
「dカードに申し込みたいけれど、審査難易度が厳しい影響で通過できるのか不安……」そんな悩みを持っていませんか?
dカードは、満18歳以上の条件を満たした人が申し込めるカードで、審査難易度は厳しめといわれています。審査時間は最短5分、さらにカードが手元に届くまでには最短5日かかります。
この記事では、dカードの審査難易度や審査時間、審査に落ちた際の原因・対処法などについて詳しく解説します。dカードの審査に通るか不安な人は、この記事を最後まで読んで対策しましょう。
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年会費 | 無料 |
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dカードに限らず、「とにかくクレジットカードを発行したい!」という人は審査が甘いクレジットカードの解説記事もおすすめです。審査に通りやすくなるコツも紹介しています!
dカードの審査難易度は厳しい?
dカードの審査難易度は厳しいのでしょうか。それともやさしいのでしょうか。
結論、dカードの審査難易度はやさしめです。ネット・通信系のカードに属しているうえ、具体的な年収の条件がありません。よって、アルバイトやパートなどの人だけでなく、無職の人や専業主婦でも作れる可能性があります。
dカードの申込条件
引用:dカード 公式サイト
・満18歳以上の人(高校生は除く)
・個人名義である
・本人名義の口座を支払い口座として設定する
・その他当社が定める条件を満たす
ただし、dカードの審査通過率は公表されていません。ここからはdカードの審査難易度のイメージをつけるために、カード会社の系統や申込条件などをもとに詳しく解説します。
ネット・通信系で審査難易度は比較的やさしい
dカードの審査難易度は、比較的やさしめといえるでしょう。クレジットカードは発行元により系統が分けられ、dカードはそのうちネット・通信系クレジットカードに分類されるためです。
ネット・通信系クレジットカードは、主にグループ会社の携帯キャリアを利用する人を対象として発行されており、カードを発行する目的の一つとして新規ユーザーの幅を広げることがあるため、審査の基準が比較的やさしめに設定されています。

クレジットカードの審査難易度は発行会社によって異なります。一般に、銀行系のクレジットカードは審査が厳しい傾向にあります。反対に、流通系クレジットカードは審査が甘いと言われます。
18歳以上で申込可能なカードだから学生でも作れる
dカードの申込みができるのは、18歳以上の人です。そのため、大学生でも申し込むことができます。
ただし、高校生は申し込めません。高校の卒業年度だとしても、その年の3月31日を過ぎないと申し込めないので注意してください。
なお、dカード プリペイドなら、12歳以上かつ審査なしで発行可能です。プリペイドカードはクレジットカードとは異なり、事前チャージ形式でカード会社のリスクが少ないため、年齢制限がゆるい場合が多いです。その代わり、クレジットカードのように後払いはできないうえ、ポイント還元率などの特典面もやや劣ります。
具体的な年収の条件はないためアルバイトやパート、年金受給者でも作れる
dカードの申込条件には具体的な年収条件は記載されていません。そのため、アルバイトやパート、年金受給者など収入が少ない人でも作れる可能性があります。
年収の目安も公表されていませんが、年収200万円ほどあれば安心です。年収200万円未満でも、審査では申込み者の勤務先や勤続年数、借入れ状況など、収入以外のさまざまな情報が加味されて審査されるため通過する可能性はあります。収入が低いからといって諦めず、一度申し込んでみるとよいでしょう。
無職や専業主婦など収入がない人でも作れる
dカードの申込条件には収入に関する記載がないため、無職や専業主婦など無収入の人でも作れます。無収入の人が申し込んだ場合、家族や配偶者などの収入も含めた世帯収入で審査が行われるためです。
よって、申込み時に年収がないのに偽って年収欄を記載したりせず、正直に無収入であると申告してください。
一般ランクかつ年会費無料のため作りやすい
dカードはカードランクとしては最も低い一般ランクかつ年会費無料であるため、審査もさほど厳しくありません。年会費を設定しないことで、より多くのユーザーの入会を求めていることが分かります。
実際にゴールドランクのdカード GOLDとプラチナランクのdカード PLATINUMの申込条件と年会費を比較してみましょう。dカードは年齢条件もゆるく、安定収入の必要もないうえ、年会費も無料なため審査に通りやすいと考えられます。
カード名 | 年齢条件 | 安定収入の必要可否 | 年会費 |
---|---|---|---|
dカード | 18歳以上(高校生除く) | 不要 | 無料 |
dカード GOLD | 18歳以上(高校生除く) | 必要 | 1万1,000円(税込) |
dカード PLATINUM | 20歳以上(学生除く) | 必要 | 2万9,700円(税込) |

「他のクレジットカードで落ちた経験がある」、「過去の滞納歴が不安」という人は独自審査のクレジットカードの解説記事もおすすめです。理由別の選び方も紹介しています!
