FXでは過去の価格情報からパターンを分析する「テクニカル分析」を行うことで、取引の精度を上げていくことが重要です。FX会社はスマホやタブレット、PCなどのデバイス別にチャートを確認できるアプリを独自に提供しています。
FXチャートアプリは「画面が見やすいか」「機能性が高いか」「情報量が豊富か」「操作性が良いか」の4つのポイントに注目して選ぶことが重要です。
この記事では、FXチャートおすすめアプリをスマホ・PC・タブレット別に厳選して紹介するとともに、設定方法や分析方法も紹介しています。
特徴から探す該当箇所に飛びます
スマホアプリで始める場合のFXチャートおすすめ6選
スマホでFXを始める場合、以下の6つのチャートアプリがおすすめです。
スマホでFXができるようになったことで、いつでもどこでも取引ができるようになりましたが、PCなどと比べて画面が小さいことがデメリットとして挙げられます。
よって、この記事では小さな画面でも操作がしやすく、分析機能が充実しているアプリを中心に紹介します。
上の比較表から、スマホでも豊富な分析機能を備えているみんなのFXが総合的に優れています。
また、スピード注文機能もあるため出先でもスピーディーな取引が可能です。世界中で使われている高機能チャート「Trading View」も使えるため、非常に便利でしょう。
次に実際の画面を取り上げながら各アプリの紹介を行なっていきます。
みんなのFX「FXトレーダーアプリ版」
みんなのFXのメリット
- ◎ トレーダーを選ぶだけで自動売買ができる
- ◎ バイナリーオプションができる
- ◎ スワップポイントが高い
みんなのFXのデメリット
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
- △ デモ口座がスマートフォンに対応していない
みんなのFXが提供している「FXトレーダーアプリ版」は、画面が非常にシンプルで直感的に操作しやすくなっていることが大きな特徴です。
FXトレーダーアプリ版では、2種類のチャートを使うことができます。
さらに、トレンドラインやサポートラインの描画ではローソク足に吸い付くマグネット機能によって、狙った位置に描くことができ、初心者の方でも分析をスムーズに行うことが可能です。
また、より複雑な分析がしたい場合は「TradingView」のチャートを使うこともできます。TradingViewは、世界中で5000万人ものトレーダーが利用している高機能な分析ツールです。
スマホアプリでも50種類以上の描画ツールが搭載されており、テクニカル指標も80以上と圧倒的な数を誇ります。
その他にも「通貨強弱」が無料で利用できます。
簡単に始められる自動売買みんなのシストレも用意されており、みんなのFXであれば自分のスタイルに合わせて様々な取引を行うことが可能です。
トレイダーズ証券「みんなのFX」
アプリの口コミ
男性 | 20代 | FX歴3年~4年
まず、パソコンに機能が劣らず、スマホアプリだけで完璧な分析が出来る。かつ、シンプルなデザインなので初心者でも分かりやすくトレードができる。注文も素早く出来るので、スキャルピングをしている自分としてはとても満足している。
男性 | 30代 | FX歴1ヶ月未満
アプリ版に関してはとても見やすく使いやすいと思った。表示されている内容もとてもシンプルで自分が今どの取引をしているかがすぐに理解できる。PC版の表示方法もこのようになって欲しいと思った。surfaceのような接触反応式ディスプレイが搭載されてるlaptopも増えているので期待したい。
女性 | 30代 | FX歴5年以上
アプリなら好きなタイミングで利用できるし、電車の待ち時間や移動時間を始め短時間しか余裕がない時でもサッとチェックすることができるので、なかなか見られなくてストレスになってしまうことがなく、動きもスムーズで軽いのが良いです。
男性 | 40代 | FX歴3年~4年
一番気に入っているところは資金移動がアプリ内で出来る事です。その日の収益を移動しておくことができるので気に入っています。指値注文を含め使いやすいと感じます。シンプルなレイアウトで見やすいと感じています。
男性 | 40代 | FX歴3年~4年
取引するのにはスマホで取引する事が多いのですが、ワンクリックで購入することができてスピード感がよいのでかなり使いやすく使用しています。入金の操作もスマホの方がやり易いのでこちらでやっています。評価は4です。
男性 | 30代 | FX歴5年以上
注文のしやすさ、画面の見やすさ、それは当然のことながら最高レベルだと思います。特質すべきは売買に役立つ機能の豊富さです。オーダーブックなどで他人の注文情報がみれたり、通過強弱など、取引に役立つツールが多く、使わない手はないです。
サービス名 | FXトレーダー アプリ版 |
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利用料 | 無料 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 34 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | みんなのFX 公式サイト |
LINE FX
LINE FXのメリット
- ◎ LINEと連携ができる
- ◎ スマホアプリの操作性が高い
- ◎ スプレッドが狭くて取引コストが安い
LINE FXデメリット
- △ デモ口座がない
LINE FXは、LINE証券が運営するFXサービスです。LINEと連携することが可能なので、ツールを使った取引から分析に必要な情報の収集まで、使い慣れているアプリから手軽に実施できるという特徴があります。
FX取引を始めるのにハードルを感じている初心者の方には特に向いているFX口座です。
LINE FXのアプリは、スマートフォンでの操作性を特に意識して設計されています。
スマートフォンでの注文方法もクイック注文が搭載されており、ワンタッチで瞬時に注文を出すことができます。
LINE FXは、スマホでFX取引を手軽に始めたい初心者の方からだけでなく、投資経験者の方からも評価が高いという特徴があります。その理由は取引コストの安さにあります。
FX会社 | LINE FX | GMOクリック証券 | 外為どっとコム | 松井証券FX | みんなのFX | DMM FX |
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米ドル円 | 0.2銭(※) | 0.2(※) | 0.2銭原則固定(例外あり) | 0.2 | 0.2 | 0.2 |
ユーロ円 | 0.4銭(※) | 0.4(※) | 0.4銭原則固定(例外あり)※1 | 0.5 | 0.4 | 0.4(※) |
ポンド円 | 0.7銭(※) | 0.9(※) | 0.9銭原則固定(例外あり)※1 | 1.1 | 0.9 | 0.9 |
上記の表からわかる通り、LINE FXのスプレッドは手数料が安いと評判の人気口座と比較しても、非常に低コストです。
「かんたん本人確認」を利用すると最短翌営業日から取引することが可能なので、早速取引を始めたいという人はそれを利用して口座を開設すると良いでしょう。
LINE証券「LINE FX」の口コミ
男性 | 20代 | FX歴:3ヶ月~半年
スマホのアプリ自体が操作しやすいのですごく良いですね。スマホアプリ自体はそこまで重くはないので凄くありがたいですね。ニュースなどもキャッチすることができる点もおすすめですね。ラインで完結するので良いですよ。
男性 | 30代 | FX歴:5年以上
スマホアプリは黒基調のデザインでカッコよくて、操作性も抜群に良いと感じますね。 各種注文や、チャートのテクニカル分析なども問題ないですし、なによりスピード感のある注文でとても良いと感じます。視覚的に見やすいし、初心者にもオススメです。
男性 | 40代 | FX歴:3ヶ月~半年
スマホアプリに力を入れているのが良くわかります。動くスピードも速く、サクサクと操作が出来てメニューの並びも見やすく利用するのに全く問題は見当たりません。スマホメインで取引を行う方にとっては非常にオススメできます。
サービス名 | LINE FX |
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利用料 | 無料 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 23 |
デモ口座 | なし |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | LINE FX公式サイト |
