三井住友カードが法人代表者や個人事業主を対象に発行される「三井住友ビジネスカード(クラシック)」は、比較的審査が通りやす上、ビジネスシーンに役立つメリットも大きいといわれています。具体的にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

本記事では、三井住友ビジネスカード(クラシック)の評判や特徴を詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

三井住友ビジネスカード(クラシック)を選ぶべき人はこんな人!
  • 小規模な法人代表や個人事業主
  • 会社を設立して間もない
  • 飛行機での出張やタクシーでの移動が多い
  1. 三井住友ビジネスカード(クラシック)の特典
  2. 三井住友ビジネスカード(クラシック)とは?
  3. 三井住友ビジネスカード(クラシック)の特徴やメリット
    1. ビジネスサポートサービスを利用できる
    2. 万が一の事態に備えた海外・国内旅行傷害保険の付帯
  4. 三井住友ビジネスカード(クラシック)はどのような人におすすめ?
    1. 年会費が手頃なビジネスカードを探している人
    2. 経営者向けの特典が充実したカードを探している人
    3. リボ払いやキャッシングができるカードを探している人
    4. 三井住友ビジネスカード(クラシック)の利用枠
  5. 三井住友ビジネスカード(クラシック)の申込方法
    1. 公式サイトから申し込み
    2. 必要な情報を打ち込む
    3. 収入を証明する書類を提出
    4. 発行まで最短で3日、1週間でお手元に
  6. 経営者の心強い味方になる三井住友ビジネスカード(クラシック)
  7. 三井住友ビジネスカード(クラシック)を作る際のよくある質問

三井住友ビジネスカード(クラシック)の特典

三井住友ビジネスカード(クラシック)には、利用にうれしい約19種類以上の特典を利用できます。主な特典は以下の通りです。

  • 海外旅行傷害保険
  • エアライン&ホテルデスク
  • VJタクシーチケット
  • ETCカード(法人)複数枚発行可能
  • 海外レンタカー優待サービス
  • 財務会計システムデータ連携サービス
  • エクスプレス予約サービス(プラスEX会員)
  • ビジネス用じゃらんnetホテル予約
  • 日産レンタカー タイムズ カーレンタル
  • Visaビジネスオファー
  • 航空券チケットレス発券サービス
  • 海外キャッシュサービス
  • 引越優待サービス
  • VJデスク
  • アスクルサービス
  • お買物安心保険
  • 福利厚生代行サービス

三井住友ビジネスカード(クラシック)とは?

三井住友カードが提供しているビジネスカードの中で、一番申し込みやすいといわれているのが「三井住友ビジネスカード(クラシック)」です。

三井住友ビジネスカード(クラシック)
カードの評価
★★★★★
年会費 1,375円(税込) 追加カード ETCカード・家族カード
ポイント還元率 - おすすめ利用シーン 出張だけでなく、コンビニなど日常生活で利用したい方
貯まるポイント Vポイント 付帯保険 海外旅行:最大2,000万円
ショッピング:年間100万円まで
発行スピード 10営業日~1ヵ月程度 スマホ決済 なし
締め日・支払日 15日締め/翌月10日払い
月末締め/翌月26日払い
経費精算 勘定奉行
利用可能な特典 エアライン&ホテルデスク、VJタクシーチケット 決済口座 法人名義口座

三井住友ビジネスカード(クラシック)は引落口座も代表者の個人口座を使用できるので、開業直後でも比較的申し込みやすいビジネスカードといわれており、チェックしておきたいところです。

専門家のコメント

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三井住友ビジネスカード(クラシック)の特徴やメリット

ここでは、三井住友ビジネスカード(クラシック)の特徴をもう少し掘り下げ、メリットとともに紹介していきます。

まずは三井住友ビジネスカード(クラシック)カードの特徴です。三井住友ビジネスカード(クラシック)カードの主な特徴は以下の2点です。

ビジネスサポートサービスを利用できる

三井住友ビジネスカード(クラシック)カードにはビジネスシーンで役立つサービスの提供がある。オフィス用品をアスクルサービスでスピーディーに揃えられ、全国で展開している日産レンタカーや、タイムズカーレンタルをお得な価格で営業車として手配できる

万が一の事態に備えた海外・国内旅行傷害保険の付帯

三井住友ビジネスカード(クラシック)カードには海外・国内旅行傷害保険が付帯する。出張中の予期せぬアクシデントに備えられるので安心して仕事に集中できる。

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三井住友ビジネスカード(クラシック)はどのような人におすすめ?

