楽天ゴールドカードの特徴は?メリットとデメリットを解説!楽天カードとの違いも紹介

(画像=NET MONEY編集部)

楽天ゴールドカードは、数あるゴールドカードの中でも年会費が2,200円と破格な点が大きな特徴です。また、通常のポイント還元率は1%ですが、楽天市場で使うとポイントが最大4.0%還元になる点が一番のメリットです。

これまで楽天ポイントは改悪が続き、2021年4月には楽天ゴールドカードのSPU(=楽天のポイントアッププログラム)倍率は4倍から2倍にダウンしました。そのため、「楽天ゴールドカードを持つ意味がなくなった」「楽天カードのほうが良い」という評判が聞かれるようになりました。

確かに、ポイント還元率だけを見ると、楽天ゴールドカードの魅力は以前よりも減退したといえるでしょう。しかし、楽天ゴールドカードは、年会費2,200円と破格な価格設定でありながら、ポイント還元率の高さや空港ラウンジ無料利用などの点で楽天カードより優れています(下表)。

楽天ゴールドカードと楽天カードの基本スペック比較
  楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカード
楽天カード
楽天カード
年会費 2,200円(税込) 無料
通常ポイント還元率 1.0% 1.0%
楽天市場でのポイント還元率
(誕生月の還元率)
3.0%
4.0%
3.0%
(3.0%)
発行スピード 1週間~10日 1週間~10日
国際ブランド Visa/Mastercard/JCB Visa/Mastercard/JCB/AMEX
利用枠 ~200万円 ~100万円
空港ラウンジ 国内主要33ヵ所・ハワイで無料利用可
(年2回まで)
利用不可
ETCカード年会費 無料 550円(税込)
公式サイト

また、楽天ゴールドカードは、楽天市場をよく使う人、格安でゴールドカードを持ちたい人、旅行にたまに行く人に特におすすめです。

本記事では、楽天ゴールドカードのメリットデメリットについて詳しく解説します。また楽天カードとの違いも紹介するので、「楽天ゴールドカードと楽天カードのどちらがいいか」と悩んでいる人は、それぞれの特徴をしっかりと把握して、自分に適したカードを選びましょう。

  1. 楽天ゴールドカードのメリット6つ
  2. 楽天ゴールドカードのデメリット3つ
  3. 楽天ゴールドカードの損益分岐点は?
  4. 楽天ゴールドカードと楽天カード、どっちがおすすめ?
  5. 楽天ゴールドカードを発行する手順
    1. 基本情報を入力する
    2. 勤務先情報を入力する
    3. 引落口座を設定する
    4. 内容を確認して申し込む

楽天ゴールドカードのメリット6つ

楽天ゴールドカードのメリット
(画像=NET MONEY編集部)

楽天ゴールドカードのメリットは、年会費2,200円という格安な料金でありながら、ショッピング、旅行、投資などさまざまなシーンでお得に活用できる充実した特典がそろっていることです。これらの特典は楽天カードにはない魅力的な特典です。

具体的には、以下6つのメリットがあります。

年会費2,200円と格安でゴールドカードを持てる

(画像クリックで公式サイトに移動)

楽天ゴールドカードのメリットは、年会費2,200円と格安でゴールドカードを持てることです。下表の通り、ゴールドカードの年会費は一般的に5,000円~10,000円超かかります。なかには30,000円を超えるものもあります。

ゴールドカードの年会費比較
  楽天ゴールドカード
楽天カードゴールド
三井住友カード
ゴールド (NL)
三井住友カード ゴールド (NL)
JCBゴールド
JCBゴールド
dカード GOLD
dカードゴールド
三菱UFJカード
ゴールドプレステージ
三菱UFJカード ゴールドプレステージ
エポスゴールドカード
エポスゴールドカード
アメリカン・エキスプレス®・
ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
年会費 2,200円(税込) 5,500円(税込)(※) 11,000円(税込)
※初年度無料
11,000円(税込) 11,000円(税込)
※初年度無料
5,000円(税込)
※年間50万円以上利用すると
永年無料になる
39,600円(税込)
公式サイト
※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。

