ハイクラス向けの転職サービスとして知られるリクルートダイレクトスカウトですが、案件数やサポート内容などについて、詳細な情報が欲しいという人も多いでしょう。

この記事では、実際に利用した人の声をもとに、リクルートダイレクトスカウトの評判やメリット・デメリットを紹介し、特徴などと合わせて解説していきます。

リクルートダイレクトスカウトとは?

リクルートダイレクトスカウト
(画像=リクルートダイレクトスカウト)
リクルートダイレクトスカウトの特徴
  • ハイクラス向けの転職エージェント
  • 登録したらスカウトを待つだけ
  • 2,500名以上のヘッドハンター

ハイクラス向けの転職エージェント

リクルートダイレクトスカウトは、株式会社リクルートの提供するヘッドハンティングサービスです。自らのキャリアを主体的に切り開いていきたいという人をサポートする、転職エージェントに近いサービスといえるでしょう。

特にハイクラス転職を検討している人向けに特化しており、公式ページでは年収800万~2,000万円の求人を豊富に揃えていると記載されています。求人検索条件の下限が年収600万円に設定されている点は、他の転職サイトや転職エージェントと異なる大きな特徴のひとつといえるでしょう。

登録したらスカウトを待つだけ

リクルートダイレクトスカウトが他の転職エージェントサービスと大きく異なる点は、スカウト機能に力を入れている点です。求職者は基本的に登録だけしておけば、スカウトされるのを待つだけ。登録料は無料で、非公開求人に出会える可能性もあります。

2,500名以上のヘッドハンター

2020年10月時点で、2,500名以上のヘッドハンターと提携しています。求職者が匿名レジュメを提出すれば、ヘッドハンターが代わりに求人を探してくれる仕組みです。匿名レジュメはヘッドハンター以外には公表されないので、個人情報が流出する心配もありません。

リクルートダイレクトスカウトを利用した人からの評判は?

実際にリクルートダイレクトスカウトを利用した方たちの転職事例から、評判をまとめました。

800万円以上の求人が多い

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「何といっても年収800万円以上のハイクラスな求人が多いことがメリットです。 」

ハイクラス向けの転職に特化しているというだけあり、年収800万円以上の求人が多いという意見が見られました。実際にリクルートダイレクトスカウトを利用したことで年収が上がったという声も少なくないようです。

ヘッドハンターの質がいい

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「年収800万円以上のハイクラス専用の転職エージェントを謳うだけあり、実際に優秀なエージェントが多いと感じました。 」

リクルートダイレクトスカウトの好意的な評価では、ヘッドハンターの質の高さが特に評価されています。企業側も年収に見合う人材を求めているため、ヘッドハンターも求職者とのやりとりを慎重に進めてくれる傾向にあるようです。手当たり次第に求人を送られたりすることがなく、求職者の経歴をきちんと見て意向を確認したうえで進めてくれる、という声が多く見られました。

求人総数は少ない

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「求人数は大手サイトに劣るものの、求人の質が高く、ヘッドハンターの対応が良かったので満足です。」

少々マイナスな意見としては、確かに年収800万以上の求人は多いものの、求人そのものの数は他の転職サイトや転職エージェントに比べると少なく、物足りなく感じるという声があります。ひとつひとつ丁寧に転職を進めてくれるためマッチする確率は高くなりますが、転職を急いでいる方には不向きといえるかもしれません。

リクルートダイレクトスカウトはどんな人におすすめ?

リクルートダイレクトスカウトはどのような人におすすめのサービスなのでしょうか。公式サイトの文言と実際の評判とを照らし合わせてみましょう。

リクルートダイレクトスカウトががおすすめの方
  • 将来に向けてキャリアアップを図る方
  • じっくり転職活動をしたい方
  • 転職する気はないけれど市場価値を知りたい

将来に向けてキャリアアップを図る方

リクルートダイレクトスカウトはハイクラスの求人がメインであることが魅力なので、将来に向けてキャリアアップをしていきたいという人にぴったりです。年収800万円以上の求人が多いことに加え、ヘッドハンターが求職者の意向をしっかりと確認しながら進めてくれるため、自分だけでは見つけることができないような好待遇の求人に出会える可能性もあります。

また、リクルートダイレクトスカウトは本業以外に顧問としての仕事を探している人にも向いています。近年では、シニア層が業務委託等で企業の顧問を務めることも少なくありません。リクルートダイレクトスカウトには経験豊富な人材を必要とする顧問求人も、他の転職サイトや転職エージェントに比べて見つかりやすくなっているようです。

じっくり転職活動をしたい方

他の転職サイトや転職エージェントは求人数の多さを誇っており、求人数が多ければ多いほど求職者の求める仕事に出会いやすくなる、と謳うところが多い傾向にあります。数多くの求人を見ることで転職も決まりやすくはなりますが、情報量に辟易してしまって待遇に多少妥協してしまうということもあるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトでは、求職者はヘッドハンターのスカウトを待つだけです。好待遇案件であるため、企業側も採用に慎重になり、念入りなすり合わせをするので、自分の希望に合った求人かをじっくりと見定めることができるでしょう。

