MT4が使える国内FX業者を徹底比較!スキャルピング対応口座も紹介
NET MONEY編集部作成

MT4(MetaTrader4)とは、FXやCFD取引に使われる無料の高機能ツールです。チャート分析や自動売買が簡単に行えます。

MT4が使える国内FX業者は複数存在し、スキャルピング可否やスプレッド、取扱通貨ペア数など業者ごとに様々な違いがあります。

この記事では、国内の金融庁に登録されていて、MT4が使えるおすすめFX業者・証券会社をランキング形式で徹底比較しています。

「MT4が使えるおすすめの国内FX業者は?」「証券会社ごとに何が違う?NDD方式の方がいい?」などと気になる方は、ぜひ参考にしてみてください!

この記事の専門家
金子剛
著者FXトレーダー
詳細はこちら 日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。15年以上のFXトレード歴があり、2013年に開催されたFXコンテスト(Forex.com社開催)で優勝も経験。FXを始め、株、仮想通貨、コモディティなども手広く取引している。

■保有資格
日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト

■SNS・HP等リンク
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  1. MT4が使える国内FX業者・証券会社の特徴を徹底比較!
    1. ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」
    2. JFX「MT4チャート」【スキャルピング公認】
    3. 楽天証券「楽天MT4口座」
    4. OANDA証券「MT4・スタンダードプラン」
    5. 外為ファイネスト【スキャルピング公認】
  2. MT4の主な特徴やメリット・デメリット
    1. MT4のメリット
    2. MT4のデメリット
  3. MT4対応の国内FX業者・証券会社を選ぶポイント
    1. ①スプレッドの狭さ
    2. ②MT4から分析や発注ができるか
    3. ③スキャルピングに対応しているか
    4. ④スワップポイントの高さ
    5. ⑤取扱い通貨ペア数の多さ
  4. 海外のMT4対応証券会社と国内FX業者はどちらがおすすめ?
  5. MT4のEAで金(ゴールド)取引が行える国内FX業者は?
  6. MT4のサービスはいつ終了する?

MT4が使える国内FX業者を一覧表で徹底比較!

ここでは以下の5つポイントに沿って、MT4対応の国内FX業者5社を一覧表で徹底比較します。

MT4が使える国内FX業者の比較ポイント
  • スプレッドの狭さ
  • MT4からの発注・分析
  • スキャルピング可否
  • スワップポイントの高さ
  • 取扱い通貨ペア数

NET MONEY編集部のおすすめ

 
【FX取引初心者】
総合力の高い「FXTF」一択!

実はMT4に対応している業者は、そうでない業者と比べてスプレッドがやや広い傾向にありますが、FXTFは業界トップクラスの狭いスプレッドを提供しています。また、平日(祝日も含む)8時から20時まで電話で問い合わせができる、充実のサポート体制も高評価です。

【スキャルピング】
裁量取引なら「FXTF」、「JFX」、自動売買なら「外為ファイネスト」

スキャルピング取引をメインにMT4を使いたいのであれば、スキャルピングを公認しているFX業者を選ぶと安心です。スキャルピングを裁量取引でする場合はFXTFもしくはJFX、自動売買でするなら外為ファイネストを利用するのがよいでしょう。

【中上級者】
通貨ペアと情報量が多い「OANDA証券」

OANDA証券は取扱通貨ペア数が40通貨ペアと多く、また世界中のトレーダーの取引状況を把握できます。MT4の後継バージョンであるMT5にも対応しているため、中上級者は利用してみるのも良いでしょう。

上記の一覧表で紹介した、MT4対応の国内FX業者・証券会社5社の特徴を解説します。

ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF MT4」

FXTFのメリット
  • 世界で最も利用されている取引ツールMT4が使える
  • 15時半~21時半限定で米ドル円のスプレッドが0銭(2025年8月29日まで)※
  • 平日(祝日も含む) 8:00から20:00まで問合せ可能で、FX初心者でも安心
※通常時は0.2銭
FXTFのデメリット
  • スワップポイントが低め
スプレッド(ドル/円) 0.2銭
最低取引単位 1,000通貨
最大注文数量 100万通貨
取引方式 DD方式
Webブラウザ版 あり
オリジナルインジケーター あり

FXTFは業界でもトップクラスの狭いスプレッドを提供しており、スキャルピング取引も公認されています。そのため、特に短期売買を中心に取引したいトレーダーにおすすめのFX会社です。

