楽天銀行の住宅ローンは、事務手数料の安さが特徴です。繰り上げ返済の手数料がかからないなど利用者にとってうれしいサービスが満載。では、実際の利用者の評判はどんなものがあるでしょうか。この記事では、楽天銀行の住宅ローンの金利や特徴を解説しつつ、利用者の評判についても紹介します。楽天銀行の住宅ローンを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
楽天銀行住宅ローンの評価表
楽天銀行住宅ローンの評価 | ||
---|---|---|
口コミ評価 | ★★★★★ | |
金利 (各金利タイプ) |
変動型金利 | 年0.527%~ |
3年固定型金利 | 年0.702%~ | |
10年固定型金利 | 0.902~ | |
団体信用 生命保険料 |
無料 | |
保証料 | 無料付帯 | |
実績 | 7大疾病保証など保険が充実! |
楽天銀行のメリット・デメリット
メリット
- 金利の低さがトップ水準
- 審査が早い
- ネットで完結
デメリット
- 金利が高め
楽天銀行の口コミ・評判一覧
30代|男性
★★★★
ここ以上に安い金融機関は見つかりませんでした
効率よく楽天銀行ここ以上に安い金融機関は見つかりませんでした。また、繰上げ返済時に手数料がかからないことも、自分に合った返済ができる為有り難いと感じました。申し込みから審査が完了するまでのスピードも速く、スムーズに住宅ローンの手続きを進めることができました。
20代|男性
★★★
公務員、上場企業勤務社員におすすめ
400万円以上でないと、申し込みできない点から非常に厳しさはあります。しかし、公務員、大手企業に勤めている方であれば、問題なくクリアできる水準です。加えて、優遇金利もかなり良いので非常に優良な住宅ローンだと思います。繰り上げ手数料もないので、早期返済も可能なため使いやすいです。
30代|男性
★★★★★
事務手数料が非常に安い
楽天銀行は2000年に設立された国内2番目のネット銀行。ネット銀行の魅力は金利の安さですが、楽天銀行は事務手数料も他の銀行に比べて安くなっています。変動金利の事務手数料は定額324,000円。他のネット銀行では融資額に対して事務手数料が2.0%の銀行が殆どですので、事務手数料が非常に安くなっています。
20代|男性
★★★
金利が安い
楽天銀行の最大のメリットとしましては、金利が圧倒的に安いという点ですね。事務手数料が借り入れ金額の1.08%となっていて、ほとんど金利の負担が存在しないので、そこは助かると思います。しかし、手続きが少し面倒くさい設定になっており、自分で進めていかなければならない項目が多く、初心者には辛いかもしれません。
30代|女性
★★★★★
サービスが充実
楽天銀行の住宅ローンは借り入れの金利が低かったりや諸経費にかかる費用が安いのが魅力です。また住宅ローンの借入金は、物件購入価格の80%が上限になっていることが多いのですが、楽天銀行では100%の借り入れが可能なのも魅力です。保証料や繰上げ返済にかかる手数料が0円だったり団信のがん保障特約が自動付帯されたり、サービスも充実しています。
30代|男性
★★★★★
低金利!買うなら今!
手数料が安く、金利も低いので組む理由は充分にあると言えますが、本審査の期間が長く1ヶ月くらいかかりました。電話問い合わせしましたが、対応もイマイチでした。しかし、やはり今乗りに乗っている金融機関ですし、ポイントを併用して楽天経済圏をフル活用するのがお得だと思います。
30代|女性
★★★★
楽天ポイントが魅力的です!
