ヒロセ通商は2023年オリコン顧客満足度調査において、「FX取引」ランキング総合1位の評価を獲得するなど、第三者機関の調査で高評価を得ているFX会社です。しかし、「自動売買が無い」などの悪い口コミも見られます。
そのため、「評判は本当に悪いのか」、「高評価のポイントはどのようなものがあるのか」といった疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
そこで、今回はヒロセ通商の評判と口コミを徹底解析し、その疑問を解消したいと思います。また、低評価のポイントについても包み隠さず解説しますので、ヒロセ通商での取引を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヒロセ通商の評判一覧
ヒロセ通商の悪い評判・低評価のポイントとしては「注文方法が多すぎてわかりづらい」「FXの自動売買機能が提供されていない」といった口コミがありましたが、それ以外は主に高評価のポイントが目立ちました。
注文方法が多すぎてわかりづらい
ヒロセ通商は27種類もの注文方法を用意しており、他社と比較にならないほど豊富に提供しています。上級者にとってはメリットになる特徴ですが、FX初心者にとっては理解が難しい注文方法も多く、使いこなすには時間がかかる可能性があります。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- OCO注文
- IFD注文
- IFO注文
- トレール注文
- ストリーミング注文
- 時間指定成行注文
- 時間指定指値(逆指値)注文
- ワンクリック注文
- クイック注文
- ワンクリック決済注文
- 一括決済注文
- 一括買決済注文
- 一括売決済注文
- 通貨別全決済注文
- 全決済注文
- pip差決済注文
- ドテン注文
- 一括注文
- 金額指定全決済注文
- トリガー注文
- 時間指定全決済注文
- BID判定買(ASK判定売)逆指値注文
- 他通貨トリガー注文
- リピート時間指定成行注文
FX初心者がまず利用すべき基本的な注文方法は「成行注文」、「指値注文」、「逆指値注文」、「OCO注文」、「IFD注文」、「IFO注文」あたりなので、注文方法が多すぎることは初心者にはメリットとなりづらいかもしれません。
一方で、中上級者の方はこれらの多彩な注文方法を十分に活用することで有利に取引ができるようにしていけるはずです。
FXの自動売買機能が提供されていない
FX初心者向けの自動売買を提供するFX会社がある中で、ヒロセ通商は提供していません。ヒロセ通商で自動売買機能が提供されていない点は、特に初心者にとって低評価のポイントとなり得ます。
自動売買を使えば必ず利益が出るというわけではありませんが、最初に取り組む第一歩としては利用したい機能の1つであるため、自動売買を利用したい方は他のFX会社の併用も検討してみるといいでしょう。
価格帯別の注文数、ポジション数を確認することができる
ヒロセ通商の高評価のポイントとしては、まずポジションの傾きを把握するための機能が充実している点が挙げられます。
価格帯別のポジション数や注文数は取引をする上で重要な情報ですが、チャートからポジション動向を把握できる機能を提供しているFX会社は少ないので、この機能を提供していることはヒロセ通商の強みと言えるでしょう。
下記のようなチャートの画面から、「価格帯別注文数」「価格帯別ポジション数」といった情報をワンクリックでチャート上に表示させることができます。また、売り買いどちらかだけでも表示させることができるため、欲しい情報だけをチャート上に柔軟に表示させることも可能です。
例えば、価格帯別ポジション数の売り買いを両方を表示させると以下のようになります(画像参照)。赤色がロングポジション、青色がショートポジションとなっており、この場合はロングポジションが多いということが把握できます。
「ポジションが多い=どこかで決済しないといけない」ため、ロングポジションが多いということは、上昇する過程ではロングポジションを解消するための売り圧力が発生すると予想でき、上値が重くなりやすいと判断することができます。また、売りポジションが多い水準を突破した場合は、ストップロスの買いの注文が指値で置かれていることが多く、さらに価格が上昇する圧力となります。
一方で、ショートポジションが積み上がっている場合はどこかでポジション解消のための買い戻し圧力が発生することから、底堅い動きになりやすいです。そして、買いポジションが多い水準を抜けて下落した場合は、「ストップロスの売り注文が下に待ち構えているため、更なる下落圧力につながるのではないか」という予想をポジション動向から判断することができます。
次に、上の画面は価格帯別注文数を表示させたものです。
どの価格帯に指値や逆指値があるのかということが、一目で把握できます。
