2018年7月にビューカードシリーズの新入りとして登場したJRE CARD。ビューカードならではの特典もあり、お得なカードして知られています。
この記事では、そのJRE CRADの特徴やメリット、デメリット、評判などを紹介します。これからJRE CARDを作ってみようかなと思っている人は、ぜひ参考にしてください。他のカードも気になる方はおすすめのカードをチェックしてみてください。
JRE CARDとは?
基本情報
JRE CARD | 特徴 |
---|---|
種類 | Suica・定期券なし、Suica付き、Suica定期券付き |
国際ブランド | Suica・定期券なし:VISA Suica付き:VISA、JCB、MasterCard Suica定期券付き:VISA |
年会費 | 初年度無料、2年目以降524円(税込) |
入会条件 | 日本国内に住んでいて、電話連絡が取れる満18歳以上の人、高校生は不可 |
支払方法 | 1回、ボーナス一括、分割、ボーナス併用、リボルビング(繰り上げ返済可) |
付帯保険 | 国内海外旅行傷害保険 |
貯まるポイント | JRE POINT |
追加カード | ETCカード |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、楽ペイ |
JRE CARDには、Suica・定期券なし、Suica付き、Suica定期券付きの3種類あります。年会費はどれも同じで、初年度無料、2年目以降524円(税込)です。ただし、JR東日本スポーツ(株)が運営する「ジェクサー・フィットネスクラブ」などの月会費を前年に1回でも同カードで支払えば、2年目以降の年会費も無料になります。
国際ブランドについては、Suica付きが3種類から選べるのに対して、Suica・定期券なしとSuica定期券付きはVISAのみとなっています。VISA以外の国際ブランドを選びたい人は、Suica付きを選ぶことになります。
ビューカードの後継カードである
JRE CARDは2018年7月に新登場したばかりのカードで、ビューカードの後継カードです。以下のようなカードを持っているならば、JRE CARDのサービスをそのまま受けることができます。
● アトレビューSuicaカード
● weビュー・スイカカード
● エスパルカード
● フェザンカード
● ペリエビューカード
手持ちのカードを新カードに切り替えなくて大丈夫なのかと、不安な人もいるかもしれませんが、有効期限が切れるまではそのままでOKです。期限が来たときにJRE CARDを受け取ることになります。
JRE CARDのメリットやデメリット
続いて、JRE CARDのメリットやデメリットをチェックしてみましょう。
メリット1.お得なポイント制度
JRE CARDを利用したときの通常のポイント還元率は0.5%です。1,000円(税込)利用で、JRE POINTが5ポイント貯まります。これは一般的な還元率ですが、JRE CARD優待店やショッピングサイトJRE MALLで利用すると、還元率は3%に。通常のポイントと合わせて3.5%になる計算です。
例えば、優待店で1万円の買い物をして、JRE CARDで支払ったとします。その時点で3%の300ポイントがもらえ、翌月中旬に0.5%分の50ポイントが加算され、合計3.5%の還元率になります。
定期券購入やSuicaへのオートチャージでもポイントがアップします。通常は1,000円(税込)利用で0.5%しか還元率がありませんが、上記の利用では還元率が1.5%に跳ね上がります。1,000円利用で15ポイント付与です。対象はJR東日本のみどりの窓口と販売機で購入した場合とモバイルSuicaです。
貯まったJRE POINTには様々な交換先があり、1ポイント1円として利用ができます。まずJRE POINT加盟店でカード提示により、商品価格からポイント分を差し引いてもらえます。次にSuicaチャージやSuicaグリーン券への交換も可能です。また、ルミネ商品券やびゅう商品券、ビューカード限定のアイテムとも交換できます。
もう一つこのポイント制度の良い点として、ポイント獲得日あるいは利用日を起点にして有効期限が2年延長されるということがあります。そのため、ポイントが無効になるのを防ぎやすいのです。これで有効期限を気にする必要もかなりなくなるでしょう。ただし、期間限定ポイントは対象ではありません。
メリット2.便利なオートチャージ機能
JRE CARDのオートチャージ機能を利用すれば、改札口もすいすい通り抜けられます。この機能はSuicaの残額が一定以下になると、改札にタッチした時点でオートマチックに金額がチャージされるものです。したがって、残額を気にすることなく利用ができます。
メリット3.充実した優待割引サービス
JRE CARDには様々な優待割引サービスも用意されています。いくつか例を挙げてみましょう。
● 提携ホテルの宿泊代金の割引とチェックアウト時間の延長
● カラオケ施設料金の割引
● 温泉・スパ施設の利用における優待価格
● 提携飲食店での割引とドリンク無料サービス
ホテルに宿泊したり、レジャー施設で遊んだり、外食したりする場合は、ぜひとも利用したいサービスです。
メリット4.国内海外旅行傷害保険の付帯
JRE CARDには国内海外旅行傷害保険も付帯しています。JRE CARDのような年会費が格安なクレジットカードでは旅行傷害保険がないものも多いのですが、この点については利用者への配慮が行き届いていますね。
なお、海外旅行傷害保険は自動付帯で、何の条件もなく適用されます。一方、国内旅行傷害保険は利用付帯で旅行代金をJRE CARDで支払った場合にだけが対象となります。
デメリット1.ETCカードの年会費が有料
JRE CARDに対して発行されるETCカードをビューETCカードと言いますが、年会費が524円掛かります(税込)。とはいえ、一般的なカード会社と比べても、比較的安い価格で設定されています。
デメリット2.2年目以降は年会費が掛かる
JRE CARDの年会費は初年度無料で、2年目以降は524円。とはいっても、JRE CARDのさまざまな特典を利用すれば、元は取れますから、それほど気にする必要もないかもしれません。
JRE CARDの審査は厳しい?