一般的にMT4対応の業者はスプレッドが広めになりがちですが、FXTFなら心配は不要です。例えばドル/円は0.2銭、ユーロ/円は0.4銭、ポンド/円は0.6銭と、主要通貨ペアで非常に狭いスプレッドを実現しています。

また、EA(自動売買)を使った取引でもコストを抑えられます。対象の5通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/ドル)では1万通貨あたり20円の手数料がかかりますが、それを含めても低コストで自動売買が可能です。

さらに、Webブラウザ版MT4はWindowsだけでなくMacにも対応。インストール不要で、Macユーザーもすぐに利用できます。加えて、ダウ先物や日経225先物、金などのCFD銘柄や、ビットコイン/円やイーサリアム/円といった暗号資産もチャートに表示できるため、取引の参考に幅広い市場をチェックできます。

総合的に見て、FXTFはコストを抑えて取引したい短期トレーダーにとって、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

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FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)の評判・口コミは?
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JFX「MT4チャート」【スキャルピング公認】

JFXのメリット
  • 約定スピードが最速0.001秒と非常に速い
  • スキャルピングが公認されている
JFXのデメリット
  • 高金利通貨ペア以外のスワップポイントが低め
  • 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
スプレッド(ドル/円) 0.2銭
最低取引単位 1,000通貨
最大注文数量 100万通貨
取引方式 DD方式
Webブラウザ版 なし
オリジナルインジケーター あり

JFXは、スキャルピングを公認している数少ないFX業者の一つです。スプレッドも狭く、短期売買を希望するトレーダーに適しています。

MT4で直接発注はできませんが、分析ツールとして利用可能です。JFX独自の取引ツールと組み合わせることで、効果的なスキャルピング環境を実現できます。

取引ツール「MATRIX TRADER」では、最速0.001秒の約定スピードと27種類の注文方法を搭載。チャート分析に優れたMT4と併用すれば、分析と注文を理想的な形で行えます。

さらに、JFXはスキャルピング専用のオリジナルインジケーターを多数提供しています。たとえば「10秒足チャート」を描画できるインジケーターは、超短期売買を狙うトレーダーに人気です。

加えて、経済指標速報や小林社長による相場解説などの情報コンテンツも充実。リアルタイムの情報を参考にしながら、迅速な売買判断が可能です。

このようにJFXは、スキャルピングを公認し、MT4と独自ツールを組み合わせた高機能な取引環境を提供しており、本格的に短期売買を行いたいトレーダーに最適なFX業者です。

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JFXの評判・口コミを紹介!メリット・デメリットやヒロセ通商とどっちがいいかも解説
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楽天証券「楽天MT4口座」

楽天証券のメリット
  • 最大レバレッジを5種類の中から選択可能
  • 取引で楽天ポイントがたまる
  • オンラインセミナーの開催や情報配信が充実
楽天証券のデメリット
  • スワップポイントが低い
  • 複数回システム障害が発生している
スプレッド(ドル/円) 0.5銭
最低取引単位 1,000通貨
最大注文数量 200万通貨
取引方式 DD方式
Webブラウザ版 あり
オリジナルインジケーター なし

楽天証券は、大手ネット証券で唯一MT4を導入しており、初心者でも安心してMT4を利用できる環境を整えています。※1

また、日本国内に取引サーバーを設置しており、信頼性と安全性を重視しているのも特徴です。

※1 (楽天証券、SBI証券、GMOクリック証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券を指しています。)

提供サービス「楽天MT4CFD」では、日経225先物やS&P500先物、金などのCFD取引が可能です。

ただし、規約上「短時間での連続した取引」が禁止されているため、スキャルピングを希望する場合は他社を検討した方がよいでしょう。

お客様が次の各号のいずれかに該当する場合、または期限の利益の喪失事由に該当した場合、当社は楽天FXに係る全ての契約を解除することができるものとします。(中略)

(16)取引の方法の如何にかかわらず、当社が短時間における連続した取引、インターバンク市場の混乱を招く取引、当社のカバー取引に影響を及ぼす取引、または過度な取引等不適切な取引であると判断したとき又はそのおそれがあるとき

引用:楽天FX取引規定(店頭外国為替証拠金取引)

このように楽天証券は、大手ならではの安心感と豊富な銘柄を求める人や、デイトレードやスイングトレードを中心に行う投資家に適した選択肢といえます。

\楽天サービス利用者は必見/

楽天FXの評判・口コミを紹介!【MT4自動売買は儲かる?】
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OANDA証券「MT4・スタンダードプラン」

