新NISAはSBI証券と楽天証券のどっちで口座開設すべき?最新情報で徹底比較
(画像=NET MONEY編集部)

SBI証券と楽天証券は、総合口座開設数1,000万口座を超える国内最大級のネット証券会社です。

新NISAは一人一口座なので、楽天証券とSBI証券のどっちを選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。

結論として、SBI証券と楽天証券のどちらが良いかは、ポイント還元率やアプリの使いやすさ、経済圏などの重視する項目によって異なります

そこで本記事ではSBI証券と楽天証券を比較し、どちらがおすすめなのかを項目ごとに紹介していきます。

併せて両社のメリットを活かした使い分け方も解説していくので、新NISA以外の取引を考えている方も必見です。

この記事でわかること
  • SBI証券:銘柄の多さや手数料の安さで選びたい人に向いている
  • 楽天証券:楽天ポイントなど楽天のサービスを使っている人に向いている
  • 楽天証券からSBI証券に乗り換える方法
  1. 【新NISA】楽天証券とSBI証券のどっちで始める?
    1. 商品数はSBI証券の方が多い
    2. 手数料はどちらも無料化されている
    3. クレカ積立はSBI証券の柔軟性が高い
    4. 投資信託保有ポイントはSBI証券の方が対応銘柄が多い
    5. 米国株にもポイント投資するなら楽天証券
    6. 単元未満株はSBI証券の手数料が低い
    7. IPO投資なら実績豊富なSBI証券
    8. 米国株・海外ETFは銘柄豊富な楽天証券
    9. アプリ・ツールは投資する商品による
  2. SBI証券と楽天証券の総合口座を比較
    1. iDeCoはSBI証券が商品数が豊富
    2. グループ銀行との連携でよりお得なのは楽天証券
    3. 情報収集は楽天証券の方がしやすい
  3. 新NISAで楽天証券からSBI証券に口座を乗り換える方法【3ステップ】
    1. NISA口座のある金融機関へ口座変更を申し込む
    2. SBI証券や楽天証券へ申込書類を請求する
    3. 申込書類や必要書類をそろえて返送する
  4. SBI証券と楽天証券の使い分け3パターン
    1. NISA口座はSBI証券で開設し、楽天証券の特定口座で米国株投資に注力する
    2. SBI証券、楽天証券ダブルでIPOに応募することで当選確率アップを狙う
    3. SBI証券と楽天証券を併用し、クレカ積立で月15万円までポイント還元を受ける
  5. SBI証券と楽天証券を比べるときによくある質問
    1. 2社以上に口座を開設してもよいのでしょうか?
    2. 口座開設時に手数料はかかりますか?
    3. 少額からでも投資はできるのでしょうか?
    4. NISAを楽天証券とSBI証券の両方で開設できる?

【新NISA】楽天証券とSBI証券のどっちで始める?

ここでは、SBI証券と楽天証券の新NISAを9つの項目に分けて解説します。重視する項目や活用するサービスを見極めながら証券会社を選んでいきましょう。

比較表を見て分かるように、SBI証券は売買手数料が完全無料な点やクレカ積立の還元率が高い点で楽天証券に勝っています

しかし細かい項目を見ると、ポイント投資や米国株投資のように楽天証券の方が優れているポイントも存在します。気になる項目を探して詳細を確認してみましょう。

商品数はSBI証券の方が多い

新NISAの商品数は、総合的に見るとSBI証券の方が豊富だと言えます。

つみたて投資枠の投資信託銘柄数は楽天証券が優っているものの、差はわずかでどちらも商品数は多く取り揃えています。

項目 SBI証券 楽天証券
国内株式
(東証/名証/福証/札証)

(東証/名証)
外国株式 9カ国 6カ国
投資信託
(つみたて
投資枠)
2,589本
(219本)
2,568本
(221本)
単元
未満株
約3,800銘柄 約1,600銘柄
2024年2月16日時点のデータを参照
参照:SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト

