楽天ゴールドカードは、数あるゴールドカードのなかでも年会費が2,200円(税込)とかなり割安なゴールドカードです。
通常のポイント還元率は1.0%ですが、楽天市場で使うとポイントが最大4.0%にアップするのが一番の魅力です。
そのため、楽天市場をよく使う人や格安でゴールドカードを持ちたい人にとくにおすすめです。
本記事では、楽天ゴールドカードのメリットとデメリットについて詳しく解説します。また、一般ランクの楽天カードとの違いも紹介するので、「楽天ゴールドカードと楽天カードのどちらがいいか」と悩んでいる人は参考にしてください。
この記事で分かること
楽天ゴールドカードのメリット5つ
楽天ゴールドカードの大きなメリットは、年会費2,200円(税込)という割安な価格でゴールドカードを持てることです。
また、主要空港ラウンジが2回無料で利用できたり、楽天証券でのクレカ積立に利用すると毎月0.75%還元されるといったメリットもあります。
ここでは具体的に、以下5つのメリットを解説します。
楽天ゴールドカードのメリット
年会費2,200円と格安でゴールドカードを持てる
楽天ゴールドカードのメリットは、年会費2,200円(税込)と割安価格でゴールドカードを持てることです。
一般的にゴールドカードの年会費は5,000円~10,000円超で、なかには30,000円を超えるものもあります。
実際に、楽天ゴールドカードの年会費と他のゴールドカードの年会費を比較してみます。
楽天ゴールドカード |
三井住友カード ゴールド (NL) |
JCBゴールド |
dカード GOLD |
三菱UFJカード ゴールドプレステージ |
エポスゴールドカード |
アメリカン・エキスプレス®・ ゴールド・プリファード・カード |
|
年会費 | 2,200円(税込) | 5,500円(税込)(※) | 11,000円(税込) ※初年度無料 |
11,000円(税込) | 11,000円(税込) ※初年度無料 |
5,000円(税込) ※年間50万円以上利用すると 永年無料になる |
39,600円(税込) |
公式サイト |
JCBゴールドやdゴールドといった人気のゴールドカードと比べても、楽天ゴールドカードは5分の1に近い圧倒的な低価格を実現しています。
他のゴールドカードと比較しても、トップクラスの安さです。そのため、格安でゴールドカードを持ちたい人は楽天ゴールドカードがおすすめです。
楽天市場でポイント還元率3%、誕生月なら最大4%でお得に買い物できる
楽天ゴールドカードのメリットは、楽天市場で使うとポイント還元率が3%、誕生月なら最大4%でお得に買い物ができる点です。
楽天市場での還元率3%は楽天カードと同じですが、誕生月に楽天市場や楽天ブックスで使うと最大4%還元という特典を受けられます。
誕生月の還元率1%アップは、楽天カードにはない特典です。楽天市場や楽天ブックスをよく使う人にとっては魅力的な還元率と言えるでしょう。
貯めたポイントはカードの請求料金へ充当したり、楽天市場をはじめとした楽天サービスで使えます。楽天ユーザーであれば、ぜひゴールドカード以上のカードで高還元を目指しましょう。
国内主要空港ラウンジが年2回無料利用できるので旅行や出張が快適になる
楽天ゴールドカードのメリットは、国内主要空港(一部海外空港)のラウンジを年2回無料利用できる点です。
フライト前の待ち時間の合間に、軽食やドリンクを無料で楽しみながら、電源やWi-Fiなどがある快適な環境で仕事や読書など自由な時間を過ごせます。
楽天ゴールドカードで無料利用できる空港ラウンジは、下表のとおりです。
地域 | 空港名 |
---|---|
北海道 | 新千歳空港/函館空港/旭川空港 |
東北 | 青森空港/秋田空港/仙台国際空港 |
関東 | 成田空港/羽田空港 |
中部 | 新潟空港/富山空港/小松空港/中部国際空港セントレア/富士山静岡空港 |
近畿 | 関西国際空港/伊丹空港/神戸空港 |
中国 | 岡山空港/広島空港/米子鬼太郎空港/山口宇部空港/出雲縁結び空港 |
四国 | 高松空港/松山空港/徳島阿波おどり空港 |
九州 | 福岡空港/北九州空港/九州佐賀国際空港/大分空港/長崎空港/阿蘇くまもと空港/宮崎ブーゲンビリア空港/鹿児島空港/那覇空港 |
海外 | ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港 |
年2回と限定されていますが、年会費2,200円でこれだけ多くの空港ラウンジが使えるカードは他にありません。
旅行や出張でたまに飛行機を使う人は持っておきたいカードです。
楽天証券でクレカ積立すると毎月ポイント0.75%還元される
