JCBカード Wにデメリットはある?メリットもあわせて紹介!
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JCB カード Wにデメリットはあるのか気になっていないでしょうか。JCB カード Wとは、日本生まれの国際決済ブランド、JCBが発行しているプロパーカードです。

JCB カード Wは、JCBのプロパーカードの中でも申し込みが39歳以下に限定されており、ポイントが通常の2倍貯まるなどの特徴を持っています。

本記事では、JCB カード Wにデメリットはあるのか気になっている人に向けて、JCB カード Wのデメリットを紹介します。デメリットだけでなくメリットもわかるので、ぜひ自分に合うクレジットカードなのか判断するため参考にしてみてください。

目次

  1. JCB カード Wの特徴は?
    1. JCB カード Wのスペック
    2. JCBカードSとJCBカード Wを比較
  2. JCB カード Wのデメリット
    1. 39歳までしか申し込めない
    2. 電子マネーへのチャージではポイントがつかない
    3. ポイントは1000円につき1ポイント付与される
    4. JCB STAR MEMBERSの対象外
    5. JCBゴールドのインビテーションが届かない
  3. JCB カード Wのメリット
    1. JCB カード Wは入会費・年会費が永久に無料
    2. JCB カード WはETCカードや家族カードも無料
    3. JCB カード Wは貯まるOkiDokiポイントが万能
    4. JCB カード WはAmazonやスタバ、セブンイレブンなど生活でよく使う施設でポイント高還元される
    5. JCB カード WはQUICPayなどのキャッシュレスにも対応している
    6. JCB カード Wは海外旅行保険がついている
  4. JCB カード W申込手続きの流れ
    1. 申し込みはweb入会限定
    2. 申し込みボタンをクリック
    3. 本人の情報を入力
    4. 入力内容を確認して完了
  5. JCB カード Wの審査は厳しい?
    1. JCB カード Wの申込条件
  6. JCB カード Wによくある質問

JCB カード Wの特徴は?

世の中には多くのクレジットカードがありますが、その中でもJCB カード Wはどのような特徴を持つカードなのでしょうか。JCB カード Wのスペックを確認しつつ、JCBカードSとの違いもチェックしていきましょう。

JCB カード Wのスペック

JCB カード Wのスペックをまとめた表は次のとおりです。

■JCB カード Wのスペック

年会費 永年無料
ポイント還元率 1.0~5.5%
貯まるポイント Oki Dokiポイント
家族カード 年会費永年無料
付帯電子マネー QUICPay
ETCカード 年会費無料
付帯保険 海外旅行傷害保険(利用付帯):最高2,000万円
ショッピングガード保険:海外のみ最高100万円
タッチ決済 Apple Pay
Google Pay
JCBコンタクトレス
申し込み条件 18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方
または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方

JCBカードSとJCBカード Wを比較

JCBは、JCB カード WだけでなくJCBカードSも発行しています。「S」と「W」では、何が異なるのでしょうか。両者を比較してみましょう。

■JCBカードSとJCB カード Wの比較

  JCBカードS JCB カード W
年会費 無料
通常カードだけでなく、家族カード/ETCカードも年会費無料
永年無料
ポイント還元率 0.5~5.0% 1.0~5.5%
貯まるポイント Oki Dokiポイント Oki Dokiポイント
家族カード 年会費永年無料 年会費永年無料
付帯電子マネー QUICPay QUICPay
ETCカード 年会費無料 年会費無料
付帯保険 海外旅行傷害保険(利用付帯):最高2,000万円
ショッピングガード保険:海外のみ最高100万円
海外旅行傷害保険(利用付帯):最高2,000万円
ショッピングガード保険:海外のみ最高100万円
タッチ決済 Apple Pay
Google Pay
JCBコンタクトレス
Apple Pay
Google Pay
JCBコンタクトレス
申し込み条件 18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方
または高校生を除く18歳以上で学生の方
18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方
または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方

JCBカードSとJCB カード Wの違いは次のとおりです。

2枚の主な違い

  • JCBカードSは40歳以上でも申し込めるが、JCB カード Wは申し込めない
  • JCBカードSは1,000円につき1Oki Dokiポイント付与されるが、JCB カード Wは2倍の2Oki Dokiポイント
  • JCBカードSは国内旅行傷害保険も利用付帯するが、JCB カード Wは海外旅行傷害保険のみ