口コミ・体験談から見るdカードの審査基準
NET MONEYでは独自で、dカードに申し込んだ人たちの口コミを集めました。
「スマホを機種変更した後、必ずdカードの申し込みがある、申し込みするかは本人次第、クレジットカード付きになるので必ず審査がある、申し込みした時1週間以内だったかな?その間に審査の結果がメールで来たんだけど、落ちました、落ちた理由もわからない、あの日以来、dカードの申し込みをする勇気が無くなりました。」
(引用元:みん評)
「ドコモショップでスマホ購入した際dカードでの払いどうかと言われ時間かけて申し込みをタブレットで記入してカードまってたら審査落ちたわ。ブラックリストにものっておらず年収600万でも無理とは。もっと年収ないとダメなのかね。」
(引用元:みん評)
スマホの機種変更や購入の際に同時にdカードに申込みをしたが、発行できなかったという意見も寄せられました。原因が分からないため、人によっては審査が厳しいと感じたのでしょう。
dカードの審査時間
dカードの審査時間は最短5分です。ただし、最短5分での審査はオンラインで申し込んだ場合になります。ドコモショップや郵送で申し込んだ場合は、実際に使えるようになるまで最大3週間ほどかかります。また、審査状況によっては、1ヵ月以上かかる場合があるので、dカードがほしいなら早めに申し込んでおくとよいでしょう。
申込方法 | 審査時間 |
---|---|
オンライン | 最短5分 ※本カードは最短5日~2週間で郵送 |
ドコモショップ | 最短10日~2週間 |
郵送 | 3週間 |
最短5分で審査結果が出て、カード番号の発行が可能
dカードの審査はスピーディと評判です。カード申込みから最短5分で審査完了するスピーディさです。
ただし5分で審査完了するためには、2つ条件があります。9時から19時50分までに申込み手続きを完了させること、引落口座の設定もしておくことです。
手元にカードが届くのは最短5日後
カードが届くまでの期間は、最短で5日です。ただし、これはdカード 公式サイトからオンライン申込みした場合に限ります。
また、場合によっては、2週間ほどかかる可能性があります。
審査結果が来ない理由と対処法
dカードの審査結果がなかなか来なくて遅い場合は、申込時間や申込内容などが原因の可能性があります。
- 9時~19時50分の間に申込み手続きが間に合わなかった
- 申込み時に引き落とし口座の設定を完了していない
- 入会申込が集中して混雑している
- キャッシングも同時に申し込んでいる
- 申込内容に不備がある
- 在籍確認ができていない
最短で審査を終わらせるために、9時~19時50分の間で引き落とし口座の設定も含めて申込み手続きを完了させましょう。また、不要であれば、キャッシング枠も設定しないようにするとよいです。あわせて、申込当日は在籍確認の電話に出れるようにしておくと一層安心です。
dカードの審査に落ちる原因は?
