「FXを始めたいけど、どの会社を選べばいいのか分からない…」
そんなあなたのために、NET MONEY編集部はFX初心者におすすめの口座を徹底的に比較しました。
これからFXを始める初心者の方はもちろん、口座を変えてみたいと考えている方にも役立つ情報満載なので、ぜひ参考にしてみてください
本サイトにはプロモーション広告を含みます。なお、掲載されている広告の概要や評価等は事実に反して優遇されることはありません。
FXおすすめ口座比較ランキング
FX初心者向けのおすすめ口座は以下のポイントを比較して選ぶことが重要です。
初心者はスプレッド(手数料)の安さや取引ツールの使いやすさを重視して選びましょう。
以下の比較表ではスプレッドが0.2銭と安く、取引ツールの操作性が高い、デモ口座があるFX業者を中心に比較しています。
FXおすすめ口座ランキング1位はGMOクリック証券です。GMOクリック証券は、スプレッドも原則固定で業界最狭水準な上に、取引ツール・スマホアプリの機能性や操作性(わかりやすさ)にも定評があるので初心者向けのFX口座です。また、国内FXの取引高でトップクラスを誇ります。
また、目的別でFX口座を選びたい人は、以下のフローチャート画像を参考にしてください。当社ランキングで上位の人気FX口座を目的別に選べるようになっています。
株式投資など幅広い投資に興味がある人やPCツールの性能も重視する人は、GMOクリック証券かDMM FXを選ぶと良いでしょう。両社とも、株・CFDなど多様な投資商品を取り扱っている人気口座です。また、GMOクリック証券とDMM FXはともに、PCツールの性能が高いという特徴もあります。
一方で、スマホだけでFX取引をする予定の人やFXを勉強する時間を確保できないぐらい忙しい人は、みんなのFXかLINE FXを選びましょう。両社とも、スマホアプリの性能がとても高いという特徴があります。また、みんなのFXは「みんなのシストレ」という自動売買サービスを提供しているので、日々忙しい会社員の人にも向いています。一方で、LINE FXは「売買シグナル」という通知機能があります。この機能も、あまり相場を見る時間がない人に向いています。
ここからは、比較表で紹介した10個の口座に関してそれぞれ詳しく解説していきます。
1位 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券のメリット
- ◎ チャート上から注文を出せて、スキャルピングで便利
- ◎ バイナリーオプションができる
GMOクリック証券のデメリット
- △ 取り扱い通貨ペア数が20種類と少ない
- △ 強制ロスカットが発動すると手数料がかかる
GMOクリック証券は、大手企業のグループ会社ならではの安心感が魅力です。
GMOクリック証券の親会社であるGMOフィナンシャルホールディングス株式会社を含めて、GMOインターネットグループでは子会社9社が上場しています。
国内FXの取引高はトップクラスである上に、GMOクリック証券の総口座数は100万口座を突破(2023年8月2日)しました。多くのトレーダーから支持されていいる証券会社ともいえるでしょう。
GMOクリック証券は取引する際に、余計なコストがかかりにくいのも魅力です。
口座開設・維持費用、取引手数料は全て無料なので、安心して取引できるでしょう。
実質的な取引コストに該当するスプレッドも原則固定で業界最小水準となっています。
初心者の多くが取引するであろう米ドル/円なら、スプレッドは0.2銭(原則固定)なので、1,000通貨取引する場合は取引コストが2円しかかかりません。
\最大55万円キャッシュバック/
FXの口座選びでは、取引ツールの使いやすさも注目すべきポイントです。
GMOクリック証券ではスマホから取引する際に便利な専用アプリが用意されています。アプリからなら、登録不要で本番と同様のレート・環境でのデモ取引が利用可能です。
チャートの見方や注文の操作に慣れるまで繰り返し練習できるため、はじめてFXに取り組む方も不安や疑問点を解消してから本番の取引に臨むことができるでしょう。
Apple Watchと連携すれば、外出先から手軽に注文・チャートの確認ができます。
プラチナチャートは相場分析に役立つ高機能なツールで、38種類のテクニカル指標と25種類の描画オブジェクトを利用できるのが特徴です。
ツールを活用しながらさまざまな手法を試すことで、勝率アップを目指せるでしょう。
GMOクリック証券では、口座開設後の取引量に応じて最大55万円をキャッシュバックする特典を行なっています。
さらに、GMOクリック証券は期間限定で、取引数量に応じて最大合計88万円をキャッシュバックするキャンペーンも実施しています。(2024年3月1日から2024年4月30日まで)
こちらはエントリー必須のキャンペーンなので、ログイン後に忘れずに申し込んだ上で挑戦しましょう。
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GMOクリック証券「FXネオ」の口コミ
男性 | 30代 | FX歴:5年以上
手数料 5.0
PCツール 5.0
スマホアプリ 5.0
1000通貨から取引できるという点で、初心者に向いていると考えられます。ドル円であれば、5000円程度あれば取引できるので、取引に自信のないトレーダーでも練習がてら腕試しができると思います。マーケット情報も充実しているので、FXトレードの上達にもつながるでしょう。
男性 | 50代 | FX歴:5年以上
手数料 5.0
PCツール 5.0
スマホアプリ 4.0
低スプレッド、高水準のスワップポイント、Webやスマホアプリの使い勝手の良さに加えて、高機能のPCアプリ(はっちゅう君FX+)やプラチナチャートを無料で提供していることなどから、初心者にも自信をもって推奨できる。
男性 | 40代 | FX歴:2年~3年
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
少額で始めることができ、取引可能な時間が長いこと。また上昇局面や下落局面の両方で利益が狙えたり、手数料が無料で取引コストが安いので初心者でもこれからFX取引をしたい方でも大変分かりやすく、使い勝手のいい機能などが充実しています。
女性 | 30代 | FX歴:3ヶ月~半年
手数料 5.0
PCツール 使用していない
スマホアプリ 4.0
スマホから無料でアプリをダウンロードでき、取引も簡単です。ドル/円のスプレッドは0.2円と安く取引がきます。為替はニュースによっては変動が激しく動くので値動きと会わせて値段の確認できるのが良いと思い、初心者におすめできます。
総合評価 | 5.00 |
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スプレッド | 0.2銭原則固定(米ドル/円) 0.4銭原則固定(ユーロ/円) 0.9銭原則固定(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 20 |
デモ口座 | あり |
スマホアプリ | GMOクリック FXneo |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | GMOクリック証券公式サイト |
2位 トレイダーズ証券「みんなのFX」
\最大100万円キャッシュバック/
みんなのFXのメリット
- ◎ トレーダーを選ぶだけで自動売買ができる
- ◎ スワップポイントが高い
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が34種類と多い
みんなのFXのデメリット
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
スワップポイントは、いわば株の配当金や不動産の家賃収入のようなもので、特定の通貨ペアでポジションを保有しているだけで毎日発生します。
初心者でも利益を狙いやすいですし、年間の受取率が10%を超えるケースもあるため、効率の良い投資ができるかもしれません。
例えば、トルコリラ/円のスワップポイントは10Lot(トルコリラ円のレートが4.8円の場合は480,000円分)あたり320円、メキシコペソ/円は10Lot(メキシコペソ/円のレートが7.85円の場合は785,000円分)あたり261円です。(2024年2月1日時点)
さらに、現在みんなのFXでは、メキシコペソ/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円のスワップポイントが他社より1円でも安い場合に、差額分のキャッシュバックを受けられる「スワップ取引応援キャンペーン」が開催されています(2024年3月29日まで)。
トレイダーズ証券の自動売買サービス「みんなのシストレ」は、優秀なトレーダーを選ぶだけで始められる手軽さが特徴です。
難しい設定は不要な上に自動で取引をしてくれるため、専門知識がない初心者の方や仕事で忙しい社会人の方にも向いています。
また、みんなのFXで取引しているユーザーたちの運用成績が公開されています(※運用成績の公開は任意です)。
SNSでフォローする感覚でトレーダーをセレクトするだけで、その人の取引情報に基づいて自動売買を行えるので、簡単に優秀なストラテジーを選択することができます。
トレイダーズ証券では、期間限定で新規口座開設した方にキャッシュバックされるキャンペーンを実施しており、口座開設月の翌々月末までに30Lot以上の取引があればキャッシュバックを受け取ることができます。
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トレイダーズ証券「みんなのFX」の口コミ
男性 | 20代 | FX歴:3年~4年
手数料 5.0
PCツール 使用していない
スマホアプリ 5.0
分かりやすい上に、手数料(スプレッド)も非常に安く、かつ色んな銘柄があるので、FXを学ぶ第一歩として申し分ない。スマホアプリだけで完璧に取引できるので、副業として隙間時間などで取引することも可能。
男性 | 30代 | FX歴:1ヶ月未満
手数料 4.0
PCツール 2.0
スマホアプリ 5.0
とにかく、少額でFXを体験してみたい人や、PCよりもスマホを使用する時間が多い人にはおすすめの口座です。まずは低価格で体験することから。そしてどんどん額が大きくなることが理想だと思っています。PC版よりもアプリ版の方が画面が見やすいのです。
女性 | 30代 | FX歴:5年以上
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
初心者でも直感的に操作できるし、説明もありわかりやすいので悩むことなくチャレンジできるので良いと感じました。手数料もあまり気にする必要がなく、少額から始められる点やデモトレードもあるのもお勧めできるポイントの一つです。
男性 | 40代 | FX歴:3年~4年
手数料 4.0
PCツール 使用していない
スマホアプリ 4.0
スマホアプリも使いやすくシンプルで、1,000通貨から取引もでき、初心者にはとても使いやすい証券会社だと思います。知名度もありますし出金申請から入金までも一般的な速さなので安心して進められます。自分が一番よく使う証券会社なので人に教える事も出来るので。
総合評価 | 4.80 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 34 |
デモ口座 | あり |
スマホ | FXトレーダー アプリ版 |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | みんなのFX公式サイト |
3位 LINE証券「LINE FX」
LINE FXのメリット
- ◎ LINEと連携ができる
- ◎ スマホアプリの操作性が高い
- ◎ スプレッドが狭くて取引コストが安い
LINE FXデメリット
- △ デモ口座がない
LINE FXは、LINE証券が運営するFXサービスです。LINEと連携することが可能なので、ツールを使った取引から分析に必要な情報の収集まで、使い慣れているアプリから手軽に実施できるという特徴があります。
FX取引を始めるのにハードルを感じている初心者の方には特に向いているFX口座です。
LINE FXのアプリは、スマートフォンでの操作性を特に意識されており、分かりやすくて無駄のない設計になっています。
スマートフォンでの注文方法もクイック注文が搭載されており、ワンタッチで瞬時に注文を出すことができます。
また、TradingViewも標準装備されており、ボタン一つで簡単に切り替えが可能です。
LINE FXでは「売買シグナル」という通知機能を利用することができます。売買シグナルとは、過去の価格データで最適化されたテクニカル指標を元に、売り買いのタイミングを通知してくれる機能です。
売買のタイミングが分からない初心者や相場をあまり見ることができない忙しい人に向いている機能です。ただし、投資の成果を保証するものではないので、あくまでも参考程度に留めるように注意しましょう。
LINE FXは、スマホでFX取引を手軽に始めたい初心者の方からだけでなく、投資経験者の方からも評価が高いという特徴があります。その理由は取引コストの安さにあります。
上記の表からわかる通り、LINE FXのスプレッドは手数料が安いと評判の人気口座と比較しても、非常に低コストです。
「かんたん本人確認」を利用すると最短翌営業日から取引することが可能なので、早速取引を始めたいという人はそれを利用して口座を開設すると良いでしょう。
LINE証券「LINE FX」の口コミ
男性 | 20代 | FX歴:3ヶ月~半年
手数料 5.0
PCツール 使用していない
スマホアプリ 5.0
LINEが運営しているという点が大きいかなと思いましたね。LINEの運営なのでまずは安心です。また、サポートがしっかりしていますので取引初心者にも推奨できるようなサービスになっている点が最高ですね。
男性 | 30代 | FX歴:5年以上
手数料 4.0
PCツール 3.0
スマホアプリ 5.0
初心者がまずFXを始めるには、キャッシュバックなどのキャンペーンもありますし、オススメではないでしょうか?通貨ペア数は多くも少なくもない印象ですので、まずはLINE FXを触ってみて、慣れてきたら他社に乗り換える利用もありですかね。
男性 | 40代 | FX歴:3ヶ月~半年
手数料 4.0
PCツール 3.0
スマホアプリ 5.0
初心者の方にむしろ向いていると思います。自分はスマートフォンメインでの利用ですが、初心者の方もスマートフォンでの利用からですと馴染みやすいと思いますし、こちらの口座はスマートフォンアプリが非常に使いやすいので良いと思います。