しかし投資できる外国株の国数はSBI証券が9カ国とネット証券最多で、単元未満株に関しても3,800銘柄を取り揃え、楽天証券の2倍程度の品揃えです。

SBI証券は9カ国の海外株を取り扱い
引用:SBI証券公式サイト

どちらも商品数は他の証券会社と比べて比較的多いので、人気銘柄は取り揃えていますが、少しでもたくさんの選択肢から選びたい方はSBI証券が良いでしょう。

手数料はどちらも無料化されている

新NISAの手数料は、SBI証券と楽天証券のどちらも無料化されています。一部例外はありますが、基本的には両方とも手数料に関して気にする必要はありません。

項目 SBI証券 楽天証券
国内株式 無料 無料
単元未満株 無料 0.22%
投資信託 無料 無料
米国株 無料 無料
海外株 ETFは無料
米国以外の
株式は有料
ETFは無料
米国以外の
株式は有料
2024年2月16日時点のデータを参照
参照:SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト

細かく見ると、楽天証券は日本株を1株単位で買える「単元未満株」サービスの「かぶミニ®」において、売買時に0.22%のスプレッドが発生するので、これが実質的な手数料となります。

新NISAの成長投資枠で1株単位の投資をしたい人は、SBI証券の「単元未満株」サービスである「S株」でコストを抑えた投資が可能です。

クレカ積立はSBI証券の柔軟性が高い

クレカ積立とは、投資信託をクレジットカード決済で積み立てることでポイント還元が受け取れるサービスです。

新NISAのクレカ積立制度はSBI証券の方が選べるポイントの種類が多く、積立頻度も「毎週」に設定可能なので、柔軟性が高いと言えます。

項目 SBI証券 楽天証券
対応
カード
三井住友カード
Oliveカード
楽天カード
クレカ積立
還元率
0.5~5.0% 0.5~1.0%
月間積立
上限額
5万円 10万円
※楽天キャッシュを
併用した場合
貯まる
ポイント
Tポイント
Vポイント
Pontaポイント
dポイント
JALマイル
楽天ポイント
積立頻度 毎月/毎週/毎日 毎月/毎日
ボーナス月
設定
最低
積立金額
100円 100円
2024年2月16日時点のデータを参照
参照:SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト

SBI証券がTポイント・Vポイント・Pontaポイント・dポイントなど複数のポイントから貯めるポイントを選べるのに対して、楽天証券は楽天ポイントのみとなります。

ポイントの還元率はカードのステータスによって変わります。一般カードでは還元率に差がありませんが、ゴールドカード以上になるとSBI証券×三井住友カードの方が還元率が高くなります。

証券会社 SBI証券 楽天証券
一般カード 三井住友カード(NL) 0.5% 楽天カード 0.5%
ゴールド
カード
三井住友カード ゴールド(NL) 1.0% 楽天ゴールドカード 0.75%
ハイ
ステータス
三井住友カード プラチナプリファード 5.0% 楽天プレミアムカード 1.0%

楽天ゴールドカードと三井住友カード ゴールド(NL)で比較すると、楽天ゴールドカードは還元率が0.75%であるのに対して三井住友カード ゴールド(NL)は還元率が1.0%です。

三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円以上の利用で年会費が無料になるので、月に8万円以上決済する方はSBI証券のクレカ積立が良いでしょう。

一方で楽天証券は銘柄によって年会費無料カードでも1.0%ポイント還元を受け取れるため、投資したい銘柄によっては楽天証券の方が還元率が高くなります

しかしオール・カントリーなど人気銘柄は1.0%ポイント還元の対象外であることが多いので、自分の投資したい銘柄を確認してみましょう。

投資信託保有ポイントはSBI証券の方が対応銘柄が多い

投資信託の保有で貯まるポイントは、SBI証券の方がポイント還元を受け取れる銘柄が多いです。

多くのファンドでポイントが貯まるSBI証券
(画像=NET MONEY編集部)

SBI証券は取り扱っているほとんどの投資信託でポイント還元を受け取れますが、楽天証券の「投信残高ポイントプログラム」でポイント還元を受け取れるのは6銘柄のみです。

