クレジットカードは、カードランク、国際ブランド、発行会社で多くの種類に分けることができます。

この記事では、これらの違いにフォーカスして、わかりやすく解説していきます。最新のセキュリティの傾向にも触れているので、ぜひ参考にしてください。

クレジットカードの3つの種類とは?

クレジットカード,種類
(画像=PIXTA)

クレジットカードを分類すると、以下の3つの種類があります。

●カードランク
●国際ブランド
●発行会社

・カードランクの種類

カードランクには、上から「ブラックカード」「プラチナカード」「ゴールドカード」「一般カード」といった種類があります。

・国際ブランドの種類

国際ブランドと呼ばれるものは、「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners」です。

・発行会社の種類

カード発行会社にも種類があります。「銀行系」「信販系」「流通系」「消費者金融系」などが多く、最近では「ネット企業系」も多く見られるようになりました。

4種類のカードランク

4種類のカードランクについて、個々に解説していきます。

・ブラックカード

「ブラックカード」は年会費が最も高額で、限られた人しか持つことができないステータスが最も高いカードです。充実した補償、高級ホテルやレストランの優待など、超一流の付帯サービスがついていることが特徴です。

・プラチナカード

「プラチナカード」は、カード会社からのインビテーション(招待)がないと作ることができない、グレードが高いカードです。年会費もゴールドよりさらに高めに設定されています。

当然サービス内容もゴールドよりも充実しています。

・ゴールドカード

「ゴールドカード」は、年会費が1万円~3万円程度に設定されているグレードが高いカードです。年会費がかかる分、付帯サービスが充実しています。

空港のラウンジが無料で使えたり、付帯保険が充実していたり、飲食店などの優待サービスなどが利用できたりする場合があります。中には、年会費が数千円で、サービスが限定されているゴールドカードもあり、通常のゴールドカードより手軽に持つことができます。

・一般カード

「一般カード」は、種類も豊富で年会費無料のものが多いです。年会費がかかる場合も1000円~3000円程度のものが多く、年1回の利用などの条件によって無料になることもあります。

大抵は高校生を除く18歳以上なら、誰でも申し込むことが可能です。

5種類の代表的国際ブランド

5種類の代表的国際ブランドについて、それぞれ解説していきます。

・VISA

代表的な国際ブランドの「VISA」は、カード・モバイル決済業界の専門誌「The Nilson Report(2015年)」によれば、国際ブランドの中でシェアが約56%とトップです。2位のMastercardのシェアが約26%なので、ずば抜けて普及していると言えるでしょう。

・Mastercard

「Mastercard」は、世界210以上の国や地域で利用することが可能です。日本国内はもちろん、世界中で利用されている国際ブランドと言えるでしょう。

・JCB

「JCB」は国際ブランドの中では唯一、日本企業が運営・管理しているカードです。もちろん海外の加盟店でも利用することができます。

The Nilson Reportによると、世界におけるシェアは1.2%で、決して高いと言えません。しかし、日本国内での利用はVisaに次いで2位となっています。

・American Express

「American Express」はアメリカの企業ですが、日本を含む多くの国や地域で利用することのできる国際ブランドです。

The Nilson Reportによると、世界でのシェアは3.2%ですが、付帯サービスの充実という点で、ほかの国際ブランドとの差別化を図っています。

・Diners Club

「Diners」は、アメリカを中心に世界展開している国際ブランドです。The Nilson Reportによると、世界でのシェアは、1.0%となっています。

日本国内・国外でのシェアや利用率は低めですが、提携先企業が一流企業に厳選されているなど、際立ったステータス性を持っている点が特徴です。

引用元:三井住友カード

4種類の発行会社

・銀行系

銀行やそのグループなどが運営しているカードです。銀行系の特徴は、発行元の銀行を利用する際に多くのメリットが受けられることでしょう。

例えば、キャッシュカードと一体型のカードで、クレジットの利用があるとATM手数料が無料になるなどが挙げられます。

・信販系

信販会社が発行しているカードのことです。幅広い種類のカードがあります。ポイントに有効期限がなかったり、各種チケットの特典があったりなど、独自のサービスを展開しています。

