【決定版】無料で発行できるおすすめETCカード16選|カードの選び方やETCパーソナルカードとの違いも紹介

高速道路を利用するとき、ETCを利用すればスムーズに走行ができます。料金割引やETCマイレージサービスのポイント獲得なども適用されるため、現金で料金を支払うよりもお得です。

ETCカードを発行する際に気になるのが、年会費や発行手数料です。利用頻度が少ないにもかかわらず年会費などが有料のカードを使っていては、ETC割引などのお得なメリットを実感しにくくなります。

この記事では無料で使えるおすすめのETCカードを紹介します。また、後悔しないETCカードの選び方やクレジットカードなしで作れるETCパーソナルカードとの違いも説明します。無料のETCカードを作成して高速道路を快適に利用したい方は、ぜひ参考にしてください。

  1. 年会費無料のETCカードを発行できるおすすめのクレジットカード
    1. イオンカードセレクト
    2. エポスカード
    3. セゾンカードインターナショナル
    4. au PAY カード
    5. JCBカード W
    6. リクルートカード
    7. TカードPrime
    8. Orico Card THE POINT
    9. 三菱UFJ VIASOカード
    10. apollostation card
    11. コスモ・ザ・カード・オーパス
  2. 条件達成で年会費無料のETCカードを発行できるクレジットカード
    1. 楽天カード
    2. dカード
    3. ライフカード
  3. 後悔しないETCカードの選び方は5つのポイントを重視
    1. 年会費・発行手数料は無料のものがおすすめ
    2. 発行までの時間が短ければすぐに使える
    3. ポイントの貯まりやすさでETC利用をお得に
    4. カード特典がライフスタイルにあっているものを選ぶ
    5. ドライブ好きな人はクレジットカードのガソリンの値引き額もチェック
  4. クレジットカードなしで作れるETCパーソナルカードは無料?
    1. ETCパーソナルカードは年会費あり+デポジットの用意が必要
    2. ETCパーソナルカードなら与信審査なく発行可能
  5. ETCカードとETCパーソナルカードはどちらがおすすめ?
    1. ETCカードのほうが断然お得
    2. クレジットカードを持ちたくない人はETCパーソナルカードがおすすめ
  6. 年会費無料のETCカードはデビットカードに付帯できる?
    1. 北國Visaデビットカードなら年会費無料でETCカードを作れる
  7. ETCカードの発行の流れ
    1. クレジットカードと一緒に申し込みすれば発行できる
    2. クレジットカードを持っている人はアプリやWebサイトで申し込みを
    3. ETCパーソナルカードは申込書を作って郵送する
  8. ETCカードに関するよくある質問
    1. 無料で作成できるおすすめのETCカードは?
    2. ETCカードを発行するときに重視すべきポイントは?
    3. ETCカードの申込方法は?
    4. ETCパーソナルカードはETCカードと比べてどうなの?
    5. 無料で作ったETCカードは使わなくなってもずっと持っていてよいの?
    6. ETCカードとクレジットカードが一体型になったカードはないの?

年会費無料のETCカードを発行できるおすすめのクレジットカード

年会費無料のETCカードを発行できるおすすめのクレジットカードは以下の11枚です。

自身のライフスタイルなどから、最も使いやすいと感じるカードを選びましょう。

イオンカードセレクト

クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 無料
還元率 0.5%~1%
ポイントの種類 WAONポイント
クレジットカードの発行スピード 最短5分
ETCカードの発行スピード 最短で翌日発送
申込条件 18歳以上(高校生は卒業年度の1月1日以降)
発行会社 イオンフィナンシャルサービス株式会社

イオンカードセレクトは、ETCカード選びに迷ったときにおすすめのカードです。イオンカードセレクトは、支払い・入出金が1枚ですべて完結します。年会費はクレジットカード・ETCカードともに無料です。

200円の支払いで1WAONポイントが貯まり、WAONへのチャージや商品交換などに使えます。発行スピードも早く、クレジットカードは最短5分での発行が可能です。

イオンETCカード 引用:イオンカード公式
(画像=イオンETCカード 引用:イオンカード公式)

