FX会社のドル円スプレッド比較!取引コストが安いおすすめ口座とは?
ドル円は、日本のFXトレーダーに最も多く取引されている通貨ペアです。
FXにおける実質的な取引コストになっているのはスプレッドですが、スプレッドの他にも実質的なコストとなってしまう可能性があるのが「スリッページ」と「スワップポイント」です。
この2つにも着目しないと、スプレッドは安いのに取引コストは結果的に高くなってしまう可能性があります。
この記事では、ドル円のスプレッドが安い国内業者を徹底的に比較し、総合的に取引コストを抑えられるおすすめの口座をランキング形式で紹介するにゃ!
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【2023年度最新版】ドル円スプレッド比較一覧
スプレッドとは、売値と買値の価格差を指します。詳しい説明を知りたい方は記事後半の「スプレッド」とは?を参考にしましょう。
スプレッドは、狭ければ狭いほど取引で有利になります。
短期売買をする方は、特にスプレッドが最狭水準のFX会社での取引がおすすめにゃ!
以下では、国内FX会社のドル円のスプレッド比較表を掲載しています。
FX会社 |
ドル円
スプレッド |
公式サイト |
スリッページ |
詳細 |
パートナーズFX nano |
0.0銭 |
|
調整可能 |
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FXTF |
0.1銭 |
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調整不可 |
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みんなのFX |
0.2銭 |
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調整可能 |
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MATSUI FX |
0.2銭 |
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調整可能 |
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外貨ネクストネオ |
0.2銭原則固定(例外あり) |
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調整可能 |
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FXネオ |
0.2銭原則固定 |
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調整可能 |
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DMM FX |
0.2銭 |
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調整可能 |
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FXダイレクトプラス |
0.2銭 |
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調整可能 |
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楽天FX |
0.2銭 |
|
調整可能 |
|
FX会社10社の中で比較して、ドル円のスプレッドが最狭なのはマネーパートナーズのFX nanoです。
5万通貨までの取引がスプレッド0.0銭(9:00~翌3:00 1/8~4/30)、5万超20万通貨までの取引がスプレッド0.0銭~0.2銭です(※原則固定(例外あり))(メンテナンス時間を除く)。
さらに、100通貨単位から取引できるので初心者でも取引がしやすいメリットがあります。
マネーパートナーズはスリッページ(注文時と約定時の価格のズレ)も調整可能なので、FX取引初心者の方でも安心して取引することが出来るにゃ!
※2023年5月16日現在
※スプレッドは時間帯や注文数、モードによって異なる場合があります。
ドル円の取引コスト(スプレッド含む)を抑えられるFX口座10選
「ドル円の取引コストに注目する際のポイント」で後述しますが、スプレッドだけでなく、スリッページやスワップポイントの存在が取引コストに大きな影響を与えます。
そこで、スプレッドにスリッページやスワップポイントも加味し、総合的にドル円の取引コストを抑えられるFX会社をランキング形式で10社紹介します。
第1位 マネーパートナーズ「パートナーズFX nano」
マネーパートナーズのメリット
- ◎ 米ドル円などのスプレッドが1万通貨まで0.0銭
- ◎ 100通貨から取引できるため、数百円で取引可能
- ◎ 最大20回まで同じ注文を繰り返せる
- ◎ 情報配信が充実している
マネーパートナーズのデメリット
- △ デモ口座が無い
- △ スワップポイントが低い
- △ スキャルピングが禁止されている
マネーパートナーズは、ドル円に関して業界で最も狭いスプレッドを提供しています。
なぜなら、マネーパートナーズのドル円のスプレッドは0.0銭で、これ以上狭いスプレッドはありえないからです。
「取引コスト無し」でドル円の取引ができるのは、他社には無い非常に大きなメリットだと言えます。
また、100通貨から取引できるため、少額からでも取引しやすいことも魅力です。
ただし、マネーパートナーズには2つの取引コースがあり、そのうち「パートナーズFX nano」の「1回あたり1万通貨まで」のスプレッドが0.0銭となっていることには注意が必要にゃ。
また、スワップポイントが低水準であるため、日をまたいで取引する方にはマネーパートナーズはおすすめできないにゃ。
マネーパートナーズは「新規注文から決済注文までの時間が十数秒以内の取引を繰り返す行為」、つまり20秒未満のスキャルピングを禁止していることも要注意です。
20秒よりも長い間隔でスキャルピングをする人やデイトレードをする人には、マネーパートナーズが非常におすすめにゃ!