上の画面の場合はチャートの天井付近では売りの指値が溜まっていることがわかり、一方で下落すると節目付近で買いの指値が溜まっているということが判断できます。
また、簡易的な指値注文や逆指値注文の注文情報を表示することもでき、好みや場面で使い分けることも可能です。
市場の時間別表示ができる
LION FXのチャートは、各市場の時間帯を色分けして表示することが可能です。
上の画面で、各市場の時間が赤色、黄色、青色で色分けされています。赤色が東京時間(東京市場)、黄色がロンドン時間(ロンドン市場)、青色がニューヨーク時間(ニューヨーク市場)を表しています。
為替市場では市場の時間が変化すると、それまでのトレンドも変化することがあります。そのため、市場別にチャートを色分けすることによって「そろそろトレンドが変化する可能性がある」ということを視覚的に理解することが可能できるメリットがあります。
市場の時間別表示も短期トレーダーであれば便利な機能の1つなので、短期的な取引を行う場合は利用することをおすすめします。
「LION分析ノート」で自分の取引を分析できる
自身の取引を分析することができるツールである「LION分析ノート」も、ユーザーから高い評価を受けています。
50代男性FX歴:5年以上
4
ヒロセ通商では、PCに関してもパソコンにアプリをインストールして行う方法を推奨しています。その点が他社と比較してユニークです。アプリのアップグレードが提供されると更新に少し時間が必要な時がありますが、特に問題はありません。各種ツールは充実しており、「さきよみLIONチャート」のような特徴的なツールも使えて便利です。
自身の取引データが細かく表示されます。具体的には、以下のような情報を確認することが可能です。
- トレード損益
- トレードスコア
- 損益比率
- 売買比率
- 買トレード損益
- 売トレード損益
- 通貨ペア比率
- 利益金額比率
- 損失金額比率
さらに、決済回数やペイオフレシオ、勝率や利益が出た場合の平均保有期間、損失が出た場合の平均保有期間、そしてプロフィットファクター等も確認することができます。
取引を金額ベースでも確認することができ、自身の取引に関して細かなデータから悪い取引や良い取引、それぞれの癖を考えることが可能です。
曜日別にも損益を確認することができるため、曜日ごとの調子も分かるなど独自性が高い機能まで搭載しています。
取引というのは一朝一夕にスキルを得ることができるものではなく、常に勉強し続けて上手になるものです。ヒロセ通商のLION分析ノートは、自身の取引を振り返るのにぴったりな機能の1つとなっています。
このような過去の取引データを分析できる機能を提供しているFX会社は少ないため、ヒロセ通商は自身の取引を改善することによって利益を出したいと思っている方に向いているFX会社の中の一社といえるでしょう。
ツイッター機能を搭載
ヒロセ通商では情報を早期に得ることができるよう、「ツイッター機能」を入れています。なぜなら、短期トレーダーにとって、ニュース速報をいち早く把握することは大切なポイントだからです。
上の画像では取引画面の右側にツイッターが表示されています。そして、ロイターやブルームバーグ、ウォール・ストリート・ジャーナル、JFX株式会社の小林社長が発信する情報等が自動的に流れてきます。
どの情報ソースを見ればいいのかわからない方も多いかもしれませんが、ヒロセ通商であればメジャーな情報ベンダーの情報が瞬時に入ってくるため、誰にとっても使いやすい機能といえるでしょう。
シグナル設定やアラート通知が可能
ヒロセ通商のLION FX C2に最近追加された機能で、高値・価格を更新した時に自動的にアラートが鳴るように設定出来るようになったのは個人的にはかなりポイント高い。どの時間軸でも勝てる。
LION FXではシグナル設定を行ったり、既に設定されているシグナルからどのような損益が発生しているのか確認したり、また条件に合致した場合はアラート通知を飛ばすことができたりする機能を提供しています。また、最大5種類のテクニカル分析を使用し、指定した通貨ペアとローソク足の時間足を設定してバックテストを行うこともできます。
上の画像はLION FXのシグナルの画面ですが、ご覧の通り既に提供されているシグナルがランキングで表示されています。その他にも、自身で条件を設定することで条件に合致した場合通知を飛ばすようにできる仕組みもあるため、中上級者であれば使ってみると面白い機能と言えるでしょう。また、初心者も取引の参考にすることができるため、ぜひ試してみてください。
米国債の金利や逆イールドを確認できる機能を搭載
ヒロセ通商のLIONチャートPLUS+で米見た目とドル円の比較チャート見れるようになった。 1分足で6時間分見える。それより収益差をみれるのは便利かも。
LION FXでは、米国債の金利を確認することができるチャートも別途用意されています。