ETCカードは平日14時までに申し込めば、翌日に発送されるためすぐに利用できます。

また、ETCカードには車両損傷お見舞金制度が付帯します。ETCレーンの開閉バーに衝突して車両を損傷した場合、年1回に限り一律5万円の見舞金を受け取れる制度です。ETCレーン走行時の不注意で事故を起こしてしまっても、定額の補償が出るため安心です。

エポスカード

クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 無料
還元率 0.5%
ポイントの種類 エポスポイント
クレジットカードの発行スピード 最短5分
ETCカードの発行スピード 2週間程度
申込条件 18歳以上(高校生を除く)
発行会社 株式会社エポスカード

エポスカードは、優待店舗が10,000店以上と豊富で、ドライブでさまざまな施設に行く機会が多い人におすすめです。エポスカードの優待対象店舗の一例は以下のとおりです。

  • 魚民
  • 白木屋
  • アパホテル
  • ビッグエコー
  • HIS
  • 万葉の湯
  • タイムズ

エポスポイントは、200円の利用で1ポイント獲得できます。プリペイドカードにチャージしたり、ギフト交換に充てたりと使い道が広く、余すことなく利用可能です。

クレジットカードは、Webから申し込めばマルイ店舗で即日受け取りが可能です。2,000円分の電子クーポンも併せて受け取れるため、ショッピングを存分に楽しめます。

ETCカードは、クレジットカードと同様に不正利用の補償があります。連絡後61日前まで遡って補償してくれるため、ETCカードを盗まれたり失くしたりしても安心です。

セゾンカードインターナショナル

クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 無料
還元率 0.5%
ポイントの種類 永久不滅ポイント
クレジットカードの発行スピード 最短5分
ETCカードの発行スピード 最短即日
申込条件 18歳以上で連絡が可能かつ、提携の金融機関に決済口座を所有している方
発行会社 株式会社クレディセゾン

セゾンカードインターナショナルは、クレジットカード・ETCカードどちらも即日発行・即日受け取りが可能で、ETCをすぐ使いたい人におすすめのカードです。

セゾンカードインターナショナルは、デジタル発行すれば最短5分でカード番号が発行されます。Apple Pay・Google Pay™︎に番号を登録すれば、ネットショッピングと実店舗どちらでもすぐに利用可能です。

セゾンカードインターナショナルイオンETCカード 引用:セゾンカード公式
(画像=セゾンカードインターナショナルイオンETCカード 引用:セゾンカード公式)

ETCカードはセゾンカウンターで発行した場合に即日受け取りができます。Web上で申し込みを完結させた場合でも、申し込みから最短3日後に発送されるため、手続きが非常にスピーディーです。

au PAY カード

au PAY カード
 
クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 無料
還元率 1.0%
ポイントの種類 Pontaポイント
クレジットカードの発行スピード 最短4日
ETCカードの発行スピード クレジットカードと同時発行で最短4日
申込条件 個人でご利用のau IDを所有する 満18歳以上(高校生除く)で本人または配偶者に定期収入のある方
発行会社 auフィナンシャルサービス株式会社

au PAYカードは、auユーザーでなくてもお得にポイントを貯めたい方におすすめです。公共料金の支払いで1.0%のポイントが還元されるため、水道光熱費の支払いにぴったりなカードです。年会費はクレジットカード・ETCカードともに無料で、100円でPontaポイントが1ポイント貯まります。

au PAYカードETCカード 引用:au PAYカード公式
(画像=au PAYカードETCカード 引用:au PAYカード公式)

また、au・UQ mobile・povoのスマートフォンユーザーであれば、入会特典として最大10,000ポイントが獲得できます。ポイント獲得条件の一つにETC利用があるため、入会特典を最大限受け取るにはETCカードの同時発行がおすすめです。

ETCカードは作成時に1,100円の発行手数料がかかりますが、発行から1年以内に利用すると発行手数料相当の金額が請求額から割り引かれます。一度でも利用すればカード発行で一切費用がかからなくなるため、ぜひ利用しましょう。