総合評価 | 4.33 |
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スプレッド | 0.2銭原則固定※(米ドル/円) 0.4銭原則固定※(ユーロ/円) 0.7銭原則固定※(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 23 |
デモ口座 | なし |
スマホ | LINE FX |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | LINE FX公式サイト |
4位 GMO外貨「外貨ex」
\最大55万円キャッシュバック/
GMO外貨のメリット
- ◎ バイナリーオプションができる
- ◎ スワップポイントが高い
- ◎ スマートフォンアプリが高機能かつ使いやすい
GMO外貨デメリット
- △ スプレッドが狭い時間帯が短い
- △ 米ドル円のスプレッドが0.2銭原則固定
GMO外貨のスプレッドは業界最狭水準となっており、コストを抑えて取引できるのがメリットです。スプレッドは米ドル/円で0.2銭原則固定となっており、取引手数料もかかりません。
初心者にとってはイメージがつきにくいかもしれませんが、取引量が多くなるほどスプレッドが最終的な利益に与える影響も大きくなります。
例えば、1万通貨の取引を1日10回、100日間続けた場合、スプレッドが0.1銭違えば利益に1万円の差が出ます。取引コストは決して軽視できないポイントです。
取引ツールが充実しているのも、GMO外貨の特徴の一つです。
特にスマホアプリはシンプルな見た目ですが必要な機能が揃っていて、初心者も使いやすいでしょう。
通貨ペアごとのスワップポイントを一覧で確認できる画面や、通貨ペアと1分足をセットで確認できる画面などがあるので「今どの通貨ペアで取引すべきか」を判断しやすくなっています。
AppStoreでも4.2と高評価を得ており、多くのユーザーから支持を得ています。
GMO外貨はバイナリーオプション取引にも対応しているFX会社です。バイナリーオプションとは、決められた期間に価格が上がるか下がるかを予測して、当たっていればペイアウトを獲得でき、外せばペイアウトが0となる取引です。
GMO外貨の「オプトレ!」は、国内のバイナリーオプション業者の中では最多の8通貨ペアを提供しており、オプションもラダーとレンジの2種類を提供している数少ない1社です。
そのため、GMO外貨はFX取引だけでなくバイナリーオプション取引もしたい人に向いています。
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総合評価 | 4.30 |
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スプレッド | 0.2銭原則固定(米ドル/円) 0.4銭原則固定(ユーロ/円) 0.9銭原則固定(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 24 |
デモ口座 | あり |
スマホ | 外貨exアプリ |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | GMO外貨公式サイト |
5位 DMM FXは安心のサポート体制
\最大30万円キャッシュバック/
DMM FXのメリット
- ◎ スマートフォンアプリの操作性が良く、直感的な操作が可能
- ◎ FXの勝率を高めるための振り返りに役立つ取引通信簿が使える
- ◎ 24時間のサポート体制を取っており、初心者でも安心
DMM FXのデメリット
- △ 最小取引単位が1万通貨とやや大きい
- △ 取り扱い通貨ペア数が21種類と少ない
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
DMM FXは、幅広い世代から人気を集めているFX会社です。2022年にはFX取引高で世界第1位に輝いています。
FXに対して「怖い」「リスクが高い」などのイメージを持っている人もいるかもしれませんが、DMMは多くのユーザーから高い評価を受けているので安心して取引をスタートできるでしょう。
パソコン用の取引ツールは「DMM FX PLUS」「DMM FX STANDARD」「プレミアチャート」の3種類があり、すべてダウンロード不要で使えて手軽に取引できます。
特に「DMM FX STANDARD」は1つの画面に必要な機能・情報が集約されており、直感的に操作できるため、FX初心者にとっても使い勝手が良いでしょう。
FXの勝率を高めるための振り返りに役立つのが「取引通信簿」です。銘柄や取引期間ごとの勝率や損益などを細かく確認することができるので取引の改善につなげる助けとなります。
DMM FXでは、24時間いつでも手厚いサポートを受けられます。
取引を始めたばかりだと不安を感じることも多いかもしれませんが、DMM FXなら時間や場所を選ばずに気軽に質問できます。夜間に取引をしていて急にわからないことが出てきたときも、すぐに疑問を解決できるはずです。
DMM.com 証券「DMM FX」の口コミ
男性 | 40代 | FX歴:3年~4年
手数料 5.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
なにしろ安定のスプレッドが初心者の方にはやりやすいです。絶対といっていいほどこちらの口座は持っておくべきだと思います。日本の中でもかなり上位で有名な業者さんなので自信を持って推奨できます。
男性 | 30代 | FX歴:1年~2年
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
初心者の方に対してFX取引で考え付くであろう疑問に一つ一つ答えている運営が素晴らしいです。疑問について細かく説明しているうえで図などでも説明していることからわかりやすい解説を見て取引に備えることができるので初心者向けに思えます。
男性 | 50代 | FX歴:5年以上
手数料 3.0
PCツール 5.0
スマホアプリ 5.0
初心者からプロまで様々な投資スタイルに対応した取引ツール、シンプルな画面構成のPC取引ツール『DMM株 STANDARD』とスマホアプリの『かんたんモード』は初心者にやさしく、すぐに取引ができます。
男性 | 40代 | FX歴:1年~2年
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 5.0
使い方が非常に簡単なのでとてもお勧めできます。初心者はまずは情報を制限して必要な部分だけ見るのが大事だと思いますが、ツールで表示を自分の好きなようにカスタマイズできるので、まずは自分の使いやすいように出来る所が初心者に良いと思います。
総合評価 | 4.21 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.5銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 10,000通貨 |
通貨ペア数 | 21 |
デモ口座 | あり |
スマホ | スマホアプリ DMM FX |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | DMM FX公式サイト |
6位 ヒロセ通商「LION FX」
\最大100万円キャッシュバック/
ヒロセ通商のメリット
- ◎ スキャルピングが公認されている
- ◎ 取引ツールが高機能かつユーザーの意見が取り入れられる
- ◎ 食材や食事などプレゼントがユニーク
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が54種類と非常に多い
ヒロセ通商のデメリット
- △ スワップポイントがあまり高くない
- △ 米ドル円のスプレッドが0.2~2.0銭と幅が広い
- △ 通貨ペアによってはスプレッドが狭い時間帯が短い
ヒロセ通商は、取扱通貨ペアの豊富さが魅力のFX会社です。
2023年オリコン顧客満足度ランキングの「FX取引 通貨ペア、発注方法」部門で第1位に輝いています。
メジャー通貨からマイナー通貨まで合計54種類の通貨ペアが取引でき、イスラエルシェケル(ILS)やハンガリーフォリント(HUF)など、他社ではほとんど取引できない通貨ペアも幅広く取り扱っているのが特徴です。
選択肢が豊富なので、さまざまな通貨ペアで取引を試してみるのもよいでしょう。自分に合った得意な通貨ペアを見つければ、安定的に利益を出せるようになるかもしれません。
ヒロセ通商では取引量に応じて、もれなく食品がもらえるキャンペーンを定期的に実施しています。
10万通貨は、1万円の資金で1日3回の取引を1ヶ月程度続ければ達成できる金額です(米ドル/円=140円、レバレッジ25倍とした場合)。
初心者にとって心強い味方となるのが「さきよみLIONチャート」です。
テクニカル分析を自動で行い、結果を売買のシグナルで表示する「シグナルパネル」と、過去のデータから直近のチャートの形状と似たものを見つけ出し、将来の価格を予測する「さきよみチャート」の2つの機能があります。
「売りと買いどちらでエントリーすればよいのか」「どのタイミングでエントリーすればよいのか」などが一目で判断できるため、知識や経験が浅くても合理的な根拠に基づいたトレードが可能です。
ヒロセ通商「LION FX」の口コミ
男性 | 50代 | FX歴:5年以上
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
特に初心者の場合は、取引自体に慣れる必要があります。ポジションの持ち方によっては、相場の変動でレバレッジがかかっている分損失が膨らむリスクもあります。そういったことから、短期取引にも向いたヒロセ通商は、練習用としても使い勝手がいいと思います。
男性 | 50代 | FX歴:5年以上
手数料 4.0
PCツール 5.0
スマホアプリ 4.0
通貨単位が1,000通貨単位からなので、初心者でも少額で取引できる点はおすすめかと思います。ちなみにDMM証券などミニマム取引単位が10,000通貨単位からとなっており、こういう業者は初心者が少額で始めるには向いていないと思います。
男性 | 30代 | FX歴:2年~3年
手数料 4.0
PCツール 使用していない
スマホアプリ 4.0
1つ気をつけなくてはいけないこととして、初期段階でスプレッドが狭い分、イベント時のスプレッドの急激な広がりがあります。しかし、これというのは玄人の方がスキャルピングなどの短期で取引する場合に気をつければいい事で、平時に堅い取引をするのであれば、手数料が安く始めやすいと思います。
総合評価 | 4.16 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 54 |
デモ口座 | あり |
スマホ | LION FX5 |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | ヒロセ通商公式サイト |
7位 IG証券「FX取引」
\最大5万円キャッシュバック/
IG証券のメリット
- ◎ 業界最低水準のスプレッドで取引できる
- ◎ 1万6,0000以上のCFD銘柄
- ◎ 電話サポートを含めた顧客サポートが受けられる
IG証券のデメリット
- △ 株式CFDに手数料がかかる
- △ 6ヵ月売買をしないと口座維持手数料がかかる
IG証券は、約100種類もの豊富な通貨ペアを取引できるのが魅力です。
通貨ペアごとに値動きの傾向は異なるため、一方の通貨がほとんど動かないときでも、他の通貨ではトレンドが生まれていることは珍しくありません。
通貨ペアの選択肢が多いほど、利益を狙うチャンスも増えるでしょう。
約定力の高さも、IG証券をおすすめするポイントのひとつです。
IG証券では「プライス最適化」と呼ばれる仕組みを採用しているため、トレーダーに不利な価格で注文が成立することはありません。
トレードスタイルによっては約定力の高さが損益に直結することもあるため、予期せぬ価格での注文成立を避けられるのは大きな利点といえるでしょう。
IG証券のスワップポイントの高さも、IG証券を語る上では欠かせないポイントです。
スワップポイントを狙ってトレードすれば、買いポジションを保有しているだけで毎日収益を得られる可能性があります。
トレードの経験が浅く、売買のタイミングを見極める自信がない初心者や、普段から忙しくなかなかトレードに時間を割けない人にはぴったりの投資方法といえるでしょう。特にIG証券では、NZドルやカナダドル、スイスフランなどはスワップポイントが高い傾向にあります。
IG証券「FX取引」の口コミ
男性 | 20代 | FX歴:半年~1年
手数料 3.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 使用していない
私は、FX口座を始める時、こちらを使用したのですが特に引っかかるようなこともなく始めることができました。そのため、このFX口座は初心者にかなり向いていると思っています。また使ってるユーザも多いと思うので、周りに聞けるのも良いポイントだなと思っています。
男性 | 30代 | FX歴:5年以上
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 5.0
資金効率がとても良いため、短期の売買を得意とする方、資金の少ない方にもオススメの証券会社だと思います。自分の中で、しっかりと勝算、勝率の高いポイントが見極められている方にとても向いています。ぜひ利用してみてください。
男性 | 40代 | FX歴:1ヶ月~3ヶ月
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
特に利用に関して難しい、使いにくいといった事は今まで無いので初心者の方でも使いやすいと思います。パソコン、スマーとフォンのどちらでも表示も見やすく直感的な操作で利用できるので、むしろ初心者の方に向いています。
総合評価 | 3.63 |
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スプレッド | -(米ドル/円) 0.5銭(ユーロ/円) 1.0銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 10,000通貨 |
通貨ペア数 | 101 |
デモ口座 | あり |
スマホ | トレーディング・アプリ |
口座開設日数 | 最短翌営業日 |
出典 | IG証券公式サイト |
8位 トレイダーズ証券「LIGHT FX」
\最大40万円キャッシュバック/
