米ドル円は、日本のFXトレーダーに最も多く取引されている通貨ペアです。
しかし、「米ドル円のスプレッドが最小の会社はどこ?」、「取引コストを抑えるためにはどのFX会社が結局いいの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、米ドル円のスプレッドが安い国内FX業者を徹底的に比較し、総合的に取引コストを抑えられるおすすめの口座をランキング形式で紹介します。
米ドル円スプレッド比較ランキング!
ここでは、国内FX会社17社における米ドル円のスプレッド(手数料)を徹底比較し、米ドル円の取引コストを抑えたいトレーダーにおすすめの会社をランキング形式で紹介します。
なお、「米ドル円のスプレッド」だけではなく以下の項目もしっかりと踏まえて、読者の方が米ドルで実際にFXトレードを始めるのに有用なランキングを作成しています。
- 米ドル円のスプレッド
- ユーロ米ドルのスプレッド
- ポンド米ドルのスプレッド
- ユーザーからの約定力の評価
米ドル円のスプレッドが最小のFX会社は、マネーパートナーズです。マネーパートナーズには「パートナーズFX」と「パートナーズFX nano」という2種類のコースが用意されており、これらのうち米ドル/円などのスプレッドが0.0銭からとなっているのがパートナーズFX nanoです。つまり、コストゼロで取引ができてしまうということです。※
スプレッドが0.0銭なのは5万通貨までですが、それを超えても20万通貨までは0.1銭という低いスプレッドで取引を行うことができるため、米ドル円の取引を行いたいならマネーパートナーズでまず間違いありません。
ここからは、比較表で紹介した10個の口座に関してそれぞれ詳しく解説していきます。
第1位:マネーパートナーズ「パートナーズFX nano」
マネーパートナーズのメリット
- ◎ 主要通貨ペアの少量取引はスプレッドがかからない
- ◎ 最小取引単位が100通貨
- ◎ 取引ツールの使いやすさ
- ◎ 約定力が高い
マネーパートナーズのデメリット
- △ デモ口座がない
マネーパートナーズには「パートナーズFX」と「パートナーズFX nano」という2種類のコースが用意されており、これらのうち米ドル/円などのスプレッドが0.0銭からとなっているのがパートナーズFX nanoです。
さらに、米ドル/円の他にもユーロ/円やポンド/円、豪ドル/円、メキシコペソ/円といった人気の通貨ペアのスプレッドが0.0銭からとなっています。
ただし、スプレッドが0.0銭からとなる注文数量には制限があり、米ドル/円は5万通貨まで、ユーロ/円や豪ドル/円は1万通貨までが対象です。とはいえ、米ドル/円であれば20万通貨までは0.1銭から取引できるなど、取引量が増えても狭いスプレッドで取引することが可能です。
また、100通貨単位から取引を始められることも、初心者にとって大きなメリットと言えるでしょう。100通貨単位であれば、1,000通貨単位や1万通貨単位からしか取引することができないFX会社と比べて、10分の1または100分の1といった少額でFXを始めることができます。
100通貨あたりの必要証拠金は多くの通貨ペア1,000円以下となっており、初心者やライトユーザーでも気軽に取引をしやすい環境が整っています。
条件はあるもののまったくコストをかけずに取引することができ、100通貨単位から取引を始めることもできるパートナーズFX nanoは、短期売買に挑戦したい初心者やライトユーザーにおすすめの口座です。
なお、短期売買をする上で一つ注意していただきたいのが、マネーパートナーズが秒単位のスキャルピングを認めていないことです。マネーパートナーズの約款では、「十数秒以内に複数回の注文を行う行為」が禁止されています。
そのため、もしあなたがスキャルピングをしたい場合は、「ヒロセ通商」などのスキャルピングを公認しているFX会社を利用するとよいでしょう。
第2位:ヒロセ通商「LION FX」
\最大100万円キャッシュバック/
ヒロセ通商のメリット
- ◎ スキャルピングが公認されている
- ◎ 取引ツールが高機能かつユーザーの意見が取り入れられる
- ◎ 食材や食事などプレゼントがユニーク
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が54種類と非常に多い
ヒロセ通商のデメリット
- △ スワップポイントがあまり高くない
- △ 米ドル円のスプレッドが0.2~2.0銭と幅が広い
- △ 通貨ペアによってはスプレッドが狭い時間帯が短い
ヒロセ通商は、取扱通貨ペアの豊富さが魅力のFX会社です。
2023年オリコン顧客満足度ランキングの「FX取引 通貨ペア、発注方法」部門で第1位に輝いています。
メジャー通貨からマイナー通貨まで合計54種類の通貨ペアが取引でき、イスラエルシェケル(ILS)やハンガリーフォリント(HUF)など、他社ではほとんど取引できない通貨ペアも幅広く取り扱っているのが特徴です。
選択肢が豊富なので、さまざまな通貨ペアで取引を試してみるのもよいでしょう。自分に合った得意な通貨ペアを見つければ、安定的に利益を出せるようになるかもしれません。
ヒロセ通商では取引量に応じて、もれなく食品がもらえるキャンペーンを定期的に実施しています。
10万通貨は、1万円の資金で1日3回の取引を1ヶ月程度続ければ達成できる金額です(米ドル/円=140円、レバレッジ25倍とした場合)。
初心者にとって心強い味方となるのが「さきよみLIONチャート」です。
テクニカル分析を自動で行い、結果を売買のシグナルで表示する「シグナルパネル」と、過去のデータから直近のチャートの形状と似たものを見つけ出し、将来の価格を予測する「さきよみチャート」の2つの機能があります。
「売りと買いどちらでエントリーすればよいのか」「どのタイミングでエントリーすればよいのか」などが一目で判断できるため、知識や経験が浅くても合理的な根拠に基づいたトレードが可能です。
ヒロセ通商「LION FX」の口コミ
男性 | 50代 | FX歴:5年以上