OANDA証券のメリット
  • 取り扱い通貨ペアが豊富
  • MT4やtradingview等分析機能が豊富
OANDA証券のデメリット
  • スプレッドがやや広い
  • スワップポイントが低い
スプレッド(ドル/円) 0.3~1.0銭
最低取引単位 1万通貨
最大注文数量 50~300万通貨
取引方式 DD方式
Webブラウザ版 あり
オリジナルインジケーター あり

OANDA証券の最大の特徴は、世界中の取引状況を集計したオーダーブック(注文情報)を提供している点です。グローバルな顧客基盤を活かし、他社にはない独自の情報サービスで差別化を実現しています。

注文情報を公開するFX業者は他にもありますが、日本だけでなく世界規模のデータを提供しているのはOANDAならではの魅力です。インジケーターを追加すれば、MT4チャート上に直接オーダーブックを表示できます。

取扱通貨ペアも40種類と豊富で、マイナー通貨を含め多様なニーズに対応しています。さらにMT4だけでなく後継のMT5にも対応しており、軽快な動作や多彩な時間軸を活用した詳細な分析が可能です。

一方で、スプレッドは常に変動する「変動制」を採用しているため、コストが分かりにくいデメリットがあります。特に初心者は、JFXやゴールデンウェイ・ジャパンといった原則固定スプレッドの業者と比べて慣れるまでに時間がかかるかもしれません。

総じてOANDA証券は、オーダーブックを参考に取引したい人や通貨ペアの豊富さを重視する中上級者に適したFX会社です。

\中上級者に向いている/

OANDA Japanの評判や口コミは?メリット・デメリットや向いている人についても解説
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外為ファイネスト【スキャルピング公認】

外為ファイネストのメリット
  • プロ向け口座のスプレッドは狭い
  • スキャルピングが公認されている
外為ファイネストのデメリット
  • スワップポイントが低い
  • スプレッドが広い
スプレッド(ドル/円) 0.1~0.6銭
最低取引単位 1,000通貨
最大注文数量 1,000万通貨
取引方式 NDD方式
Webブラウザ版 あり(MT5版のみ)
オリジナルインジケーター あり

外為ファイネストは、EA(自動売買)の利用制限がなく、スキャルピングを公認している点が大きな特徴です。スキャルピング型EAを活用したいトレーダーにとって魅力的な選択肢といえるでしょう。

さらにMT5にも対応しており、Webブラウザ版を通じて手軽に取引が可能です。ただしスプレッドは狭いものの変動制を採用しているため、初心者にはやや複雑に感じられる場合があります。

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MT4の主な特徴やメリット・デメリット

■MT4の概要
開発元 MetaQuotes社
主な用途 FX、CFD
対応OS Windows、iOS、Android
料金 基本無料
後継バージョン MT5

MT4(MetaTrader 4、メタトレーダー4)は、FXやCFDなどの取引で世界的に利用されている人気の取引ツールです。MetaQuotes社が開発し、多彩な機能を無料で利用できることから、初心者からプロトレーダーまで幅広く支持されています。

MT4の主な特徴は以下の通りです。

MT4の主な特徴
  • 豊富なテクニカル指標を標準搭載
  • EA(自動売買プログラム)による取引が可能
  • バックテスト機能でEAの性能を検証できる
  • オリジナルのカスタムインジケーターやEAを作成可能
  • 基本的に無料で利用可能

後継版のMT5(MetaTrader 5)も存在しますが、MT4とMT5には互換性がなく、インジケーターやEAはそれぞれ別物です。そのため、現在でもMT4を愛用するトレーダーは多く存在します。

このように、無料でありながらプロ仕様の機能を備えたMT4は、FXやCFD取引において非常に心強いツールといえるでしょう。

MT4のメリット

MT4は、高度なチャート分析と幅広い取引手法に対応できる、柔軟性の高い取引ツールです。主なメリットは以下の通りです。

MT4のメリット
  • テクニカル指標のカスタマイズ性が高い:標準搭載の指標に加え、自作や他トレーダー作成の指標も追加可能
  • 自動売買(EA)に対応:独自の取引ルールに基づいた自動売買システムを構築できる
  • バックテスト機能:過去データを使ってEAの性能を検証できる
  • 幅広い取引スタイルに対応:裁量取引から自動売買まで柔軟に対応
  • 基本的に無料で利用可能:導入コストが不要で、始めやすい