楽天証券で投信残高プログラムが適用される6銘柄
引用:楽天証券公式サイト

楽天証券では還元対象の銘柄が少ないので、長期で投資信託を保有する場合はSBI証券の方がお得でしょう。

米国株にもポイント投資するなら楽天証券

ポイント投資は、対象商品が多い楽天証券がおすすめです。

項目 SBI証券 楽天証券
つみたて投資
投資信託
日本株 △(※)
米国株 ×
2024年2月16日時点のデータを参照
参照:SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト
(2024年2月22日現在)
※SBI証券のポイントを使った国内株式の購入は、TポイントとPontaポイントのみ。

SBI証券のポイント投資の対象商品はつみたて投資を含む投資信託のみで、対応しているポイントはTポイント、Pontaポイント、Vポイント(国内株式投資非対応)の3種類です。

一方で、楽天証券は投資信託だけでなく日本株や米国株にも楽天ポイントで投資ができます

楽天ポイントは楽天グループのサービスを利用すると簡単に貯められるので、ポイント投資をしたい人は楽天証券を選びましょう。

単元未満株はSBI証券の手数料が低い

単元未満株は銘柄数が多く、手数料も無料のSBI証券がおすすめです。

項目 SBI証券 楽天証券
名称 S株 かぶミニ®
銘柄数 約3,800銘柄 約1,600銘柄
手数料 無料 無料
スプレッド なし 0.22%(※)
日計り
積立 ×
取引
タイミング
1日3回
(前場始値・当日後場始値・当日後場引け)
いつでも可能
(リアルタイム取引・寄付取引)
(2024年2月22日現在)
※東証参考価格にスプレッドを加減算した価格が1円未満の場合、購入時切上げ、売却時切捨て。

楽天証券も銘柄数は少ないものの、トヨタや任天堂をはじめとした有名企業の株は網羅しています。

そのため、有名企業に投資する場合は銘柄数に関して気にする必要は特にありません。しかし楽天証券では0.22%のスプレッドがかかってしまうため、SBI証券の方が手数料を抑えて投資できます。

SBI証券のS株は手数料無料
引用:SBI証券公式サイト

IPO投資なら実績豊富なSBI証券

IPO(新規公開株)は楽天証券ではNISA口座での取り扱いは無いため、取扱実績数が業界トップのSBI証券がおすすめです。

IPOの解説
(画像=NET MONEY編集部)

IPOとは、これまで自由に取引できなかった企業の株が証券取引所で取引可能になる際に、抽選に応募し当選することで、証券取引所での取引前に購入できる株です。

IPOの購入価格は公開価格といい、銘柄によって差はあるものの初値(株式市場で初めて取引が成立した値段)が公開価格を上回る可能性が高く、利益を出しやすいとされています

2023年4月に楽天銀行がIPOとして上場した際は、公開価格を33%上回る1,856円の初値となりました。

楽天証券の実績数も決して少ないわけではありませんが、SBI証券を上回る証券会社は存在しません(2024年2月22日現在)。

項目 SBI証券 楽天証券
2021年度 117件 70件
2022年度 92件 64件
2024年2月16日時点のデータを参照
参照:SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト

また、IPOでは抽選が実施されますが、抽選方法はSBI証券と楽天証券で異なります。

SBI証券のIPOチャレンジポイントの仕組み
(画像=NET MONEY編集部)

SBI証券には「IPOチャレンジポイント」という制度があり、1社のIPO抽選にずれた場合に1ポイントがもらえます。

そのポイントの保有数が多い人から当選するので、抽選にはずれてもいずれ当選できる可能性があるメリットがあります。

IPO投資がしたい人は、実績数が業界No.1のSBI証券を選びましょう。

米国株・海外ETFは銘柄豊富な楽天証券

米国株は、どちらの証券会社も新NISAの口座では手数料が無料です。しかし、取扱銘柄数で選ぶ場合は楽天証券の方が多いため楽天証券がおすすめです。

項目 SBI証券 楽天証券
海外株式 米国・中国・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシア 米国・中国・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシア
海外ETF 米国ETF・中国ETF・シンガポールETF・韓国ETF 米国ETF・中国ETF・シンガポールETF
米国個別株式 5,233銘柄 5,506銘柄
米国ETF 247銘柄 400銘柄
売買手数料 無料
海外株式は有料
無料
海外株式は有料
2024年2月16日時点のデータを参照
参照:SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト

