100万円を審査なしで借りる方法はある？どうしても必要な時の対処法を紹介！

100万円を審査なしで借りる方法はありません。

「審査なし」を謳う業者は、法律を遵守していない違法業者である可能性が高いため、絶対に利用してはいけません。

どうしても100万円が必要な状況なら、カードローンを検討しましょう。

審査なしではありませんが、最短即日での融資が可能なうえ、借りたお金を自由に使えるためです。

無職などで金融機関の審査に通らない人は、クレジットカードのキャッシング枠や公的融資制度なども検討できます。

この記事では、100万円を借りる方法を6つ紹介します。

100万円を借りる流れや注意点も解説しているため、ぜひ参考にしてください。

目次

100万円を審査なしで借りる方法は原則存在しない！違法業者に注意しよう

原則として、100万円を審査なしで借りる方法は存在しません。

金融機関が個人にお金を貸し出す際は、貸金業法や銀行法に基づき、審査を行って返済能力を調査することが義務付けられているためです。

貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用：貸金業法│e-Gov法令検索

また正規の業者では、「審査なし」「審査甘い」などの広告を打てない決まりになっています。

※注釈

参照：誇大広告の禁止等に関する広告基準│日本貸金業協会

つまり「審査なしで100万円を貸します」と謳う業者は、法律を遵守していない違法業者である可能性が高いということです。

違法業者を利用すると、法外な利息の請求や過度な取り立てによって、金銭的にも精神的にも脅かされます。

場合によっては、家族や親族にも危害を加えられる可能性があるため、100万円を借りる際は必ず正規の業者を利用しましょう。

審査なしで即日借入れできる？100万円を借りる6つの方法

原則として審査なしで100万円を借りる方法はありませんが、即日中に借入れすることは可能です。

たとえば、「カードローン」や「クレジットカードのキャッシング枠」を利用すれば、最短即日で100万円を借りられます。

100万円を借りるまで数日～数週間かかっても問題ない場合は、「目的別ローン」や「フリーローン」「地域密着型金融機関」「公的融資制度」も選択肢の一つです。

借入れに際して審査は行われますが、年収が200～300万円程度あれば、職種や雇用形態を問わず100万円を借りられる可能性があります。

1社から100万円を借りられない場合は、複数の金融機関から少額ずつ借りることも一つの方法です。

借入方法によって金利や審査基準、融資スピードなどが異なるため、自分に合った方法を選びましょう。

100万円を借りる6つの方法

※注釈

※1 100万円を借りる場合の金利を想定
※2 会社によっては最短当日可能な場合もあります
※3 すでにクレジットカードにキャッシング枠が付帯している場合

100万円借りるのに一番最適な方法はカードローン

100万円を借りるのに一番最適な方法はカードローンです。

カードローンなら借りたお金の使い道に制限がないうえ、担保や保証人不要で借りられるためです。

最短即日で融資を受けられることもうれしいポイント。スマホ1つで申込みを完結できるため、今すぐ100万円を借りたい人にも重宝します。

ただし、カードローンで100万円を借りるには、最低でも200～300万円の年収が必要です。

金融機関別カードローンの特徴

また、初めて契約する人は貸し倒れリスクが高いと判断されやすく、一度に100万円を借りられない場合もあります。

まずは20万円や30万円、50万円といった金額を借りて、不足する分は他社で借りることも選択肢の一つです。

ここでは、以下4つの選定基準をもとに厳選したカードローン11社を紹介します。

なかでも、一番のおすすめはアコムです。一般的に審査に通りづらいといわれる若い世代が、多く借入れできているためです。

100万円を借りるのに最適なカードローン

※注釈

※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2 適用条件 アコムでのご契約がはじめてのお客さま
※3 お申込完了後最短15秒で審査結果を表示。Webで最短25分。21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間などを除きます。
※4 審査の結果によりお電話での確認が必要となる場合がありますが、お客さまのプライバシーには十分な配慮をしています。
※5 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります
※6 お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
※7 申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
※8 本人確認をオンラインでされた方は、WEB完結が可能です。ご契約後にローン専用カード等をご自宅へ郵送します。なお、ローン契約機でローン専用カードを受け取る場合、もしくはカードレスを選択される場合は郵送物はありません。
※9 無利息について:
・365日間無利息:初めてのご契約。Webでお申込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方。
・60日間無利息:初めてのご契約。Webお申込み、ご契約額が50万円未満の方。
・無利息期間経過後は通常金利適用。初回契約翌日から無利息適用。他の無利息商品との併用不可。

