カードローンを申し込む際には、必ずいくつかの確認書類の提出を求められます。通常は本人確認や返済能力の確認のために書類が必要となる場合がほとんどです。またカードローンの申し込みでも、銀行や消費者金融ごとに提出書類が異なることは、意外と知られていません。 今回は、三菱UFJ銀行のカードローンを申し込むにあたり、必要となる書類や提出する理由、提出時の注意点などを詳しく解説します。他のカードローンも気になる方はおすすめのカードローンをチェックしてみてください。
- 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査に必要な書類は本人確認書類と、収入証明書、利用申込書の三点。
- 「バンクイック」は、金利が低く、銀行カードローンの中ではトップクラスに審査が早いのが特徴。
実質年利 | 審査時間 | 融資期間 |
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年1.9~14.5% | 最短当日 | 最短翌日 |
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また楽天銀行の口座をがなくても利用可能なため、普段利用している口座での借入・返済が可能です。
三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックは「金利の低さ」と「審査の早さ」が特徴
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の特徴は、金利の安さです。消費者金融のカードローンの上限金利年18%と比較すると、三菱UFJ銀行のカードローンは年1.8%~年14.6%と低めに設定されています。長期間の借り入れを考えている人には、特におすすめと言えるでしょう。
また他の銀行カードローンと比較しても、審査が早いことも特徴です。消費者金融と比べると時間がかかりますが、銀行カードローンの中ではトップクラスに早い「最短翌日の融資」も可能です。
全国各地に提携ATMがあるので、利用しやすい点も特徴の一つです。メガバンクである三菱UFJ銀行は全国の提携ATMを利用でき、手数料も無料です。これらの特徴が人気の理由となっています。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の申し込みに必要な書類は?
審査に必要な書類
バンクイックでの審査にあたっては、本人確認書類と、収入証明書(利用限度額50万円超を希望の場合)・利用申込書(WEB申し込みの場合は必要ありません。)が必要です。これらの書類はWEBアップロード・郵送・FAXのいずれかの方法で提出となります。本人確認書類
本人確認書類としては、運転免許証・健康保険証・パスポート・個人番号カード・在留カード・特別永住者証明書の中から2点の提出が必要となります。いずれも有効期限内のもので、現住所の記載があるものに限ります。収入証明書
収入証明書には、源泉徴収票・住民税決定通知書・納税証明書その1・その2(個人事業者の方)・確定申告書第1表・第2表のいずれか1点の用意が必要となります。(上記以外にも追加で書類をご用意いただくことがあります。)ご利用申込書
ご利用申込書は、バンクイックの公式ホームページでダウンロードが可能です。そちらをプリントアウトしたうえで、必要事項を記入し提出となります。なお、WEB申し込みの方は申込時に必要事項を直接入力する必要があるため、書類での提出は必要ありません。審査時にはなぜ書類提出を要求されるのか?
カードローンの申し込み時に必要となるのが「申込書」です。Web上の申し込みは、パソコンやスマートフォンの画面上に必要項目に入力することで完結するので、以前のような郵送での申込書は減っています。
審査時に書類提出が必要な理由
- 申込者本人の身分と収入を証明するため
- 返済能力を事前に確認するため
しかし、Web上で必要項目を入力するだけでは申し込み完了とはならず、本人確認のための「身分証明書」や「収入証明書」などの書類の提出が求められます。審査時に書類提出を要求される理由について、以下で解説します。
・申込者本人の身分と収入を証明するため
カードローン会社は、本人確認を目的として、身分証明書の提出を求めます。利用できる身分証明書は「運転免許証」や「パスポート」などです。
しかし、本人確認は身分証明書の確認だけでは十分とは言えません。身分証明書に加え、申し込み時に登録した自宅へ電話をかけたり、勤務先に実際に在籍しているかを確認するために電話確認が行われたりします。
本人確認が対面では難しいことから、在籍確認などを行うことで、申込者が本人に間違いが無いかどうかを確認しているのです。
・返済能力を事前に確認するため
収入証明書については、返済能力を事前に確認するために提出を求められます。しかし、一定額以上の借り入れを希望する場合でなければ、基本的に提出の必要はありません。
カードローンは審査結果によって利用限度額や適用金利が決まります。いきなり高額の融資を認められることは考えにくく、最初の申し込みでは、収入証明書を求められない融資金額で申し込むことをおすすめします。
ただし自分の返済能力を確認するためにも、収入証明書と月々の返済額を見比べることは必要なので確認しておくとよいでしょう。
急ぎの場合は運転免許証を用意する