米国個別株式で比較すると、楽天証券が5,506銘柄取り扱っているのに対してSBI証券では5,233銘柄のみの取り扱いとなっています。

海外株式は9カ国、海外ETFは4カ国とSBI証券が楽天証券よりも豊富ですが、楽天証券も主要国は取り揃えています。

楽天証券は米国株にポイント投資できるという点でもSBI証券より優れているので、NISA口座で米国株投資に興味ある方は楽天証券が良いでしょう。

アプリ・ツールは楽天証券が使いやすい

アプリは株式投資なら楽天証券のアプリ、投資信託ならSBI証券のアプリが使いやすいでしょう。

スマホが爆発的に普及した現在、様々な金融商品の取引がスマホで完結できるようになりました。ただし、その使い勝手は証券会社によって異なります。ここでは、SBI証券と楽天証券が提供する株アプリと投信アプリを比較します。

SBI証券と楽天証券のアプリの比較
(画像=NET MONEY編集部)
アプリの使いやすさではどっちがおすすめ?
株アプリ

株アプリは、楽天証券であれば日本株と米国株が1つのアプリで取引できるので便利です。

■株アプリの比較

項目 SBI証券 楽天証券
アプリ名 株アプリ iSPEED
取引商品 日本株 日本株/米国株
評価
(App Store)
2.4/5 4.5/5
評価
(Google Play)
2.9/5 4.3/5
2024年2月16日時点のデータを参照
参照:SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト、AppStore、GooglePlay

SBI証券では、日本株と米国株を取引したい人は株アプリ」と「米国株アプリ」の2つをインストールする必要があり、楽天証券と比べてアプリの操作性は良くありません。

アプリストアでの評価にも表れている通りで、楽天証券の「iSPEED」のほうが使いやすいです。

iSPEEDの画面

スマホで株取引をしたい人は、アプリの操作性が高い楽天証券を選びましょう。

■SBI証券アプリの評判

20代男性

20代男性投資歴:1年~3年

4

いちいちスマホやパソコンのブラウザを開かなくても、ドル円や日経平均株価、nyダウなどの主要な指標をみることができます、また、売買注文も、株価に応じて微調整するのがらプラスマイナスボタンから容易にできます。ブラウザだけだと分かりませんが、アプリだと約定したときに、リアルタイムで通知が来るのもありがたいです。

20代女性

20代女性投資歴:半年

2

アプリの動作が重いです。画面が固まったり、エラーが出たりします。特に注文や決済のときにはストレスがたまります。次に、アプリのデザインが古いです。文字が小さくて見づらいし、色も地味でつまらないです。もっとモダンでカラフルなデザインにしてほしいです。

40代女性

40代女性投資歴:3年

3

アプリが数種類あり国内株アプリや米国株アプリ、積立金額を確認するアプリなどいくつかに別れており間違えることがあります。ひとつのアプリに集約してもらえると管理が楽天証券になるため非常に助かります。

■楽天証券アプリの評判

30代男性

30代男性投資歴:半年

4

実際の取引だけではなく、情報収集にも使えるところが気に入っています。他のサイトとかをいちいち見なくて良いので、アプリだけで完結します。情報量もかなり多いですし、情報が上がってくるスピードも早いですよ。

20代女性

20代女性投資歴:2年

5

アプリ上で手軽に株の購入、売却、株価のチェックができる点が一番のメリットです。 株の売買は初めてで難しそうと感じていましたが、使い方はほんとにシンプルで、分からない用語が出てきても?マークをクリックすれば説明が出てくるので、安心して取引ができます。 楽天銀行の口座を持っていれば、連携させることもでき、もっと便利にアプリが使えます。