GMOクリック証券「GMOクリックFXneo」
GMOクリック証券のメリット
- ◎ チャート上から注文を出せるため、スキャルピングで便利
- ◎ バイナリーオプションができる
GMOクリック証券のデメリット
- △ 取り扱い通貨ペア数が20種類と少ない
- △ 強制ロスカットが発動すると手数料がかかる
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
「GMOクリックFXneo」はGMOクリック証券が提供している取引専用アプリです。
GMOクリックFXneoのチャートは非常に見やすく、テクニカル指標も充実していることからFX初心者の方がテクニカル分析で困ることはないでしょう。
チャート画面は4画面でも確認することができ、4分割でも見やすいことからストレスになることがありません。
リアルタイムで相場をチェックしたいときや、マーケットが急変したときにどの通貨が動いているのか、きっかけとなっているのか等を把握するにはこのような画面が必要となります。
また、チャートだけでなく、経済指標が重要度別に確認できたり、日々の取引結果がわかりやすくまとめられていることもGMOクリックFXneoを使う上で大きなメリットです。
デモ取引もアプリ上から簡単に始められ、事前に取引を体験できるため、初心者の方でも安心して取引することができます。
スピード注文も搭載されており、スマホからでもスピーディーにエントリーとエグジットを繰り返すことができます。
GMOクリック証券は他の商品も取り扱いがあるため、1つの証券会社でポートフォリオを管理したい方は口座を開設しておいても損はない一社と言えるでしょう。
GMOクリック証券「FXネオ」アプリの口コミ
女性 | 30代 | FX歴3ヶ月~半年
画面やボタン配置が分かりやすく使いやすいです。速度も問題ないです。スマホ見続けると目が霞んできてしまうことがあり、値段が大きい為ありがたいと思います。 又相場を見ながらニュースも見れるので、値動きしたときにすぐ動けるのが良いと思います。ロイターは見れませんが。
女性 | 30代 | FX歴3年~4年
画面も見やすいし途中でダウンしてイライラすることもなく、好きなタイミングで気軽にチェックできるのでありがたいです。FXトレードはもちろん、投資信託や株式投資、先物取引にCFDといったものを同じアカウントで取引できる点も魅力に感じました。
男性 | 30代 | FX歴5年以上
チャートの見やすさや発注のしやすさなど申し分ありません。マーケットの項目から経済指標カレンダーやニュースをチェックできるので、ファンダメンタル分析にも使えます。正直、スマホアプリによる取引はPC取引と遜色ありません。私はスマホアプリをサブで使っている感覚はなく、スマホアプリとPCを併用している感覚です。
男性 | 50代 | FX歴5年以上
他社(楽天FX、松井証券FX)と比べてレートやチャートが見やすいと感じる。また、注文機能も充実しており、スピード注文機能もPCツール同様に使いやすく、レスポンスもよい。マーケット情報も充実しており、必要十分な情報を得ることができる。
サービス名 | GMOクリック FXneo |
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利用料 | 無料 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 20 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | GMOクリック証券公式サイト |
GMO外貨「外貨exアプリ」
GMO外貨のメリット
- ◎ バイナリーオプションができる
- ◎ スワップポイントが高い
- ◎ スマートフォンアプリが高機能かつ使いやすい
GMO外貨デメリット
- △ スプレッドが狭い時間帯が短い
- △ 米ドル円のスプレッドが0.2銭原則固定
GMO外貨が提供している「外貨exアプリ」は、必要な機能に絞って表示される洗練されたデザインが特徴のチャートアプリです。
こちらも前述したみんなのFXやDMM FXのアプリと同じく、画面を4分割することができます。例えば、米ドル円やユーロ円、豪ドル円、ポンド円といった人気のある通貨ペアを一度にチェックすることができて非常に便利です。
これらの機能を利用して、マルチタイムフレーム分析を効率的に行うこともできます。
上の画像は米ドル円の1時間足と30分足のチャートですが、外貨exアプリでは時間足を切り替えても描画したラインが消えないため、これもマルチタイムフレーム分析をする際に非常に役立つ機能になっています。
GMO外貨「外貨ex」アプリの口コミ
サービス名 | 外貨exアプリ |
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利用料 | 無料 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 24 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | GMO外貨公式サイト |
DMM FX「DMM FX」
DMM FXのメリット
- ◎ スマートフォンアプリの操作性が良く、直感的な操作が可能
- ◎ 24時間のサポート体制を取っており、FX初心者でも安心
- ◎ 口座数が90万を超える人気口座
DMM FXのデメリット
- △ 最小取引単位が1万通貨とやや大きい
- △ 取り扱い通貨ペア数が21種類と少ない
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
DMM FXが提供しているスマホ専用のチャートアプリ「DMM FX」は、シンプルなデザインと初心者でもわかりやすい操作性が特徴です。
また、画面を4分割できるため、主要通貨ペアを一度にチェックしたり、効率的にマルチタイムフレーム分析(同じ通貨ペアの違う時間軸を表示しての分析)をしたりすることが可能です。
加えて、時間足を切り替えても描画したラインが消えないように設定することができ、マルチタイムフレーム分析をする際に非常に便利になっています。
上の画像は米ドル円の日足と8時間足のチャートですが、トレンドラインがしっかりと残っています。
また、描画ツールが11種類と非常に多く、例えばフィボナッチはフィボナッチ・リトレースメント、フィボナッチ・タイムゾーン、フィボナッチ・ファン、フィボナッチ・アークと4種類も用意されています。
取引しているユーザーの売買比率を「注文比率」と「人数比率」の2種類の角度からチェックできる点も大きな特徴です。
スプレッドも業界最狭水準※であり、スワップポイントも高めであるなど取引環境についても申し分ありません。
※国内FX業界2023年度取引高の上位7社と比較(株式会社DMM.com証券調べ)最短30分※で口座開設、
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+最大304,000円
DMM.com証券「DMM FX」アプリの口コミ
男性 | 40代 | FX歴3年~4年
普段パソコンでしかほとんど取引をしないですが、非常に簡単にポジションを持つことができますし、出先でもすぐにチャート確認できます。水平線やチャネルラインを引いた際に、パソコンと連動していればもっといいと思います。
男性 | 30代 | FX歴1年~2年
アプリはバージョンとスマホの状態によって不安定になるんですが、マーケット情報の閲覧などほしい情報を知ることができるため、ツールとしては便利です。取引をするとき、情報収集をするときという具合に使い分けできるのが良いです。
男性 | 50代 | FX歴5年以上
スマホ機能として初心者向けの「かんたんモード」が実装されているので、難しい用語や複雑な操作が不要になり、カジュアルで楽しいユーザーインターフェースから取引を行うことができるので、とても使いやすいです。
男性 | 40代 | FX歴1年~2年
画面が全体的にすっきりした表示になっており、他社んスマホアプリの画面だと全体的に情報を詰め込みすぎてごちゃごちゃしてましたが、こちらのアプリは見やすかったです。また、必要な情報がほぼワンタッチで出せるので便利です。
サービス名 | スマホアプリ DMM FX |
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利用料 | 無料 |
最低取引通貨量 | 10,000通貨 |
