歴史あるブランドのダイナースクラブが発行する「ダイナースクラブ ビジネスカード」はビジネスオーナー・個人事業主・会社役員におすすめのカードです。ビジネスマンにお得な優待やサービスがあり、ステータスカードとしての価値も高いカードです。
「追加カード無料」など、他カードとくらべて魅力的なダイナースクラブ ビジネスカードの特徴を紹介していきましょう。他のカードも気になる方はおすすめのカードをチェックしてみてください。
ダイナースクラブ ビジネスカードを選ぶべき人はこんな人!
- ビジネスオーナー・個人事業主・会社役員の方!
- 面倒な確定申告や決算書作成などの会計処理を楽にしたい方!
- 出張や遠方での商談の機会が多い方!
ダイナースクラブ ビジネスカードとは?
ダイナースクラブ ビジネスカードは、世界で最初にクレジットカードを作ったダイナースクラブが発行する法人向けカードです。ビジネスオーナーや個人事業主向けに、業務効率化や経緯削減の期待ができるクレジットカードとして人気があります。
歴史あるブランドであり、ステータスカードとしても知られていますが、付帯している優待やサービスも充実しており、ユーザーの支持を集めています。
忙しいビジネスオーナーや個人事業主の中には、手間がかかる経費処理の作業はなるべく簡略化したいと考えている人も多いはずです。ダイナースクラブ ビジネスカードはそんな経営者にとって必要なサービスがそろっており、上手に利用すれば経費処理業務の簡略化が期待できます。
ダイナースクラブ ビジネスカードの基本情報
カード評価 | ★★★★☆ |
---|---|
入会対象 | 本会員:法人、団体等の代表者・役員または個人事業主 追加会員:基本会員が代表者・役員を務める法人等または個人事業の役職員あるいは従業員の方 |
発行元 | 三井住友カード株式会社 |
年会費 | 本会員/27,500円(税込) 追加会員/無料 |
利用可能ブランド | VISA MasterCard |
ショッピング利用枠 | 一律の制限なし |
旅行傷害保険 | 海外・国内旅行傷害保険・最高1億円 |
ショッピング補償 | 年間500万円限度(利用条件付) |
ゴルファー保険 | 傷害死亡・後遺障害 最高300万円 傷害入院 日額4,500円 傷害通院 日額3,000円 賠償責任 1億円限度 ゴルフ用品損害 5万円限度 ホールインワン・アルバトロス費用 10万円限度 |
ポイント還元率 | 0.40%~1.00% |
追加カード | ETCカード 家族カード |
お支払い方法 | 一回払い、ボーナス一括払い、リボルビング払い |
融資サービス | キャッシングサービス、カードローン |
決済口座 | 法人名義口座 |
支払日 | 15日締め・翌月10日払い |
発行日数 | 1~2週間程度 |
還元率のメリット・デメリット
メリット
- ポイントはANAマイルへの交換でポイント還元率1%に
- ポイントに有効期限がなく、使い忘れの心配なし
- コンビニの利用でもポイントが貯まる
デメリット
- ポイントの交換先によって還元率が異なる
ダイナースクラブビジネスカードと他のカードの比較
カード名 | ダイナースクラブビジネスカード | アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールドカード | 三井住友ビジネスゴールドカード |
---|---|---|---|
年会費 | ○ 27,500円(税込) |
◯ 36,300円(税込) |
◎ 11,000円(税込・初年度年会費無料) |
還元率 | ◎ 1.00% |
○ 0.50% |
○ 0.50%~2.50% |
締め日・支払日 | 15日締め・翌月10日払い | 3日締め・当月21日払い 7日締め・当月26日払い 19日締め・翌月10日払い |
15日締め・翌月10日払い 月末締め・翌月26日払い |
付帯保険 | 海外旅行:最大1億円 国内旅行:最大1億円 ショッピング:最大500万円 |
海外旅行:最大1億円 国内旅行:最大5,000万円 ショッピング:年間最大500万円 |
