楽天カードで貯まる楽天ポイントはコンビニやドラッグストアなど幅広く使い道があります。

この記事では楽天市場利用で最大3.5%になるといった、お得なポイントの貯め方まで解説しています。

楽天カードの還元率や年会費、利用可能額など気になるポイントも紹介しましょう。

  1. 楽天カードで貯まるポイントは楽天ポイント
    1. 楽天カードの基本情報
  2. 楽天カードでポイントを貯める方法
    1. 日常のショッピングで利用する
    2. 楽天市場など楽天経済圏で利用する
    3. ふるさと納税やつみたてNISAの支払い
    4. 公共料金の支払い
  3. 公共料金の支払いは他社カードの利用がおすすめ?
  4. 楽天ポイントで支払いはできる?
    1. ショッピングの支払い代金に充当する
    2. ポイント投資に利用する
    3. 他社ポイントやマイルと交換する
  5. 楽天ポイントは期間限定ポイントがあるので注意
  6. ポイント付与の対象外となる場合はある?
    1. 楽天カードのポイント付与対象外の取引一覧
    2. キャンペーンはエントリーが必要なことも
  7. 楽天ポイントは楽天以外で貯まる?

楽天カードで貯まるポイントは楽天ポイント

楽天カードで貯まるポイントは「楽天ポイント」です。楽天ポイントはショッピングや旅行代金、携帯料金、保険料や資産運用などさまざまなシーンで利用できます。

以前は「楽天スーパーポイント」と呼ばれていましたが、2020年より「楽天ポイント」へと正式名称を変更しました。

楽天カードを使って支払いをすると、100円につき1ポイントが貯まります。これは楽天市場での買い物に限らず、実店舗での買い物も同様に1.0%の還元率です。クレジットカードの還元率とは利用金額に対してポイントが還元される割合のことです。スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど日々の買い物でも効率よくポイントを貯められるのは、ユーザーにとって嬉しいメリットではないでしょうか。

詳しくは後述の「楽天カードでポイントを貯める方法」にて解説していますので、あわせて参考にしてください。

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楽天カードの基本情報

楽天カードにはさまざまな種類があり、カードの種類によって年会費や特典が異なります。ここでは、楽天カードの代表的な種類である「楽天カード」「楽天PINKカード」「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」の4種類を比較してみましょう。

4種類のカードの基本スペックについて、下記の表でまとめています。

カード名 楽天カード 楽天PINKカード 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード
ブランド VISA/Mastercard/JCB/AmericanExpress VISA/Mastercard/JCB/AmericanExpress VISA/Mastercard/JCB VISA/Mastercard/JCB/AmericanExpress
年会費 無料 無料 2,200円(税込) 11,000円(税込)
還元率 1.0~3.0% 1.0~3.0% 1.0~4.0% 1.0~5.0%
特徴 10以上のデザインが選べる 女性のライフスタイルに合わせた選べるサービスを利用できる 利用可能額が最大200万円に 国内・海外空港ラウンジの利用やトラベルデスクと充実したサポートが付帯
ETCカード 550円(税込) 550円(税込) 無料 無料

楽天カードや楽天PINKカードは年会費が無料で利用できるため、初めてクレジットカードを持つという方でも使いやすいカードです。楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードは年会費がかかりますが、豊富な特典が付帯していることや、ポイント還元率が高いことが特徴となっています。

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楽天カードでポイントを貯める方法

楽天カードでは、さまざまな方法でお得にポイントを貯められます。利用シーン別にポイントを貯める方法について確認していきましょう。

日常のショッピングで利用する

楽天カードは楽天市場での買い物だけでなく、実店舗での利用でも100円につき1ポイントが付与されます。楽天ポイントが貯まる対象店舗はマクドナルドやファミリーマート、ENEOS、すき家などさまざま。普段から利用する身近な店舗でもお得に楽天ポイントが貯められるのは嬉しいメリットです。

楽天ポイントが貯まるお店の例

  • マクドナルド
  • ファミリーマート
  • ENEOS
  • ミスタードーナツ
  • 東急ストア
  • 西友
  • ドラッグイレブン など

その他にもビックカメラやジュンク堂書店など、楽天カードは日常のあらゆるシーンで利用できます。

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楽天市場など楽天経済圏で利用する

楽天カードは、楽天経済圏で利用することでポイントの還元率がアップします。「楽天経済圏」とは、日常生活に欠かせないサービスを楽天グループで統一する仕組みです。

楽天グループは、楽天トラベルや楽天モバイル、楽天銀行、楽天証券など多くのサービスを提供しています。たとえば、「給与の受取は楽天銀行」「旅行の予約は楽天トラベル」「日用品の買い物は楽天市場」というように、日常生活のあらゆるシーンで楽天グループサービスを利用します。それによって、さらにお得に楽天ポイントが貯められるのです。