通貨ペア数 | 21 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | DMM FX公式サイト |
ヒロセ通商「LION FX5」
ヒロセ通商のメリット
- ◎ スキャルピングが公認されている
- ◎ 食材や食事などプレゼントがユニーク
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が54種類と非常に多い
ヒロセ通商のデメリット
- △ スワップポイントがあまり高くない
- △ 米ドル円のスプレッドが0.2~2.0銭と幅が広い
- △ 通貨ペアによってはスプレッドが狭い時間帯が短い
ヒロセ通商が提供しているiPhone専用のチャートアプリ「LION FX5」は、短期売買に特化した仕様とカスタマイズ性の高さが特徴です。
LION FX5ではチャート上から注文のレート指定を行うことができ、バーを動かすだけで指値や逆指値注文を手軽に設定することが可能です。
高値や安値などを見ながら視覚的に設定できるため、レートを確認して入力する必要が無く、非常に便利な機能です。
4分割チャートにも対応しており、最大3つまで設定することができます。つまり、12個のチャートを保存しておくことが可能です。
さらに左右へのスライド操作で簡単に切り替えることができ、12個のチャートをスムーズにチェックすることができるようになっています。
例えば、RSIは期間や線の種類、色に加え、1~3本の間で何本表示するか選択することが可能です。
描画ラインについても色や線の種類の変更が可能であり、始点延長や終点延長の設定まで行えます。
時間軸もTickや10秒足といった超短期のものまで用意されており、スキャルピングやデイトレードをするのであれば、LION FX5はぜひおすすめしたいチャートアプリです。
ヒロセ通商「LION FX」アプリの
口コミ
男性 | 50代 | FX歴5年以上
スマホアプリは、新アプリも提供されて、さらに高機能になりました。ヒロセ通商は、スキャルピングで利用する人も多いですが、そのような超短期取引で使いやすいように設計されており、取引機能、チャート機能共に充実しています。
男性 | 50代 | FX歴5年以上
おおむね使用感に問題はないですが、ヒロセ通商のスマホ版の弱点は、チャートがちょっと見にくい点です。もっとも、スマホという画面の小さい媒体なので仕方ないとも言えますが、例えばアイネット証券などは意外にチャートがきれいで見やすいと感じています。
男性 | 30代 | FX歴2年~3年
特に難しい取引をしている訳ではないので、個人的に取引のツールとしては満足していますし、何か改善して欲しいというところはありません。強いていうのであれば、もう少しカスタマイズできたりチャートの表示、取引などの選択肢が増えたらなとは思います。
サービス名 | LION FX5 |
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利用料 | 無料 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 54 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | ヒロセ通商公式サイト |
PCで始める場合の高機能FXチャートおすすめ10選
パソコンでFXを始める場合、以下の比較表にある10個のチャートアプリがおすすめです。
パソコンでFXを行うメリットは、大きい画面または複数の画面で、より詳細にチャート分析ができる点です。より多くのテクニカル指標や複数のチャート表示が可能かどうか、取引チャンスを逃さないような情報や注文方法が充実しているかどうかがアプリを選ぶ際のポイントです。
弊社が行ったアンケートによる「PCツールの評価」の項目においても、GMOクリック証券はかなり高い数値を誇っています。
実際の画面を見ながらどのような特徴があるのか見ていきましょう。
GMOクリック証券「プラチナチャート」
GMOクリック証券のメリット
- ◎ チャート上から注文を出せるため、スキャルピングで便利
- ◎ バイナリーオプションができる
GMOクリック証券のデメリット
- △ 取り扱い通貨ペア数が20種類と少ない
- △ 強制ロスカットが発動すると手数料がかかる
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
1つ目は、GMOクリック証券が提供しているPC専用アプリ「プラチナチャート」です。(ブラウザでも利用可能)
プラチナチャートは、FXネオの全通貨ペアとCFDの全銘柄から表示したい銘柄を選択できるため、例えば米ドル円と日経225(日経平均)を並べて表示することが可能です。これによって通貨ペアと関係が深いCFD銘柄を分析したり、FX以外の銘柄を手軽に取引したりすることができます。
テクニカル指標は38種類、描画ツールも25種類用意されており、初心者から上級者まで満足できるようになっています。期間や線の種類、色を変えられるだけでなく、例えば移動平均線なら5本まで表示できるなど、分析の自由度の高さもポイントです。
最大16分割でチャートを表示することも可能で、多くの通貨ペアを同時にチェックしたり、効率良くマルチタイムフレーム分析をしたりできます。
また、プラチナチャートは1クリックですぐに発注できる「スピード注文」機能が搭載されているため、値動きを見ながらすぐに発注することが可能です。ただし、スピード注文以外の注文方法を使いたい場合、他の取引ツールを使う必要があります。パソコンで別の取引ツールを開いて注文しても良いのですが、画面を切り替えるのが手間に感じる場合、スマホアプリを注文専門で使うと、画面の切り替え無しで取引できます。
プラチナチャートは通貨ペア以外の値動きを表示できたり、豊富なテクニカル指標が用意されていたりすることから、高度な分析を行うことが可能です。さらに、経済指標やニュースを確認することができ、ファンダメンタルズ分析にも役立ちます。
サービス名 | プラチナチャート |
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利用料 | 無料 |
PC専用ソフトの対応機種 | Mac / Windows |
通貨ペア数 | 20 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | GMOクリック証券 公式サイト |
30代男性FX歴:5年以上
5
発注ボードがとても使いやすいです。GMOのブラウザから独立させて使えるので、調べ事や仕事をしながらでも発注することができます。またチャートは視覚的に見やすいですし、水平線やトレンドラインも引きやすいです。
40代男性FX歴:2年~3年
4
自分自身としては複数の画面を開いておくことでスマホ画面ではチャートならチャート画面といったように分けられてしまい、同時に見ることは難しいのですが、PCなら複数の画面を開いてチェックできるので大変使いやすいこと。また表示期間などの設定がしやすく、複数のテクニカル指標を同時にストレスなく見られるからです。
DMM FX プレミアチャート
DMM FXのメリット
- ◎ スマートフォンアプリの操作性が良く、直感的な操作が可能
- ◎ 24時間のサポート体制を取っており、FX初心者でも安心
- ◎ 口座数が90万を超える人気口座
DMM FXのデメリット
- △ 最小取引単位が1万通貨とやや大きい
- △ 取り扱い通貨ペア数が21種類と少ない
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
2つ目は、DMM FXが提供しているPC専用アプリ、「プレミアチャート」です。
プレミアチャートは1クリックで画面を4分割や6分割に切り替えることができる機能が、とにかく便利です。複数のチャートを同時に表示させることで、どの通貨ペアが今取引チャンスであるのか一目瞭然です。
テクニカル指標は29種類用意されており、パラメータや線の色などを自由にカスタマイズすることができます。
プレミアチャートでは、ローソク足だけでなくRSIやMACDなどのオシレーター系のテクニカル指標に水平線やトレンドラインなどを引くことができる点が大きな特徴になっており、「ダイバージェンス」などオシレーター系のテクニカル指標の動きを詳細に分析可能です。
さらに、フィボナッチ・リトレースメントをワンクリックで自動的に表示してくれる「ワンタッチ分析ツール」が搭載されています。価格の押し目や戻り目の目安を判断したい際に非常に便利であり、引き方に自信が無い初心者の方でも一瞬でフィボナッチ・リトレースメントを表示させることが可能です。