LIGHT FXはスワップポイントで稼ぎたい初心者におすすめのFX会社です。
LIGHT FXのスワップポイントは業界最高水準で、トルコリラ/円のスワップポイントは10Lotあたり300円、メキシコペソ/円は10Lotあたり271円、南アフリカランド/円は10Lotあたり191円(2023年12月4日時点)となっています。
受け取ったスワップポイントを再び投資に回せば、効率よく資金を増やしていけるでしょう。
LIGHT FXのスプレッドは業界最狭水準となっているため、コストを抑えた取引が可能です。レバレッジをかけて自己資金以上の大きな金額を取引できるFXでは、スプレッドの広さが利益の大小につながるといっても過言ではありません。
1銭、2銭といった小さな金額でも、取引数量が大きくなれば最終的には大きな差が生じます。
初心者が取引する機会の多いメジャー通貨のスプレッドはとくに狭く設定されており、原則固定で米ドル/円は0.2銭、ユーロ/円は0.4銭といった低コストで取引できます。
トレイダーズ証券「LIGHT FX」の口コミ
男性 | 30代 | FX歴:3年~4年
手数料 3.0
PCツール 2.0
スマホアプリ 3.0
相場の変動を予測する上でマーケットの状況や世界情勢の把握は大切です。しかしLIGHT FXは発信する情報が他社と比較すると少ないFX口座です。またFXに役立つセミナーの実施やアナリストのレポートなどもありませんので、特にビギナーの方は情報収集には一苦労すると思います。
総合評価 | 3.17 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 44 |
デモ口座 | - |
スマホ | LIGHT FXアプリ |
口座開設日数 | 最短翌日 |
出典 | LIGHT FX公式サイト |
9位 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
\最大100万円キャッシュバック/
外為どっとコムのメリット
- ◎ オンラインセミナーの開催や情報配信が充実
- ◎ マイナー通貨ペアのスプレッドが狭い
- ◎ 24時間のサポート体制を取っており、初心者でも安心
外為どっとコムのデメリット
- △ スキャルピングが非推奨となっている
- △スプレッドが狭い時間帯が短い
外為どっとコムは、取引コストを抑えたい人にぴったりのFX会社です。口座開設・維持手数料はもちろん、取引手数料や入出金手数料も基本的に無料となっています。
スプレッドも業界最狭水準となっています。米ドル/円やユーロ/米ドルなどのメジャーな通貨ペアだけではなく、南アフリカランド/円やメキシコペソ/円などのマイナーな通貨ペアも0.2~0.3銭程度の狭いスプレッドで取引できるのが特徴です。
取引に役立つ情報配信に力を入れている点も、外為どっとコムをおすすめする理由の一つです。
公式サイトでFX初心者向けに基礎知識を学べるコンテンツを発信しているほか、Youtube「外為どっとコム 公式FX動画ch」や「マネ育チャンネル」など、さまざまなメディアで情報配信を行っています。
月に数回無料のセミナーも配信されているので、FXのスキルアップに取り組みたい人にとってはうってつけの環境といえるでしょう。
ロイター社がプロ向けに提供している速報ニュースや、機関投資家のポジション情報を確認できるなど、マーケット情報も充実しています。
着実に資産形成したい初心者にとっては、FX積立のサービスがあるのも嬉しいポイント。FX積立は、毎日・毎週・毎月といった一定の頻度で外貨に投資するサービスです。
一般的なFXとは異なり最大レバレッジは3倍に制限されているため、レバレッジを1倍にすれば外貨預金とさほど変わらないリスクで取引できます。
1通貨から投資できるので、通貨ペアによっては100円程度からスタートできます。FX特有のリスクが気になる人や少額から始めてみたい人にはぴったりのサービスなのでぜひ活用しましょう。
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の口コミ
男性 | 30代 | FX歴:3年~4年
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
約定のスピード・通信の安定性にも問題はないです。機能・ツールについてもシンプルな設計になっていますので、ビギナーさんにも安心。またサポート体制も非常に充実しており、特に電話での対応がとても良かったことが印象的でした。外為どっとコム「外貨ネクストネオ」は、色々なキャンペーンも多いのでお得に利用できることも多いです。
男性 | 30代 | FX歴:5年以上
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
FX初心者でも取り組みやすい環境だと思います。YouTubeでの配信や、ホームページでの情報発信も積極的ですし、とにかく初心者でもわかりやすいFX会社だと感じております。キャッシュバックキャンペーンも豊富で、取引成績がトントンでも、キャンペーン込みでプラスになったりもあり嬉しいですね。
総合評価 | 3.14 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円)原則固定(例外あり) 0.4銭(ユーロ/円)原則固定(例外あり)※ 0.9銭(ポンド/円)原則固定(例外あり) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 30 |
デモ口座 | あり |
スマホ | 外貨ネクストネオ スマホアプリ版(GFX) |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | 外為どっとコム公式サイト |
10位 JFX「MATRIX TRADER」
\最大101,000円キャッシュバック/
JFXのメリット
- ◎ 約定スピードが最速0.001秒と非常に速い
- ◎ スキャルピングが公認されている
- ◎ 世界で最も利用されている取引ツールMT4が使える
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が38種類と多い
JFXのデメリット
- △ スワップポイントが低め
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
- △ スプレッドが狭い時間帯が短い
- △ サポートの時間が8時から20時とやや短め
JFXは業界トップクラスの取り扱い通貨ペアを誇るFX会社です。他社では取り扱いが少ないマイナーな通貨ペアを含めて、41種類の通貨ペアを取引できます。
選択肢が多いので、為替差益だけではなくスワップポイントを狙う、異なる通貨ペアでポジションを保有しリスクを分散させる、などさまざまな戦略が試せるでしょう。
約定力の高さもJFXの大きな魅力です。FX会社によってはスリッページや約定拒否など「自分の意図した通りに注文が成立しない」現象が生じることはしばしばあります。
注文価格に少し違いが出るだけで、利益を逃してしまうケースも少なくありません。
しかし、JFXはスキャルピング用の口座として多くのトレーダーから選ばれていることもあり、約定スピードの速さには定評があります。
約定スピードは最短0.001秒で、ポジション損益は0.2秒毎に更新されるため、予期しない価格で注文が成立するリスクはかなり少ないでしょう。
キャッシュバックや食品のプレゼントがもらえるキャンペーンなどを定期的に実施しており、取引をするだけで特典を得られるのも初心者には嬉しいポイント。
現在は新規口座開設とマイナンバー登録を済ませるだけで現金1,000円のキャッシュバックを受けられる、取引額に応じて最大10万円のキャッシュバックを受けられるキャンペーンを実施中です。
食品がもらえるキャンペーンはほぼ毎月実施されていますが、プレゼントを受け取るハードルはやや低めに設定されています。
最低10万通貨程度の取引が条件となっているケースが多いため、10万円程度の資金で始めた場合、5~6回程度取引すればプレゼントをもらえる計算です(米ドル/円=140円、レバレッジ25倍で取引した場合)。
総合評価 | 2.65 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 41 |
デモ口座 | あり |
スマホ | MATRIX TRADER iPhone・Android版アプリ |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | JFX公式サイト |
FX口座の選び方!初心者が選ぶならどこがいい?
FX会社は国内に数多くあるため、結局どこがいいのかわからないと悩んでいる方も多いかもしれません。FX会社選びで大切なポイントは以下の5点です。
取引コストを抑えるためにスプレッドの狭い口座を選ぶ
まず、重視したい選び方はスプレッドが狭い口座を選ぶことです。
基本的に国内のFX会社の取引手数料は無料のところが多いですが、代わりにスプレッドというコストがかかります。
スプレッドとは取引時の買値と売値の差額のことで、FX取引における実質的な手数料です。FXの売買ではスプレッドの価格分高く買ったり、安く売ることになります。
スプレッドの幅が狭いほど安く買えて高く売れるため、取引コストを抑えることができます。
スプレッドコストは「スプレッド×取引通貨量」で計算することができます。例えば、米ドル/円のスプレッドが0.2銭のときに米ドルを1,000通貨取引した場合、スプレッドによるコストは「0.2銭(0.002円)×1,000通貨=2円となります。
国内のFX会社の多くはスプレッドが0.2銭と安く設定されていますが、そのなかでもマネーパートナーズは、5万通貨まで0.0銭と非常に安いコストで取引ができます。
スプレッドコストを徹底的に抑えて取引したい方は、口座開設を検討してみてください。
\コストを抑えて取引するなら/
取引ツールにこだわっている会社を選ぶ
取引ツールにこだわっている会社を選ぶのも、口座選びの大切なポイントです。
多くの国内FX業者が秀逸なオリジナル取引ツールを提供していますし、あるいは「TradingView」や「MT4」といった人気の外部ツールを利用できるFX会社を選ぶのも一つの方法です。
また、分析機能の充実性を重視したい人は、「通貨強弱」「売買動向」「価格帯別注文動向」が把握できるツールがある会社を選びましょう。
この3つの項目は、通貨の強弱や投資家たちの動き、トレンドの転換点といったトレードにおける重要なヒントを把握するのに有効なツールなので、取引する通貨やタイミングを決める際に役立ちます。
みんなのFXは取引ツールにこだわりたい人向けです。オリジナル取引ツールの評判が良い上に、TradingViewの有料機能が一部無料で使える特典がついてきます。
さらに、「通貨強弱」「売買動向」「価格帯別注文動向」の全てが確認できることは、かなり評価の高いポイントです。
\取引ツールの充実度で選ぶなら/
少額からFX取引するなら最小取引単位の小さい口座を選ぶ
少額から取引したい人は最小取引単位が口座の選び方において重要になります。取引単位が小さければ取引に必要な資金を少額に抑えられます。少額取引は、相場が予想に反して動いた場合に発生する損失も小さくなるため、初心者向けの取引です。
必要となる資金の例を挙げると、例えば最小取引単位が10,000通貨の場合、ドル円を取引するためには最低でも60,000円が必要になります。
さらに、一回取引するとそのポジションを決済するまで次の取引もできません。
10~20万円程度の資金で始めたいと考えている人は、最小取引単位が1,000通貨のFX口座を選びましょう。
また、数万円程度の少額の資金で始めたい人は、1通貨や100通貨で始められるMATSUI FXやSBI FXトレード、Money Partnersなどの口座を選ぶとよいでしょう。
\少額からFXを始めるなら/
「FX自動売買」や「バイナリーオプション」をやるなら取り扱いがある口座を選ぶ
FX会社によっては、自動売買やバイナリーオプションを利用できる口座もあります。
自動売買は、取引ルールや条件を設定することでシステムが24時間自動で取引してくれるため便利です。
忙しくて時間が取れない、取引の際に感情に左右されやすい、売買のタイミングがわからないという方に向いています。
また、バイナリーオプションは決められた期間に価格が上がるか下がるかを予測し、当たっていればペイアウトを獲得でき、外せばペイアウトが0となるシンプルさが人気の取引です。
自動売買もバイナリーオプションも取引ができる口座は限られているため、興味のある方はそれぞれ利用できるかどうかを必ずチェックしてから、口座を選択しましょう。
初心者はデモトレードの取り扱いがある口座を選ぶ
いきなり自分のお金を使った取引は怖いという初心者の方は、デモトレードができる口座を選んで、まずは練習をすることから始めましょう。
デモトレードでは、仮想の資金を使ってFX取引を体験することができます。資金を使わずに、実際の取引画面とほぼ同じ画面を使って取引を体験できるため、チャートの見方や注文方法、操作感を学びながらノーリスクでFXに慣れることができるのが魅力です。
また、自分の得意な取引手法や勝ちやすい時間を見つけられたり、各通貨ペアの価格の変動の傾向や資金管理の重要性について学ぶことができるのもデモトレードのメリットです。
デモ口座の「仮想資金の上限」や「期間制限」はFX業者によって異なるため、以下の記事を参考に比較しましょう。
\デモトレードにおすすめ/
FXのトレードスタイル別おすすめ口座
FX初心者の方はトレードスタイルを決めてから、そのスタイルにあった口座を選ぶと良いでしょう。下の画像を参考にして、自分にぴったりのトレードスタイルをまずは選んでみましょう。
ここからは、それぞれのトレードスタイル別のおすすめ口座を紹介します。
FXの少額取引なら松井証券
松井証券 MATSUI FXのメリット
- ◎ 1通貨から取引できるため、数円で取引可能
- ◎ 最大レバレッジを4段階から選択できる
- ◎ 電話サポートが24時までで夜間でも安心
松井証券 MATSUI FXのデメリット
- △ 取り扱い通貨ペア数が20種類と少ない
- △ スワップポイントがあまり高くない
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
松井証券はすべての通貨ペアで1通貨から取引ができるので、リスクを抑えて取引を始めてみたい人にぴったりです。業界最狭水準のスプレッドを提供しているのも大きな特徴です。初心者が取引する機会の多い米ドル/円のスプレッドは1Lotあたり0.2銭なので、デイトレードのように1日のうちに何回も取引する場合もコストがかさみにくく、安心して取引できるでしょう。