例えば、自作のテクニカル指標を導入して分析精度を高めたり、EAを作成・導入して自動売買を行ったりすることが可能です。

このように、MT4はカスタマイズ性と対応力の高さから、分析にこだわる中上級者や取引の幅を広げたいトレーダーにとって、パフォーマンス向上に大きく貢献するツールといえるでしょう。

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MT4のデメリット

MT4には多くのメリットがある一方で、使いこなすには一定の知識やスキルが必要であり、国内FX会社での対応も限られているといったデメリットがあります。これは、自由度が高い分だけ操作や設定が複雑であったり、もともと海外で開発・普及したツールであることが背景にあります。

MT4の主なデメリットは以下の通りです。

MT4のデメリット
  • 知識やスキルが必要:多機能であるため、十分に活用するには一定の知識や経験が求められる
  • 国内での対応が限られる:MT4を提供している国内FX会社は数社のみで、選択肢が少ない
  • 情報過多になりやすい:指標や描画ツールが豊富すぎるため、初心者は混乱しやすい
  • FX会社ごとの機能差:提供される機能やカスタマイズ性に差がある場合がある

例えば、MT4では自作のテクニカル指標や自動売買(EA)の導入が可能ですが、これにはプログラミング知識が必要です。初心者がいきなり全機能を使いこなすのは難しく、自由度の高さゆえに扱いには一定の知識とスキルが求められるツールといえるでしょう。

MT4対応の国内FX業者・証券会社を選ぶポイント

MT4を使って効果的に取引するためには、業者選びで失敗しないためのポイントを押さえることが重要です。ここでは、MT4対応の国内FX業者を選ぶ上で重要な5つの基準をご紹介します。

①スプレッドの狭さ

スプレッドが狭い状態とは
NET MONEY編集部作成

FXでは取引コストであるスプレッドが狭い業者を選ぶことが重要です。特にスキャルピングやデイトレードのように取引回数が多い手法では、スプレッドの差が長期的な利益に大きく影響します。

例えば、業者Aの米ドル/円スプレッドが0.2銭、業者Bが0.4銭だった場合、500回の取引で10万円の差になることもあります。
FXTFやJFXは米ドル/円のスプレッドが0.2銭と非常に狭いため、短期売買には有利です。取引前に各社の公式サイトでスプレッドを確認しましょう。

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②MT4から分析や発注ができるか

MT4での分析からそのまま発注まで行える業者は、短期売買に有利です。別ツールに切り替える必要がないため、エントリーチャンスを逃すリスクを減らせます。

例えば、FXTFやOANDA証券、楽天FX、外為ファイネストは、MT4で分析から注文まで一貫して操作可能です。効率的な取引を目指すなら、MT4対応と発注機能を兼ね備えた業者を選びましょう。

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③スキャルピングに対応しているか

スキャルピングを明確に許可している業者を選びましょう。禁止している業者では、規約違反と判断され口座凍結や利益没収のリスクがあるからです。

FXのスキャルピングとは?
NET MONEY編集部作成

FXTFやJFX、外為ファイネストは公式にスキャルピングを認めています。短期売買をメインにする方は、必ず利用規約やFAQを確認しておきましょう。

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④スワップポイントの高さ

スワップポイントとは
NET MONEY編集部作成

長期保有を前提としたスワップポイント狙いの投資では、水準の高さが重要です。1日単位の差は小さくても、積み重なると大きな収益差になります。

例えば、米ドル/円なら楽天FXが高水準です。トルコリラ/円やメキシコペソ/円といった高金利通貨ではJFXが有利です。最新情報は公式サイトで確認してから取引を検討しましょう。

  FXTF※1 JFX OANDA証券※2 楽天FX 外為ファイネスト
米ドル/円 153円 153円 120.9円 158円 133円
トルコリラ/円 0円 38円 29.9円 10円 取扱無し
メキシコペソ/円 17円 18円 14.1円 17円 取扱無し
※2025年5月5日~11日、1万通貨あたりの買いスワップポイントの平均値
※1 MT4口座のスワップポイントは非公開のため、参考としてFXTF GX(FXTFの独自ツールで取引する口座)のスワップポイントを記載しています
※2 東京サーバーのスワップポイント
国内FX会社スワップポイント比較!おすすめの通貨ペアも紹介
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⑤取扱い通貨ペア数の多さ

メジャー通貨とマイナー通貨
NET MONEY編集部作成

通貨ペアが豊富な業者は取引戦略の幅を広げやすいです。分散投資や取引チャンスの増加にもつながります。

例えば、JFXは41種類、OANDA証券は40種類の通貨ペアを提供。主要通貨に加えてトルコリラ/円や人民元/円なども取引可能です。多角的に取引したい人は、通貨ペア数も基準にすると良いでしょう。

海外のMT4対応証券会社と国内FX業者はどちらがおすすめ?