この三井住友ビジネスカード(クラシック)は、規模が大きい企業の経営者よりは、小規模法人や法人化していない個人事業主にとっておすすめです。

なぜなら、一般的な法人向けカードの審査に必要になる登記簿謄本や決算書が不要なので、忙しい人でも手軽に手続きできるからです。そして申し込みもインターネットで簡単。必要な申し込み情報を入力するだけです。手続きの簡素さは、とりわけ多忙な個人事業主にとっては、大きなメリットといえるでしょう。

年会費が手頃なビジネスカードを探している人

三井住友ビジネスカード(クラシック)は、年会費が1,375円(税込)です。WEB明細書サービスを利用すると年会費から550円割引されます。

このように、三井住友ビジネスカード(クラシック)の会費はかなり安く設定されているのです。

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経営者向けの特典が充実したカードを探している人

三井住友ビジネスカード(クラシック)は、経営者に嬉しい特典がいろいろと付いてきます。以下に代表的なビジネス優待をまとめてみました。

ビジネス優待一覧
  • ビジネスサポートサービス
    日産レンタカーなどビジネスシーンで役立つサービスを提供
  • 福利厚生代行サービス
    国内外数1,000ヵ所の契約宿泊施設やスポーツクラブなどの幅広いサービスを割引料金で利用可能
  • 三井住友カードiD
    電子マネーiDを利用可能
  • 海外キャッシュサービス
    現地通貨の準備がその場のATM等で可能に
  • ビジネス用じゃらんnetホテル予約
    法人向けの特別価格プランを利用可能

リボ払いやキャッシングができるカードを探している人

三井住友ビジネスカード(クラシック)は「キャッシングリボ」も利用可能。これはfor Ownersのみのサービスとなります。for Owners クラシックのキャッシングはお客さまのご希望をもとに、総利用枠の範囲内でキャッシング利用枠を設定させていただきます。

いざというときに50万円の枠で足りないと想定する場合は、三井住友ビジネスカード(プラチナ)を検討するのが良いでしょう。経営者の方々にとって、いざというときのキャッシュフロー改善の強い味方になるのでおすすめです。

三井住友ビジネスカード(クラシック)の利用枠

三井住友ビジネスカード(クラシック)の利用可能枠は10~500万円。中小企業経営者や個人事業主であれば、この枠なら経費の支払いなどに利用できるでしょう。

キャッシュフローのサイズ感を考慮して、カードの種類を選択するのが妥当です。

三井住友ビジネスカード(クラシック)の申込方法

三井住友ビジネスカード(クラシック)を申し込んでから所有するまでの流れを見ておきましょう。

公式サイトから申し込み

三井住友カードの公式サイトの三井住友ビジネスカード(クラシック)申し込みページにて『個人情報の取扱いに関する重要事項』および『会員規約・特約』を確認したうえで、下部の【同意のうえ、入力画面へ進む】ボタンから申し込みましょう。

必要な情報を打ち込む

必要情報を正確に入力していきましょう。会社名や資本金、事業内容、法人口座情報など、項目は多数あるので、根気よく入力してください。

ひと通り入力が進んだら、支払い口座の設定となります。運転免許証や引き落としに使う金融機関の口座の通帳やキャッシュカードがあるとスムーズです。

収入を証明する書類を提出

個人事業主の場合は、借入希望枠と無担保借入残高の合算額などに関わらず、以下の2点の直近のもののコピーが必要となります。

収入を証明する書類(以下のいずれか1点)
  • 確定申告書B第一表(控え)
  • 青色申告決算書(控え1ページ目)
  • または【収支内訳書(控え1ページ目)】

発行まで最短で3日、1週間でお手元に

申し込みからカード発行まで「最短で3営業日」となっているので、特に問題がなければ1 週間程度で手元にカードが郵送されてくるでしょう。

三井住友ビジネスカード(クラシック)を作る際のよくある質問

ここでは三井住友ビジネスカード(クラシック)を作る際によくある質問をQ&Aにしましたので、参考にしてみてください。

三井住友ビジネスカード(クラシック)の申し込みにはどんな書類が必要ですか?
運転免許証など、法人代表者の本人確認資料が必要となります。
一般的に法人向けカードの審査に必要な登記簿謄本や決算書は不要です。
>>三井住友ビジネスカード(クラシック)を所有するまでの流れを見る
三井住友ビジネスカード(クラシック)は何歳から申し込みができますか?
満20歳以上かつ会社経営者または個人事業者の方がお申し込みの対象です。パートナー会員の方は、満20歳以上の役員の方が対象になります。
ただし、クラシック(一般)カード、ゴールドカードとは異なり、プラチナカードのみ満30歳以上の会社経営者または個人事業者の方が対象となります。
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersに追加できるカードはありますか?
以下のカードを追加可能です。
ETCカード、三井住友カードiD、三井住友カードWAON、PiTaPaカード、JR東海プラスEXサービス、Apple Pay、Google Pay 
これらの付帯カードは、お手元にクレジットカードが届いた後に追加で申し込むことも可能です。
>>三井住友ビジネスカード(クラシック)の基本情報を見る

■ 専門家コメント及びに記事の監修

新井智美
新井智美
CFP(R)認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)・DC(確定拠出年金)プランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師を行う傍ら、これまでに1,000件以上の執筆・監修業務を手掛けている。
公式サイト:https://marron-financial.com/
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■ 調査概要

実査機関 クロス・マーケティング
 調査目的  クレジットカード保有者への満足度に関する調査
 調査対象  クレジットカードの利用または保持している方
 調査方法  インターネットリサーチ
 調査対象者数  500名
 調査実施期間  2021年4月
 調査対象地域  日本国内
 母集団  クレジットカードの利用または保持している、20歳~69歳の男女500名
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