第2位 SBI FXトレード
SBI FXトレードのメリット
- ◎ 米ドル円のスプレッドが0.18銭と狭い
- ◎ 1通貨から取引できるため、数円で取引可能
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が34種類と多い
- ◎ 積立FXで長期的な視点の投資ができる
SBI FXトレードのデメリット
- △ 取引量が多くなるとスプレッドが広くなる
- △ デモ口座が無い
- △ スキャルピングが公認されていない
SBI FXトレードはドル円のスプレッドが0.18銭と、業界最狭水準のスプレッドになっています。さらに、1通貨から100万通貨まで0.18銭で取引できることから、初心者のうちだけでなく上級者になっても同じスプレッドで取引することが可能です。
スワップポイントも優秀であり、スイングトレードでも有利に取引することができるんだにゃ!
SBI FXトレードは、2024年オリコン顧客満足度調査にて「FX取引 初心者」部門で3年連続第1位を獲得しており、狭いスプレッドで取引したい方だけでなく、初心者の方にもおすすめしたいFX会社になっているにゃ!
第3位 ゴールデンウェイ・ジャパン「FXTF」
FXTFのメリット
- ◎ 世界で最も利用されている取引ツールMT4が使える
- ◎ 米ドル円のスプレッドが0.1銭と非常に狭い
- ◎ 24時間のサポート体制を取っており、FX初心者でも安心
FXTFのデメリット
- △ スキャルピングが禁止されている
- △ 通貨ペアによってはMT4の自動売買で手数料がかかる
- △ スワップポイントが低め
ゴールデンウェイ・ジャパンはドル円のスプレッドが0.1銭となっており、単純な比較では第2位のSBI FXトレードよりもスプレッドが狭いです。
しかし、「約定力にやや難がある」という内容の口コミがよく見られることから、第3位とさせていただきました。
筆者も実際に取引で利用したことがありますが、「スリッページが他社と比べてやや多いかな」と感じました。
また、スワップポイントが低水準であるため、日をまたいで取引する方には良い取引環境とは言えません。
さらに、秒単位のスキャルピングも禁止されています。
とはいえ、スプレッド0.1銭は間違いなく業界最狭水準であり、スリッページやスワップポイントを加味したとしても第3位にふさわしいです。
世界中で愛用されているチャート分析ツール「TradingView」と取引ツール「MT4」を使うことができることも大きなメリットになっているにゃ!
したがって、ゴールデンウェイ・ジャパンはTradingViewやMT4を使用したい方で、秒単位のスキャルピング以外の短期売買中心の方におすすめにゃ!