上記は米国債の金利の一覧となっており、「比較」というコマンドからドル円を選択すると米国債の金利とドル円が同じチャート上で表示され、相関関係を確認することができます。為替市場は各国の政策金利の予測から変動するとも言われており、米国債と米ドルは相関関係があることから、金利はとても大事な取引の判断材料であると言えます。
また、米国債の利回り差まで確認することができるようになっており、米国が逆イールドになっているのか等、少し細かなデータまでチャートで確認することが可能です。逆イールドの場合は景気後退が発生すると言われており、どのくらい短期金利と長期金利が逆転しているのかというのは確認する必要がある大事なデータであるため、このデータを提供していることはヒロセ通商の強みと言えるでしょう。
チャートのレイアウトを変更可能
自分好みにチャートの色なども拘れます。別枠のチャート機能も充実しています。
ヒロセ通商のLION FXでは、チャートのレイアウトを上記のように6つの中から選択することができます。色々なパターンで選択することが可能なため、好きなレイアウトを選択して表示させるといいでしょう。
為替レートとチャートを一緒に表示させたり、テクニカル分析だけを大きな画面で行ったりしたい等ユーザーによってニーズが異なるため、一度表示して自分に合うものを選んでみてください。
スプレッドが狭い
ヒロセ通商のLION FXはスプレッドが狭いと好評です。
50代男性FX歴:5年以上
4
最も一般的な通貨ペアの「米ドル・円」で、標準0.2銭のスプレッドです。他の業者でこれよりも狭いスプレッドを提供しているところもあるので、最も狭いというわけではありません。しかし、0.2銭は十分に安い水準と言えます。また他の人気通貨ペアに関しても、手数料の安い他社と比較して、同レベル水準のスプレッドを提供しています。
50代男性FX歴:5年以上
4
楽天証券でも少額のトレードをしていますが、ユーロ/円、ユーロ/ドルの通貨ペアのスプレッドが、ヒロセ通商の方が0.1小さいので、安さを感じます。ドル/円の通貨ペアは2社とも同じですが、その他ペアで安いのがヒロセ通商をメインにしている理由です。
30代女性FX歴:半年~1年
4
他社と比較した際に、やはりどこの証券会社よりも安いのかなと感じました。自分が全ての証券会社を把握しているわけではないので、星4つのランクで評価させていただきました。
30代男性FX歴:2年~3年
4
初期値としてのスプレッドは他社に比べて安いと感じていますし、企業努力を感じるところはあります。しかし、イベントの時など急激にスプレッドが開いたりするので、実際の取引でかかっている手数料というものが本当に安いとはいえないかもしれません。
たとえば、ヒロセ通商の米ドル/円スプレッドは0.2銭程度(実績)となっています。他のFX社と比較して飛び抜けているわけではありませんが、十分狭いといえる水準でしょう。
FX業者 | LION FX | DMM FX | GMOクリック 証券 |
外為 どっとコム |
みんなのFX | LIGHT FX | GMO外貨 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭 | 0.2銭※ |
ユーロ/円 | 0.4銭 | 0.4銭 | 0.4銭 | 0.4銭 | 0.3銭 | 0.4銭 | 0.4銭※ |
英ポンド/円 | 0.9銭 | 0.9銭 | 0.9銭 | 0.9銭 | 0.9銭 | 0.9銭 | 0.9銭※ |
一方で、スプレッドがたまに広がるという評判もありました。ヒロセ通商に限らず、米雇用統計などの大型指標の発表前後にはスプレッドが広がりやすくなる傾向にあるため、慎重に取引をするようにしましょう。
スキャルピングユーザーに向いている
ヒロセ通商はスキャルピング取引がしたい人に向いています。
50代男性FX歴:5年以上
4
今まで取引をしていて、約定力に不安を感じたことはありません。ヒロセ通商は、スキャルピング取引を公認しており、そういった取引方法に十分対応できるシステム設計をしているので、その点で約定力に関しても一定の安心感を持っています。
30代男性FX歴:2年~3年
4
デイトレードやスウィングトレードをしている分には、約定力で劣る部分は感じませんでした。むしろ他の会社で問題が起きた時にもしっかり約定していたので相対的には良いといっていいと思います。もっとも、イベント時やスキャルピングの場合はわかりません。
50代男性FX歴:5年以上
4
スマホアプリは、新アプリも提供されて、さらに高機能になりました。ヒロセ通商は、スキャルピングで利用する人も多いですが、そのような超短期取引で使いやすいように設計されており、取引機能、チャート機能共に充実しています。
30代男性FX歴:2年~3年
4
1つ気をつけなくてはいけないこととして、初期段階でスプレッドが狭い分、イベント時のスプレッドの急激な広がりがあります。しかし、これというのは玄人の方がスキャルピングなどの短期で取引する場合に気をつければいい事で、平時に堅い取引をするのであれば、手数料が安く始めやすいと思います。
