バイナリーオプション取引にあたってご注意ください!」
- 国民生活センター「もうかると言われたのにもうからないバイナリーオプション取引 」
- 国民生活センター「無登録業者とのバイナリーオプション取引は行わないで! 」
- 東京都消費生活総合センター「バイナリーオプションは非常に投機性の高い取引です。慎重に検討しましょう! 」
- 新潟県庁「【相談事例】 バイナリーオプション取引のトラブル」
- 財務局「海外無登録業者にご注意ください」
- 農林水産省「インターネット上で、バイナリーオプションの勧誘を行っている業者にご注意ください。」
FAQ
- もうけるならバイナリーオプションはおすすめなのか?
- バイナリーオプションはハイリスクハイリターンの商品でもあるため、リターンの大きさから魅力的に映る人もいるでしょう。
しかしバイナリーオプションはリスク管理が通常のFXと比較しても難しい商品です。
そのためまずはFXで外国為替市場の動きや癖、またテクニカル分析を学んでから行うことがベターと言えます。
FXでリスク管理ができないと、いきなりバイナリーオプションに挑戦してもリターンを出すことが難しいでしょう。
- バイナリーオプションは初心者に向いているのか?
- バイナリーオプションは初心者向きではなく中上級者向きと言えます。
リスク管理の難しさ、オプションによる判定時間が定められており、1銭レートが異なるだけで大きく損益が変化すること等、自身でコントロールできないリスクというのがあります。
また2時間や3時間という短期的なトレードになることが多いため、短期的なトレードでは為替レートのブレも生じやすいことから、この点も初心者向きではない点と言えるでしょう。
- バイナリーオプションで勝つのに必要なことは?
- バイナリーオプションで勝つためには、まずテクニカル分析を身に付けましょう。なぜなら、テクニカル分析を身に付ければ勝率アップが期待できるからです。
運や勘では長い目で見て着実に稼いでいくことは難しいため、テクニカル分析を使って根拠を持った取引をするようにしてください。
また、各FX会社の公式サイトで開示されている「還元率」に注目するのもおすすめです。還元率とは、「支払総額に対する受取総額の割合」のことであり、ユーザーの支払額に対してどれくらいの割合で払い戻されているかを示します。
そのため、還元率が高いほどユーザーが利益を出しやすい環境であると言えるのです。
- バイナリーオプションはスマホでも始められる?
- FX会社のバイナリーオプションはスマホに対応しているため、ネット環境さえあれば仕事の合間でも旅行中でも場所を選ばず取引することができます。また、バイナリーオプションの取引時間は限定されており、判定時刻まで待たずに途中売却することも可能です。
したがって、FXに比べて拘束時間が比較的少なく、スマホを使ってスキマ時間に取引しやすいと言えるでしょう。
- バイナリーオプションでデモトレードを行うことは可能?
- FXと同じく、バイナリーオプションでもデモトレードを行うことは可能です。バイナリーオプションをこれから始める方は少額での取引、または無料で本番さながらの取引体験ができるデモトレードをおすすめします。
気になるFX会社の取引環境を確かめ、自分に合ったFX会社を探してみるとよいでしょう。ただし、土日は世界の為替市場が閉まっている関係で、取引ができないことには注意してください。
本記事で参考にしたサイト一覧
詳細はこちら
学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後coincheckで仮想通貨取引所のトレーダーを経験し、NYのブロックチェーン関連のVCを経て、金融コンサルティングを中心としたCWC株式会社を設立。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有。
この著者のプロフィールへ >>