第4位 トレイダーズ証券「みんなのFX」
みんなのFXのメリット
- ◎ トレーダーを選ぶだけで自動売買ができる
- ◎ バイナリーオプションができる
- ◎ スワップポイントが高い
- ◎ 取り扱い通貨ペア数が34種類と多い
みんなのFXのデメリット
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
- △ デモ口座がスマートフォンに対応していない
みんなのFXはドル円のスプレッドが0.2銭となっており、さらにユーロ円のスプレッドが0.4銭、ポンド円のスプレッドも0.9銭と、業界最狭水準のスプレッドになっています。
AI(人工知能)によってドル円が1時間後に上昇するか下落するかを予測する「TMサイン」が使えるなど、取引ツールの機能性も高いことから、「何を根拠にして取引すればいいか分からない」という初心者の方にもおすすめです。
さらに、約定力が高く、約定率(ユーザーが出した注文が、意図した通りに成立する確率)が99.9%となっていることも、短期売買で非常に有利になります。
スワップポイントも優れており、ドル円の短期売買からスイングトレードまでマルチに使えるFX会社です。
第5位 松井証券「MATSUI FX」
松井証券のメリット
- ◎ 1通貨から取引できるため、数円で取引可能
- ◎ 最大レバレッジを4段階から選択できる
- ◎ 電話サポートが24時までで夜間でも安心
松井証券のデメリット
- △ 取り扱い通貨ペア数が20種類と少ない
- △ スワップポイントがあまり高くない
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
MATSUI FXはドル円のスプレッドが0.2銭になっていることに加え、ポンド円のスプレッドが0.6銭、豪ドル円が0.4銭と、業界最狭水準になっています。また、取引ツールがシンプルで使いやすく、1通貨から取引できるため、特に初心者の方におすすめしたいFX会社です。
約定力に関してのネガティブな口コミもあまり見かけることがなく、取引コストの面では非常に優秀だにゃ!
ただし、スワップポイントに関しては低水準であるため、日をまたいで取引する方にはMATSUI FXはおすすめできないにゃ。
したがって、MATSUI FXはクロス円の短期売買で強みを発揮するFX会社だと言えるでしょう。
第6位 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコムのメリット
- ◎ オンラインセミナーの開催や情報配信が充実
- ◎ マイナー通貨ペアのスプレッドが狭い
- ◎ 24時間のサポート体制を取っており、FX初心者でも安心
外為どっとコムのデメリット
- △ スキャルピングが非推奨となっている
- △スプレッドが狭い時間帯が短い
外為どっとコムはドル円のスプレッドが0.2銭(原則固定(例外あり))となっているだけでなく、トルコリラ円やメキシコペソ円などの高金利通貨ペアも、業界最狭水準のスプレッドで提供しています。
スワップポイントも高く、ドル円だけでなく高金利通貨ペアでのスワップトレードも非常に有利な環境で行うことが可能です。
平日24時間の電話サポートや初心者向けのセミナー開催、豊富な動画配信など、外為どっとコムは初心者に優しいFX会社でもあり、総合力が非常に高くなっています。
第7位 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券のメリット
- ◎ チャート上から注文を出せるため、スキャルピングで便利
- ◎ バイナリーオプションができる
GMOクリック証券のデメリット
- △ 取り扱い通貨ペア数が20種類と少ない
- △ 強制ロスカットが発動すると手数料がかかる
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
GMOクリック証券は、スプレッドに関して、ドル円が0.2銭原則固定、ユーロ円が0.4銭原則固定、ポンド円は0.9銭原則固定など、全体的に狭くなっています。
バイナリーオプション専用口座の「外為オプション」も提供しており、FXだけでなくバイナリーオプションにも興味がある方にもってこいのFX会社にゃ。
ただし、外為オプションを利用するにはFX口座の開設が必要となるので注意するにゃ。
ただし、ロスカット時には「自動ロスカット手数料」が発生し、1取引単位(1万通貨)あたり500円(税込み)がかかってしまうため注意してください。
第8位 DMM.com証券「DMM FX」
DMM FXのメリット
- ◎ スマートフォンアプリの操作性が良く、直感的な操作が可能
- ◎ 24時間のサポート体制を取っており、FX初心者でも安心
- ◎ 口座数が90万を超える人気口座
DMM FXのデメリット
- △ 最小取引単位が1万通貨とやや大きい
- △ 取り扱い通貨ペア数が21種類と少ない
- △ オンラインセミナーの開催や情報配信が少なめ
DMM.com証券の「DMM FX」は、ドル円が0.2銭、ユーロ円が0.5銭、ポンド円は0.9銭など全体的にスプレッドが狭く、取引コストを重視するトレーダーが安心して取引をすることができます。
月曜日07時00分から土曜日06時50分(夏時間は土曜日05時50分)まで受け付けている電話サポートや取引結果を自動でグラフ化して分析してくれる「取引通信簿」など、初心者向けのサービスも抜群です。
証券口座で保有している現物株をFXの証拠金に充当できるサービスもあり、FXの他に株を取引している方は効率の良い取引がしやすくなっているにゃ!
