トライオートFXは、インヴァスト証券が提供する自動売買サービスであり、自動売買初心者から上級者まで幅広いトレーダーにおすすめです。その理由は、著名ストラテジストや有名ブロガーが作成した運用ルールを利用できるだけでなく、自分専用のルールも作成可能なため、個々のレベルに応じた自動売買ができるからです。
今回は、「トライオートFXの評判や口コミ」「儲からないという噂の真相」「おすすめ設定」などについて詳しく解説します。
トライオートFX(インヴァスト証券)の良い評判・口コミは?
トライオートFXの良い評判や口コミとして、主に以下の7つが挙げられます。
手数料が無料【2024年から!】
20代男性FX歴:3ヶ月~半年
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スプレッドに関しては業界の中でも最狭水準であると思います。手数料は自動売買を行なっている以上は負担になるのは仕方ないですが、スプレッドの狭さが良いので負担は減っています。時間に限定はありますが、キャッシュバックキャンペーンもあるので、それを利用すればさらにお得です。
トライオートFXは、2024年9月に取引手数料を撤廃しています。以前はわかりづらかった手数料体系が、この改定により透明性が高まりました。
現在、自動売買とマニュアル取引(裁量取引)では異なるスプレッドが配信されており、その差が実質的な自動売買の手数料となっています。
公式サイトではスプレッドの具体的な数値は公開されていませんが、2024年11月現在、主要通貨ペアにおける自動売買とマニュアル取引のスプレッドの差は3銭とされています。手数料無料化により、トライオートFXはさらに利用しやすいサービスとなりました。
1,000通貨という少額から始められる
20代男性FX歴:3ヶ月~半年
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やはり少額からの取引ができるので、リスクを抑えるという面では初心者でも安心してできますし、何よりも損切りなどの初心者にとって非常に難しいものを、自動でおこなってくれるので、ほったらかしにできるのもおすすめできる点です。
トライオートFXの最低取引単位は1,000通貨(南アフリカランド/円は1万通貨)です。これは、トライオートFXであれば少額から自動売買を始められることを意味しています。
例えば、まとまったお金を用意できない人や、損失をできるだけ抑えたい自動売買初心者でも、リスクを抑えながら自動売買をスタートできます。最初は少額で始め、自動売買取引に慣れてきたら資金量を増やし、より大きな利益を目指すとよいでしょう。
スマホアプリがわかりやすい
30代男性FX歴:半年~1年
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パソコンでもスマホ版でも自動売買の設定が非常に簡単で、選択型の自動売買ツールは用意されたプログラムを選択するだけですし、ビルダー型のツールでは自分の投資スタイルに合わせたカスタマイズの自由度が高いのでとても利便性が高いからです。
トライオートFXのスマホアプリは、直感的な使いやすい設計が特徴です。アプリの画面下部にわかりやすいアイコンが設置されており、初心者でも迷わず操作できます。
高性能なスマホアプリであっても、操作が複雑だと設定に失敗したり、誤操作による予期せぬ損失を招いたりする可能性があります。しかし、トライオートFXならその心配は無用です。
自動売買で知られるトライオートFXですが、スマホアプリでは裁量取引もスムーズに行えます。例えば通貨ペア選択画面は、買値、売値、スプレッド、前日比といった通貨ペアに関する情報が一画面で表示されるため、他の画面に切り替える必要がありません。
直感的でわかりやすいトライオートFXのスマホアプリは、PCを持っていない人や外出先でFX取引をしたい人にもぴったりです。
「セレクト機能」なら初心者でも面倒な設定不要で豊富なストラテジーから運用できる
30代男性FX歴:半年~1年
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なにより、設定が簡単。選択型のツールなら自動売買ビギナーの方でもスムーズに設定できると思いますし、カスタマイズの自由度の高さも魅力です。まだトライオートFXの自動売買ツールを利用して1か月ぐらいですが勝率は6割以上なので大満足です。