注文機能が無いことは残念ですが、ブラウザ版のアプリでありながらアラート機能が搭載されているなど、便利かつ高機能なチャートになっており、初心者から上級者までおすすめできます。
サービス名 | FXトレーダー |
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利用料 | 無料 |
対応機種 | Mac / Windows |
通貨ペア数 | 21 |
最低取引通貨量 | 10,000通貨 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | DMM FX公式サイト |
最短30分※で口座開設、
当社限定!キャッシュバック
+最大304,000円
50代男性FX歴:5年以上
5
専門家仕様の取引ツールも用意されており、リアルタイムのチャートやニュース、各種の数値情報などを画面に数多く表示し、各情報をチェックしながらスピード感のある取引ができ、サポートが24時間利用できるので安心。
40代男性FX歴:3年~4年
4
チャートなども非常に軽く、約定も早いです。値動きももっさり感もなく機敏に動きます。すべり幅も自分で調節できるので便利ですし、OCO決済のやり方もスムーズに設定できます。ティックチャートもあるので見る方にはおすすめです。
みんなのFX「FXトレーダー」
みんなのFXのメリット
- ◎ トレーダーを選ぶだけで自動売買ができる
- ◎ バイナリーオプションができる
- ◎ スワップポイントが高い
みんなのFXのデメリット
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
- △ デモ口座がスマートフォンに対応していない
3つ目は、みんなのFXが提供している「FXトレーダー」です。FXトレーダーは、取引に必要な情報を1画面に全て表示することができる点が大きな特徴です。特に情報ツールが充実しており、以下の5つのツールを1画面に表示することができます。
5つのツール
- 経済指標
- ニュース
- 通貨強弱
- 売買比率
- TMサイン
当日と翌日の経済指標が重要度まで表示されるため、どの経済指標に注目すべきか一目で分かるようになっています。さらに、発表直前の経済指標はプライスボードの上にオレンジまたは赤の色付きで表示され、経済指標を見逃しにくいです。
また、スマホアプリ版と同じく、デフォルトの「シンプルチャート」と高機能な「TradingView」の2種類の分析ツールを使うことができます。
チャートはワンクリックで切り替えられるようになっており、複雑な分析を行いたい場合はテクニカル指標や描画ツールが非常に豊富なTradingViewを活用するとよいでしょう。FXトレーダーほど情報ツールを1画面で表示できるチャートアプリは少なく、TradingViewも利用できることから情報収集や分析を重視したい方におすすめです。
サービス名 | FXトレーダー |
---|---|
利用料 | 無料 |
対応機種 | Mac / Windows |
通貨ペア数 | 34 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | みんなのFX公式サイト |
30代男性FX歴:5年以上
5
テクニカル分析などもしやすく、トレーディングビューなどのツールを使ってチャートを見れる点もポイントが高いです。初心者から上級者まで幅広い層が使いやすいだろうなと感じます。正直文句のつけようはないです。
30代女性FX歴:5年以上
4
直感的で使いやすいしパソコン版もとてもみやすくて、初めて利用した時でもあまり迷ったりすることがありませんでした。スマホのアプリも使いやすくて良かったので、どちらにも力を入れているのは良いなと感じました。
GMO外貨「外貨ex for Windows」
GMO外貨のメリット
- ◎ バイナリーオプションができる
- ◎ スワップポイントが高い
- ◎ スマートフォンアプリが高機能かつ使いやすい
GMO外貨デメリット
- △ スプレッドが狭い時間帯が短い
- △ 米ドル円のスプレッドが0.2銭原則固定
4つ目は、GMO外貨が提供しているパソコン用のチャートアプリ、「外貨ex for Windows」です。外貨ex for Windowsは、テクニカル指標の豊富さが特徴です。
移動平均線などのトレンド系は16種類、RSIなどのオシレーター系は25種類の計41種類ものテクニカル指標を使うことができます。
加えて、チャートの配色を画面ごとに設定できるなど、自由度の高さもポイントです。また、チャート上から注文を出したり訂正や取消を行ったりすることもでき、直感的に注文ができるため、発注が非常にスムーズにできるようになっています。
パソコンを仕事や調べものなど他の作業で使いたい時には、ウィジェットとして配置できる「miniモード」へ切り替えることが可能です。外貨ex for Windowsは高機能なだけでなく、ウィジェットとして配置できるなど利便性も高く、リアルタイムの価格変動を見逃したくない方や他の作業を同時に行いながら取引したい方におすすめです。
サービス名 | 外貨ex for Windows |
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利用料 | 無料 |
対応機種 | Windows |
通貨ペア数 | 24 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | GMO外貨公式サイト |
ヒロセ通商「LION FX C2」
ヒロセ通商のメリット
- ◎ スキャルピングが公認されている
- ◎ 食材や食事などプレゼントがユニーク
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が54種類と非常に多い
ヒロセ通商のデメリット
- △ スワップポイントがあまり高くない
- △ 米ドル円のスプレッドが0.2~2.0銭と幅が広い
- △ 通貨ペアによってはスプレッドが狭い時間帯が短い
5つ目は、ヒロセ通商が提供しているパソコン専用のチャートアプリである「LION FX C2」です。LION FX C2はヒロセ通商の公式サイト内で、「ヒロセ通商至上最強のプラットフォーム」と紹介されており、特に短期売買に便利な仕様になっています。
チャートはスキャルピングが公認されているヒロセ通商らしく、Tickや10秒足といった超短期足も用意されています。
チャート上から右クリックでアラートを簡単に設定することができ、忙しくなりがちなスキャルピングやデイトレードでも休憩を取りやすいです。また、直近の高値や安値にアラートを設定しておけば、トレンドの転換に気づくこともできるでしょう。
許容スプレッド機能がある点も見逃せません。スプレッドが広がったときに発注されないようにできる許容スプレッド機能があれば、例えば経済指標発表時などのスプレッドが広がりやすいタイミングにて、許容できるスプレッドでなければ発注させないようできます。
許容スリッページではなく許容スプレッドを設定できるFX会社は珍しく、短期売買をする方であればぜひLION FX C2を試していただければと思います。
サービス名 | LION FX C2 |
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利用料 | 無料 |
対応機種 | Windows |
通貨ペア数 | 54 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | ヒロセ通商公式サイト |
30代女性FX歴:半年~1年
5
PC版とスマホ版両方利用したことがあるが、どちらもチャートの設定を細かく指定することができたので使いやすいと感じました。PC版だと、トレンドラインを自分で引くこともできたのでとても満足することができました。
50代男性FX歴:5年以上
4
ヒロセ通商では、PCに関してもパソコンにアプリをインストールして行う方法を推奨しています。その点が他社と比較してユニークです。アプリのアップグレードが提供されると更新に少し時間が必要な時がありますが、特に問題はありません。各種ツールは充実しており、「さきよみLIONチャート」のような特徴的なツールも使えて便利です。
楽天FX「マーケットスピードFX」
楽天FXのメリット
- ◎ 最大レバレッジを5種類の中から選択可能
- ◎ 世界で最も利用されている取引ツールMT4が使える
- ◎ 取引で楽天ポイントがたまる