三菱UFJ銀行カードローンの審査に申し込む際の本人確認書類としては、現住所の記載がある「運転免許証」がよいでしょう。
なぜなら、運転免許証以外の場合はローンカードを郵送で受け取ることになるからです。急ぎの場合は、特に「運転免許証」がよいでしょう。
運転免許証以外の本人確認書類
- 健康保険証
- パスポート
- 個人番号カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
これらの本人確認書類の中から、いずれか1つを用意しましょう。
外国人が利用できる本人確認書類とは
外国人がカードローンを利用する際の身分証明書は多少異なります。三菱UFJ銀行の場合、申し込みができるのは永住許可を持つ外国人のみです。
必要となる身分証明書は日本人と同様です。外国人でも取得できる運転免許証が最も良い身分証明書になるのではないでしょうか。
ただし、外国人の場合「永住許可証の写し」の提出を求められる場合があります。必須ではないようですが、求められた際にはすぐ提出できるように準備しておくことをおすすめします。
「永住資格」という制限はあるものの、審査という観点で言えば、外国人でも三菱UFJ銀行カードローンの利用は可能です。
収入証明書は銀行ごとに提出条件が異なる
三菱UFJ銀行のカードローンは、借入希望金額が50万円を超える場合、収入証明書の提出を求めています。その際、収入証明書として利用できるものは以下のとおりです。
収入証明書として利用できるもの
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 納税証明書
- 確定申告書
会社員であれば、毎年会社から渡される所得と源泉所得税の記載がある「源泉徴収票」が最も用意しやすいかもしれません。自営業者であれば毎年、確定申告を行っているはずなので、「確定申告書」の控えがよいでしょう。
会社員で、もし源泉徴収票を無くしてしまったという人についても、会社に申請すればすぐに発行してもらえるはずです。自営業者で確定申告書が無いのであれば、役所に行って納税証明書を発行してもらいましょう。
ただし、確定申告書があったとしても税務署の押印が無ければ無効なので、必ず申告のときにもらっておきましょう。これらはあくまで三菱UFJ銀行での内容であり、他の銀行とは提出条件が異なる場合があるので注意してください。
身分証明書や収入証明書の偽造は絶対しない
三菱UFJ銀行のカードローンに限らず、身分証明書や収入証明書の偽造は絶対にしないようにしましょう。自身に信用上の問題があり、どこの金融機関からも融資が受けられない、いわゆるブラックになってしまった人の場合、知り合いに詐称して申し込みを行う人もいるようです。
しかし、金融機関は素人ではありません。そのようなことを行っても必ずばれてしまいます。ただでさえ信用が低い状態であるなか、さらに信用を落とすようなことをしては、将来的にローンが組めないという状態にもなりかねません。
正しい書類を事前に用意し、正しい方法で申し込むことが、審査に合格する一番の近道です。審査が不安な人こそ、しっかりと事前に準備をしておくことをおすすめします。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」についてよくある質問
申し込みや契約時に自宅や勤務先へ何か書類が送られてきますか?
カードローンを使う際、自宅や勤務先に連絡が来てしまって、家族や同僚に利用していることがバレてしまうのは避けたいという場合もあるのではないでしょうか。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」では、申し込み時や契約時に自宅や勤務先に書類が郵送されてくるかどうかは、申し込み方法や契約方法により異なります。
Q.申し込みや契約時に自宅や勤務先へ何か書類が送られてきますか?
引用元:三菱UFJ銀行
A.お申込方法やご契約方法などにより異なります。郵送で契約やカードのお受け取りをご希望の場合は、書類をご自宅へ郵送します。
「どうしても周囲の人にバレずにカードローンを利用したい」という方は以下の記事が参考になるでしょう。
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専門家コメント及びに記事の監修
新井智美
トータルマネーコンサルタント
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)の他、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師を行う傍ら、これまでに1,000件以上の執筆・監修業務を手掛けている。
■保有資格:
CFP®資格認定者
一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)(日本FP協会)
DC(確定拠出年金)プランナー
住宅ローンアドバイザー(住宅金融普及協会&金融検定協会認定)
証券外務員
HP:新井智美オフィシャルウェブサイト
三菱UFJ銀行が提供する銀行系のカードローンです。消費者金融系のカードローンと異なり、総量規制の影響を受けない点がポイントといえます。とはいえ、最近では銀行系カードローンでも年収の3分の1以上の融資は基本的に行わなくなっている点については理解しておく必要があります。