JCBカード W

JCB公式
引用:JCB公式
クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 無料
還元率 1.0%~5.5%
ポイントの種類 Oki Dokiポイント
クレジットカードの発行スピード 最短5分
ETCカードの発行スピード 最短1週間
申込条件 18歳から39歳(高校生を除く)で、本人または配偶者に安定継続収入のある方
発行会社 株式会社ジェーシービー

JCBカード Wは、年会費が無料でいつでもポイントが2倍になるカードです。Amazonやスターバックスなどをよく利用する人は獲得ポイントがさらに増えるため、おすすめです。18歳から39歳までの間に加入しておけば解約するまで一生使えるため、ぜひ対象年齢のうちに申し込んでおきましょう。

ほかのJCBカードでは1,000円で1ポイント獲得となりますが、JCBカード Wでは2ポイント獲得できます。還元率はポイントの交換先・利用店舗などで異なります。スターバックスでの利用やnanacoへのチャージは還元率が5%台と高いですが、キャッシュバック充当での還元率は0.6%と決して高くはありません。よりお得に使うには、ポイント交換先や利用先を選ぶ必要があります。

交通に関するサービスでは、apollostation・出光SS・シェルSSで利用するとポイント獲得量が3倍になります。効率的にポイントを貯められるため、ガソリンの給油は出光系列のスタンドを使うとよいでしょう。

JCBカード ETCカード 引用:JCBカード公式
(画像=JCBカード ETCカード 引用:JCBカード公式)

ETCカードはクレジットカード同様ポイント獲得数が2倍になります。年会費・発行手数料ともに無料で、家族会員でもETCカードを発行できます。ETCカードを家族で複数枚所有することができるため、車の所有台数が多い世帯にぴったりのETCカードです。

リクルートカード

クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 無料
還元率 1.2%
ポイントの種類 リクルートポイント
クレジットカードの発行スピード 最短1~3営業日
ETCカードの発行スピード 最短1週間~2週間
申込条件 18歳以上で本人または配偶者に安定した収入のある方
発行会社 三菱UFJニコス株式会社
株式会社ジェーシービー

リクルートカードは、常時高還元を受けたい人におすすめです。クレジットカード・ETCカードどちらも年会費無料で発行できます。基本還元率が1.2%と高く、じゃらんやホットペッパーといったリクルートのサービスを利用すれば、最大で4.2%のポイント還元が受けられます。ポイントはPontaポイント・dポイントと知名度の高いものに交換できるため、使い道にも困りません。

リクルートカードには電子マネーが付帯しますが、選ぶブランドによって以下のように使える電子マネーが異なります。

MasterCard・Visa ・nanaco
・楽天edy
・suica
・icoca
JCB ・nanaco
・suica

ETCカードでも還元率が1.2%のため、ほかのカードよりもポイントを多く獲得できます。ただし、発行手数料はブランドによって変わります。JCBは手数料無料ですが、MasterCard・Visaの場合は1,100円の手数料がかかります。

TカードPrime

Tカード公式
引用:Tカード公式
クレジットカード年会費 1,375円(初年度無料・翌年度以降も年1回の利用で無料)
ETCカード年会費 無料
還元率 1.0%~2.0%
ポイントの種類 Tポイント
クレジットカードの発行スピード -
ETCカードの発行スピード 提携カード会社により異なる
申込条件 18歳以上
発行会社 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社

TカードPrimeは、週末に高速道路を使う人におすすめです。日曜日のカード利用で還元率が1.5%に上昇するため、ETC利用の休日割引と相性がよいです。TカードPrimeの還元率は、利用の仕方によって以下のように変わります。

基本還元率 1.0%
日曜日のカード利用 1.5%
リボ払い 2.0%

ETCカードの利用でも還元率が1.5%となるため、支出を減らしながら獲得ポイント数の増加が期待でき、非常にお得です。

年1回利用すれば、クレジットカードの年会費もかかりません。入会特典ではJリボ登録と10万円以上のカード利用をすれば6,000ポイントを受け取れます。

ETCカードはアプラス、オリエントコーポレーション・三井住友など複数のカード会社が発行窓口となっています。性能は変わらないため、信頼できるカード会社のものを発行するとよいでしょう。