JCBゴールドやdゴールドといった人気のゴールドカードと比べても、楽天ゴールドカードは5分の1に近い圧倒的な低価格を実現しています。他のゴールドカードと比較しても、トップクラスの安さを誇ります。

格安な年会費でありながら、楽天ゴールドカードはゴールドカードとしての魅力も十分に備えており、国内主要空港のラウンジが年に2回無料で利用できます。海外旅行傷害保険も充実しており、旅行中の万が一にも安心です。

年会費を抑えながら、ゴールドカードの特典を享受したい人にとって、楽天ゴールドカードは最適な選択肢と言えるでしょう。

楽天市場でポイント還元率3%、誕生月なら最大4%でポイントが貯まりやすい

楽天ゴールドカードのメリットは、楽天市場で使うとポイント還元率が3%、誕生月なら最大4%にアップしポイントが貯まりやすい点です。

楽天市場での還元率3%は楽天カードと同じですが、誕生月に楽天市場や楽天ブックスで使うと最大4%還元という特典を受けられます。誕生月の還元率1%アップは、楽天カードにはない特典です。楽天市場や楽天ブックスをよく使う人にとっては魅力的な還元率と言えるでしょう。

貯めたポイントはカードの請求料金へ充当したり、楽天市場をはじめとした楽天サービスで使えます。楽天ユーザーであれば、ぜひゴールドカード以上のカードで高還元を目指しましょう。

主要空港ラウンジが年2回無料利用できるので旅行や出張が快適になる

楽天ゴールドカードを持っていると、国内主要空港(海外空港)のラウンジを年2回無料利用できるので旅行や出張に便利です。

フライト前の待ち時間や出張の合間に、電源やWi-Fi、軽食やドリンクを無料で楽しみながら、仕事や読書など自由な時間を過ごせるので、快適な空港ライフを実現できます。

楽天ゴールドカードで無料利用できる空港ラウンジは、下表の通りです。

楽天ゴールドカードで無料利用できる空港ラウンジ一覧
地域 空港名
北海道 新千歳空港/函館空港/旭川空港
東北 青森空港/秋田空港/仙台国際空港
関東 成田空港/羽田空港
中部 新潟空港/富山空港/小松空港/中部国際空港セントレア/富士山静岡空港
近畿 関西国際空港/伊丹空港/神戸空港
中国 岡山空港/広島空港/米子鬼太郎空港/山口宇部空港/出雲縁結び空港
四国 高松空港/松山空港/徳島阿波おどり空港
九州 福岡空港/北九州空港/九州佐賀国際空港/大分空港/長崎空港/阿蘇くまもと空港/宮崎ブーゲンビリア空港/鹿児島空港/那覇空港
海外 ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港

年会費2,200円でこれだけ多くの空港ラウンジが使えるカードは他にありません。旅行や出張で飛行機を使う人は持っておきたいカードです。

楽天証券でクレカ積立すると毎月ポイント0.75%還元される

楽天証券でポイント還元率UP
(画像=楽天カードより引用)

楽天ゴールドカードを使って楽天証券で積立投資(クレカ積立)すると、積立金額の0.75%がポイント還元される点も魅力です。楽天カードでクレカ積立した場合は0.5%還元なので、よりお得に資産運用できます。

楽天ゴールドカードと楽天カードのクレカ積立のポイント還元率
  楽天ゴールドカード 楽天カード
還元率 0.75% 0.5%
たとえば、楽天ゴールドカードを使って、NISAで毎月3万円をクレカ積立した場合、月間 225ポイント、年間2,700ポイントもらえるので、年会費の元がとれます
NISAなどの積立投資は、一般的に長い期間をかけて行う投資方法です。楽天ゴールドカードを使って20年間、毎月3万円をこつこつ積立投資し続けると、5万4,000ポイントも獲得できます。これは、楽天カードで積み立てた場合と比べて、1万8,000ポイントも多く獲得できることになります(下表)。
月3万円を積立投資した場合の累積獲得ポイント数の比較
  楽天ゴールドカード 楽天カード
10年後の累積ポイント数 2万7,000 1万8,000
15年後の累積ポイント数 4万500 2万7,000
20年後の累積ポイント数 5万4,000 3万6,000