また、松井証券は自動売買サービス「100円から自動売買」を提供しています
自動売買は事前に設定したプログラムをもとに自動で取引をするサービスで、初心者でも専門知識不要で取り組めるハードルの低さが魅力です。
自動売買では1,000通貨からの取引が一般的となっていますが、松井証券はFX業界ではじめて1通貨からの取引を可能としました。取り扱っている20種類の通貨ペアは全て自動売買に対応しているので、100円程度入金しておけば幅広い通貨ペアを自由に取引できるでしょう。
さらに、松井証券の自動売買は業界最狭水準のスプレッドが適用されます。自動売買は手数料の高さとスプレッドの広さがネックになりがちである中、「100円から自動売買」は取引手数料や自動売買手数料も完全無料でスプレッドも狭いので、少額かつ低コストで気軽に利用できるのも嬉しいポイントです。
スプレッド | 0.2-0.9銭(米ドル/円) 0.5銭(ユーロ/円) 1.1銭(ポンド/円) |
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最低取引通貨量 | 1通貨 |
通貨ペア数 | 20 |
デモ口座 | - |
スマホ | 松井証券 FXアプリ |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | 松井証券 FX公式サイト |
30代男性FX歴:3年~4年
5
サポート体制が充実しています。もちろん24時間対応可です。サイト内のヘルプページも見やすくわかりやすいので困った時にも安心です。なにより100円からトレードがスタートできるのでとても気軽な気持ちで勉強しながら楽しく取引ができまので、個人的にはビギナーさんには強く推奨しますね。
30代女性FX歴:2年~3年
2
スプレッドは狭くて初心者でも使いやすいと思うのですが、約定力のなさが、損を出した時に影響してくるかなと思うのであまりおすすめはできないです。 確実に利益を積み上げたいなら、初心者の方は個人的には違う会社がいいかなと思います。
手軽にFXを始めたい初心者におすすめのアプリはみんなのFX
トレイダーズ証券が提供しているみんなのFXのアプリ「FXトレーダーアプリ版」(Google play / App Store)は充実した機能を有していることが特徴です。
通貨強弱は、各通貨の強弱をチャートで簡単に把握することができる機能です。通貨強弱を利用することで、どの通貨のトレンドが強いのか、また弱いのかがわかります。
例えば上記の画像の場合、現在スイスフランが強いことと、一方でニュージーランドドルが弱いことがわかります。
次の機能はヒートマップです。ヒートマップはどの通貨が上昇していて、どの通貨が下落しているのか、またどの程度上昇したり下落したりしているのかが視覚的に判断できる機能です。
タブを変更すると通貨ペアランキングというのも機能として提供されているため、通貨ペアで強弱をチェックすることもできるようになっています。
ポジション比率は、現在のみんなのFXのユーザーを人数やポジション量別に分けて比率で表してくれます。
このポジションの比率が大きく傾くとトレンドの転換点になりやすくなるため、ポジション比率はトレーダーとして必ずチェックすべき項目と言えるでしょう。
ポジション比率はみんなのFX内のみのデータを示していますが、例え一社だけでも投資家のセンチメントはある程度表しているのでトレードの参考になります。ただし、可能であれば他社のポジション動向もチェックしながら、総合的に判断するといいでしょう。
また、みんなのFXは「TMサイン」というトレードサインを無料で提供しています。TMサイン(テキストマイニングサイン)は、AIによってドル/円相場が1時間後に上昇するか下落するかを予測して、買または売のサインを発してくれるツールです。
FX初心者の方はトレードに慣れるまで参考程度に見ると良いでしょう。当然ですが、この通りに売り買いを行えば確実にもうかるというわけではない点には注意しましょう。
アプリ名 | FXトレーダーアプリ版 |
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通貨ペア数 | 34種類 |
最低取引単位 | 1,000通貨(一部の通貨ペアは1万通貨) |
注文方法の種類 | 成行注文 指値注文 逆指値注文 OCO注文 IFD注文 IFO注文 一括決済注文 |
スピード注文 | ⚪︎ |
通貨強弱 | ⚪︎ |
売買動向 | ⚪︎ |
価格帯別注文動向 | ⚪︎ |
デモトレード | × |
プッシュ通知(アラート) | 〇 |
マーケット情報(ニュース) | FXi24 |
20代男性FX歴:3年~4年
5
まず、パソコンに機能が劣らず、スマホアプリだけで完璧な分析が出来る。かつ、シンプルなデザインなので初心者でも分かりやすくトレードができる。注文も素早く出来るので、スキャルピングをしている自分としてはとても満足している。
30代男性FX歴:5年以上
5
注文のしやすさ、画面の見やすさ、それは当然のことながら最高レベルだと思います。特質すべきは売買に役立つ機能の豊富さです。オーダーブックなどで他人の注文情報がみれたり、ヒートマップや通過強弱など、取引に役立つツールが多く、使わない手はないです。
MT4を利用するならFXTFがおすすめ
FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)のメリット
- ◎ 世界で最も利用されている取引ツールMT4が使える
- ◎ 米ドル円のスプレッドが0.1銭と非常に狭い
- ◎ 24時間のサポート体制を取っており、FX初心者でも安心
FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)のデメリット
- △ スキャルピングは原則禁止されている
- △ 通貨ペアによってはMT4の自動売買で手数料がかかる
FXTFはゴールデンウェイ・ジャパン株式会社が提供するFX会社で、2006年から日本を拠点に活動を開始、2011年からMT4を提供しています。
30種類以上のオリジナル分析ツールを提供していますが、その中でも特徴的なのが「定型チャート」です。
「定型チャート」には、すでにカスタマイズされた複数のインジケーターが搭載されているので、有名トレーダーが使っているものと同じチャートを簡単に再現できます。
また、FXTFはMT4を利用した自動売買システムEA(エキスパートアドバイザー)の利用も可能です。外部から取得したEAを使用する方法についての丁寧な解説ページも公開している上に、24時間対応のカスタマーサポートもあるので、EAを初めて使う方でも安心して利用できるでしょう。
なお、注意点として以下の通貨ペアをEAやスクリプトを使用して取引した際には、スプレッドに加えて取引手数料がかかります。
- USDJPY
- EURJPY
- GBPJPY
- AUDJPY
- EURUSD
スキャルピングにおすすめの口座はヒロセ通商
ヒロセ通商のメリット
- ◎ スキャルピングが公認されている
- ◎ 取引ツールが高機能かつユーザーの意見が取り入れられる
- ◎ 食材や食事などプレゼントがユニーク
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が51種類と非常に多い
ヒロセ通商のデメリット
- △ スワップポイントがあまり高くない
- △ 米ドル円のスプレッドが0.2~2.0銭と幅が広い
- △ 通貨ペアによってはスプレッドが狭い時間帯が短い
ヒロセ通商がスキャルピングしたい方におすすめの理由は以下の3つです。
- 取引ツールが多機能
- 通貨銘柄数が豊富
- 強力なサーバーを導入している
ヒロセ通商で利用できる「LION FX」は多機能な取引ツールであり、スキャルピングに特化した「クイック注文」という注文方法も提供されています。
LION FXでは、複数のチャートを表示できたり、チャートレイアウトを好みの配置にできたりと、カスタマイズ性が高く、操作感もよいと評判が高いことで知られています。
取引できる通貨銘柄数も51銘柄と、国内業者の中でトップクラスに多く、取引チャンスを逃すことは少ないといえます。
またヒロセ通商では「分散データグリッド」という強力なサーバーで構成されるシステムで注文を処理しています。
ヒロセ通商自体がスキャルピングを公認しているほど、約定力に自信があるのです。
スキャルピング | 公認 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 54 |
デモ口座 | あり |
スマホ | LION FX5 |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | ヒロセ通商公式サイト |
50代男性FX歴:5年以上
4
今まで取引をしていて、約定力に不安を感じたことはありません。ヒロセ通商は、スキャルピング取引を公認しており、そういった取引方法に十分対応できるシステム設計をしているので、その点で約定力に関しても一定の安心感を持っています。
デイトレードにおすすめのFX口座はGMOクリック証券
GMOクリック証券のメリット
- ◎ FX取引高が国内トップクラス
- ◎ チャート上から注文を出せるためデイトレード・スキャルピングで便利
- ◎ バイナリーオプションができる
GMOクリック証券のデメリット
- △ 取り扱い通貨ペア数が20種類と少ない
- △ 強制ロスカットが発動すると手数料がかかる
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
GMOクリック証券はネット証券の総合証券となっており、幅広いユーザーから指示されています。スプレッドは他社と比較しても狭く、ドル円も0.2銭(原則固定)という競争力のあるスプレッドを提供しています。
GMOクリック証券オリジナルのテクニカル分析用のツール「プラチナチャート」は、初心者でも分かりやすいレイアウトになっているため、これからテクニカル分析を勉強したいという初心者のユーザーみにも利用しやすい設計となっています。
もう一つのオリジナルツール「はっちゅう君FX+」は、一つの画面で注文からテクニカル分析まで行えるツールです。こちらも非常に便利なツールですが、OSがWindowsのみの対応となっており、Macでは利用することができない点がデメリットです。
また、GMOクリック証券では為替関連のニュースや経済指標は確認できますが、ポジション動向やマーケットレポート等は提供されていないという点で情報提供の部分が少し弱いとも言えるでしょう。
総合評価 | 3.8 |
---|---|
スプレッド | 0.2銭 原則固定(米ドル/円) 0.4銭 原則固定(ユーロ/円) 0.9銭 原則固定(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 20 |
デモ口座 | あり |
スマホアプリ | GMOクリック FXneo |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | GMOクリック証券公式サイト |
30代男性FX歴:5年以上
5
ドル円のスプレッドが、ほぼ常に0.2pipsというのは非常に狭いと感じます。1万通貨の往復取引でわずか20円です。私はドル円メインでトレードしているので助かります。ユーロドル取引をすることもあるのですが、こちらも0.4pipsと狭く設定されています。
50代男性FX歴:5年以上
4
サーバーのレスポンスが良いためか、ほとんどのケースで注文した価格で約定できている。楽天FXなどの他社と比べて、発生するスリッページも小さいと感じるため、総合的に見て約定力は非常に高いと感じている。
スイングトレードにおすすめの口座はみんなのFX
みんなのFXのメリット
- ◎ トレーダーを選ぶだけで自動売買ができる
- ◎ バイナリーオプションができる
- ◎ スワップポイントが高い
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が34種類と多い
みんなのFXのデメリット
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
- △ デモ口座がスマートフォンに対応していない
みんなのFXがスイングトレードをしたい方におすすめの理由は以下の3つです。
- メジャー通貨ペアのスワップポイントが高い
- マイナー通貨ペアのスプレッドが低い
- 最小取引数量が1,000通貨
みんなのFXでは、メジャー通貨ペアのスワップポイントが高く設定されているため、メジャー通貨ペアでスイングトレードをしたい方に向いています。
またマイナー通貨ペアのスプレッドが、メキシコペソ円は0.3銭、南アフリカランド円は0.9銭、トルコリラ円は1.6銭と低く設定されています。
最低取引数量も1,000通貨からと少額で始められるため、マイナー通貨ペアの取引のコストを最低限に抑え、スワップポイント狙いのスイングトレードを始めたい方にはメリットです。
総合評価 | 3.7 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 34 |
デモ口座 | あり |
スマホ | FXトレーダー アプリ版 |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | みんなのFX公式サイト |
30代女性FX歴:5年以上
4
スワップポイントは高水準で、高金利通貨ペアでも高い水準なので良いと感じます。最初の頃はスワップポイントに関していまいち理解できていないレベルでしたが、そんな初心者の頃から良いと感じることごできました。
20代男性FX歴:半年~1年
5
手数料は無料なので取引に対してなどもお金は発生しないので安いと感じます。またスプレッドも業界最安水準なので高額な取引をされる方にも、初心者の方にも向いているのでとても良いFX口座だと感じています。
スワップトレードにおすすめの口座はLIGHT FX
FXでは通貨ペアのそれぞれの通貨の金利差に基づいて日割で算出される金利であるスワップポイントも大きな収入です。
スワップトレードをしたい人におすすめの口座がLIGHT FXである理由は以下の3つです。
- 高金利通貨ペアのスワップポイントが高い
- スプレッドが狭い
- ツールが使いやすい
LIGHT FXは業界最高水準のスワップポイントを提供しています。特に、メキシコペソ/円(MXN/JPY)での買スワップは10万通貨あたり280円、トルコリラ/円(TRY/JPY)で350円、南アフリカランド/円(ZAR/JPY)で200円となっています。