楽天銀行では、他行の口座を返済口座として指定することができますがその分金利が上乗されてしまいます。また、変動金利を選択した場合、どの金利が適用されるのかは本審査に通るまで分かりません。その代わり、楽天ポイントのハッピープログラムのステージのランクが上がるので、楽天スーパーポイントが貯めやすくなります。楽天ポイントを貯めていたり、同サイト利用の多い人にはお得だと思います。
20代|女性
★★★★★
簡単で安心
住宅ローンの審査手続き・契約手続きは、ネットと郵送手続き、対面での手続きもあり、自分に合った手続き方法を選ぶことができるという点でとても優れています。他社のネット銀行の住宅ローンよりも個人信用情報に厳しいのでその分安心して利用することができます。
30代|男性
★★★
ポイント還元がすごい
楽天銀行の住宅ローン仮審査を実際にやってみたんですが、少し低金利にする為に公共料金など支払いをする必要があるのですが、金利自体はかなり安くなります。そして楽天ポイントでの還元率がかなり良いというのが目に着きました。保険なども色々あるんですが、疾病保健もかなり幅広くカバーできます。ただやはり自分で内容を理解するのは大変に感じました。
30代|男性
★★★★★
楽天銀行の住宅ローンで、がん保障特約も
私が、楽天銀行の住宅ローン仮審査で非常に良かった内容としましては、がん保障特約も付いてくるという内容でありました。住宅ローンだけではなくて、保険についても、セットで付けて頂けることで、非常にお得感を実感できました。楽天銀行での住宅ローンのサイト上で返済シュミレーションができる点についても素晴らしいと思えました。
楽天銀行の住宅ローンとは
楽天グループによって運営される楽天銀行。ネットバンクとして利用している人も多いのではないでしょうか。そんな楽天銀行が提供する住宅ローンが現在注目を集めています。扱う住宅ローンは大きく分けると「変動金利」「固定金利」「フラット35」の3種類。フラット35は、全期間金利を固定で利用できるため、将来の見通しを立てるために利用したいと考える人も多いでしょう。
ネットバンク系の住宅ローンでは、フラット35を扱う金融機関が少ないため、楽天銀行は有力な候補です。その他にも金利や各種手数料の安さなど利用者にとってうれしいポイントがたくさんあります。では、具体的にどのような特徴があるのか見ていきましょう。
楽天銀行の住宅ローンにはどんな特徴がある?
楽天銀行の住宅ローンの特徴を5つ紹介します。
金利や事務手続き費用が他社より安い
楽天銀行住宅ローンの特徴として金利と事務手数料の安さが挙げられます。以下、楽天銀行で利用できる住宅ローンの金利です。(2021 年3月1日現在)
変動金利タイプ 年0.537%
固定金利タイプ(2・3・5・7・10年) 年0.717%~1.567%
フラット35団信あり(15年以上~20年以下) 年1.26%~1.52%
フラット35団信あり(21年以上~35年以下) 年1.35%~1.61%
フラット35団信なし(15年以上~20年以下) 年1.06%~1.32%
フラット35団信なし(21年以上~35年以下) 年1.15%~1.41%
※省エネ住宅対象のフラット35Sは、金利より▲0.25%。借り換えの場合は、金利が異なります。
上記から分かるとおり、比較的安い金利だといえるでしょう。また一般的にほかの金融機関では「借入金額×2.2%」程度が手数料としてかかりますが、楽天銀行の住宅ローンでは、事務手数料が一律33万円で固定です。仮に借入額が4000万円の場合、手数料が2.2%かかる金融機関では88万円となるのに対して、楽天銀行の住宅ローンでは33万円に抑えることができます。住宅ローンを利用するにあたって諸費用を抑えたい人には、うれしいポイントでしょう。
ただしフラット35では、一律固定が適用されず、事務手数料として借入額の1.1%がかかる点は注意が必要です(楽天銀行以外で引き落としなら1.43%)。それでも一般的な手数料よりはお得といえるでしょう。
他社のネット銀行よりも信用情報に厳しい
楽天銀行の住宅ローンの審査は、他のネット銀行よりも厳しく設定されています。特に変動金利、固定金利の金利選択型において、その基準は業界の中でも厳しいクラスといえるでしょう。具体的な基準は、以下の通りです。
申込可能な時間
- 年収400万円以上
- 勤続年数1年以上
- 団信への加入
- 65歳未満、かつ完済時の年齢が満80歳未満
一方フラット35は、金利選択型よりも審査基準が緩やかな傾向です。なぜならフラット35の審査は、住宅金融支援機構の指示のもとに行われるため、楽天銀行独自の基準がないからです。金利選択型の商品は、厳しい審査をクリアできる人、それ以外の人はフラット35を組み合わせるなど、楽天銀行の住宅ローンは多くのニーズに対応しているといえるでしょう。
住宅ローンの複数申し込みのメリットは?