国内業者と海外業者の違い
NET MONEY編集部作成
■海外のMT4対応証券会社と国内FX業者の主なメリット・デメリット
  海外FX業者 国内FX業者
メリット ・MT4に対応している業者が多い
・最大レバレッジが高い
・ボーナスが豊富
・追証が無い
・ロスカットの基準が低い
・安全性が高い
・公式サイトが分かりやすい
・スプレッドが狭い
・申告分離課税が適用される
デメリット ・安全性が低い
・公式サイトが分かりにくい
・スプレッドが広い
・累進課税が適用される
・MT4に対応している業者が少ない
・最大レバレッジが低い
・ボーナスが少なめ
・追証がある
・ロスカットの基準が高い

海外FX業者は取引ツールとしてMT4を採用していることが多く、MT4を使いたい人にとっては国内業者だけでなく選択肢のひとつとなります。ただし両者には大きな違いがあり、向いている人のタイプも異なります。

海外FX業者は「少ない資金で大きなリターンを狙いたい人」に向いています。最大1,000倍を超えるレバレッジを提供する会社もあり、リスクは高いものの、取引が成功すれば大きな利益を得られる可能性があります。

また、資金を増やしてから取引に臨みたい人にも海外業者は適しています。国内と比べて入金ボーナスや口座開設ボーナスなどが充実しているため、少額の自己資金でもボーナスを活用すれば、より大きな取引が可能になります。

ただし、海外FX業者は日本の金融庁の認可を受けていません。そのため出金トラブルのリスクがあったり、日本語対応が不十分な業者もあるため、初心者にはややハードルが高い点に注意が必要です。

一方で、国内FX業者は「安心して取引したい人」におすすめです。日本の金融庁に認可されているため、信託保全や自己資本規制比率など、投資家を守る仕組みが整っています。

さらに、スキャルピングやデイトレードを中心に取引する人にも国内業者は向いています。海外業者と比べてスプレッドが狭い傾向があるため、取引回数が多いトレーダーにとってコストを抑えやすいのです。

最終的にどちらを選ぶかはトレーダー次第ですが、初心者はまず安全性の高い国内FX業者から始めるのがおすすめです。

MT4のEAで金(ゴールド)取引が行える国内FX業者は?

金(ゴールド)は値動きが大きい(ボラティリティが高い)ため、利益を狙いやすい人気の取引対象です。そのため、MT4では金を対象としたEA(自動売買プログラム)が数多く開発されています。

国内で金をEA取引できる業者としては、楽天証券やOANDA証券があります。

一方、ゴールデンウェイ・ジャパンやJFX、外為ファイネストでは、MT4でチャート表示は可能ですが、実際の取引は行えません。

楽天証券やOANDA証券を利用すれば、金をFXのようにレバレッジを活かして「買い」からも「売り」からも取引できます。さらにMT4を使えば、オリジナルインジケーターやEAを組み合わせて、自由度の高い環境で取引が可能です。

金のEAはFXのEAと同じように設定・運用できるため、難しく考える必要はありません。利益拡大やリスクヘッジの手段として取り入れてみるのも良いでしょう。

MT4のサービスはいつ終了する?

MetaQuotes
引用元:MetaQuotes

MT4の後継版であるMT5は2010年にリリースされていますが、開発元のメタクォーツ社(MetaQuotes)はMT4のサービス終了時期を明らかにしていません。将来的にMT4が使えなくなる可能性はあるものの、現状では多くのユーザーがMT5へ移行していないのが実情です。

その理由の一つが、MT4で使っていたEAやインジケーターをMT5でそのまま使えない点です。MT4とMT5ではプログラム言語が異なるため、MT5で利用するには新しい言語(MQL5)で作り直す必要があります。

しかし、現時点ではMQL5に対応できる開発者が少なく、対応できても作り直す手間がかかるため、MT5用のEAやインジケーターはMT4と比べて数が少ないのが現状です。そのため、多くのユーザーは依然としてMT4を利用しており、メタクォーツ社もすぐにMT4を終了するのは難しいと考えられます。

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