クレジットカードの審査に落ちる原因はさまざまですが、申込条件や申込内容、申込み者の状況などの理由が挙げられます。
申込資格を満たしていない
申込資格に合致していないと、そもそもdカードの審査すらしてくれず発行できません。申し込む前に、自身の状況が条件をクリアしているかをしっかり確認しましょう。
公式サイトには収入に関する明確な基準は記載されていませんが、申込み時に勤務先を入力する必要があるため、収入が不安定または無収入の人は、審査通過が難しくなるケースが多いと考えられます。
- 18歳以上であること(高校生を除く)
申込内容に不備がある
クレジットカードの申込みにおいては、正確な情報を記載することが極めて重要です。内容に誤りや虚偽があると、信頼性を欠くと判断され、審査に通らない可能性が高くなります。
カード会社は申込内容を細かくチェックしており、信用情報機関への照会を通じて事実確認を行っているため、虚偽はすぐに見抜かれます。
信用情報機関からは、過去の支払い履歴や現在の借入れ状況などの情報が提供され、カード会社はこれをもとに審査を実施します。
また、dカードでは申込み時に本人確認書類の提出が必要です。記入した内容と書類の記載が一致していない場合、審査が長引いたり、否決されたりする可能性があります。
他社からの借入があるにもかかわらず「ない」と記入したり、実際の借入れ額とかけ離れた金額を申告したりすると、照合によって虚偽が判明し、審査に落ちるリスクが高まります。
さらに、申込み者の勤務先情報などから推定される年収に対し、大きくかけ離れた金額を記入することも審査落ちの原因になります。年収などの情報は実態に即した内容を記入するよう注意が必要です。
安定収入がない
安定収入がないと判断された場合、返済能力を疑われてdカードの審査に落ちる可能性が高くなります。
クレジットカードの審査では、利用者が継続的に支払いを行えるかどうかを重視しており、収入の有無とその安定性が審査基準の大きな要素です。
たとえば、アルバイトやフリーランスなど収入が変動しやすい職種や勤続年数が極端に短い場合は、収入が不安定と見なされやすくなります。
また、収入がある場合でも、金額が少なすぎると利用金額の支払いに支障が出ると判断されることがあり、その結果、審査に落ちるケースが少なくありません。
信用情報に傷がある
信用情報とは、クレジットカードやローンなどの利用・返済状況が記録された履歴のことです。支払いの延滞や滞納、過去に強制解約された経歴、債務整理の履歴などがあると、この情報に「傷」がついてしまいます。
これらのネガティブな情報は一定期間保存され、カード会社は審査時にその内容を確認します。その結果、信用リスクがあると判断され、審査に通らないケースがあります。定期的に自身の信用情報をチェックし、状態を把握しておくことが重要です。
また、信用情報にまったく履歴がない人、つまりクレジットカードやローンを利用したことがない人も、審査に落ちることがあります。これは返済能力を判断する材料がなく、カード会社が慎重になるためです。
多額の借入れをしている
すでに多額の借入れがある場合、返済負担が重くなる点を不安視されてdカードの審査に落ちる可能性が高くなります。
クレジットカード会社は、申込み者が新たな借入れに対して十分な返済能力を持っているかを重視して審査を行います。そのため、他社からの借入れ総額が多いと「すでに返済に余裕がない」と判断されることがあります。
とくに、消費者金融やカードローンからの借入れ残高が多い場合は、信用情報にリスクのある傾向として記録され、審査においてマイナス材料となります。
また、借入れ件数が多いこと自体も「資金繰りが苦しいのではないか」と見なされ、dカードを新たに発行することは返済困難になるリスクがあると判断される可能性があるのです。
短期間に複数のクレジットカードへ多重申込した
短い期間に何枚ものクレジットカードへ申し込むと、カード会社から「お金に困っているのではないか」と判断され、審査に不利になることがあります。この状態は、いわゆる申込みブラックと呼ばれます。直近6ヵ月以内に複数の申込履歴があると、審査に通りにくくなる傾向があります。
とくに他社の審査に落ちた後に連続して申し込んでいると、カード会社に不信感を与えます。一度審査に落ちた場合は、6ヵ月ほど期間を空けてから再申込みするのが無難です。
