独自審査のクレジットカードとは?おすすめのカード7選を紹介

独自審査のクレジットカードとは?おすすめのカード7選を紹介
(画像:NET MONEY編集部)

「独自審査のクレジットカードなら審査に通りやすいのは本当か」「そもそも独自審査とはなにか」というような疑問を持っていないでしょうか。

クレジットカードにおける独自審査とは、通常とは違う基準を用いて審査しているカードのことです。たとえば、過去の信用情報ではなく現在の支払い履歴を重視したり、特定のサービスの利用履歴を加味して審査したりなどが挙げられます。

明確な審査基準を公表しているものはありませんが、他のカードの審査に落ちた人でも、独自審査では通る可能性があります。過去に審査落ちした経験がある人や審査に不安がある人には、独自審査のクレジットカードはおすすめです。

本記事では、独自審査のクレジットカードについて解説しつつ、おすすめのカード7枚を紹介します。

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ACマスターカード
独自審査で最短即日発行できる!
ACマスターカード
発行会社 アコム株式会社
申込条件 安定した収入と返済能力を有する人で、当社基準を満たす人
職業 パート・アルバイト・学生も申込可能

年齢・年収・カードローン他社お借入状況から、カード発行可能か3秒で診断できる

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※『3秒診断』はカード発行を検討される際の目安であり、必ずしも診断結果により発行を確約するものではありません。
この記事の監修者
岩田昭男さん
消費生活ジャーナリスト
岩田昭男さん
日本の消費生活評論家、ジャーナリスト。特にクレジットカード業界や電子マネーについての書籍を数多く発表し、業界のオピニオンリーダーとして活動している。 公式サイト:岩田昭男の上級カード道場
  1. 独自審査のクレジットカードとは?
  2. 独自審査に定評のあるクレジットカード一覧
    1. ACマスターカード
    2. プロミスVisaカード
    3. Nexusカード
    4. Nudge(ナッジ)
    5. メルカード
    6. ライフカード
    7. デポジット型ライフカード
  3. クレジットカードの審査に関するよくある質問と回答
    1. 必ず審査に通るクレジットカードはありませんか?
    2. クレジットカードの審査に通過しやすくなるコツはありますか?
    3. 審査が甘いクレジットカード、厳しいカードはどうすれば見分けられますか?
    4. 家族カードならブラックでも利用できますか?
    5. 審査に落ちた後、すぐに「別の会社の」カードに申し込んでいいですか?
    6. 同じカードの審査に再チャレンジする場合、どれくらいの期間を空けるべきですか?
    7. 自分で信用情報を確認する方法はありますか?

独自審査のクレジットカードとは?

信用情報が不安な人は、独自審査のカードに申し込もう。属性別のおすすめなクレジットカード
(画像:NET MONEY編集部)

独自審査のクレジットカードとは、一般に「標準的なカードとは異なる審査基準を持つカード」を指します。

とはいえ、クレジットカードの審査基準はいずれも非公開です。

そのため、独自審査のクレジットカードとは「他社のカードの審査には落ちてしまったが、このカードは通過できた」という報告が多いカードを指すことが一般的です。

具体的な例を挙げると、

  • カードのスペックや機能は一般的だが、審査に不安がある人の通過報告が多いクレジットカード
  • 広い層が発行対象となる、申込条件の緩いクレジットカード
  • 「信用の代わりに保証金が必要」なデポジット型のクレジットカード
  • 国内の一般的なカードとは異なる審査基準を持つ、外資系のクレジットカード

