ANAとJALどちらがお得?最もマイルが貯まりやすい航空会社!
国内の航空会社でマイルを貯められるのはANAとJALの2社です。それぞれどちらがマイルを貯めやすいのでしょうか。結論から申し上げますと、ANAとJALとで、マイルの貯まりやすさに大差はありません。
しかし、総合的に判断すると、飛行機ヘビーユーザーにはJALが、ショッピング利用が多い人にはせANAがおすすめです。
マイルの貯まりやすさは商品への交換や宿泊料金への充当の効率にかかわります。特に、特典航空券への交換はANA、JALともに必要マイル数が異なります。
マイルの貯めやすい航空会社を知り、獲得マイル数の目標や計画を立てましょう。
どのマイルも貯めやすさに大きな違いはない
ANA、JALともにマイルの貯めやすさに大きな違いはありません。両社はマイルを以下の計算式で算出しているためです。
マイルの計算式
- 搭乗区間の基本マイレージ×運賃種別ごとの積算率(予約座席などにより変化)
ANAとJALでは、積算率の規定に違いがあります。
国内線の場合、ANAは50%~150%、JALは10%~100%の間で設定されています。ただし、採用される積算率は両社の運賃ごとに異なるため、どちらが貯めやすいとは一概にいい切れません。
マイルの貯めやすさに大きな差はないため、どちらの航空会社をよく使うかで貯めるマイルを決めるとよいでしょう。
JALのマイルは飛行機ヘビーユーザーにおすすめ
飛行機を頻繁に使う方は、JALマイルを貯めるのがおすすめです。
JALマイルは毎年度の初回搭乗時に最大2,000マイル、毎フライトごとにプラス25%のボーナスマイルを受け取れます。飛行機を使う機会が多いほどマイルが貯まりやすく、出張や旅行でJALを使う人であればすぐに多くのマイルを貯められます。
また、JALカードは利用代金に対して直接マイルが付与されて貯まっていきます。ANAカードは貯めたポイントをマイルに交換する必要があり、マイルを手に入れるまでに手間がかかります。一方、JALカードはポイントからマイルへの移行手数料を気にする必要がありません。そのため、マイルがどの程度貯まっているかがわかりやすいです。
飛行機の利用でマイルを貯めるのであれば、フライトはJALを使いましょう。
ANAのマイルはカードを使う頻度が高い人におすすめ
クレジットカードで買い物をする機会が多い方は、ANAマイルを貯めるのがおすすめです。
ANAマイルは、ポイントから交換して貯めなければなりません。しかし、日頃からカードを使っていればポイントが貯まっていくため、飛行機に乗る機会がなくともマイルを貯められます。買い物だけでなく公共料金の支払いなどもカード払いにすれば、さらに効率よくマイルが貯まります。
ANAの飛行機も併用しながら、クレジットカードでより多くのマイルを貯めましょう。
マイルが貯まるクレジットカードのベストな選び方

マイルが貯まるクレジットカードは、以下のポイントを重視して選ぶとよいでしょう。
マイルが貯まるクレジットカードのベストな選び方
年会費、ポイント還元率といった項目は、通常のカード選びでも重要なポイントです。加えて、マイル交換レートや移行手数料なども考慮すると、自分に合ったカードが見つかります。
陸マイラーはポイント還元率で選ぶ

日常の買い物でマイルを貯める陸マイラーは、クレジットカードのポイント還元率を重要視しましょう。カードの利用で貯まるポイントが多ければ、効率よくマイルを貯めることができます。
「高還元率」の目安は「1.0%」です。
航空系カードに加えてポイント還元率が1.0%以上のカードを所有しておけば、フライトの機会が少なくても多くのマイルを貯められます。交換レートや交換時の移行手数料も併せてチェックしておくと、よりお得にマイルが貯まります。
空マイラーはフライトマイルの貯まりやすさで選ぶ
飛行機利用でマイルを貯める空マイラーは、フライトマイルがどれだけ貯まるかを重視するとよいでしょう。フライト時のボーナスマイルは、カードごとに上乗せされる割合が異なります。
また、入会時や年度初回搭乗時にボーナスマイルを受け取れれば、まとまった量のマイルを一気に獲得できます。
高ランクカードほど獲得できるボーナスマイルは多いです。ただし、高ランクカードは年会費も高くなります。年会費と獲得マイル数が見合うか考慮してクレジットカードを選びましょう。
ポイント還元率とマイル交換レートを重視する
ポイント還元率とマイルへの交換レートは、マイルを貯めるうえで重視すべきポイントです。通常のポイント還元率は、高還元の目安といわれる「1.0%」以上であるかどうか、チェックしてください。
マイル交換レートについては0.5%(2ポイントで1マイル)を下回らないかどうかが、目安となります。
また、マイルの交換単位が1,000ポイントや500ポイントなどのように大きいと、マイルへの交換までに時間がかかってしまいます。できる限り早くマイルを手に入れたい方は、100ポイントや1ポイント単位で交換できるカードを選びましょう。
ポイント還元率やマイル交換レートは、ゴールド、プラチナの高ランクカードのほうが高い傾向にあります。より多くのマイルを貯めたい方は、ゴールドカード以上のカードの申し込みも検討してみましょう。