楽天経済圏の活用について、以下の項目で詳しく確認していきましょう。

楽天市場

楽天市場での利用に欠かせないのが「SPU(スーパーポイントアップ)」というプログラムです。

SPUでは、楽天グループのサービスを多く利用するほど、楽天市場でのポイント還元率がアップしていき、最大14倍のポイント還元を受けられます。たとえば、楽天カードの利用で+1倍、楽天モバイルの利用で+1倍、楽天トラベルの利用で+1倍など、楽天経済圏を積極的に利用するほどお得にポイントが貯まる仕組みです。

さらに、楽天市場では毎月5と0のつく日に楽天カードを利用するとポイントが4倍になります。日用品の買い物をこの日にまとめて購入するなど、ちょっとした工夫をするだけでお得にポイントが貯められるのです。

ただし、4倍のポイント還元を受けるためには毎回エントリーが必要となるため、手続きを失念しないようにしましょう。

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楽天トラベル

楽天トラベルでは、旅行代金の支払いを楽天カードで決済できます。楽天トラベルでの予約時に楽天カードを利用するとポイント還元が+2倍になるため、旅行の際にはぜひ利用したいサービスです。

また、楽天トラベルでは毎月楽天カードの会員限定で「1,000円割引クーポン」を配布しています。クーポンは月1回まで国内宿泊で利用可能です。お盆や正月などのハイシーズンでも利用できるため、長期休暇の家族旅行や帰省でも活用できる嬉しいサービスとなっています。

ただし、クーポンは毎月先着6万名まで、利用金額は2万円以上との条件があるため注意しましょう。

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その他楽天サービス

ハッピープログラムでは、預金残高が100万円以上あれば楽天ポイントの還元率が3倍になります。ただ預金を預けているだけで3倍のポイントが受け取れるため、貯蓄用の銀行を楽天銀行へ変更するのも良い方法です。

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ふるさと納税やつみたてNISAの支払い

楽天グループでは、ふるさと納税で楽天ポイントを貯められます。楽天市場内で普通の買い物をするようにふるさと納税の申し込みができるため、特別な手間もかかりません。

ふるさと納税のポイント還元も通常の買い物と同様に、100円につき1ポイントが還元される仕組みです。ふるさと納税で節税の恩恵を受けながら、さらにお得にポイントが貯められるのは嬉しいメリットといえます。

また、楽天証券の利用もお得にポイントを貯める秘訣です。楽天証券では、積立投信の決済方法として楽天カードを選択できます。(毎月5万円まで)決済額100円につき1ポイントが貯まるため、上限の5万円を積み立てる場合は毎月500ポイントが還元される仕組みです。

この特典は、NISAやつみたてNISAなどの非課税制度でも利用可能です。たとえば、つみたてNISAで毎月3万3,000円積立をした場合、毎月330ポイントが還元されます。詳しくは後述しますが、貯まったポイントは投資に充てることもできるため、資産運用をしながら投資の元手を得ることも可能なのです。

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公共料金の支払い

楽天カードでは、電気料金や水道料金、ガス料金などの公共料金の支払いが行えます。ただし公共料金の支払いについては、通常のポイント還元率と異なるため注意が必要です。通常は100円につき1ポイントが還元されますが、公共料金の支払いでは500円につき1ポイントが還元される仕組みとなっています。

公共料金は毎月必ず支払いが発生するものであるため、楽天カードを利用することで定期的にポイントが貯められるメリットがありますが、還元率としてはあまり魅力的とはいえないでしょう。

また、公共料金の他に、国民年金保険料や自動車税、固定資産税の支払いなどもポイント還元の対象です。こちらも500円につき1ポイントの還元ではありますが、定期的に発生する支払いでポイントが貯められるのは嬉しい特典といえます。

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公共料金の支払いは他社カードの利用がおすすめ?

前項目にて、公共料金の支払いはポイント還元率が異なることをお伝えしました。より効率的にポイントを貯めるためには、他社カードで公共料金の支払いを検討するのも良いでしょう。

公共料金の支払いには、「エポスゴールドカード」の利用がおすすめです。エポスゴールドカードは200円の支払いにつき1ポイントが還元されます。楽天カードは500円につき1ポイントの還元となっているため、還元率でみるとエポスゴールドカードの方がお得です。

エポスゴールドカードでは、さらにポイント還元がアップする「選べるポイントアップショップ」の特典も用意されています。「選べるポイントアップショップ」は、対象店舗の中からいつも利用するお気に入りショップを登録すると、ポイント還元が3倍になる特典です。

電気料金や水道料金などの公共料金も対象になるため、定期的に支払う先を登録しておくことでさらにお得にポイントが貯められます。お気に入りショップは最大3つまで登録できるので、より引落金額が大きい支払先を登録すると良いでしょう。

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楽天ポイントで支払いはできる?