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
特に初心者の場合は、取引自体に慣れる必要があります。ポジションの持ち方によっては、相場の変動でレバレッジがかかっている分損失が膨らむリスクもあります。そういったことから、短期取引にも向いたヒロセ通商は、練習用としても使い勝手がいいと思います。
男性 | 50代 | FX歴:5年以上
手数料 4.0
PCツール 5.0
スマホアプリ 4.0
通貨単位が1,000通貨単位からなので、初心者でも少額で取引できる点はおすすめかと思います。ちなみにDMM証券などミニマム取引単位が10,000通貨単位からとなっており、こういう業者は初心者が少額で始めるには向いていないと思います。
男性 | 30代 | FX歴:2年~3年
手数料 4.0
PCツール 使用していない
スマホアプリ 4.0
1つ気をつけなくてはいけないこととして、初期段階でスプレッドが狭い分、イベント時のスプレッドの急激な広がりがあります。しかし、これというのは玄人の方がスキャルピングなどの短期で取引する場合に気をつければいい事で、平時に堅い取引をするのであれば、手数料が安く始めやすいと思います。
総合評価 | 4.16 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 54 |
デモ口座 | あり |
スマホ | LION FX5 |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | ヒロセ通商公式サイト |
第3位:LINE証券「LINE FX」
\スマホアプリで取引する人におすすめ!/
LINE FXのメリット
- ◎ LINEと連携ができる
- ◎ スマホアプリの操作性が高い
- ◎ スプレッドが狭くて取引コストが安い
LINE FXデメリット
- △ デモ口座がない
LINE FXは、LINE証券が運営するFXサービスです。LINEと連携することが可能なので、ツールを使った取引から分析に必要な情報の収集まで、使い慣れているアプリから手軽に実施できるという特徴があります。
FX取引を始めるのにハードルを感じている初心者の方には特に向いているFX口座です。
LINE FXのアプリは、スマートフォンでの操作性を特に意識されており、分かりやすくて無駄のない設計になっています。
スマートフォンでの注文方法もクイック注文が搭載されており、ワンタッチで瞬時に注文を出すことができます。
また、TradingViewも標準装備されており、ボタン一つで簡単に切り替えが可能です。
LINE FXでは「売買シグナル」という通知機能を利用することができます。売買シグナルとは、過去の価格データで最適化されたテクニカル指標を元に、売り買いのタイミングを通知してくれる機能です。
売買のタイミングが分からない初心者や相場をあまり見ることができない忙しい人に向いている機能です。ただし、投資の成果を保証するものではないので、あくまでも参考程度に留めるように注意しましょう。
LINE FXは、スマホでFX取引を手軽に始めたい初心者の方からだけでなく、投資経験者の方からも評価が高いという特徴があります。その理由は取引コストの安さにあります。
上記の表からわかる通り、LINE FXのスプレッドは手数料が安いと評判の人気口座と比較しても、非常に低コストです。
「かんたん本人確認」を利用すると最短翌営業日から取引することが可能なので、早速取引を始めたいという人はそれを利用して口座を開設すると良いでしょう。
\ポンド円のスプレッドは業界最低水準!/
LINE証券「LINE FX」の口コミ
男性 | 20代 | FX歴:3ヶ月~半年
手数料 5.0
PCツール 使用していない
スマホアプリ 5.0
LINEが運営しているという点が大きいかなと思いましたね。LINEの運営なのでまずは安心です。また、サポートがしっかりしていますので取引初心者にも推奨できるようなサービスになっている点が最高ですね。
男性 | 30代 | FX歴:5年以上
手数料 4.0
PCツール 3.0
スマホアプリ 5.0
初心者がまずFXを始めるには、キャッシュバックなどのキャンペーンもありますし、オススメではないでしょうか?通貨ペア数は多くも少なくもない印象ですので、まずはLINE FXを触ってみて、慣れてきたら他社に乗り換える利用もありですかね。
男性 | 40代 | FX歴:3ヶ月~半年
手数料 4.0
PCツール 3.0
スマホアプリ 5.0
初心者の方にむしろ向いていると思います。自分はスマートフォンメインでの利用ですが、初心者の方もスマートフォンでの利用からですと馴染みやすいと思いますし、こちらの口座はスマートフォンアプリが非常に使いやすいので良いと思います。
総合評価 | 4.33 |
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スプレッド | 0.2銭原則固定※(米ドル/円) 0.4銭原則固定※(ユーロ/円) 0.7銭原則固定※(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 23 |
デモ口座 | なし |
スマホ | LINE FX |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | LINE FX公式サイト |
第4位:トレイダーズ証券「LIGHT FX」
\最大1%キャッシュバック/
LIGHT FXはスワップポイントで稼ぎたい初心者におすすめのFX会社です。
LIGHT FXのスワップポイントは業界最高水準で、トルコリラ/円のスワップポイントは10Lotあたり300円、メキシコペソ/円は10Lotあたり271円、南アフリカランド/円は10Lotあたり191円(2023年12月4日時点)となっています。
受け取ったスワップポイントを再び投資に回せば、効率よく資金を増やしていけるでしょう。