楽天ゴールドカードを使って楽天証券で積立投資(クレカ積立)すると、積立金額の0.75%がポイント還元される点も魅力です。楽天カードでクレカ積立した場合は0.5%還元なので、よりお得に資産運用できます。
楽天ゴールドカードと楽天カードのクレカ積立のポイント還元率 | ||
---|---|---|
楽天ゴールドカード | 楽天カード | |
還元率 | 0.75% | 0.5% |
たとえば、楽天ゴールドカードを使って、NISAで毎月3万円をクレカ積立した場合、月間 225ポイント、年間2,700ポイントもらえるので、年会費の元がとれます。
NISAなどの積立投資は、一般的に長い期間をかけて行う投資方法です。楽天ゴールドカードを使って20年間、毎月3万円をこつこつ積立投資し続けると、5万4,000ポイントも獲得できます。
これは、楽天カードで積み立てた場合と比べて、1万8,000ポイントも多く獲得できることになります(下表)。
月3万円を積立投資した場合の累積獲得ポイント数の比較 | ||
---|---|---|
楽天ゴールドカード | 楽天カード | |
10年後の累積ポイント数 | 2万7,000 | 1万8,000 |
15年後の累積ポイント数 | 4万500 | 2万7,000 |
20年後の累積ポイント数 | 5万4,000 | 3万6,000 |
楽天証券でクレカ投資をするなら、断然、楽天ゴールドカードがおすすめです。
楽天ETCカードを永年無料で利用できる
楽天ゴールドカードの魅力は、楽天ETCカードを永年無料で利用できる点です。
楽天カードの場合、Rakuten PointClubの会員ランクをプラチナかダイヤモンドにしなければ550円の年会費がかかります。
楽天ゴールドカード保有者であれば、Rakuten PointClubの会員ランクにかかわらず無料でETCカードを持てます。
楽天ETCカードはクレジットカードと同様にポイント還元率は1.0%のため、ポイントを貯めやすいのが特徴です。
コストの負担なくETCカードを保有して、お得に有料道路を使いたい人は、楽天ゴールドカードへの申込を検討しましょう。
楽天ゴールドカードは通常ポイント還元率1.0%!使い勝手のよいカード
楽天ゴールドカードは通常ポイント還元率1.0%と、日常的に利用してもポイントが貯まるカードです。
国際ブランドについてもVisa、Mastercard、JCBの3つから選べるので用途に合わせてチョイスできます。海外によく行く人は海外加盟店が多いVisaかMastercardを選ぶとよいでしょう。
カード名 | 楽天ゴールドカード |
---|---|
年会費 | 2,200円 |
国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB |
ポイント還元 | 1.0%~4.0% |
ポイント名 | 楽天ポイント |
ポイント有効期限 | 最大1年間 ※期限まで新たに通常ポイントを獲得すれば更新 |
申込条件 | 原則20歳以上の安定収入のある方 |
発行日数 | 1週間 |
電子マネー | Edy |
スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay |
追加カード | 家族カード:無料 ETCカード:無料 |
付帯保険 | 海外旅行:最高2,000万円まで カード盗難保険 |
締め日/支払日 | 月末締め翌月27日払い |
そのほかサービス | 国内主要空港ラウンジが年2回まで無料 |
楽天ゴールドカードで貯まる楽天ポイントは有効期限が最大1年間に設定されていますが、期限までに新たに通常ポイントを獲得すれば更新されます。
つまり、楽天ポイントを獲得し続ける限り、有効期限はありません。楽天ゴールドカードを1回でも使えば楽天ポイントが貯まるので、有効期限は実質ないと考えてよいでしょう。
さらに、付帯保険には海外旅行保険とカード盗難保険があります。海外旅行に行く人であれば、最高2,000万円まで保障されるので安心です。
ただし、保険を有効にするには、日本を出国する前に『募集型企画旅行の料金』 に該当する代金を楽天ゴールドカードで支払う必要があるので注意しましょう。
楽天ゴールドカードをお得に使う方法!損益分岐点を算出
楽天ゴールドカードは、年会費2,200円がかかりますが、ポイント還元率や特典サービスを賢く利用すれば年会費以上の恩典を受けられます。
そこで、楽天カードよりお得に使うためにはいくら使えばいいのか、どのくらい使えば元が取れるのか、損益分岐点を算出します。
楽天ゴールドカードをお得に使う方法と損益分岐点
楽天カードよりお得に楽天ゴールドカードを使うには?