【アコム】5人に2人が審査を通過している！若い世代から人気のカードローン

※注釈

※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2 金融機関により異なります ※3 初めての契約の方のみ
※3 適用条件 アコムでのご契約がはじめてのお客さま

※注釈

※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2 金融機関により異なります

初めての借入れで審査に不安がある人は、アコムを選びましょう。

アコムの審査通過率は39.2％※1と他社より高めであり、5人に2人が審査を通過できているためです。

※注釈

※1 アコムマンスリーレポート(2025年3月期)より
※2 月次データ | 財務情報 | アイフル株式会社 (2025年2月)

さらに、アコムは契約者の半数以上が20代であり、若い世代から多く選ばれています（下表）。

※注釈

参照：2024年3月期決算データブック│アコム

一般的に、審査に通りづらいといわれる若い人たちが多く借入れできていることから、アコムの審査は柔軟に行われていると考えられます。

勤続年数が短い、年収が低いなどで審査に不安がある人は、若い世代から多く選ばれているアコムを利用しましょう。

アコムの詳細はこちら

【プロミス】Webやアプリで申し込めば最短3分で100万円を借りられる

※注釈

※1 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2 お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
高校生（定時制高校生および高等専門学校生も含む）はお申込いただけません。
収入が年金のみの方はお申込いただけません。

プロミスは、申込みから最短3分※で100万円を借りられます。審査スピードが早い理由は、申込みから契約、借入れまでアプリ1つで完結するためです。

※注釈

※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

プロミスの審査スピードは他社と比較しても早いため、今すぐ100万円を借りたいときに重宝します。

さらに、プロミスなら申込時に入力する内容が以下の5つのみと、手間をかけずに申込できることもうれしいポイント。

通勤中や休憩時間など、スキマ時間を使って素早く申し込みたい人にもおすすめです。

プロミスの詳細はこちら

【レイク】 Web申込みなら最長で365日間無利息だから利息を抑えやすい

※注釈

※1 Webで最短25分。21時（日曜日は18時）までのご契約手続き完了（審査・必要書類の確認含む）で、当日中にお振込みが可能です。（一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。）
※2 審査の結果によりお電話での確認が必要となる場合があります。
※3 無利息について
・365日間無利息:初めてのご契約。Webでお申込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方。
・60日間無利息:初めてのご契約。Webお申込み、ご契約額が50万円未満の方。
・無利息期間経過後は通常金利適用。初回契約翌日から無利息適用。他の無利息商品との併用不可。

レイクで初めて契約する人は、Webで申し込めば365日間無利息、または60日間無利息が適用されます。

レイクの365日間無利息は他社の12倍以上長いので、他社よりも利息を抑えやすいことが特徴です。

たとえば、100万円を借りて月々に最低返済額（26,000円）のみ返済する場合、30日間無利息サービスがある他社より245,710円も利息額を軽減できます。

100万円を借りた場合の利息

※注釈

参照：ご返済シミュレーション│レイク

銀行カードローンと比較すると183,960円も利息を抑えられるので、返済負担を軽減を重視する人はレイクを選びましょう。

レイクの詳細はこちら

【SMBCモビット】返済のたびにVポイントが貯まる

※注釈

※1 申込みの曜日や時間帯によって翌日以降となる場合があります。
※2 収入が年金のみの方はお申込いただけません。

普段からVポイントを貯めている人は、SMBCモビットがおすすめです。

SMBCモビットなら、返済を進めるたびに利息額200円につき1ポイントのVポイントが付与されるためです。

たとえば、SMBCモビットで100万円を借りて月々に最低返済額（26,000円）のみ返済する場合、完済までに1,858ポイントのVポイントをもらえます。

貯めたVポイントは、1ポイント＝1円としてSMBCモビットの返済に充てたり、対象の店舗で利用したりすることが可能です。

Vポイントを有効活用すると、家計負担の軽減にもつながるでしょう。

SMBCモビットの詳細はこちら

【アイフル】銀行の影響を受けない独立系の消費者金融！独自基準の審査が魅力

※注釈

※1 お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
※2 審査結果によっては勤務先に電話連絡が入る可能性があります。

