1. dカード GOLDは還元率の高いカード!
    1. dカード GOLDの基本情報
    2. dカードとはどこが違う?
  2. dカード GOLDの特徴
    1. 年会費は高い?他社のゴールドカードと比較
    2. 高還元率のdカード GOLD!ポイントをお得に貯める方法
    3. ゴールドカードならではの特典もあり
  3. dカード GOLDの年会費の請求はいつ?
  4. dカード GOLDの解約時も年会費はいる?
  5. dカード GOLDの年会費に関するQ&A

dカード GOLDは還元率の高いカード!

dカード GOLDにはどのようなスペックが隠されているのかや、dカードとはどこが違うのかを確認するためにdカード GOLDの基本情報やdカードの基本情報を比較しながら見ていきます。

dカード GOLDの基本情報

dカード | ドコモのクレジットカード

dカード GOLDの基本情報をまとめると次のとおりです。

【dカード GOLD比較表】(2022/07/19時点)
項目 概要
年会費 税込11,000円
申込み条件 満18歳以上(学生不可)
安定した継続収入があること

個人名義であること
本人名義の口座を支払い口座として設定すること
還元率 通常1%
電子マネー iD
国際ブランド Mastercard・Visa
追加カード 家族カード・ETCカード
付帯保険 dカードケータイ補償
お買い物あんしん保険
カードの紛失・盗難の補償
海外旅行保険
国内旅行保険
支払方法 1回払い、2回払い、ボーナス払い、リボ払い、分割払いから選択
支払日 毎月15日締め切り・翌月10日支払い
引用:dCARD「カードを選ぶ:dカード GOLDのご紹介
※dカード GOLDが18歳以上の学生から申込可能に
※dカード GOLD会員数が1,000万人突破、ゴールドカード利用者数No.1のカード
※券面がリニューアル(選べる3デザイン)
※カード情報の裏面印字でセキュリティ面にも配慮
※環境に配慮したリサイクル素材を使用
※利用速報通知・利用制限通知が届く

このようにゴールドカードとなるので、通常のdカードよりも特典や補償が充実しています。充実した点を確認するために、次の項目ではdカードの基本スペックもあわせて確認していきましょう。

dカードとはどこが違う?

dカードとdカード GOLDとの違いを明確にするために、スペックの比較表を作成しました。

【dカードとdカード GOLDスペック比較表】(2022/07/19時点)
項目 dカード概要 dカード GOLD概要
年会費 無料 税込11,000円
申込み条件 満18歳以上であること(高校生不可)
個人名義であること
本人名義の口座を支払い口座として設定すること
満18歳以上(学生不可)
安定した継続収入があること
個人名義であること
本人名義の口座を支払い口座として設定すること
還元率 通常1% 通常1%
利用可能枠 100万円 300万円
電子マネー iD iD
スマホ決済 Apple pay可能 Apple pay可能
国際ブランド Mastercard・Visa Mastercard・Visa
追加カード 家族カード・ETCカード 家族カード・ETCカード
付帯保険 dカードケータイ補償
お買い物あんしん保険
カードの紛失・盗難の補償
海外旅行保険(29歳以下)
国内旅行保険(29歳以下)
dカードケータイ補償
お買い物あんしん保険
カードの紛失・盗難の補償
海外旅行保険
国内旅行保険
特徴 入会条件の年齢条件がdカード GOLDよりも軽い 利用可能枠や海外保険・国内旅行保険が手厚い
引用:dCARD「カードを選ぶ:dカード GOLDのご紹介」「カードを選ぶ:dカードのご紹介

一覧表を確認してみると、dカードは入会条件の年齢要件がゴールドカードと比べると軽く、dカード GOLDは年齢要件が厳しい代わりに海外旅行保険や国内旅行保険に対して手厚い補償が受けられます。またその他にも以下のような特典を受けられます。

dカード GOLDで受けられる特典

  • 空港ラウンジ
  • dカード ゴールドデスク
  • 国内・海外旅行保険
引用:ドコモ家計相談「dカード GOLDが向いているのはどんな人?持つべき理由や活用法を解説