楽天証券でクレカ投資をするなら、断然、楽天ゴールドカードがおすすめです。

楽天ETCカードを永年無料で利用できる(楽天カードは550円かかる)

楽天ETCカード
(画像=楽天カードより引用)

楽天ゴールドカードの魅力は、楽天ETCカードを永年無料で利用できる点です。楽天カードの場合、Rakuten PointClubの会員ランクをプラチナかダイヤモンドにしなければ550円の年会費がかかります。

楽天ゴールドカード保有者であれば、Rakuten PointClubの会員ランクにかかわらず無料でETCカードを持てます。楽天ETCカードはクレジットカードと同様にポイント還元率は1.0%のため、ポイントを貯めやすいのが特徴です。

コストの負担なくETCカードを保有して、お得に有料道路を使いたい人は、楽天ゴールドカードへの申込を検討しましょう。

格安でVisaもしくはMastercardのゴールド優待を使える

Mastercardのゴールド優待
(画像=stock.adobe.com/Ralf)

楽天ゴールドカードのもう一つの魅力が、年会費2,200円という格安な料金で、VisaもしくはMastercardのゴールド優待を受けられる点です。

VisaやMastercardではゴールドランク以上のカードに、ブランド独自の優待を用意しています。楽天ゴールドカードは¥もゴールドランクに位置するため、他のゴールドカードと同じように、これらの優待を利用できます。

下表に、VisaとMastercardのゴールド優待をまとめました。

ゴールドランクのVisaとMastercardに付帯する優待サービス
Visa Mastercard
  • 空港宅配サービス(出国時)が20%OFF
  • 空港宅配サービス(帰国時)が1回目500円(税込)、2回目以降15%OFF
  • 国際線クローク15%OFF
  • WiFiレンタルが10%~13%OFF
  • 国内宅配サービス300円割引
  • 国際線手荷物宅配サービス(出国時)が20%OFF
  • 国際線手荷物宅配サービス(帰国時)が500円(税込)
  • 空港クローク10%OFF
  • タイムズカーシェアリング特別優待
  • 国内高級旅館やゴルフ場の優待
  • Booking.comで最大10%キャッシュバック
  • WiFiレンタルが15%OFF
  • 海外携帯電話レンタルが通信量15%OFF、レンタル料金50%OFF

楽天ゴールドカードを作成する際、国際ブランドを選ぶ必要がありますが、海外旅行に行く機会が多い人はVisa、国内と海外どちらもよく行く人はMastercardがおすすめです。

年会費2,200円(税込)でこれらのゴールド優待を使えるカードは他にありません。楽天ゴールドカードにしかない強みといえるでしょう。

楽天ゴールドカードのデメリット3つ

楽天ゴールドカードのデメリット
(画像=NET MONEY編集部)

楽天ゴールドカードは年会費が2,200円と格安で一見魅力的に見えますが、楽天カードと比べて大きな違いが少ないことがデメリットです。

ここでは、楽天ゴールドカードの落とし穴とも言える3つのデメリットを詳しく解説します。

通常ポイント還元率は楽天カードと同じ

楽天ゴールドカードのデメリットは、通常ポイント還元率が1.0%と楽天カードと同じであることです。年会費を考慮すると楽天ゴールドカードのほうが楽天カードよりも損する可能性があります

たとえば、買い物で楽天ゴールドカードと楽天カードを使い、1年間でともに50万円を使った場合、一見、同量のポイントを獲得できているように見えますが、実質的な獲得ポイント数は異なります。

楽天ゴールドカードと楽天カードで50万円利用した場合の獲得ポイント数はそれぞれ5,000ポイントですが、年会費分を差し引いた”実質”の獲得ポイント数は、楽天ゴールドは2,800ポイント、楽天カードは5,000ポイントとなります(下表)。

楽天ゴールドカードと楽天カードの実質獲得ポイント数の比較
  楽天ゴールドカード 楽天カード
獲得ポイント数 5,000ポイント 5,000ポイント
年会費 2,200円 0円
実質獲得ポイント数
(獲得ポイント数-年会費)
2,800ポイント 5,000ポイント