LIGHT FXのスプレッドは業界最狭水準となっているため、コストを抑えた取引が可能です。レバレッジをかけて自己資金以上の大きな金額を取引できるFXでは、スプレッドの広さが利益の大小につながるといっても過言ではありません。
1銭、2銭といった小さな金額でも、取引数量が大きくなれば最終的には大きな差が生じます。
初心者が取引する機会の多いメジャー通貨のスプレッドはとくに狭く設定されており、原則固定で米ドル/円は0.2銭、ユーロ/円は0.4銭といった低コストで取引できます。
トレイダーズ証券「LIGHT FX」の口コミ
男性 | 30代 | FX歴:3年~4年
手数料 3.0
PCツール 2.0
スマホアプリ 3.0
相場の変動を予測する上でマーケットの状況や世界情勢の把握は大切です。しかしLIGHT FXは発信する情報が他社と比較すると少ないFX口座です。またFXに役立つセミナーの実施やアナリストのレポートなどもありませんので、特にビギナーの方は情報収集には一苦労すると思います。
総合評価 | 3.17 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 46 |
デモ口座 | - |
スマホ | LIGHT FXアプリ |
口座開設日数 | 最短翌日 |
出典 | LIGHT FX公式サイト |
第5位:SBI FXトレード「SBI FXTRADE」
SBI FXトレードのメリット
- ◎ 1通貨から取引できる
- ◎ スプレッドが非常に狭い
- ◎ 積立FXサービスが利用できる
SBI FXトレードのデメリット
- △ デモ口座が無い
- △ オペレーターの対応時間が短め
SBI FXトレードでは1通貨単位から取引することができます。取引単位が小さいほど少額で取引を始められるため、特にリスクを抑えたい初心者に大きなメリットになります。
最低取引単位と取引で必要になる証拠金の比較 | |
---|---|
最低取引単位 | ※取引で必要になる証拠金 |
1通貨単位 | 約6円 |
1,000通貨単位 | 約6,000円 |
1万通貨単位 | 約6万円 |
SBI FXトレードであれば、米ドル/円が150円の場合にレバレッジを25倍かける約6円から取引することができ、1,000通貨単位や1万通貨単位と比べて気軽に取引をすることが可能です。まずは1通貨単位で取引を始めることでリスクの軽減を図り、慣れてきたら1,000通貨単位や1万通貨単位で取引をすると初心者でも安心できるでしょう。
SBI FXトレードのスプレッドは、業界でもトップクラスの狭さとなっています。1回の注文数量によってスプレッドの幅は異なりますが、一般的なユーザーのほとんどが該当すると思われる100万通貨以下なら、非常に狭いスプレッドで取引することが可能です。
例えば、米ドル/円のスプレッドは100万通貨まで0.18銭からとなっており、他社の多くが0.2銭であることを考えると、取引を有利に進めることができます。さらに、ユーロ/円やポンド/円のスプレッドも非常に狭いです。
100万通貨超から以下のようにスプレッドが広がりますが、ほとんどのユーザーは100万通貨以下での取引になると思われることから、SBI FXトレードは取引コストを抑えやすいと言えます。
SBI FXトレードは通常のFXに加えて、積立FXサービス「つみたて外貨」を提供しています。つみたて外貨はFXでありながら、定期的に外貨を積み立てることを目的としたサービスです。
似ている金融商品に外貨預金がありますが、外貨預金は外貨を預金しておく預金口座であり、つみたて外貨は指定した日に指定した金額(外貨)を自動で購入するサービスとなっています。
また、積立頻度を毎日、毎週、毎月の3種類から選ぶことができるため、自分の好きな購入タイミングで購入価格を平均化することが可能です。つまり、高値で多く買い付けてしまう、いわゆる高値づかみを防げる仕組みになっています。
近年は歴史的な円安によって円の価値の低下が大きな話題になりましたが、SBI FXトレードのつみたて外貨を活用することで、そのリスクに備えることができます。
第6位:トレイダーズ証券「みんなのFX」
\優秀なトレーダーをフォローするだけの簡単自動売買!/
みんなのFXのメリット
- ◎ トレーダーを選ぶだけで自動売買ができる
- ◎ スワップポイントが高い
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が34種類と多い
みんなのFXのデメリット
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
スワップポイントは、いわば株の配当金や不動産の家賃収入のようなもので、特定の通貨ペアでポジションを保有しているだけで毎日発生します。
初心者でも利益を狙いやすいですし、年間の受取率が10%を超えるケースもあるため、効率の良い投資ができるかもしれません。
例えば、トルコリラ/円のスワップポイントは10Lot(トルコリラ円のレートが4.8円の場合は480,000円分)あたり320円、メキシコペソ/円は10Lot(メキシコペソ/円のレートが7.85円の場合は785,000円分)あたり261円です。(2024年2月1日時点)
さらに、現在みんなのFXでは、メキシコペソ/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円のスワップポイントが他社より1円でも安い場合に、差額分のキャッシュバックを受けられる「スワップ取引応援キャンペーン」が開催されています(2024年3月29日まで)。
\スワップポイント狙いならみんなのFX!/
トレイダーズ証券の自動売買サービス「みんなのシストレ」は、優秀なトレーダーを選ぶだけで始められる手軽さが特徴です。
難しい設定は不要な上に自動で取引をしてくれるため、専門知識がない初心者の方や仕事で忙しい社会人の方にも向いています。
また、みんなのFXで取引しているユーザーたちの運用成績が公開されています(※運用成績の公開は任意です)。