このように旅行補償だけを見てみても、dカード GOLDは旅行に関してdカードより優れている点がわかります。

dカード GOLDの特徴

ここまでdカード GOLDの基本スペックを確認してきましたが、続いてはdカード GOLDの特徴を確認していきましょう。以下では次のような項目をもとに解説していきます。

dカード GOLDの特徴

  • 年会費は高い?他社のゴールドカードと比較
  • 高還元率のdカード GOLD!ポイントをお得に貯める方法
  • ゴールドカードならではの特典もあり

それでは早速見ていきましょう。

・年会費は高い?他社のゴールドカードと比較

dカード GOLDの年会費は高いのかを比較するために、他社のゴールドカードとの比較表を作成しました。

【他社ゴールドカードとの比較表】(2022/07/19時点)
項目 dカード GOLD JCBゴールド 楽天カードゴールド
年会費 税込11,000円 税込11,000円 税込2,200円
還元率 通常1.0% 通常0.01% 通常1%
特徴 海外保険が最大1億円 旅行にJCB特別宿泊プランが使える 楽天ポイントをANAマイルに変更可能
付帯保険 dカードケータイ補償
お買い物あんしん保険
カードの紛失・盗難の補償
海外旅行保険
国内旅行保険
海外旅行保険
国内旅行保険
国内・海外航空機遅延保険
ショッピングガード保険
海外旅行保険
ポイント種類 dポイント Oki Dokiポイント 楽天ポイント
申込み条件 満18歳以上(学生不可)
安定した継続収入があること
個人名義であること
本人名義の口座を支払い口座として設定すること
18歳以上(学生不可)
安定した継続収入があること
18歳以上
※独自審査あり
国際ブランド Mastercard・Visa JCB Mastercard・Visa・JCB
支払い日 毎月15日締め切り・翌月10日支払い 毎月15日締め切り、翌月10日支払い 月末締め・翌27日支払

dカード GOLDの年会費は他のゴールドカードと比べても遜色ないといえます。ゴールドカードの中で年会費が安いのは楽天ゴールドカードですが、各社の特徴を見て決めることをおすすめします。

また、dカード GOLDは利用条件によっては、dポイントの還元率が10.0%を越えます。具体的にはドコモの携帯やスマホの支払いとドコモ光の支払いです。ドコモキャリアを利用していたり、光回線を利用していたりする場合は、dカード GOLDの年会費を実質無料にできる可能性もあります。

計算式を書くと次のとおりです。

dカード GOLDの年会費が実質無料になる場合

  • 11,000円(年会費)÷10.0%=11万円(税抜)

このようにキャリア携帯と光回線の支払いが年間で税抜11万円を越えていたら、実質無料が達成できます。1ヵ月に直すと支払い額は1万円程度となるため達成は比較的簡単といえるでしょう。

高還元率のdカード GOLD!ポイントをお得に貯める方法

先ほどdカード GOLDと他社のゴールドカードを比較しましたが、楽天ゴールドカードと同様に街での利用でも1.0%還元を受けられます。また生活に不可欠であろうスマホ代金やネット回線もドコモにまとめることで、税抜きの利用金額の10.0%が還元されることは高還元といっても差し支えありません。

具体的にdカード GOLDの還元率を一覧表形式でまとめると次のようになります。

【dカード GOLD還元率】
項目 還元率
通常利用(iD払い含む) 1.0%
ドコモ光・ドコモケータイ 10.0%
ドコモでんきGreen 10.0%
特約店・dカードポイントモール 1.5%~
引用:dCARD「カードを選ぶ:dカード GOLDのご紹介

このようにドコモのサービスを使っていると特に還元率が高めになっており、ドコモユーザーには使いやすいゴールドカードといえるでしょう。また、冒頭でもお伝えしたように街での利用も最低1.0%が保証されているため、ポイントが溜まりやすいクレジットカードといえます。