このように、買い物だけでポイントを貯めるのであれば、楽天ゴールドカードは年会費2,200円がかかるため、楽天カードよりも”実質”損をしてしまいます。

付帯保険の補償内容が楽天カードと同じ

楽天ゴールドカードのデメリットは、付帯保険が楽天カードと同じであることです。他のゴールドカードのように補償金額が増えたり付帯する保険が増えたりはしません。 楽天ゴールドカードとその他のゴールドカードで付帯保険を比較してみましょう。

上表の通り、他のカードは一般カードからゴールドカードにランクアップすると、保険の補償内容や金額がより充実します。

しかし、楽天ゴールドカードは楽天カードと同じ保険内容のため、旅行の頻度が高い人や高額な買い物をする機会が多い人にとっては、楽天ゴールドカードの付帯保険では物足りなさを感じるかもしれません

旅行時の万が一の出来事などに備えたい人は、別のゴールドカードと楽天カードを併用したほうが安心でしょう。

特典サービスが楽天カードとほぼ同じ

楽天ゴールドカードは年会費が2,200円かかるにもかかわらず、特典サービスが楽天カードとほぼ同じであることが最大のデメリットです。

楽天市場でのポイント還元率は、楽天ゴールドカードと楽天カードどちらも基本的に3.0%です。誕生月など期間限定でポイントが1%アップしますが、基本的な還元率は同等です。

また付帯保険も両カード共通で海外旅行傷害保険のみとなっています。補償額や内容にも差はありません。電子マネー「楽天Edy」の付帯有無についても、どちらのカードでも選択できます。

ゴールドカードらしい強みは、空港ラウンジを利用できる点や利用枠が大きい点、VisaやMastercardのゴールド優待を受けられる点などが挙げられますが、決して多くありません。

年会費に見合うだけのメリットがないと感じる人は、楽天カードへの切り替えを検討しましょう。

楽天ゴールドカードの損益分岐点は?

楽天ゴールドカードの損益分岐点
(画像=NET MONEY編集部)

楽天ゴールドカードの損益分岐点は、カードの利用方法によって異なりますが、年間2,200円相当以上のポイントを獲得すれば、年会費2,200円の元が取れることになります

具体的には、どのようにすれば年間2,200円相当以上のポイントを獲得できるのでしょうか。以下3つの利用事例を挙げました。

楽天市場で年間73,334円以上利用する

楽天市場ですべて買い物すると、誕生月以外はポイント還元率は3%なので、2,200円相当分のポイントを獲得するための損益分岐点は年間73,334円になります。 たとえば、日用品や消耗品などを定期的に購入すると、比較的容易に達成しやすいでしょう。誕生月に利用するとポイント還元率は4%にアップするため、より低い金額で損益分岐点に達します

楽天市場以外で220,000円以上利用する

楽天市場以外で利用した場合は、還元率が1%なので、損益分岐点は年間220,000円以上になります。 たとえば、食費や日用品費など毎月の生活費をカードで支払うと、ポイントを貯めやすいでしょう。また、車利用が多い人は、ガソリン代の支払いやETC利用でポイントを効率的に獲得できます

楽天証券で年間293,334円以上クレカ積立する

楽天証券でのクレカ積立は0.75%還元のため、毎月の積立額が24,445円以上でないと損益分岐点を上回りません。毎月積み立てる金額が少ない場合は、年会費無料の楽天カードを使ったほうがお得になります。

楽天ゴールドカードと楽天カード、どっちがおすすめ?

楽天ゴールドカードと楽天カード、どっちがおすすめ?
(画像=NET MONEY編集部)

楽天ゴールドカードと楽天カード、どちらがおすすめかは、自分のライフスタイルやカードの使い方によって異なります。

ここでは、楽天ゴールドカードがおすすめな人、楽天カードがおすすめな人について解説します。両カードを比較検討して、自分にとってよりお得なカードを選びましょう。

楽天ゴールドカードと楽天カードの違い
  楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカード
楽天カード
楽天カード
年会費 2,200円 無料
楽天市場利用での誕生月のポイント還元率 4.0% 3.0%
国際ブランド Visa/Mastercard/JCB Visa/Mastercard/JCB/AMEX
利用枠 ~200万円 ~100万円
空港ラウンジ 国内主要33ヵ所・ハワイで無料利用可
(年2回まで)
利用不可
ETCカード年会費 無料 550円
VisaやMastercardのゴールド優待
公式サイト