SNSでフォローする感覚でトレーダーをセレクトするだけで、その人の取引情報に基づいて自動売買を行えるので、簡単に優秀なストラテジーを選択することができます。
\優秀なトレーダーをフォローするだけの簡単自動売買!/
トレイダーズ証券では、期間限定で新規口座開設した方にキャッシュバックされるキャンペーンを実施しており、口座開設月の翌々月末までに30Lot以上の取引があればキャッシュバックを受け取ることができます。
\詳しくはこちらでチェック/
トレイダーズ証券「みんなのFX」の口コミ
男性 | 20代 | FX歴:3年~4年
手数料 5.0
PCツール 使用していない
スマホアプリ 5.0
分かりやすい上に、手数料(スプレッド)も非常に安く、かつ色んな銘柄があるので、FXを学ぶ第一歩として申し分ない。スマホアプリだけで完璧に取引できるので、副業として隙間時間などで取引することも可能。
男性 | 30代 | FX歴:1ヶ月未満
手数料 4.0
PCツール 2.0
スマホアプリ 5.0
とにかく、少額でFXを体験してみたい人や、PCよりもスマホを使用する時間が多い人にはおすすめの口座です。まずは低価格で体験することから。そしてどんどん額が大きくなることが理想だと思っています。PC版よりもアプリ版の方が画面が見やすいのです。
女性 | 30代 | FX歴:5年以上
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
初心者でも直感的に操作できるし、説明もありわかりやすいので悩むことなくチャレンジできるので良いと感じました。手数料もあまり気にする必要がなく、少額から始められる点やデモトレードもあるのもお勧めできるポイントの一つです。
男性 | 40代 | FX歴:3年~4年
手数料 4.0
PCツール 使用していない
スマホアプリ 4.0
スマホアプリも使いやすくシンプルで、1,000通貨から取引もでき、初心者にはとても使いやすい証券会社だと思います。知名度もありますし出金申請から入金までも一般的な速さなので安心して進められます。自分が一番よく使う証券会社なので人に教える事も出来るので。
総合評価 | 4.80 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 34 |
デモ口座 | あり |
スマホ | FXトレーダー アプリ版 |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | みんなのFX公式サイト |
第7位:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
\最大100万円キャッシュバック/
外為どっとコムのメリット
- ◎ オンラインセミナーの開催や情報配信が充実
- ◎ マイナー通貨ペアのスプレッドが狭い
- ◎ 24時間のサポート体制を取っており、初心者でも安心
外為どっとコムのデメリット
- △ スキャルピングが非推奨となっている
- △スプレッドが狭い時間帯が短い
外為どっとコムは、取引コストを抑えたい人にぴったりのFX会社です。口座開設・維持手数料はもちろん、取引手数料や入出金手数料も基本的に無料となっています。
スプレッドも業界最狭水準となっています。米ドル/円やユーロ/米ドルなどのメジャーな通貨ペアだけではなく、南アフリカランド/円やメキシコペソ/円などのマイナーな通貨ペアも0.2~0.3銭程度の狭いスプレッドで取引できるのが特徴です。
取引に役立つ情報配信に力を入れている点も、外為どっとコムをおすすめする理由の一つです。
公式サイトでFX初心者向けに基礎知識を学べるコンテンツを発信しているほか、Youtube「外為どっとコム 公式FX動画ch」や「マネ育チャンネル」など、さまざまなメディアで情報配信を行っています。
月に数回無料のセミナーも配信されているので、FXのスキルアップに取り組みたい人にとってはうってつけの環境といえるでしょう。
ロイター社がプロ向けに提供している速報ニュースや、機関投資家のポジション情報を確認できるなど、マーケット情報も充実しています。
着実に資産形成したい初心者にとっては、FX積立のサービスがあるのも嬉しいポイント。FX積立は、毎日・毎週・毎月といった一定の頻度で外貨に投資するサービスです。
一般的なFXとは異なり最大レバレッジは3倍に制限されているため、レバレッジを1倍にすれば外貨預金とさほど変わらないリスクで取引できます。
1通貨から投資できるので、通貨ペアによっては100円程度からスタートできます。FX特有のリスクが気になる人や少額から始めてみたい人にはぴったりのサービスなのでぜひ活用しましょう。
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の口コミ
男性 | 30代 | FX歴:3年~4年
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
約定のスピード・通信の安定性にも問題はないです。機能・ツールについてもシンプルな設計になっていますので、ビギナーさんにも安心。またサポート体制も非常に充実しており、特に電話での対応がとても良かったことが印象的でした。外為どっとコム「外貨ネクストネオ」は、色々なキャンペーンも多いのでお得に利用できることも多いです。
男性 | 30代 | FX歴:5年以上
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
FX初心者でも取り組みやすい環境だと思います。YouTubeでの配信や、ホームページでの情報発信も積極的ですし、とにかく初心者でもわかりやすいFX会社だと感じております。キャッシュバックキャンペーンも豊富で、取引成績がトントンでも、キャンペーン込みでプラスになったりもあり嬉しいですね。
総合評価 | 3.14 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円)原則固定(例外あり) 0.4銭(ユーロ/円)原則固定(例外あり)※ 0.9銭(ポンド/円)原則固定(例外あり)※ |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 30 |
