スプレッド0銭のFX会社はある?スプレッドについても解説!】
(画像=NET MONEY編集部)

取引をするFX会社を選ぶ際に、FXの取引における実質的なコストであるスプレッドは重要なポイントの一つになります。

しかし「スプレッド0銭のFX会社が本当にあるのか知りたい」、「スプレッド負けしない方法を教えてほしい」、「短期売買で少しでも有利に取引したい」といったお悩みを抱える人も多いようです。

そこで今回は、スプレッド0銭のFX会社や、スプレッド負けしないための3つの注意点などについて詳しく解説していきます。

この記事でわかること
  • スプレッド0銭のFX会社「マネーパートナーズ」の基本情報と特徴
  • スプレッドと手数料の違い
  • スプレッド負けしないための3つの注意点
  1. スプレッドが0銭のFX会社「マネーパートナーズ」
    1. パートナーズFX nano
  2. スプレッドとは?
    1. なぜスプレッドがあるのか?
    2. スプレッドが狭いFX会社は?
  3. スプレッドと手数料の違いは?
  4. スプレッド負けしないためには?
    1. スプレッドが広がらない時間に取引する
    2. ポジポジ病に気をつける
    3. 主要通貨ペアに絞って取引する
  5. FXのスプレッドについてよくある質問
    1. FXとはどのような金融商品?
    2. FXで1万通貨はいくら?
    3. FXで10万通貨を取引するにはいくら必要?
    4. FXはいくらから始めるべき?
    5. FXのおすすめの本は?
    6. FXのおすすめアプリは?
    7. FXのおすすめ通貨は?
    8. FXの口座開設は危険?
    9. FXのおすすめ海外業者は?
    10. FX初心者の稼ぎ方は?

スプレッドが0銭のFX会社「マネーパートナーズ」

スプレッドはFXの取引における実質的な取引コストであり、FX会社の収益源でもあることから基本的には必ずかかるようになっています。しかし、そのスプレッド「0銭から」としているのがマネーパートナーズというFX会社です。

パートナーズFX nano

マネーパートナーズには「パートナーズFX」と「パートナーズFX nano」という2種類のFXのコースが用意されており、そのうちスプレッドが0銭からとなっているのがパートナーズFX nanoです。

以下で、パートナーズFX nanoの基本情報と特徴を解説していきます。

基本情報
パートナーズFX nanoの基本情報
スプレッド 0.0銭から
取引手数料 無料
最低取引単位 100通貨
取り扱い通貨ペア数 21通貨ペア
取引上限 1回の新規および決済注文の上限20万通貨
デモ口座 なし
ロスカット水準 証拠金維持率100%未満
スキャルピング 不可
取引ツール対応 PC、Android、iPhone、iPad
特徴

パートナーズFX nanoの最大の特徴が、そのスプレッドの狭さです。特に米ドル/円などのスプレッドは0.0銭からとなっており、取引コストをゼロに抑えることができます。

米ドル/円以外にも、ユーロ/円やポンド/円、豪ドル/円、メキシコペソ/円といった人気の通貨ペアのスプレッドも0.0銭からとなっています。

米ドル/円は5万通貨まで、ユーロ/円や豪ドル/円は1万通貨までといったように、スプレッドが0.0銭からとなる注文数量にはルールがあります。とはいえ、米ドル/円であれば20万通貨までは0.1銭から取引できるなど、取引量が増えても狭いスプレッドで取引することが可能です。

※キャンペーン内容:スプレッド(ドル円)は5万通貨まで0.0銭。(原則固定(例外あり))(8:00~翌4:00 4/22~11/29※メンテナンス時間を除く)、5万超20万通貨までは0.1銭

ただし、マネーパートナーズでは秒単位のスキャルピングを認めていない点には注意が必要です。マネーパートナーズの約款では以下のように、「十数秒以内に複数回の注文を行う行為」が禁止されています。

●第29条 取引の制限、停止 マネーパートナーズは、第 12 条第 1 項、第 2 項各号いずれかの事由に該当する可能性があるとマネーパートナーズが判断した場合、第 27 条第 1 項各号に該当する可能性があるとマネーパートナーズが判断した場合または以下の事項に該当するなど不適切な取引であるとマネーパートナーズが判断した場合、お客様の新規の取引を制限または停止することができる。
①当社システムに大きな負荷を与える行為
②取引と関係のない入出金を繰り返す行為
③金融資産や投資経験などから判断して過剰な取引
④十数秒以内に複数回の注文を行う行為
⑤お客様より FX 取引に関して訴訟提起、調停申立、裁判外紛争処理機関へのあっせん申立等が行われた場合で、その争いの対象となった事柄と同一の理由により、取引を継続したときに紛争、損失が拡大する可能性がある場合

引用:「マネーパートナーズ 外国為替証拠金取引約款 (契約約款)」

もしあなたがスキャルピングをしたい場合は、スキャルピングを公認している「ヒロセ通商」がおすすめです。

Q.スキャルピングはできますか?