住宅ローンを複数申し込むメリット
- 他社の住宅ローン商品を比較検討できる
- 比較して、条件が良いローンを選べる
「万が一審査に落ちたときに、滑り止めがあると安心」と言った理由から、複数の住宅ローンの仮審査に申し込みを考えている人も多いでしょう。
そんな人におすすめなのがモゲチェックです。
モゲチェックは、一度の申し込みで、複数の住宅ローンを比較することができます。
また申し込みはwebで5分で完結し、登録や手数料など費用が一切かかりません。
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審査から融資までの期間が長くなりやすい
「できるだけ早く融資を受けたい」という人も多いかもしれません。しかし楽天銀行の住宅ローンでは、審査から融資の実行まで比較的時間がかかるため、その点は注意が必要です。具体的にどれだけの日数がかかるか見ていきましょう。
・金利選択型
事前審査から申込書受け取りまで:5~10日
本審査:7~14日
契約書の受け取りから融資まで:14~21日
・フラット35
事前審査から申込書受け取りまで:8~11日
本審査:7~14日
契約書の受け取りから融資まで:20~30日
上記のように金利選択型よりもフラット35のほうが、審査に1週間以上の時間を要することが分かります。またフラット35は、「毎月11営業日以降のみ融資を実行できる」と決められています。そのため審査が月末に終わったとしても、翌月の中ごろまで融資の実行を待つケースもあるのです。融資を受ける際は、スケジュールに余裕を持つようにしましょう。
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繰り上げ返済の手数料がかからない
楽天銀行の住宅ローンでは、変動金利や固定金利などプランを問わず、一部繰り上げ返済手数料および全額繰り上げ返済の手数料がかかりません。
・変動金利
1回あたり1万円以上から繰り上げ返済可能
・フラット35
1回あたり10万円以上から繰り上げ返済可能
長い返済期間の間には「毎月の返済額よりも多めに返せる」という状況もあるでしょう。ローン残高を少しでも減らすために繰り上げ返済しようと思っても、たくさん手数料がかかってしまっては 意味がありません。その点楽天銀行の住宅ローンでは、繰り上げ返済に関する手数料が無料のため、自分の状況に合わせて返済額をコントロールできます。
また下の表は、株式会社ZUUが2021年4月に住宅ローンの経験者500人に行った楽天銀行の調査結果はこちらです。 (実査機関:クロス・マーケティング)。\一度に複数の住宅ローンを比較できる!/
楽天銀行の住宅ローンで借り入れた場合のシミュレーション
住宅ローンを受けるにあたって返済の見通しを立てることは何より大切です。そのために事前に返済シミュレーションを行いましょう。楽天銀行では、公式ホームページより毎月の返済額を算出できます。 シミュレーションでは、下記の項目の入力が必要です。
申込可能な時間
- 借入金額
- ボーナス月の追加返済額
- 借入期間
- 金利タイプ
- 返済方法(元利金等、元金均等)
実際に以下の例でシミュレーションしてみましょう。
借入金額:3000万円
ボーナス月での追加返済額:12万円
借入期間:20年
金利タイプ:変動金利
返済方法:元利金等
結果は、以下の通りです。
毎月の返済額:11万1905円
ボーナス月の追加返済額:11万9856円
総支払額:3 165万1474円
内利息支払額:165万1474円
シミュレーション結果は、設定した数値に基づく概算のため、実際の契約内容や物件情報によって変わる可能性があります。ただ毎月の返済額などが分かり、将来の見通しを立てるために十分に活用できるため、楽天銀行の住宅ローンを利用したい人はぜひシミュレーションを行ってみてください。
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楽天銀行の住宅ローンの評判は?
楽天銀行の住宅ローンは「手続きに関する費用の安さ」が評判です。またいつでも残高照会が可能な点もメリットでしょう。中でも手数料の安さは 他の銀行と比較すると格段に安く、「節約できた」という声も多いようです。
またネットからの手続きや、残高紹介でがきる点もネットバンクならではのメリットといえそうです。ただ店舗がないため、自分で手続きを進めることが苦手という人には、難しいかもしれません。以下実際の口コミです。
男性/20代
評価/★★★★
定額の事務手数料! 借入金額によらず、事務手数料が低額なのが使ってみてとてもよかったです。
女性/30代
評価/★★★☆
諸々の手続き費用が他社に比べて抜群に安い。おすすめ出来る。
次にデメリットの口コミです
女性/50代
評価/★★☆☆
1か月以上本審査にかかりました。
男性/20代
評価/★★☆☆
ネット銀行にしてはあまり金利が良くない。
このように楽天銀行には、良いクチコミや悪い口コミもあるので、住宅ローン選びの参考にしましょう。
楽天銀行の住宅ローンはどんな方におすすめ?