- ◎ オンラインセミナーの開催や情報配信が充実
楽天FXのデメリット
- △ スワップポイントが低い
- △ MT4での取引は楽天ポイント対象外
- △ スワップポイントが低い
- △ 複数回システム障害が発生している
楽天FXには複数の取引ツールが用意されていますが、「マーケットスピードFX」をおすすめします。なぜなら、マーケットスピードFXは操作性が良く使いやすいのに対して、もう一つの取引ツールであるMT4は高機能ではあるものの、慣れるまでに時間がかかってしまうからです。
そのため、まずはマーケットスピードFXを利用し、さらに高機能なものを使いたくなった場合は、徐々にMT4に慣れていくとよいでしょう。とはいえ、マーケットスピードFXも十分高機能であり、テクニカル指標は40種類以上、描画ツールも9種類搭載されています。
時間軸も16種類用意されており、Tickや1分足といった短い時間足があることから短期売買で便利です。さらに、2分足や3分足、4分足といった珍しい時間足も用意されていることから、試しに使ってみるのもよいでしょう。
ニュースは3つのソースから配信され、特に世界的な通信社である「トムソンロイター」のニュースを見ることができる点は、マーケットスピードFXの大きな強みと言えるでしょう。「速報」や「要人発言」「経済指標」など、ジャンルを絞った閲覧ができるのも非常に便利です。
ツール内で楽天FXの動画を見られる機能も便利です。わざわざウィンドウで動画を開く必要がなく、空いた時間に素早くFXの情報をインプットすることができます。
「テクナビ」というテクニカル指標の分析を自動的に表示してくれる機能もあり、通貨ペアを各テクニカル指標で分析した結果を一目で確認することができます。通貨ペアのトレンドが一目瞭然であることから、特に分析に時間がかかりがちな初心者の人の助けになるはずです。
マーケットスピードFXは操作性が良く、機能も充実していることから、初心者から上級者まで幅広く対応している取引ツールだと言えるでしょう。
サービス名 | マーケットスピードFX |
---|---|
利用料 | 無料 |
対応機種 | Mac / Windows |
通貨ペア数 | 28 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短翌営業日 |
出典 | 楽天FX公式サイト |
\初心者から上級者まで対応/
30代女性FX歴:半年~1年
5
利用料無料のマーケットスピードFXが使用できるのですごく満足しています。画面が見やすいので使いやすいですし、高速性があって操作性にも優れているので初心者でも安心して利用できてすごく良いです。また、グッドデザイン賞を受賞しているくらいデザイン性が素晴らしいので、様々な機能が充実していてシンプル設計でありながらユーザビリティを大切にしているところも魅力だと思いました。
60代男性FX歴:1ヶ月~3ヶ月
4
楽天証券「楽天FX」のFX口座のPCツールは、使いやすくて満足しています。チャートや注文画面が見やすく、カスタマイズもできるので、自分のトレードスタイルに合わせて操作できます。また、ニュースや経済指標などの情報もリアルタイムで提供されるので、市場の動向を把握するのに役立ちます。
JFX「MATRIXTRADER 新Java版」
JFXのメリット
- ◎ 約定スピードが最速0.001秒と非常に速い
- ◎ スキャルピングが公認されている
- ◎ 世界で最も利用されている取引ツールMT4が使える
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が38種類と多い
JFXのデメリット
- △ スワップポイントが低め
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
- △ スプレッドが狭い時間帯が短い
- △ サポートの時間が8時から20時とやや短め
JFXの取引ツールでは、「MATRIXTRADER 新Java版」がおすすめです。なぜなら、公式サイト内で「スキャルパーの要望に基づき作ったツール」と紹介されており、特に短期売買に便利な仕様だからです。
JFXは前述のヒロセ通商と同じく、スキャルピングが公認されているなど、短期売買に有利な環境が整っており、そのことから短期売買をメインにしているトレーダーが多いです。
まず、MATRIXTRADER 新Java版のチャートはスキャルピングを公認しているJFXらしく、約定スピード最速0.001秒(平均0.005秒)を誇ります。加えて、取引制限もなく、Tickや10秒足といった超短期足も用意されています。
チャートの更新間隔は最速0.2秒となっており、レートのわずかな差を取りに行くスキャルピングに有利な環境です。
JFXは高金利通貨ペアのスワップポイントが高いという特徴もあり、高金利通貨ペアを長期保有する人も多いです。しかし、長期保有をしていると、短期売買をする際に誤って長期保有のポジションを決済してしまうおそれもあります。MATRIXTRADER 新Java版では、指定したポジションに「ポジションロック」をかけることで決済されないようできるため、安心して短期売買に専念することが可能です。
スプレッドが広がった時に発注されないようにできる「許容スプレッド機能」もあり、スプレッドが広がりやすいタイミングでは、許容できるスプレッドを超えると発注をストップすることが可能です。
MATRIXTRADER 新Java版は短期売買をするトレーダーにとって至れり尽くせりになっており、スキャルピングやデイトレードをする人であればぜひ試していただければと思います。
サービス名 | MATRIXTRADER 新Java版 |
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利用料 | 無料 |
対応機種 | Mac / Windows |
通貨ペア数 | 41 |
最低取引通貨量 | 1000通貨 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | JFX公式サイト |
\短期売買トレーダー向け/
FXブロードネット「FXブロードネットTrader」
FXブロードネットのメリット
- ◎ 「取引分析機能」で自分の取引の特徴をしることができる
- ◎ テクニカル指標が豊富
- ◎ 最初の簡単な設定のみで自動売買できる
FXブロードネットのデメリット
- △ 自動売買の手数料が1万通貨あたり往復400円かかる
- △ 人気高金利通貨のトルコリラやメキシコペソの取り扱いが無い
- △ サポートの時間が9時から17時と短い
FXブロードネットはリピート系自動売買サービスの「トラッキングトレード」が有名ですが、実はスプレッドが狭く、裁量取引でも使えるFX会社です。
FXブロードネットにはダウンロード版とブラウザ版のアプリがありますが、裁量取引をする場合は機能が豊富なダウンロード版の「FXブロードネットTrader」がおすすめです。
FXブロードネットTraderはテクニカル指標が豊富にそろえられており中には「アルティメットオシレーター」や「シャンデモメンタムオシレーター」といった、ややマイナーなテクニカル指標も搭載されています。描画ツールについては、トレンドラインやフィボナッチなど一般的なものはしっかりそろっています。
過去の取引記録をカテゴリー別に区分して集計する「取引分析機能」も使うこともでき、裁量取引のレベルアップに役立ちます。例えば、算出期間別や注文方法、通貨ペアごと等の損益や取引数を集計することが可能です。
自分が利益を出す時、損失を出す時の傾向など、取引の特徴が分かれば良いところは伸ばして悪いところは防ぐことができます。うまく使っていけば、長期的な目線で利益アップが期待できるでしょう。
分割した画面を重ねて通貨ペア同士の強さの変化を分析することができる「レイヤーチャート」も、裁量取引をする上で便利な機能です。というのも、「強い通貨を買って、弱い通貨を売る」という、FXの基本に沿った取引のサポート機能として使うことができるからです。
裁量取引で利便性の高く、自動売買にも対応しているFXブロードネットTraderがあることから、FXブロードネットは幅広い取引がしやすいFX会社だと言えます。
サービス名 | FXブロードネットTrader |
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利用料 | 無料 |
対応機種 | Mac / Windows |
通貨ペア数 | 24 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | FXブロードネット公式サイト |