この他にもdカード GOLDで伝えるべきポイントは複数あります。具体例をあげると次のとおりです。

dカード GOLDの知っておくべきポイント

  • dカード特約店と加盟店のポイント加算
  • dカードポイントモールのポイント加算
  • ドコモユーザーのドコモ支払いポイント加算
  • 貯まったdポイントの使い道
それぞれを詳しく解説していきます。

2%以上も!dカード特約店と加盟店

dカード GOLDを使った支払いを、dカード特約店や加盟店で利用すると通常の1.0%還元分に加えて、プラスの還元が受けられます。たとえば、JALでdカード GOLDを使うと、次の計算式のようにポイントが貯まります。

dカード GOLDをJALで使った場合

  • 100円で1ポイント(通常ポイント)+100円で1ポイント(特約店ポイント)=100円で2ポイント
引用:dCARD「 dポイントがさらにたまる dカード特約店

このように100円で2ポイント貯まるため、還元率は2%です。この他にも特約店や加盟店が複数あるので以下では一覧表形式で紹介します。

【dカード特約店や加盟店のポイントアップ一覧表】
店舗名 還元率 dポイント使用
オリックスレンタカー(iD払いのみ) 100円(税込)ごとに4% 不可
高島屋(クレジットカードのみ) 200円(税込)ごとに1.5%
マツモトキヨシ 100円(税込)ごとに3%
タワーレコード(iD払いのみ) 100円(税込)ごとに2%
引用:dCARD「dポイントがさらにたまる dカード特約店」2022/07/19現在

ポイントアップする特約店や加盟店の一覧の中には、「iD払い」もしくは「クレジットカード」どちらかしかポイント付与がされない店舗もあるので注意しましょう。また、オリックスレンタカーのようにdポイントは貯まるが、dポイントを使用してサービスを利用できない店舗もある点にも注意してください。

ちなみにdカード特約店や加盟店にはポイント付与に追加して割引もされる店舗があるので一覧表形式でお伝えします。

【割引+ポイント付与もある店舗一覧表】
店舗名 還元率 割引率 実質還元率 dポイント使用
ノジマ(クレジットカードのみ) 1% 3% 3.97%
お掃除本舗 1% 10% 10.9% 不可
引用:dCARD「 dポイントがさらにたまる dカード特約店」2022/07/19現在

このように割引された上にdポイントの付与があると、実質還元率が10%を超える店舗も出てきます。dカード GOLDは様々な形で還元をしてくれるので、気になる店舗があれば取得を検討してみましょう。

最大10.5倍!dカードポイントモール

続いては最大10.5倍の還元率を誇るdカードポイントモールを紹介します。dカードポイントモールではdカード GOLDのみの特別なポイントアップショップがあるため、積極的に利用していきましょう。

dカードポイントモールの利用方法はシンプルで、dアカウントを取得してログインした後気になるショップを選びショッピングをするだけです。具体的なステップをお伝えすると次のとおり。

dカードポイントモール利用ステップ

  1. dアカウントを作成する
  2. dカードポイントモールにログインする
  3. 気になるネットショップをクリックする
  4. このショップを見るボタンを押す
  5. ショッピングをする

dカードポイントモールを利用する場合はこのような経路を辿って、ポイント還元を受けます。もちろん、dカード GOLDだけでなくdカードでも利用できます。ただしdカード GOLDで支払いをすると還元率がアップするショップもあるため、次の一覧表にまとめてみました

【dカード GOLDで還元率がアップするショップ】
ショップ名 通常還元率 特別還元率
ノートンストア 13.5% 15%
CASETiFY 5.0% 9%
千趣会 イイハナ 5% 5.5%
日本直販 5% 5.5%
マッチズファッション 4.0% 5.0%
西川ストアONLINE 4% 4.5%
引用:dCARD「dカード GOLDのご利用でdポイントがアップするショップ一覧」2022/07/19現在

最後にdカードポイントモールではふるさと納税ができる点も押さえておきましょう。ふるさと納税とは、都道府県や市町村へ寄付を行うもので、2022年7月19日現在、自己負担額2,000円を除いて所得税や住民税から寄付額が控除されます。

そうするとdカード GOLDからのポイント還元だけでなく、所得税や住民税の減額も受けられるため、生活全体での還元率はdカードポイントモールに記載されている1.5%よりも高くなるでしょう。

しかしながら、実際にどれだけの還元がなされるのかは、ポイントモールユーザーによって異なるためシミュレーションを行うのをおすすめします。

ドコモユーザーはドコモ支払いでさらにお得!