申し込み条件を39歳以下に限定して付帯保険の充実度を下げることにより、年会費永年無料とポイント付与率常時2倍を実現したカードがJCB カード Wといえます。

JCB カード Wのデメリット

それでは、JCB カード Wのデメリットを紹介していきます。JCB カード Wの申し込み前にぜひチェックしてみてください。

JCB カード Wのデメリット

  • 39歳までしか申し込めない
  • 電子マネーへのチャージではポイントがつかない
  • ポイントは1000円につき1ポイント付与される
  • JCB STARMEMBERSの対象外
  • JCBゴールドのインビテーションが届かない

39歳までしか申し込めない

JCB カード Wは申し込み条件を39歳以下に限定しているため、39歳までの人しか申し込めません。JCB カード Wに魅力を感じていたとしても、40歳以上であれば申し込めない点はデメリットといえます。

なお39歳までに申し込んでカードを発行していれば、40歳以降も年会費無料でカードを使い続けることは可能です。

※40歳以降も年会費無料のまま継続できます

引用:JCBカード|高いポイント還元率、年会費無料のJCB カード W!

もし40歳以上であれば、年会費無料のJCBカードSに申し込むことがおすすめです。

JCBカードSはJCB カード Wと比べて付帯保険が充実しており、スターバックスカードへのオンラインチャージに利用すれば、ポイント還元率5.0%といった高還元率も実現できます。

年会費無料で、通常カードだけでなく、家族カード/ETCカードも年会費無料年会費無料です。

■JCBカードSのスペック

年会費 無料
通常カードだけでなく、家族カード/ETCカードも年会費無料
ポイント還元率 0.5~5.0%
貯まるポイント Oki Dokiポイント
家族カード 年会費永年無料
付帯電子マネー QUICPay
ETCカード 年会費無料
付帯保険 海外旅行傷害保険(利用付帯):最高2,000万円
ショッピングガード保険:海外のみ最高100万円
タッチ決済 Apple Pay
Google Pay
JCBコンタクトレス
申し込み条件 18歳以上で本人または配偶者に安定継続収入のある方
または高校生を除く18歳以上で学生の方
参照:JCBカード|JCBカードS

電子マネーへのチャージではポイントがつかない

JCB カード Wは、一部の電子マネーへのチャージをポイント付与対象外としている点がデメリットとして挙げられます。具体的には、次のような電子マネーへのチャージでポイントが貯まりません(2022年7月26日確認時点)。

JCB カード Wでチャージしてもポイントがつかない電子マネーなど

  • 楽天Edy
  • モバイルSuica
  • SMART ICOCA
  • モバイルPASMO
  • nanaco
  • JCBプレモカード
  • JCBプレモデジタル(ギフティプレモを含む)
  • ANA JCBプリペイドカード
  • ANA Pay
  • au PAYへのauかんたん決済チャージ
  • FamiPay

そのため、例えば電車の利用が多いためモバイルSuicaを普段使っている人は、モバイルSuicaへのチャージでポイントが貯まるクレジットカードも併せて持っておくと良いでしょう。

例えば、「ビュー・スイカ」カードなら自動改札機にタッチするだけでモバイルSuicaにチャージされるオートチャージの利用ができ、モバイルSuicaチャージ時のポイント還元率は1.5%と高めです。

貯まったJRE POINTは1ポイントからモバイルSuicaにチャージできるため、貯めたポイントを残すことなく無駄がありません。

■「ビュー・スイカ」カードのスペック

年会費 524円(税込)
ポイント還元率 0.5~3.0%
貯まるポイント JRE POINT
Suicaチャージ時の還元率 1.5%
国際ブランド Visa
JCB
Mastercard
家族カード 年会費524円(税込)
付帯電子マネー QUICPay
ETCカード 年会費524円(税込)
付帯保険 海外旅行傷害保険(自動付帯):最高500万円
国内旅行傷害保険(利用付帯):最高1,000万円
タッチ決済 Apple Pay<
参照:ビューカード|「ビュー・スイカ」カード
引用:ビューカード|「ビュー・スイカ」カード

普段使いには還元率1.0%のJCB カード Wを、モバイルSuicaチャージ時には還元率1.5%の「ビュー・スイカ」カードというように使い分けると良いでしょう。そのほか、「ビュー・スイカ」カードはえきねっとでJRのきっぷを予約した場合も3.0%の高還元率です。