50代男性FX歴:5年以上
4
特に初心者の場合は、取引自体に慣れる必要があります。ポジションの持ち方によっては、相場の変動でレバレッジがかかっている分損失が膨らむリスクもあります。そういったことから、短期取引にも向いたヒロセ通商は、練習用としても使い勝手がいいと思います。
スキャルピングとは秒単位~数分単位の細かい売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねていく手法です。
短時間での注文を繰り返し行う行為を禁止しているFX会社も多いなか、ヒロセ通商はスキャルピングを公認している貴重な会社です。
また、スプレッドが狭く取引手数料が無料である点や、約定スピードが世界最速水準の0.001秒である点でも、スキャルピングをしたいユーザーに向いた会社です。さらに、ヒロセ通商の取引ツールは短期トレーダー向けの機能も充実しています。PCツール・スマホアプリのどちらでも「秒足チャート(10秒足チャート)」を表示できる機能があるため、分足チャートでは見えない細かな値動きも視覚化できます。
実際に2023年のオリコン顧客満足度ランキング「スキャルピングトレード」で1位を獲得しています。
ヒロセ通商の始め方は?口座開設の手順から取引するまでの流れ
ヒロセ通商を始めるための手順は、「口座開設に申し込む」「本人確認書類・マイナンバー確認書類を送付する」「ログインIDとパスワードを受け取る」「ツールをインストールしてログインする」「取引画面から注文をする」の5ステップで完了します。
口座開設に申し込む
まずは、ヒロセ通商の公式サイトの画面左上にある「新規口座開設」ボタンをクリックしてください。
画面が切り替わったら、「LIONFX&CFD口座開設はこちら」または「LIONFX口座開設はこちら」ボタンを押しましょう。後からCFD口座を開設することもできるため、迷う方はFX口座のみでもよいでしょう。
今回は、「LIONFX口座開設はこちら」ボタンを押したケースを例として解説していきます。
新規口座開設画面が表示されたら、各種交付書面などを確認の上、同意や承諾のチェックを入れていきましょう。「以下に一括で同意する」ボタンを押すと、全てにチェックが付きます。
続いて、氏名や住所、生年月日などを入力してください。保有金融資産の入力も必要になるため、事前に計算しておくとスムーズです。
選択・入力が完了したら、画面下部にある「入力内容のご確認」ボタンをクリックしましょう。口座開設の申込に関する選択・入力は以上です。
本人確認書類・マイナンバー確認書類を送付する
次に、本人確認書類とマイナンバー確認書類を送付します。スマートフォンを持っており、マイナンバー確認書類(通知カードや個人番号カード、マイナンバー記載ありの住民票)と下記の書類(日本で発行された書類のみ対象)のうち、いずれか1点を持っている場合は「スマホでかんたん本人確認」をすることができます。
- 運転免許証(運転経歴証明書)
- 個人番号カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
スマホでかんたん本人確認とは、スマートフォンで本人確認書類と顔写真を撮影して確認を行うことで、オンライン上で本人確認が完了する方法です。最短で申込み当日に取引を開始することができます。
また、スマホでかんたん本人確認で必要な条件に加えてネットバンクの口座を持っている方は、「ネットバンキングでかんたん本人確認」をすることが可能です。ネットバンキングでかんたん本人確認とは、ネットバンクの口座にログインして、その後にスマートフォンで本人確認書類の撮影を行うことでオンライン上にて本人確認が完了する方法になります。
こちらもスマホでかんたん本人確認と同じく、最短で申込み当日に取引を開始することが可能です。 スマホでかんたん本人確認やネットバンキングでかんたん本人確認を利用できる条件に当てはまらない場合は、本人確認書類2点とマイナンバー確認書類1点を送付しましょう。最短で口座開設完了の翌日に取引を開始できます。
なお、利用可能な書類は、以下の画像の通りです。
ログインIDとパスワードを受け取る
書類提出後に審査が行われ、審査に通るとIDとパスワードが送付されます。スマホでかんたん本人確認やネットバンキングでかんたん本人確認の場合はメール、どちらも利用しなかった場合は登録した住所宛てに「会員証」が書留郵便(転送不要)で送付されます。
ツールをインストールしてログインする
IDとパスワードが送付されてきたら、いよいよヒロセ通商で取引をすることができます。ヒロセ通商の使い方を、オールラウンドな取引ツールである「LION FX C2」を例として見ていきましょう。
まずは、ヒロセ通商の公式サイトの画面上方にある、「会員ログイン」ボタンを押してください。