A.スキャルピングは可能です。
パソコン、スマートフォン等、各アプリにスキャルピングに特化した「クイック注文」をご用意しております。

引用:ヒロセ通商公式サイト

スキャルピングではスプレッドの狭さの他に、高い約定力やスリッページが発生しない仕組みが重要になりますが、ヒロセ通商はこれらの要素を全て兼ね備えています。

ヒロセ通商の約定スピード

Q.許容スリップとは何ですか

A.ストリーミング注文で発注する際に設定できる、現在のレートから許容する変動幅のことです。 レートパネルをクリックしたと同時に、許容スリップに設定した変動幅を超えて 不利な方向にレートが変動した場合、売買を不成立にすることができます。

引用:ヒロセ通商公式サイト

スプレッドとは?

FXにおけるスプレッドとは、取引をする際の買値と売値の差のことです。このスプレッドがFXの実質的な取引コストになります。

スプレッドとは
NET MONEY編集部作成

スプレッドが狭いほどコストは低く、ユーザーにとって有利であり、逆にスプレッドが広いと、高コストでユーザーに不利になります。

スプレッドが狭い状態とは
NET MONEY編集部作成

なぜスプレッドがあるのか?

FXにスプレッドがある一番の理由は、それがFX会社の主な収入源になっているからです。FX会社は取引ツールの提供や顧客サポート、データの提供など様々なサービスを行っており、サービスのコストをカバーするためには収益が必要になります。

また、為替レートが大きく変動する際には、FX会社はスプレッドを広げることで急激な価格変動によるリスクをある程度回避できることも理由の一つです。重要な経済指標の発表やニュースが出た場合に、スプレッドが一時的に拡大することがありますが、これはスプレッドを広げることでFX会社がリスク管理しているのが一因です。

スプレッドは取引コストとして、FX会社の運営やリスク管理を支える重要な要素になっています。

FX会社は大きく分けて日本の金融庁の認可を受けた国内FXと、海外に本社を構えるFX会社が提供する海外FXに分けることができ、国内FXはスプレッドが比較的狭い傾向があります。一方、海外FXはキャンペーンやボーナスが豪華な傾向がありますが、スプレッドは広いことが多いです。

また、海外FXの場合は運営会社が日本にないため、海外のルールで運営することになります。詐欺や出金拒否などのトラブルに巻き込まれることも多いため、FX初心者には日本の金融庁の規制を受けた国内のFX会社での取引がおすすめです。

スプレッドが狭いFX会社は?

FX会社は大きく分けて日本の金融庁の認可を受けた国内FXと、海外に本社を構えるFX会社が提供する海外FXに分けることができ、国内FXはスプレッドが比較的狭い傾向があります。一方、海外FXはキャンペーンやボーナスが豪華な傾向がありますが、スプレッドは広いことが多いです。

また、海外FXの場合は運営会社が日本にないため、海外のルールで運営することになります。詐欺や出金拒否などのトラブルに巻き込まれることも多いため、FX初心者には日本の金融庁の規制を受けた国内のFX会社での取引がおすすめです。

国内業者と海外業者の違い
NET MONEY編集部作成

スプレッドと手数料の違いは?

前述した通り、スプレッドとは取引をする際の買値と売値の差のことです。一方、手数料とはFXの口座を開設したり取引をしたりする時にかかる料金のことを指し、多くの場合取引手数料を意味します。

主な手数料
  • 口座開設手数料:口座を開設する時にかかる手数料
  • 口座維持費:口座を維持・管理するための手数料
  • 取引手数料:通貨を売買する際にかかる手数料(スプレッドとは別)
  • 入金手数料:FX会社の口座に入金する時にかかる手数料
  • 出金手数料:FX会社の口座から出金する時にかかる手数料
  • ロスカット手数料:ロスカットされた時に支払う手数料

国内FXの場合は、通貨を売買する際にかかる取引手数料が基本的に無料となっています。ただし、海外FXの場合はスプレッドの他に取引手数料がかかることも多く、取引をする前によく確認することが必要です。

スプレッド負けしないためには?