ポイントは1000円につき1ポイント付与される

JCB カード Wを利用すると、毎月の利用合計金額1,000円(税込)につき1ポイント(Oki Dokiポイント)が後日付与されます。付与タイミングは支払方法によって異なりますが、ショッピング1回払いなら支払月です。

この点、楽天カードやPayPayカードなど200円(税込)につき1ポイント付与されるクレジットカードと比べるとやや不利といえるでしょう。不利である理由は、JCB カード Wは1,000円ごとにポイントが付くので、999円以下は切捨てられてしまうからです。

もっとも、仮に毎月900円(1年間で1万800円)がポイント付与の計算上切捨てられたとしても、年間108円分のロスと限定的です。そのため、実際には大きなデメリットとは言えないかもしれません。

JCB STAR MEMBERSの対象外

JCBカードは、年間利用額に応じてポイント還元率がアップしたり、キャンペーンの抽選口数がアップしたりする「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」というサービスを提供しています。

引用:JCBカード|JCBスターメンバーズ

「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」は、年間でJCBカードを一定金額以上利用された方だけに、特別にご提供するメンバーシップサービスです(登録不要)。

引用:JCBカード|JCBスターメンバーズ

例えばJCBカードSだと、年間100万円以上の利用でポイント還元率が50%アップします。つまり還元率が0.5%から0.75%にアップします。

一方、JCB カード WはJCB STAR MEMBERSの対象外です。もっとも、そもそもJCB カード Wのポイント還元率は年間利用額にかかわらず2倍(100%アップ)とSTAR MEMBERSの特典よりも魅力的です。

ただJCB カード Wはキャンペーンの抽選口数アップが適用されないため、キャンペーン当選確率を高めたい場合はJCB STAR MEMBERSの対象カードへの申し込みを検討したほうが良いかもしれません。

JCBゴールドのインビテーションが届かない

JCBカードには、JCBカードSやJCB カード Wよりも1ワンク上のJCBゴールドがあります。

引用:JCBカード|JCBゴールド

JCBゴールドは、JCB カード Wでは利用できない国内主要空港やハワイ ホノルル国際空港のラウンジサービスを利用できるほか、旅行傷害保険やショッピングガード保険などの付帯保険が充実しています。

■JCBゴールドのスペック

年会費 11,000円(税込)
※初年度はオンライン入会の場合のみ無料
ポイント還元率 0.5~5.0%
貯まるポイント Oki Dokiポイント
家族カード 1人目:年会費無料
2人目以降:年会費1,100円(税込)
付帯電子マネー QUICPay
ETCカード 年会費無料
付帯保険 海外旅行傷害保険(自動付帯※一部利用付帯):最高1億円
国内旅行傷害保険:最高5,000万円
ショッピングガード保険:国内・海外含む最高500万円
タッチ決済 Apple Pay
Google Pay
JCBコンタクトレス
申し込み条件 20歳以上で本人に安定継続収入のある方
参照:JCBカード|JCBゴールド

ただし、JCB カード Wを利用していてもJCBゴールドへのインビテーション(招待)が届かないといわれています。もっとも、JCBゴールドはインビテーションを待たなくても自分から申し込むことが可能です。

また、JCB カード WからJCBゴールドへのアップグレードも申し込めます。

JCB カード Wのメリット

JCB カード Wのデメリットだけでなく、メリットについてもチェックしておきましょう。JCB カード Wのメリットは次のとおりです。

JCB カード Wのメリット

  • JCB カード Wは入会費・年会費が永久に無料
  • JCB カード WはETCカードや家族カードも無料
  • JCB カード Wは貯まるOkiDokiポイントは万能
  • JCB カード WはAmazonやスタバ、セブンイレブンなど生活でよく使う施設でポイント高還元される
  • JCB カード WはQUICPayなどのキャッシュレスにも対応している
  • JCB カード Wは海外旅行保険がついている

JCB カード Wは入会費・年会費が永久に無料

JCB カード Wは、入会費や年会費が永久に無料であるのが大きなメリットです。例えば、JCBカードSは2年目以降、年間合計50万円以上利用しなければ年会費が無料になりません。