結論から言うと、楽天カードよりお得に楽天ゴールドカードを使うためには、楽天市場と楽天ブックスで誕生月に計22万円以上の買い物をすることです。
または、楽天証券のクレカ積立で年間88万円以上の買付をすれば、楽天ゴールドカードを持っていたほうがお得になります。
実際に誕生月に楽天市場で買い物した場合、楽天ゴールドカードと楽天カードで貯まるポイント数にどのくらいの差が生まれるか比較してみましょう(下表)。
積立金額 | 年間88万円 | 年間100万円 | 50万円 |
---|---|---|---|
楽天ゴールドカード | 6,600ポイント | 1万2,000ポイント | 2万ポイント |
楽天カード | 4,400ポイント | 9,000ポイント | 1万5,000ポイント |
貯まるポイント数の差 | 2,200ポイント | 3,000ポイント | 5,000ポイント |
楽天ゴールドカードは年会費2,200円かかるので、それ以上のポイントを獲得しないと楽天カードより損をしてしまいます。
楽天ゴールドカードは、誕生月に楽天市場と楽天ブックスで買い物すると、ポイント還元率が3.0%から4.0%にアップするので、誕生月に22万円以上の買い物をすれば、楽天カードより楽天ゴールドカードを使うことでもらえるポイント数が多くなります。
また、楽天証券でクレカ積立すると、楽天カードは0.5%、楽天ゴールドカードは0.75%還元されます。両カードで貯まるポイント数の差は下表のとおりです。
買い物金額 | 22万円 | 30万円 | 50万円 |
---|---|---|---|
楽天ゴールドカード | 8,800ポイント | 7,500ポイント | 2万ポイント |
楽天カード | 6,600ポイント | 5,000ポイント | 1万5,000ポイント |
貯まるポイント数の差 | 2,200ポイント | 2,500ポイント | 5,000ポイント |
年間88万円(月間約7万3,333円)以上のクレカ積立をすれば、楽天ゴールドカードの年会費2,200円(税込)以上のポイントをもらえるため、楽天ゴールドカードのほうがお得になります。
楽天ゴールドカードの損益分岐点は?
楽天ゴールドカードの損益分岐点を以下3つのパターンで算出します。
楽天ゴールドカードの損益分岐点
楽天市場ですべて買い物した場合
楽天市場ですべて買い物すると、誕生月以外はポイント還元率は3.0%なので、年会費と同額の2,200円相当分のポイントを獲得するためには年間7万3,334円の買い物が必要です。
日用品や消耗品などを定期的に購入すると、比較的容易に達成しやすいでしょう。誕生月に利用するとポイント還元率は4.0%にアップするため、より低い金額で損益分岐点に達します。
楽天市場以外で利用した場合
楽天市場以外で利用した場合のポイント還元率は1.0%なので、損益分岐点は年間22万円以上使うと元がとれます。
食費や日用品費など毎月の生活費をカードで支払えば、ポイントを貯めやすいでしょう。また、車をよく利用する人は、ガソリン代の支払いやETC利用でポイントを効率よく獲得できます。
楽天証券でクレカ積立した場合
楽天証券でのクレカ積立は還元率が0.75%になるため、毎月の積立額が2万4,445円以上になれば損益分岐点を上回ります。
毎月積み立てられる金額が2万4,445円未満であれば、年会費無料の楽天カードを使ったほうがお得です。楽天カードでも、積立金額に対して0.5%のポイントが獲得できます。
楽天ゴールドカード、楽天カード、楽天プレミアムカードを比較!どれがおすすめ?