ただし、スワップポイントは各国の金利水準や政策によって変動する可能性があります。高金利通貨は流動性が低く、急激な相場変動が起こりやすいため、適切なリスク管理が必要です。
スプレッドの比較表やグラフ取引コストに関しても、LIGHT FXはスプレッドが狭く、取引コストが低いのが特長です。高い約定力と低いスプレッドが魅力であり、スプレッドは取引ペアや市場状況によって変動する可能性があります。スプレッドが狭いため、短期取引にも適しています。
スプレッドは業界最狭水準で、USD/JPYは0.2銭、EUR/JPYは0.4銭と非常に狭いです。これにより、取引コストを抑えることが可能です。
取引ツールも使いやすく、多機能です。カスタマイズ可能な取引画面で効率的な取引が可能であり、モバイル対応の取引ツールも提供されています。取引ツールの使い勝手が良いため、初心者から経験者まで幅広く利用されています。
使い方に合わせてレイアウトを自由自在にカスタマイズできたり、LIGHT FXユーザーの売買比率などを活用すれば、どこの価格帯にポジションが集中しているかなどを把握できます。
そのため、高金利通貨ペアのスワップポイント狙いの運用をする予定もある場合は、LIGHT FXを利用するとよいでしょう。
スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
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最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 44 |
デモ口座 | - |
スマホ | LIGHT FXアプリ |
口座開設日数 | 最短翌日 |
出典 | LIGHT FX公式サイト |
60代その他FX歴:3ヶ月~半年
4
使いやすさは抜群で、画面の切り替えや注文の入力がスムーズにできます。機能の充実度も高く、チャートやニュース、経済指標などの情報が豊富に揃っています。特にチャートはカスタマイズ性が高く、自分の好みに合わせて色や形を変えたり、インジケーターやテクニカル分析ツールを追加したりできます。
気軽に自動売買を始めたいならみんなのシストレがおすすめ
みんなのFXのメリット
- ◎ トレーダーを選ぶだけで自動売買ができる
- ◎ バイナリーオプションができる
- ◎ スワップポイントが高い
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が34種類と多い
みんなのFXのデメリット
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
- △ デモ口座がスマートフォンに対応していない
みんなのFXが自動売買したい方に向いている理由は以下の3つです。
- 自動売買ができる
- 自動売買の取引手数料がかからない
- スプレッドが狭い
みんなのFXでは、「みんなのシストレ」という自動売買システムで取引ができます。みんなのシストレでは、成績優秀なストラテジーを選び、投資数量または投資金額を決めるだけで、自動売買ができます。成績優秀なストラテジーは、ランキングから簡単に選ぶことができるので、初心者にもおすすめのシステムです。
ストラテジーには、「実際に取引しているトレーダー」と「プログラム」の2種類があり、自分の取引スタイルに合ったストラテジーを選ぶことができます。また、みんなのシストレは取引手数料が無料であるため、初心者に嬉しいサービスです。
みんなのFXでは、ドル円0.2銭、ユーロ円0.4銭、豪ドル円0.6銭、ユーロドル0.3pipsなど非常に狭い水準のスプレッドを提供しています。スプレッドは、主要通貨ペアで特に狭くなっています。
総合評価 | 4 |
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自動売買の種類 | リピート型・選択型 |
実績例 | 期間収益率約1,500% 「きるあ」 2022年6月~2023年5月 |
通貨ペア数 | 34通貨ペア |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
スプレッド(ドル円) | 非開示 |
取引手数料 | 片道0.2pips(スプレッドに含まれる) |
スマホアプリ | iPhone:App Store android:Google Play |
30代男性FX歴:2年~3年
5
サイトやアプリの見やすさは十分だと思います。ユーザーもかなり多いので分からないことへの解決策はすぐに見つかるでしょう。初心者レベルから中級者には素晴らしいツールだと思います。忙しい人にもお勧めできるツールとなっています。
30代男性FX歴:半年~1年
5
24時間自動で売買できるので、仕事が不定期な私のとっては放置できるのでかなり使い勝手が良いです。 しかも少額から始められるので余ったお小遣いだ始められているのでかなり気楽ですし、アプリも使いやすいので文句はないです。
サクソバンク証券は通貨ペア数の多さNo.1
メリット
- ◎ 取扱通貨ペア数150以上
- ◎ TradingViewが利用できる
- ◎ 月曜早朝3時から取引可能
- ◎ メジャー通貨のスプレッドが狭い
デメリット
- △ 通貨によっては最小取引数量が大きい場合がある
サクソバンク証券は、デンマークのコペンハーゲンに本社を構えるオンライン銀行「サクソバンク(SAXO BANK A/S)」の日本法人として2006年に設立されました。
1992年創業のサクソバンクは、現在180ヵ国以上でサービスを提供するオンライントレーディングのグローバルカンパニーです。
海外資本の会社である点に不安を感じる方もいるかもしれませんが、金融庁からの認可を受けており、 日本国内で10年以上の営業実績もあるため、安心して取引できます。
サクソバンク証券の取扱通貨ペアは国内最多の150以上を誇ります。(2023年11月29日時点で155通貨ペア)
米ドル/円やユーロ/米ドルなどの人気の通貨ペアはもちろん、トルコリラ、メキシコペソといった高金利通貨や、タイバーツ、イスラエル・シュケルのような珍しい通貨まで幅広く対応しています。対円だけではなく外貨同士の組み合わせも多いため、収益を上げるチャンスが広がる点がサクソバンクを利用する最大のメリットです。
マルチチャートやTradingViewなどの外部ツールと連携可能なのもサクソバンクの特徴です。
サクソバンク証券が自社で提供する取引ツールは2種類あります。一般投資家向けの「SaxoTraderGo」と、取引額が大きく取引回数の多い上級トレーダー向けの「SaxoTraderPRO」です。そのどちらの取引ツールからも、以下の外部ツールと連携することができます。
- TradingView
- マルチチャート
- OpenAPIforExcel
特に豊富なインジケーターが搭載されているTradingView(トレーディングビュー)は全世界で人気のツールです。本来はTradingView上からは直接発注することができませんが、サクソバンク証券の口座と連携することでTradingView上で発注が可能となります。
口座連携に費用はかからないので、TradingViewのアカウントがあれば無料で連携できます。TradingViewと連携できるFX業者は他にOANDA証券、FOREX.comしかなく非常に貴重なため、TradingViewユーザーはサクソバンク証券を検討しましょう。
月曜日の早朝3時から取引が開始できるのも、サクソバンク証券を利用するメリットです。
国内FX会社の取引開始時間は午前7時頃が多いため、3時から取引できるのは突発的なニュースがあった際に他のトレーダーより早く取引できる点で有利です。特に土日に値動きに関わる大きなイベントが発生した際に月曜の早朝から取引できるのはサクソバンク証券ならではの強みでしょう。
※取引開始時間は、豪州・米国の夏時間によって異なります。
- 月曜午前3時から土曜午前7時
(オーストラリア夏時間・米国標準時間) - 月曜午前3時から土曜午前6時
(オーストラリア夏時間・米国夏時間) - 月曜午前4時から土曜午前6時
(オーストラリア標準時間・米国夏時間)
業界最狭水準のスプレッドも魅力の一つです。
主要通貨ペア(USDJPY、EURJPY、GBPJPY、AUDJPY、EURUSD、AUDUSD、GBPUSD)は、原則固定の業界最狭水準に設定されています。
ただし、主要通貨以外は原則固定ではなく、変動制となっています。そのため、毎回の取引で同じ値幅を取ろうとしても利益に差が出て、初心者には資金管理が難しい場合もあるので注意しましょう。
サクソバンク証券は基本1,000通貨から始められるものの、流動性の低いマイナー通貨やエマージング通貨(成長の初期段階にある国・地域の通貨)によっては最小取引数量が大きい場合がある点に注意してください。
■最小取引数量が大きい通貨(例)
通貨ペア | 最小取引数量 |
---|---|
HKDJPY | 50,000 |
HUFJPY | 100,000 |
MXNJPY | 10,000 |
FXの始め方とは?初心者に必要なもの・手順をわかりやすく解説!
FXの始め方は「始めるために必要なものを用意する」「FX会社の口座開設をする」「入金をする」「取引ツールをインストールする」「実際に取引を行う」のかんたん5ステップです。
スマホとマイナンバーカードを持っている場合は、「スマートフォンによるマイナンバーカードの認証」で本人確認を手軽に完了させられます。
FXの始め方!まず必要なものは?
FXを始めるためにまず必要なものは以下の2つです。
FX口座の開設には本人確認書類とマイナンバーの準備が必要です。FX業者によって組み合わせや種類は異なりますが、主に必要なものは以下のとおりとなります。
本人確認書類 | マイナンバー |
---|---|
・運転免許証 ・健康保険証 ・パスポート ・住民票の写し ・印鑑登録証明書 |
・マイナンバーカード ・マイナンバー通知カード |
口座開設にあたっては本人確認書類1つとマイナンバーカード(マイナンバー通知カード)の提出が必要なケースが多いですが、マイナンバーカード一枚のみで手続きが完了するFX業者もあります。
FX取引に必要な資金も用意しましょう。最低資金は、通貨ペアと最低取引単位によって異なります。
ドル/円の取引をする際に必要な最低資金は以下のとおりです。
最低取引単位 | 1通貨 | 1000通貨 | 1万通貨 |
---|---|---|---|
最低資金 | 約6円 | 5600円 | 5万6000円 |
また、最低取引単位はFX業者によって異なります。
FX業者 | 松井証券 FX | GMOクリック証券 | 外為どっとコム | DMM FX |
---|---|---|---|---|
最低取引単位 | 1通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 10,000通貨 |
FX会社の口座開設をする
FX取引に必要なものを用意したら、次にFX会社の口座開設をしましょう。FX会社の口座開設の手順は以下の通りです。
口座を開設するFX会社が決まったら、申し込み手続きをおこないましょう。多くのFX会社は、WEB上で申し込むことができます。
まずは、申込に必要な個人情報を入力します。入力が必要となる主な項目は以下のとおりです。
- 氏名
- 性別
- 国籍
- 生年月日
- 住所
- 職業
- メールアドレス
- 電話番号
- 金融資産保有額
- 年収
- 投資目的
- 口座種類
- 投資経験
FX会社によって入力項目は異なりますが、関連サービス(提携銀行の口座開設やポイントサービス)の申込有無の選択が必要なこともあります。初期設定で申込にチェックが入っている場合も多いので、申込が不要な場合はチェックを外しましょう。
個人情報の登録が完了したら、重要事項や各種規約を確認します。FX取引のリスクや契約内容の記載があるので、必ず目を通しましょう。
次に、本人確認をおこないます。本人確認の方法はFX会社により異なりますが、主な本人確認方法は以下のとおりです。
- スマートフォンで本人確認書類と自分の顔を撮影する
- スマートフォンやパソコンから本人確認書類をアップロードする
- メールやFAXで本人確認書類の写しを提出する
- 郵送で本人確認書類の写しを提出する
郵送での提出は審査までに時間がかかることが多いので。スマートフォンで本人確認を行うのが良いでしょう。
また、必要となる本人確認書類はマイナンバーカードや運転免許証、健康保険証などです。
口座開設にはマイナンバーの提出が法律で定められているため、マイナンバーがわかる本人確認書類を必ず用意しましょう。
本人確認が完了したら、審査結果を待ちましょう。FX会社によっては、申込当日に審査が完了する場合もあります。
審査通過の連絡が来たら、口座開設は完了です。
FX口座に入金する
FX口座を開設したら、投資資金を入金します。入金方法はFX会社によってさまざまですが、主な方法は以下のとおりです。
銀行振込は、銀行の窓口やATMなどからFX振込専用口座に資金を振り込む方法です。利用できる銀行やATMに制限はありませんが、振込手数料が自己負担となります。
また、振込手続きをおこなってから入金が反映されるまでに1~2時間ほどかかる場合が多いです。
リアルタイム入金(クイック入金)は、提携銀行のネットバンキングサービスを呼び出してFX口座へ入金をおこなう方法です。
リアルタイム入金は、振込手数料が無料(FX会社負担)となります。また、入金手続きが即時で反映されるため、入金手続き後すぐに取引が可能です。
ただし、リアルタイム入金が利用できる提携銀行はFX会社によって限定されています。各FX会社の提携銀行口座を持っている場合は、ぜひリアルタイム入金(クイック入金)を利用してみてください。
SBI証券や楽天証券のように総合口座がある証券会社では、総合口座からFX口座へ資金の振替が可能です。手数料無料で即時に振替手続きが可能なので、同じ証券会社の総合口座で株式や債券投資などをおこなっている人にとっては便利なサービスです。
取引ツール(アプリ)をインストールする
FX取引をおこなうには、分析・注文するための取引ツールが必要です。多くのFX会社では、パソコン用の取引ツールとスマートフォン用のアプリを用意しています。
パソコン用の取引ツールは、充実した機能が特徴です。表示できるテクニカル指標の種類やチャートの最大表示数が多いため、常に値動きを確認する短期トレーダー向けです。
スマートフォン向けのFXアプリは、パソコン用取引ツールと比べると同時に表示できるテクニカル指標やチャートの数が少ないのがデメリットです。しかし、どこでも簡単にFX取引をおこなえるため、日中にパソコンを確認できない人や隙間時間にスマホから手軽に取引したい人に向いています。
実際に取引を行う!