トライオートFXの自動売買には「セレクト」と「ビルダー」の2つのモードがあります。特にセレクトは面倒な設定が不要で、初心者でも簡単に始められる点が特徴です。セレクトでは、投資の専門家である著名ストラテジストや、経験豊富な人気ブロガーなどが考案した多様なストラテジー(運用ルール)から、自分に適したものを選んで運用できるようになっています。
運用ルールについては、ストラテジーを選択すると画面上部に表示されるため、必ず確認しましょう。詳細を知りたい場合は、「解説記事」のボタンをクリックすると、より深い情報が閲覧可能です。
自動売買初心者は、まずセレクトから自動売買を始め、慣れてきたらビルダーを使ってみるとよいでしょう。
「ビルダー機能」なら上級者でも満足なカスタマイズができる
40代男性FX歴:1年~2年
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自分自身としては提供する自動売買のセレクトだけではなく、自分で設定した売買アイディアを動かせることができるので、初心者から上級者まで幅広く取引しやすいのでさまざまな種類のツールがあり、自分にあった自動売買ツールで楽しめることができるからです。
「ビルダー」はオリジナルの運用ルールを一から作成できる機能で、上級者にとっても満足度の高いカスタマイズ性を提供しています。プログラミングなどの難しい知識は必要なく、クリックや入力だけで運用ルールを簡単に設定可能です。
- 売買方向
- スタート価格
- レンジ幅
- 注文数
- 取引数量
- 利確幅
- 損切幅
設定完了後は「シミュレーションを見る」をクリックすることで、過去一定期間稼働させた場合のシミュレーション結果を確認できます。自分の設定したルールでどのような成績が期待できるのかシミュレーションし、必要に応じて運用ルールに修正を加えましょう。
中上級者の人は高いカスタム性を誇るビルダー機能を活用し、オリジナルの自動売買プログラムの作成にチャレンジしてみましょう。
サポート体制が充実している
40代女性FX歴:3ヶ月~半年
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FX取引初心者の方でも、自動販売ツールであらかじめ決められたプログラムを選択すればいいので簡単だし、最低10万円程度の少額からでも始めることができるのも魅力です。サポート体制が整っているのも安心感があります。
トライオートFXを提供しているインヴァスト証券は、サポート体制が充実しているFX会社です。自動売買を始める際に不安を感じる初心者も多いかもしれませんが、手厚いサポートのあるインヴァスト証券なら安心です。
インヴァスト証券では、ユーザーからの問い合わせに以下の方法で対応しています。
- 電話:土日・元日を除く午前9時~午後5時(祝日も対応)
- 問合せフォーム
- リモートサポート:ユーザーと同じ画面を見ながら操作方法を案内(要電話)
- トライオートコンシェルジュ:選任スタッフによるトライオートFXの運用案内
なかでも、自動売買に関する質問や不安がある人におすすめしたいのが「トライオートコンシェルジュ」です。
トライオートコンシェルジュは、選任のコンシェルジュスタッフがユーザーの悩みや課題をヒアリングし、それに応じた運用方法を案内してくれるサービスです。選任スタッフによるマンツーマンのサポートは、自動売買初心者に大きな安心感を提供します。
電話のほかにZoomを使っての相談も可能で、画面を共有しながらサポートが受けられます。ただし、トライオートコンシェルジュを利用するには、以下の3つの条件をすべて満たす必要がある点に注意しましょう。
- トライオートFXまたはトライオートETFの初回入金月から3か月が経過していること
- 証拠金預託額が100万円以上であること
- 自動売買を利用して取引していること
難しいイメージのある自動売買ですが、トライオートFXの場合初心者にも優しい取引環境を提供しています。
ETF・CFD取引でも自動売買が行える
インヴァスト証券ではFXだけでなく、ETFやCFDの自動売買も行えます。つまり、一つの取引システムで様々な銘柄の自動売買が可能です。
ETFでは各国の代表的な株価指数や金、銀、原油など計29銘柄を、最大レバレッジ5倍で取引できます。一方、CFDは各国の代表的な株価指数7銘柄に限定されるものの、最大レバレッジ10倍で取引可能です。
トライオートETFとトライオートCFDの違い | ||
---|---|---|
トライオートETF | トライオートCFD | |
銘柄数 | 29銘柄 | 7銘柄 |