海外旅行:最大5,000万円 国内旅行:最大5,000万円 ショッピング:最大300万円 |
特徴 | ダイナースクラブ優待 | キャンセル代なども補填できるスマートなカード | ゴールドカードでは年会費が安く、ポイント高還元率 |
おすすめ利用シーン | 商談や打ち合わせにはダイヤモンド経営者倶楽部が運営する「銀座サロン」が利用可能! | 人員不足をLancersでアウトソーシング!オフィス用品のキャッシュバックもあり | 急な国内出張や打ち合わせにはVJタクシーチケットを利用して迅速に移動 |
キャンペーン | なし | 最大150,000ポイントプレゼント | 最大10,000円相当ポイントプレゼント |
申し込み |
ダイナースクラブ ビジネスカードの特徴を紹介
ダイナースクラブ ビジネスカードは他のクレジットカードに負けない魅力がたくさんありますが、特におすすめしたい特徴を3つ紹介します。
従業員に追加カードを発行できるうえポイントも合算
ダイナースクラブ ビジネスカードは、追加カードが無料で何枚でも作成できます。通常年会費は27,500円(税込)ですが、メインカードを1枚作成すれば従業員に無料でカードが支給できる点は魅力でしょう。追加カードは年会費永年無料なので、安心して作成できます。
従業員に追加カードを持たせるメリットは、経費業務の簡略化です。ダイナースクラブ ビジネスカードでは、追加カードで支払った請求はすべてメインカードに統一されるので、会社全体の経費管理もしやすく面倒な手間が省けます。
追加カードで発生するポイントはすべてメインカードに合算されるため、ポイントも貯めやすくなっています。ポイントは公共料金の支払いや商品購入のほか、マイルへ交換などもでき、利便性が優れているため、貯めることでさらなるメリットを享受できるでしょう。
ダイナースクラブならでは!ビジネス・ラウンジ&ビジネス・オファーサービスが付帯
- 銀座サロン利用優待
- 法律相談などのビジネスオファーサービス
ダイナースクラブにしかない特典として、ラウンジ無料利用やビジネスに必要なサービスをお得な値段で購入できるサービスがあります。このビジネス・ラウンジ&ビジネス・オファーサービスはダイナースクラブ会員だけの特別プログラムなので、利用しない手はありません。
ビジネス・ラウンジはダイヤモンド経営者倶楽部が運営する「銀座サロン」にカードを提示するだけで、入室や利用が可能になります。銀座サロンはビジネスの商談や打ち合わせに最適な空間で、利用する価値が高いサロンです。こういったサロンをビジネス上で使用すれば、取引先にも安心感が生まれ、信用性が増すでしょう。
ビジネス・オファーサービスはビジネスシーンで利用できる優待プログラムです。専門家がサポートしてくれる「法律相談」「税務相談」「人事労務相談」や健康診断サービス、フィットネス優待など良質なサービスがそろっています。幅広い優待が展開されており、ビジネスをサポートしてくれる心強いサービスでしょう。
会計ソフトfreeeを通常よりもお得な価格で利用できる
ダイナースクラブ ビジネスカードでは、経費管理の業務ソフトで評価の高い「freee」の初年度有料プランが通常よりも2ヵ月分お得に購入できます。
会計処理が驚くほどスムーズになるfreeeは忙しい経営者にとって導入する価値のあるソフトであり、業務の効率化が期待されます。
freeeの特徴はダイナースクラブ ビジネスカードと同期できる点で、経費管理がしやすい環境が整います。利用履歴のデータをソフトが自動的に収集し、会計ソフトに反映させてくれるので、会計帳簿の作成の効率化を図れます。
経理や簿記の知識がなくてもソフトの案内に従ってデータを操作すれば、青色申告や決算書まで簡単に作成できる機能もあります。さらに経理業務だけでなく、使用履歴から会社のビジネスレポートを作成できるため、データを見ながら自社の数字分析を行うことも可能です。
freeeソフトはパッケージがいくつかあり、種類によって値段が異なりますが、ミニマムなパターンは年間2万3760円(税抜き)です。初年度のみ2ヵ月分が割引されるので、経費削減につながるでしょう。
ダイナースクラブ ビジネスカードの審査の難易度は?