取引ツール(PC・スマホアプリ)のインストールが完了したら、実際にFX取引を始めましょう。
まずは、通貨ペアを選択します。FX取引は、さまざまな通貨ペアで取引が可能です。FX会社によって取り扱う通貨ペアは異なりますが、主な通貨ペアの組み合わせは以下のとおりとなります。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ポンド/円
- 豪ドル/円
- NZドル/円
- カナダドル/円
- スイスフラン/円
- 南アフリカランド/円
- ユーロ/米ドル
- ポンド/米ドル
- 豪ドル/米ドル
- NZドル/米ドル
- 米ドル/スイスフラン
- 米ドル/カナダドル
- ユーロ/ポンド
- ユーロ/豪ドル
- ユーロ/NZドル
- ユーロ/スイスフラン
- ポンド/豪ドル
- ポンド/スイスフラン
取引する通貨ペアを選択したら、次にエントリーポイントを決めましょう。エントリーポイントとは、新規で注文を入れるタイミングのことです。
適切なエントリーポイントの見極めが、FX取引で利益を出すために重要となります。エントリーポイントを決める主な方法は以下のとおりです。
上昇トレンドが続いている状況において、価格が一時的に下がったタイミングで買い注文を入れる方法。ただし、価格の値下がりが一時的なものかの見極めが重要。そのため、価格が下がって少し上昇したタイミングでのエントリーがおすすめ。
下落トレンドが続いている状況において、価格が一時的に上がったタイミングで売り注文を入れる方法。ただし、その後も下落トレンドが続くかはわからないため押し目買い同様にトレンドの見極めが重要。
移動平均線を使ってエントリーポイントを見極める方法。短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜いたタイミングで買い注文を入れる。
移動平均線を使ってエントリーポイントを見極める方法。短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜いたタイミングで売り注文を入れる。
エントリーポイントを見つける主な方法は上記の通りですが、値動きを完璧に予想することはできません。そのため、利益だけでなく、損切りのラインも事前に決めておきましょう。
また、スワップポイント狙いの長期投資であればエントリーポイントをそこまで気にする必要はないかもしれません。
エントリーポイントを決めたら、実際に買い注文や売り注文を入れます。WEB版取引ツールやスマートフォンアプリで注文手続きをおこないましょう。
注文時の提示レートで約定する成行注文以外にも、さまざまな注文方法があります。FX会社によって利用できる注文方法は異なりますが、主な注文方法は以下のとおりです。
価格を指定せずに、注文時点の提示レートで約定する注文方法。
希望価格を指定して注文する方法。買い注文であれば現在のレートより安い価格、売り注文であれば現在のレートより高い価格を指定する。現在の為替レートが1ドル=100円の場合、「1ドル=99円より安くなったら買う、1ドル=101円より高くなったら売る」といった注文。
新規注文と新規注文に対する決済注文を同時におこなう注文方法。現在の為替レートが1ドル=99.5の場合、「1ドル=99円になったら買う」、「1ドル=99円で買えたら1ドル=100円になったタイミングで売る」といった注文を同時におこなえる。
2つの注文を同時に出し、いずれかの注文が確定したらもう一方の注文がキャンセルされる注文方法。1ドル=101円で新規注文をした場合、「1ドル=103円になったら売り」、「1ドル=99円になったら売り」という2つの注文を同時に出すことで利益確定と損失拡大防止をおこなえる。
IFD注文とOCO注文を併用した注文方法。「1ドル=100円になったら買う」、「1ドル=100円で買えた場合、1ドル=101円になったら売って利益を確定する、1ドル=99円になっても売って損失を確定する」といった注文をおこなえる。
リアルタイムで提示されるレートで売買する注文方法。表示されるレートをクリックするだけで注文がおこなえる。ただし、スリッページの発生により、発注時のレートと約定時のレートが異なることがある。許容するスリッページ幅は設定可能。
常にチャートを見ながら取引する人は、即時に決済がおこなえる即時注文が良いでしょう。一方で、日中は仕事などで取引ができない人は、事前に注文予約をおこなえるOCO注文やIFD注文、IFO注文を検討してみてください。
FX初心者の稼ぎ方とは?稼げるようになるまでにまずやることを解説!
FXで初心者が稼げるようになるには、FXの取引の仕組みを学び、自分のトレードスタイルと通貨、取引時間を決めることが重要です。
ここからはFX初心者が稼げるようになるまでに最低限まずやることをわかりやすく解説します!
まずはFXの取引の仕組みを理解しよう!
そもそも、FXとはどのような取引なのでしょうか?FXでは、2つの通貨が組み合わさった「通貨ペア」を取引します。例えば米ドル/円(USD/JPY)は「米ドル」と「日本円」の通貨ペアです。
米ドル/円における「買い(Ask)」とは、米ドルを買い、日本円を売る注文です。「売り(Bid)」は、反対に米ドルを売り日本円を買う注文になります。FXでは、「買い」と「売り」のどちらからでも取引することが可能です。
「買い」で保有したポジションは、「売り」によって決済され、反対に「売り」で始めたポジションは「買い」によって決済されます。このように、「買い」と「売り」が1セットになって、FXの取引は完結します。
FXでの売買差益での稼ぎ方を理解しよう!
売買差益は、「買い」と「売り」の2つの注文時の価格差による利益を指します。投資、あるいはFXというと、このような稼ぎ方をイメージする方が多いかもしれません。ここからは、売買差益で稼ぐポイントを紹介します。
FXでは「買い」と「売り」の、どちらからでも取引を開始することができます。価格が上がると思ったら「買い」で取引を開始し、逆に下がると思ったら「売り」で取引を開始しましょう。実際に予測した方向に価格が動けば、前者なら「安く買って高く売る」、後者なら「高く売って安く買う」という取引になり、どちらの場合でも利益を得ることができます。
FXの通貨の価格は、その通貨を買いたい人(需要)と売りたい人(供給)のバランスによって決まります。
例えば、ゴトー日(毎月5と10の付く日)には企業の決済処理や送金などの需要が高まり、米ドルの需要が高まります。そのため、米ドル/円の価格は上昇しやすくなります。
また、利上げや経済指標の発表などにより、その通貨を買いたい人が増えると、その通貨の価格は上昇します。反対に、売りたい人が増えると価格は下落します。
FXで稼ぐためには、こうした需給の変化を分析し、買いたい人が多い状況で買い、売りたい人が多い状況で売ることが重要です。
FXでのスワップポイントでの稼ぎ方を理解しよう!
FXのもう一つの稼ぎ方は、スワップポイントをメインの利益とする方法です。売買差益は短期間で大きく稼ぐことも可能ですが、スワップポイントは長期的・継続的に稼ぐ手法になります。ここからは、そのスワップポイントで稼ぐ方法について詳しく見ていきましょう。
FXでは、2つの通貨を組み合わせた「通貨ペア」を取引します。売った外貨の利子は支払い、買った外貨の利子は受け取ることになりますが、通貨ごとに金利が異なっています。そのため、支払う利子と受け取る利子は異なっており、この金利差が「スワップポイント」になります。
通貨ごとの金利は、国の政策金利がベースになっています。ただし、政策金利は一定ではなく変更されるため、スワップポイントも一定ではありません。
スワップポイントで稼ぐためには、当然スワップポイントが高いことが重要です。ただし、各通貨ペアのスワップポイントを比較したい場合、FX業者のHPで確認できるスワップポイントそのままを比較しても意味がありません。なぜなら多くの場合、「1万通貨」に付与されるスワップポイントが表記されていますが、その1万通貨を買うための価格は通貨ペアにより異なっているからです。
例えば、米ドル/円では1万通貨を130万円で買うことでスワップポイントが190円稼げ、トルコリラ/円では1万通貨を7万円で買うことでスワップポイントが40円稼げるとします。スワップポイントの記載としては米ドル/円の方が高く見えますが、付与率としてはトルコリラ/円の方が4倍近く稼げることになります。
通貨ペア | 米ドル/円 | トルコリラ/円 |
---|---|---|
レート | 130円 | 7円 |
1万通貨の価格 | 130万円 | 7万円 |
スワップポイント | 190円 | 40円 |
スワップポイント付与率 | 0.02% | 0.06% |
「どの通貨ペアのスワップポイントが高いのか?」を判断するには、スワップポイントの金額を見るのではなく、元手に対する利回りで判断する必要があります。
一方で、同じ通貨ペアについて業者の比較をする際は、基本的には金額を見れば問題ありません。
FXのトレードスタイルを決めよう!
FX初心者が稼げるようになるためには、自分のトレードスタイルを決めることが重要です。
FXにおけるトレードスタイルとは、相場の値動きを予測する方法や、取引するタイミング、取引する時間帯など、FXの取引方法のことです。
トレードスタイルを決めることで、自分の取引の目的や方針が明確になり、取引に集中しやすくなります。また、リスク管理のためのルール作りもしやすくなります。
FX初心者は、専門知識や経験がなくても始めやすい「スワップトレード」や、スマホから簡単に始められる「自動売買」などのトレードスタイルが向いています。
- 資金効率のよいトレードをしたい
- トレードに十分な時間を割ける
スキャルピングは数分から数時間の間に何度もトレードを繰り返すことで、利益を積み重ねる手法です。売買に成功すれば、短期間で資金を増やせる可能性があります。取引中はチャートを注視し続けなければならないので、トレードに十分な時間を割ける人に向いているでしょう。
しかし、売買のタイミングが少しずれるだけで、損失を出してしまうケースも珍しくありません。継続的に利益をあげるためには、短い期間で相場を予測し、瞬時にエントリーや決済のポイントを判断できるだけの知識や経験が必要とされます。そのため、初心者にはやや難しい手法です。
また、スキャルピングにはチャート分析が欠かせませんが、スマホで取引をする場合だと利用できるインジケーターの種類は限られているため、分析の精度は下がってしまうでしょう。画面の小ささゆえに、誤ったタイミングでエントリーしてしまうリスクもあります。外出先など通信環境が整っていない場所で取引をすると、狙ったタイミングで注文が成立しないケースもあるため、スマホでスキャルピングに取り組むのは避けた方が無難です。
- トレード1回あたりのリスクを少なくしたい
- 1日のうち決まった時間しかトレードに時間を取れない
デイトレードではスキャルピングのように数秒・数分単位でチャートを確認する必要はありません。1日中チャートを見るのは難しくても、朝仕事に行く前やお昼休み、仕事から帰ってきた後など、決まった時間に数回チェックできる人なら取り組めます。値動きが激しくなりやすい夕方以降の時間帯に絞って、取引をするデイトレーダーもいるようです。
ただしデイトレードでは、スキャルピングと同様にチャート分析が重要となります。全く知識を身につけないままトレードをしても、思うような利益を得られないかもしれません。また、スマホからでは細かいチャート分析ができないことも多いので注意しましょう。
- 1回の取引で大きな利益を狙いたい
- 副業でFXに取り組みたい
- スマホから取引をしたい
スイングトレードは、相場の大きな流れ(トレンド)を捉えて、売買する手法です。そのため、スキャルピングやデイトレードと比べると1回の取引で得られる利幅も大きくなる傾向があります。
また、数週間以上の長期でポジションを保有することも多いため、短期の値動きはあまり気にする必要はありません。こまめにチャートを見れなくても取り組めるので、副業にも適しているでしょう。
チャートを確認し、大まかなトレンドを把握できれば利益を狙えるので、スマホからでもスムーズに取引できるはずです。
ただし、為替は米国時間(日本時間の夜)に動くことも多いため、寝ている間に大きく動いてあっさりロスカットされるといった事態に陥ってしまう危険性があります。初心者がオーバーナイトする(翌日もポジションを保有し続ける)場合は、経済指標の発表やFOMCなど海外でおこなわれる重要イベントのスケジュールにも敏感にならないといけません。テクニカル分析だけなく、ファンダメンタルズ分析に関する専門的な知識を身につけてトレンドをとらえないと、ポジション保有中に損失を抱えることも多いた知識や経験が求められるトレードスタイルになります。
- 専門知識はないがFXで取引してみたい
- コツコツ利益を得たい
- チャートをこまめに見る時間がない
- スマホから取引したい
スワップトレードは、ポジションを保有しているだけで毎日利益が得られる手法です。長期的に保有することで継続的な収入を期待できる取引であり、短期的に大きく儲けるような手法ではありません。他の手法と比べると、テクニカル分析のような専門的な知識はさほど必要とされない上に、長期保有を前提としているのでチャートをこまめに見る必要もなく、トレードになかなか時間を割けない人でも取り組みやすいでしょう。
注文・決済さえできればスワップポイントを獲得できるので、スマホで取引したい人に向いています。通貨ペアごとのスワップポイントやスワップポイントの獲得履歴も、多くの場合スマホから確認可能です。
ただしスワップポイントは毎日変動することはおぼえておきましょう。放置していると、思うような収益を得られないばかりか、マイナススワップとなり損失が出てしまうこともあります。
またスワップポイントを得るためには、高金利通貨で買いポジションを持たなければなりません。そのため、高金利通貨の価格は大きく下落すると為替差損が生じ、スワップポイントの収益が相殺されてしまうリスクもあります。
- 専門知識はないがFXで取引してみたい
- リスクを抑えてコツコツ利益を得たい
- むずかしい取引の設定が苦手
積立FXとは、「FXの仕組み」を使う外貨の積立投資のことです。
積立投資とは、同じ金融商品の定期的かつ定額購入を継続し、長期的な目線で利益を得ようとする投資手法のことを言います。
「外貨への投資」は外貨預金をイメージされる方が多いと思いますが、外貨預金は主に銀行、積立FXはFX会社が取り扱うという違いがあります。
積立FXは、通常のFXよりもリスクが大きく抑えられていること、外貨預金と違っていつでも売却可能なことが大きな特徴です。
- トレードに時間や手間をかけられない
- 専門知識はないがFXで取引してみたい
- スマホから手軽に取引したい
FX会社が提供したプログラムや自分で作成したプログラムを用いて自動的に取引をするのが「自動売買」です。一度設定をすればプログラムやAIが自動で取引をしてくれるので、細かくチャートを見ながら売買する必要はありません。そのため、トレードに時間や手間をかけられない人に向いています。
FXの自動売買は自分で取引ルールを設定する「開発型」と、FX会社が提供するストラテジーの中から自分に合ったものを選択する「選択型」の2つに大きく分けられます。選択型なら、実績が優秀なストラテジーを選択することも可能なので、専門知識がなくても経験豊富なトレーダーと同じような取引ができます専門知識やトレードの経験が少ない初心者でも取り組みやすいでしょう。
スマホから成績の確認やストラテジーの選択も可能です。専用のスマホアプリをリリースしているFX会社も多いので、スマホから手軽に取引したい人にもぴったりです。
ただし、自動売買ではスプレッドの他に手数料がかかるケースが多いので、注意しましょう。また、値動きの急変には対応しにくい側面もあるので、重要指標の発表前などは使用を控えた方が無難です。
FXのおすすめ通貨はトレードスタイルによって決まる!