ドコモのキャリアを使っているユーザーはドコモの支払いをdカード GOLDで行うと、還元率が10%になります。どのような支払いだと10%を超えるのかをお伝えすると次のとおりです。

【dカード GOLDで還元率が10%を超える場合】
項目 還元率
ドコモ光・ドコモケータイ 10%
ドコモでんきGreen 10%
引用:dCARD「カードを選ぶ:dカード GOLDのご紹介」2022/07/19現在

還元率が10%を超えるということは、dカード GOLDの年会費11,000円(税込)をポイント還元で実質無料にできる可能性もあります。具体的に毎年どれくらいの値段をドコモ支払いすればいいかというと、次のとおりです。

【dカード GOLDで還元率がアップするショップ】
金額(税抜) 金額(税込) 還元ポイント 月々支払い額(税込)
30,000円 33,000円 3,000ポイント 2,750円
50,000円 55,000円 5,000ポイント 4583.3円
90,000円 99,000円 9,000ポイント 8,250円
110,000円 121,000円 11,000ポイント 10,083.3円

このように約10,100円の支払いを毎月行っていれば、dカード GOLDを実質無料で利用できます。ただし、ドコモでんきGreenとドコモ支払いには、ポイント還元対象とならない支払い項目もあるため注意しましょう。ポイント還元対象とならない支払いを知るためには、どのような項目が支払い対象になるのかを知ったほうが早いので、一覧表形式にまとめます。

【還元率10%が付与される支払い方法】
項目 支払い方法
ドコモ光・ドコモケータイ ahamo以外の
・基本使用料
・通話・通信料
・付加機能使用料(使用者のみ)
・ドコモ光使用量
・ドコモの月額課金サービス(契約者のみ)
・ユニバーサルサービス料
ドコモでんきGreen 基本料金と電力量料金
※燃料調整費や再生可能エネルギー発電促進賦課金は対象外

細かいルールは決められていますが、基本的な使用だけをする人であれば問題ないでしょう。

貯まったdポイントの使い道

dカード GOLDを使うと貯まりやすいdポイントの使い方も押さえておきましょう。dポイントの使い道をまとめると以下のようになります。(1ポイント1円換算)

dポイントの使い道

  • dポイント加盟店での買い物
  • iDキャッシュバック
  • dポイント投資
  • d払い
  • 株式投資
引用:dCARD「ポイント・特典:dポイントをためる/つかう」2022/07/19現在

各使い方の特徴を見ていきましょう。

【dポイント加盟店での買い物】

日本中の多くの店舗で貯まったdポイントを消費できます。具体的な店舗名をあげると次のとおりです。

dポイントが使える店舗一覧

  • マツモトキヨシ
  • マクドナルド
  • ローソン
  • Joshin
  • すき家
引用:dPOINT CLUB「dポイントをつかう」2022/07/19現在

またネット上のショップストアでもd払いを通してポイント消費が行えます。

dポイントが使えるネットショップ一覧

  • Amazon
  • メルカリ
  • DHC
  • minne
  • BUYMA
引用:dPOINT CLUB「dポイントをつかう」2022/07/19現在

【iDキャッシュバック】
続いてはiD払いで支払った料金をdポイントを使って減額できる方法です。2022年7月19日現在では以前2,000ポイントからしか交換できなかったのですが、100ポイント100円換算で交換できます

【dポイント投資】
続いてはdポイント投資です。ポイント投資はポイント付与を行っている様々なサービスでも展開されていますが、dポイントでも行えます。投資先は11種類用意されており、何に投資するかもユーザー側が決められるので、自由度が高いといえるでしょう。

【d払いでの利用】
PayPayやLINEPay、楽天Payと同様のQR決済がd払いです。他のQR決済サービスでも、ポイントによる支払いがありますが、d払いでもdポイントを利用した支払いが可能です。