一方、JCB カード Wなら仮に1回も使わなかったとしても年会費はかからないので、気軽に申し込むことができます。

同じく年会費が永年無料のクレジットカードが楽天カードやPayPayカードです。JCB カード Wと比較してみましょう。

■年会費永年無料のJCB カード Wと楽天カード、PayPayカードの比較

  JCB カード W 楽天カード PayPayカード
年会費 永年無料 永年無料 永年無料
国際ブランド JCB Visa
Mastercard
JCB
American Express
Visa
Mastercard
JCB
ポイント還元率 1.0~5.5% 1.0% ご利用金額200円(税込)ごとに1.0%
貯まるポイント Oki Dokiポイント 楽天ポイント PayPayポイント
家族カード 年会費永年無料 年会費永年無料 年会費永年無料
付帯電子マネー QUICPay QUICPay QUICPay
ETCカード 年会費無料 楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員:無料
上記以外:550円(税込)
年会費550円(税込)
付帯保険 海外旅行傷害保険(利用付帯):最高2,000万円
ショッピングガード保険:海外のみ最高100万円
海外旅行傷害保険(利用付帯):最高2,000万円 なし
タッチ決済 Apple Pay
Google Pay
JCBコンタクトレス
Apple Pay
Google Pay
Visaのタッチ決済
Mastercardコンタクトレス
Apple Pay
Visaのタッチ決済
Mastercardコンタクトレス
JCBコンタクトレス
申し込み条件 18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定継続収入のある方
または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方
18歳以上(高校生を除く) 18歳以上(高校生を除く)で本人または配偶者に安定した継続収入がある方

JCB カード WはETCカードや家族カードも無料

JCB カード Wは本カードの年会費が永年無料であるだけでなく、ETCカード(ETCスルーカード)や家族カードなどの追加カードも無料です。発行手数料と年会費どちらも無料となっています。

そのため、JCB カード Wは同じ年会費無料のカードであってもETCカードや家族カードに年会費がかかるカードより低コストで利用可能です。

なお、ETCカードや家族カードの利用でも本カードと同様にポイントを貯めることが可能です。

家族カードの審査対象はあくまでも本会員なので、高校生を除く18歳以上で生計が同じ配偶者や親、子であれば、収入のない主婦(主夫)や学生であっても申し込めます。

家族カードを利用すると家族の利用でもポイントが貯められるので従来よりも多くポイントを獲得できるほか、家族利用分も明細が1つにまとまるため家計管理がしやすいです。

海外に行く大学生の子も利用できるので、海外旅行傷害保険が利用付帯します。そのため、家族カードによって安心を得ることもできるでしょう。

JCB カード Wは貯まるOkiDokiポイントが万能

JCB カード Wを利用して貯まるOki Dokiポイントは、万能だといわれています。Oki Dokiポイントは、JCBカードの利用特典として付与されるJCBカードが提供するポイントのことです。

引用:JCBカード|ポイント

Oki Dokiポイントが万能と言われている理由は、おそらくポイントの利用範囲が広いことが理由でしょう。下表にOki Dokiポイントの利用範囲と交換レートを一部まとめました。

■Oki Dokiポイントの利用範囲と交換レート(一部)

用途 交換レート 還元率の目安(通常利用時)
東京ディズニーリゾート・パークチケット 1枚あたり1,700ポイント 0.93~1.11%
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 1デイ・スタジオ・パス 1枚あたり1,700ポイント 0.99~1.11%
【JCBオリジナル】QUOカード3,000円分4枚セット(くまのプーさん) 3,200ポイント12,000円分
(1ポイント3.75円分)
0.75%
【JCBオリジナル】QUOカード3,000円分4枚セット(ディズニー&ピクサー) 3,200ポイント12,000円分
(1ポイント3.75円分)
0.75%
リンベル ディズニー カタログギフトセレクション スマイル 1,390ポイント -
JCBプレモカード Oki Dokiチャージ 1ポイント5円分 1.0%
nanacoポイント 1ポイント5円分 1.0%
ビックポイント 1ポイント5円分 1.0%
ビックネットポイント 1ポイント5円分 1.0%
ジョーシンポイント 1ポイント5円分 1.0%
ベルメゾン・ポイント 1ポイント5円分 1.0%
セシールスマイルポイント 1ポイント5円分 1.0%
スターバックス カード チャージ 1ポイント4円分 0.8%
Pontaポイント 1ポイント4円分 0.8%
dポイント 1ポイント4円分 0.8%
WAONポイント 1ポイント4円分 0.8%
楽天ポイント 1ポイント3円分 0.6%
楽天Edy 1ポイント3円分 0.6%
JALマイル 1ポイント3マイル 0.6%
ANAマイル 1ポイント3マイル 0.6%
ANA SKY コイン 1ポイント3コイン 0.6%
デルタ航空 スカイマイル 1ポイント3マイル 0.6%
キャッシュバック(支払金額充当) 1ポイント3円分 0.6%
JCBプレモカード3,000円分 670ポイント3,000円分
(1ポイント約4.48円分)
0.9%
JCBギフトカード(1,000円~5万円分) 券面金額によって異なる -
参照:JCBカード|Oki Dokiポイントプログラム2022 デジタルカタログ
※東京ディズニーリゾート・パークチケットの価格は大人7,900~9,400円で還元率を計算(2022年7月27日確認時点)
※ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 1デイ・スタジオ・パスの価格は、大人8,400~9,400円で還元率を計算(2022年7月27日確認時点)