デモ口座 | あり |
スマホ | 外貨ネクストネオ スマホアプリ版(GFX) |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | 外為どっとコム公式サイト |
第8位:DMM.com証券「DMM FX」
\最大30万円キャッシュバック/
DMM FXのメリット
- ◎ スマートフォンアプリの操作性が良く、直感的な操作が可能
- ◎ FXの勝率を高めるための振り返りに役立つ取引通信簿が使える
- ◎ 24時間のサポート体制を取っており、初心者でも安心
DMM FXのデメリット
- △ 最小取引単位が1万通貨とやや大きい
- △ 取り扱い通貨ペア数が21種類と少ない
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
DMM FXは、幅広い世代から人気を集めているFX会社です。2022年にはFX取引高で世界第1位に輝いています。
FXに対して「怖い」「リスクが高い」などのイメージを持っている人もいるかもしれませんが、DMMは多くのユーザーから高い評価を受けているので安心して取引をスタートできるでしょう。
パソコン用の取引ツールは「DMM FX PLUS」「DMM FX STANDARD」「プレミアチャート」の3種類があり、すべてダウンロード不要で使えて手軽に取引できます。
特に「DMM FX STANDARD」は1つの画面に必要な機能・情報が集約されており、直感的に操作できるため、FX初心者にとっても使い勝手が良いでしょう。
FXの勝率を高めるための振り返りに役立つのが「取引通信簿」です。銘柄や取引期間ごとの勝率や損益などを細かく確認することができるので取引の改善につなげる助けとなります。
DMM FXでは、24時間いつでも手厚いサポートを受けられます。
取引を始めたばかりだと不安を感じることも多いかもしれませんが、DMM FXなら時間や場所を選ばずに気軽に質問できます。夜間に取引をしていて急にわからないことが出てきたときも、すぐに疑問を解決できるはずです。
DMM.com 証券「DMM FX」の口コミ
男性 | 40代 | FX歴:3年~4年
手数料 5.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
なにしろ安定のスプレッドが初心者の方にはやりやすいです。絶対といっていいほどこちらの口座は持っておくべきだと思います。日本の中でもかなり上位で有名な業者さんなので自信を持って推奨できます。
男性 | 30代 | FX歴:1年~2年
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
初心者の方に対してFX取引で考え付くであろう疑問に一つ一つ答えている運営が素晴らしいです。疑問について細かく説明しているうえで図などでも説明していることからわかりやすい解説を見て取引に備えることができるので初心者向けに思えます。
男性 | 50代 | FX歴:5年以上
手数料 3.0
PCツール 5.0
スマホアプリ 5.0
初心者からプロまで様々な投資スタイルに対応した取引ツール、シンプルな画面構成のPC取引ツール『DMM株 STANDARD』とスマホアプリの『かんたんモード』は初心者にやさしく、すぐに取引ができます。
男性 | 40代 | FX歴:1年~2年
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 5.0
使い方が非常に簡単なのでとてもお勧めできます。初心者はまずは情報を制限して必要な部分だけ見るのが大事だと思いますが、ツールで表示を自分の好きなようにカスタマイズできるので、まずは自分の使いやすいように出来る所が初心者に良いと思います。
総合評価 | 4.21 |
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スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 10,000通貨 |
通貨ペア数 | 21 |
デモ口座 | あり |
スマホ | スマホアプリ DMM FX |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | DMM FX公式サイト |
第9位:GMOクリック証券「FXネオ」
\初心者におすすめの人気FX口座!/
GMOクリック証券のメリット
- ◎ チャート上から注文を出せて、スキャルピングで便利
- ◎ バイナリーオプションができる
GMOクリック証券のデメリット
- △ 取り扱い通貨ペア数が20種類と少ない
- △ 強制ロスカットが発動すると手数料がかかる
GMOクリック証券は、大手企業のグループ会社ならではの安心感が魅力です。
GMOクリック証券の親会社であるGMOフィナンシャルホールディングス株式会社を含めて、GMOインターネットグループでは子会社9社が上場しています。
国内FXの取引高はトップクラスである上に、GMOクリック証券の総口座数は100万口座を突破(2023年8月2日)しました。多くのトレーダーから支持されていいる証券会社ともいえるでしょう。
GMOクリック証券は取引する際に、余計なコストがかかりにくいのも魅力です。
口座開設・維持費用、取引手数料は全て無料なので、安心して取引できるでしょう。
実質的な取引コストに該当するスプレッドも原則固定で業界最小水準となっています。
初心者の多くが取引するであろう米ドル/円なら、スプレッドは0.2銭(原則固定)なので、1,000通貨取引する場合は取引コストが2円しかかかりません。
\手数料の安さで選ぶならGMOクリック証券!/
FXの口座選びでは、取引ツールの使いやすさも注目すべきポイントです。
GMOクリック証券ではスマホから取引する際に便利な専用アプリが用意されています。アプリからなら、登録不要で本番と同様のレート・環境でのデモ取引が利用可能です。