アイフルは、大手消費者金融の中で唯一、銀行の傘下にない独立系の消費者金融です。

銀行の影響を受けない独自基準で審査を行っているため、他社の審査に通らない人もアイフルなら借入れできる可能性があります。

実際、銀行カードローンの審査が厳格化されたあと（2017年3月以降）も、アイフルは審査通過率に変動がありません。

大手消費者金融の審査通過率

※注釈

参照：マンスリーレポート│アコム
月次データ│アイフル
決算関連資料 | IRライブラリー | 投資家情報 | 株式会社SBI新生銀行

さらに、アイフルなら優先審査を依頼できることも魅力の一つ。

実際の審査時間は混雑状況によって大きく左右されますが、アイフルなら混雑時期に申し込んだ場合でも最短時間でお金を借りられます。

とくに、土日祝日や連休中は混雑しやすいため、どうしても今日中に100万円を借りたいときはアイフルを利用しましょう。

アイフルの詳細はこちら

【三井住友銀行カードローン】カードレス契約が可能だから最短当日で100万円を借りられる

※注釈

※1 申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。
※2 本人確認をオンラインでされた方は、WEB完結が可能です。ご契約後にローン専用カード等をご自宅へ郵送します。なお、ローン契約機でローン専用カードを受け取る場合、もしくはカードレスを選択される場合は郵送物はありません。
※3 三井住友銀行の普通預金口座をお持ちでない方、またWEBよりお申込みのお客さまで、本人確認をオンラインで行った場合に限り「カードレス」の選択が可能です。カードレスを選択の場合は（SMBCダイレクト）インターネットによるご利用となり、ATMはご利用いただけません。