【株式投資】
dポイントは株式投資にも利用できます。日興フロッギーの口座開設は必要ですが、100ポイント単位から株式投資ができ、ETFやREITといった商品にも投資が可能です。またポイント投資だからといって配当や優待がもらえないことはなく、通常通りの株式投資ができます。

ゴールドカードならではの特典もあり

多くのゴールドカードでは海外旅行や国内旅行に付帯保険が付いたり、ラウンジへの入場が無料になったりするといった特徴がありますが、dカード GOLDも例外ではありません。特に海外旅行保険で最大1億円が補償されるのは心強い味方でしょう。

dカード GOLDならではの付帯保険や旅行サービスについて以下では詳しく解説していきます。

付帯する保険

2022年7月19日現在、dカード GOLDに付帯している保険を一覧表の形式でお伝えすると以下のとおりです。

【dカード GOLD付帯保険一覧】
保険名 補償額 適用条件
dカードケータイ補償 購入後3年間で最大10万円 ドコモ携帯の購入
お買い物あんしん保険 年間300万円 dカード GOLDでショッピングを行った場合
カードの紛失・盗難補償 不正使用された額 不正利用の発覚
海外旅行保険 最大1億円 海外旅行に行くこと
国内旅行保険 最大5,000万円 dカード GOLDによる事前の支払い

このようにdカード GOLDを持っているだけ、もしくは利用しただけで使える付帯保険は多数あります。

【dカードケータイ補償】
dカードケータイ補償は、dカードだと購入後1年かつ1万円という補償から、dカード GOLDになると購入後3年間で最大10万円にまで補償額があがります。期間中であれば最大10万円の補償金額の間であれば何度でも補償を受けられるので安心です。

【お買い物安心保険】
dカード GOLDでショッピングを行うと、年間300万円の間で補償を受け続けられます。補償の起算日は購入日(配送があるときは物品の到着日)から起算され、補償適用範囲は90日以内の偶然な自己によるものです。

【海外旅行保険】
海外旅行保険はdカードよりも大きくグレードアップしているといっても過言ではないでしょう。なぜなら、dカードの場合海外への渡航費用を事前に支払っていなければならないのに対して、dカード GOLDの場合には支払っている必要がないからです。

それに加えて補償額もdカード GOLDは最大1億円までが補償されているので、海外旅行で何があっても対応できるゴールドカードといえるでしょう。

【国内旅行保険】
海外旅行保険と同様に、国内旅行に対する付帯保険がdカード GOLDにはあります。ただし、海外旅行保険とは異なり、事前の支払いが必要になるので注意しましょう。

旅行サービス

ここまでdカード GOLDの付帯保険について解説してきましたが、他社のゴールドカードと同様に、その他の旅行サービスも充実している点を忘れてはいけません。具体的な旅行サービスをお伝えすると次のとおりです。

dカード GOLD旅行サービス

  • VJデスク:世界各地での日本語スタッフによるサポート
  • メルカリ
  • 海外緊急サービス:海外での紛失や盗難に対して暫定的なクレジットカード発行
  • 空港ラウンジ:国内・ハワイ主要港ラウンジの無料利用
  • 海外レンタカー:ハーツレンタカー割引優待
引用:dCARD「カードを選ぶ:dカード GOLDのご紹介」2022/07/19現在

【VJデスク】
VJデスクは世界各地での日本語スタッフによるサポートが受けられるサービスです。サポート内容は次のとおりです。

VJデスク案内例

  • 各種案内
  • 各種予約
  • ガイド・通訳の手配
  • 緊急時の対応
引用:dCARD「VJデスク」2022/07/19現在

【海外緊急サービス】
海外緊急サービスは、海外での紛失・盗難時に暫定的なクレジットカード発行ができるサービスです。ただしMastercardは2022年5月21日にサービスが終了しているため利用できない点に注意しましょう。

利用料金は、dカード GOLDの場合無料です。また1,000ドル相当の現地通貨を緊急で受け取れるサービスも同時に申請できます。ただし、こちらの現地通貨の受け取りサービスは利息がかかるため注意しましょう。