チャートの見方や注文の操作に慣れるまで繰り返し練習できるため、はじめてFXに取り組む方も不安や疑問点を解消してから本番の取引に臨むことができるでしょう。
Apple Watchと連携すれば、外出先から手軽に注文・チャートの確認ができます。
プラチナチャートは相場分析に役立つ高機能なツールで、38種類のテクニカル指標と25種類の描画オブジェクトを利用できるのが特徴です。
ツールを活用しながらさまざまな手法を試すことで、勝率アップを目指せるでしょう。
\手数料の安さで選ぶならGMOクリック証券!/
GMOクリック証券では、口座開設後の新規FX口座開設+お取引で最大1,000,000円キャッシュバックする特典を行なっています。
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GMOクリック証券「FXネオ」の口コミ
男性 | 30代 | FX歴:5年以上
手数料 5.0
PCツール 5.0
スマホアプリ 5.0
1000通貨から取引できるという点で、初心者に向いていると考えられます。ドル円であれば、5000円程度あれば取引できるので、取引に自信のないトレーダーでも練習がてら腕試しができると思います。マーケット情報も充実しているので、FXトレードの上達にもつながるでしょう。
男性 | 50代 | FX歴:5年以上
手数料 5.0
PCツール 5.0
スマホアプリ 4.0
低スプレッド、高水準のスワップポイント、Webやスマホアプリの使い勝手の良さに加えて、高機能のPCアプリ(はっちゅう君FX+)やプラチナチャートを無料で提供していることなどから、初心者にも自信をもって推奨できる。
男性 | 40代 | FX歴:2年~3年
手数料 4.0
PCツール 4.0
スマホアプリ 4.0
少額で始めることができ、取引可能な時間が長いこと。また上昇局面や下落局面の両方で利益が狙えたり、手数料が無料で取引コストが安いので初心者でもこれからFX取引をしたい方でも大変分かりやすく、使い勝手のいい機能などが充実しています。
女性 | 30代 | FX歴:3ヶ月~半年
手数料 5.0
PCツール 使用していない
スマホアプリ 4.0
スマホから無料でアプリをダウンロードでき、取引も簡単です。ドル/円のスプレッドは0.2円と安く取引がきます。為替はニュースによっては変動が激しく動くので値動きと会わせて値段の確認できるのが良いと思い、初心者におすめできます。
総合評価 | 5.00 |
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スプレッド | 0.2銭原則固定(米ドル/円) 0.4銭原則固定(ユーロ/円) 0.9銭原則固定(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 20 |
デモ口座 | あり |
スマホアプリ | GMOクリック FXneo |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | GMOクリック証券公式サイト |
第10位:JFX「MATRIX TRADER」
\最大101,000円キャッシュバック/
JFXのメリット
- ◎ 約定スピードが最速0.001秒と非常に速い
- ◎ スキャルピングが公認されている
- ◎ 世界で最も利用されている取引ツールMT4が使える
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が38種類と多い
JFXのデメリット
- △ スワップポイントが低め
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
- △ スプレッドが狭い時間帯が短い
- △ サポートの時間が8時から20時とやや短め
JFXは業界トップクラスの取り扱い通貨ペアを誇るFX会社です。他社では取り扱いが少ないマイナーな通貨ペアを含めて、41種類の通貨ペアを取引できます。
選択肢が多いので、為替差益だけではなくスワップポイントを狙う、異なる通貨ペアでポジションを保有しリスクを分散させる、などさまざまな戦略が試せるでしょう。
約定力の高さもJFXの大きな魅力です。FX会社によってはスリッページや約定拒否など「自分の意図した通りに注文が成立しない」現象が生じることはしばしばあります。
注文価格に少し違いが出るだけで、利益を逃してしまうケースも少なくありません。
しかし、JFXはスキャルピング用の口座として多くのトレーダーから選ばれていることもあり、約定スピードの速さには定評があります。
約定スピードは最短0.001秒で、ポジション損益は0.2秒毎に更新されるため、予期しない価格で注文が成立するリスクはかなり少ないでしょう。
キャッシュバックや食品のプレゼントがもらえるキャンペーンなどを定期的に実施しており、取引をするだけで特典を得られるのも初心者には嬉しいポイント。
現在は新規口座開設とマイナンバー登録を済ませるだけで現金1,000円のキャッシュバックを受けられる、取引額に応じて最大10万円のキャッシュバックを受けられるキャンペーンを実施中です。
食品がもらえるキャンペーンはほぼ毎月実施されていますが、プレゼントを受け取るハードルはやや低めに設定されています。
最低10万通貨程度の取引が条件となっているケースが多いため、10万円程度の資金で始めた場合、5~6回程度取引すればプレゼントをもらえる計算です(米ドル/円=140円、レバレッジ25倍で取引した場合)。
総合評価 | 2.65 |
---|---|
スプレッド | 0.2銭(米ドル/円) 0.4銭(ユーロ/円) 0.9銭(ポンド/円) |
最低取引通貨量 | 1,000通貨 |
通貨ペア数 | 41 |
デモ口座 | あり |
スマホ | MATRIX TRADER iPhone・Android版アプリ |
口座開設日数 | 最短当日 |
出典 | JFX公式サイト |
FXにおけるスプレッドとは?