Orico Card THE POINT

オリコカード公式
引用:オリコカード公式
クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 無料
還元率 1.0%(入会後半年間は2.0%)
ポイントの種類 オリコポイント
クレジットカードの発行スピード 最短8営業日
ETCカードの発行スピード 1週間~2週間程度
申込条件 18歳以上
発行会社 株式会社オリエントコーポレーション

Orico Card THE POINTは、これから半年間お得にカードを使いたい人におすすめです。基本還元率は1.0%ですが、入会後半年間は2.0%に上昇します。獲得したポイントは、500ポイントから他社ポイントやギフト券などに交換できます。

Orico Card THE POINTの特徴は、オリコモール利用での還元率アップです。オリコモールは通常利用では還元率が0.5%ですが、Orico Card THE POINTを使えばさらに0.5%が特別加算されます。カードの基本還元率と合わせるとオリコモールでの還元率は2.0%となるため、非常にお得です。

ETCカードは年会費・発行手数料ともに無料で発行できます。ETCの利用でも入会後半年間は2.0%還元が受けられるため、半年間のうちに複数回利用しておくと、通常時よりも多くポイントを稼げるためお得です。

三菱UFJ VIASOカード

VIASOカード
クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 無料
還元率 0.5%
ポイントの種類 利用金額に自動キャッシュバック
クレジットカードの発行スピード 最短翌営業日
ETCカードの発行スピード 最短1週間~2週間
申込条件 18歳以上(高校生を除く)
発行会社 三菱UFJニコス株式会社

三菱UFJ VIASOカードは、ポイントで通行料金を安くしたい人におすすめです。三菱UFJ VIASOカードのポイントは1,000円で5ポイント貯まり、1ポイント1円として自動キャッシュバックされるのが特徴です。ポイントの有効期限などを気にする必要がないため、無駄なく使えます。

また、三菱UFJ VIASOカードで携帯電話・インターネット・ETCの料金を支払えば、ポイントが2倍になります。ETC利用でポイントを多く貯められるため、ETCカードとの相性もよいです。

ETCカードは発行手数料1,100円がかかります。しかし、22万円以上カードを利用すればポイントキャッシュバックで手数料負担を実質0円にすることができます。

apollostation card

クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 無料
還元率 0.5%
ポイントの種類 プラスポイント
クレジットカードの発行スピード 最短3営業日
ETCカードの発行スピード 最短3営業日後の発送
申込条件 18歳以上で電話連絡が可能な方
発行会社 出光クレジット株式会社

apollostation cardは、ガソリン値引きで交通費の支出を減らしたい人におすすめです。全国の出光スタンドでapollostation cardを利用すれば、ガソリン代が2円/L引き、灯油が1円/L引きされます。Web明細を使えば、毎年4/11日~5/10日の期間は出光の給油がさらに3円/L引きされるため、交通費の支出をグッと抑えられます。

ETCカードも年会費無料で発行可能です。ガソリン割引ができるクレジットカードとの相性もよく、交通費を一括管理できます。カードは最短で3営業日後に発送されるため、申し込みから1週間も経たずにカードを使えるでしょう。

コスモ・ザ・カード・オーパス

(画像=コスモ・ザ・カード・オーパス)
クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 無料
還元率 0.5%~1%
ポイントの種類 WAONポイント
クレジットカードの発行スピード 2週間程度
ETCカードの発行スピード 最短で翌日発送
申込条件 18歳以上(高校生は卒業年度の1月1日以降)
発行会社 イオンフィナンシャルサービス株式会社

コスモ・ザ・カード・オーパスは、イオン・コスモ石油を頻繁に利用する人におすすめです。コスモ・ザ・カード・オーパスを使ってコスモ石油で給油すれば、会員価格で給油ができます。さらに入会特典では、ご請求時最大400Lまで10円/Lキャッシュバック(最大4,000円)となるため、支出を大きく減らせます。

コスモ・ザ・カード・オーパスの利用で貯まるポイントはWAONポイントです。イオンカード同様200円で1ポイント貯まります。毎月10日の「AEONCARD Wポイントデー」やイオンシネマの割引など、イオングループのサービスもお得に利用できます。