などがこれにあたります。

ちなみに「独自審査」の中には「現在の支払能力を重視する」といった審査傾向も含まれますので、独自審査=審査が甘い、というわけではありません。

審査が甘い・緩いクレジットカードのおすすめはどれ?通りやすくなるコツや選び方を紹介

独自審査に定評のあるクレジットカード一覧

独自審査に定評のあるクレジットカードの中でも、特に「審査に自信がなくても申し込みやすい」クレジットカードを7枚ピックアップし、紹介します。

「審査に自信がなくても申し込みやすいクレジットカード」とは、独自のデータや基準を用いて審査を行っているカードや、消費者金融系・流通系・信販系に属するカードのことを指します。これらなら、過去に審査落ちした経験があったり、年収や勤続年数があまり多くなかったりしても審査に通る可能性があります。

審査に不安がある人はぜひ参考にしてください。

■独自審査に定評のあるクレジットカード7選
カード ACマスターカード プロミスVisaカード Nexusカード Nudge(ナッジ) メルカード ライフカード デポジット型ライフカード
ACマスターカード プロミスVisaカード Nexusカード Nudge(ナッジ) メルカード ライフカード デポジット型ライフカード
発行会社 消費者金融系 消費者金融系 信販系 - 流通系 消費者金融系 消費者金融系
年会費 無料 無料 1,375円(税込) 無料 無料 無料 5,500円
~22,000円※2
発行スピード 最短即日 最短3営業日 1~2週間程度 最短即日 最短4日 最短3~5営業日 2週間程度
申し込み基準 安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 18~74歳 18歳以上 18歳以上 18歳以上 満18歳以上 18歳以上
特徴 ・最短で即日発行できる
・当日キャッシングも可能
プロミスローン機能搭載
若者をターゲットとしたカード
「入会しやすい」という記載のあるデポジット型カード AI審査をしている
若者をターゲットとしたカード
メルカリの利用実績も加味される独自審査を行っている アイフルの子会社のため独自の審査基準を持つ ブラック状態の方への案内が見られるデポジット型カード
詳細
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おすすめ度のレーティングは各社の発行会社・年会費・発行スピードを元に算出しています
レーティングの根拠
※2 限度額による
※3 高校生は除く

 

ACマスターカードは自社データを活用した独自審査を実施

ACマスターカード

ACマスターカードは、消費者金融会社「アコム」が発行するクレジットカードです。アコムは、自社データを活用した独自審査を実施しています。

消費者金融系のカードに属するため、過去の信用情報より現在の返済能力を重視する傾向です。そのため、安定した年収や勤続年数などがあれば、作れる可能性は十分あります。また、パートやアルバイトの方でも発行が可能です。

そのため、ACマスターカードは審査に不安がある人におすすめです。

アコムは、お客さまとのお取引によって蓄積されたデータを分析した与信・審査モデルをベースに高度な与信・審査ノウハウを確立、活用しています。この与信・審査ノウハウは、店頭での審査をはじめ、自動契約機(むじんくん)やインターネットによるお申し込みなど、さまざまなチャネルを通じて発揮しており、スピーディーなご融資の実現はもとより、お客さまの計画的なご利用、ご返済を支えています。

ACマスターカードは審査が最短20分(※1)で完了し、バーチャルカードが発行できます。バーチャルカードがあれば、ネットショッピングやスマホのタッチ決済、QRコード決済などが可能です。

プラスチックの本カードが欲しい場合は、 自動契約機(むじんくん)(※2)コーナーで、その場でカードを発行して、最短即日で利用できます。

すぐにショッピングをしたい人には、ACマスターカードは非常に便利です。

ショッピングのほか、キャッシングの審査も最短即日で可能なので、今すぐ現金が必要な人にもおすすめです。

※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2 9:00~21:00※年中無休(年末年始は除く)

参照:【アコム公式FAQ】急いで利用したいのですが、どの申込方法が早いですか?また、審査時間、借入までの時間はどれくらいかかりますか?