FXにおけるスプレッドとは、取引をする際の買値(Ask)と売値(Bid)の差のことです。国内のFX会社では取引手数料が無料の場合が多く、このスプレッドがFXの実質的な取引コストになっています。
例えば、米ドル/円を買う時の価格が135.727円、売る時の価格が135.725円なら、差額である0.002円(0.2銭)がスプレッドです。
スプレッドは「狭い」、「広い」といった形で表現され、スプレッドが狭いほど安く買って高く売れるため、ユーザーにとって有利になります。逆に、スプレッドが広いとコストが高くなって、ユーザーには不利になります。
そのため、スプレッドが狭いFX会社で取引をした方が支払うコストが抑えられ、基本的に利益を出しやすいです。
ドル円のスプレッドが広がる理由は?
FX取引において、米ドル円のスプレッドが広がるのは取引量が減少し流動性が低下したり、大量の売買注文に著しい偏りが発生したりするタイミングです。
では、なぜ取引量が減少したり売買注文に著しい偏りが発生したりすると、スプレッドは広がるのでしょうか?
スプレッドが広がる理由について理解するために、FX会社が行うカバー取引について解説します。
通常、一般的な店頭FX取引はFX会社と顧客(トレーダー)が直接取引を行う仕組みです。しかしこのままでは顧客(トレーダー)の利益がFX会社の損失となり、利益相反となってしまいますので、FX会社は顧客から受けた注文と同等の注文を金融機関に発注してリスクヘッジします。
たとえば、顧客が1ドル100.000円のドル円の買いを発注したら、FX会社は1ドル100.000円の売りでその注文を受け、顧客の注文を成立させますが、このままでは利益相反です。そのため、FX会社は金融機関に同等の買いを発注します。
これがカバー取引です。
このような仕組みのため、FX会社は顧客の注文より少しでも有利なレートでカバーできれば、利益になります。
FX取引にはスプレッドがありますので、FX会社は常に顧客の注文よりも有利なレートでカバー取引ができます。これが、スプレッドがFX会社の収益となる仕組みです。
ただ、FX会社はすべての注文をカバーしているわけではありません。まずは顧客同士の注文を成立させ(マリー取引)、余った取引をカバーするというFX会社が多いです。
前述の通り、突発的なイベントや重要な経済指標の発表などにより取引量が減少して流動性が下がったり、売買注文が著しく偏ったりするタイミングでスプレッドは広がります。
多くのFX会社はその理由を明言していませんが、このような店頭FX取引の仕組みを考えれば、取引量が少なくても顧客より有利な価格でカバーするためと考えるのが自然でしょう。
スプレッドが広がるのは、FX会社が健全な運営を行うための対応策とも考えられます。
狭いスプレッドはトレーダーにとって嬉しいですが、取引タイミングによって拡大することを受け入れ、取引時間帯や日程などに十分に注意しながら取引しましょう。
ドル円のスプレッドが広がりやすい時間帯とは?
