フリーランスエージェントおすすめ14選！デザイナー・エンジニア・ライター向け一覧

フリーランスエージェントとは、仕事獲得のための営業活動から、条件交渉、契約、請求までを代行してくれる、フリーランスのデザイナー・ITエンジニア・ライター向けのサービスのことです。

営業不要で高単価案件を獲得できる、健康面・確定申告など税制面の福利厚生を受けられるなど、フリーランスエージェントを利用するメリットは豊富です。

今回は、フリーランスエンジニアにおすすめのエージェントを紹介。求人数の多さ・福利厚生の充実度・支払いサイトの短さに着目して厳選しました。

■フリーランスエージェントのおすすめ一覧

1.【レバテックフリーランス】
求人数業界トップ、利用者の平均年収876万円、高収入が途切れない案件サポート
2.【Midworks（ミッドワークス）】
フリーランス協会のベネフィットプランを無料で利用できる
3.【Futurizm（フューチャリズム）】
個性重視の長期的なキャリア支援
4.【FREE-DA（フリーダ）】
支払いサイト業界最短１日！即日払いもOK
5.【HiPro Tech（ハイプロテック）】
70%以上が自社開発案件、すべて直接契約で中間マージンなし
6.【ギークスジョブ】
関東・関西・福岡・名古屋エリアを中心としたリモート案件が80%以上
7.【PE-BANK（ピーイーバンク）】
共同受注契約なので、金額・仕事内容・条件が開示される
8.【クラウドテック】
ベビーシッター・育児サポートなどパパママ向けサポートが充実
9.【ポテパンフリーランス】
専属の税理士やファイナンシャルプランナーがサポート
10.【FLEXY（フレキシー）】
PJTのコアを担う重要案件でワンランク上のキャリアを実現
11.【ランサーズエージェント】
クラウドソーシング業界の草分け・ランサーズグループの規模と安定感
12.【フォスターフリーランス】
「報酬早期受け取りサービス」で最短翌月6日以内に振り込み
13.【テクフリ】
業界最高水準の1日約11件ペースで案件増加、マージン率10％案件保有
14.【Workship（ワークシップ）】
支払いサイトが1～4日に短縮される「報酬前払いオプション」あり

フリーランスエージェントの選び方

数多くあるフリーランスエージェントを選ぶときは、次のポイントを押さえましょう。

求人数が多いところを選ぶ

フリーランスエージェントを選ぶときは求人数の多さをチェックしましょう。

目安として、1,000件以上なら安心して選べます。

求人数が多いエージェントを使う意味は、幅広い選択肢から自分に合う仕事を探せることです。また、求人の紹介が途絶えにくい点もメリットでしょう。

内閣官房日本経済再生総合事務局「リーランス実態調査」を参照すると、フリーランスとして働く上での障壁として「収入が少ない・安定しない」と回答した人が6割となりました。

特にフリーランスとして生計を立てる方にとって、継続的に案件を獲得できるかどうかが、最重要課題といえるのです。

求人数が多いエージェントにいくつか登録しておけば、常に案件を確保しておけます。

参照：フリーランス実態調査結果

福利厚生が充実したところを選ぶ

求める福利厚生があるかどうかも、チェックしたいポイントです。例えばケガや事故など、万が一のときに補償金を受け取れる「報酬保証」があれば安心して働けます。また、健康保険や確定申告などの手続きを一人でやるのに不安がある方は、サポートを受けられたら心強いでしょう。

福利厚生の内容はエージェントによってさまざまなので、比較して選ぶのがおすすめです。

支払いまでの期間（支払いサイト）が短いところを選ぶ

できる限り早めに報酬を受け取りたい方は、支払いまでの期間（支払いサイト）が短いエージェントを選びましょう。

支払いサイトが60日間のエージェントだと、稼働開始後、報酬を受け取るのが3ヵ月後になる場合も。レバテックフリーランスのように支払いサイトが15日のエージェントであれば、締め日から半月以内に報酬を受け取れます。

