ビックカメラSuicaカードとは、ビックカメラでのショッピングとSuicaチャージがお得になる、初年度年会費無料のクレジットカードです。ビックポイント機能にSuica機能とViewカード機能、さらにJCB/VISA機能が一体化した優れものと評判を呼んでいます。
本来まったく別物であるSuicaとビックカメラのポイントカードですが、一体化してクレジットカード機能もつき、使うほどにお得なカードとなりました。とりわけ電車での移動が多い首都圏で暮らす人にはうれしいサービスがそろっています。
この記事では、ビックカメラSuicaカードの特徴やメリット、評判、どんな人におすすめかなどを解説していきますので、興味がある人はぜひ参考にしてください。他のカードも気になる方はおすすめのカードをチェックしてみてください。
ビックカメラSuicaカードの還元率は?
ポイント還元率は基本還元率が1.0%と高い水準です。クレジットカード利用の1000円ごとに、ビックポイント5ポイントとJREポイント5ポイントの合計10ポイントが付与されます。しかも、Suicaにチャージする時のポイント還元率は1.5%です。つまり、Suicaにチャージするだけで1000円ごとに15ポイントが付与されるのです。
さらに、ビックカメラでお買い物すると最大11.5%の還元率になります。SuicaにチャージするとJREポイントが1.5還元され、そのSuicaでビックカメラでお買い物すればビックポイントが10%還元、合計11.5%の還元率になるという仕組みです。
ビックカメラSuicaカードの基本スペック
年会費 | 無料(年1回のクレジット利用) |
---|---|
ポイント還元率 | 1.0%~11.5% |
貯まるポイント | JREポイント、ビックポイント |
家族カード | 524円(税込み) |
電子マネーへのチャージ | Suica |
ETC | 524円(税込み) |
付帯保険 | 旅行傷害保険(国内/海外) |
スマホ決済 | モバイルSuica |
タッチ決済 | Suica |
引用元:Viewカード
ビックカメラSuicaカードの特徴やメリット
ビックカメラSuicaカードのさまざまな特徴とメリットについて、詳しく触れておきましょう。
年会費が実質無料になるお得なカード
年会費は初年度無料で、2年目以降524円(税込み)ですが、年にたった1回利用するだけでその後も無料になります。多くの人は1回以上利用すると考えられるため、実質無料と言えます。
Suicaのオートチャージ機能で電車の乗り降りもラクラク
ビックカメラSuicaカードには、交通機関の自動改札機にタッチするだけでSuicaへのチャージができる便利なオートチャージ機能が付いています。Suicaの残額があらかじめ設定している金額以下になると、改札入出場時に設定金額が自動的に入金されるのです。
Suicaを使用していると、うっかり残高不足のままで改札を通過しようとして止められてしまうことがありますが、オートチャージを活用すればその心配がありません。オートチャージのサービスは無料で利用できます。
Suicaのチャージでポイントが貯まっていく
ViewマークのあるJR東日本みどりの窓口や指定席券売機、びゅうプラザなどで乗車券や定期券、JR東日本北内ツアーやSuicaへのチャージなどの「VIEWプラス対象商品」をビックカメラSuicaカードのクレジット払いで行えば、JRポイントが1.5%の還元率で付与されます。
つまり普段のSuicaへのチャージで1000円ごとに15ポイント付与され、しかもオートチャージでも同様に1.5%の還元率でポイントが付与されるのです。
ビックカメラ・JREの利用でもっとお得に
ビックカメラの店舗でのショッピングでビックカメラSuicaカードを使うと、基本的に10%還元率(現金払いと同格)のビックポイントが付与され、JREポイントの0.5%と合わせて利用代金の実に10.5%のポイントが貯まります。他社のクレジットカードでは8%なので、これだけでも2.5%のお得です。
さらにビックカメラsuicaカードにチャージしたSuicaで支払えば、ビックポイント10%とJREポイント1.5%と合わせて、ポイント還元率はなんと11.5%となります。
またJRE POINT加盟店でビックカメラSuicaカードを利用すると、JREポイントが還元率1%で付与されます。通常のクレジットカード利用ポイントも1%つくので、ポイントの二重取りが可能です。
例えば、JRE POINT加盟店で1万円のショッピングをした場合は、通常カード利用ポイント100ポイント(ビックポイント50ポイント+JREポイント50ポイント)とJRE加盟店ポイント100ポイントで、合計200ポイントとなり、還元率は2%です。
ビックカメラSuicaカードのポイント還元率の特徴
