
COZUCHIは、少額からの投資が可能で、不動産投資初心者から人気の不動産投資クラウドファンディングサービスです。
気になっている方の中には「COZUCHIで不動産投資をはじめて利益を得られるのか不安」このように考えている方も多いでしょう。
COZUCHI利用者の口コミを見ると、元本割れが起こる可能性がある、と低く評価している方もいますが、他の不動産投資クラウドファンディングサービスにも共通している内容です。
反対に、想定利回りよりも高い利回りで運用できた、と口コミしている方もいるため、投資先をうまく選定すれば利益をあげられる可能性は十分にあります。
この記事では、 COZUCHIの利用者の口コミを紹介して、利用者がどのように評価しているのかをまとめました。
実際に利用している方の評判や口コミは本心の内容が多く、公式サイトの情報では理解できない部分まで把握でき、利用を検討する際の重要な判断材料になります。
COZUCHIで利益を得たい方は、本記事で紹介する利用者の口コミや評価を参考にして、自身でも稼げるサービスなのかを判断してみてください。
COZUCHI(コヅチ)とは?

まずは、COZUCHIの仕組みや運営元について解説します。
仕組み
COZUCHIは、不動産投資クラウドファンディングサービスです。
不動産投資クラウドファンディングとは、 複数の投資家から資金を調達し、不動産を運用して得た利益を投資家に分配する仕組みです。
COZUCHIでは、ミドルリスク・ミドルリターンを目指す短期運用型とローリスク・ローリターンを目指す中長期運用型の2つが提供されています。
1万円から投資が可能で、賃料や売却益が投資家に還元されるため、不動産投資初心者の方にもおすすめです。
会社概要
運営会社 | LAETOLI株式会社 |
---|---|
設立 | 1999年5月20日 |
資本金 | 1億円 |
総ファンド数 | 98件 |
累計調達額 | 約706億円 |
COZUCHIは、 LAETOLI株式会社が運営しており、総ファンド数は98件を超えています。
累計調達額も約706億円を超えており、不動産投資クラウドファンディングの中でも注目度が高いサービスといえます。
また、一度も元本毀損したことがない点も特徴です。
今後も元本毀損しないとは断言できませんが、これまで一度も起こっていないとわかると、安心して投資できると感じる方も多いでしょう。
COZUCHI(コヅチ)の評判・口コミを調査

COZUCHIの利用を検討している方は、実際に利用した方の評判や口コミを確認しましょう。
良い内容と悪い内容を紹介するため、両方確認して利用するのかを決めてみてください。
よい評判・口コミ
共感できるプロジェクトへ投資ができて満足
このサービスに出会ったおかげで、投資を単なるお金を増やすための手段と捉えるのではなく、
自身が共感できるプロジェクトへ投資するための手段としても捉えられるようになり、視野が広がりました。
最近投資したのが、ANAクラウンプラザホテル京都のバリューアップのプロジェクトです。
京都ステイで利用したことのあるホテルがますます使いやすく、快適な空間になることを願って投資しました。
バリューアップが完了したら、投資した建物がどんな風に変わっているかを確かめに、現地を訪れてみたいです。引用元:みん評
ファンドを選び直す手間がないのが魅力
今までは短期の投資を繰り返していたのですが、新しいファンドを選び直して投資するのが面倒に感じたので、COZUCHIの中長期運用型のサポートを受けています。
厳しい審査を受けて選び抜かれたファンドの中から、投資する相手を選択して配当が得られるのを待つだけで良いという手軽さと、サポートの実績の豊富さが気に入って投資を開始しました。
中途売却の機会があることも丁寧に伝えてもらえて、売却先もスタッフが探してくれるので、面倒な手続きが必要ないのも良かった点です。
都心の物件を使った中長期型運用は今のところ成功しており、今後もサポートをお願いするつもりです。引用元:みん評
少額でも不動産投資ができて嬉しい
資産運用の幅を広げるために、こちらのサービスを利用して不動産投資をしています。
不動産投資には以前から興味があったものの、まとまった資産が必要というイメージがあって、なかなか実現できずにいました。
コヅチは、1口1万円という小額から投資ができ、少ない資金でも不動産投資ができて嬉しいです。
物件に関する詳しい説明や物件の様子が分かる写真が豊富に掲載されていて、物件に対する明確なイメージを掴んだ上で投資がしやすいと感じています。
京都に新しくオープン予定のホテルに投資したので、今後のホテルの発展に注目していきたいです。引用元:みん評
高金利で運用できた、運用益の上振れが多い、少額から投資できる、このような内容が見られました。
COZUCHIのファンドは、 投資前に想定利回りを確認できますが、多くの不動産が想定利回り以上の利回りで運用できています。
また、少額から投資できる点も特徴です。
1万円から投資が可能であり、不動産投資の経験がない方も手を出しやすい投資といえます。
悪い評判・口コミ
COZUCHIに関する悪い口コミや評判は、次のとおりです。
応募までの手順が複雑、システム障害が起こる、元本保証がない、などの口コミが寄せられています。
COZUCHIには、先着順で投資できるのかが決まるファンドもありますが、応募までの手順が複雑で申し込みが遅れて投資できなかった方がいるようです。
システム障害が多く起こり、その度に復旧作業が実施されている点も低評価です。
ただし、元本保証がない点は他の不動産投資クラウドファンディングも同様であり、COZUCHIのみのデメリットではありません。
評判・口コミからわかるCOZUCHI(コヅチ)のメリット