本人確認や在籍確認が取れなかった
クレジットカードの審査では、申込み者の本人確認や勤務先への在籍確認が行われる場合があります。dカードの公式サイトでは明記されていませんが、実際には自宅や職場に確認の電話が入るケースもあります。
このとき、連絡が取れなかったり、登録情報に誤りがあると、確認ができず審査に落ちる可能性があります。たとえば、勤務先の電話番号を誤って記載していたり、本人確認書類の情報と申込内容にズレがあると、確認が取れない原因になります。申込み時には正確な情報を入力し、必要書類をきちんと準備しておくことが大切です。
dカードの審査に通りやすくなるコツ
dカードの審査に通りやすくなるコツは、申込内容を正確に書いたり、キャッシング枠をつけないようにしたりなどいくつかあります。これらを確認して、審査通過率を少しでも上げましょう。
申込内容に虚偽やミスがないか事前確認する
申込みフォームに記載した内容に虚偽や誤りがあると、カード会社からの信頼を損ね、審査で不利な評価を受ける可能性があります。
とくに年収・勤務先・他社からの借入状況といった重要な項目に関しては、正確に記載することが大切です。オンライン申込みの場合は、入力ミスや漢字の変換ミスなどにも注意し、送信前に必ず見直しましょう。
dカードは郵送による申込みも可能ですが、その際も記入漏れや記載ミスによって審査に落ちることがあります。提出前に記入内容を丁寧に確認しましょう。
キャッシング枠はつけない
クレジットカードの申込み時には、キャッシング機能を利用するかどうかを選択できますが、キャッシング枠を希望すると、審査がより厳しくなる傾向があります。これは、貸金業法に基づく追加の審査が必要となり、他社からの借入れ状況やローンの有無などが詳しく確認されるためです。
借入れの予定がない場合は、キャッシング枠を「0円」に設定して申し込むのが無難です。このようにすれば、審査項目が減るため、カード発行のハードルが下がる可能性があります。
なお、キャッシング枠は後から追加申請することも可能なので、最初はつけずに申し込み、カードが発行されてから必要に応じて検討したほうがよいです。

キャッシング目的でクレジットカードを発行したい人は金利の安い、おすすめのキャッシング機能付きクレジットカードの解説記事もおすすめです。審査に通りやすくなるコツも紹介しています!
安定収入を作る
安定した収入があると判断されやすい状態をつくることが、dカードの審査に通りやすくなるポイントです。
カード会社は、継続的に利用金額を返済できる能力があるかどうかを重視しており、毎月一定の収入がある人ほど審査に通過しやすくなります。正社員や公務員であれば評価は高くなりますが、契約社員やパート・アルバイトでも収入が安定していれば十分にチャンスがあります。
重要なのは、収入が「定期的であること」と「金額の目安があること」です。たとえば、フリーランスや自営業の場合でも、毎月の収入が明確に確認できるよう、確定申告書や取引明細などを整理しておくと信用力を高めやすくなります。
また、同じ職場での勤続年数が長いほど、今後も安定して働き続けると見なされやすくなるため、職場を転々とせず一定期間勤務し続けることも有効です。
複数枚のカードに申し込む際は期間を空ける
クレジットカードを短期間に何枚も申し込むと、「申込みブラック」と呼ばれる状態になり、審査に通りづらくなることがあります。
申込みブラックとは、短期間に複数のカードやローンを申し込んだ履歴から、「急に多くの与信を求めている=金銭的に困っているのでは?」とカード会社に警戒される状態を指します。結果として、dカードに限らず他社のカード審査でも不利になる可能性があります。
一般的には、1ヵ月に3件以上の申込みがあると申込みブラックと見なされるリスクが高くなります。複数のカードを検討している場合は、なるべく申込みの間隔をあけるように心がけましょう。
良好なクレジットヒストリーの状態で申し込む
クレジットヒストリー(信用情報)に延滞や未払いなどの金融トラブルが記録されている場合、審査でマイナス評価となり、カード発行が難しくなる可能性があります。
もし過去に延滞や債務整理をしている履歴が残っているなら、通常は5~7年程度その情報が保存されます。該当する場合は、その期間が経過するのを待つか、現在の債務をきちんと整理してから申し込むとよいでしょう。また、自分の信用情報が気になる人は、信用情報機関に開示請求すれば確認できます。