貯まったOki Dokiポイントは、JCBプレモカードへのチャージやnanacoポイントで利用すると1.0%以上の還元率で利用できます。

なお、JCBプレモカードはファミリーマートやローソン、スシロー、かっぱ寿司、くら寿司、マクドナルド、コメダ珈琲、ガスト、ココス、ビックカメラ、Amazonなど幅広く利用できるギフトカードです。

JCB カード WはAmazonやスタバ、セブンイレブンなど生活でよく使う施設でポイント高還元される

JCB カード Wは、普段よく使うお店でポイントがよく貯まる点が大きなメリットです。JCBカードのポイント優待店は「JCB オリジナルシリーズパートナー」と呼ばれています。

JCB オリジナルシリーズパートナーは2022年7月27日時点で62ありますが、主なお店とポイント還元率は次のとおりです。

■JCB オリジナルシリーズパートナーの一例

お店 ポイント還元率
スターバックス 5.5%
洋服の青山 3.0%
AOKI 3.0%
セブンイレブン 2.0%
Amazon.co.jp 2.0%
メルカリ 1.5%
ビックカメラ 1.5%
ドミノ・ピザ 1.5%
apollostation、出光SS、シェルSS 1.5%
成城石井 1.5%

なお、上記は事前にポイントアップ登録をしておかなければポイント還元率がアップしないお店がほとんどです。事前にJCB ORIGINAL SERIESのサイトから、「ポイントアップ登録(無料)」を選択して登録を完了しておきましょう。

JCB カード WはQUICPayなどのキャッシュレスにも対応している

JCB カード Wは、QUICPayなど各種キャッシュレス決済に対応しているため便利です。

そもそもQUICPayは、JCBが提供しているスマホやカードなどを「かざす」だけで支払える便利な電子マネーです。

JCB カード Wは、Apple PayやGoogle PayにQUICPayカードとして追加できます。そのため、カードを持ち歩かなくてもスマホがあるだけで次のようなQUICPay加盟店で支払いが可能です。

QUICPay加盟店(一部)

  • 東京ディズニーランド
  • 東京ディズニーシー
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
  • イオングループ
  • イトーヨーカドー
  • アピタ
  • ピアゴ
  • ドン・キホーテ
  • 平和堂
  • ファミリーマート
  • セブンイレブン
  • ローソン
  • デイリーヤマザキ
  • ウェルシア薬局
  • スギ薬局
  • サンドラッグ
  • マツモトキヨシ
  • コメダ珈琲店
  • ドトールコーヒー
  • タリーズコーヒー
  • マクドナルド
  • モスバーガー
  • 吉野家
  • ガスト
  • 餃子の王将
  • かっぱ寿司
  • はま寿司
  • デニーズ
  • エディオン
  • ビックカメラ
  • ジョーシン
  • ヨドバシカメラ
  • ソフマップ
  • ノジマ電機

なお、QUICPayは実際にカードを出して決済するわけではありませんが、Oki Dokiポイントは通常通り貯められます。

JCB カード Wは海外旅行保険がついている

JCB カード Wは追加カードを含めてすべて年会費無料でありながら、海外旅行傷害保険が利用付帯します。ただしJCB カード Wの海外旅行傷害保険は持っているだけで補償される自動付帯ではなく、利用条件付きで付帯する利用付帯であることは覚えておきましょう。

