イオン系列の店で会計をするとき、近くで「ワオン!」と犬のかわいい鳴き声が聞こえることがありますが、これはWAONを使った時の音です。WAONを発行する際には、WAONカードよりもイオンカード(WAON一体型)のほうがさまざまな特典があってお得なことをご存知でしょうか?

株式会社ZUUが2021年4月にクレジットカード保有者500名を対象に行った調査では、イオンカードが非常にイメージの良いカードであることがわかりました。(実査機関:クロス・マーケティング)

アンケート

実査機関:クロス・マーケティング

この記事では、イオンカードのメリットと評判をまとめて紹介していきます。

イオンカードにはさまざまな種類がありますが、今回はWAON一体型のカードについて解説していきます。よい評判、悪い評判も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

イオンカード(WAON一体型)を選ぶべき人はこんな人!

  • イオンで買い物をすることが多い方
  • WAONチャージのわずらわしさから解放されたい方
  • 月2回のお客様感謝デーでお得に買い物をしたい方

イオンカード(WAON一体型)とは

イオンカード

イオンカード(WAON一体型)はイオン系列の店をよく利用する人向けのクレジットカードです。ここではイオンカードの基本的な情報を見ていきましょう。

会費は無料。家族カード、ETCも無料。ショッピング保険が付帯し、イオンの月2回のお客様感謝デーで5%オフ、電子マネーWAONもこれ一つで

イオンカード
カードの評価 ★★★★☆
 会費  無料
 還元率  還元率 0.5~1.33%
 家族カード  無料
 ETCカード  無料
 保険  ショッピング保険
 国際ブランド  国際ブランド Visa、MasterCard、JCB

還元率のメリット・デメリット

メリット

  • イオン系列店ならどこでも1.0%還元
  • 毎月10日は「ときめきWポイントデー」でポイントが2倍に
  • イオンポイントモール利用で最大10%のときめきポイントがたまる

デメリット

  • 基本還元率は低く、イオン系列店や提携店以外の利用は向いていない

キャンペーンのメリット・デメリット

メリット

  • 入会するだけで1,000円分のWAONポイントがもらえる
  • さらに利用条件を満たせば4,000WAONポイントがもらえる

デメリット

  • カードの利用条件が4万円以上

イオンカードの比較

イオンカードには、イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクト、イオンカードゴールドがあります。この3つのカードを比較してみました。

なお、イオンカードゴールドは通常のイオンカードの利用額が大きいとカード会社から招待され、申し込むことができるカードなので注意が必要です。

 
イオンカード(WAON一体型)
イオンカードセレクト
イオンカードゴールド
カード名 イオンカード(WAON一体型) イオンカードセレクト イオンカードゴールド
年会費
無料

無料

無料
還元率
0.50%~1.33%

0.50%~1.00%

0.50%~1.00%
追加カード 家族カード、ETCカード(いずれも無料) 家族カード、ETCカード(いずれも無料) 家族カード、ETCカード(いずれも無料)
付帯保険 ショッピング:年間50万円 ショッピング:年間50万円 海外旅行:最大5,000万円
国内旅行:最大3,000万円
ショッピング:最大300万円
waonとの併用の可否
オートチャージでWAONポイント -
200円で1ポイント
-
利用可能限度額 100万円 100万円 200万円
特徴 クレジットカードとWAONカードが一枚に! オートチャージでポイントが貯まる! イオンカード利用による招待制!
おすすめ利用シーン 月2回のお客様感謝デーでWAONでピッと簡単かつお得に買い物 オートチャージで還元率アップ 充実した保険で買い物だけではなく、生活にも安心を
申し込み

イオンカードはイオン系列店だと1%の還元、イオン系列店以外だと0.5%の還元になります。そのため、イオン系列店によく行かれる人におすすめのカードといえます。また、イオンカードは家族カード、ETCカードともに年会費無料なため、必要な方は一緒に作るのも良いでしょう。

お買い物や特典などで貰えるポイントの種類にはWAONポイントとときめきポイントの2種類があります。それぞれ使える場所が異なるため注意が必要です。

イオンの系列店

現在、イオングループは以下に示すようなさまざまな会社と提携し、イオンカードがより使いやすく便利になっています。

イオンカード提携店 ●イオン
●マックスバリュー
●ダイエー
●コーヨー
●ビブレ

上記の店は聞き覚えのある名前が多いのではないでしょうか。イオンカードはこれらの店をよく利用する人におすすめのカードです。

引用元:イオンモール

イオンカード (WAON一体型)のよい評判

イオンカード
(画像=PIXTA)

こちらでは、イオンカードの口コミによる良い評判をまとめました。順番に見ていきましょう。

イオンカードの良い評判 ●「お客様感謝デー」の20日・30日は5%オフで買い物ができ、ボーナスポイントが付いている商品を購入するとたくさんポイントが貯まる
●新聞などのリサイクル品の処分でもポイントが貯まる
●WAONへのオートチャージが手軽にできる