仕事を辞める時の流れは？手順やポイント、注意点を解説

フリーランスエージェントの報酬とマージン率

フリーランスエージェントで獲得した報酬からはマージンが差し引かれます。

マージンとはエージェントの取り分で、マージン率とは、その割合のことです。

一般的なエージェントはマージン率を公開していません。しかし中には、マージンが発生しなかったり、「○○％」と公開しているところもあります。

フリーランスエージェントおすすめ14選！

求人数の多さ・支払いサイト・福利厚生に着目して、おすすめのフリーランスエージェントを選びました。

【レバテックフリーランス】

業界認知度NO.1・求人数業界トップのレバテックフリーランスは、利用者の平均年収が876万円。高収入が途切れない案件サポートを受けられるので、継続的に高単価の案件を受注したい方におすすめです。

フリーランスのための福利厚生パッケージ「レバテックケア」では「安定した収入」「税務関連の手続き」「ヘルスケア」の3つの側面でのサポートを受けられます。

専任のフォロワーがついて、案件と収入が途切れず次の現場に移れたり、現場での些細な悩みや疑問に対応してくれたりするため、フリーランス駆け出しの方も安心です。

2021年に実施された日本マーケティングリサーチ機構の、フリーランスエージェントに関する調査で、レバテックキャリアは全国の累計登録者数No.1を獲得しました。収入の安定性やサポートの手厚さが支持されているといえます。

参照：フリーランスITエンジニアのための専門エージェント「レバテックフリーランス」がフリーランス登録者数において第1位となりました！（日本マーケティングリサーチ機構調べ）

＼求人数トップ！継続高収入案件／

IT業界の転職に強い！レバテックキャリアの評判を解説

【Midworks（ミッドワークス）】

Midworks（ミッドワークス）の最大の特徴は充実した福利厚生です。案件を受注すると「フリーランス協会のベネフィットプラン」の年会費が無料になります。

フリーランス協会のベネフィットプランでは、業務遂行中の対物・対人の事故だけでなく、情報漏えいや納品物の瑕疵、著作権侵害や納期遅延などが補償されます。

例えば、納品したシステムに不具合が生じ、発注者に費用が発生した場合も、ベネフィットプランの会員であれば、弁償する必要はありません。会員本人だけではなく、発注主も補償対象となるため、安心して業務を発注してもらえます。

Midworksではほかにも次のような福利厚生を受けることが可能です。

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【Futurizm（フューチャリズム）】

Futurizm（フューチャリズム）は一人ひとりの個性を重視した案件の提案と、長期的なキャリア支援が強みです。市場動向に精通したコンサルタントが、キャリアビジョンを把握のうえ、長期的に活躍できる案件を紹介してくれます。

サポートするのは、5年以上の実務経験があり、クライアントが求めるスキルやフレームワーク・開発ジャンル・年齢層・などを熟知したコーディネーターです。

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【FREE-DA（フリーダ）】

FREE-DAの支払いサイトは業界最短の1日となっており、「FREE-DA即払い」を利用すれば即日払いも可能です。FREE-DA即払いとは、利用者が、エージェントに請求書を提出することで、即日に報酬が支払われるサービスのことです。

即払いを受けるには、「FREE-DA即払い」のアカウントを開設し、収納代行用口座「FREENANCE振込専用口座」を事業収入の受け取り先とする必要があります。

アカウント開設は無料です。

参照：ITフリーランス向けに金融支援サービス「FREE-DA即払い」を開始。デジタルトランスフォーメーション（DX）実現を支援するハイウェル

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【HiPro Tech（ハイプロテック）】

「興味がある領域にオーナーシップを持ってコミットしたい」そんな方には70%以上が 自社開発案件のHiPro Tech（ハイプロテック）がおすすめです。

案件はすべて企業との直接契約となっており、中間マージンが発生しません。HiPro Techの案件は契約更新率が75％と高い点も特徴。長期契約を希望される方にも向いています。

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【ギークスジョブ】

ギークスジョブはITエンジニア・Webプロデューサー・Webデザイナー向けのエージェントです。関東・関西・福岡・名古屋エリアを中心とした案件を保有しており、リモート案件が80%以上となっています。また、週3～4日稼働の案件など、ライフスタイルに合わせて提案してもらえる点も魅力です。