転職する気はないけれど市場価値を知りたい方

リクルートダイレクトスカウトは、実は転職を考えていない人にもおすすめです。ヘッドハンターは求職者が登録した匿名のレジュメを見てスカウトを決めるため、求職者は自分の経歴が市場でどの程度の価値があるのかを知ることができます。登録も無料なので、転職する気がない人でも自分の市場価値を知るために登録してみてもいいでしょう。

リクルートダイレクトスカウトを利用する流れ

リクルートダイレクトスカウトを実際に利用するときの流れをご紹介します。

リクルートダイレクトスカウトを利用する流れ
  1. メールアドレスとパスワードで仮登録
  2. 会員情報、レジュメを登録
  3. レジュメは登録後、追加や変更が可能

1.メールアドレスとパスワードで仮登録

まずは公式ページの「会員登録(無料)」ボタンをクリックしましょう。メールアドレスと希望のパスワードを入力すると、仮登録が完了し登録したアドレスにメールが届きます。

Facebookアカウントがあるなら、そちらからログインするのもいいでしょう。個人情報がそのまま連携されるので入力の手間が省け、Facebookに転職状況が共有されることもありません。ただし、万が一にもFacebook上でつながっている人に転職活動を知られたくない場合は、メールアドレスでの登録がおすすめです。

2.会員情報、レジュメを登録

届いたメールに記載されているURLをクリックし、必要な会員情報を入力していくことで登録が完了します。当然ですが年収や経歴を詐称してはいけません。「直近の年収」には手取りではなく、総支給額を入力します。

重要なのは「職務内容」の部分です。キーワードを並べるだけでもいいですが、ヘッドハンターがスカウトの参考に見るのはこの部分なので、自分のセールスポイントをしっかりと記入するようにしましょう。

会員登録が完了すると、レジュメを登録することができます。過去の職務経歴を入力することができるので、勤続年数の長かった会社転職希望先に活かせそうな経歴は記入しておきましょう。自身のできること、成果が出せる分野について記載するとわかりやすくなります。

3.レジュメは登録後、追加や変更が可能

レジュメは登録した後でも追加や変更が可能です。希望のスカウトが来ない、思ったように活動が進まないと感じたら、修正してみるのもいいでしょう。

リクルートダイレクトスカウトを利用するメリット・デメリット

リクルートダイレクトスカウトを利用すると、どのようなメリットやデメリットがあるのかをまとめました。

リクルートダイレクトスカウトを利用するメリット

リクルートダイレクトスカウトのメリットは、ハイクラス転職に特化している点です。そのため、ハイクラスでの転職を希望していた人からは高評価の口コミが多く見られました。運営元がリクルート社であるところも、信頼性の高さを後押ししているようです。

主にヘッドハンターの質の良さ高収入の求人の豊富さに定評があり、実際にリクルートダイレクトスカウトを使って転職して、年収が上がった方も多くいます。また、納得いくまでじっくりと転職活動ができるため、慌てて転職してみたらかえって年収が下がってしまった、という事態を防ぐことができます。

ヘッドハンターのスカウトを待つのが基本ではありますが、求職者からも希望のヘッドハンターを検索することが可能です。担当業種や業界経験年数といった条件で検索することができ、会ってみて合わないと感じたら断ることもできます。自分と相性のいいヘッドハンターを納得いくまで選べるのは、大きなメリットといえるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトを利用するデメリット

デメリットとしては、キャリアが十分でない人には転職しにくいという点が挙げられます。見せられる実績がないとヘッドハンターからのスカウトを受けにくいでしょう。特に第二新卒や20代でこれから社会人経験を積んでいく人には、あまり向いていないかもしれません。

また、求人が年収600万以上の高年収に絞られているため、他の転職エージェントに比べれば求人数は少ないという口コミも多く見られました。求人が少ない分、転職が決まるまでに時間がかかる傾向にあります。来月には転職したい、と転職を急いでいる場合にはあまりメリットはないかもしれません。

ヘッドハンターを選ぶことはできますが、ヘッドハンターの役割はあくまでもスカウトなので、通常の転職エージェントのように書類の添削はしてくれません。人によっては書類の添削や面接指導を受けることで、徐々に転職が決まりやすくなる人もいます。転職活動をブラッシュアップしにくいという点でも、転職を急いでいる人には不向きといえるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトで理想的な転職を実現しよう

リクルートダイレクトスカウトの評判についてまとめました。リクルートダイレクトスカウトは高年収の転職に特化しているため、実績が不足している方や転職を急いでいる人には転職しにくいと感じるかもしれません。

しかし、転職でキャリアアップを図りたい人、納得できるまでじっくりと質の高い転職活動を望む人にとっては、年収アップできる可能性があるサービスといえるでしょう。リクルートダイレクトスカウトを活用して、理想の転職を実現させてください。