移行上限がないカードを選ぶ
カード利用で貯めたポイントをマイルに移行する際に、移行上限があると、貯めたポイントが無駄になってしまうことがあります。ポイントからマイルへ無制限で移行できるカードを選ぶと、無駄なく効率よくマイルを入手できます。
移行上限のあるクレジットカードの例は以下のとおりです。
◼️マイル移行上限のあるクレジットカード
アメリカン ・エキスプレス・カード |
年間40,000マイル |
---|---|
dカード | 月当たり20,000マイル |
楽天カード | 月当たり10,000マイル |
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス ・カード |
1日あたり240,000ポイント分のマイル |
楽天カードやMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは移行上限が設定されていますが比較的制限が緩いのが特徴です。月単位、日単位で数十万のマイルを交換する機会はなかなかありません。カード利用で貯まるポイント数が数万ポイント程度であれば、上限を超えるケースはほぼなく実質無制限でマイル交換ができます。
ポイントを余さないよう計画的にマイル交換を行いましょう。
マイル交換時の移行手数料をチェックする

マイル交換時の移行手数料は必ずチェックしておきましょう。クレジットカードによっては、ポイントからマイル交換時に移行手数料がかかる場合があります。
たとえば、JCBブランドのANAカードで1,000円ごとに10マイル貯められるコースを選択すると、年間で5,500円の手数料がかかります。獲得マイル数が手数料に見合わないと、損してしまいます。
移行手数料が交換予定のマイルよりも多くなってしまう際は、手数料がかからないカードでマイルを貯めましょう。
年会費がカードの利用度合いに見合うか検証する
マイルを貯められるクレジットカードを選ぶ際は、年会費がカードの利用頻度に対して十分な価格かを検証して、コストとサービスのバランスが取れたものを選ぶとよいでしょう。
一般的に、マイルが貯まる航空系カードは年会費が発生します。カードを使う機会が少なく獲得マイル数が年会費を上回っていなければ、損してしまいます。年会費以上のマイルを獲得できるくらいカードを使うかどうか、日々の利用シーンを振り返っておきましょう。
なお、年会費はゴールド、プラチナとランクが上がるにつれて高くなる傾向にあります。しかしポイントサービスが充実しているので、年間100万を超えて利用する場合、年会費のもとをとって、お得にマイルが貯まるケースが多いです。
無料でマイルを貯めたい方は、銀行系や流通系などのポイントを貯めやすくマイルに交換できるクレジットカードに申し込みましょう。
飛行機で旅行に行くなら付帯保険は必ずチェックする
手っ取り早くマイルを貯めるのであれば、飛行機の利用は必須です。飛行機を使う機会が多くなる場合は、もしものときに備えて付帯保険の内容を必ずチェックしておきましょう。
主なチェック項目は以下のとおりです。
付帯保険のチェック内容
- 旅行傷害保険は国内、海外のどちらが補償対象か
- 航空機が遅延したときの補償はあるか
- 最高補償額はいくらか
- 自動で付帯する保険かカードを利用して付帯する保険か
充実した付帯保険を用意したい場合は、ゴールド、プラチナの高ランクカードがおすすめです。
早く交換するなら移行の所要日数が短いカードを選ぶ
すぐにマイルを使いたい場合は、ポイントから移行する際にかかる日数が短いカードを選びましょう。ポイントからマイルへ交換する際、移行が反映されるまでには時間がかかります。
主なポイントをマイルへ交換した際の移行反映までの期間は以下のとおりです。
◼️主なポイントをマイルへ交換した際の反映までの期間
ポイント名称 | 反映までの期間 |
---|---|
永久不滅ポイント (セゾンカード) | 3~4週間 |
Vポイント (三井住友カード) |
1~2週間 |
メンバーシップ・リワード (アメリカン・エキスプレス・カード) |
即日~5営業日 |
旅行先ですぐにマイルを使いたい方は、アメリカン・エキスプレス・カードや楽天カードなど、マイル交換が即日もしくは翌日には完了するクレジットカードを選びましょう。
年会費無料で最強!マイルが貯まりやすいおすすめの最強クレジットカード
年会費無料でマイルが貯まりやすいクレジットカードを厳選しました。いずれもマイルへの交換レートが高く、使い方次第で航空系カードよりも効率よくマイルを貯められます。
◼️年会費無料でマイルが貯まりやすいおすすめの最強クレジットカード
リクルートカード 公式サイトで見てみる | 2ポイントで1マイル(JAL) ※リクルートポイントをPontaポイントに交換した場合 |
---|---|
楽天カード 公式サイトで見てみる | 2ポイントで1マイル(ANA) |
au PAYカード 公式サイトで見てみる | 2ポイントで1マイル(JAL) |
三井住友カード(NL) 公式サイトで見てみる | 500ポイントで250マイル(ANA) |
マイレージカードとクレジットカードはどちらがマイルを貯めるのにおすすめ?