COZUCHIのメリットは、次の6つです。
- 利回りの上限がない
- 少額からはじめられる
- 分散投資できる
- 運用期間中に換金できる
- 取り扱い案件が幅広い
- 運用の手間がかからない
一つずつ解説します。
利回りの上限がない
COZUCHIは、利回りの上限がありません。
他の不動産投資クラウドファンディングの中には、利回りに上限が設定されているサービスも多くあります。
投資した不動産でどれだけ利益をあげても、利回りに上限が設定されている場合は受け取れる利益に上限があります。
しかし、COZUCHIの場合は 利回りに上限がなく、上限が設定されている他の不動産投資クラウドファンディングよりも大きな利益を受け取れる可能性が高いです。
投資した不動産の運用がうまくいった場合に、できるだけ多くの利益を受け取りたい方は、利回りの上限が設定されていないCOZUCHIを利用してみてください。
少額からはじめられる
1万円の少額から不動産投資をはじめられる点も大きなメリットです。
不動産投資を現物不動産投資でおこなう場合、安くても数百万円、高い場合は数千万円から数億円の初期費用が必要です。
よほど資金に余裕がある方でないと、現物不動産投資ははじめられません。
その反面、COZUCHIは 1万円から不動産投資をはじめられるため、資金力がない方でも手軽に不動産投資に挑戦できます。
不動産投資ファンディングは複数の投資家から資金を調達して不動産を共同で運用する仕組みであり、利益をすべて受け取れるわけではありません。
しかし、不動産投資初心者がはじめるサービスとしては非常に手軽なためおすすめです。
分散投資できる
COZUCHIでは、さまざまなプロジェクトが掲載されており、 複数の不動産への分散投資も可能です。
複数の不動産に分散投資すれば、一つの不動産の運用がうまくいかず多くの利益を受けられなかった場合でも、他の不動産で利益を受けられます。
一例として、COZUCHIのファンドをいくつか紹介します。
想定利回り | 運用期間 | 募集金額 | |
---|---|---|---|
渋谷区初台一棟
マンション |
5.00% | 1年2か月 | 5億6,032万円 |
南青山開発
プロジェクト |
4.00% | 10か月3日 | 4億5,998万円 |
高円寺
プロジェクト |
6.00% | 8か月 | 4億8,984万円 |
中央区銀座商業
ビル |
9.00% | 1年 | 59億411万円 |
リニアの玄関駅
品川区高輪 大規模再開発エリア |
10.00% | 4年9か月11日 | 7,463万円 |
上記のとおり、さまざまな地域の不動産に投資できるため、分散投資を考えている方も利用しやすいでしょう。
運用期間中に換金できる
COZUCHIは、運用途中でも解約して換金を受けられます。
他の不動産投資クラウドファンディングの多くは途中解約できず、運用期間が終了するまで待つ必要があります。
不動産投資クラウドファンディングに投資したものの、個人的な事情でまとまった資金が必要になった場合でも解約は認められません。
しかし、COZUCHIは途中解約に対応しており、申請すればいつでも換金できます。
出資した元本の3.3~5.5%を換金手続きの事務手数料として支払う必要はありますが、万が一の際に途中解約できる点は大きなメリットです。
取り扱い案件が幅広い
COZUCHIのファンドの内容を確認するとわかりますが、幅広い物件が取り扱われています。
選択肢が広く、投資したいと思える不動産に出会える可能性が高い点は大きなメリットです。
一例として、ファンドの不動産がある地域を紹介します。
- 京都府
- 栃木県
- 神奈川県
- 茨城県
- 東京都
割合的には東京の不動産が多い印象ですが、京都や栃木などの不動産もあります。
そのため、 取り扱い不動産が多い不動産投資クラウドファンディングを探している方におすすめできます。
運用の手間がかからない
不動産投資クラウドファンディングで不動産投資する際は、運用の手間がかかりません。
現物不動産投資の場合、自身で不動産の管理や入居者の募集、入居者のクレームに対応する必要があります。
本業とは別の収入を得たいと考えて副業で不動産投資をはじめる方にとっては、大きな手間になるでしょう。
管理会社に任せられるものの、手数料が発生するため、利益を最大限受け取るために自身で管理したいと考える方も多数存在します。
しかし、COZUCHIで投資すれば、 不動産投資に関連する手続きや管理などをすべて事業者に任せられます。
投資後は配当の還元を待つのみのため、副業として不動産投資をはじめたい方や手間をかけずに運用したい方も安心です。
評判・口コミからわかるCOZUCHI(コヅチ)のデメリット