三井住友銀行カードローンは、銀行カードローンの中でもめずらしく最短当日に100万円を借りられます。

審査スピードが早い理由は、Web完結で申し込めるうえ、カードレス契約ができるためです。

銀行カードローンの多くは同行の口座開設を必須としていますが、三井住友銀行カードローンは口座開設不要で利用できます。

新たに口座を開設したり、ローンカードを発行したりする手間を省けることから、最短時間でお金を借りられます。

三井住友銀行の詳細はこちら

【楽天銀行スーパーローン】楽天会員ランクに応じて審査優遇を受けられる（※）

楽天銀行スーパーローンは、楽天会員ランクに応じて審査優遇を受けられることが特徴です。

たとえば、楽天会員のランクがダイヤモンドランクの人は、上限金利（年14.5％）より低い金利で100万円を借りられる可能性があります（下表）。

普段から楽天カードを使っており、楽天ポイントを貯めている人は、楽天銀行スーパーローンが候補となるでしょう。

※注釈

※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。

楽天銀行の詳細はこちら

【三菱ＵＦＪ銀行カードローン バンクイック】土日祝も最短即日で100万円を借りられる

三菱ＵＦＪ銀行カードローン バンクイックは、土日祝日も最短即日で100万円を借りられます。

三菱ＵＦＪ銀行では、毎日カードローン審査を行っているためです（下表）。

銀行は多くの場合、土日祝日はカードローン審査を行っていないため、休日中に即日融資を受けることはほぼ不可能です。

休日中にどうしても銀行から100万円を借りたいなら、バンクイックを選びましょう。

ただし口座未開設の人は、審査通過後は三菱ＵＦＪ銀行に設置されているテレビ窓口へ来店し、ローンカードを受け取らなければなりません。

口座開設済みの人であれば、アプリを使ってすぐに振込み融資を受けられます。

三菱ＵＦＪ銀行の詳細はこちら

【みずほ銀行カードローン】年12.0％の金利で100万円を借りられる

みずほ銀行カードローンは、年12.0％の金利で100万円を借りられます。

銀行カードローンで100万円を借りる場合は、上限金利である年14.5％程度の金利が適用されることが一般的です。

しかし、みずほ銀行カードローンは借入れ額が100万円以上になると、適用金利が年12.0％に引き下がります（下表）。

さらに、みずほ銀行カードローンで住宅ローンを組んでいる人は、年0.5％の金利優遇を受けられます。

みずほ銀行で住宅ローンを組んでいる人は、年11.5％の金利で100万円を借りられるため、他社を利用するより返済負担を抑えられます。

みずほ銀行の詳細はこちら

【auじぶん銀行カードローン】借り換えコースなら年12.5％以下の金利で100万円を借りられる

※注釈

※1 通常、カードローンau限定割 誰でもコース：10万円以上800万円以内。カードローンau限定割　借り換えコース：100万円以上800万円以内
※2 カードローンau限定割　誰でもコース：年1.38％～17.4％（年率）、 カードローンau限定割　借り換えコース：年0.98％～12.5％（年率）

auじぶん銀行カードローンは、au IDがあれば年12.5％以下の金利で借り換えできます。

適用金利が他社より低めであるため、現時点で年12.5％より高い金利で借入れしている人は、借り換えによって返済負担の軽減が可能です。

たとえば、年14.5％の金利で100万円を借りている人がauじぶん銀行カードローンに借り換えた場合、1ヵ月で1,644円、1年で2万円も利息額を軽減できます。

100万円を借りた場合の利息（一例）

100万円を借りる目的が他社カードローンの借り換えである人は、低金利なauじぶん銀行カードローンを検討しましょう。

なお、au IDはau回線契約がない人でも取得可能です。

電話番号やメールアドレスを入力するだけで登録できるため、低金利で借り換えするためにも、au IDを取得したうえで申し込みましょう。

auじぶん銀行の詳細はこちら

【住信SBIネット銀行カードローン】最大年0.6％の金利優遇を受けられる

住信SBIネット銀行カードローンは、住信SBIネット銀行で住宅ローンを組んでいる人や、SBI証券で資産運用をしている人におすすめです。

対象サービスの利用で、最大年0.6％の金利優遇を受けられるためです（下表）。

※注釈

※ミライノカード(JCB)は、2023年11月30日で新規募集を停止しております。

上記すべてのサービスを利用している人は、年14.19％の金利で100万円を借りられます。

さらに、住信SBIネット銀行と取引がある人なら、優良顧客としてカードローン審査が有利に進められる可能性があります。

口座開設などの煩雑な手続きも省略できるため、普段から住信SBIネット銀行を利用している人は住信SBIネット銀行カードローンを検討しましょう。

住信SBIネット銀行カードローンの詳細はこちら

100万円借りる目的が明確な人は目的別ローン

100万円を借りる目的が明確な人は、目的別ローンを利用しましょう。

資金使途が制限されている分、カードローンなどより低金利であるためです。

消費者金融や銀行カードローンで100万円を借りる場合、年14.5～15.0％程度の金利が適用されますが、目的別ローンの上限金利は年10.0％以下と低金利です（下表）。

目的別ローン(一例)