\最短20分で審査が完了!(※)

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

■ACマスターカードの基本情報

年会費 永年無料 国際ブランド Mastercard
基本還元率 0.25% 還元方法 キャッシュバック
付帯保険 - 追加カード なし
※ETCカード、家族カードともに未対応
タッチ決済 なし スマホ決済 Google Pay
申込条件(公式サイトより)
安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
その他の主な特徴・特典
消費者金融系のカードで独自審査を採用
・必ずキャッシング枠(アコムのカードローンサービス)が付く
・利用金額に対して0.25%の自動キャッシュバック
ACマスターカードの評判は?特徴やメリットも合わせて解説
ACマスターカードの審査は緩いのか?独自審査の内容や落ちてしまう場合の原因も徹底解析

プロミスVisaカードは審査基準がゆるいといわれる

プロミスVisaカード

プロミスVisaカードは独自審査を採用しており、安定収入があれば主婦・学生でも申し込むことができます。また、プロミスが発行するカードで消費者金融系に属するため、比較的審査がゆるいといわれます。通常のクレジットカードとは違い、過去の信用情報ではなく、現在の返済能力が見られるため、審査落ちした経験があっても通る可能性があるのです。

クレジットカード専門家の岩田昭男さんは、「プロミスVisaカードの審査が比較的ゆるいのは“顧客層拡大”というビジネスモデル上の理由である」という見解を示しています。

プロミスは消費者金融業者で、個人向けの小口融資を中心に展開してきました。現在は、同じグループの三井住友カードの力を借りながら、クレジットカード分野で顧客層を拡大しています。そのため、審査で厳しくふるい落とすより、より多くの人にカードを持ってもらうことに重点を置いて審査をゆるくしているようです。
消費生活ジャーナリスト
岩田昭男さん
岩田昭男さん

プロミスVisaカードはその名のとおり消費者金融のプロミスがカードの発行に携わっていますが、作ったからといってローンを組まされるようなことはありません。実際、カードの発行会社は三井住友カード株式会社で、プロミスはあくまで提携しているにすぎません。

また、クレジットカードとしての利用では、別途の手数料や年会費は一切かからないので安心してください。

対象のコンビニ・飲食店でポイント還元率が7%までアップするので、お得に利用したい人にもおすすめです。

\本日中の審査まであと

■プロミスVisaカードの基本情報

年会費 永年無料 国際ブランド Mastercard
基本還元率 0.5% 還元ポイント Vポイント
付帯保険 最高2,000万円の海外旅行傷害保険 追加カード ETCカード
タッチ決済 Visaのタッチ決済、Mastercardタッチ決済 スマホ決済 ApplePay Google Pay
申込条件(公式サイトより)
高校生を除く18歳以上の方 ※20歳未満の方は保護者の同意が必要
その他の主な特徴・特典
・学生ポイントの対象会員なら、ポイント還元率が対象のサブスクで最大10%、携帯料金の支払いで最大2%、QRコード決済(LINE Payのチャージ&ペイ)で最大3%になる。
プロミスVisaカードの審査は甘い?メリット・デメリットを含め解説
 消費者金融系のクレカは審査が甘いって本当?専門家に聞く

Nexusカードはデポジット型で審査不要のケースが多い

Nexus Card公式
(画像引用:Nexus Card公式

デポジット型クレジットカードの中でも比較的年会費が安く(1,375円)申し込みやすいのが「Nexusカード」です。

デポジットとは?
デポジットは、保証金や預け金として支払われる一定額の金銭のことを指します。特定の取引や契約において、リスクを軽減するために要求されることがあります。デポジット型のサービスや商品では、利用者が一定額のデポジットを支払うことで、信用に関わらずそのサービスや商品を利用することが可能となります。このため、審査の必要が少ないかない場合が多く、信用情報に関係なく、幅広い人々が利用できる利点があります。