20代女性

20代女性投資歴:1年

2

優待株の検索などをする時、アプリ側で完結しておらず、ブラウザ版に画面が移動するところです。アプリを使う側としてはブラウザに飛ぶのはあまり好ましく感じません。

\株アプリが使いやすい/

おすすめの株アプリについて詳しく知りたい人は、以下の記事も確認しましょう。

投資信託アプリ

投資信託アプリは、SBI証券の「かんたん積立 アプリ」が良いでしょう。楽天証券は投資信託用のアプリは提供していません

■投資信託アプリの比較

項目 SBI証券 楽天証券
アプリ名 かんたん積立 アプリ
取引商品 投資信託の積立
(NISA対応)
2024年2月16日時点のデータを参照
参照:SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト

SBI証券の「かんたん積立 アプリ」は、保有中の銘柄の損益や残高推移をわかりやすく表示してくれます。NISAを含む投資信託の積立注文はもちろん、クレジットカードの登録やポイント投資の設定も可能です。

楽天証券は投資信託に対応したアプリを提供していないので、NISA口座で主に投資信託を取引するならSBI証券を選びましょう。

\アプリで投信積立ができる/

SBI証券と楽天証券の総合口座を比較

新NISAの枠以外でも、総合口座で2つの証券会社を比較したい人に向けて、SBI証券と楽天証券の口座を3つの項目で比べてみましょう。

iDeCoはSBI証券が商品数が豊富

iDeCoは、取扱銘柄数が多く信託報酬が低い銘柄を扱っているSBI証券がおすすめです。

項目 SBI証券 楽天証券
取扱銘柄数 83本 36本
平均信託報酬 約0.617% 約0.729%
2024/1/26時点
参照:SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト

SBI証券は83本の銘柄を扱っているため、楽天証券の2倍以上の豊富な商品数から運用商品を決めることができます。

信託報酬とは投資信託の運用、管理などにかかる費用で直接支払うものではありませんが、運用中は自分の資産から負担しています。

同じ運用方針の投資信託であれば、信託報酬が安い銘柄のほうがリターンも高い傾向にあります。

iDeCoから投資を始めたい人は、SBI証券を選びましょう。

グループ銀行との連携でよりお得なのは楽天証券

グループ銀行との連携のしやすさは、楽天銀行の普通預金と連携でき、預金金利が0.1%に優遇される楽天証券がおすすめです。

項目 SBI証券 楽天証券
連携できる
銀行
住信SBIネット銀行 楽天銀行
連携
サービス名
預り金自動
スィープサービス
マネーブリッジ
連携できる
預金
SBIハイブリッド預金 普通預金
2024年2月16日時点のデータを参照
参照:SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト

どちらもグループ内のネット銀行と連携できますが、SBI証券×住信SBIネット銀行の場合は普通預金とは別の「SBIハイブリッド預金」にお金を入れる必要があります。

SBIハイブリッド預金は普通預金から振替をすれば簡単に入金できるものの、普通預金と連携できる楽天証券×楽天銀行と比べるとひと手間かかります。

また、連携することによる預金金利の優遇についても、楽天銀行が0.1%であるのに対して住信ネット銀行は0.01%しかありません

楽天証券のマネーブリッジ3つのメリット
引用:楽天証券公式サイト

グループ銀行との連携のしやすさを重視する人は、楽天証券を選びましょう。

情報収集は楽天証券の方がしやすい

情報収集のしやすさは、日経新聞が無料で読める楽天証券がおすすめです。

項目 SBI証券 楽天証券
日経新聞 日経テレコン
(楽天証券版)
会社四季報
バロンズ・ダイジェスト
2024年2月16日時点のデータを参照
参照:SBI証券公式サイト、楽天証券公式サイト