ダイナースクラブ ビジネスカードの審査難易度は「中級レベル」と言われています。これまで、ダイナースクラブの審査はハイクラスな企業・業界・職種でなければ通らないといわれていましたが、現在は中小企業でも審査を通過するケースもあります。
ただし歴史あるブランドなだけに、小規模の企業や実績のない企業、クレジットヒストリー(返済履歴)がない場合は審査通過が難しいでしょう。
審査の申し込み条件は、「法人企業の代表もしくは役員」「個人事業主」「医師、歯科医、弁護士等の専門資格をお持ちで開業されているプロフェッショナルの方」となっています。
年齢制限が設けられていることから、実績はある程度重視されると思われます。ちなみに追加カードは18歳以上から可能です。設立の年数制限はありませんが、設立3年以降が評価されやすく、ダイナースクラブも一般的なハイクラスのクレジットカードと同じ条件でしょう。
審査に必要な書類は少なく、手続きは簡単です。決算書や登記簿は不要で顔写真付きの身分証明証があれば問題ありません。店舗での対面はなく、オンライン上で専用フォームに入力すれば完了です。審査は1~2週間程度かかり、結果はメールもしくは電話で来ます。
ダイナースクラブ ビジネスカードはどんな人におすすめ?
ダイナースクラブ ビジネスカードは、ステータスカードとして所持しつつ、会社もしくは個人事業の経費業務効率化や経費削減を目指すビジネスマンにおすすめです。大前提として、ダイナースクラブは歴史あるブランドなので、所持しているだけで相手からの信用性が増すステータスカードでもあり、事業の発展をサポートしてくれるカードと言えるでしょう。
忙しい経営者や個人事業主は、できるだけ経費業務を簡略化したいと考えているはずです。追加カードを無料で発行して支払いを統一すれば、確実に業務の負担は減ります。これまで会計ソフトの費用を確保できなかった人も、freee優待サービスを使えば通常よりもお得に購入して業務を簡略化することも狙えるでしょう。
ダイナースクラブ ビジネスカードを手に入れるために必要なことは?
ダイナースクラブ ビジネスカードを手に入れるためには、公式サイトにアクセスしてオンラインフォームから申し込む必要があります。フォームの案内に沿って、氏名・電話番号・住所などの個人情報に加え、企業全体・事業内容・職種・企業年数・年収など具体的な情報を記入します。登記簿や決算書を提出する必要はないので、情報は詳しく記入しましょう。
申し込み自体はフォームを送信すれば完了です。審査が始まれば、内容確認の電話が入る可能性があるため、審査期間中は電話に出られるように準備しておきましょう。審査通過後は申し込み確認書が自宅などに郵送されます。確認書に必要事項を再度入力し、本人確認ができる身分証明証を同封して返送します。ここまで完了すれば、後はカードの到着を待つだけです。
ダイナースクラブ ビジネスカードで事業をさらに加速させる
ダイナースクラブ ビジネスカードは歴史あるダイナースクラブが発行する信頼度の高いビジネスカードです。事業をサポートするサービスが充実しており、経費業務の簡略化や経費削減効果が期待できるでしょう。
ダイナースクラブ ビジネスカードの特徴は、「追加カードの無料発行」「ビジネス・ラウンジ&ビジネス・オファーサービス」「会計ソフトfreeeの割引」の3つです。他のビジネスカードに負けないサービスがそろっており、しっかり利用すれば事業はますます加速するでしょう。
ダイナースクラブカードと言えば、審査基準が厳しいイメージですが、以前よりも審査に通過しやすくなっており、必要書類も少なく、手続きも簡単です。まだビジネスカードを持っていない人は、手軽に申し込めるステータスカードとして1枚持ってみてはいかがでしょうか。
ダイナースカードの中で唯一のビジネスカードで、年会費は27,500円(税込)と決して安くはありません。ただ、追加カードについては枚数の制限なく無料で発行できるので、今後事業が拡大すると思われる経営者であれば、最初に持っておくことをおすすめします。「JALオンライン」が利用できるので、国内出張にJALを利用することが多い方にはメリットがあるといえるでしょう。さらにポイントプログラムである「ダイナースクラブ リワードポイント」は、有効期限が設けられていないことから、貯めたポイントを有効に活用することができます。ほかにも税務相談や人事・労務管理などの優待サービスを受けることができるので、積極的に利用しながら業務の効率化を図っていきましょう。