FXは通貨「ペア」の取引をしています。このため、ある通貨単体の特徴に加えて、通貨ペアとしての特徴があります。
例えば、最も取引量が多い通貨ペアのユーロ/米ドルは値動きが緩やか、トレンドが長く継続する、などの特徴があります。また、アジア時間では動きが緩やか、ロンドン市場が開く16時以降に活発になるといった、時間帯の特徴も見られます。
FX初心者の方は、先ほど選んだ自分のトレードスタイルと相性の良い通貨ペアでまずは取引を行うようにしましょう。
ここからはFXのトレードスタイル別におすすめの通貨ペアを紹介します。
スキャルピングは数秒や数分単位の短時間で売買を完了させる取引スタイルです。売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねていくことになります。このスタイルで最も重視するのはスプレッドです。1回で獲得できる値幅は小さいため、スプレッドが広いとコストに負けてしまいます。通貨ペア、さらに業者選びまで、できるだけスプレッドが狭い環境を選ぶことをおすすめします。
また、通貨により活発に動きやすい時間帯があります。取引をする時間帯が決まっている場合は、それも考慮に入れて選ぶとよいでしょう。
通貨ペア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ユーロ/米ドル |
---|---|---|---|
スプレッド | 0.2銭 | 0.4銭 | 約0.4銭 |
米ドル/円は、取引量が1位の米ドルと3位の日本円の組み合わせです。日本のほとんどのFX業者では、最も狭いスプレッドの通貨ペアになっており、スキャルピングに最適な通貨ペアでしょう。
値動きが活発になりやすいと言われているのは、東京市場のオープン時間付近である8:30頃~10:00頃やニューヨーク市場のオープン時間付近である22:00頃~24:00頃です。
ユーロ/円は、取引量が2位のユーロと3位の日本円の組み合わせです。多くの業者で米ドル/円についで狭いスプレッドになっており、こちらもスキャルピングに検討したい通貨ペアです。
値動きが活発になりやすいと言われているのは、東京市場のオープン時間付近である8:30頃~10:00頃やロンドン市場のオープン時間付近である17:00頃~19:00頃です。
ユーロ/米ドルは、取引量が1位の米ドルと2位のユーロの組み合わせで、最大の取引量を誇る通貨ペアです。おおむねユーロ/円と同じくらいのスプレッドで提供されています。
値動きが活発になりやすいと言われているのは、ロンドン市場のオープン時間付近である17:00頃~19:00頃やニューヨーク市場のオープン時間付近である22:00頃~24:00頃です。日本円が絡まないためロンドン市場オープン以降の動きが活発になります。夕方以降の取引が多くなる方には特におすすめの通貨ペアです。
デイトレードは数時間~1日で売買を完了させる取引スタイルです。このスタイルで重視するのはスプレッドと値動きの癖です。スキャルピングほど取引回数は多くないので、スプレッドが多少広くても大丈夫ですが、マイナー通貨はやはり不向きです。メジャー通貨の中で選ぶことをおすすめします。
また、突発的に影響を与えそうなファンダメンタルズ(雇用統計やCPIなど)を把握しやすい方が望ましいです。その突発的な動きを予想して取引したり、あるいはその日は取引を避けたりするなど、対応方法はさまざまですが、いずれにしても情報がすぐに手に入る方が良いでしょう。
通貨ペア | 米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 |
---|---|---|---|
スプレッド | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.6銭 |
値動きの特徴 | 緩やかな動き | 緩やかな動き | ボラティリティが高い |
米ドル/円はスプレッドが最も狭く、値動きも安定しており、コストもリスクも抑えられた通貨ペアです。米国と日本の通貨なので情報も容易に把握でき、取引しやすいでしょう。
ユーロ/円もスプレッドが狭く、値動きも安定しています。EUは複数国の集合体であるため、情報を手に入れるという点では少しハードルが高いかもしれません。
豪ドル/円はスプレッドが狭く、それでいてボラティリティが高いという特徴があります。急激に変動しやすいというリスクはありますが、言い換えれば一度の取引で大きな値幅を狙えるメリットでもあります。米ドル/円やユーロ/円のボラティリティでは物足りない方は、こちらを検討してみてはいかがでしょうか。
なお通貨の選び方ではありませんが、デイトレードの注意点として、ニューヨーククローズを、またぐポジションにはスワップポイントが発生します。ほとんどのFX業者ではプラスよりマイナスのスワップポイントを高く設定しているため、買いと売りの両方で取引を繰り返すとスワップポイントのトータルがマイナスとなる可能性が高くなります。少しでもコストを減らすため、スワップポイントのプラスとマイナスの差が小さい業者を選ぶことをおすすめします。
スワップトレードは、売買差益を狙った取引ではなく、付与されるスワップポイントを狙った取引のことを指します。時間軸に定義はありませんが、基本的には数週間から数ヵ月、数年という長期的なスパンで行う手法になります。
スワップポイントを狙う取引ですから、重視するのはもちろんスワップポイントの高さです。スワップポイントを比較する際に注意したいことは、公表されているスワップポイントは多くの場合、各通貨「1万通貨」に付与される値になっていることです。100円買ったら10円もらえるのと、1,000円買ったら50円もらえるのを比べると、前者の方がお得です。同じように、「いくらに対してそのスワップポイントがもらえるのか」を考えるようにしましょう。
また、ファンダメンタルズも重要になります。現在だけ高金利なのか、過去も安定して高金利だったのか、レートの下落が激しくないか、などを考慮し、長期的な投資先として妥当なのか検討する必要があります。
通貨ペア | メキシコペソ/円 | ハンガリーフォリント/円 |
---|---|---|
1万通貨の価格 | 7万7,360円 | 4,050円 |
スワップポイント | 24円 | 3円 |
スワップポイント年率 | 11.3% | 27% |
高金利通貨の代表的なものにはトルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円の3ペアがあります。中でもメキシコペソ/円はスワップポイントが安定して高く、レートの下落も激しくないため最もおすすめできる通貨ペアです。
トルコリラは金利自体は常に高く設定されているのですが、レートの下落が激しいという特徴があります。実質的なスワップポイントは減っていきますし、含み損も膨らんでいきます。高金利でありながら安定感がある、メキシコペソ/円の方が安心できる投資先でしょう。
ハンガリーフォリント/円は、2023年3月からみんなのFXとLIGHT FXで取り扱いが始まった新しい通貨ペアです。トルコリラ/円を上回るほどの高スワップポイント、それでいてメキシコペソ/円のようなレートの安定性と、現状ではスワップポイント投資に最も適している通貨ペアの1つだと言えるでしょう。
日本ではまだ登場して間もない通貨ペアのため、この高スワップポイントが続くのかどうかは未知数の部分があります。定期的に情報を得ながらポートフォリオに加えてみてはいかがでしょうか。
積立投資は、定期的に同じ商品を買い付ける長期投資手法です。投資信託のつみたてNISAはまさにこの手法です。一度に多額の投資資金を用意できなくても少額で始められる、時間的なリスク分散ができる、といったメリットがあります。
FXの積立投資で重視するのは、レンジ相場になっているか、あるいは高スワップポイントであるかの2点です。
積立投資は長期的に保有することになるため、スワップポイントがプラスであるポジションを持つことが基本になります。その上で、主に2つの戦略が考えられます。1つは、レンジ相場となっている通貨ペアで積立購入し、レンジの端に来たら売却することで差益を狙う戦略です。もう1つは、高いスワップポイント狙いで積立購入する戦略です。
通貨ペア | 米ドル/円 | メキシコペソ/円 |
---|---|---|
スワップポイント年率 | 5.3% | 11.3% |
トレンド | レンジ | 緩やかな下落トレンド |
米ドル/円は2000年以降100円から120円ほどでの推移が長く、下振れや上振れはありますがおおむねレンジ相場と言えるのではないでしょうか。また現在はスワップポイントも高くなっているため、積立期間ではスワップポイントの利益を得つつ、最終的には売買差益で大きく利益を得る、というような取引ができるかもしれません。
メキシコペソ/円は安定してスワップポイントが高いため、スワップポイントを狙った積立投資にはおすすめの通貨ペアです。大局的には下落トレンドだと思われるので、含み損になりやすいことはあらかじめ理解しておく必要があります。
自動売買で重視するのは、レンジ相場になっていることと、そのレンジが狭いことやボラティリティが高いことです。
FXでの自動売買にはさまざまな種類がありますが、多くのシステムはリピート系自動売買に分類されます。ある価格で買ってある価格で売る、という注文を繰り返すことをリピート注文と呼びます。このリピート注文をレンジの中に複数仕掛けて、上下を繰り返す相場の細かな値動きから利益を得ようとするのがリピート系自動売買の基本的な考え方です。こうしたシステムにはレンジ相場の通貨ペアが向いていますが、中でもレンジが狭いと資金効率がよくなり、ボラティリティが高いと約定する回数が多くなるという特徴があります。
通貨ペア | 豪ドル/ニュージーランドドル | 豪ドル/円 |
---|---|---|
特徴 | 狭いレンジ相場 | ボラティリティが高い |
豪ドル/ニュージーランドドルは非常に狭いレンジを形成しています。オーストラリアとニュージーランドの結びつきが強く、金利政策も比較的似ていることからこのような相場が形成されています。このレンジを抜けたらどうするかというリスク管理は必要ですが、資金効率に優れた自動売買が行える利点があります。
豪ドル/円はメジャー通貨のクロス円の中でボラティリティが高い傾向にある通貨ペアです。価格が動けばそれだけ注文が約定するチャンスが多く、リピート系自動売買では長らく人気があります。クロス円で自動売買を始めてみたい方は検討してみてはいかがでしょうか
相場が活発な時間帯を把握しよう!
市場が活発に動いている時間帯や、重要な経済指標のタイミングなどを把握しておくことで、メリハリを利かせた効率的な取引が可能になります。主要な市場の取引時間は次のとおりです。
市場 | 日本時間 |
---|---|
ウェリントン | 5:00~16:00 |
シドニー | 7:00~18:00 |
東京 | 8:00~19:00 |
香港 | 9:00~20:00 |
フランクフルト | 15:00~3:00 |
ロンドン | 16:00~4:00 |
ニューヨーク | 21:00~7:00 |
なお、サマータイムが採用されている国では、冬時間と夏時間で経済指標が公表されるタイミングなどが異なるため、FX会社からのアナウンスも参考にしながら取引を行うようにしましょう。そして、これらのなかでも、特に取引が活発な時間帯として、「東京時間(日本時間8時~16時)」、「ロンドン時間(日本時間16時~2時)」、「ニューヨーク時間(日本時間21時~6時)」と呼ばれるものがあります。ここでは、それぞれの時間帯の特徴について見ていくことにします。
日本時間に先立って、ウェリントン市場とシドニー市場での取引が開始されますが、参加者が少ないことから取引量自体はあまり多くありません。その後、8時の東京為替市場を皮切りに、香港やシンガポールなど、アジアやオセアニア地域からの取引が拡大していきます。
取引が拡大することはつまり、取引の流動性も高まることを意味していますが、特にTTM(Telegraphic Transfer Middle Rate)に注意が必要です。TTMとは、金融機関が顧客と外国為替取引をする際の基準となるレート(仲値)です。TTMは、金融機関の為替トレーダーが9時55分時点の為替レートをもとに決定するため、この時間に向けて取引が活発になる傾向にあります。とりわけ、5と10がつく日である「五十日(ごとおび)」に合わせて、日本企業は決済に向けて米ドルを大量に調達(購入)することが多い点を考慮しておく必要があります。その後、TTMが提示された10時以降は、相場の動きは比較的穏やかになる傾向にあります。
日本時間の夕方になると、ユーロやポンドなど、欧州諸国の通貨に関する取引が活発になっていきます。ロンドン市場は、世界的に見ても市場参加者と取引量が圧倒的に多く、流動性が高い点が大きな特徴です。ロンドン時間の注意点は、日本時間の夕方(18時頃)にかけて、欧州景気を表す主要な経済指標が発表される点にあります。会社員の方で、この時間に経済指標を確認することが難しい場合には、無理に取引に参加することは避けた方がよいでしょう。
日本時間19時頃の昼休みを挟んで、ニューヨーク市場での取引が始まる21時頃から再びロンドン市場は活況を呈する傾向にあります。なお、日本時間翌朝1時(夏時間は0時)には、ロンドン市場で金の取引価格を決定する「ロンドンフィキシング」が行われます。金は主に米ドル建てで取引が行われることから、ロンドンフィキシングが為替相場(主に米ドル)に及ぼす影響にも注目する必要があります。
日本時間21時から深夜2時にかけては、ニューヨーク市場とロンドン市場が重なることもあり、米ドルが絡んだ取引がさらに活発化していきます。日中に仕事や家事、勉学で忙しい方にとっても、比較的参加がしやすい時間ではないでしょうか。取引参加者が多いこの時間帯は、比較的スプレッドが安定していることも、初心者にとってこの時間がおすすめできる理由の一つです。
世界経済情勢とアメリカ経済情勢の影響を受けるニューヨーク市場において、米国の経済指標発表には注意が必要です。特に、原則毎月第1金曜日の夜(冬時間は22時30分、夏時間は21時30分)に発表される米国雇用統計は、最も注目度の高い指標とされています。特に重要な経済指標については他にも連邦公開市場委員会(FOMC)の声明や議事録の公表、GDP速報値の公表など、アメリカの経済指標は米ドルの価格に大きな影響を与えるため、FX会社がまとめている経済指標カレンダーを常にチェックするようにしましょう。
もう一つ、日本時間0時(サマータイム期間は23時)に行われる「ニューヨークオプションカット」に向けて、ニューヨーク市場の取引は特に活発になると言われています。この時間になると、その日の外国為替オプションの権利の行使または、不行使が決定されます。したがって、ニューヨークオプションカットは市場の動向を予測し、取引戦略を立てるうえで重要な情報となりますが、初心者はあえてこのタイミングでは静観し、相場が落ち着いてから取引を行うことも選択肢に入れておくとよいでしょう。
-->【注意】海外FX業者はおすすめしない理由とは?金融庁から警告を受けている会社も!