楽天証券の日経テレコンは、直近3日分の日経新聞(朝刊・夕刊)が無料で読めます

楽天証券のiSPEEDで日経新聞が読める
引用:楽天証券公式サイト

日経速報ニュースも見られるので、タイムリーな情報も確認可能です。

楽天証券の株アプリ「iSPEED」のメニューから簡単にアクセスでき、スマホからでもチェックが簡単です。

情報収集のしやすさを重視するなら、楽天証券を選びましょう。

新NISAで楽天証券からSBI証券に口座を乗り換える方法【3ステップ】

新NISAで楽天証券からSBI証券に口座を乗り換える方法について、3ステップで紹介します。

新NISA口座も2023年までのNISAと同じく1人1口座しか保有できないため、ほかの証券会社や銀行で開設済みの場合は、金融機関の変更手続きが必要です。

なお、乗り換える方法は楽天証券からSBI証券に乗り換える場合でも同じです。

なお、2024年中に1回以上新NISA口座で投資をしている場合、2024年10月1日以降に金融機関の変更手続きをすれば、SBI証券または楽天証券で2025年の「新NISA口座」が開設されます。

NISA口座のある金融機関へ口座変更を申し込む

まずは、楽天証券へNISA口座の変更を申し込みましょう。申し込み手続きを行うと、NISA口座の変更に必要な「勘定廃止通知書」が発行されます。発行された書類はSTEP3で必要なので、失くさないようにしましょう。

メニューの中の「NISA」をクリックする

楽天証券のメニュー画面
(引用:楽天証券

メニューバーの「口座サマリー」の隣にある「・・・」をクリックする

楽天証券の口座サマリー
(引用:楽天証券

「NISA・つみたてNISA口座申込/受付状況」へ進み、「他の金融機関へNISA口座を移す」

楽天証券のNISA・つみたてNISA口座申込/受付状況
(引用:楽天証券
楽天証券から他の金融機関にNISA口座を移す
(引用:楽天証券

SBI証券や楽天証券へ申込書類を請求する

次に、SBI証券に「NISA口座開設届出書」の請求をしましょう。既に楽天証券に口座がある場合は、取引サイトへログインしてNISA口座の申込書類を請求します。

証券口座がない場合は、SBI証券または楽天証券で証券口座とNISA口座の同時申し込みを行い、NISA口座について「他社から乗り換える」を選択しましょう。

SBI証券で「他社からの乗り換え」を選択

SBI証券で「他社からの乗り換え」を選ぶ
(引用:SBI証券

申込書類や必要書類をそろえて返送する

最後に、申込書類や必要書類をそろえてSBI証券や楽天証券へ返送すれば、金融機関の変更手続きは完了です。

申込書類や必要書類

  • NISA口座の申込書
  • STEP1でもらった書類
  • 本人確認書類
  • マイナンバー確認書類

なお、証券口座を開設済みの人はマイナンバー確認書類の提出は原則不要になります。返送した書類が証券会社へ到着すると、証券会社と税務署で審査が行われ、問題なければSBI証券や楽天証券のNISA口座で取引ができます。

審査には2週間程度かかり、今年中のNISA口座の金融機関を変更する期限は9月末までになるため、余裕をもって手続きを進めておくとよいでしょう。

SBI証券のNISA口座移管の完了画面

SBI証券へのNISA口座の移管完了画面
(引用:SBI証券

SBI証券と楽天証券の使い分け3パターン

SBI証券と楽天証券の使い分け方を、3パターン紹介します。新NISA口座としての利用は1口座しかできませんが、NISAの枠を超えて投資を行いたい方は両方の口座を有効活用しましょう。

NISA口座はSBI証券で開設し、楽天証券の特定口座で米国株投資に注力する

1つ目のパターンは、NISA口座はSBI証券で開設し、楽天証券の特定口座で米国株投資に注力するという使い分け方です。

SBI証券は、つみたて投資枠(旧つみたてNISA)において、アプリで簡単に積立注文ができる上に、投資信託の保有でより多くのポイントをお得に貯められる点で、楽天証券より優れています。