・流通系

イオンやイトーヨーカドーなどの大手流通系企業が運営するカードです。そのグループのスーパーマーケットやモール、ショップなどでの特典が充実しているのが特徴です。

・ネット系

楽天やLINEなどのネット企業のカードです。発行元のさまざまなWebサービス利用時の特典が魅力です。

16桁の番号によるカードの種類の見分け方

クレジットカードの番号は16桁の数字が並んでいます。実はこれらの番号には意味があり、カードの種類を見分けることが可能です。

・1桁目で分かる発行会社の産業分類

カード番号の先頭の1桁目によって、発行会社の産業分類が以下のように決まっています。

番号:産業
1:航空
2:航空、その他
3:旅行・娯楽、銀行・金融
4:銀行・金融
5:銀行・金融
6:銀行・運送
7:石油、その他
8:医療、通信、ヘルスケア、その他
9:国別に割当

「1」と「2」は航空関連と定義されています。金融関連に分類されている「3」「4」「5」のカードは数多く発行されています。JCBやAmerican Express、Dinersは「3」で、VISAは「4」、Masterは「5」で、銀行・銀行関連とされています。

「6」は銀行のほか、運輸分野と定義されており、該当するのは高島屋のタカシマヤカードや三越伊勢丹グループのエムアイカードなどです。

「7」は石油関連に分類されていて、主にETCカードになります。

ヘルスケアや医療、通信関係に定義されている「8」や、国ごとに割り当てられている「9」に関しては、一部はETCカードですが、知名度が高いカードにはあまり見られないようです。

・7桁目以降は会員個別番号

7桁目以降がカード会員の個別の口座番号となっています。最後の数字は、入力ミスなどを見つけるための数字です。

カード番号の入力ミスがあれば、末尾番号を照合して、それが判明するようになっています。ミスが必ず分かるわけではありませんが、ミスを避けられる可能性が高くなります。決済は、有効期限やサイン、暗証番号がカード情報と一致しなければなりません。入力間違いによって他人のカード番号で決済することは、実際は起こり難いようです。

裏面の番号が持つ意味を認識しておこう

カードの裏面には、3桁の番号が印字されています。これはセキュリティコードと呼ばれているものです。American Expressは、カード表面に4桁のセキュリティコードが印字されています。

セキュリティコードはネットショッピングの際に不正利用を避けるため、カードの現物が手元にあることの証明として入力を求められる数字です。

この数字は、ネットショッピングの拡大が背景となって導入されました。Web上の決済ではサインを求められることがないため、悪用される可能性があります。そのため、セキュリティレベルを向上させる仕組みとして導入されたのです。

カード券面の記載情報に関する新しい傾向とは?

サブスクリプションサービスなどが普及し、ネットショッピングの形態も多様化しています。今後もますますネットショッピングが普及していく中で、カードに強く求められるのはセキュリティ面の強化です。

その流れから、カード券面に情報を載せない動きが出始めています。すでに、三井住友VISAカードでは、券面にカード番号や有効期限のないものが発行されているようです。クレディセゾンも番号の印字されないカードの発行を決定しています。

スマートフォンのアプリ上でバーチャルカードを発行した場合、希望すればカード番号、有効期限、セキュリティコードの印字がないカードが発行される仕組みです。キャッシュレス決済の普及に伴って、セキュリティ強化の動きは今後どんどん進んでいくでしょう。

自分のカードの番号にはどんな意味があるか、キャッシュレス決済のセキュリティはどうなっているのかなど、決済手段が多様化する中で意識を高めていくことが大切になります。

カード種類の変更、できることできないこと

同じ発行元でも、数種類のカードが発行されています。これらは変更ができるのでしょうか?

種類がそもそも違うタイプへの変更はできません。しかし限度額を増やす、あるいはランクを上げるなどの変更は、審査によって可能です。

デビットカードやプリペイドカードとの違いを解説

デビットカードやプリペイドカードは一見クレジットカードと似ていますが、決定的な違いは、決済方法です。

クレジットカードは締め日と引き落とし日のルールに沿って、後日銀行口座から引き落とされる決済方法です。

一方、デビットカードは支払いと同時に銀行口座から引き落としされます。プリペイドカードは事前にチャージした額から決済を行います。

また、デビットカードは銀行口座と紐づいているため、場合によっては利用可能な時間が制限されることがあります。クレジットカード会社系のVISAデビットカードやJCBデビットカードなどは24時間使えることがほとんどです。クレジットカードとプリペイドカードは、利用時間に制限が加えられることはまずありません。

クレジットカードの種類を理解して利用しよう

クレジットカードのさまざまな種類を整理して詳しく解説し、最新のセキュリティの傾向に関しても紹介しました。

今後ますますセキュリティが重要となるので、所有しているクレジットカードの種類を意識し、ここでの情報なども参考にしながら、安全にカードショッピングを楽しんでください。

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  • ZUU online編集部
    著者 ZUUonline編集部