取引単位 | 1口 (TOPIX連動ETFは10口) |
0.1Lot |
最大レバレッジ | 5倍 | 10倍 |
取引時間 (日本銘柄) |
9:05~11:25 12:35~15:20 |
通常:8:10~翌6:40 サマータイム:7:10~翌5:40 |
取引時間 (米国銘柄) |
通常:23:35~翌5:55 サマータイム:22:35~翌4:55 |
通常:8:10~翌6:40 サマータイム:7:10~翌5:40 |
ETFと比べてCFDは最大レバレッジが高く、証拠金を低く抑えられることから初心者にとって大きな魅力があります。そのため、まずは少額で取引できるCFDから始め、慣れてきたら銘柄数が豊富なETFに挑戦して取引チャンスを広げるのがおすすめです。
トライオートFX(インヴァスト証券)の悪い評判・口コミは?【他社と徹底比較】
トライオートFXには、一部以下のような悪い評判や口コミがあります。
トレンド相場に弱い
30代男性FX歴:3年~5年
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この会社におけるオリジナル要素として自動売買機能がありスマホで随時チェックする必要がないのはおすすめです。 機能を利用してみた印象としてはレンジ相場中にタイミングが合えば儲かるが、トレンドが出てくるとあまり儲からない。 短期ではなく中長期的なスパンでトレードを繰り返す必要があるので、ある程度の資金力が重要である。 忙しいので頻繁にトレードはできないが資金はある人には結構オススメの会社です。
まず、トライオートFXには「トレンド相場に弱い」という口コミがあります。これは、トライオートFXで使えるストラテジーの多くが「レンジ狙い」であることが原因と考えられます。
レンジ相場に特化したストラテジーは、レンジ相場には強い反面、トレンド相場では苦戦することが多いです。トレンド相場に対応するためには「上昇狙い」または「下降狙い」のストラテジーを使うか、「レンジ狙い」のストラテジーと併用してポートフォリオを組むとよいでしょう。
取引できる通貨ペア数が少ない
トライオートFXは他社の自動売買サービスと比較して、取引できる通貨ペア数が少なめです。取引可能な通貨ペアが多ければ、その分取引チャンスも増えるため、通貨ペア数の少なさは一つのデメリットと言えます。
トライオートFX | みんなのシストレ | iサイクル2取引 | |
---|---|---|---|
取扱通貨ペア数 | 20 通貨ペア |
34 通貨ペア |
26 通貨ペア |
ただし、初心者の場合は米ドル/円やユーロ/円、ポンド/円、ユーロ/米ドルなど、情報が入手しやすく値動きも素直になりやすい通貨ペアでの取引が推奨されます。そのため中上級者になるまでは、取扱通貨ペア数が20通貨ペアと少ないトライオートFXでも、特に問題にはならないでしょう。
より多くの通貨ペアで自動売買を行いたい場合は、34通貨ペアを取り扱う「みんなのシストレ」がおすすめです。
デモトレードを提供していない
トライオートFXではデモトレードが提供されていません。そのため、トライオートFXで自動売買を始める際には、最初から実際の資金を使う必要があります。
気軽に使い勝手を確かめられない点はデメリットと言えるでしょう。ただし、過去のレートを基にストラテジーをシミュレーションできるため、将来的な運用成績の見込みを事前に把握することは可能です。
デモトレードができる自動売買を利用したい場合は、外為オンラインの「iサイクル2取引」がおすすめです。名前とメールアドレスを入力するだけで、無料でデモトレードを体験できます。
トライオートFXは儲からないというのは本当?【実績に対するプロトレーダーの見解】
「トライオートFXは儲からない」という意見もありますが、実際には十分利益を期待できるサービスです。なぜなら多くのストラテジーのシミュレーションで、しっかりと利益が出ているからです。
トライオートFXには「セレクト」と「ビルダー」の2種類の自動売買機能があります。このうちセレクトは面倒な設定が不要で、特に自動売買初心者におすすめです。
セレクトでは、投資の専門家である著名ストラテジストや、経験豊富な人気ブロガーなどが考案した豊富なストラテジーを利用できます。つまり、自分でストラテジーを作成する手間を省き、すぐに本格的な自動売買がスタート可能ということです。
また、トライオートFXでは運用開始前にシミュレーションを行い、自分の考えに沿った内容であるかや、どの程度の成績が期待できるのかを確認できます。シミュレーションは3か月、6か月、1年、2年、3年の計5パターンから選択でき、短期から長期にわたる成績を把握可能です。