\テクニカル指標が豊富/
外為どっとコム「外貨ネクストネオ リッチアプリ版」
外為どっとコムのメリット
- ◎ オンラインセミナーの開催や情報配信が充実
- ◎ マイナー通貨ペアのスプレッドが狭い
- ◎ 24時間のサポート体制を取っており、FX初心者でも安心
外為どっとコムのデメリット
- △ スキャルピングが非推奨となっている
- △ スプレッドが狭い時間帯が短い
外為どっとコムの取引ツールは、「外貨ネクストネオ リッチアプリ版」がおすすめです。スピーディーに取引できて機能も豊富なことから、短期売買で非常に便利です。
外貨ネクストネオ リッチアプリ版には「スピード注文」と「スピード注文2」という、2種類の短期売買用の画面が用意されています。スピード注文2には「許容スリッページ機能」だけでなく、スプレッドが広がった時に発注されないようにできる「許容スプレッド機能(スプレッドフィルタ)」もあり、短期売買では重宝します。
また、通貨ペアごとに一括決済する機能が搭載されており、複数回に分けてポジションを保有した際でも簡単に全て決済することができます。短期売買ではスピーディーな取引が必須であるため、この機能は短期トレーダーにとって利便性が高いです。
チャートから新規注文をすることもでき、チャート上で右クリックしてメニューから選択すると、チャートの通貨ペアや右クリックした位置を読み込み、注文内容が自動入力されます。
入力の手間が省けることで新規注文が早くなり、迅速な判断が重要となる短期売買で実用的な機能です。
外貨ネクストネオ リッチアプリ版は短期売買に適した取引ツールであり、外為どっとコムのスプレッドは業界最狭水準であることから、短期トレーダーに有利な取引環境だと言えます。
サービス名 | 外貨ネクストネオ リッチアプリ版 |
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利用料 | 無料 |
対応機種 | Mac / Windows |
通貨ペア数 | 30 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | 外為どっとコム公式サイト |
\短期トレーダーに有利な取引環境/
30代男性FX歴:3年~4年
4
通信速度は安定して出ていますし、約定のスピード・安定性には問題はないです。 機能・ツールはシンプルなデザインです。またカスタマイズも多少は可能なので自分にあったデザインに設定できる自由度もあり、なかなか便利。 サイト内で発信されるマーケットニュースはスピーディーですし、有意義な情報も多く、私的にはトレードに参考にしています。
IG証券「Webブラウザ版取引システム」
IG証券のメリット
- ◎ 投資対象となるアセットクラスが豊富
- ◎ ノックアウトオプションを提供
IG証券のデメリット
- △ 現物取引がないため、ポジション保有コストが発生する
- △ チャート機能は玄人向け
IG証券の取引ツールはPCの場合はブラウザ版のみとなっており、インストールする手間がかかりません。
Webブラウザ版取引システムは30種類以上のテクニカル指標を搭載しており、チャートから直接注文をすることも可能であるなど高機能です。
さらに、時間足が多く用意されており、特に超短期~短期の時間足はTickから1秒足、10秒足、1分足、2分足など非常に豊富です。
取引ツール上から、ワンクリックで売買比率を表示できる点も便利です。IG証券の売買比率は他社とは異なり、日間や週間、月間と様々な種類の売買比率を見ることができ、売買比率の推移が分かりやすくなっています。
IG証券の取引ツールはやや使いづらいとの声もありますが、高機能さから取引において有用なツールになるでしょう。
サービス名 | Webブラウザ版取引システム |
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利用料 | 無料 |
対応機種 | Mac / Windows |
通貨ペア数 | 101 |
最低取引通貨量 | 1万通貨単位 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短翌営業日 |
出典 | IG証券公式サイト |
\機能性で選ぶなら/
20代女性FX歴:1年~2年
5
ツールは使いやすく、機能も充実しています。まず、注文方法が豊富で、成行注文や指値注文だけでなく、「ノースリッページ注文」や「プライス最適化機能」などがあります。「ノースリッページ注文」は、注文時に指定した価格よりも不利な価格で約定しない注文方法です。「プライス最適化機能」は、注文時に指定した価格よりも有利な価格があれば自動的にその価格で約定する機能です。これらの機能は、市場の急変動時にも安心して取引できるようにするものです。また、チャート分析にも優れており、「テクニカル指標」や「描画ツール」、「アラート機能」などが充実しています。「テクニカル指標」は100種類以上あり、「描画ツール」は20種類以上あります。
30代男性FX歴:5年以上
4
PCでのツールはやや使い方に慣れるまで癖があるように感じますが、分析ツールや注文など慣れてしまえば問題なく使えると思います。 視覚的にはとても見やすいため、操作性だけ慣れて仕舞えば、玄人向けのような感じはしますね。
タブレット(iPad)で始める場合のチャートアプリおすすめ3選
タブレット(iPad)でFXを始める場合、以下の3つのチャートアプリがおすすめです。
チャートアプリおすすめ3選
タブレットでFXを行うメリットは、スマホより大きい画面で、かつ手軽にチャートの確認や取引ができる点です。基本的に指を使って操作することになるため、直感的に操作できるか、また機能性が高いかどうかがアプリを選ぶ際のポイントです。
ヒロセ通商 LION Tab
ヒロセ通商のメリット
- ◎ スキャルピングが公認されている
- ◎ 取引ツールが高機能かつユーザーの意見が取り入れられる
- ◎ 食材や食事などプレゼントがユニーク
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が54種類と非常に多い
ヒロセ通商のデメリット
- △ スワップポイントがあまり高くない
- △ 米ドル円のスプレッドが0.2~2.0銭と幅が広い
- △ 通貨ペアによってはスプレッドが狭い時間帯が短い
1つ目は、ヒロセ通商が提供しているタブレット専用チャートアプリ、ヒロセ通商LION Tabです。
LION Tabでは、30種類以上のテクニカル指標だけでなく、価格帯別に注文情報を表示できたり、市場別に色分けで価格を確認できたりと取引に役立つ機能が豊富に揃っています。また2画面の分割にも対応しており、外出時でもタブレットのより大きな画面で2つの通貨の価格情報を手軽に比較できます。
チャートと注文画面が並んだ状態で表示されるため、 細かな設定をしなくてもすぐ発注できるようになっている点も特徴的で、スキャルピングを公認しているヒロセ通商らしいアプリです。
サービス名 | LION Tab |
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利用料 | 無料 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 54 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | ヒロセ通商公式サイト |
JFX iPad専用MATRIX TRADER
JFXのメリット
- ◎ 約定スピードが最速0.001秒と非常に速い
- ◎ スキャルピングが公認されている
- ◎ 世界で最も利用されている取引ツールMT4が使える
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が38種類と多い
JFXのデメリット
- △ スワップポイントが低め
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
- △ スプレッドが狭い時間帯が短い
- △ サポートの時間が8時から20時とやや短め
2つ目は、JFXが提供しているタブレット専用チャートアプリ、iPad専用MATRIX TRADERです。
MATRIX TRADERでは、1画面で各通貨のレート、チャート情報、注文・ポジション保有状況・取引画面を一元的に管理・確認可能です。テクニカル指標や描画ツールも充実しており、チャートに表示したテクニカル指標をテンプレートとして保存することで、簡単に読み込めます。