楽天カードの中でも楽天ゴールドカード、楽天カード、楽天プレミアムカードでは、それぞれ年会費やポイント還元率、付帯サービスなどが異なります。一体どれを選べば良いのでしょうか?
楽天ゴールドカードを軸にしてそれぞれのメリットとデメリットをわかりやすく解説します。
楽天ゴールドカードと他のカードを比較
楽天ゴールドカードと楽天カードを比較!どちらがおすすめ?
楽天ゴールドカードと楽天ゴールドカードの大きな違いは、年会費の有無と特定の条件でポイント還元率に差が生まれる点です。
具体的に、楽天ゴールドカードと楽天カードの違いは以下のとおりです。
楽天市場でよく買い物する人は楽天ゴールドカードがおすすめです。楽天ゴールドカードも楽天カードもポイント還元率は3%ですが、ゴールドカードなら誕生月は還元率4%にアップするのでより多くのポイントを獲得できます。
また、旅行にたまに行く人は楽天ゴールドカードがおすすめです。楽天ゴールドカードなら年2回、国内主要の空港ラウンジを無料で使えるためです。
さらに、有料道路でETCをよく使う人は楽天ゴールドカードを選びましょう。楽天ゴールドカードは無料でETCカードを付帯できます(楽天カードは年会費550円)。
「ETCカードに年会費をかけたくない」「使う機会は少ないけれどETCカードを無料で持っておきたい」という人は楽天ゴールドカードに申し込みましょう。
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードを比較!どちらがおすすめ?
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの大きな違いは、付帯保険の充実度と空港ラウンジの無料利用の範囲にあります。
具体的に、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの違いは以下のとおりです。
楽天ゴールドカード |
楽天プレミアムカード |
|
年会費 | 2,200円(税込) | 1万1,000円(税込) |
楽天市場利用での誕生月のポイント還元率 | 4.0% | |
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB | Visa/Mastercard/JCB/AMEX |
利用枠 | ~200万円 | ~300万円 |
空港ラウンジ | 国内主要33ヵ所・ハワイで無料利用可 (年2回まで) |
世界145ヵ国にある1,500ヵ所以上の空港ラウンジを無料利用可 ※2025年1月1日以降は年間5回まで |
ETCカード年会費 | 無料 | |
Mastercardのゴールド優待 | 有 | |
特徴 | ゴールドカードのなかでは年会費が割安 | ・ライフタイルに合わせて優待サービスのコースを選べる ・楽天証券でクレカ積立するとポイント還元率1.0% ・プライオリティパスが利用できて国内外の空港ラウンジが無料利用できる ・国内旅行保険が付帯している |
公式サイト |
楽天ゴールドカードの年会費は2,200円(税込)に対して、楽天プレミアムカードは1万1,000円(税込)と、5分の1の価格となっています。
一般ランクより高いランクのカードを持ちたい人は、楽天ゴールドカードが向いているといえます。
選べる国際ブランドは、楽天プレミアムカードの場合は楽天カードと同様にAmericanExpressも選べますが、楽天ゴールドカードは選べません。AmericanExpressのクレジットカードがほしい場合は、楽天ゴールドカード以外のカードを作りましょう。
また、楽天プレミアムカードならプライオリティ・パスが付帯されており、世界145ヵ国にある1,500ヵ所以上の空港ラウンジを何度も無料で利用できます。
一方、楽天ゴールドカードは、無料利用できる空港ラウンジは国内主要33ヵ所とハワイの空港のみで、年2回までの制限付きです。(※ただし、2025年1月1日以降は、楽天プレミアムカードにも無料利用は年5回までと制限がつくので、両カード間のスペック差は少なくなります。)