ビックカメラSuicaカードのポイント還元率は少なくとも1%は確保できているので、これだけでも高還元率カードの部類に入ります。Suicaチャージを基本とすれば、最低でも1.5%です。
注意点として、付与されるポイントがビックポイントとJREポイントに分かれますが、ポイントを使用する方法さえ把握しておけば問題ないでしょう。
ただしビックカメラSuicaカードのポイント還元率はさまざまなパターンがあって、少々ややこしいかもしれません。支払い方法と店舗の種類の組み合わせによって異なります。表にして整理しておきますので、参考にしてください。
クレジット払い | Suica払い | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
購入場所(品) | ビックP | JREP | 合計 | ビックP | JREP | 合計 |
ビックカメラ | 10% | 0.5% | 10.5% | 10% | 1.5% | 11.5% |
VIEWプラス対象品 | 0.5% | 1.5% | 2.0% | - | 3.0% | 3.0% |
JRE POINT加盟店 | 0.5% | 1.5% | 2.0% | - | 2.5% | 2.5% |
上記以外の店舗 | 0.5% | 0.5% | 1.0% | - | 1.5% | 1.5% |
ビックカメラSuicaカードのレビューや口コミの概要
ビックカメラSuicaカードのユーザーによるレビューや口コミは生の声として参考になりますので、抜粋して概要を紹介します。
ビックカメラSuicaカードのレビューから抜粋
モバイルSuicaにチャージする際に利用している。このカードの素晴らしい点は還元率だ。特にSuicaへのチャージは還元率が1.5%なのでチャージしてしまえばその後の使い方は自由なのだから。スーパーやコンビニなどの買い物をすべてSuicaで行えば、常に還元率1.5%の最強カードになる。
JR系のカードで唯一年会費が実質無料で、Suicaとビックのポイント対応がよい。このカードを持っていると、ビックカメラでの割引交渉が有利になると聞く。通常500円のデポジットが必須なSuicaを無料で手に入れる方法でもある。Suicaは中小の商店などでも使えて大変便利だ。
Suicaオートチャージ還元率1.5%という謳い文句にひかれてなんとなく契約したが、電車定期券をもたずバス利用の多い自分にとっては無用の長物に近いのだとあとになって気づいた。オートチャージのためにはJR東日本領域のJR私鉄改札乗降をすることが必須だ。自販機やバスなどのSuica利用ではオートチャージをしようという気にはならない。
Suicaチャージで還元率1.5%に加えて、月50ポイントがWeb明細で還元される実質年会費無料のカードである。若干改悪されたこともあるが、Web明細の還元ポイントを合わせるとルミネ商品券に交換すれば還元率約2%だ。ほかにも東京メトロの回数券を券売機でSuicaチャージによって買える。交通系のサブカードとして、これは最高のレベルだ。
ビックカメラSuicaカードの口コミから抜粋
何枚も試した年会費無料のカード中で最高クラスのカードだ。利用すればした分だけポイントが貯まり、その有効期限が2年もあるので助かる。年会費無料でここまでサービスがよいのだから文句なしである。
初めてSuica一体型のクレジットカードを持つことになりとてもうれしかったが、オペレーターの対応がすごく不愉快だった。カード自体の還元率はよいのにとても残念だ。
一応旅行保険がついているが、内容は微妙なので他社カードの保険を頼っている。
レビューではおおむね肯定的な意見が多いように感じられます。ただしライフスタイルや生活環境によってはメリットを享受しにくいこともあるようで、誰しもがお得感を感じるわけではないようです。
口コミには辛口のものも散見されます。オペレーターの教育や公式サイト、アプリなどはクオリティーを改善する余地がありそうです。
ビックカメラSuicaカードはどんな人におすすめ?
ビックカメラSuicaカードは何といってもビックカメラでショッピングをする場合が圧倒的にお得です。次いで、JR東日本系列の利用が多い人にも恩恵があります。
ビックカメラとJR東日本をよく利用する人にとっては、その都度どの支払い方法がよりお得かを理解して使えば、かなり魅力的なカードになるのではないでしょうか。
ビックカメラSuicaカードを活用して賢くお得な生活を
ビックカメラSuicaカードの特徴やメリット、評判などを詳しく紹介しました。自身の生活シーンで使えそうな場所はありましたか?
年会費負担も実質なく、Suicaチャージして使えばそれだけで1.5%の還元率でポイントが付与されるのは魅力です。
興味がある人は、ビックカメラSuicaカードの作成を検討してみてはいかがでしょうか。