また、目的別ローンは借入限度額を年収の3分の1までに制限する総量規制の対象外であるため、比較的柔軟に審査が行われていると考えられます。

ただし、申込みにあたっては請求書や見積書が必要であるうえ、借入れまで1週間程度かかる点には注意が必要です。

目的別ローンは主に銀行で取り扱いがあります。自分に合ったローン商品を選びましょう。

100万円をまとめて借りたいならフリーローン

旅行、趣味、大きな買い物などの予定があり、100万円をまとめて借りたいならフリーローンも検討できます。

一度にまとめて借りなければならない分、カードローンより利便性が劣ることから、低金利でお金を借りられることが特徴です。

たとえば、三井住友銀行のカードローンとフリーローンの上限金利には、年8.375％もの差があります。

三井住友銀行のカードローンとフリーローン

また、フリーローンはまとまったお金の融資を前提としているため、一度に100万円を借りられる可能性が高いことも魅力の一つ。

目的別ローンと同様、総量規制の対象外であり、年収が低い人や他社で借入れしている人も検討できます。

ただし、フリーローンはカードローンより審査に時間がかかりやすいため、借入れを急ぐ人には不向きです。

審査なしで即時に100万円借りたいならクレジットカードのキャッシング枠

審査なしで即時に100万円を借りたいなら、クレジットカードのキャッシング枠を利用しましょう。

クレジットカードには現金を借りる機能であるキャッシング機能があり、すでに審査を通過している場合はすぐにお金を借りられるためです。

クレジットカードの2つの機能

まずは、以下いずれかの方法でキャッシング枠の有無を確認してみましょう。

キャッシング枠が設定されていれば、コンビニATMなどでカードを挿入するだけで、すぐにお金を借りられます。

キャッシング枠が未設定の場合は、新たに申し込んで審査を受けなければなりません。

キャッシング枠の審査は貸金業法に基づいて行われるため、総量規制の対象となります。

※注釈

参照：貸金業法Q&A│金融庁

100万円を借りるためには、最低でも300万円以上の年収が必要となるため注意しましょう。

また、キャッシング枠の審査は1週間程度かかります。急ぎでキャッシングしたいなら、最短即日で発行できる以下のクレジットカードを利用しましょう。

キャッシング枠が使えるクレジットカードおすすめ3選

※注釈

※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2 キャッシング枠利用時

最も低金利で100万円を借りるならろうきん・信用金庫・JA（利用制限あり）

低金利で100万円を借りたいなら、地域密着型金融機関のカードローンがおすすめです。

ろうきんや信用金庫、JAバンクは営利を目的としない金融機関であり、消費者金融や銀行カードローンより金利が低めに設定されているためです。

さらに、会員や口座開設済みの人は、優遇金利が適用される場合があります。

普段から対象の金融機関を利用している人なら、年10.0％以下の金利で100万円を借りることも可能です。

100万円を借りるのに必要な年収は明らかになっていませんが、地域密着型金融機関のカードローンは総量規制の対象外となります。

そのため、年収が300万円に満たない人でも、100万円を借りられる可能性があるでしょう。

ここでは、地域密着型ローンについて紹介します。

地域密着型ローン

【ろうきん】上限金利は基本的に年10.0％以下！低金利で100万円を借りられる

ろうきんのカードローンなら、年10.0％以下の低金利で100万円を借りられる可能性があります。

低金利である理由は、ろうきんが営利を目的としない金融機関だからです。労働者の経済的地位の向上を目標に、助け合いの精神で運営しています。

実際、ろうきんカードローンの上限金利は最高でも年12.0％と、低めに設定されていることが分かります（下表）。

※注釈

※2024年12月時点の金利

ただし、ろうきんカードローンの申込み条件には勤続年数や年収制限が設けられています。

・同一勤務先に 1 年以上勤務されていること
（自営業者等の給与所得以外の方は 3 年以上）
・安定継続した年収（前年税込み年収）が 150 万円以上であること

引用：カードローン【マイプラン】│中央ろうきん

組合員でない人も利用できますが、新社会人や転職したばかりの人は申し込めないため注意しましょう。

【信用金庫】上限金利が15.0％以下の商品が主流

低金利で100万円を借りるなら、信用金庫のカードローンもおすすめです。

地域社会の利益を最優先に運営している信用金庫なら、消費者金融や銀行より低金利で100万円を借りられる可能性があるためです。

たとえば、以下の信用金庫カードローンは、いずれも上限金利が年11.5％以下と低めに設定されています。

信用金庫のカードローン（一例）

申込条件に具体的な年収や勤続年数が設定されていないケースも多く、対象地域に在住している人なら誰でも申し込みやすいでしょう。

ただし、借入れまで数日～1ヵ月程度かかるため、急ぎの人には不向きです。

信用金庫の詳細はこちら

【JAバンク（農協）】農家以外でも条件を満たせば借りられる

JAバンクのカードローンは、農家以外でも条件を満たせば100万円を借りられます。

1,000円～10,000円程度の出資金を払えば准組合員となり、申込みの条件を満たせるためです。（参照：JAバンク｜はじめてのお客さまへ）

JAカードローンの金利は年12.0％程度と、銀行や消費者金融より低金利です。

また、JAバンクではカードローン以外にも、目的別で利用できるローンを数多く取り扱っています（下表）。

※注釈

※上記の下限金利は最大金利引下げ幅適用後の利率となります。
※上記の利率は、お借入時の金利と異なる場合があります。詳しくはJAにお問い合わせください。
上記の利率には保証料を含みます。
JA取扱店舗：ＪＡ東京中央