さらに、楽天ゴールドカードは海外旅行保険とカード盗難保険のみですが、楽天プレミアムカードは国内旅行保険と動産総合保険も付帯します。
旅行保険の補償金額にも差があり、楽天ゴールドカードは最高2,000万円までですが、楽天プレミアムカードは最高5,000万円まで補償してくれるのです。
国内外問わず、出張や旅行によく行く人であれば、楽天プレミアムカードを持っていたほうが安心といえます。
楽天ゴールドカードのデメリット3つ
楽天ゴールドカードのデメリットは、年会費が2,200円かかるにもかかわらず、通常のポイント還元率や付帯保険の内容が年会費無料の楽天カードと変わらない点です。
また、特典サービスも楽天カードとほとんど変わりません。
具体的に、以下3つのデメリットについて解説します。
楽天ゴールドカードと他のカードを比較
通常ポイント還元率は楽天カードと同じ
楽天ゴールドカードのデメリットは、通常ポイント還元率が1.0%と楽天カードと同じであることです。
年会費を考慮すると、楽天ゴールドカードのほうが楽天カードよりも損する可能性があります。
たとえば、買い物で楽天ゴールドカードと楽天カードを使い、1年間でともに50万円を使った場合、一見、同量のポイントを獲得できているように見えますが、実質的な獲得ポイント数は異なります。
楽天ゴールドカードと楽天カードで50万円利用した場合の獲得ポイント数はそれぞれ5,000ポイントですが、年会費分を差し引いた”実質”の獲得ポイント数は、楽天ゴールドは2,800ポイント、楽天カードは5,000ポイントとなります(下表)。
楽天ゴールドカードと楽天カードの実質獲得ポイント数の比較 | ||
---|---|---|
楽天ゴールドカード | 楽天カード | |
獲得ポイント数 | 5,000ポイント | 5,000ポイント |
年会費 | 2,200円 | 0円 |
実質獲得ポイント数 (獲得ポイント数-年会費) |
2,800ポイント | 5,000ポイント |
買い物だけでポイントを貯めるのであれば、楽天ゴールドカードは年会費2,200円がかかるため、楽天カードよりも、実質、損をしてしまいます。
付帯保険の補償内容が楽天カードと同じ
楽天ゴールドカードのデメリットは、付帯保険が楽天カードと同じであることです。
他のゴールドカードのように補償金額が増えたり付帯する保険が増えたりはしません。 楽天ゴールドカードとその他のゴールドカードで付帯保険を比較してみましょう。
楽天ゴールドカード | 三井住友カード ゴールド(NL) |
エポスゴールドカード | JCBゴールド | |
---|---|---|---|---|
付帯保険 | 海外旅行傷害保険(最高2,000万円) | 海外旅行傷害保険(最高2,000万円) 国内旅行傷害保険(最高2,000万円) |
海外旅行傷害保険(最高5,000万円) | 海外旅行傷害保険(最高1億円) 国内旅行傷害保険(最高5,000万円) 海外航空機遅延保険 国内航空機遅延保険 |
一般カードとの比較 | 変わらない | 国内旅行傷害保険が追加 | 最高補償額が3,000万円から5,000万円に増加 | 海外旅行傷害保険の最高補償額が2,000万円から1億円に増加 国内旅行傷害保険や航空機遅延保険などが追加 |
公式サイト |
他のカードは一般カードからゴールドカードにランクアップすると、保険の補償内容や金額がより充実します。
しかし、楽天ゴールドカードは楽天カードと同じ保険内容のため、旅行の頻度が高い人や高額な買い物をする機会が多い人にとっては、楽天ゴールドカードの付帯保険では物足りなさを感じるかもしれません。
旅行時の万が一の出来事などに備えたい人は、別のゴールドカードと楽天カードを併用したほうが安心でしょう。
特典サービスが楽天カードとほぼ同じ
楽天ゴールドカードは年会費が2,200円かかるにもかかわらず、特典サービスが楽天カードとほぼ同じであることが最大のデメリットです。
楽天市場でのポイント還元率は、楽天ゴールドカードと楽天カードどちらも基本的に3.0%です。誕生月など期間限定でポイントが1%アップしますが、基本的な還元率は同等です。
