本稿ではイオン銀行の住宅ローンの特徴や評判、おすすめしたい人などを解説していきます。

イオン銀行の住宅ローンとは

(画像=PIXTA)

イオン銀行は、イオングループのネット銀行。2008年から住宅ローンの提供を開始しました。

イオン銀行の住宅ローンは金利の低さや諸費用の安さに定評があり、住宅ローンに紐づけたフリーローンも提供しているなど、費用面でのメリットが多いのが特徴です。このほかイオングループとして総合スーパー事業やスーパーマーケット事業、ヘルス&ウェルネス事業など幅広く手掛けているため、住宅ローンを利用することでイオングループのサービスがお得に利用できる特典も受けられます。

このように一般的な金融機関の住宅ローンに比べて、イオン銀行の住宅ローンは独自のサービスを多数提供しています。独自のサービスも含め以下に詳しく解説していきましょう。

イオン銀行の住宅ローンにはどんな特徴がある?

イオン銀行の住宅ローンの主な特徴には、以下の5つが挙げられます。

Webかイオンの店舗から申し込み可能

イオン銀行はネット専業銀行です。ネット銀行は基本的に無店舗経営であるため、住宅ローンはWebのみで申し込むのが普通です。イオン銀行の住宅ローンもWebで申し込み可能です。

しかしネット銀行としては珍しく、店舗からの申し込みもできます。イオングループは多数の店舗を経営しているため、全国のイオンモールで申し込めるのです。365日、土日も営業しているので、Webだけでは不安という人は利用してみるといいでしょう。

提携先の売主分譲会社の物件を購入するのであれば審査期間が短縮される

イオン銀行の住宅ローンは、申し込みから実際の借入までに1ヶ月~1ヶ月半かかるとされています。もちろん、受付状況や申し込み内容によって審査期間は変わるため、1ヶ月半以上かかる可能性もあるでしょう。一般的に住宅ローンは1ヶ月程度で借りられるため、イオン銀行の審査期間はやや長めであるといえます。

ただしイオン銀行と提携している売主分譲会社から購入する場合には、審査期間が短縮され1ヶ月以内で融資実行となる場合もあります。

諸費用は「物件価格×5%」の金額までローンに組み込める

イオン銀行の住宅ローンでは、諸費用の一部をローンに組み込むことができます。物件の売買契約金額と工事請負契約金額の105%を限度額としており、借入金を仲介手数料や登記費用に充当できるのです。住宅ローンの借り換えでも、諸費用を含めて融資を受けられます。

また、イオン銀行は「イオンアシストプラン」という住宅ローン利用者限定ローン(住宅ローンを組んでいる人を対象とするフリーローン)も提供しています。これを諸費用や物件購入後の様々な出費に充てることで、物件取得時の負担をさらに軽減できます。

ローン契約者はイオングループでのお買い物が5%OFFに

イオン銀行で住宅ローンを組むと、イオンセレクトクラブに入会することができます。イオンセレクトクラブとは、イオングループでの買い物の際、実店舗・オンラインショップを問わず5%OFF特典が受けられるものです。ただ有効期限は5年なので、その点は気をつけてください。

このほか定期預金金利の優遇やゴールドカードの発行など、様々な特典を設けています。

イオン銀行の住宅ローンで借り入れた場合のシミュレーション

イオン銀行で住宅ローンを組むと、月々の返済額や全期間での総支払額はどの程度になるのでしょうか。一般的なケースでシミュレーションしてみましょう。

ここでは、以下の条件でシミュレーションします。

借入総額:3000万円
ボーナス返済:しない
借入期間:30年
金利タイプ:変動金利
適用金利:年0.52%(手数料定率型)・年0.72%(手数料定額型)

なお、イオン銀行の住宅ローンでは手数料を定率型・定額型から選ぶことができ、

定率型→ローン取扱手数料は借入総額の2.2%(最低取扱手数料22万円)、利率が定額型より0.2%低くなる
定額型→ローン取扱手数料は一律11万円、利率が定率型より0.2%高くなる

という違いがあります。定率型・定額型のシミュレーション結果は以下の通りです。

   定率型(円)  定額型(円)
 借入金利  0.52%  0.72%
 毎月の返済額  9万0020円  9万2681円
 年間の返済額  108万240円  111万2172円
 諸費用  ローン取扱手数料  66万円  11万円
 借入契約収入印紙代  2万円  2万円
 抵当権設定登録免許税  12万円  12万円
 司法書士報酬  8万円  8万円
 その他  32万円  32万円
 支払い総額  3360万7113円  3401万5357円
 (うち利息)  240万7113円  336万5357円

イオン銀行の公式サイトでは住宅ローンのシミュレーションができます。自分の条件をあてはめてシミュレーションし、確認することが大切です。

イオン銀行の住宅ローンの評判は?