具体的には、事前に航空機や電車、タクシー、バスなどの利用代金やツアー(募集型企画旅行)の料金ををクレジットカードで決済しておくことが条件です。

イオンカード(一部のカードは付帯)やオリコカード、PayPayカード、ライフカードなど、年会費無料のカードには海外旅行傷害保険が付帯しないケースもあります。その点、JCB カード Wは年会費無料でも海外旅行傷害保険が利用付帯するのはメリットです。

JCB カード W申込手続きの流れ

JCB カード Wに申し込むときの手続きの流れを紹介していきます。

申し込みはweb入会限定

JCB カード Wの申し込みは、WEBからしかできません。

なお、JCB カード Wは、2022年7月4日から開始した最短5分でカード番号が発行されるモバイル即時入会サービスに対応しています。これにより、カードが届く前にネットショッピングのほかApple PayやGoogle Payに設定してQUICPay加盟店で利用できるようになりました。

ただし、プラスチックカードは従来どおり申し込んでから約1週間で届けられます。

申し込みボタンをクリック

まずJCB カード Wの申し込みページから申し込みボタンをクリックしましょう。

20歳以上で9時から20時までの申し込みなら、WEBで支払い口座を設定すると最短5分でカード番号が発行される即時入会(モバ即)で申し込めます(利用には運転免許証やマイナンバーカードで本人確認が必要)。

本人の情報を入力

規約等を確認して同意後、次のような本人情報を入力していきます。途中、金融機関のWebサイトに遷移して支払口座の設定を行う場合もあります。

入力する本人情報

  • 氏名
  • 生年月日
  • 職業
  • 年収
  • 支払口座の金融機関名、支店、口座番号
  • 性別
  • 住所
  • 電話番号
  • 勤務先名称
  • 勤務先電話番号
  • 入社年月
  • 従業員数
  • 住居形態
  • 同一生計人数
  • 他社借入状況

入力内容を確認して完了

必要事項を入力したら、最後に入力内容を確認します。内容に間違いがないか慎重に確認し、最後に「申し込む」をクリックすると申し込みは完了です。

JCB カード Wの審査は厳しい?

これからJCB カード Wに申し込もうと考えている人の中には、審査が厳しいかどうか気になっている人もいるでしょう。

審査基準はもちろん非公開ですが、申込条件は公開されています。そこで申込条件の詳細を確認していきましょう。

JCB カード Wの申込条件

JCB カード Wの申込条件は次のとおりです。

18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。

引用:JCBカード|高いポイント還元率、年会費無料のJCB カード W!

他のクレジットカードでも同様ですが、学生ではない無職の人などは申し込みができません。特徴的なのは39歳以下に限定されている点です。

ただし39歳以下に限定されているからといって、審査が甘くなっていると安易に考えるのは避けるべきでしょう。

JCB カード Wによくある質問

JCB カード Wによくある質問をいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

JCB カード Wは40歳以降でも使うことはできますか?
39歳までにカードを発行していれば、年会費無料のまま40歳以降も使うことができます。
JCB カード Wの特徴は?
JCB カード Wの特徴は次のとおりです。
 

JCB カード Wの特徴

  • 日本生まれの国際決済ブランド、JCBが発行しているプロパーカード
  • 申し込みは39歳以下に限定
  • 家族カードやETCカードなどの追加カードを含めて年会費は永年無料
  • ポイントがJCBカードSの2倍貯まる
  • さらにスターバックスやセブンイレブン、Amazon.co.jpなど普段よく使うお店でポイントがよく貯まる(JCB オリジナルシリーズパートナー)
  • Oki Dokiポイントの利用範囲が非常に広い
JCB カード Wはどんな人におすすめ?
JCB カード Wは年会費無料で持てるので、39歳以下であれば多くの人におすすめできます。
 

スターバックスやセブンイレブン、Amazon.co.jpなどJCB オリジナルシリーズパートナーのお店をよく使う人は、特にJCB カード Wのメリットを活かせるでしょう。

JCB カード Wの追加カードは無料ですか?

JCB カード Wは家族カードやETCカードを追加発行できますが、これらはすべて無料で発行や利用ができます。