ここまで、楽天カードを利用したポイントの貯め方について紹介してきました。貯まったポイントはどのようなことに利用できるのでしょうか。

楽天ポイントはさまざまな使い道があることも魅力のひとつです。以下の項目で詳しく確認していきましょう。

ショッピングの支払い代金に充当する

楽天ポイントは、1ポイント=1円としてショッピングでの支払い代金に充当できます。楽天市場での買い物の際に、利用するポイント数を入力するだけで簡単に利用できるため、ポイント交換などの手間もかかりません。

楽天ポイントが使えるサービスは楽天市場だけでなく、楽天トラベルや楽天モバイルなどでも利用可能です。楽天カードの利用代金にも充当できるため、ポイントを利用して月々の支払いを節約できるお得な使い道もあります。

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ポイント投資に利用する

楽天ポイントは、楽天証券での投資の原資としても利用できます。1ポイント=1円として、投資信託や国内株式、米国株式、バイナリーオプションへ投資可能です。

もちろん利益が出れば現金として出金することもできます。「投資に興味はあるけど、なかなか一歩が踏み出せない」という方でも、ポイントでの投資であれば気軽にチャレンジできるのではないでしょうか。

さらにポイント投資を利用すると、楽天市場でのポイント還元が+1倍となるメリットもあります。(投資信託・米国株式が対象)現金を使わずに資産運用ができるうえに、ポイント還元もアップするのは、ユーザーにとって嬉しいメリットです。

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他社ポイントやマイルと交換する

楽天ポイントはANAのマイルへの交換、楽天Edyへのチャージが可能です。

ANAのマイルは2ポイントにつき1マイルのレートで交換ができます。移行手数料も無料となっているため、仕事や旅行で飛行機を利用する機会の多い方は交通費の節約にもなります。ただし、1回のマイル移行は50ポイント以上となっているため注意しましょう。

また、楽天ポイントは楽天Edyへのチャージにも利用できます。1ポイント=Edy1円分としてチャージでき、さらに200円の支払いにつき1ポイントが貯まる仕組みです。楽天Edyは専用端末にかざすだけで決済ができるため、コンビニやスーパーなどでスムーズに買い物が楽しめます。

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楽天ポイントは期間限定ポイントがあるので注意

楽天ポイントの活用で気を付けたいのが、ポイントの種類についてです。楽天ポイントの種類は「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2つに分けられます。

期間限定ポイントは特定のキャンペーンなどで還元されるポイントで、利用期限が定められています。ポイントの用途も限られており、ポイント投資やANAマイルへの移行には利用できません。

有効期限を過ぎたポイントは自動で失効してしまうため、期限内に使い切ることを心がけましょう。有効期限は15日や月末など還元のタイミングによって異なるため注意が必要です。

期間限定ポイントの有効期限やポイント数は、楽天PointClub公式サイトのトップページにて確認ができます。

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ポイント付与の対象外となる場合はある?

楽天カードでの支払いは、ポイント付与の対象外となるものもあります。いくら利用金額が大きくてもポイント還元にはつながらないため、対象外の取引についてはあらかじめ確認しておきましょう。

楽天カードのポイント付与対象外の取引一覧

楽天カードのポイント付与対象外となる取引について、下記の表にまとめています。

特に、モバイルPASMOやモバイルSuicaなどの交通系ICサービスは利用する方も多いかもしれませんが、ポイント付与の対象外となるため注意が必要です。

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キャンペーンはエントリーが必要なことも

楽天グループ内の各サービスでは、お得にポイントが貯められるキャンペーンを定期的に開催しています。その中にはエントリー手続きが必要なものもあるため、キャンペーンの参加条件は必ず確認するようにしましょう。

エントリーが必要なものの例として、「楽天お買い物マラソン」が挙げられます。楽天お買い物マラソンでは、楽天市場内の複数のショップで買い物をするとポイント還元がアップしていくキャンペーンです。

ポイント還元は最大10倍となるお得なキャンペーンですが、エントリーを忘れてしまうといくら買い物をしてもポイント還元はアップしません。

エントリー手続きは、キャンペーンのページへ行き「エントリーする」のボタンをクリックするだけで完了です。エントリー手続きは事前に済ませる必要があるわけではなく、キャンペーン期間内であればその前の買い物についてもポイントが付与されます。

その他についてもエントリー必須なキャンペーンが複数あるため、「エントリーを忘れてポイントが貰えなかった」ということにならないよう、しっかりとエントリー手続きを行いましょう。

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楽天ポイントは楽天以外で貯まる?

楽天ポイントは楽天グループ以外の利用でも貯まります。楽天ポイントの加盟店であれば、楽天ポイントカードを読み取ってもらうだけでポイントが貯まるため、支払いに楽天カードを利用しなくてもポイントが貯められるのです。

たとえばファミリーマートやマクドナルド、湘南美容外科、EDIONなど幅広いジャンルのお店が楽天ポイント加盟店となっています。