COZUCHIのデメリットは、次の3つです。
- 応募できない場合がある
- 元本、分配金の保証はない
- 運営会社が上場していない
順番に解説します。
応募できない場合がある
COZUCHIでは、さまざまなファンドへの投資の募集がおこなわれていますが、必ず投資できるわけではありません。
COZUCHIのファンドに投資するためには、満額になる前に応募するか抽選に当選する必要があります。
ファンドの応募金額の上限に到達すると応募が締め切られ、締め切り後は投資できなくなります。
人気のファンドが多く、募集が始まるとすぐに募集金額の上限に到達するため、先着形式の募集の場合はできるだけ早く応募するようにしましょう。
また、抽選形式のファンドに応募する場合も、当選しないと投資できません。
魅力的なファンドは多いものの、必ず投資できるわけではないと把握しておきましょう。
元本・分配金の保証はない
COZUCHIは、元本や分配金の保証がなく、元本割れが起こって損失を被る可能性があります。
他の不動産投資クラウドファンディングにも元本や分配金の保証はないため、COZUCHIのみのデメリットではありません。
出資法のなかで元本や分配金の保証は禁止されており、どの不動産投資クラウドファンディングを利用しても元本割れの可能性はあります。
しかし、COZUCHIは 優先劣後構造を採用しており、投資家の元本割れが起こりづらい仕組みです。
できるだけリスクを抑えて投資したい方のなかには、安心して投資できる方もいるでしょう。
運営会社が上場していない
COZUCHIの不動産を仕入れているTRIAD株式会社は、上場していません。
上場していない企業の財務状況は確認できないため、投資予定の方の中には不安に感じる方も多いでしょう。
しかし、 累計調達額は約706億円であり、多くの方に利用されている不動産投資クラウドファンディングといえます。
利用者が多いサービスだとわかれば、安心して利用できる方もいるのではないでしょうか。
COZUCHI(コヅチ)を利用する際の注意点