マイレージカードとクレジットカードとでは、クレジットカードのほうがより効率よくマイルを貯められます。

審査不要・未成年でも発行できるマイレージカードはマイルを貯める機能に特化しており、クレジットカードのように決済機能を持ちません。気軽にマイルを貯めたい方や、フライト記念としてマイルをとっておきたい方には向いています。
しかし、日常の支払いでマイルを貯められない分、クレジットカードよりもマイルの獲得効率は落ちてしまいます。クレジットカードであれば日々の支払いでマイルを貯められますし、飛行機を利用せずとも多くのマイルを獲得できます。また、保険や優待割引などの付帯サービスも魅力です。
より多くのマイルを貯めたい方は、マイルが貯まりやすいクレジットカードに申し込みましょう。
マイルを最短距離で貯める方法
マイルを効率よく最短で貯めるには、以下の方法を活用するとよいでしょう。
マイルを最短距離で貯める方法
空マイラーはフライト距離による
飛行機利用でマイルを貯める空マイラーは、フライト距離を考慮してマイルを貯めていきましょう。
マイルは搭乗区間や予約座席のクラスによって算出されます。より高額な座席で長距離のフライトになれば、多くのマイルを獲得できます。
航空会社同士が提携した組織であるアライアンスにも注目してみましょう。同じアライアンスの航空会社を利用した際にマイルが加算され、フライトマイルが無駄になりません。
現在主要となっているアライアンスは以下の3つです。
主要航空アライアンス
- ワンワールド
- スターアライアンス
- スカイチーム
「ワンワールド」にはJALが、「スターアライアンス」にはANAが所属しています。提携している航空会社もチェックしながら、搭乗便の予約をしてみましょう。
陸マイラーは航空系クレジットカードや電子マネーを利用する
日頃のカード利用でマイルを貯める陸マイラーは、航空系クレジットカードや電子マネーを上手に活用してください。
特に通勤や通学で鉄道などの交通機関を使う場合、交通系電子マネーにチャージしてポイントを貯めればマイルへ交換できます。SuicaやPASMOといった電子マネーにクレジットカードから残高をチャージすれば、日々の移動にかかる交通費でマイルを獲得できます。
電子マネーが使えない場所ではクレジットカードで決済し、カードの利用頻度を高めましょう。

支払いをできる限り航空系クレジットカードにまとめるのが、マイル獲得への近道といえます。
ポイントサイトを利用する
ポイントサイトを利用して上手にポイントを貯めれば、一度に大量のマイルと交換可能です。
たとえば、以下のサイトを活用してみましょう。
マイル交換が可能な
ポイントサイトの例
- モッピー
- ハピタス
- ポイントインカム など
特にクレジットカードの作成や証券口座の開設などは、一度に獲得できるポイント数が多く、マイルの大量獲得が期待できます。
ポイントサイト経由でクレジットカードの発行などを行うようにして、獲得したポイントを都度マイルへ交換しましょう。
貯めたマイルの上手な使い方
クレジットカードの利用で貯めたマイルは、旅行や普段の買い物などで使うのがおすすめです。貯めたマイルの上手な使い方をご紹介します。
席のアップグレードで快適な空の旅を楽しむ
マイルで飛行機の座席をアップグレードすれば、空の旅がさらに快適になります。
たとえば、ANAとJALで東京からハワイへの飛行機の座席をアップグレードする際の、必要マイル数を見てみましょう。
◼️東京~ハワイ間の座席アップグレードに必要なマイル数
航空会社 | プレミアム エコノミーへの アップグレード |
ビジネスクラスへの アップグレード |
ファーストクラスへの アップグレード |
---|---|---|---|
ANA | 15,000 | 20,000 | 35,000 |
JAL | 15,000 | 25,000 | 30,000 |