契約には来店が必須であり、申込みから借入れまで2週間程度かかる点は難点ですが、時間に余裕がある人は検討できるでしょう。

少しでも早く100万円を借りたいなら、JAネットローンで事前に申込みを済ませておくと審査をスムーズに進められます。

審査なしで借りられる？生活に困ったら公的融資制度を利用する

無職が100万円を借りたいなら、公的融資制度を利用しましょう。

公的融資制度とは、無職など生活が困窮する人を対象に、国や地方自治体がお金を貸し出す制度のことです。

無審査ではありませんが、融資によって生活を立て直せるかどうかが重要となります。

また、生活困窮者の救済を目的としているため、無利子～年1.5％程度と低金利で100万円を借りられることもうれしいポイント。

借入れまで1ヵ月程度かかりますが、どうしても100万円必要な人は検討しましょう。

ここでは、無職が100万円を借りられる公的融資制度について紹介します。

経済的困窮者なら生活福祉資金貸付制度を利用する

無職や低所得などで生活に困窮しているなら、社会福祉協議会の生活福祉資金貸付制度を利用できます。

これは、経済的に困窮する以下の世帯の救済を目的としているためです。

生活福祉資金貸付制度には、利用対象者やお金の使い道に応じて、以下4種類の資金が設けられています。

生活福祉資金貸付制度の資金

貸付利率は無利子～年1.5％と、金融機関のローン商品より低金利です。

さらに、いずれの資金にも利息のみ支払えばよい据置期間が設けられているため、生活を立て直してから元金の返済を進められます。

基本的にお金の使い道は生活再建費用となるため、一度に100万円を借りることは難しい傾向です。

しかし、生活福祉資金貸付制度は一度の融資で終了ではなく、数ヵ月にわたってさまざまなサポートを受けられるため、お金と支援の両面から生活再建が叶います。

まずは、最寄りの社会福祉協議会に電話をかけて相談してみましょう。

ひとり親の家庭なら母子父子寡婦福祉資金貸付制度

ひとり親家庭なら、母子父子寡婦福祉資金貸付制度を利用できます。

経済的に困難な状況にあるひとり親家庭に対して、地方自治体が生活に必要な資金を低金利で貸し出しているためです。

資金は全部で12種類あり、いずれも無利子～年1.0％程度と低金利です（下表）。

まずは、市役所や町役場に設置されている福祉担当の窓口で相談してみましょう。

母子父子寡婦福祉資金貸付制度の貸付け（一例）

100万円を借りる手続きの流れ

金融機関から100万円を借りるなら、まずはローンの申込みをしましょう。

申込み完了後、本人確認書類や収入証明書類を提出すれば審査が開始され、Webや店頭で契約手続きを済ませれば100万円を借りられます。

ここでは、100万円を借りる手続きの流れについて詳しく解説します。

1.ローン審査を申込む

まずは、ローンの申込みをしましょう。申込み方法は主に以下の4つがあります。

インターネットであれば、24時間365日いつでも申し込めます。時間や場所を選ばずに申し込めるため、仕事などで忙しく日中は時間を作れない人にも最適です。

電話や店舗で申し込む場合は、金融機関の営業時間内に申し込みましょう。

郵送の場合、書類のやり取りに数日～数週間かかるため、即日で100万円を借りることはできません。

2.必要書類を提出する

ローンの申込みが完了したあとは、必要書類を提出しましょう。提出方法は以下のとおりです。

ローン審査は書類をすべて提出した時点で開始されるため、急ぎの場合はWebやアプリからアップロードすることをおすすめします。

なお、100万円を借りる際に必要な書類は以下のとおりです。

3.審査に通ったら契約をする

必要書類を提出したあとは審査が開始されます。

審査では、勤務先に在籍確認の連絡が入る場合があるため念頭に置きましょう。

審査が完了した後はメール、または電話で審査結果が通知されます。審査結果が通知されるまでにかかる目安時間は以下のとおりです。