■週3稼働OKの案件例

「副業なので、リモートがいい」という方も条件に合う案件が見つかりやすいでしょう。

また、ギークスジョブに登録すれば、ITフリーランス向け福利厚生プログラム「フリノベ」を利用できます。

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【PE-BANK（ピーイーバンク）】

PE-BANKが取り扱う案件は共同受注契約なので、金額・仕事内容・条件が開示されます。

請負契約における再委託では、正式な受注金額について公開されない場合がありますが、共同受注契約のPE-BANKは、取引先との契約内容をすべて把握できます。

報酬は規定に従って分配される仕組みです。分配率は92%、90%、88％の3パターン。案件の総額がいくらなのか、PE-BANKとフリーランスエンジニアの取り分がいくらずつなのかが明確な点がメリットです。

「マージンが不明瞭で結局、どれだけ売上を上げているのかわからない、モヤモヤする」という方も、PE-BANKならクリアな状態で受注できます。

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【クラウドテック】

クラウドテックはベビーシッター・育児サポートなど、フリーランスパパ・ママ向けの会員限定特典サービスが特徴です。

ほかにも、国内＆海外のホテル、パッケージツアーをお得に利用できるサービスや、健康診断などの健康サポートなど、さまざまなサービスが用意されています。

「フリーランスとして働きながら、家族との時間を大事にしたい」そんな方におすすめです。

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【ポテパンフリーランス】

ポテパンフリーランスは、専属の税理士やファイナンシャルプランナーに、会計や税務、資産形成など、気になるお金の問題を相談できます。フリーランスになると、所得税、住民税、社会保険料などはすべて自分で手続きして、納税しなくてはなりません。

「経理処理を後回しにしていたら、確定申告のときに困ってしまった」そんなことにならないために、また、節税のためにも、正しい知識を身につけて、計画的に手続きする必要があります。

「本業で忙しいので手続きに時間をかけたくない」、「自分だけでやるのに不安がある」

そんな方にとってポテパンフリーランスの税務・保険サポートは心強いでしょう。

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【FLEXY（フレキシー）】

FLEXYの案件は、ハイスキルな人材を求めている企業が中心です。技術顧問・テックリード・メインデザイナー・プロジェクトマネージャーなど、プロジェクトのコア部分を担う重要な案件が多くあります。

案件は、「ワンランク上のキャリアを目指したい」、「週2日程度で無理のない働き方をしたい」など、希望に合わせてコーディネーターが提案してくれます。働く場所や稼働日数の面で、融通のきく企業が多い点も特徴。

「自由な時間と場所で、やりがいがあるハイレベルな案件に挑戦してキャリアアップしたい」そんな方に向いています。

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【ランサーズエージェント】

ランサーズエージェントは、仕事のマッチング総額（流通総額）10,318百万円（2022年3月期）・連携46万社という、クラウドソーシング業界の草分け的存在「ランサーズグループ」に属します。

案件はエンジニア・デザイナー・PM・マーケター向けとなっており、WEB系案件は全てエンド・元請け直案件のため無駄なマージンが発生しません。

※一部業務系案件はエンド・元請け直案件以外も含む

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【フォスターフリーランス】

フォスターフリーランスは、報酬の早期受取サービス「EarlySite（アーリーサイト）」を展開しています。EarlySiteとは、報酬の受取日を自由に設定できるサービスです。通常30日の支払いサイトが最短6日となり、働いた月末締め、翌月6営業日前後に報酬を受け取れます。

EarlySiteの利用は、月単位で選択できて、継続申込も可能です。サービス利用の手数料は2.5％となっています。

※当該早期受取サービスは、フォスターネットと業務委託契約を締結するフリーランス（個人事業主）の方向けに株式会社マイナビブリッジが提供するサービスとなり、ご利用の際には手数料がかかります。

＼求人数トップ！継続高収入案件／

【テクフリ】

テクフリは、2022年3月より、1日あたり約11件ペースで掲載案件数が増加し、2022年6月に過去最多の10,000件を突破しました。増加スピードは業界最高水準です。