ドル円のスプレッドは、原則固定スプレッドのFX会社であっても、一時的に大きく拡大することがあります。
ここではスプレッドが拡大する主なタイミングについて解説しますので、今後の取引タイミングについて十分に留意しましょう。
早朝
FXのスプレッド流動性が低下する時間帯に拡大しやすいという特徴があります。
日本時間の早朝は取引量が極端に減少し、流動性が低下するためスプレッドが拡大しやすい時間帯ということを覚えておきましょう。
特に朝5時から7時頃は、原則固定スプレッドであっても大きく広がります。
また、時間帯によって提供するスプレッドを変えているFX会社もありますので、公式サイトで確認しておきましょう。
例えば、マネーパートナーズのスプレッドは、次のように設定されています。
◼︎マネーパートナーズのスプレッド
通貨ペア | 1回の注文数量 | スプレッド | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
米ドル円 | ~5万通貨 | 8:00~翌4:00 0.0銭 / 4:00~8:00 0.3銭 | ||||
5万通貨超 | 9時~17時 0.1銭 |
17時~18時 0.1銭 |
18時~21時 0.1銭 |
21時~28時 0.1銭 |
28時~8時 3.9銭 |
経済指標発表時
注目度の高い経済指標の発表時は、取引が控えられ流動性が低下したり、大きな注文が集中したりするため一時的に大きな値動きが発生します。そのため、最もスプレッドが広がりやすいタイミングの一つです。
特に注意すべき経済指標を確認しておきましょう。
- 米国雇用統計
- 米国FOMC
- 各国政策金利発表
- 消費者物価指数(CPI)
- GDP
これらの経済指標の発表スケジュールは、各FX会社の公式サイトで確認できます。
たとえば外為どっとコムの経済指標カレンダーは、重要度や国を指定でき、ビジュアル的にも見やすいためおすすめです。
FX取引では必ず損切りを設定することが基本ですが、取引の方向が合っていてもスプレッドの拡大によりレートが損切り価格に到達してしまうことも珍しくありません。
取引コストを抑え、無駄な損失を避けるためにも経済指標の発表時は、取引を控えることをおすすめします。
各市場のオープン
各市場のオープン時間もスプレッドが大きく拡大するため、注意が必要です。
特ロンドン市場とニューヨーク市場のオープン時間は必ず把握しておきましょう。
- ロンドン市場:日本時間16時から(冬時間は17時)
- ニューヨーク市場:日本時間21時から(冬時間は22時)
なお、外国には夏時間の冬時間があり、時期によってオープンの時間帯が異なります。
- 夏時間:3月第2日曜日から
- 冬時間:11月第1日曜日から
ロンドン市場とニューヨーク市場では取引が非常に活発になるため、トレーダーにとって取引チャンスです。しかし市場オープンの時間帯はスプレッドの拡大に加えて、大きな取引が集中して難しい取引になる可能性があるため、十分に注意しましょう。
世界の祝日
世界の祝日も流動性が低下して、スプレッドが拡大する可能性があります。
特に、日本では平日でアメリカやイギリスは祝日という日には十分に注意しましょう。たとえば、以下のような日です。
- クリスマス
- 米国独立記念日
- 米国奴隷解放記念日
- 米国感謝祭
- 聖金曜日
- 英国イースターマンデー
- 英国バンクホリデー
祝日を把握せずに取引を行うと、期待していた値動きがなく、突発的な値動きによって損失が発生する可能性が高い点にも留意しましょう。
突発的な事件
突発的な事件は、大きな値動きとともにスプレッドも急拡大します。ただ、予期できないことも少なくないため、避けられないケースがある点も覚えておきましょう。
過去に大きな値動きが発生した突発的な事件には、以下のようなものがありました。
- 9.11同時多発テロ
- 東日本大震災
- スイスフランショック
- イギリスブレグジット
- トランプ大統領当選
相場はサプライズを嫌うと言われ、予期せぬ出来事や予測を裏切る結果には非常に敏感に反応します。小口から大口のあらゆる注文が殺到することは想像に難くないでしょう。
このようなタイミングで取引コストがかさむことは仕方のないことですが、損切りしないことによる大きな損失は避けるべきです。値動きの動向を予測することは難しいため新規取引は控え、保有ポジションは早々に手仕舞うことをおすすめします。
ドル円の取引コストを抑えるために注意するべきポイント2選!
米ドル円の取引コストを抑えるために注意するべきポイントは「スプレッドが原則固定か」「スリッページが起こるリスクが少ないか」の2点です。
- 【固定の方が安心】原則固定かどうか
- 【滑りやすいとコストは高くなる】スリッページが起こるリスクが少ないか
以下でそれぞれを詳しく解説します。
原則固定かどうか
FX会社が通貨ペアごとにスプレッドを定め、レートを固定して提供することを「原則固定」と言います。
本来スプレッドは変動するはずのものですが、ユーザーの利便性を考えて原則的に固定して提供するFX会社があるということです。
例えば、「ドル円0.2銭原則固定」というように表現され、経済指標発表前後や大きなイベントが発生した時など以外は、基本的に原則固定のスプレッドで取引できます。スプレッドが原則固定の場合、スプレッドの拡大や縮小によって毎回取引コストが異なるということがなくなるため、ユーザーは取引する通貨ペアの取引コストをあらかじめ把握した上で、安心して取引をすることが可能になるのです。
スリッページが起こるリスクが少ないか
スリッページとは、ユーザーが注文したレートと実際に約定したレートに生まれる差のことを言います。
FXでは、ユーザーが注文を行ってからサーバーを通して注文が約定するまで、わずかですが時間がかかります。レートが変化し続けるFXの場合、値動きによっては注文をした時に画面に表示されていた価格と、実際に注文が確定した価格が異なってしまう(スリッページが発生してしまう)のです。特に、値動きが激しくなる雇用統計などの重要な経済指標の発表前後では、スリッページが起こりやすくなります。
例えば、自分に不利な方向へのスリッページが0.1pips起こり、スプレッド0.2pipsの場合、取引コストは0.3pipsとなり、スリッページは予期せぬ取引コストの増加につながります。
本記事で参考にしたサイト一覧
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日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。15年以上のFXトレード歴があり、2013年に開催されたFXコンテスト(Forex.com社開催)で優勝も経験。FXを始め、株、仮想通貨、コモディティなども手広く取引している。
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