最大4画面の分割にも対応している点も、タブレットを活用した取引では嬉しいポイントです。また常に画面上部で、最新ニュースがテロップ形式にて流れているため、常に新しい情報を手に入れられます。
サービス名 | iPad専用MATRIX TRADER |
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利用料 | 無料 |
通貨ペア数 | 41 |
最低取引通貨量 | 1000通貨 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | JFX公式サイト |
GMO外貨 外貨exアプリ
GMO外貨のメリット
- ◎ バイナリーオプションができる
- ◎ スワップポイントが高い
- ◎ スマートフォンアプリが高機能かつ使いやすい
GMO外貨デメリット
- △ スプレッドが狭い時間帯が短い
- △ 米ドル円のスプレッドが0.2銭原則固定
3つ目は、GMO外貨が提供している取引専用のチャートアプリです。 外貨exアプリはスマホだけでなく、タブレット表示にも対応しています。
タブレットを利用することで、外貨exアプリのシンプルなデザインと豊富なテクニカル指標をより快適に利用できます。
またタブレットでは、ホーム画面をカスタマイズすることによって1画面でレートやチャート情報からニュースまで必要な情報を全て確認できます。タブレットで外貨exアプリを利用する際は、より取引を快適にできるようにするために、自分好みにチャート画面をカスタマイズしてみてください。
サービス名 | 外貨exアプリ |
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利用料 | 無料 |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 24 |
デモ口座 | あり |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | GMO外貨公式サイト |
高機能FXチャート分析ツール3選(中級者以上向け)
ここからは中級者以上のトレーダーに人気の高機能FXチャート分析ツール3選を紹介します。
(中級者以上向け)
MT4(メタトレーダー4)
MT4(メタトレーダー4)とは、ロシアのMetaQuotes Software(メタクオーツ・ソフトウェア)社が開発・提供する取引ツールです。
MT4はチャート分析や自動売買に役立つ機能が充実していることからFXトレーダーに人気のFXツールとなっています。また、多くの上級者トレーダーが、独自のインジケーター(テクニカル指標)やEA(自動売買プログラム)を作成してインターネット上に公開しており、世界中のトレーダーから取引手法を学び、自分のトレードスタイルに取り入れられるのは、MT4にしかない魅力といえます。
MT4には豊富なインジケーターが搭載されています。インジケーターとはチャートに表示させて値動きを分析するためのツールです。提供しているFX会社によっても異なりますが、たとえばOANDA証券のMT4は約70種類のインジケーターを利用可能です。FX会社として人気のGMOクリック証券が提供するツールであるPlatinumChartは38種類、DMM FXが提供するプレミアChartは29種類なので、MT4のインジケーターがいかに多いかわかります。
MT4 (OANDA証券の場合) |
PlatinumChart | プレミアChart | |
---|---|---|---|
インジケーター の数 |
約70種類 | 38種類 | 29種類 |
一つのチャートに多くのインジケーターを表示させれば良いというわけではありませんが、MT4は豊富な種類のインジケーターをいつでも使えるので、さまざまな手法を試したいときにすぐに実践することができます。
また、MT4のインジケーターはプログラミング言語によって自作も可能です。もちろん、自作できない方も利用できるように無料で使えるオリジナルインジケーターを用意しているFX会社もありますので、分析に使いたいインジケーターを探してみましょう。
MT4は誰でも無料で手に入れることができますが、利用するには対応しているFX会社で口座開設する必要があります。FXの口座を開設する前にMT4に対応しているFX会社かをしっかり確認しておきましょう。
MT5(メタトレーダー5)
MT5とは、MetaQuotes社が2010年にMT4(メタトレーダー4)の後継としてリリースした、FX、為替商品、先物の取引プラットフォームです。
MT5には、高度な取引機能だけでなく、テクニカル分析やファンダメンタル分析の機能も搭載されています。また、EA(自動売買システム)やインジケーターの開発、デバッグに利用できるメタエディター5が搭載されている点も、特徴として挙げられます。
TradingView(一部有料)
みんなのFXは、国内FXでは数少ない「TradingView」の提供会社のひとつです。
TradingViewとは、100種類以上のインジケーターと90種類以上の描画ツールを標準搭載したTradingView Inc.が開発している、高機能チャートです。
TradingViewは、世界で5,000万人のトレーダーが利用していると言われており、豊富なテクニカル指標や柔軟なカスタマイズ性がFX上級者に評価されているだけでなく、直感的な操作で取引できることから、初心者にも扱いやすいツールといえます。
基本的な機能は無料で利用できるものの、無料プランでは使える機能に制限があり、一部有料プランに加入しないと使えない機能があります
しかし、みんなのFXでは、口座開設するだけでTradingViewの有料版でしか使えない機能が無料で利用できます。※一部搭載していない機能あり。
TradingViewを使ってみたい方は、みんなのFXで口座開設するのがおすすめです!
FXチャートとは?なぜ必要なのか?
FXチャートとは、外国為替証拠金取引(FX)において利用される、価格の変動を視覚的に表現したグラフのことです。
チャートでは、価格の動きが線やバーなどの形で表現され、縦軸には価格、横軸には時間が表示されます。
FXチャートには様々な種類がありますが、日本で主に利用されるのは「ローソク足」です。欧米では「ライン・バーチャート」もよく使われています。
FXチャートは、過去の価格情報を読み取り、パターンを分析して、今後起こりうる可能性の高い値動きを予想する「テクニカル分析」に主に利用されます。つまり、FXチャートでトレンドが出ているのかレンジ相場なのかなど現状を把握し、価格予想を適用することで、売買のタイミングを図るということです。
このようにFXチャートは、トレーダーが相場の動きを客観的かつ直感的に理解して分析するのに重要なツールであり、かつ初心者でも簡単に利用できるものになっています。
FXチャートアプリを選ぶ際の4つのポイント
様々なFX会社で利用できるFXチャートアプリを選ぶ際は以下の4つのポイントを比較してみるようにしましょう。
それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説していきます。
4つのポイント
その1:画面が見やすいか
FXチャートアプリを選ぶ際のポイントの1つ目は、画面が見やすいかです。FXチャートでは、視覚的な情報を頼りに相場状況を読み取り、取引の判断を行うため、見やすさが重要になります。
特にスマホをFXで利用する場合は、小さい画面でチャートアプリを操作することになります。したがって、チャートアプリが小さい画面でも見やすいデザインかどうかをチェックしましょう。
例えば、画面の見やすさに定評のあるGMOクリック証券のFXneoであれば、4分割チャートかつテクニカル指標を表示した場合でも、ストレス無く値動きを確認することができます。
FXでは複数のチャートを同時に確認したり、複数のテクニカル指標を同時に表示したりすることも多いです。そのため、複数のテクニカル指標を表示したり、様々な通貨ペアや時間軸のFXチャートを一度に表示したりしても、見やすいかどうかについてもチェックしましょう。
デモ口座を提供しているFX会社であれば、手軽に実際のチャート画面を見て確かめることも可能です。
その2:機能性の高さ
FXチャートアプリを選ぶ際のポイントの2つ目は、機能性の高さです。
移動平均線などのインジケーター(テクニカル指標)やラインなどの描画ツールは、チャートから価格変動やトレンドの傾向を分析するために重要なツールです。しかし、自分が普段使っているものや今後使ってみたいものが、必ずしもアプリに搭載されているとは限りません。