また、付帯保険も両カード共通で海外旅行傷害保険のみとなっています。補償額や内容にも差はありません。
電子マネー「楽天Edy」の付帯有無についても、どちらのカードでも選択できます。
ゴールドカードらしい強みは、空港ラウンジを利用できる点や利用枠が大きい点、Mastercardのゴールド優待を受けられる点などが挙げられますが、決して多くありません。
年会費に見合うだけのメリットがないと感じる人は、楽天カードの申込みを検討しましょう。
楽天ゴールドカードを発行する手順
楽天ゴールドカードを発行する際は、Web上で申し込みます。申込時は 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート等)を用意しておくと、スムーズにカードを発行できます。
具体的な手順は、以下の4ステップです。
楽天ゴールドカードを発行する手順
1.基本情報を入力する
はじめに、基本情報を入力します。楽天ゴールドカードのWebサイトを開き「申し込む」のボタンを押しましょう。
ボタンを押すと楽天会員のログインを求められます。
会員登録が済んでいない人は会員登録をしましょう。
楽天会員のログインが完了したら、情報の入力画面に遷移します。そこでカードのブランドを選択し、氏名を入力します。
生年月日や電話番号、メールアドレス、住所は間違えないように入力しましょう。
個人情報を入力したら、世帯情報や勤め先、預貯金額などを入力します。
このページでは自動リボサービスを申し込む欄がありますが、手数料の支払いが増えて支払いに余裕がなくなってしまうため、申し込まないほうが安心です。
他社からの借入金額や家族カード、ETCカードの申し込みも忘れずに選択しましょう。借入金がある場合は、現時点の借入額を正しく入力するようにしてください。
電子マネー「楽天Edy」の付帯有無と料金引落をする銀行を選択し、暗証番号を設定しましょう。すべて入力し終えたら、次に進みます。
2.勤務先情報を入力する
基本情報を入力したら、勤務先情報を入力します。勤務先の名前、所在地、電話番号などを入力します。
勤続年数や職種、職業、業種も選択してください。
カード申込では、運転免許証の確認が必要です。免許証を持っている人は番号を入力してください。免許証のない人は「なし」を選択してください。
すべて入力し終えたら「次へ」を押しましょう。
3.引落口座を設定する
引落口座を設定します。基本情報の入力時に選んだ銀行のWebサイトで、引落設定をしてください。
もし「手続きが難しい」「口座情報を今すぐ確認できない」といった状況であれば、カード到着後に郵送や会員サイトから引落口座の手続きができます。
カード利用を急がない人は「入会後の口座登録手続きに変更する」を押して次に進みましょう。
4.内容を確認して申し込む
最後に「WEB明細サービス」「WEB書面サービス」の利用規約に同意し、入力内容を確認したうえでカードの申し込みを完了しましょう。
住所や名前が間違っていると、カードが届かなかったり、間違った名前がカードに印字されてしまうため再発行が必要になります。今一度入力した情報に間違いがないか確認して、手続きを終えてください。
申し込みが完了したら審査に入ります。審査が完了し発行が決まったら、カードが手元に届くのを待ちましょう。カードは1週間~10日程度で手元に届きます。
楽天カードから楽天ゴールドカードに切り替える手順
楽天カードから楽天ゴールドカードへの切り替えは、楽天e-NAVIから簡単に手続きできます。
具体的な手順は以下のとおりです。
楽天カードから楽天ゴールドカードへ切り替える手順
なお、一部の楽天カードは楽天e-NAVIで手続きできません。その場合は楽天カードコンタクトセンターへ電話してください。
楽天カードコンタクトセンター
- 電話番号:0570-66-6910
- 営業時間:9:30~17:30
1.「楽天e-NAVI」にログインして「カードのお申し込み・切替」を押す
まず「楽天e-NAVI」にログインしましょう。