ただ、最低取引単位が1万通貨となっており、国内のFX会社は1,000通貨以下が主流であることを考えると、資金をより多く用意する必要があることに注意するにゃ。
第9位 セントラル短資FX「FXダイレクトプラス」
セントラル短資FXのメリット
- ◎ 自分の取引が自動的に記録され、成績を可視化
- ◎ 100年以上の歴史を誇り、安心感がある
- ◎ オンラインセミナーの開催や情報配信が充実
- ◎ 口座開設だけで優待サービスを受けられる
セントラル短資FXのデメリット
- △ スワップポイントが低い
- △ 証拠金維持率100%以下で強制ロスカットされる
- △ サポートが問い合わせフォームのみ
- △ 未決済ポジションのスワップポイントが課税される
セントラル短資FXは、創業100年の歴史をもつ「セントラル短資株式会社」のグループ企業であり、サービスの信頼性や透明性の高さがあるFX会社です。
頻繁に更新される有名なアナリストなどによるセミナー動画やコラムといった情報コンテンツが充実しており、FX初心者は情報収集や取引の判断の参考に使うことができます。
さらに、過去の値動きをもとに相場の先行きを予測してくれる「みらいチャート」など、取引に役立つ独自ツールも魅力的です。
しかし、スプレッドはドル円が0.2銭であるのをはじめ、全体的に狭いものの、2023年5月現在ではユーロ円やポンド円などが原則固定の対象外となっており、取引の際はスプレッドの拡大に気を付ける必要があります。
また、主要通貨ペアのスワップポイントが低いため、主要通貨ペアの日をまたいだ取引はおすすめできません。
第10位 楽天証券「楽天FX」
楽天証券のメリット
- ◎ 最大レバレッジを5種類の中から選択可能
- ◎ 世界で最も利用されている取引ツールMT4が使える
- ◎ 取引で楽天ポイントがたまる
- ◎ オンラインセミナーの開催や情報配信が充実
楽天証券のデメリット
- △ 米ドル円のスプレッドが原則固定の対象外
- △ MT4での取引は楽天ポイント対象外
- △ スワップポイントが低い
- △ 複数回システム障害が発生している
楽天証券の「楽天FX」は、2023年3月27日から4月10日までドル円の原則固定を停止していましたが、4月11日より再開したことでより安心して取引できるようになりました。
ドル円が0.2銭、ユーロ円が0.5銭、ポンド円は0.9銭など全体的にスプレッドが狭く、オンラインセミナーやコラムなど情報配信も充実しています。
ただし、過去に複数回システム障害が発生していることから、取引の安全性には注意が必要です。
また、スワップポイントが低いため、日をまたいだ取引は不向きになっています。
取引で楽天ポイントがたまるというメリットもあるにゃ!
ドル円の取引コストに注目する際のポイント
実はドル円のスプレッドの数値を単純に見るだけでは、取引コストを総合的に把握するのは中々難しいです。
なぜならドル円のFX取引をする際に発生するコストにはスプレッドの他に、「スリッページ」「スワップポイント」の存在があるからです。
ここではドル円の取引での取引コストに関して注目するべきポイントを解説します。
原則固定かどうか
FX会社が通貨ペアごとにスプレッドを定め、レートを固定して提供することを「原則固定」と言います。
本来スプレッドは変動するはずのものですが、ユーザーの利便性を考えて原則的に固定して提供するFX会社があるということです。
例えば、「ドル円0.2銭原則固定」というように表現され、経済指標発表前後や大きなイベントが発生した時など以外は、基本的に原則固定のスプレッドで取引できます。スプレッドが原則固定の場合、スプレッドの拡大や縮小によって毎回取引コストが異なるということがなくなるため、ユーザーは取引する通貨ペアの取引コストをあらかじめ把握した上で、安心して取引をすることが可能になるのです。
スリッページが起こるリスクが少ないか
スリッページとは、ユーザーが注文したレートと実際に約定したレートに生まれる差のことを言います。
FXでは、ユーザーが注文を行ってからサーバーを通して注文が約定するまで、わずかですが時間がかかります。レートが変化し続けるFXの場合、値動きによっては注文をした時に画面に表示されていた価格と、実際に注文が確定した価格が異なってしまう(スリッページが発生してしまう)のです。特に、値動きが激しくなる雇用統計などの重要な経済指標の発表前後では、スリッページが起こりやすくなります。
例えば、自分に不利な方向へのスリッページが0.1pips起こり、スプレッド0.2pipsの場合、取引コストは0.3pipsとなり、スリッページは予期せぬ取引コストの増加につながります。
そのため、約定力に定評があるFX会社を選ぶことが重要だにゃ!