取扱商品も多く、楽天証券よりメリットが大きいため、NISA口座はSBI証券で開設したほうがいいでしょう。

一方で、楽天証券は、米国株の取扱銘柄数がSBI証券より充実しているという強みがあります。

そのため、NISAはメリットの大きいSBI証券で活用しつつ、米国株にも関心のある方は楽天証券の特定口座で米国株投資に注力する、といった使い分けもよいでしょう。

SBI証券、楽天証券ダブルでIPOに応募することで当選確率アップを狙う

2つ目のパターンは、SBI証券、楽天証券ダブルでIPOに応募することで当選確率アップを狙う方法です。

IPO株は高い確率で利益が期待できる投資手法です。実際に2023年の1月~9月までにIPOした株のうち、初値が公募価格を上回ったIPOの割合は82%でした。

ただし、利益が期待できる分、IPO株は投資家からの人気も高く、抽選に当たる確率は一般的には1~2%といわれています。

そのため、少しでも当選確率を上げるにはSBI証券と楽天証券両方で口座開設を行い、ダブルでIPOを申し込むのがおすすめです。

2023年のIPOの取扱実績1位のSBI証券と、3位の楽天証券の両方から申し込めば、当選する確率は高まるでしょう。

順位 証券会社 取扱実績
1位 SBI証券 91
2位 松井証券 70
3位 楽天証券 61
4位 マネックス証券 52
4位 SMBC日興証券 52

なお、楽天証券のNISA口座ではIPO株の購入はできないため、NISA口座はSBI証券で開設し、楽天証券は特定口座を開設しましょう。

SBI証券と楽天証券を併用し、クレカ積立で月15万円までポイント還元を受ける

3つ目のパターンは、SBI証券と楽天証券を併用し、クレカ積立で月15万円までポイント還元を受ける方法です。

SBI証券は、三井住友カードを使って月5万円までクレカ積立をすることができます。

一方楽天証券は、楽天カードで月5万円までクレカ積立できるのに加えて、オンライン電子マネーの楽天キャッシュでも月5万まで積立できるため、最大で10万円まで投信積立が可能です。

つまり、SBI証券と楽天証券を併用することで、最大15万円分までの積立にポイントが貯まります。投資資金に余裕があり、毎月15万円まで積立投資をしたいと考えている方は併用を検討してみてください。

毎月15万円の積立が可能に!
  • SBI証券で毎月5万円クレカ積立
  • 楽天証券で毎月10万円積立
    (クレカ積立と楽天キャッシュの合計)

ただし、前述の通りNISA口座を開設できるのは1人1口座となるため、どちらかは特定口座(課税口座)で積立投資をすることになる点には注意しましょう。

SBI証券と楽天証券を比べるときによくある質問

SBI証券と楽天証券のどっちがいいか迷う方が気になる質問をまとめています。口座開設を迷っている人はぜひ参考にしましょう。

2社以上に口座を開設できますか?
NISA口座とiDeCo口座以外はまったく問題ありません。銀行口座と同様に2社以上に口座開設できます。ただし、NISA口座やiDeCo口座は、それぞれ1人につき1口座までと決められている点には注意しましょう。
口座開設時に手数料はかかりますか?
iDeCo口座を除いて、証券口座の開設に手数料は一切かかりません。SBI証券または楽天証券に口座を開設することで、他の証券会社や銀行と比べて株や投資信託を低コストで購入できるでしょう。
少額からでも投資はできますか?
SBI証券や楽天証券なら、最低100円から投資できます。Tポイント、Pontaポイント、Vポイント、楽天ポイントのいずれかを持っていれば、SBI証券(Tポイント、Pontaポイント、Vポイント)や楽天証券(楽天ポイント)でポイント投資を利用し、実質0円で投資を始めることも可能です。
NISAを楽天証券とSBI証券の両方で開設できる?
NISAは楽天証券とSBI証券の両方では開設できません。なぜなら、NISA口座は1人につき1口座しか開設できないためです。楽天証券とSBI証券の特徴をそれぞれしっかり確認の上、慎重に選びましょう。
ただし、NISA口座の金融機関は1年単位で変えられます。どちらかを選んで、合わなかった場合は翌年変更することは可能ですので、ご安心ください。