【空港ラウンジ】
他社ゴールドカードと同様、空港のラウンジが無料で利用できます。利用方法はラウンジ入り口でフライトチケットの半券とdカード GOLDを提示することです。

【海外レンタカー】
国際運転免許証を取得している方で海外でレンタカーに乗るときに、ハーツレンタカーで割引が受けられるサービスです。アメリカ(ハワイを含むがグアムは対象外)やカナダ、オーストラリアとニュージーランドでは10%オフの割引価格となっていますし、その他の地域でもハーツレンタカーが展開していれば、優待を受けられる可能性があります。

dカード GOLDの年会費の請求はいつ?

dカード GOLDの年会費請求は加入日から発生し、支払い日は個々人によって異なります。もし請求日がわからない場合には、dカードセンターかdカード GOLDデスクへの連絡が必要です。

繰り返しになりますが、dカード GOLDの年会費は11,000円(税込)であり、無料になる条件はありません。しかし、特定のサービスを利用すれば高い還元率を誇っているので、ポイントバックによって年会費を実質回収できます。

たとえば、ドコモのケータイやドコモ光のユーザーの方であれば、税込の利用金額が毎月10,100円を超えれば還元額が年会費を越えます。また、毎年クレジットカードでのショッピング利用額が100万円を越えている方でも年会費の回収は可能です。

ショッピングで100万円も使わないという方であっても、dポイント特約店や加盟店を使えば2022年7月19日現在では1.5%の還元率があるので100万円の利用は必要ないですし、2%になれば半額の50万円の利用になります。

では、dカード GOLDの年会費11,000円(税込)を回収するためには、どのくらいの利用を月々行っていけばいいのか還元率別に確認してみましょう。

【dカード GOLDの年会費回収シミュレーション】
還元率 年額利用料金(税込) 月額利用料金(税込)
1.0% 110万円 約92,000円
2.0% 55万円 約46,000円
3.0% 約37万円 約31,000円
4.0% 27万5,000円 約23,000円

これらに加えてドコモのケータイやドコモ光回線を利用していると、年会費回収は難易度が低下するでしょう。様々なポイント還元を駆使して、日常生活に必要なものを購入していけば自然と達成してしまったという方も多くなるはずです。

dカード GOLDの解約時も年会費はいる?

dカード GOLDの解約時にも11,000円(税込)の年会費が必要になる可能性があります。というのも、年会費の支払いが解約よりも前に来ることがあるからです。たとえば、年会費の支払いが4月14日で解約が15日とすると、それまで利用したクレジットカードの支払い分は翌月請求されます。

また年会費の支払いがdカード GOLDの締め日である15日を過ぎていたとしても、翌月の15日で締められ翌々月に請求が発生します。そのため解約時に年会費を支払わないようにするためには、年会費の支払いが発生する前にdカード GOLDを解約しましょう。

具体的なステップをお伝えすると次のとおりです。

dカード GOLDを年会費なしに解約する方法

  1. 年会費の支払日を確認する(わからなければサポートデスクに聞く)
  2. 締め日を過ぎる前に電話連絡をして解約する

そもそもゴールドカードを解約したいと考えた時点で後回しにせずに、その場で解約してしまうほうがいいです。しかし、解約した時点で複数の特典が一度に利用できなくなるのが注意点です。

仮に解約が間に合わない場合には、高還元を受けている方ほど1年程度dカード GOLDを使い期日を決めて解約しましょう。

以上のように1日解約が遅れるだけで年会費の11,000円(税込)を支払う必要が出てくるので、自身の加入日はメモなどで確認できるようにしておきましょう。

dカード GOLDの年会費に関するQ&A

最後の項目ではdカード GOLDの年会費に関するQ&Aをお伝えしていきます。

ドコモユーザー以外は特典を受けられない?
ドコモユーザー以外でもdカード GOLDの特典は受けられます。たとえば、各種旅行保険は規定の条件を満たせば利用できますし、良く利用するお店がdポイント特約店や加盟店であった場合、普段使いでのポイントアップも期待できます。
 