楽天ゴールドカードがおすすめな人

楽天ゴールドカードがおすすめな人
(画像=NET MONEY編集部)

楽天ゴールドカードと楽天カード、どちらを選ぶべきか迷う人も多いでしょう。結論から言うと、楽天ゴールドカードは、以下のいずれかに該当する人におすすめです。

楽天市場でよく買い物する人

楽天市場でよく買い物する人は楽天ゴールドカードがおすすめです。楽天ゴールドカードも楽天カードもポイント還元率は3%ですが、ゴールドカードなら誕生月は還元率4%にアップするのでより多くのポイントを獲得できます。

格安でゴールドカードを持ちたい人

ゴールドカードのサービスを気軽に体験してみたい人は、楽天ゴールドカードで試すとよいでしょう。年会費は2,200円と格安ながら、他のゴールドカードと同様に、国内の主要空港ラウンジやゴールドデスクを利用できる点は大きな魅力です。ゴールドカードならではの特典サービスを気軽に楽しみたい人は、楽天ゴールドカードは最適なカードといえるでしょう。

旅行にたまに行く人

旅行にたまに行く人は楽天ゴールドカードがおすすめです。なぜなら、楽天ゴールドカードは年2回、国内主要の空港ラウンジを無料で使えるので、フライト前の時間を有意義に過ごせるためです。楽天カードは利用できません。

楽天ゴールドカードの年会費は2,200円のため、通常利用料金1,100円以上の空港ラウンジを2回以上使うとよりお得になります。利用料金1,100円以上の空港ラウンジの例は以下の通りです。

自分がよく使う空港ラウンジの利用料金と年会費を比較して、年会費を支払うほうがお得なのであれば、楽天ゴールドカードを使ったほうがいいでしょう。

なお、楽天ゴールドカードには、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯しており、安心して旅行を楽しむことができます。さらに、専用のトラベルデスクも利用できるので現地でのトラブルや困り事にも対応してくれます。

これらの特典は、楽天カードにも付帯しますが、万が一のトラブルに遭遇しても安心なサービスと言えるでしょう。

有料道路でETCをよく使う人

有料道路でETCをよく使う人は楽天ゴールドカードを選びましょう。楽天ゴールドカードは無料でETCカードを付帯できます(楽天カードは年会費550円)。「ETCカードに年会費をかけたくない」「使う機会は少ないけれどETCカードを無料で持っておきたい」という人は楽天ゴールドカードに申し込みましょう。

年間100万円以上の支払いをする人

年間100万円以上の支払いをする人も、楽天ゴールドカードがおすすめです。楽天ゴールドカードの利用限度枠は最大200万円です。楽天カードは100万円までしか使えないため、年間100万円以上買い物する人は楽天ゴールドカードを持っておくとよいでしょう。

楽天カードがおすすめな人

楽天カードがおすすめな人
(画像=NET MONEY編集部)

楽天市場以外でも買い物をする人、損益分岐点を気にしたくない人、飛行機に乗る機会が少ない人は、楽天カードがおすすめです。

損益分岐点を気にせずポイントを貯めたい人

損益分岐点を気にせずポイントを貯めたい人は楽天カードがおすすめです。年会費が無料であることに加え、通常のポイント還元率は1%、楽天市場で利用すると還元率は3%にアップしポイントを貯めやすいためです。

楽天ゴールドカードも同様の還元率ですが、年会費2,200円かかるため、元をとるためには損益分岐点を考慮する必要があります。楽天カードであれば年会費は無料のため損益分岐点を気にせずポイントを効率的に貯められます。

飛行機に乗る機会がほとんどない人

飛行機に乗る機会がほとんどない人は楽天カードがおすすめです。楽天ゴールドカードに付帯している空港ラウンジの無料利用サービスを十分に活用できないからです。

飛行機に乗る機会が少ない人にとって、これらの特典は宝の持ち腐れになりかねません。ゴールドカードならではの特典を持て余しそうなのであれば、楽天カードを選びましょう。

楽天ゴールドカードを発行する手順

楽天ゴールドカードを発行する手順
(画像=NET MONEY編集部)