ETC カードはイオンカードのものと同じです。年会費・発行手数料は無料で、万が一のときにも安心な車両損傷お見舞金制度も付帯しています。

条件達成で年会費無料のETCカードを発行できるクレジットカード

条件を達成すれば年会費が無料になるETCカードを発行できるクレジットカードは、以下の4つです。

条件達成で年会費無料のETCカードを発行できるクレジットカード
  1. 楽天カード
  2. dカード
  3. ライフカード

条件は決して難しいものではないため、実質無料で使えると考えてよいでしょう。

楽天カード

クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 550円(税込)
(楽天Pointclubダイヤモンド会員・プラチナ会員は無料)
還元率 1.0%
ポイントの種類 楽天ポイント
クレジットカードの発行スピード 1週間~10日
ETCカードの発行スピード 2週間程度
申込条件 18歳以上(高校生を除く)
発行会社 楽天カード株式会社

楽天カードのETCカードは、楽天のサービスをよく使う方におすすめです。ETCカードの年会費は550円ですが、楽天PointClubの会員ランクがプラチナ会員・ダイヤモンド会員であれば、ETCカードの年会費550円を無料にできます。プラチナ会員・ダイヤモンド会員になる要件は以下のとおりです。

プラチナ会員 過去6ヵ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得
ダイヤモンド会員 過去6ヵ月で4,000ポイント以上、かつ30回以上ポイントを獲得、かつ楽天カードを保有

楽天ポイントは100円で1ポイント貯まり、街での買い物やクレジットカードの請求料金への充当などさまざまな使い道があります。

どちらも楽天カードや楽天のサービスを日常利用していれば、十分達成できる要件です。すでにプラチナ会員・ダイヤモンド会員の方は迷うことなく申し込めるでしょう。

dカード

dカード公式
クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 550円(税込)
(前年度に1回でも利用していれば無料)
還元率 1.0%
ポイントの種類 dポイント
クレジットカードの発行スピード 最短5分
ETCカードの発行スピード 2週間程度
申込条件 18歳以上(高校生を除く)
発行会社 株式会社NTTドコモ

dカードは、スマートフォンのキャリアがドコモの人におすすめのカードです。dカードには、スマートフォンの利用に関する特典が複数ついています。「dカードケータイ補償」では、端末の故障などがあった際に、購入後1年間に限り最大1万円までの補償が受けられます。また、スマホプラン「ahamo」を契約している場合は、dカードで料金を支払えば付与される1GBのボーナスパケットが非常にお得です。ドコモ・ahamoユーザーにとっては恩恵の多いクレジットカードと言えるでしょう。

カードの利用で貯められるdポイントは、街での買い物などで使いやすく非常に便利です。なかには、2.0%以上のポイントを獲得できる特約店もあります。ネットショップでの買い物はdカード ポイントモールを経由して獲得ポイント増加を狙うのがおすすめです。

dカード ETCカード
(画像=dカード ETCカード 引用:dカード公式)

ETCカードの年会費は550円です。ただし、初年度は無料で利用できます。翌年度以降も前年度に1回でも利用があれば年会費が無料になります。家族会員でもETCカードを発行できるのが特徴で、1世帯で複数枚のETCカードを所有可能です。

ライフカード

クレジットカード年会費 無料
ETCカード年会費 1.100円(税込)
(年1回の利用で無料)
還元率 0.1%~0.3%
ポイントの種類 LIFEサンクスポイント
クレジットカードの発行スピード 1週間前後
ETCカードの発行スピード 最短6営業日
申込条件 18歳以上で電話連絡が可能な方
発行会社 ライフカード株式会社

ライフカードは、クレジットカードの利用金額が多い人におすすめです。利用枠が200万円まであるため、高額な支払いにも十分対応できます。

還元率は0.1%とやや低いですが、入会後1年間はポイントが1.5倍、誕生月の利用はポイントが3倍になります。利用金額に応じて以下のようにポイントの貯まり方が変わります。

通常 ポイント1倍
年間利用額50万円以上 ポイント1.5倍
年間利用額100万円以上 ポイント1.8倍
年間利用額200万円以上 ポイント2倍
ライフカード ETCカード
(画像=ライフカード ETCカード 引用:ライフカード公式)