JRE CARDはポイントがよく貯まることから人気も高いですが、審査はどうなっているのでしょうか。これから申し込むことを考えている人にとって一番気になるところでしょうから、チェックしてみましょう。
入会条件
冒頭の表で簡単に触れておきましたが、JRE CARDの入会条件は、日本国内に住み、電話連絡が取れる満18歳以上の人です。高校生は不可です。また、未成年者が入会するためには、親権者の同意が必要になっています。
このほかには条件が示されていないので、高校生以外の学生、主婦、高齢者でも入会が可能なようです。ただし、学生や主婦は家族の収入を提示する必要があります。
審査基準
JRE CARDはステータスカードではなく、一般カードの部類に属します。また、流通系の会社が発行していることから、それほど審査難易度は高くないといわれています。それでも、最低限の基準はあるでしょう。
その最低限の基準をいくつか見てみると、まず一定の収入が必要です。ただ、パートやアルバイトでもOKなようです。そのほか、信用情報、現在の借り入れ状況なども参照されるので、これらの点において問題がないようにしておくのが望ましいです。
もし信用情報に問題があり、ブラックリスト入りしていると、その最初の時期から5~10年はクレジットカードの作成ができません。また、現在の借り入れ状況が悪いと、カードの作成を断られることもあります。これはJRE CARDでも変わりません。
この基準はあくまで一般的な場合なので、このJREカードの審査も同じ基準で行われるのかという部分に関しては定かではありません。
JRE CARDはどんな人におすすめ?
JRE CARDはどのような人におすすめできるでしょうか。相性がぴったり合う人を選んでみましょう。
JR東日本のサービスをよく利用する人
JR東日本の列車や駅ビルをよく利用する人にこそ使っていただきたいのがJRE CARD。特にSuicaや定期券付きのものなら、カードでのチャージや購入でポイント還元率がアップ。お得に利用ができます。
また、JR東日本の駅ビル(JRE CARD優待店)での利用では、還元率が3.5%という高さ。これほどうまみのあるカードはありません。JRE CARDでJRE POINTをザクザク貯めて、有意義に使いましょう。
Suicaへオートチャージできるカードが欲しい人
Suicaがあれば改札口もすいすい通れて便利ですが、一つ面倒くさいのがチャージ。残額が少なくなったら、チャージの必要が出てきます。そこで利用したいのがオートチャージ。残額が少なくなったら、オートマチックにチャージしてくれるサービスです。
Suicaのオートチャージに対応しているのはビューカードですが、その中にJRE CARDも含まれます。したがって、JRE CARDを作っておけば、もうSuicaの残額を気にする必要もなくなります。また、オートチャージ時の還元率も1.5%とお得です。
JRE CARDの評判
いろいろなメリットがあり人気も高いJRE CARDですが、利用者の評判はどのようになっているのでしょうか?
JRE CARDの利用者からの評判には以下のようなものがあります。
● 定期券購入でもSuicaチャージでもポイントが貯められてうれしい
● いろいろなポイントの使い道があって楽しい
● ルミネ商品券にポイントを交換すると、ギフトカードよりお得である
● 国内海外旅行傷害保険がついていて旅行が安心してできる
● 2年目以降の年会費も安い
JRE CARDのメリットを存分に味わっているユーザーが多いようです。JRE POINTもよく貯まり、ポイントの使い道も便利で、旅行傷害保険はありがたく、年会費の割にはいいことがたくさんあるカードといえるでしょう。
JRE CARDで移動や買い物をもっとお得に
JRE CARDは株式会社ビューカードが2018年7月から発行し始めたクレジットカードです。したがって、歴史は浅いですが、JRE POINTが貯まりやすいということで、注目を集めています。
特にJR東日本の列車、駅ビルをよく利用する人にはメリットも大きく、移動や買い物をさらにお得にできます。該当する人は、ぜひJRE CARDの作成を考えてみてください。