あるいは、注文時の価格と約定時の価格のずれ幅の許容範囲を設定する「許容スリッページ」が使える「マネーパートナーズ」などのFX会社を利用することで、ユーザーが注文したレートと実際に約定したレートに生まれる差に上限を設けてスリッページによるリスクを軽減することができるにゃ!
スワップポイントが高いか
スワップポイントは「金利差調整分」とも呼ばれ、2ヵ国間の金利差によって発生する利益のことを言います。FXでは日本のような低金利の国の通貨を売って、米国のような金利の高い通貨を買うことで、ポジションを決済するまで日本より金利が高い分のスワップポイントを基本的に毎日得ることが可能になります。
例えば2023年5月現在、DMM FXのドル円で「買い」のポジションをとった場合のスワップポイントとスプレッドは以下のようになっています。
スワップポイントとスプレッド
- スワップポイント:1万通貨あたり約190円
- スプレッド:0.2銭
スプレッドの0.2銭を1万通貨あたりの金額に換算すると20円になり、スワップポイントの190円はスプレッド分のコストを170円も上回ることになるのです。
1銭=100円(1万通貨の場合)
スプレッド0.2銭×100円=20円
スワップポイント190円-スプレッド20円=170円
スワップポイントは翌日以降にポジションを持ち越した際、1日分が付与される仕組みになっているため、日をまたいで取引をする方は、スワップポイントが高いFX会社を利用することで、実質的に取引コストを圧縮し、さらには利益を上げることが狙えるんだにゃ!
反対に、ドル円で「売り」のポジションをとった場合は、スワップポイントを逆に支払うことになってしまうため、受け取るスワップポイントが高く、かつ支払うスワップポイント(マイナススワップ)があまり大きくないFX会社の口座を選ぶことが取引を有利に進める上で大切だにゃ。
「スプレッド」とは?
スプレッドとは、売値と買値の価格差のことにゃ。
FXでは買値と売値で異なるレートが提示されており、取引ごとにそのレートの差を取引手数料として支払わなければいけないにゃ。
例えばドル円において、買いのレートが100.02円、売りのレートが100.01円と提示されているとします。この場合ドル円のスプレッドは0.01円(1pips)となります。
そして、スプレッドは買いと売りどちらの取引でも支払う必要があるため、ポジションの保有開始時と決済時の両方で支払うことになります。
またスプレッドは、取引する通貨ペアや、時期・時間帯、FX口座によっても異なります。
一般的に、ドル円やユーロドルなどの主要通貨ペアのスプレッドは低く、南アフリカランド円などのマイナー通貨ペアではスプレッドが高く設定されています。
トレードをより有利に進めるため、スプレッドの低いFX口座を選ぶようにしましょう。
本記事で参考にしたサイト一覧
- みんなのFX
- 外為どっとコム
- DMM FX
- GMOクリック証券
- 松井証券
- 楽天証券
- FXTF
- マネーパートナーズ
- セントラル短資FX
詳細はこちら
日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト。15年以上のFXトレード歴があり、2013年に開催されたFXコンテスト(Forex.com社開催)で優勝も経験。FXを始め、株、仮想通貨、コモディティなども手広く取引している。
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