ETCカードは初年度の年会費が無料になり、翌年度以降も年1回利用すれば無料になります。しかし、年会費が1,100円とやや高額です。1年に1回も高速道路を利用しない可能性がある場合は、ほかのカードを検討するとよいでしょう。

後悔しないETCカードの選び方は5つのポイントを重視

ETCカード選びで失敗しないためには、以下の5つのポイントを重視しましょう。

年会費・発行手数料は無料のものがおすすめ

ETCカードの年会費には、以下の3パターンが存在します。

  1. 永年無料
  2. 条件を達成して無料
  3. 有料

有料のETCカードは、ETCマイレージサービスなどのポイントで年会費の支出を賄える人や、法人でETCカードを利用する人に向いています。反対に、高速道路を使う頻度が少ない人や、ETCの快適さや利便性を手に入れたい人は、年会費無料のものを選ぶと余計な支出なくETCを利用できるためおすすめです。

また、ETCカードには年会費が無料でも、発行手数料が別途かかるものがあります。できるだけETCカードにコストをかけたくない人は年会費・発行手数料どちらも無料のものを選びましょう。

発行までの時間が短ければすぐに使える

ETCカードの発行時間が短ければ、より早くETCを利用できます。ETCマイレージサービスのポイントなどもより早く貯められるため、お得感が増します。

クレジットカードから作成する場合は、クレジットカードの発行スピードも確かめておくと、手続きがよりスムーズです。なかには、クレジットカードとETCカードを両方即日発行できるカードも存在します。一方で、クレジットカード到着後にETCカードの申し込みをしなければならないカードもあるため、発行前にETCカードを作れるタイミングを確認しておくとよいでしょう。

ポイントの貯まりやすさでETC利用をお得に

ETCカードの請求は、付帯するクレジットカードに紐づけられます。そのため、ETCカードで支払った通行料金はポイント付与の対象となります。

高速道路の通行料金は数百円から数千円程度かかりますが、1,000円で1ポイント貯まるカードだと、ポイントがなかなか貯まりにくいです。ポイントの貯まりやすさを優先するのであれば、100円や200円で1ポイント貯められるカードがおすすめです。還元率の数字に加えて、「何円でいくらポイントがもらえるか」を重視してみましょう。

カード特典がライフスタイルにあっているものを選ぶ

カード会社のETCカードのサービス内容を比較し、より充実したサービスが備わっている、自分のライフスタイルにあったカードを選びましょう。

家族会員もETCカードを作成できたり、事故時の補償がついていたりと、ETCカード独自の補償があれば、万が一のときも安心です。特典内容が各カード会社によって異なり、なかには特典がつかないETCカードもあります。

どのETCカードを選んでも、ETC割引の金額やETCマイレージサービスで貯まるポイントは同じです。ETCカード独自の特典の有無がカード選びの決め手となる可能性もあるため、しっかりと比較してみましょう。

ドライブ好きな人はクレジットカードのガソリンの値引き額もチェック

ドライブ好きな人や運転の頻度が高い人は、ガソリン値引きができるクレジットカードの申し込みを視野に入れておくとよいでしょう。走行距離が長くなったり、走行回数が増えたりすれば、ガソリン代が頻繁にかかるためです。

ガソリンスタンド運営会社が発行するクレジットカードは、ガソリン代の割引サービスがついていることがあります。ETCカードを併せて発行すれば、交通費の一括管理も可能です。

日々の交通費を少しでも抑えたい場合は、ガソリンスタンド運営会社が発行するクレジットカードとETCカードで、お得にドライブを楽しみましょう。

クレジットカードなしで作れるETCパーソナルカードは無料?