さらに、dカードはドコモが発行するカードであるため、ドコモの契約者であれば、継続的に利用し、期日通りに支払いを行うことで信用を積むことも有効な対策です。日頃の支払い実績が、信用度を高める材料になります。
既存の借入れをできるだけ返済しておく
他社からの借入れをできるだけ返済しておくことで、余裕をもって返済できるとアピールできるためdカードの審査に通りやすくなります。
クレジットカードの審査では、現在の借入れ状況も重要なチェックポイントです。借入れ額が多いと「返済能力に余裕がない」と判断される可能性があるため、審査に影響を及ぼしかねません。
そのため、カード申込み前に消費者金融やカードローンなどの借入れ残高をできる範囲で減らしておくことが有効です。とくに、月々の返済額が大きいローンや複数社からの借入れがある場合は、優先的に返済を進めましょう。
借入れ額を減らすことで、dカードの審査では「返済能力に余裕がある」と見なされ、通過の可能性を高めることにつながります。
本人確認や在籍確認に対応できるように備えておく
カードの審査では、申込み者が本当に存在するか、勤務先が正しいかを確認するために、本人確認や職場への在籍確認が行われることがあります。dカードにおいても、すべてのケースではありませんが、在籍確認の電話がかかる場合があるようです。
こうした確認にスムーズに応じられないと、審査の遅延や場合によっては審査落ちにつながることがあります。そのため、申込み後は登録した電話番号にすぐ出られるように準備しておくことが大切です。
勤務先に在籍確認の可能性がある場合は、あらかじめ担当者や総務に一言伝えておくとスムーズです。
dカード審査落ち時の対処法
クレジットカードの審査に落ちてしまった後でも、全くチャンスが無いわけではありません。期間を空けて再申込みを行う、審査のハードルが低いカードを選ぶ、または代替手段を利用するなど、自分の状況に合った方法を取り入れてみましょう。
6ヵ月以上の期間を空けて再度申し込む
dカードの審査に落ちてしまった場合、すぐに再申請するのは避け、期間を空けてから申し込みましょう。短期間に再申込みを行うと、カード会社から「申込みブラック」として認識され、さらに審査に通りづらくなる可能性があります。
一般的には、最低でも6ヵ月以上の期間を空けて再申請するのが理想です。その間に、自分の信用情報を見直し、改善できるポイントを確認しましょう。
比較的審査に通りやすい他のクレジットカードに申し込む
dカードにこだわらなくてもいいと思える場合は、比較的審査に通りやすいカードを検討するのも一つの方法です。
たとえば、学生や主婦でも申し込めるカードや流通系のクレジットカードは、審査基準が緩めであることが多いです。自分の状況に合ったカードを選ぶことで、審査通過の可能性が高まりやすいです。
デビットカードや後払いアプリで代用する
クレジットカードが使えない場合、デビットカードや後払いアプリを利用するのも一つの選択肢です。デビットカードは銀行口座と直結しており、審査なしで即日発行が可能な場合もあります。
デビットカードは、銀行口座と直結しているため、クレジットカードのように後払いではなく、自分の口座から即座に支払いが行われます。審査が不要で、即日発行可能なカードも多いため、急な支払いに対応できます。
後払いアプリは、クレジットカードと同様に後払いの仕組みなので、似た感覚で支払いができます。少額の利用を前提としているので、審査がクレジットカードほど厳しくないことが多いです。一定の利用上限が設定されている場合がありますが、クレジットカードを手に入れるまでの間、十分に活用できるサービスです。
またdカードにはプリペイドカードがあります。あらかじめチャージして、その金額分買い物できるカードです。
dカードのプリペイドカードであれば、審査もありません。年会費や発行手数料も無料なので、どうしてもdカードを使いたければプリペイドカードを作りましょう。
dカード同様、プリペイドカードでもショッピングすればdポイントが貯まります。

「デビットカードに申し込みたいけれど、どれを選べばいいかわからない!」という人はおすすめのデビットカードの解説記事もおすすめです。年会費、国際ブランド、還元率での比較で紹介しています!