ポップアップ画面が表示されたら、「ツールを選んで使う」ボタンをクリックしましょう。
各ツールの紹介ページが開いたら、「C2ダウンロード」ボタンを押し、画面の指示に従ってインストールしてください。
インストールが完了したら、IDとパスワードを入力してログインしましょう。画面左にある通貨ペアのレートを押すことで、取引画面に移ることができます。
取引画面から注文をする
画面に表示されていない通貨ペアを取引したい場合は、「USD/JPY」や「EUR/JPY」などの通貨ペア名が表示されている部分をクリックすることで、表示されていない通貨ペアを選択可能です。
基本となる注文の種類は「成行」、「通常/IF」、「時間指定」、「OCO」、「ストリーミング」の4種類から選ぶことが可能です。
成行注文とストリーミング注文は同じ扱いのFX会社も多いですが、ヒロセ通商では成行注文は許容スリッページ幅を設定しないで約定を優先する、ストリーミング注文は許容スリッページ幅を設定するという違いがあります。
注文数量やロット数、許容スリッページ幅などを入力したら「注文確認」ボタンをクリックし、続けて「注文送信」ボタンを押すことで発注できます。
また、チャート画面の右上にある折れ線グラフのボタンをクリックすると、表示するテクニカル指標を選ぶことが可能です。
ヒロセ通商に関するFAQ
この項目では、ヒロセ通商を利用するにあたって知っておきたいこと、注意すべきことをまとめてご紹介していきます。
- ヒロセ通商はどんな人におすすめ?
- ヒロセ通商はスキャルピングをしたい方におすすめです。なぜなら、ヒロセ通商はスキャルピングを公認しているからです。スキャルピングを公認しているFX会社はあまりないため、スキャルピングをしたい方にとってヒロセ通商は貴重な存在だと言えるでしょう。
また、取り扱い通貨ペアが54種類と非常に豊富なことから、色々な通貨ペアを取引したい方にも向いています。
- ヒロセ通商を口座開設できる人は?
- 以下がヒロセ通商の主な口座開設基準になります。
- ・年齢が18歳から75歳までであること
- ・電話ならびに電子メール等で常時連絡が取れること
- ・ご自身のメールアドレスをお持ちであること
- ・居住地国名等に関する確認が行えること
- ヒロセ通商にデモ口座はある?
- ヒロセ通商ではデモ口座が用意されており、3ヵ月間自由に利用することができます。
デモ口座の申込画面で、名前(ニックネーム可)やメールアドレス、預託証拠金(開始資金)を入力することでデモ口座を開設可能です。
また、ヒロセ通商のデモ口座は土日に仮想レートを配信しているため、土日も取引の練習ができることが大きな特徴になっています。
- ヒロセ通商にバイナリーオプション口座はある?
- ヒロセ通商では「LION BO」という名称のバイナリーオプションが提供されていましたが、2023年6月30日をもって残念ながらサービスを終了しています。
- ヒロセ通商は自動売買ツールを提供している?
- ヒロセ通商は、残念ながら自動売買ツールを提供していません。
- ヒロセ通商で取り扱いのある通貨ペア・取り扱いのない通貨ペアは?
- ヒロセ通商の取り扱い通貨ペアは、以下の54種類です。
ヒロセ通商の取引通貨ペア(54通貨ペア) AUD/CAD AUD/CHF AUD/JPY AUD/NZD AUD/USD CAD/CHF CAD/JPY CHF/JPY CNH/JPY CZK/JPY EUR/AUD EUR/CAD EUR/CHF EUR/GBP EUR/JPY EUR/NOK EUR/NZD EUR/PLN EUR/SEK EUR/SGD EUR/TRY EUR/USD EUR/ZAR GBP/AUD GBP/CAD GBP/CHF GBP/JPY GBP/NZD GBP/USD HKD/JPY HUF/JPY ILS/JPY MXN/JPY NOK/JPY NZD/CAD NZD/CHF NZD/JPY NZD/USD PLN/JPY SEK/JPY SGD/JPY TRY/JPY THB/JPY USD/CAD USD/CHF USD/HKD USD/HUF USD/JPY USD/MXN USD/PLN USD/SGD USD/TRY USD/ZAR ZAR/JPY
なお、ハンガリーの政策金利が非常に高いことから、最近では高金利通貨ペアとしてHUF/JPYに注目が集まっています。
詳細はこちら
学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。その後coincheckで仮想通貨取引所のトレーダーを経験し、NYのブロックチェーン関連のVCを経て、金融コンサルティングを中心としたCWC株式会社を設立。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有。
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