マージン率10％の案件を多く保有している点も特徴。高い還元率の結果として、利用者の約3人に1人が収入20％以上アップを実現しています。

参照：ITフリーランスの案件サイト「テクフリ」が業界高水準の案件増加率で過去最多の案件数10,000件を突破！

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【Workship（ワークシップ）】

「今月ピンチなので早めに報酬受け取りたい」そんな方におすすめなのが「前払いオプション」を採用する Workshipです。

「前払いオプション」とは、期日を待たずに報酬を受け取れるサービスです。

通常、Workshipの支払いサイトは30日ですが、前払いオプションを使えば締め日から最短で1～4営業日後に振り込んでもらえます。

前払いオプションの手続きは、Webサイトで簡単にできます。ただし手続き時に本人確認が行われるのと、申請期限がある点に注意しましょう。

また、「前払い」と聞くと、案件着手前に前払いしてもらえると思う方もいるかもしれませんが、報酬を受け取れるのは、あくまでも納品を行い、案件が完了となったあとです。

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フリーランスエージェントに登録するメリット

フリーランスエージェントに登録する主なメリットは次の4つです。

エージェントの利用は、フリーランスとして個人で活動するより安心・お得なポイントが満載です。

1つずつ解説します。

営業スキルがなくても仕事を獲得できる・手間を省ける

フリーランスエージェント活用の最大のメリットは、営業スキルがなくても稼げること・営業活動の手間を省けることです。特にフリーランス駆け出しで、人脈がない方は、「営業方法が分からず、案件を受けられない」という状況に陥りやすいです。

内閣官房日本経済再生総合事務局の「フリーランス実態調査」においても、15％以上の方が「仕事がなかなか見つからない」と回答したことがわかっています。仕事探しの負担を大幅に軽減できる点はフリーランスエージェントを利用する大儀といえます。

また、本業として会社で働きつつ、定時後・休日を活用してフリーランスとしての活動も行なっている「副業フリーランス」の方は、「そもそも営業に時間を割けない」というケースもあるでしょう。

フリーランスエージェントなら、自分で営業しなくてもスキルや知識に合った案件の紹介を受けられます。時間がかかる営業活動を省略し、仕事だけに集中できるのです。

参照：フリーランス実態調査結果

個人では契約不可の案件も獲得できる

個人では契約不可の案件も獲得できる点も魅力です。コンプライアンス上の理由で、個人事業主との契約に難色を示すユーザー企業も一定数います。

しかしエージェントを使えば、大企業の案件も受注可能で、仕事の幅が広がります。

内閣官房日本経済再生総合事務局の「フリーランス実態調査」においても「1人で仕事を行うので、他人とのネットワークを広げる機会が少ない」という回答が17％以上となりました。

エージェント経由でさまざまな企業と出会い、人脈を広げていける点もフリーランスエージェントを利用する魅力です。

参照：フリーランス実態調査結果

福利厚生を受けられる

フリーランスエージェントでは、福利厚生を受けられます。

福利厚生で受けられるサービスはさまざまです。

例えば育児中の方ならベビーシッターサービスがあるエージェント、スキルアップしたい方はUdemyを受けられるエージェント、といった具合に、求めるサービスにあわせてエージェントを選びましょう。

未払いなどのトラブルに巻き込まれにくくなる

フリーランスエージェント経由の仕事であれば、未払いなどのトラブルに巻き込まれにくい点もメリットです。エージェントは、クライアントへの請求を代行してくれます。

内閣官房日本経済再生総合事務局の「フリーランス実態調査」を参照すると、取引先とトラブルを起こした経験がある方が4割近くいることがわかりました。

フリーランスとして潤滑に仕事を続けていくには、みずから身を守る必要がありますが、エージェントがあいだに入ってくれたら心強いでしょう。

「契約書なしで仕事を求められる」「契約書に瑕疵担保責任10年と記載がある」といったリスクも回避しやすくなります。

しかし何事につけ、過信は禁物。エージェント経由の案件であっても、契約書の内容はしっかりと確認するようにしましょう。

フリーランスエージェントに登録するデメリット

フリーランスエージェントを利用するメリットは豊富ですが、デメリットもあります。

唯一のデメリットとしてあげられるのは、商流が1つ深くなり、中間マージンが発生することです。

メリットだけを見て、「思っていたのと違った」とならないように、確認しておきましょう。

商流が一つ深くなり、中間マージンが発生する

フリーランスエージェントを利用するデメリットは、中間マージンが発生することです。

中間マージンが、エージェントの利益となります。

ですから、エンジニアはユーザー企業が支払う単価のすべてを利益にできるわけではありません。手取りは、10～30%のマージンを抜かれた金額となります。

まとめ：フリーランスエージェントについてよくある質問

フリーランスエージェントを初めて利用する方は不明点もあるでしょう。多くの方が感じやすい疑問をピックアップして回答します。

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  著者 NETMONEY（ネットマネー）編集部