ただし、セレクトで用意されている自動売買の多くはレンジ相場で力を発揮する設計になっています。コツコツと利益を積み上げやすい一方で、短期間で大きな利益を狙うのは困難です。
自動売買は機動的に自分の判断で利益を最大化できる裁量取引とは性質が異なります。そのため、トライオートFXの効果的な活用には長期的な運用視点が重要であり、短期間での安易な利用中止は避けることをおすすめします。
トライオートFXのおすすめ設定を紹介【損切り・レバレッジ設定は?】
トライオートFXの設定では、以下の3つのポイントが重要です。
長期的なシミュレーション結果が良いストラテジーを選ぶ
まずは、長期的なシミュレーション結果が良いストラテジーを選ぶようにしてください。長期的に良い成績を残しているストラテジーは、今後も安定して良い成績を残す可能性が高いと考えられるからです。
反対に、短期間だけ成績が良いストラテジーは、その成果が実力によるものか偶然かを見極めるのが難しいため、慎重に選ぶ必要があります。
長期的に良い成績を残しているストラテジーの一例として、「三大陸」が挙げられます。
三大陸は豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンド、米ドル/カナダドルの「コアレンジャー」をポートフォリオにした運用方法です。コアレンジャーとは、中心のコアレンジで細かく売買し、サブレンジでは大きな利幅を追求するレンジ相場に強いルールのことです。
三大陸は最近やや苦戦してはいるものの、過去3年間にわたり安定した成績を残しているストラテジーです。
ただし、3つの通貨ペアを運用するため、推奨証拠金が約125万円(2024年11月現在)と高額になるというデメリットもあります。そのため、証拠金を抑えたい場合は豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンド、米ドル/カナダドルのコアレンジャーの中から成績の良いものを1つ選び、単体で運用するのもよいでしょう。
想定レンジを超えたら損切りする
運用しているストラテジーの想定レンジを超えてしまった場合は、損切りをおすすめします。なぜかというと、トライオートFXの自動売買は、設定したレンジ内で取引を行う仕組みになっているからです。
設定したレンジから外れると、取引が発生しなくなります。また、想定レンジを超える大きなトレンドが発生した場合、含み損が拡大する可能性もあります。
したがって、決められた想定レンジの上限と下限を超えた場合には、自動売買を停止して損切りを実行するよう心がけましょう。
レバレッジは設定できない
トライオートFXの最大レバレッジは25倍に固定されており、ユーザーが設定を変更することはできません。レバレッジの計算は、現在の為替レートと取引数量、証拠金を基に自分で行う必要があります。
各銘柄の最大レバレッジ | ||
---|---|---|
トライオートFX | トライオートETF | トライオートCFD |
25倍 | 5倍 | 10倍 |
ただし、トライオートFXではストラテジーのシミュレーション画面に推奨証拠金が表示されるため、必要な資金の目安を事前に把握可能です。ロスカットを避けるためにも、できれば3年分のシミュレーションに基づいた推奨証拠金で取引することをおすすめします。
トライオートFXで運用を始める前にさらに知っておきたいこと
この項目では、トライオートFXで運用を始める前に知っておきたいことをまとめてご紹介します。
- トライオートFXの手数料は他社と比較すると高い?
- トライオートFXの手数料は、他社と比較して安いです。2024年9月以降、トライオートFXでは手数料が撤廃されています。現在では自動売買とマニュアル取引(裁量取引)でそれぞれ異なるスプレッドが適用されており、その差額が実質的に自動売買の手数料として機能しています。
- トライオートFXで大損しないようにするには?おすすめの損切り方法は?
- 運用しているストラテジーの想定レンジを超えた場合損切りを実行することをおすすめします。想定レンジを超える大きなトレンドが発生した場合、含み損が拡大する可能性があるからです。
当記事で紹介している会社は、すべて金融庁から許可を受け財務局に登録されおり、かつ金融先物取引業協会に加入している業者です。
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