しかしながら、年会費の11,000円(税込)を毎年実質無料になるようにポイント還元を受けるのであれば、ドコモのケータイやドコモ光で10%還元を受けたほうが普段使いだけで達成するよりも簡単です。
 

また2022年7月19日現在は入会特典として、入会日から翌々月末までのショッピング利用に対して15%ポイントバックキャンペーン(最大11,000の期間限定ポイント※)もあります。そのため、初年度の実質無料の達成は比較的簡単でしょう。

※ 入会&利用&Webエントリーで最大5,000ポイント+満18~22歳の学生限定6,000ポイント

 

10%ポイント還元が対象外のお支払いは?
先ほど年会費を実質無料にするためには、10%のポイント還元を利用すべきという点をお伝えしましたが、対象外の支払いがある点に注意しましょう。この点をまとめて一覧表形式でお伝えします。
 
【還元率10%が付与されない支払い方法】
項目 支払い方法
ドコモ光・ドコモケータイ 携帯の購入代金や分割支払金
各種手数料
d払い・ドコモ払い
ケータイ補償サービスやケータイ補償お届けサービスの負担金
ドコモでんきGreen 燃料調整費や再生可能エネルギー発電促進賦課金
このように支払いによっては還元率が10%にならない点や、税抜価格に還元率が反映される点に注意しましょう。繰り返しお伝えしていますが、dカード GOLDの実質無料化を10%還元のみで行おうとすると、月々税込10,100円の支払いがあれば十分です。
年会費にdポイントは使える?
年会費の支払いにdポイントは使えません。そのため実質無料を達成するためには、いくつかのテクニックを用いる必要があります。まずdポイントのままでは、現金と一緒のように使えるものの、引き落としに利用ができません
 

しかし、日興フロッギーを利用し株式投資をして現金に変換すれば可能です。この方法は期間限定のdポイントでも応用が可能なので汎用性は高いでしょう。具体的に利用するステップをお伝えすると次のとおりです。
 

dポイントを現金化する方法

  1. 日興フロッギーの口座を開設する
  2. dポイントを使って株式投資をする
  3. 株式を売って現金を手に入れる
ただし、株式投資を行い現金化する場合には、元本割れを引き起こす可能性もあるため、値動きが激しくない銘柄を選ぶのをおすすめします。損が発生する可能性があってもいい方だけ利用を検討してみましょう。
dカードGOLDがおすすめなのはどんな人?
dカード GOLDがおすすめなのは次のような人です。
 

dカード GOLDがおすすめな人

  • 年間のショッピングが税込100万円を超える人
  • ドコモのケータイやドコモ光の回線契約がある人
  • 海外旅行好きな人
おすすめの基準となるのは、年会費の11,000円(税込)を回収できるかどうかになるでしょう。というのも、dカード GOLDを持つことによって得られるメリットが低いのであれば、dカードを利用して年会費を安く抑えるほうが還元率は高くなるからです。

もちろん社会人のステータスとして持っているという人は、日常生活での還元がメインになります。しかしお得に使うのであれば、ステータス性と実質の還元率やメリット両方を比較することをおすすめします。
ETCカードに年会費はかかりますか?
ちなみにdカード GOLDを持っているとETCカードの年会費が無料になります。高速道路利用料金100円につき1ポイントの還元が受けられるのでお得です。その他にもETCマイレージポイントも貯まるため、実質ポイントの2重取りが可能です。

ETCマイレージサービスとは、ETCカードでの通行料金の支払額に応じてポイントが付くサービスです。マイレージポイントは無料通行分に還元でき、有料道路の通行料に利用できます。

マイレージの最大還元額は月間利用額に応じて異なりますが、福岡北九州高速道路公社、広島高速道路公社の場合、3万円の月額利用料を超えると、3万円を越えた部分から100円につき19ポイントのマイレージが付与されます。

マイレージとdポイントであわせて20%の還元が受けられる道路もあるため、高速道路の利用回数が多い人は検討してみるといいでしょう。