区間にもよりますが1万以上のマイルを必要とするため、アップグレードまでの道のりは長いです。日頃からカードを利用してコツコツとマイルを貯めつつ、飛行機を利用してボーナスマイルを着実に貯めていきましょう。
フライトでの利用で航空費を節約する
マイルと交換できる特典航空券を利用すれば、交通費を節約できます。往復分の航空券を交換できれば、交通費を一切かけることなく旅行を楽しめます。
片道の航空券はJALが4,000マイル、ANAが5,000マイルから交換可能です。1マイル1円以上の価値で利用できるためお得なマイル利用方法といえます。
ただし、行き先によって必要なマイル数は異なります。特に夏休みや年末年始は必要なマイル数が増え、交換レートが下がってしまうケースもあります。また、搭乗する便に遅れてしまうと交換した航空券は使えません。マイルを無駄にしてしまうため必ず時間内に搭乗しましょう。
宿泊利用でホテルやグルメを楽しむ
ホテルの宿泊代やレストラン代にマイルを充当すれば、お得に充実したサービスを楽しめるでしょう。
ANAマイルは対象のホテルで1マイル1円として利用できます。割引クーポンにも交換できるため、対象のホテルに宿泊する際はぜひ使ってみましょう。
JALマイルをクーポンに交換すれば、ホテルやレストランで利用できます。旅行先で利用して宿泊費や食費を抑えれば、お土産やレジャーにお金をかけられます。
ただし、ANA、JALともに対象となっているホテルやレストランは多くありません。宿泊するホテルや食事先でマイルが使えるときは、積極的に利用するとよいでしょう。
日常生活で利用すればショッピングがお得になる
日頃のショッピングでマイルを利用すれば、お得に買い物ができます。
特にANAは提携店や提携サイトでマイルを使って買い物ができるため、日常的に利用しやすいです。他社ポイントへの交換も可能で、10,000マイルからスターバックス カードや楽天Edyなどへ変えられます。

dポイントや楽天ポイントなど汎用性の高いものや、エムアイポイント、TOKYU POINTなど特定の店舗での利用に特化したものに変えて使いましょう。
マイルの使い道が増える?航空業界の新しい動きとは
ロンドン拠点の民間団体IASB(国際会計基準審議会)が策定する会計基準「国際財務報告基準(IFRS)」を航空会社が適用すれば、マイルがさらにお得に使える可能性があります。
仮に国際財務報告基準(IFRS)を適用した航空会社が10万円の航空券を売り、1万円分のマイルを付与したとします。
通常の会計の仕組みであれば売上10万円をそのまま記帳すれば問題ありません。しかし、IFRSを適用すると、航空券購入者がマイルを消化するまでは売上を9万円として記帳する必要があります。「マイルが消化されてはじめて10万円の売上が発生する」という考え方で経理を行うのです。
IFRSが適用されると、航空会社は売上回収のために顧客にできる限り早くマイルを使って欲しいと考えるでしょう。実際、ANAでは毎週通常より少ないマイル数で特典航空券と交換できる「トクたびマイル」のサービスがスタートしました。トクたびマイルを利用すれば1マイルの価値が大きく上がり、よりマイルの恩恵を実感できます。
このほかにも、マイルをより有効かつお得に使えるサービスにより、マイル消費が促される可能性があります。今後のマイルの使い道拡大に期待しましょう。
マイルを貯められるクレジットカードに関するFAQ
マイルを貯められるクレジットカードに関する質問や疑問をまとめました。クレジットカードを選ぶ際やマイルの使い道を考えるときの参考にしてください。
- Q マイルとマイレージの違いは?
-
A
マイルは飛行機利用などで貯められるポイントを指します。一方、マイレージはマイルを貯められる航空会社のポイントプログラムを指す言葉です。
私たちは航空会社のマイレージプログラムを利用して、飛行機やクレジットカードを使ってマイルを貯めているのです。
- Q 1番マイルが貯まるクレジットカードは?