COZUCHIを利用する際の注意点は、次のとおりです。
- 手数料が必要になる場合がある
- レバレッジを活用できない
- 確定申告が必要になるケースがある
一つずつ解説します。
手数料が必要になる場合がある
COZUCHIの利用で、手数料が必要になる場合があります。投資金額以外に費用が発生する点には注意が必要です。
手数料が発生するケースは、次のとおりです。
- 出金手数料:月2回目以降一律330円(税込)
- 出資金の振込手数料
- 換金申請:出資元本の3.3%
不動産への 投資以外に上記の費用が発生する可能性があると把握しておきましょう。
レバレッジを活用できない
COZUCHIではレバレッジを活用できません。
レバレッジを利用すると、手元の資金以上の金額を投資して大きなリターンを得られるため、大きく稼ぎたい方に向いた投資方法です。
しかし、COZUCHIではローンを活用してハイリターンを狙う投資ではなく、 基本的には手元の資金で投資をするサービスです。
レバレッジを効かせた投資をおこない、大きく稼ぎたい方は他の投資を検討してみてください。
確定申告が必要になるケースがある
COZUCHIを含めた不動産投資クラウドファンディングで利益を得ると、場合によっては確定申告が必要になるケースがあります。
確定申告をおこなうためには、書類を作成する必要があり、手間が発生します。
面倒に感じて確定申告しないと、無申告加算税や延滞税を請求される可能性があるため、必ず申告しましょう。
不動産投資クラウドファンディングの利用で確定申告が必要になるケースは、 雑所得が20万円(税込)を超える場合です。
不動産投資クラウドファンディングで得た分配金は雑所得に該当するため、20万円(税込)以上の分配金を受け取った場合は確定申告が必要です。
また、不動産投資クラウドファンディング以外の雑所得に該当する収入がある場合は、合計金額で確定申告が必要なのかを判断する必要があります。
COZUCHI(コヅチ)を利用する際の流れ

COZUCHIを利用する際の流れは、次のとおりです。
- 1.会員登録
- 2.投資家登録
- 3.投資開始
非常に手軽に利用できるため、手順を参考にしつつはじめてみましょう。
1:会員登録
まずは、COZUCHIの会員登録をおこないましょう。
電話番号とメールアドレスを入力するのみで完了するため、気軽に登録してみてください。
COZUCHIの利用を検討している段階の方も、登録しておけばファンドの公開情報をメールで受け取れるため登録をおすすめします。
2:投資家登録
会員登録が完了したら、投資家登録をおこないましょう。
オンライン上で本人確認をおこなうため、手間はかかりません。登録自体も 15分ほどで完了します。
3:投資開始
投資家登録が完了したら、投資を開始しましょう。
自身のアカウントにログインして投資するファンドを選んでみてください。
COZUCHI(コヅチ)に関するよくある質問

ここでは、COZUCHIに関するよくある質問に回答します。
COZUCHIは怪しい?
COZUCHIは怪しいといわれる場合もありますが、 累計調達額が約706億円もあり、多くの方に利用されているサービスのため、怪しいサービスではありません。
また、利用した方の口コミの中には、実際に投資をおこない分配金を受け取った方もいます。
詐欺に巻き込まれる可能性は非常に低いと判断できるでしょう。
これまで一度も元本毀損したことがない点も、安心できるポイントです。
特別優先権とは?
特別優先権とは、 希望するファンドに優先的に出資申し込みができる権利です。
これまでは、特定のファンドの出資が確定し、出資金の振り込みが確認できた投資家に付与されています。
優先的に出資申し込みができる権利であり、必ず出資できる権利ではない点に注意してください。
アプリから利用できる?
COZUCHIは、アプリからの利用も可能です。
登録から投資までアプリで利用できるため、手軽に不動産投資をはじめたい方に最適です。
AndroidとiPhoneに対応しているため、自身のスマートフォンにあわせてアプリをダウンロードしてみてください。
しかし、アプリ版のCOZUCHIの利用が一時停止される場合もあるため、利用できない場合は公式サイトで停止の情報を確認してみましょう。
まとめ

COZUCHIを利用した方の中には、想定利回りよりも高い利回りで運用でき、多くの分配金を受け取っている方がいます。
一方で、応募までの操作が複雑、元本割れが起こる可能性がある、など低く評価している方もいます。
とくに、元本割れについては多くの方が不安に思う部分ですが、 元本保証されている不動産投資クラウドファンディングはありません。
また、COZUCHIは優先劣後構造を採用しており、劣後出資の部分が全額毀損するまで優先出資は元本毀損しません。
上記を踏まえると、元本割れのリスクを最大限抑えつつ利回りが高い不動産に投資できるサービスのため、失敗しないのか不安に思っている方にもおすすめできます。
<参考>
COZUCHI