事前に預け入れが必要なデポジット(保証金)は、5万円~200万円の範囲で選択することができます。

このカードの公式サイトには、「ご入会いただきやすくした」という表記が見られます。

Nexus Cardは、保証金(デポジット)をお預けいただくことで、ご入会いただきやすくしたショッピング専用カードです。

デポジットの預け入れに問題がなければ、審査を不安に思う方にとって、有力な申込先候補となってくれるでしょう。

■Nexus Card(ネクサスカード)の基本情報

年会費 1,375円(税込) 国際ブランド Mastercard
基本還元率 0.5% 還元ポイント Nexusポイント
付帯保険 不正利用補償のみ 追加カード なし
※ETCカード、家族カードの発行不可
タッチ決済 なし スマホ決済 なし
申込条件
・18歳以上の方(高校生を除く)
その他の主な特徴・特典
・「入会いただきやすい」と明記されたデポジット型クレジットカード ┗デポジット額(=利用可能枠)は5万円~200万円の範囲で選択可
・カード発行手数料550円(税込)
・最低限の決済以外の機能やサービスはほぼ無し
NexusCard担当者に聞いた!デポジット型クレジットカードの特徴と未来

Nudge(ナッジ)はAIによる独自審査を実施

Nudgeカード

ナッジは、18歳以上の高校生や大学生・専門学生などの学生を中心とした若年層に、キャッシュレスデビューを後押ししてくれるクレジットカードです。

公式サイトには、AIによる独自審査手法を採用しているという表記が見られます。

Nudge(ナッジ)カードは、ATMから好きなタイミングで返済OK。AIなどを用いた独自審査を行い、柔軟にクレジットカードの発行が可能。学生やアルバイト、フリーランスの方はもちろん、クレジットカードデビューにも安心なカードです。

また、ナッジカードは先にお金を入金するプリペイド機能と後払いのクレジット機能を兼ねています
プリペイド機能は審査なしで利用が可能なので、気軽に申し込みができます。

\Visaのタッチ決済対応!/

■ナッジの基本情報

年会費 無料 国際ブランド VISA
基本還元率 還元ポイント
付帯保険 追加カード
タッチ決済 VISAのタッチ決済 スマホ決済
申込条件(公式サイトより)
18歳以上
その他の主な特徴・特典
友達紹介で1,000円キャッシュバック

メルカードはメルカリの利用実績も加味して審査される

メルカード

メルカードでは、メルカリの利用実績が影響する独自審査を採用しています。メルカリをよく利用している人なら、審査が有利に進む可能性があります。

メルカードの審査は「メルカリの利用実績等にもとづく独自の仕組み」を採用しています。

申込条件に安定収入の記載はなく、高校生でも卒業年度の1月1日以降なら申し込めるため、審査難易度は低いと考えられます。年収に自信がなくても、メルカリで良い利用実績があるなら、メルカードの審査が通りやすいでしょう。

また、メルカードをメルカリで利用すると、商品に応じて最大4.0%のポイントがもらえてお得です。通常のポイント還元率も1.0%と高めになっています(目安0.5%)。カード発行にかかる時間は最短2分と、非常に短いです。ただし、発行されるカードはバーチャルカードで、本カードは後日届きます。すぐにECサイトやメルカリでショッピングしたい人にはとても便利です。

■ メルカードの基本情報

年会費 永年無料 国際ブランド JCB
基本還元率 1.0% 還元ポイント メルカリポイント
付帯保険 なし 追加カード なし
タッチ決済 なし スマホ決済 なし
申込条件(公式サイトより)
18歳以上 ※高校生は卒業年度の1月1日以降なら可
その他の主な特徴・特典
・メルカリの利用実績も加味される独自審査を行っている
・メルカリでの利用で最大4.0%ポイント還元
・メルカリでの売り上げを利用金額の支払いに充てられる
・支払いタイミングを翌月末日までの好きなタイミングで選べる
流通系クレジットカードの審査は甘い?おすすめのクレジットカードや審査を通過するコツを紹介