ETCパーソナルカードはクレジットカードがなくても発行できるETCカードですが、年会費とデポジット(保証金)が必要です。カードの特徴を紹介します。

ETCパーソナルカードは年会費あり+デポジットの用意が必要

ETCパーソナルカードは1,257円(税込)の年会費がかかります。加えて、保証金であるデポジットを用意しなければならず、カードにかける費用が多額になる可能性があります。

ETCパーソナルカードでは、平均利用月額の4倍のデポジットを預けなければ、ETCを利用できません。利用金額がデポジット額を超えると一時的に利用停止となってしまいます。デポジットの増額は専用の払込用紙で行わなければならず、増額の反映には時間がかかります。

また、デポジットはプリペイドカードのような前払い金とは異なり、デポジットを通行料金として使うことはできませんので注意が必要です。

ETCパーソナルカードなら与信審査なく発行可能

一方で、ETCパーソナルカードのメリットは、与信審査がないことです。通常のETCカードはクレジットカードと同様の審査が行われますが、ETCパーソナルカードでは利用規約に基づく審査が行われます。

申込書に記載した内容が利用規約に著しく反するようなものでなければ、問題なく発行されると考えてよいでしょう。審査難易度がグッと下がるため、クレジットカードの審査に落ちてしまう人にとってはおすすめのETCカードと言えます。

ただし、利用見込金額があまりにも大きかったり、通行料金の踏み倒しをしていたりする場合は、発行してもらえない可能性もあるため注意してください。

ETCカードとETCパーソナルカードはどちらがおすすめ?

ETCカードとETCパーソナルカードでは、ETCカードのほうがメリットが多くおすすめです。しかし、カードの特性が異なるため、人によって向き不向きがあります。ETCカードとETCパーソナルカードは、以下のような人に向いています。

  • ETCカード:低コストでお得にETCを利用したい人
  • ETCパーソナルカード:クレジットカードを持ちたくない人やクレジットカードの審査が通らない人

ETCカードのほうが断然お得

ETCカードは、よりお得に高速道路を利用できるため多くの人におすすめです。ETCカードは年会費無料で持てるものが多く存在します。また、ETC割引・ETCマイレージサービスに加えて、クレジットカードのポイントも一緒に貯められます。なかには補償制度を備えたETCカードもあり、ETCパーソナルカードと比べてサービス充実度が高いです。

クレジットカードには保険やガソリン割引サービスが付帯しているものもあるため、より安全かつ快適に運転ができます。

クレジットカードを持ちたくない人はETCパーソナルカードがおすすめ

ETCパーソナルカードがおすすめなのは、クレジット機能がいらない人や、クレジットカードの審査に通らない人です。デポジットをしっかりと預ければ問題なく使えるため、お金の管理が苦手な人でも計画どおりにETCを利用できます。通勤や外出ルートで高速道路を使う際に、利用金額がある程度決まっている人にもぴったりのカードと言えるでしょう。

ETCパーソナルカードでも、ETC割引やETCマイレージサービスを受けられます。

法人用としても使えるため、開業して間もなかったり、登記が済んでいなかったりする場合でも申し込みができます。

年会費無料のETCカードはデビットカードに付帯できる?

ETCカードはクレジットカードに付帯するものがほとんどです。しかし北國Visaデビットカードは、国内で唯一デビットカードに付帯するカードとしてETCカードを発行できます。デビットカードでETCカードを作れる北國Visaデビットカードについて紹介します。

北國Visaデビットカードなら年会費無料でETCカードを作れる

北國Visaデビットカードは、北國銀行の口座を持っていれば発行可能です。デビットカード・ETCカードどちらも年会費無料で発行できます。

ただし、北國VisaデビットカードのETCカードが申し込めるのは、石川県・富山県・福井県に住んでいる人のみです。他の都道府県に在住の場合は申し込みできないため、注意してください。

北國VisaデビットカードのETCカードは、ETC利用時に即時決済とならず、利用した1か月分の料金は翌月末に引き落とされます。ETCカードを利用した場合は、引き落とし日までに必ず代金を用意しておきましょう。

ETCカードの発行の流れ

ETCカードの発行窓口は店舗や銀行などさまざまな場所がありますが、最も手軽に行えるのがWeb上での申し込みです。ETCカード・ETCパーソナルカードの申し込み方法を紹介します。

クレジットカードと一緒に申し込みすれば発行できる

クレジットカードを新規で発行する場合は、併せてETCカードの申し込みを行いましょう。申し込みは各カード会社のWebサイトから手続きをします。申し込みの前には本人確認書類や口座番号がわかるものなど、必要なものを用意しておきましょう。即日発行に対応しているクレジットカードであれば、すぐに審査結果が出て、発行の可否がわかります。