-
A
おすすめは、ポイント還元率1.0%の「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」や「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」です。ANA航空券の購入では100円の支払いで3マイル相当のポイントを獲得できます。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは入会後3ヵ月以内に150万円利用すれば65,000マイルを獲得できるキャンペーンも行っています。入会時、日々の支払い、飛行機利用で大量のマイル獲得が期待できるクレジットカードです。
- Q マイルを貯めるには?
-
A
マイルを貯めるには、飛行機搭乗時のボーナスマイルやクレジットカード入会時のキャンペーンなどで、一度に大量のマイルを獲得できるチャンスを逃さないことが重要です。
まとまったマイルを獲得して一気に貯めていけば、「マイルが貯まっている」という実感も得やすく、より積極的にマイルを貯められるようになります。
- Q マイルとポイントはどちらがお得?
-
A
飛行機を頻繁に使って旅行代や飛行機代を浮かせたい方はマイルがお得です。一方、日頃の買い物やクレジットカードの支出に充てて節約したい方はポイントがお得です。
どちらも貯めたい方はポイント還元率の高いクレジットカードを使って、ポイントの一部をマイル交換していくとよいでしょう。
- Q 1回の旅行でどれくらいのマイルを貯められる?
-
A
1回の旅行で貯められるマイルは、旅行先によって異なります。マイルは区間ごとの基本マイレージに予約座席などから定められる積算率を掛けて算出するためです。
たとえば、東京~ニューヨーク間は往復で13,000マイル程度が貯まります。東京~大阪間であれば片道280マイル程度で、往復で600付近までマイルを貯められます。もしマイルを特典航空券と交換したい場合は、飛行機を数十回利用する必要があるでしょう。
- Q 陸マイラーとは?
-
A
陸マイラーとは、マイルの貯まりやすいクレジットカードを日常的に利用して、飛行機を使わずにマイルを貯める人を指します。飛行機を利用する機会が少なく、地上でカード利用によりマイルを貯める様子から生まれた言葉です。
- Q クレジットカードを解約すると貯めたマイルはどうなる?
-
A
クレジットカード解約時に貯めたマイルは、新しいマイレージカードに引き継げば引き続き持ち続けられます。
ただし、カード会社によって解約手続きが異なるため、事前にマイレージカードを作成するなどの対策をして解約しましょう。
- Q マイルが反映されるのはいつごろ?
-
A
マイルが反映されるのは航空会社ごとによって異なります。フライトで貯まるマイルのほうが、反映が早いためすぐに利用できます。
◼️ANA、JALのマイル反映タイミング
フライト時 | ANA | 最短3日 |
---|---|---|
JAL(国内線) | 最短2日 | |
ショッピング 利用時 |
ANA | 貯まるポイントにより異なる |
JAL | 毎月12日 |
- Q マイルが無期限でたまるクレジットカードはありますか?
-
A
有効期限のないマイルは存在します。しかし、デルタ航空とユナイテッド航空のマイルのみで、数は多くありません。 デルタ航空で貯めたマイルを利用できるのは、デルタ航空が加盟するスカイチーム加盟の航空会社だけです。ユナイテッド航空で貯めたマイルは、ANAの特典航空券の購入に利用できます。 なお、ANAマイルとJALマイルは利用月から数えて36ヵ月目の月末が有効期限です。 例えば、9月23日にカードを利用して付与されたマイルは3年後の9月31日まで利用できますが、その年の10月1日になると失効してしまいます。
- Q クレジット機能なしのカードでもマイルを貯めることができますか?
-
A
クレジット機能なしの「マイレージカード」なら、マイルを貯めることができます。
マイレージカードは基本的に年会費無料ですが、搭乗時のボーナスや入会時のボーナスマイル特典などがありません。
また、ショッピング機能がついていないため、日常でマイルが貯まらない点もデメリットです。
普段の買い物で便利に利用して、効率的にマイルを貯めたいならマイルが貯まるクレジットカードを選びましょう。
- Q JALカードとANAカードどちらを選ぶべきですか?
-
A
JALカードとANAカードは、自分がよく利用する航空会社で選びましょう。
JALとANA、サービス面は異なる部分もありますが、マイルが貯まりお得に飛行機に乗れるという点ではどちらも同じです。
そのため「自分がどちらをよく利用するか」を重視して選べば、マイルを貯めやすくなります。
クレカのクレ子
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