ライフカード 消費者金融系列で柔軟な審査に対応

ライフカード
(画像引用:ライフカード公式

ライフカードとは、消費者金融会社「アイフル」の子会社が発行するクレジットカードです。

消費者金融会社の基準で個別に審査が行われるため、独自審査のクレジットカードであると言えます。

ライフカードは新規入会後1年間はポイントが1.5倍、誕生月はポイントが3倍など、ポイントがざくざく貯まるプログラムがたくさんついてきます。

券面は白か黒のシンプルなデザインとなっており、性別や年齢関係なく使えるクレジットカードです。

\ポイント還元が魅力のカード!/

■ライフカードの基本情報

年会費 永年無料 国際ブランド VISA/Mastercard/JCB
基本還元率 0.5%~1.5% 還元ポイント LIFEサンクスポイント
付帯保険 - 追加カード ETCカード/家族カード
/QUICPayカード型
タッチ決済 - スマホ決済 Apple Pay/Google Pay
/楽天ペイ
申込条件(公式サイトより)
満18歳以上
その他の主な特徴・特典
・誕生日月にポイントが3倍になる
・ポイントはキャッシュバックで使える
ライフカードの評判は?特徴やメリットを総合的に解説

デポジット型ライフカードは信用情報で審査に不安がある人向け

ライフカード公式
(画像引用:ライフカード公式)

デポジット型ライフカードは、デポジット型のクレジットカードです。

このカードの公式サイトには、ブラック状態の方向けと思われる案内が見受けられます。

過去に延滞がある方、初めてクレジットカードを作る方、審査に不安のある方におすすめ!

Nexusカードと比べた場合の特徴としては、

  • 限度額が10万円以上なら、ETCカードを発行できる
  • 各特典により、ポイント還元率を引き上げられる
  • 利用限度額の下限(=最低限のデポジット額)が3万円と、少し安い
  • 旅行傷害保険などが付帯する

などが挙げられます。

年会費はNexusカードに比べるとやや高い(税込5,500円~)ものの、デポジット型ライフカードならではのサービスに魅力を感じるならば、こちらのカードを選ぶとよいでしょう。

ちなみにデポジット型ライフカードには一般カードとゴールドカードの2種類がありますが、実際に電話をかけて問い合わせを行ったところ、2つのカードの審査難易度に違いはないとのことでした。

■デポジット型ライフカードの基本情報

年会費 5,500円(税込)~※ 国際ブランド Mastercard
基本還元率 0.5%相当 還元ポイント LIFEサンクスプレゼント
付帯保険 海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
シートベルト傷害保険
不正利用補償
追加カード ETCカード
※限度額10万円以上の場合のみ
タッチ決済 なし スマホ決済 ApplePay
Google Pay
申込条件
・日本国内にお住いの18歳以上で、電話連絡が可能な方
その他の主な特徴・特典
・「過去に延滞がある方におすすめ」と明記されたデポジット型クレジットカード
┗デポジット額(=利用可能枠)は3万円~190万円の範囲で選択可
・お誕生月はポイント3倍
・毎年の利用額に応じたポイントアップ(最大2倍)
ライフカード会員優待
・国内空港ラウンジサービス(ゴールドのみ)
・ショッピングモールサイト「L-Mall」を経由したお買い物で還元率アップ

※年会費は限度額により変動
5,500円(税込)(限度額10万円以下、一般)
11,000円(制込)(限度額20万円~90万円、ゴールド)
22,000円(税込)(限度額100万円~190万円、ゴールド)

クレジットカードの審査に関するよくある質問と回答

ここからは、クレジットカードの審査に関するよくある質問にお答えします。

独自審査のクレジットカードは審査が甘いって本当?
審査では、カード会社に蓄積したデータと、信用情報機関で管理される情報が確認されます。
特に流通系など自らのデータ分析に自信があるカード会社は、逆にCICのデータなど客観的なものを軽視する傾向があるようです。
「独自審査だから審査が甘い」というわけではなく、「信用情報より自社の蓄積したデータを重視するため通る可能性がある」ということです。
必ず審査に通るクレジットカードはありませんか?
必ず審査に通る(=無審査の)クレジットカードは、存在しません。