楽天ゴールドカードを発行する際は、Web上で申し込みます。申込時は 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポト等)を用意しておくと、スムーズにカードを発行できます。

楽天ゴールドカードを発行する具体的な手順は、以下の4ステップです。

1.基本情報を入力する

はじめに、基本情報を入力します。楽天ゴールドカードのWebサイトを開き「申し込む」のボタンを押しましょう。ボタンを押すと楽天会員のログインを求められます。会員登録が済んでいない人は会員登録をしましょう
基本情報入力画面1
(画像=楽天カードより引用)

楽天会員のログインが完了したら、情報の入力画面に遷移します。そこでカードのブランドを選択し、氏名を入力します。

基本情報入力画面2
(画像=楽天カードより引用)

生年月日や電話番号、メールアドレス、住所は間違えないように入力しましょう。

基本情報入力画面3
基本情報入力画面4
(画像=楽天カードより引用)

個人情報を入力したら、世帯情報や勤め先、預貯金額などを入力します。このページでは自動リボサービスを申し込む欄がありますが、手数料の支払いが増えて支払いに余裕がなくなってしまうため、申し込まないほうが安心です。

基本情報を入力画面5
基本情報を入力画面6
(画像=楽天カードより引用)
他社からの借入金額や家族カード、ETCカードの申し込みも忘れずに選択しましょう。借入金がある場合は、現時点の借入額を正しく入力するようにしてください。
基本情報を入力画面7
(画像=楽天カードより引用)

電子マネー「楽天Edy」の付帯有無と料金引落をする銀行を選択し、暗証番号を設定しましょう。すべて入力し終えたら、次に進みます。

基本情報を入力画面8
勤務先情報入力画面1
(画像=楽天カードより引用)

2.勤務先情報を入力する

基本情報を入力したら、勤務先情報を入力します。勤務先の名前、所在地、電話番号などを入力します。

勤務先情報入力画面2
(画像=楽天カードより引用)

勤続年数や職種、職業、業種も選択してください。

勤務先情報入力画面3
(画像=楽天カードより引用)

カード申込では、運転免許証の確認が必要です。免許証を持っている人は番号を入力してください。免許証のない人は「なし」を選択してください。

引落口座入力画面1
(画像=楽天カードより引用)

すべて入力し終えたら「次へ」を押しましょう。

3.引落口座を設定する

引落口座を設定します。基本情報の入力時に選んだ銀行のWebサイトで、引落設定をしてください。

引落口座入力画面2
(画像=楽天カードより引用)

もし「手続きが難しい」「口座情報を今すぐ確認できない」といった状況であれば、カード到着後に郵送や会員サイトから引落口座の手続きができます。

カード利用を急がない人は「入会後の口座登録手続きに変更する」を押して次に進みましょう。

引落口座入力画面3
(画像=楽天カードより引用)

4.内容を確認して申し込む

最後に「WEB明細サービス」「WEB書面サービス」の利用規約に同意し、入力内容を確認したうえでカードの申し込みを完了しましょう。

住所や名前が間違っていると、カードが届かなかったり、間違った名前がカードに印字されてしまうため再発行が必要になります。今一度入力した情報に間違いがないか確認して、手続きを終えてください。

引落口座入力画面4
入力内容確認画面5
(画像=楽天カードより引用)

申し込みが完了したら審査に入ります。審査が完了し発行が決まったら、カードが手元に届くのを待ちましょう。カードは1週間~10日程度で手元に届きます

専門家コメント及び記事の監修

石上ユウキ
石上ユウキ
北海道教育大学旭川校卒業後、地方公務員として北海道内の市役所に入庁。商工業・労働・税金の部署で6年半勤務。退職後、2022年9月にフリーランスのライターとして独立。FPの知識を活かし金融・経済の記事をメインに執筆活動をしている。
2019年にiDeCoで投資デビュー。2020年からはつみたてNISAを始め、以後国内株式・投資信託・仮想通貨に次々と投資している。

■保有資格:2級FP技能士、教員免許(小学校)、教員免許(中学・高校国語)、漢検2級、英検2級

特徴から探す人気のポイントに絞って徹底比較