自己資金が少なく、借り入れ当初の負担を減らしたい人は、楽天銀行の住宅ローンが向いています。事務手数料が一律固定なので、借入額が大きい場合でも安心です。また楽天銀行はネットバンクで店舗を持っていませんが、ZoomやSkypeなどビデオ通話での相談ができます。22時まで相談を受け付けており、PCやスマートフォンから利用できるため、スケジュールに合わせて自宅から相談してみましょう。
一方で書類準備や各種手続きなど、自分で進める自信がない人には向いていません。ネットでの相談も可能ですが、ビデオ通話に慣れていない人は利用しづらいでしょう。そういった人は、実際に店舗を構える金融機関の利用がおすすめです。
楽天銀行の住宅ローンを申し込む流れ
楽天銀行の住宅ローンは、申し込みから融資に至るまですべてネットや郵送で完結できます。申し込みの手順は以下の通りです。
1 Webでの申し込み
楽天銀行のホームページより申し込みします。
2 事前審査の実施
申し込み情報に基づき事前審査が行われます。
3 申し込み書類の郵送
事前審査で承認、もしくは判断不可と判定された場合、申込書が送付されます。必要書類をそろえ申込書に記入のうえ郵送。書類や申込書に不備があると時間がかかるため注意しましょう。
4 本審査
提出した書類に基づき本審査が行われます。
5 口座振替依頼書等の提出
審査で承認された場合、口座振替依頼書等の書類の送付が必要です。その後、契約書が郵送されます。
6 契約書の記入、郵送
届いた契約書に記入のうえ郵送します。
7 融資実行
また契約に際して必要な書類は、以下の通りです。
【必要書類】
申込書類
・借入申込書
・個人商法および個人信用情報の取扱いに関する同意書
団体信用生命保険を利用する場合
・団体信用生命保険申込書兼告知書
・健康診断結果証明書
本人確認書類
・住民票
・健康保険証のコピー
・運転免許証のコピー
収入に関する資料
・源泉徴収書コピー
・住民税特別徴収税額の通知書原本および住民税課税証明書原本
・確定申告書および付表のコピー
・所得税納税証明書
物件に関する書類
・不動産売買契約書のコピー
・重要事項説明書のコピー
・工事請負契約書のコピーなど
団信の種類や、個人事業主、法人代表などの場合は、必要な書類が異なる場合があるため、該当する場合はホームページで確認しておきましょう。
低金利で住宅ローンを組むなら楽天銀行の住宅ローンで決まり
金利の低さや事務手数料の安さが特徴の楽天銀行住宅ローン。繰り上げ返済での手数料がかからない点もうれしいポイントですね。また店舗窓口はないもののビデオ通話でのオンライン相談もできるため「何かわからないときは対面で相談したい」という人でも安心して利用できます。
ただ審査期間が比較的長くかかるため「すぐに融資を受けたい」という人には向いていないでしょう。また金利タイプによっては審査基準が厳しく設定されており、希望のプランでの住宅ローンが受けられない可能性があります。自分の状況や利用にあたって重視する点を明確にした上で、住宅ローンを検討してください。
調査概要
実査機関 | 株式会社クロス・マーケティング |
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調査目的 | 住宅ローン利用者への満足度に関する調査 |
調査対象 | 住宅ローン利用した経験がある方 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査対象者数 | 500名 |
調査実施期間 | 2021年4月 |
調査対象地域 | 日本国内 |
母集団 | 住宅ローン利用した経験がある20歳~69歳の男女500名 |
楽天銀行の変動金利は毎年2月1日および8月1日に変更されます。また、変動金利利用期間中に固定金利プランに変更することができます。ただし、選択した固定期間中の変更はできない点に注意が必要です。また、楽天銀行以外の金融機関の口座を返済口座に指定した場合は、適用金利に0.3%の上乗せが発生する点にも気をつけましょう。原則として住宅ローンを利用する場合は、利用している金融機関の口座を返済用口座に指定すると思っておいた方がいいでしょう。楽天銀行の融資手数料は定率型は取り扱っておらず、借入金額に関係なく330,000円となる点も覚えておきたいところです。