良い評価をしている人の共通点には、普段からイオン系列の店を利用しているという点が挙げられます。イオンモールだけにとどまらず、マックスバリューやダイエー、コーヨーなどイオン系列の店が近くにあればイオンカードを有効活用できるでしょう。

また、キャンペーンを開催している期間内にカードを作成したほうが良いという声もあります。キャンペーンが開催されているかどうかは、申し込む前に確認しておくと良いでしょう。

イオンカード(WAON一体型)の悪い 評判

イオンカード
(画像=PIXTA)

イオンカードの良い評判を紹介しましたが、悪い評判にはどのようなものがあるのかも合わせて見てみましょう。

イオンカードの悪い評判 ●ときめきWポイントデーはときめきポイントが2倍になり200円1%という還元率だが魅力を感じない
●イオンゴールドカードにランクアップしてもイオンラウンジと旅行保険くらいしか特典がないため、うまみが少ない
●一体型カードの場合はWAONの残高照会がネットからできない

そのほかには、イオンカードセレクトのほうが良いといった意見もあります。イオンカードセレクトについては後述します。

イオンカード(WAON一体型)のメリット

イオンカード画像
※引用:イオンカード

イオンカードにはさまざまな種類があります。ここでは、ベーシックなWAON一体型のメリットを見ていきましょう。ちなみに、ここで紹介するオートチャージ機能以外は、どのイオンカードにも共通のメリットになっています。

WAONにオートチャージできる

通常のWAONカードだと、買い物のたびにお金を入金する必要があって面倒です。しかし、その面倒な点を解消してくれるのがWAONオートチャージ機能。WAONオートチャージは、あらかじめ設定していた額に達すると自動的にチャージをしてくれる便利な機能です。ただし、オートチャージにはポイントがつかないので注意しましょう。

イオン系列でのお買い物でときめきポイント1%

全国のイオン系列店でイオンカードを利用すると、いつでも200円ごとに2ポイントが付与されます。イオン系列の店ではイオンカードで支払うことをおすすめします。

イオンカード画像
※引用:イオンカード

10日はどこでお買い物してもときめきポイント1%

イオンでは、毎月10日に「ときめきWポイントデー」を開催しています。ショッピングの利用200円ごとにときめきポイントが2ポイント獲得できるため、この日を狙って買い物するとお得です。

イオンでのお買い物20、30日は5%オフ

毎月20日と30日には「お客様感謝デー」があり、イオンカードでの支払いで代金の5%がオフになります。毎月のお買い物を20日か30日に集中させることで大きなリターンが見込めるでしょう。また、毎月10日には「ありが10デー」も開催されています。

イオンカード画像
※引用:イオンカード

イオン系列店においてWAONで支払うとWAONポイントが5倍になり、クレジット払いではときめきポイントが5倍になるためお得です。これらの開催日に合わせて計画的な買い物をすれば、イオンカードのメリットを最大限に活かせるでしょう。

イオンポイント モールでお買い物なら最大10%還元も

イオンポイントモールとは、イオンカード会員限定のポイントサイトです。イオンポイントモールを経由して楽天など通常のネットショップで買い物をすることで、ときめきポイントがそのネットショップのポイントとは別についてきます。

その結果、イオンポイントモールでイオンカードを使ってお買い物をすると、最大10%のときめきポイントが進呈されることになります。

イオンカード画像
※引用:イオンカード

イオンシネマ利用 者にお得:300円~700円の割引。専用WEBサイトでの購入でいつでも1,000円

映画のチケットをイオンカードで購入するだけで300円の割引が受けられます。さらに「お客様感謝デー」である20日と30日は、700円もの割引を受けられます。映画館はイオンシネマで観ることが多いという方にとっては非常にお得といえるでしょう。

イオンカード画像
※引用:イオンカード

しかし、イオンシネマの映画利用料金がいつでも1,000円の特典があるイオンカードは、以下のカードのみが対象となっています。

選択可能デザイン   ●イオンカード(TGCデザイン)
 ●イオンカード(ミニオンズ)
 ●イオンカードセレクト(ミニオンズ )
イオンカード画像イオンカード画像
※引用:イオンカード

こちらの3点のみのため、注意しましょう。

ショッピング保険が充実

ショッピング保険とはイオンカードで購入した商品が破損や盗難にあったときに補償してくれるサービスです。イオンカード(WAON一体型)の場合、購入日から180日以内であれば年間50万円までの補償が可能です。

 保険対象となる事故  偶然による事故(破損、火災、盗難)
 限度額  年間50万円まで
 補償期限  180日まで
 最低損害額  5,000円
 補償対象外となる商品  貴金属、コンタクトレンズ、自転車など

イオンカード(WAON一体型)のデメリット

イオンカード
(画像=PIXTA)

メリットの多いイオンカードですが、デメリットもあります。ここで示すデメリットは、すべてのイオンカードに共通するものです。どのようなものがあるか見ていきましょう。

イオン系列以外での利用だとときめきポイントが0.5%

イオンカードは、どこのお店でも1%の還元率というわけではありません。イオン系列以外のお店では還元率が0.5%と半減してしまいます。そのため、イオンカードセレクトにしてWAON決済にして支払う人や、そのほかのクレジットカードと使い分ける人もいます。 とはいえ、普段イオンで買い物している場合はそれほど気にならないでしょう。