これは割賦販売法という法律により、契約前に支払い能力の調査を行うことが義務付けられているためです。

ただしデポジット型のクレジットカードは、その性質上、審査難易度が非常に低く設定されていると推測されます。

その他、「デビットカード」「プリペイドカード」といったカードには割賦販売法が適用されないため、与信審査なしで取得できます。
審査なしや必ず審査が通るクレジットカードはある?即日発行で通りやすいカード
審査に通過しやすくなるコツはありますか?
クレジットカードの審査は、収入や勤務形態、信用情報をはじめとする「すぐには変えられない」情報が基準となります。そのため、小手先の対応で劇的に審査通過率を上げることは難しいと言わざるを得ません。

とはいえ、

・比較的審査難易度が低いとされるカード(デポジット型カードやリボ払い専用カード)を選択する
・良い信用情報を蓄積し、信用情報の向上を待ったうえで申込みを行う
・カードローンなどの債務がある場合、これを減らしたうえで申込みを行う

といった対応は可能です。
審査が甘いカード、厳しいカードはどうすれば見分けられますか?
申込条件が厳しくないカードは、厳しい年収制限などを設けているカードに比べると、審査に自信がなくても申し込みやすいといえます。

たとえば、

・18歳以上(高校生を除く)の方が申込み可能
・目安として年収400万円以上の方が申込み可能

という2つのカードがあった場合、年収が低くても審査に通過できる可能性があるのは前者の方です。

また、一般には銀行系や大手信販会社のクレジットカードよりも、流通系(小売業店などが発行するクレジットカード)の方が、審査難易度が低いとされています。

その他、デポジット型のクレジットカードやリボ払い専用のクレジットカードは、比較的信用の低い方であっても発行されることが多いです。
審査が甘い・緩いクレジットカードのおすすめはどれ?通りやすくなるコツや選び方を紹介
家族カードならブラックでも利用できますか?
はい。一般的に家族カードの発行にあたっては、与信審査は行われないことが多いです。

そのため本会員であるご家族に十分な信用がある場合、本人がブラック状態であっても家族カードを発行できる可能性が高いです。

ただし、これまでに「配偶者貸付」の制度を利用したことがある場合には、配偶者の信用情報に「配偶者に関する情報」が記録されている場合があります。

記録された情報の内容によっては、発行を断られる可能性があります。
家族カードの発行におすすめのクレジットカード21選!夫婦で使うならどれ?
審査に落ちた後、すぐに「別の会社の」カードに申し込んでいいですか?
特に問題はありませんが、短期間に多くのカードへ申し込むと、一時的にクレジットカードなどの審査が不利に進みやすくなる場合があります(いわゆる申込みブラック)。

申込み件数は、必要最小限に抑えることをおすすめします。
クレジットカードの多重申込みは何枚まで?3枚以上作るためのポイントも解説
同じカードの審査に再チャレンジする場合、どれくらいの期間を空けるべきですか?
同じカードの審査を受ける際には、一般に「6ヵ月」の期間を空けるべきとされています。

これは個人信用情報機関に、申込情報が記録されるのが「6ヵ月」間であるため(=申込み記録が残っている間は自動的に審査落ちとなりやすいため)とされています。
自分で信用情報を確認する方法はありますか?
最も確実な方法は、CICやJICC(日本信用情報機構)といった個人信用情報機関に開示請求を行うことです。

開示請求を行うと、金融機関が審査の際に閲覧するものとほとんど同じ信用情報を確認することができます。

クレジットカードの取得を希望しているのであれば、CICとJICCの両方に開示請求を行うのがよいでしょう。

これは、CICとJICCで保有する内容が少し異なるため、そして多くのクレジットカード会社はCICとJICCの両方に加盟している(=審査の際には両方の情報を閲覧される)ためです。
 
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