FXを始めようと考えている方の中には、海外FX業者を検討している方もいるかもしれません。しかし、海外FX業者を利用することは以下の2つの理由からおすすめしません。
トラブルが発生しても追及が困難になるリスクがある
FX取引を事業として行うためには、日本の金融商品取引法に基づいて金融商品取引業の登録が必要です。
この登録制度は、投資家保護を目的としたものであり、登録業者は、金融庁の監督を受けており、一定の基準を満たしていることが求められています。
一方、海外で金融商品取引のライセンスを持つ業者であっても、日本で登録を受けずに日本に居住する者に対して金融商品取引業を行うことは禁止されています。
そのため、海外業者との取引で出金拒否や約定拒否、詐欺などのトラブルが発生した場合でも、追及が困難になってしまうリスクがあります。
レバレッジ制限がない
日本では、個人がFX取引を行う際は、取引金額に対して4%以上の証拠金を差し入れ、維持する必要があります。これはレバレッジに換算すると25倍以下となります。
このレバレッジ制限は、投資家の損失を抑えるためのものであり、金融庁の監督のもとで実施されています。
一方、海外FX業者の中には、レバレッジ制限がない場合もあるので高レバレッジを利用して大きな利益を狙うことも可能です。ただし、大きな損失を被るリスクも同時に高くなるため特に初心者の方は利用を避けるようにしましょう。
以上の理由から、FX取引を始める際には、特に初心者の方は海外ではなく日本国内の業者を選ぶことをおすすめします。FX取引を始める前に、取引の相手が金融商品取引法の登録を受けている業者であることを必ず確認してください。
そして、取引の仕組みや内容を十分理解し、取引に伴うリスクを認識したうえで、自己の責任において取引を行ってください。
◾️公的機関による金融庁に無登録の国内・海外FX業者への注意喚起・トラブルの紹介
金融庁「投資被害にご注意ください」
金融庁「オイシイ投資話にご注意を!」
国民生活センター「儲かってるのに出金できない!?海外FX取引をめぐるトラブルにご注意」
消費者庁「無登録業者との外国為替証拠金取引(FX)にご注意ください!」
国民生活センター(越境消費者センター)「(12)海外FX取引やバイナリーオプション等の外国為替取引に関する相談」
福岡市 消費生活センター「FX投資で簡単に高収入!?(令和5年6月22日掲載)」
伊奈町消費生活センター「安易な外国為替証拠金取引(FX)にご注意を!」
財務省 関東財務局「無登録で金融商品取引業等を行っている者に対する警告」
財務省 関東財務局「警告業者検索用データ」
財務省 関東財務局「海外に所在する無登録業者とのFX取引等にご注意ください!」
財務省 関東財務局「海外無登録業者にご注意ください」
財務省 関東財務局「海外に所在する無登録業者によるFX取引等の勧誘等に注意!」
証券取引等監視委員会「無登録業者・無届募集等に対する裁判所への禁止命令等の申立ての実施状況」
FXに関するよくある質問
ここでは、FXに関するよくある質問をまとめました。
特に、これからFXを始める初心者の方にとって耳寄りの情報を多く含んでいます。できるだけ素早く疑問を解決して、スムーズに取引を開始しましょう。
- FXとはどのような金融商品?
- FXとは、二国間の通貨を売買して差益を狙う投資のことです。FXは「Foreign exchange(外国為替)」の略で、日本語では外国為替保証金取引となります。 FXでは、日本円・ドル・ユーロ・ポンドなど、他国の通貨を売ったり買ったりします。例えば日本円でドルを購入すれば、「円売り」「ドル買い」となります。このように、ドルでポンドを買ったり、ユーロでドルを買ったり、二国間の通貨の売買を繰り返して差益を狙うのがFX取引の仕組みです。
- FXで1万通貨はいくら?
- FXにおける1万通貨の金額は通貨ペアによって異なります。 米ドル円なら1万ドル、ユーロ米ドルなら1万ユーロといった具合にペアの左側にある通貨の数が1万あると覚えておきましょう。 ちなみに1ドル145円の場合、米ドル円1万通貨だと145 × 10万で145万円分の取引となり、最低必要証拠金額は145万円の4%(最大レバレッジ25倍)で5万8千円です。
通貨ペア 必要証拠金 1万通貨 米ドル円 5万8千円 145万円 ユーロ米ドル 6万2千円 155万円 ポンド米ドル 7万2千円 180万円
- FXで10万通貨を取引するにはいくら必要?
- FXにおける10万通貨の金額は通貨ペアによって異なります。米ドル円なら10万ドル、ユーロ米ドルなら10万ユーロといった具合にペアの左側にある通貨の数が10万あると覚えておきましょう。ちなみに1ドル145円の場合、米ドル円10万通貨だと145 × 10万で1,450万円分の取引となり、最低必要証拠金額は1,450万円の4%(最大レバレッジ25倍)で58万円です。
通貨ペア 必要証拠金 10万通貨 米ドル円 58万円 1450万円 ユーロ米ドル 62万円 1,550万円 ポンド米ドル 72万円 1,800万円
- FXはいくらから始めるべき?
- FX初心者の方は、まずは1万円~10万円の資金から始めてみましょう。まずは少額からFXを始めて、取引に慣れてから元手の資金を増やすのが良いでしょう。当メディアで行った、FXの取引経験のある国内の20歳から69歳の男女500名を対象とした独自調査では、全体の28.1%にあたる140人が「1万円から~10万円まで」という金額でFXの取引を始めていることがわかりました。独自アンケートについてくわしく知りたい方は「FX会社に関する利用実態調査」をご覧ください。
- FXのおすすめの本は?
- FXを学ぶにあたって、本を活用することも大変有効です。FXをこれから学びたい初心者の方は「一番売れている月刊マネー誌Zaiが作った「FX」入門改訂版」「世界一やさしいFXの教科書1年生」「マンガでわかる最強のFX入門」などの本でまずは取引の仕組みを学びましょう。その後、「ずっと使えるFXチャート分析の基本」などでテクニカル分析の手法などを学んでいくとよいでしょう。くわしく知りたい方は「FXを本気で学びたい初心者におすすめの本19選!中上級者編も紹介」の記事も参考にしてみてください。
- FXのおすすめアプリは?
- FXのおすすめアプリは、みんなのFXの「FXトレーダーアプリ版」です。みんなのFXはスプレッドが業界最狭水準、かつスワップポイントも高水準と初心者でも取引がしやすい環境になっています。また「FXトレーダーアプリ版」は通貨強弱・ヒートマップ・TMサインなど他社のアプリに比べても提供される情報が豊富です。くわしく知りたい方は「FXアプリおすすめ10選を徹底比較!チャートやデモトレードなどの初心者でも稼げる機能も紹介!」の記事も参考にしてみてください。
- FXのおすすめ通貨は?
- 初心者の方がFXを始める際には、メジャー通貨の米ドル/円から取引することをおすすめします。米ドル/円は取引量が多く流動性が高いことで情報を得やすいのが特徴です。また日本のほとんどのFX会社が米ドル/円のスプレッドを一番狭く設定しています。取引コストを安く抑えられることからも、初心者の方は米ドル/円から取引を始めてみましょう。
- FXのおすすめ海外業者は?
- FXの海外業者を使うことはおすすめしません。海外FX業者では出金トラブルや詐欺などの事例が多数報告されています。日本の金融庁も「無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください」で消費者に対して注意を促しています。
- FX初心者の稼ぎ方は?
- FX初心者の方はスイングトレードなどの比較的長期間のトレード手法から稼いでいくことがよいでしょう。スイングトレードとは保有しているポジションを数日から数週間、数ヶ月単位で中長期的に売買をするトレードスタイルです。取引回数が少ないため細かいチャート観察が不要で、ゆったりと経済動向を見ながら値動きとの関係性を確認できます。また為替差益だけではなく、スワップポイントも受け取れるので初心者の方はモチベーションを保ちながら、稼いでいけるでしょう。この稼ぎ方についてくわしく知りたい方は「FXのスイングトレードとは?基礎知識と初心者が稼ぐための実戦的なコツを徹底解説!」の記事も参考にしてみてください。
FXランキングの根拠/参照データの紹介
当記事の初心者向けFX口座ランキングの根拠/算出基準と参照データを紹介します。
なお、ランキング根拠と参照するデータに関しては定期的に見直しを行っております。
FXおすすめ口座ランキングの比較項目
比較項目 | 比較基準 |
---|---|
スプレッド | メジャー通貨のスプレッドを比較して集計 |
スワップポイント | メジャー通貨・高金利通貨のスワップポイントとその評判を比較して集計 |
最低取引単位 | 各社の最低取引単位を比較して集計 |
通貨ペア数 | 各社の取引通貨ペア数を比較して集計 |
スキャルピング公認 | 各社のスキャルピングに対するスタンスを比較して集計 |
約定力 | 各社の約定力を比較して集計 |
FXアプリ | 各社のFXアプリのマーケット情報の豊富さと使いやすさの評判を比較して集計 |
PCツール | 各社のPCツールの評判を比較して集計 |
取引ツール | 各社がMT4、TradingViewに対応しているかを比較して集計 |
デモ口座 | デモトレードに対応しているかを比較して比較して集計 |
FX会社各社の米ドル円、ユーロ円、ポンド円、ユーロドル、ポンド/米ドルなどのメジャー通貨のスプレッドを比較して独自に集計しています。
参考データ:FX会社を取引コストで比較する
各社のスプレッド比較記事:【2023年】国内FX会社のスプレッドを徹底比較!手数料が安いおすすめ口座とは?
FX会社各社の米ドル円、トルコリラ円、メキシコぺソ円、南アフリカランド円のスワップポイントとその評判を独自に集計しています。
参考データ:FX会社をスワップポイントで比較する
FX会社各社の最低取引単位(1~10000通貨)を比較して独自に集計しています。
少額取引におすすめの口座ランキングの記事:少額FXにおすすめの口座10選を徹底比較!利益を得るコツも紹介
FX会社各社の取扱通貨ペア数(20~101)を比較して集計しています。
参考データ:FX会社を取扱通貨ペアで比較する
FX会社各社のスキャルピング取引(秒単位)に対するスタンスを比較して独自に集計しています。
スキャルピング取引に関する記事:FXのスキャルピング手法とは?向いている人の特徴や禁止されている理由を解説
当メディアで独自に調査した、FX会社各社の約定力(取引を指定した価格で成立させる力)の評判と各社のカバー先金融機関の数を比較して集計しています。
口コミ・評判の収集方法について:FX会社の口コミ収集方法について
FX会社各社のスマホアプリのApp StoreとGoogle Playの評価とマーケット情報の豊富さを比較して集計しています。
FXアプリランキング記事:FXアプリおすすめ10選を徹底比較!チャートやデモトレードなどの初心者でも稼げる機能も紹介!
参考データ:FX会社を取引ツールで比較する
当メディアで独自に調査した、FX会社各社のスマホアプリの使いやすさに関する評判を比較して集計しています。
参考データ:FX会社を取引ツールで比較する PCツールランキング記事:FXおすすめPCツールランキング
口コミ・評判の収集方法について:FX会社の口コミ収集方法について
FX会社各社がMT4、TradingViewに対応しているかを比較して集計しています。
MT4に関する記事:MT4とは?人気のFX専用ツールの機能や使い方、対応FX会社もご紹介!
FX会社各社が仮想資金を使用したデモトレード口座に対応しているかを独自に集計して算出しています。
FXのデモトレードに関する記事:FXデモトレードアプリおすすめ10選を徹底比較!初心者が登録不要で練習するならコレ!
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大学卒業後にFXトレードを開始し、その経験を活かした金融分野のライターとして活動。 トレード手法の開発のためだけに1年を費やし、リアルトレードでは4か月で10万円を400万円にまで増やす経験をした。 現在は、金融メディアのディレクションを行う一方で、トレード手法のさらなる開発のためにMQL4でのプログラミングを行っている。
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