dカードはドコモユーザーはもちろんクレカ初心者にもおすすめのカード
dカードは年会費が永年無料で、かつポイント還元率が1.0%という高水準の設定がされており、コストを気にせず日常使いできる点が大きな魅力です。さらに、ドコモのスマートフォンを利用していれば、携帯料金の支払いに対してもdポイントが還元されるため、普段の生活で自然とポイントが貯まっていきます。
こうした特典の多さと使いやすさから、dカードはクレジットカードを初めて作る人にも安心しておすすめできる一枚です。dポイントカード機能が搭載されていることで、dポイント加盟店ではカードを提示するだけでもポイントが貯まります。
また、マツモトキヨシやドトール、JALなどのdカード特約店では、ポイントが通常より多く付与されるため、日常の買い物で効率的にポイントを増やせます。貯めたポイントは1ポイント=1円として利用可能で、スマホ料金の支払いやネットショッピングにも使えるのも魅力です。
さらに、ドコモユーザーであれば「dカードケータイ補償」という付帯サービスも利用可能で、万が一スマートフォンを紛失・盗難した場合でも、購入から1年以内であれば最大1万円まで補償される安心感も得られます。
このように、dカードはドコモユーザーにとってとくに相性がよく、さらにクレジットカードの利用経験が少ない人にもわかりやすく無理なく使える設計がされています。ポイントが貯まりやすく、年会費無料で安心して使えるdカードは、クレカデビューにもぴったりの1枚です。
年会費 | 永年無料 |
---|---|
入会対象者 | 満18歳以上(高校生を除く) ※卒業を迎えた高校生の場合、卒業年度の3月31日までは申込不可 |
ポイント種類 | dポイント |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa/Mastercard |
発行スピード | 1~3週間 |
追加カード | ETCカード、家族カード |
電子マネー | Apple Pay、Google Pay |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険:最高2,000万円 ※29歳以下のみ 国内旅行傷害保険:最高2,000万円 ※29歳以下のみ dカードケータイ補償:購入後1年間最大1万円 ショッピング保険:年間100万円まで |
締め日/支払い日 | 毎月15日/翌月10日 |
利用可能枠 | - |
dカードのメリットやデメリットについて、さらに詳しく解説します。
dカードのメリット
dカードには、通常のポイント還元率が1.0%と高かったり、ドコモユーザー向けの特典が複数あったりとさまざまなメリットがあります。
- 通常のポイント還元率1.0%と高め
- dポイント加盟店や特約店でポイント還元率アップ
- d払いと連携すればポイント三重取りも可能
- ドコモユーザー向けにスマホ補償や携帯料金の割引特典あり
- 最高2,000万円の国内・海外旅行傷害保険が付帯している
中でもとくに注目すべきは、年会費が永年無料である点です。初めてクレジットカードを持つ人にとって、維持費の心配がないというのは非常に大きな安心材料です。以前は「年1回以上の利用」が条件でしたが、現在は利用実績に関係なく完全無料となっており、サブカードとしての保有にも適しています。
また、100円(税込)につき1ポイントが貯まる高還元仕様も見逃せません。さらに、dポイント加盟店やdカード特約店では還元率がアップし、最大5倍(5.0%)になるケースもあります。貯まったポイントはスマホ料金の支払いや街中・ネットでの買い物に使えるため、実質的に現金と同じ感覚で使えるのも嬉しいポイントです。
このように、dカードは「持っているだけで損がない」1枚です。特典や補償内容も充実しており、メインカードとしても、ポイント獲得用のサブカードとしても高い汎用性を誇ります。
dカードのデメリット
dカードのデメリットは、旅行傷害保険は29歳以下しか使えない点とドコモの携帯料金やインターネット回線の支払いはポイント付与対象外である点です。
- 30歳以上の人は旅行傷害保険が使えない
- ドコモの携帯料金・インターネット回線の支払いはポイント対象外
なかでもとくに注意したいのが、「ドコモの利用料金をdカードで支払ってもポイントが付かない」という点です。dカードはドコモが発行するカードであるにもかかわらず、ドコモケータイやドコモ光の月額料金の支払いはdポイントの付与対象外となっています。