審査に通った場合は適用金利や利用限度額を確認し、問題がなければ契約手続きを進めます。

消費者金融や銀行の場合は、Webで契約手続きが可能です。

地域密着型の金融機関や公的融資制度で借入れする場合は、基本的に来店して契約することになります。

4.借入れをする

ローンの契約が完了したあとは100万円を借りられます。

銀行の目的別ローンやフリーローンを利用する場合は、基本的に100万円が一括で銀行口座に振込まれます。

カードローンの場合は、以下いずれかの方法で借入れが可能です。

提携ATMで借入れする場合は、一度に出金できる金額に制限があるため注意しましょう。

たとえば、コンビニATMを利用する場合、2回～5回手続きしなければなりません（下表）。

コンビニATMで100万円を借りる場合

提携ATMを利用するたびに手数料も発生するため、無駄な出費を抑えたければ、振込みで融資を受けることをおすすめします。

100万円を借りるときの注意点

100万円を借りるときの注意点はいくつかあります。

100万円を借りるには300万円以上の年収が必要であり、申込みに際して収入証明書類の提出も求められます。

100万円を借りるときの2つの注意点について詳しく見てみましょう。

300万円以上の年収が必要

金融機関から100万円を借りるためには、300万円以上の年収が必要です。

消費者金融のカードローンで借りられる金額は、総量規制によって年収の3分の1までに制限されるためです。

銀行は総量規制の対象外ですが、政府から過剰貸付を指摘された2017年3月以降、自主的に借入限度額を年収の2分の1～3分の1程度に制限しています。

※注釈

参照：銀行カードローンのフォローアップ調査結果について│金融庁

ろうきんや信用金庫、JAバンクも総量規制の対象外です。しかし、申込み条件として年収や勤続年数を設けているケースが多い傾向にあります（下表）。

基本的に、どの金融機関で100万円を借りる場合でも、200～300万円以上の年収が必要であると認識しておきましょう。

収入証明書の提出が必要

金融機関から100万円を借りるときは、原則として収入証明書類の提出が必要です。

貸金業法では、1社からの借入額が50万円を超える場合や、他社を含む借入総額が100万円を超える場合は、収入証明書類の提出を必須としているためです。

個人が借入れをしようとする場合において、①ある貸金業者から50万円を超えて借入れる場合、②他の貸金業者から借入れている分も合わせて合計100万円を超えて借入れる場合、のどちらかに当てはまると、「収入を証明する書類」の提出が必要です。

引用：3「収入を証明する書類」の提出が必要な場合があります│日本貸金業協会

銀行でも、貸金業法と同じ条件で収入証明書類の提出を求めているケースが多くなっています。

収入証明書類の提出が難しい場合は、50万円ずつ借りるなどの対応を取りましょう。

100万円借りると利息はいくらになる？

100万円を借りた場合の利息は、毎月の返済額や適用金利によって異なります。

たとえば、100万円を借りて5年で完済する場合の利息は、以下のとおりです。

100万円を借りて5年間で返済したときの利息シミュレーション

金利が低く、返済期間が短いほど、100万円を借りた場合の利息額を軽減できます。

利息を抑えたければ、お金に余裕があるときは繰り上げ返済をして返済期間を短縮する、金利が低いローンに借り換えるなどの対策を講じましょう。

100万円を借りるときのよくある質問

100万円借りるとき、どこから借りればいいのか決められない人もいるでしょう。

とくに、学生や主婦など一般的にローン審査に通りづらいといわれる人が、自分に合った借入れ先を見つけることは簡単ではありません。

ここでは、100万円を借りるときのよくある質問について回答します。

• 
  著者 NETMONEY（ネットマネー）編集部