旅行好きの学生なら「JALカード navi」必携!メリット・デメリットを評判とともに紹介
(画像=PIXTA)

初めてクレジットカードを作るときには、利用シーンに合わせてカードを選ぶことが大切です。帰省や旅行でJAL便を利用する機会が多い学生におすすめしたいのが日本航空(JAL)発行の「JALカード navi」です。

この記事では、おすすめカードと比較して学生ならではの特典が多い「JALカード navi」の特徴を解説したうえで、利用者の口コミや評判も紹介します。

JALカード naviの基本情報

まずは、「JALカード navi」の基本情報について紹介します。

JALカード naviとは

「JALカード navi」は、JALが発行しているクレジットカード(JALカード)のうち利用資格を学生に限定しているカードです。対象は、以下の学校に在学している18歳以上30歳未満の学生です。

・短大
・大学
・大学院
・専門学校
・高専4・5年生

30歳未満でも卒業して学生でなくなれば資格はなくなるため、申し込みできるのは卒業予定年月の3ヵ月前までです。例えば3月卒業予定の場合、前年の12月末日が締め切りとなります。

Visa、Mastercard、JCBの3つの国際ブランドと提携しているので、以下の4種類からライフスタイルに合わせて選べます。

・JAL・Mastercard
・JAL・Visaカード
・JAL・JCBカード
・JAL・JCBカード(ディズニー・デザイン)

JALカード naviはどんな人におすすめか

JALカード navi は、学生専用のクレジットカードのため、学生に特化した特典が豊富です。ショッピングやフライトによる利用以外にもJALのマイルが貯めやすくなっているため、「夏休みや冬休みにJAL便を使って帰省する」「マイルを貯めて飛行機で旅行に行きたい」といった人などにおすすめです。

学生生活中は、あまり飛行機に乗る予定がない人でも研修や卒業旅行などで飛行機を利用する機会ができるかもしれません。JALカード navi は、年会費がかからないクレジットカードのため、学生のなら作っておいて損はないでしょう。

JALカード naviの主な特徴

JALカード naviの会員は、通常のJALカードの特典にJALカード naviだけのオリジナル特典やサービスが受けられます。

例えば「JALカードが指定する外国語検定に合格するとマイルがもらえる」「卒業後もJALカードを継続しやすいように卒業祝いとしてのマイルがもらえる」など、学生ならではの特典が多彩です。

前述したようにJALカード naviは、在学期間中の年会費がかかりません。なおJALカード naviの会員資格は、卒業予定年月の末日までです。有効期限になると所定の審査が行われ、普通カードに自動切り替えされます。

それまでに貯まっているマイルは、切替後も引き継がれるため安心です。しかし新カードでの特典は、普通カード会員のサービスとなり、ボーナスマイルやショッピングマイルの積算方法が今までと異なる場合もあるため、あらかじめ理解しておきましょう。

JALカード naviの特典・サービス

JALカード naviには、さまざまな特典・サービスがありますが、年会費以外にも無料・割引など利用者がお金をかけなくても済むサービスがいくつか用意されています。

例えば割引運賃の場合、もらえるマイルも少なくなるのが一般的です。しかしJALカード naviであれば100%貯まります。

また搭乗日当日に空席がある場合、お得な運賃が利用できるスカイメイトサービスを利用可能です(国内線)。スカイメイトサービス利用時のマイル積算率は通常75%ですが、JALカード navi会員は100%です。貯まったマイルを特典航空券に交換する際は、交換に必要なマイル数が減額されて国内線では1区間3,000マイル、国際線では通常より最大6割減額されたマイル数で交換可能です。

JALカード naviのメリット

JALカード naviの特典・サービスの一部を紹介しましたが、ほかにも利用メリットはたくさんあります。以下で詳しく見てきましょう。

在学期間中はお得に利用できる

在学期間中は、年会費無料に加え、お得な特典・サービスがたくさんあります。通常のJALカードでは、年会費が2年目から2,200円(税込)必要です。18歳から大学卒業までの4年間、JALカードnaviを利用すると、年会費だけで6,600円分、大学院に2年間通えば1万1,000円分もお得です。

また、マイルの有効期限が無期限となる特典も魅力的です。一般的にマイルの有効期限は36ヵ月(3年)となっているため、JALカード naviの申込資格がある場合は、できるだけ早くカードを申し込み、長く利用するのがおすすめです。

JALの一部サービスが無料で受けられる

JALでは、JAL便利用者のためのお得な有料サービスを多数提供していますが、JALカード naviは一部サービスを無料で利用することができます。その一つが「ツアープレミアム」です。航空券の種類によってマイルの付帯率が50~75%と変わってきますが、2,200円(税込)の年間登録手数料を支払うことでマイルが100%積算されるサービスです。

JALカードnaviなら、この年間登録手数料が無料になるので、無料でツアープレミアムに加入でき、割引運賃利用でもマイルが100%貯まります。ただしツアープレミアムへの登録手続きが必要です。ほかにも普通カードのカード付帯保険に加えて、傷害・疾病治療費用や携行品損害保険が無料で適用される特典もあります。

フライトでボーナスマイルをもらえる

フライトでボーナスマイルがもらえるため、マイルが貯まりやすくなっています。JALカード naviに入会後、初めてJAL便に搭乗したときに「入会搭乗ボーナス」として1,000マイルもらえます。入会搭乗ボーナスを獲得した年の翌年以降は、毎年最初の搭乗時に「毎年初回搭乗ボーナス」として1,000マイルもらえます。フライト区間に応じた搭乗ごとのフライトマイルもボーナスとして10%プラスされるため、非常にお得です。

入会特典として2,000マイルをもらえる

JALカード naviの入会特典として、2,000マイルをもらえます。「入会搭乗ボーナス」の1,000マイルと合わせて3,000マイルになれば国内線の片道航空券と交換可能です。ただし一度退会した後1年以内に再入会した場合、提携ブランドを変えていても入会特典はないため、注意してください。

JAL関連サービスを割引で利用できる

JALカード navi会員は、JAL関連サービスを割引で利用できるメリットもあります。例えばJAL・JAT機内販売商品が10%割引、国内空港店舗や成田国際空港内の免税店で5~10%割引を受けられます。割引を受けるには、JALカード naviの提示が必要ですので忘れず提示しましょう。ほかにも以下のような特典があります。

・「ニッコー・ホテルズ・インターナショナル」「ホテルJALシティ」のお得な宿泊プランが利用できる
・国内・海外パッケージツアーの「JALパック」が最大5%割引で利用できる

JALカード naviのデメリット

「フライト好きな学生なら持たない理由はない」と言えるほどのJALカード naviですが、デメリットもあえて挙げてみましょう。

卒業後は年会費がかかるカードに自動切り替え

JALカード naviは、学生専用のカードのため、卒業すると会員資格がなくなります。卒業予定年月の末日までが有効期間となり、有効期限が来た時点で所定の審査が行われ普通カードに自動切り替えされる点は注意しましょう。JALの普通カードは、初年度の年会費は無料ですが、2年目からは年会費が2,200円(税込)かかります。

ツアープレミアムに登録している場合、サービスも自動的に引き継がれ、カード年会費とは別に2,200円(税込)の年間登録手数料がかかる点はデメリットです。引き続きJALカードを利用する人は、注意しておきましょう。