ETCカードは1週間から2週間程度で届きます。クレジットカードより到着が遅くなる場合があるため、ETCを利用する予定があれば早めに申し込みしておきましょう。

クレジットカードを持っている人はアプリやWebサイトで申し込みを

すでにクレジットカードを所有している人がETCカードを申し込む場合は、カードの会員ページなどから申し込み手続きを行ってください。日頃よく利用している会員ページから申し込みフォームにアクセスできるため、手続きは非常に簡単です。

所有しているクレジットカードと同じカード会社のETCカードを申し込んだ場合、一般的には問題なく発行してもらえる可能性が高いです。ただし、クレジットカード同様に審査が行われるため、登録情報などに相違があればすぐに変更しておきましょう。

ETCパーソナルカードは申込書を作って郵送する

ETCパーソナルカードは、申込書を作成して郵送する必要があります。Webで申込書を作成するか、インフォメーションのある全国のサービスエリアで紙の申込書を入手し記載して、ポストに投函しましょう。Webで申し込みを完結することはできません。

申込書を郵送したら、ETCパーソナルカード事務局からデポジットの振込依頼が届きます。振込は郵便局かコンビニで行いましょう。事務局がデポジットの入金を確認したら、カードが送られてきます。

すべての手続きが完了するまで、1ヵ月程度かかる可能性があるため、急いで利用したい場合は時間に余裕を持って申し込みしましょう。

ETCカードに関するよくある質問

ETCカードに関するよくある質問・疑問をまとめました。ETCカードの発行時や選定時に参考にしてください。

無料で作成できるおすすめのETCカードは?
無料で作成できるおすすめのETCカードは以下の15枚です。

・イオンカード
・エポスカード
・セゾンカードインターナショナル ・au PAYカード
・JCBカードW
・リクルートカード
・TカードPrime
・Orico Card THE POINT
・三菱UFJ VIASOカード
・apokkostation card
・コスモ・ザ・カード・オーパス

条件達成で年会費無料なのは以下のカード

・楽天カード
・dカード
・ライフカード

また、北陸3県に住んでいる場合は、北國銀行が発行する北國Visaデビットカードもおすすめです。
ETCカードを発行するときに重視すべきポイントは?
以下の5点を重視しましょう。

・年会費・発行手数料が無料か
・発行までの時間は短いか
・ポイントは貯まりやすいか
・カード特典がライフスタイルにあっているか
・ガソリン値引きができるクレジットカードに付帯しているか
ETCカードの申込方法は?
以下の3つの方法があります。

・クレジットカードと一緒に申し込む
・すでに持っているクレジットカードのETCカードに申し込む
・ETCパーソナルカードに申し込む

なかでも、1・2のクレジットカードの付帯カードとして発行するのがおすすめです。
ETCパーソナルカードはETCカードと比べてどうなの?
ETCパーソナルカードには以下のような特徴があります。

・クレジットカードのような与信審査がないため作りやすい
・年会費1,257円(税込)がかかる
・利用するには平均利用月額の4倍のデポジットを預けなければならない

クレジット機能のないETCカードを作りたい人にはおすすめですが、ETCカードに比べてお得感は少なく、金銭的負担を減らしたい人にとっては不向きなカードです。
無料で作ったETCカードは使わなくなってもずっと持っていてよいの?
>ETCカードには有効期限があります。期限前に新しいETCカードが届くため、有効期限を迎えたETCカードは必ず新しいカードと入れ替えましょう。

古いカードは、個人情報の流出などのリスクを考えて、ハサミで切って捨ててください。
ETCカードとクレジットカードが一体型になったカードはないの?
かつてはETCカードとクレジットカードが一体化したものが存在していました。しかし、2018年の割賦販売法の改正により、現在は実質廃止の状態です。

2018年6月1日の割賦販売法の改正では、セキュリティ対策の一環としてETCカード・クレジットカードの一体型カードの切り替えが推奨されました。現在このカードは使用できないため、もし所有している場合は新しいカードへ切り替えるか、新規でETCカードを発行しましょう。