これはドコモユーザーにとってやや期待外れに感じるポイントであり、「スマホ料金でポイントを貯めたい」と考える人には不向きといえるでしょう。dポイントを最大限に活用したい場合は、上位カードである「dカード GOLD」の利用が必要ですが、こちらは年会費1万1,000円(税込)が発生します。
dカードはあくまで「日常の買い物」でポイントを貯める設計になっており、通信費支払いをお得にしたい人にはベストな選択肢とはいえません。
dカードをおすすめする人
dカードをおすすめする人は、ドコモユーザーもしくは、29歳以下かつクレジットカード初心者の人です。
まず、ドコモユーザーであれば、dカードを使うことで「dカードケータイ補償」が利用できるのが大きな魅力です。万が一スマートフォンを紛失・盗難した際、購入から1年以内であれば最大1万円まで補償されるため、スマホをよく使う人にとって安心材料となります。加えて、携帯料金をdカードで支払うことで、毎月187円の割引を受けられる特典もあるため、通信費の節約にもつながります。
一方、29歳以下でクレジットカードを初めて持つ人にも、dカードは非常におすすめです。この年齢層に限っては、dカードに旅行傷害保険が付帯されるという大きなメリットがあります。国内外の旅行中の事故やトラブルに備えられる保険が、年会費無料で利用できるのは非常に心強いポイントです。
また、クレジットカード初心者にとっては、年会費無料で気軽に使えるうえに、ポイント還元率も1.0%~と高水準。支払いごとにdポイントが貯まり、街中やネットショップで1ポイント=1円として使えるため、「お金の管理や特典に慣れる」最初の一枚としても適しています。
このように、dカードは「ドコモユーザーとしての利便性を高めたい人」や「初めてのカード選びに不安がある若年層」にとって、安心かつお得に使える理想的なカードといえるでしょう。
dカードの作り方
クレジットカードを発行する手順は、Webで申し込む場合、大きく4つのステップがあります。
①必要書類を用意する
dカードに申し込むために、まず入力時に必要な書類を用意しておきましょう。
- 口座情報を確認できるもの(通帳やキャッシュカード など)
- 本人確認書類(運転免許証やパスポート、マイナンバーカード など)
- 勤務先情報(勤務先社名や住所、電話番号 など)
なお、本人確認書類は2点以上の提出が必要で、1点しかない場合は補完書類を1点提出しなければいけません。
- 公共料金の領収証書(電気・都市ガス・水道・電話・NHK)
※プロパンガス不可
※同居する家族名義可 - 社会保険料の領収証書
- 国税・地方税の領収証書または納税証明書
また、キャッシング枠を設定する場合は年収証明書類の提出を求められる場合があります。キャッシング枠をつける予定がある場合は、源泉徴収票や確定申告書類などの書類も用意しておくと、よりスムーズに審査を進められる可能性が高まります。
②申込みページにアクセスする
dカードはパソコンもしくはスマホで申込みが可能です。

申し込むためにはdアカウントが必要です。dアカウントを入力してログインしてください。
dアカウントを持っていなければ、まずはアカウント登録をしましょう。
③必要情報を入力して審査終了を待つ
ログインすると、申込みフォーム画面が出てきます。
画面の案内に従って、必要な情報を入力しましょう。誤字や変換ミスがないように注意してください。
申込み時に指定したメールアドレスで受付メールを受信すれば申込みは完了なので、審査結果が届くのを待ちましょう。結果は同じくメールにて通知されます。
審査状況はドコモインフォメーションセンターへ電話すると確認できます。土日は混雑している傾向で、平日の日中であれば比較的空いています。
電話番号:0120-800-000 ※年中無休、9時~20時
ドコモ携帯電話から:151
④クレジットカードが到着する
審査通過すれば、後は自宅にクレジットカードが到着するのを待つだけです。dカードの場合、最短5日後には発送されます。
カードを受取ったら、裏面へのサインやスマホ決済の登録などをして利用の準備をしましょう。
- カード裏面にサインする
- Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済に登録
- オンラインショッピングや公共料金の支払い元に設定
dカードの審査についてよくある質問
dカードの審査についてよくある質問をまとめました。カードを作るときの参考にしてみてください。
dカードはネット系のクレジットカードですが、三井住友と共同運営しているので銀行系カードと言えます。銀行系カードは一般カードの中では審査難易度が高いと言われているので、審査は比較的厳しいと考えておきましょう。
もしくは、配偶者や家族にdカードを作ってもらい、自分はその家族カードを使うという手もあります。