イオン銀行の住宅ローンの評判をチェックしてみると、注目されている特徴やメリットが分かります。

よく見られる評判には以下のようなものがあります。

● 金利の低さと諸費用の安さが魅力だった。イオンでの買い物が5%オフになるのもよかった。
● ネット銀行の中でも、イオン系列だから信頼感があった。
● ネット銀行なので対応の丁寧さに不安があったが、丁寧に対応してもらえた。融資まで時間がかかったが、その間も定期的に連絡をくれたので安心して手続きできた。
● 不動産会社から地銀の住宅ローンを紹介されたが、金利が高いと感じたのでネット銀行も検討したところ、イオン銀行の住宅ローンのほうが保障と金利が良かった。不動産会社から勧められるままに決めなくて良かった。
● イオンモール内に店舗があるので、土日に相談できた。普通の銀行は平日しか相談できないので助かった。

これらの評判から、多くの人がイオンセレクトクラブの割引特典、金利と諸費用の安さ、イオンモールで対面相談できること、保障が充実していることなどに満足していることがわかります。

イオン銀行の住宅ローンはどんな方におすすめ?

以上の内容を踏まえ、イオン銀行の住宅ローンは次のような人におすすめです。

イオンをよく利用する人

特徴と評判でも解説した通り、イオン銀行で住宅ローンを組むと、イオンセレクトクラブに加入できます。これにより、5年間にわたり毎日、イオングループで買い物するたびに5%OFFの適用を受けられます。普段からイオングループの利用が多い人であれば、大きなメリットを感じられることでしょう。

自己資金が少ない人

イオン銀行の住宅ローンは、諸費用の安さに定評があります。シミュレーションでも述べた通り、定額型の場合にはローン手数料が11万円しかかかりません。これにより、金利が少し高くなるデメリットはあるものの、自己資金が少なく、初期費用を抑えたい人にはおすすめです。

さらにイオン銀行の住宅ローンは、物件価格の105%まで借り入れができます。定額型を選ぶことで、初期費用を全てローンでカバーできることも多いです。5%に収まらない場合にも、住宅ローン利用者限定ローンによってさらなる借り入れが可能です。

なお、イオン銀行の住宅ローンでは、自己資金に応じた金利優遇がありません。しかしそもそもの金利が低く設定されているため問題にならず、この点でも自己資金が少ない人におすすめです。

金利を重視している人

イオン銀行の住宅ローンは、金利を重視している人にもおすすめです。

新規借り入れ・借り換えのいずれの場合でも、変動金利は年0.52%、当初10年固定特別金利プランは年0.62%の設定です。この設定はいずれもローン取扱手数料が定率型の場合に限られますが、定額型でも年0.2%の上乗せであり、かなり低い水準であるといえます。

リスクへの備えを重視する人

住宅ローンは借り入れ期間が長いため、リスクへの備えを重視する人も多いでしょう。そんな人には、保障が手厚い団信がつけられるプランがおすすめです。

その点イオン銀行の住宅ローンなら、年利0.1%の上乗せでがん保障、年利0.3%の上乗せで8疾病保障をつけることができ、将来のリスクを下げることができます。金利も低く、これらの保障をつけやすいこともおすすめポイントです。

イオン銀行の住宅ローンを申し込む流れ

イオン銀行の住宅ローンの申し込みは、以下の流れで進めます。

1.事前審査

インターネットから、10分ほどの手続きで申し込むことができます。

2.正式審査

Webで申し込む場合には必要書類をマイページからアップロードもしくは郵送によって申し込みます。

イオンモールの窓口で申し込む場合には、必要資料を直接持参します。

3.契約手続き

最後に、住宅ローンと抵当権設定の契約手続きを行います。

店舗で契約するならば、必要資料を持参して手続きを行い、郵送で手続きするならば、イオン銀行指定の司法書士立会いのもと手続きします。

4.融資実行

住宅ローンの融資が実行されます。

イオン銀行の住宅ローンで豊かな暮らしとお家を手に入れる

暮らしは衣食住の三要素によって成り立ち、豊かな暮らしのためには住みよい住居のほか、食生活・衣生活の充実が欠かせません。

イオン銀行の住宅ローンを利用すれば、イオングループの買い物がお得になります。食料品や衣料品をはじめ様々な買い物で割引が受けられるため、食生活・衣生活の充実にも役立ちます。

豊かな暮らしを手に入れたい人はぜひイオン銀行の住宅ローンを検討してみてください。