ログイン後、「お申込み(カード/サービス)」にカーソルをあてて、「カードのお申し込み」の下にある「カードの切り替え」を押してください。
2.対象のクレジットカードを選択、カード番号や有効期限など必要事項を入力
次に、対象のクレジットカード(今回は楽天ゴールドカード)を選択します。
楽天ゴールドカードの国際ブランドや暗証番号とともに、世帯年収や職種などを入力します。
3.利用規約に同意して「お申し込みを完了する」を押す
利用規約などに同意したら、「お申し込みを完了する」を押せば切り替えが完了します。
その後、改めて審査が行われ、問題なければ約1週間で手元に楽天ゴールドカードが届きます。
カードが到着したら、悪用防止のために以前まで使っていた楽天カードはハサミを細かくいれて処分しましょう。
なお、切り替え後はカード番号が変わるので注意してください。
とくに公共料金を楽天カードで支払っている場合、楽天ゴールドカードが到着したらすぐに登録情報を変更しましょう。
楽天ゴールドカードに関するよくある質問
楽天ゴールドカードは、年会費2,200円(税込)で発行できるカードです。ゴールドカードということもあり、申込みや利用について分からないことも多いのではないでしょうか。
そこで、楽天ゴールドカードに関するよくある質問に、ていねいに回答していきます。
- 楽天ゴールドカードはどんな人におすすめ?
- 楽天ゴールドカードは、主に以下に当てはまる人におすすめです。
・楽天市場をよく使う人
・格安でゴールドカードを持ちたい人
・年2回まででよいので、国内の空港ラウンジを使いたい人
- 楽天カードのゴールド会員になる条件は?
- 楽天カードのゴールド会員になる条件は、過去6ヶ月で700ポイント以上、かつ7回以上ポイントを獲得することです。
- 楽天ゴールドカードと楽天カードはどっちがおすすめ?
- 余計なコストをかけずにクレジットカードを使いたい人は楽天カード、空港ラウンジの無料利用に魅力を感じる人や楽天証券のクレカ積立を年間29万3,334円以上する人は楽天ゴールドカードがおすすめです。楽天カードは年会費無料で楽天市場でのポイント還元率が3倍になったり、海外旅行保険が付帯していたりと、楽天ゴールドカードと遜色ないスペックを誇っています。ただし、楽天ゴールドカードなら、年2回までの空港ラウンジ無料利用や楽天証券のクレカ積立に使うとポイント還元率0.75%などの独自の特典があります。これらに魅力を感じて、年会費2,200円(税込)を支払う価値があると思うのであれば、楽天ゴールドカードがおすすめです。
- 楽天ゴールドカードのデザインはどんなものがありますか?
- 楽天ゴールドカードのデザインは、以下の1種類です。なお、国際ブランドをVisaとMastercard、JCBから選べるので、選んだブランドによってロゴが変わります。
- 楽天ゴールドカードにメリットはない?
- 楽天ゴールドカードの主なメリットは以下のとおりです。
・年会費2,200円(税込)と格安でゴールド優待を使える
・楽天市場でポイント還元率3%、誕生月なら最大4%でお得に買い物できる
・主要空港ラウンジが年2回無料利用できるので旅行や出張が快適になる
・楽天証券でクレカ積立すると毎月ポイント0.75%還元される
・楽天ETCカードを永年無料で利用できる
- 楽天ゴールドカードの年会費はいくらですか?
- 楽天ゴールドカードの年会費は2,200円(税込)です。
- 楽天ゴールドカードでラウンジは使える?
- 楽天ゴールドカードがあれば、国内主要33ヵ所とハワイの空港でラウンジを無料で利用できます。ただし、年2回までの回数制限があるので注意してください。
- 楽天ゴールドカードは年会費無料にできる?
- 楽天ゴールドカードの年会費は無料にできません。ただし、以下に該当すれば、年会費以上のポイントを獲得できて、実質無料で楽天ゴールドカードを使えます。
・楽天市場で年間7万3,334円以上利用する
・楽天市場以外で22万円以上利用する
・楽天証券で年間29万3,334円以上クレカ積立する