 
イオンカード
エポスカード
ライフカード
カード名 イオンカード エポスカード ライフカード
年会費
無料

無料

無料
還元率
0.50%~1.33%

0.50%~1.25%

0.30%~0.60%
ポイント種類 ときめきポイント エポスポイント LIFEサンクスポイント
追加カード ETCカード・家族カード ETCカード・家族カード ETCカード・家族カード
おすすめ利用シーン イオンでの買い物でいつでもポイント1%還元 VISA加盟店ならどこでも0.5%ポイント還元 誕生月のカード利用でポイント3倍
キャンペーン 5,000円分ポイントプレゼント 最大2,000円ポイントプレゼント 最大10,000ポイントプレゼント
申し込み

旅行付帯保険がついていない

旅行付帯保険とは、旅行中に事故や破損などのトラブルに合ったときに損害などを補償してくれるものです。イオンカードは元々海外旅行向けにセットされていないためなのか、旅行付帯保険はついていません。旅行の際にはほかのクレジットカードを用意しておくのがよいでしょう。

似ているがより人気のイオンカード セレクトをチョイスすると加わるメリットとは?

イオンカード(WAON一体型)にポイントを貯めるメリットをさらに持たせたい場合には、イオンカードセレクトという選択肢もあります。ただし、引き落とし銀行がイオン銀行に限定されるため、イオン銀行をあまり使わない人にとってはデメリットにもなり得えることは覚えておきましょう。

イオン系列の電子マネーWAONにオートチャージすると、WAONポイントが0.5%つく。→WAON決済をするとポイントが1+0.5%

イオンカードセレクトでは、オートチャージ機能を利用してもときめきポイントが0.5%しか貯まりません。ただし、このカード付帯のWAONで決済すると、WAONにオートチャージした分の0.5%にWAON使用分の0.5%がつくため、合計1%のポイントがつくことになります。

カードの利用頻度でイオン銀行の預金金利が上がる

このカードの最大の特徴は、イオン銀行からの口座引き落としであるということです。イオン銀行では、「イオン銀行Myステージ」という、スコアに応じてランクが変化するシステムが採用されています。ステージが高くなるにつれて、さまざまな特典を受けることが可能です。ランクの詳細は以下のとおりです。   

   ブロンズ  シルバー  ゴールド  プラチナ
 普通預金適用金利  0.01%  0.03%  0.05%  0.10%
 イオン銀行以外のATM入出金利用手数料 無料回数  月1回  月2回  月3回  月5回
 イオン銀行以外のあて振込手数料  0回  1回  3回  5回
 必要なイオン銀行スコア  20点~  50点~  100点~  150点~
 

スコアの貯め方として以下が挙げられます。

スコアのため方  ●WAONオートチャージの利用
 ●NISA口座の開設
 ●カードローンの契約
 ●インターネットバンキングの登録

また、イオン銀行では引き出し手数料が0円なのも魅力のひとつです。みずほ銀行やゆうちょ銀行なども引き出し手数料が無料になります。

ゴールドカードは無料だが、年間100万円前後利用者に案内か

ゴールドカードというと年会費が高額なイメージですが、イオンゴールドカードの場合は無料です。最高5,000万円の海外旅行損害保険が付帯していることに加え、全国のイオンラウンジや国内空港のラウンジを利用できます

とはいえ、イオンゴールドカードは誰もが持てるわけではありません。直近1年間における利用金額が100万円以上という条件を満たしたユーザーには招待の案内が届きます。イオンゴールドカードは、日常のお買い物などで頻繁にイオンを利用している方向けといえるものです。

イオンでのお買い物カードとしてならこれでOK。よりポイントを貯めるならセレクトか

イオンカード(WAON一体型)の評判や特徴について解説してきました。シンプルにイオンでの割引が目的であれば、イオンカードセレクトを選ぶ必要はないでしょう。WAONのチャージでのポイント0.5%上乗せが欲しいかどうか、イオン銀行をメインバンクにして使うかどうかを考慮して選択しましょう。

イオンカード(WAON一体型)は、旅行付帯保険がついていないことなど多少のデメリットがあるものの、お得なカードといえるでしょう。イオン系列店をよく利用する人にはおすすめのカードです。

新井智美
新井智美
CFP(R)認定者・一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)・DC(確定拠出年金)プランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師を行う傍ら、これまでに1,000件以上の執筆・監修業務を手掛けている。
公式サイト:https://marron-financial.com/

調査概要

実査機関 株式会社クロス・マーケティング
 調査目的  クレジットカード保有者への満足度に関する調査
 調査対象  クレジットカードの利用または保持している方
 調査方法  インターネットリサーチ
 調査対象者数  500名
 調査実施期間  2021年4月
 調査対象地域  日本国内
 母集団  クレジットカードの利用または保持している、20歳~69歳の男女500名