スプレッド負けとは、スプレッドという取引コストが原因で損失を出してしまうことをいいます。例えばスプレッドが1.0銭の場合、値動きの予想が当たっていたとしても、0.9銭以下の値幅しか取れない場合、結果は損失となってしまいます。

スプレッド負けを避けるためには、以下の3点に注意しましょう。

スプレッドが広がらない時間に取引する

取引する時間をスプレッドが広がらない時間に限定することで、スプレッド負けのリスクを大幅に減らすことが可能です。スプレッドが広がる時間帯に取引をすると、スプレッドが普段の何倍もの広さになってしまうことがあります。

例えば、日本時間早朝は市場参加者が少ないため、スプレッドが広がる傾向があります。さらに、各FX会社が提示しているスプレッドの対象外の時間帯であることが多いです。

また、重要な経済指標の発表時もスプレッドが広がることで知られています。コストが高くなる時間帯を避け、できる限り低いコストで取引をするようにしましょう。

ポジポジ病に気をつける

ポジポジ病とは、常にポジションを持っていなければ落ち着かなくなる心理状態のことをいいますが、スプレッド負けしないためにはこれに注意する必要があります。なぜなら、取引の回数が増えれば増えるほど、スプレッドによる取引コストが積み重なってしまうからです。

特にスキャルピングやデイトレードといった短期売買では取引の回数が多くなりがちであり、必要以上に取引をしないことが重要になります。

また、取引ツールの誤操作によって意図しない注文が発生すると、取引回数の増加につながってしまうため、少額での取引やデモ取引を活用してツールの操作に慣れておくことも有効です。取引するポイントを厳選してそれ以外では注文しないように心がけ、取引回数を抑えるようにしましょう。

主要通貨ペアに絞って取引する

スプレッド負けを回避するためには、スプレッドが狭いFX会社を選ぶだけでなく主要通貨ペア(メジャー通貨)に絞って取引をするようにしてみてください。つまり、取引コストが高い通貨ペアではなく、取引コストが低い通貨ペアを選んで取引をするということです。

FXでは通貨ペアによって、それぞれスプレッドが異なります。もちろん取引コストは高いものの大きな利益が狙える通貨ペアもありますが、スプレッド負けに悩んでいるのであれば米ドル/円やユーロ/円などのスプレッドが狭くコストが低い通貨ペアに絞ってみましょう。

マネーパートナーズのパートナーズFX nanoを使えば、取引量や時間に制限はありますが、米ドル/円やユーロ/円などをスプレッドなしで取引することができます。そもそもスプレッドがなければ、スプレッド負けは起こりません。

したがって、パートナーズFX nanoはスプレッド負けを回避するための、究極の方法といってもよいでしょう。

FXのスプレッドについてよくある質問

この項目では、FXのスプレッドについて知っておきたいこと、注意すべきことをまとめてご紹介していきます。

スプレッドのないFX会社はある?
マネーパートナーズの「パートナーズFX nano」では、米ドル/円のスプレッドが0.0銭からとなっており、コストゼロで取引することが可能です。
スプレッドと手数料の違いは?
スプレッドとは、取引をする際の買値と売値の差のことです。一方、手数料とはFXの口座を開設したり取引をしたりする時にかかる料金であり、取引手数料を指すことが多いです。
スプレッド負けをしないためには、以下の3点に注意するようにしてください。
  • スプレッドが広がらない時間に取引する
  • ポジポジ病に気をつける
  • 主要通貨ペアに絞って取引する

当記事で紹介している会社は、すべて金融庁から許可を受け財務局に登録されおり、かつ金融先物取引業協会に加入している業者です。

当サイトの編集方針についてはこちら

本記事で参考にしたサイト一覧

  1. GMOクリック証券
  2. みんなのFX
  3. GMO外貨
  4. ヒロセ通商
  5. DMM FX
  6. IG証券
  7. 外為どっとコム
  8. JFX株式会社
  9. LIGHT FX
  10. SBI FXトレード
  11. 松井証券
  12. マネーパートナーズ
  13. インヴァスト証券
  14. 外為オンライン
  15. FXブロードネット
  16. LINE FX