例えば、みんなのFXで使える「TradingView」では、50種類以上の描画ツールが搭載されており、テクニカル指標も80以上と圧倒的な数を誇ります。これなら「普段使っているものや今後使ってみたいものが無い」ということは、基本的に起こりません。
テクニカル指標や描画ツールが豊富にそろっているチャートアプリを利用することで、取引の選択肢は増加し、かつ取引の精度も上がります。自分なりの手法が出来上がっていない初心者の方が、手法を作るのにも便利です。
その3:情報量が豊富かどうか
FXチャートアプリを選ぶ際のポイントの3つ目は、情報量が豊富かどうかです。チャートアプリの中には、最新の経済情報や為替ニュースがアプリ内で確認できるものもあります。
経済情報やニュースは為替相場に大きな影響を与えることがあり、ニュースが確認できることで、経済情報から価格情報を予測するファンダメンタルズ分析に役立てられます。つまり情報量が豊富であると、アプリだけでテクニカル分析とファンダメンタル分析の両方が可能になるのです。
例えば、ヒロセ通商の「LION FX5」であれば、ロイターやダウ・ジョーンズなどの超有名企業を始めとする複数の企業から、長期的な予測をするのに必要な経済・金融情報が豊富に提供されています。また、経済指標の重要度も確認できるため、相場の急変動に備えることが可能です。
さらに、ニュースなどの情報の通知機能があるかどうかも確認しておきましょう。重要な経済指標の発表や予定されたニュースがある場合に、アプリから通知を受け取ることができると便利であり、取引のタイミングを逃さず、即座に反応できます。
その4:操作性の良さ
FXチャートアプリを選ぶ際のポイントの4つ目は、操作性の良さになります。なぜなら、FXでは基本的にチャート分析を取引の際に毎回行うため、クリックする回数やカーソルを動かす操作が多いと負担になりやすく、取引の効率性に影響を与えるからです。
特に、ラインを引くための描画ツールは使用頻度が高く、ワンクリックで使えるツールがおすすめです。他にも、通貨ペアや時間足、テクニカル指標などをレイアウトとして保存できると、アプリを起動するたびに再設定する必要がなく便利になります。
例えば、みんなのFXで使える「FXトレーダーアプリ版」のチャートは、画面が非常にシンプルで直感的に操作しやすくなっています。トレンドラインやサポートラインなどの描画もローソク足に吸い付くマグネット機能によって、狙った位置に描くことができ、リアルタイムでの分析をスムーズに行うことが可能です。
特に初心者の方には負担が少ないシンプルで簡単に操作できるチャートアプリが適していますが、個人の好みによる部分も大きいため、デモ取引などで試してみるとよいでしょう。
FXチャートの設定方法3ステップ
使用するチャートアプリが決まったら、早速チャートを設定してみましょう。
設定の手順は以下の3ステップです。
ここでは、GMOクリック証券のスマホアプリ「GMOクリックFXneo」を例に解説していきます。
1.チャートの種類を決める
まずは、チャートの種類を決めましょう。つまり、ローソク足やバー・ラインチャートなどから、どれを使うか選ぶということです。
とはいえ、トレーダーは基本的にローソク足を使うことが多く、どのアプリもデフォルトではローソク足になっていることから、特にこだわりが無ければ設定しなくても大丈夫です。
2.チャートの時間足を設定する
次に、チャートの時間足を設定します。自分がメインで使っているチャートの時間足を設定しましょう。
どれを使えばいいか分からない場合は、以下の表を目安にしてみてください。
トレードスタイル別の よく使われる時間足 |
|
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トレードスタイル | 時間足 |
スキャルピング | 1分足~5分足 |
デイトレード | 5分足~30分足 |
スイングトレード | 1時間足~4時間足 |
長期トレード | 日足~年足 |
3.チャートの表示範囲を調整する
最後に、チャートの表示範囲を調整しましょう。スマホの画面は小さいため、チャート画面を指で広げたり(ピンチアウト)、つまんだり(ピンチイン)して自分の見やすい範囲に調整していきます。
なお、GMOクリックFXneoでは、画面の右側に表示されているバーをタップすることでも、チャートの表示範囲を調整可能です。
初心者でもできるFXチャートの分析方法2選
チャートが設定できたら、取引を始める前にテクニカル分析を行いましょう。なぜなら、適当に取引をするのでは、ギャンブルと同じになってしまうからです。
FXのテクニカル分析は様々なものがありますが、今回は基本的な分析方法を2つ紹介します。
1.移動平均線
移動平均線はテクニカル指標の中で基本中の基本といえるものであり、世界中の多くのトレーダーが実際に使っているテクニカル指標でもあります。移動平均線は、相場のトレンドを把握するために使われるテクニカル指標です。
短期線(設定期間が短い移動平均線)が長期線(設定期間が長い移動平均線)を上に抜けた状態は「ゴールデンクロス」と呼ばれ、上昇のサインであるため買いエントリーします。逆に短期線が長期線を下に抜けた場合は「デッドクロス」と呼ばれ、下落のサインとなるため売りエントリーです。
2.RSI
RSIは日本語で「相対力指数」とも呼ばれ、相場の過熱感がわかるテクニカル指標です。つまり、相場が「買われ過ぎ」なのか「売られ過ぎ」なのかが判断できるということです。
RSIは0~100%の間で変動し、一般的に70%以上は「買われ過ぎのため反落する」と判断して売りエントリーします。一方、30%以下の場合は「売られすぎのため反発する」と判断して買いエントリーです。
FXチャートアプリに関するFAQ
- FXのチャートアプリの利用には口座開設が必要ですか?
- FXのチャートアプリを利用するためには、口座開設が必要です。口座開設をしなくてもチャートアプリのダウンロードはできますが、ログインするためには口座開設後に受け取れるログイン情報が必要になります。
ただし、GMOクリック証券やDMM FXでは、デモ口座の開設でもチャートアプリの利用が可能なため、アプリの操作性を試してみたいという方は利用してみるとよいでしょう。
FXデモトレードアプリのおすすめを知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
- FXチャートアプリの利用は無料ですか?
- 各FX会社が提供しているFXチャートアプリは、口座開設さえ行えば、無料で利用できます。スマホ版、タブレット版、パソコン版全てのアプリが無料で利用できるため、取引デバイス別でどれを利用しようか迷っている方は、全て試しに利用してみるとよいでしょう。
- アラート機能があるスマホアプリはどれですか?
- 本記事で紹介した「GMOクリック証券 FXneo」、「DMM FX スマホアプリ」、「GMO外貨 外貨exアプリ」には全てアラート機能が付いています。アラート機能は「米ドル円が◯◯円になったら通知」というような、「レート通知」が基本になります。
ただし、例えばGMO外貨 外貨exアプリには、25pips以上の変動があった場合に通知したり、経済指標の速報を通知したりする機能もあります。必要になる通知はトレーダーによって異なるため、リアルトレードをする前に自分の必要なアラートがあるかチェックしておきましょう。
- FXチャートの時間足の設定のおすすめを教えてください
- FXチャートの時間足は、自分のトレードスタイルで決めましょう。どれを使えばいいか分からない場合は、以下を目安にしてみてください。
トレードスタイル別の
よく使われる時間足トレードスタイル 時間足 スキャルピング 1分足~5分足 デイトレード 5分足~30分足 スイングトレード 1時間足~4時間足 長期トレード 日足~年足
当記事で紹介している会社は、すべて金融庁から許可を受け財務局に登録されおり、かつ金融先物取引業協会に加入している業者です。
本記事で参考にしたサイト一覧
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大学卒業後にFXトレードを開始し、その経験を活かした金融分野のライターとして活動。 トレード手法の開発のためだけに1年を費やし、リアルトレードでは4か月で10万円を400万円にまで増やす経験をした。 現在は、金融メディアのディレクションを行う一方で、トレード手法のさらなる開発のためにMQL4でのプログラミングを行っている。
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