独自審査のクレジットカードとは?おすすめ9選と審査が不安な理由別の選び方

独自審査のクレジットカードとは?

(画像:NET MONEY編集部)

クレジットカードの審査基準は非公開ではありますが、「審査に不安がある方でも通過できた」カードが多数存在することも確かです。

そういったカードは、一般的なクレジットカードの審査基準からは少し離れた「独自審査」を行っていると考えてもよいでしょう。

今回は、クレジットカードの審査に不安を抱える方のため、独自の基準で審査を行っているカードの情報をまとめました。

この記事の監修者
消費生活ジャーナリスト
岩田昭男さん
日本の消費生活評論家、ジャーナリスト。特にクレジットカード業界や電子マネーについての書籍を数多く発表し、業界のオピニオンリーダーとして活動している。 公式サイト:岩田昭男の上級カード道場
  1. 独自審査のクレジットカードとは?
  2. 独自審査に定評のあるクレジットカード一覧
    1. ACマスターカード
    2. プロミスVisaカード
    3. ライフカード
    4. SAISON CARD Digital
    5. Tカード プラス(SMBCモビット next)
    6. Nudge(ナッジ)
    7. 三井住友カード RevoStyle
    8. Nexusカード
    9. ライフカードdp
  3. クレジットカードの審査に関するよくある質問と回答
    1. 必ず審査に通るクレジットカードはありませんか?
    2. クレジットカードの審査に通過しやすくなるコツはありますか?
    3. 審査が甘いクレジットカード、厳しいカードはどうすれば見分けられますか?
    4. 家族カードならブラックでも利用できますか?
    5. 審査に落ちた後、すぐに「別の会社の」カードに申し込んでいいですか?
    6. 同じカードの審査に再チャレンジする場合、どれくらいの期間を空けるべきですか?
    7. 自分で信用情報を確認する方法はありますか?

独自審査のクレジットカードとは?

独自審査のクレジットカードとは、一般に「標準的なカードとは異なる審査基準を持つカード」を指します。

とはいえ、クレジットカードの審査基準はいずれも非公開です。

そのため、独自審査のクレジットカードとは「他社のカードの審査には落ちてしまったが、このカードは通過できた」という報告が多いカードを指すことが一般的です。

具体的な例を挙げると、

  • カードのスペックや機能は一般的だが、審査に不安がある方の通過報告が多いクレジットカード
  • 広い層が発行対象となる、リボ払い専用のクレジットカード
  • 「信用の代わりに保証金が必要」なデポジット型のクレジットカード
  • 国内の一般的なカードとは異なる審査基準を持つ、外資系のクレジットカード

などがこれにあたります。

ちなみに「独自審査」の中には「現在の支払能力を重視する」といった審査傾向も含まれますので、独自審査=審査が甘い、というわけではありません。

独自審査に定評のあるクレジットカード一覧

独自審査に定評のあるクレジットカードは意外と多いです。

今回はその中でも、特に「審査に自信がなくても申し込みやすい」クレジットカードを11枚ピックアップし、まとめました。

独自審査に定評のあるクレジットカード9選
■独自審査に定評のあるクレジットカード9選
カード ACマスターカード プロミスVisaカード ライフカード SAISON CARD Digital Tカード プラス(SMBCモビット next) Nudge(ナッジ) 三井住友カード RevoStyle Nexusカード ライフカードdp
ACマスターカード
プロミスVisaカード
ライフカード
ライフカード白
SAISON CARD Digital
Tカード プラス
Nudge(ナッジ)
三井住友カード RevoStyle
Nexusカード
ライフカードdp
おすすめ度 4.0 3.7 3.7 3.7 3.4 2.9 2.9 2 2
発行会社 消費者金融系 消費者金融系 消費者金融系 流通系 消費者金融系 - 信販系 信販系 消費者金融系
年会費 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料 1,375円(税込) 5,500円
~22,000円※2
発行スピード 最短即日 最短3営業日 最短3~5営業日 最短5分 2~4週間程度 最短即日 最短3営業日 1~2週間程度 2週間程度
申し込み基準 安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 18~74歳 満18歳以上 18歳以上 20~74歳 18歳以上 満18歳以上※3 18歳以上 18歳以上
特徴 ・独自審査の消費者金融系リボ払い専用カード
・当日キャッシングも可能
プロミスローン機能搭載
若者をターゲットとしたカード
アイフルの子会社のため独自の審査基準を持つ ・審査がはやい
・最短20分で入金されるキャッシング利用
Vポイントが3倍以上になる AI審査をしている
若者をターゲットとしたカード
独自審査のリボ払い専用カード 「入会しやすい」という記載のあるデポジット型カード ブラック状態の方への案内が見られるデポジット型カード
詳細
おすすめ度のレーティングは各社の発行会社・年会費・発行スピードを元に算出しています
レーティングの根拠
※1 Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。
※2 限度額による
※3 高校生は除く
※3 20歳未満の方は保護者の同意が必要です。

 

ACマスターカードは自社データを活用した独自審査を実施

ACマスターカード

ACマスターカードは、消費者金融会社「アコム」が発行するリボ払い専用のクレジットカードです。アコムは、自社データを活用した独自審査を実施しています。

そのため、 ACマスターカードは審査に不安がある人にもおすすめです。

また、パートやアルバイトの方でも発行が可能です。

アコムは、お客さまとのお取引によって蓄積されたデータを分析した与信・審査モデルをベースに高度な与信・審査ノウハウを確立、活用しています。この与信・審査ノウハウは、店頭での審査をはじめ、自動契約機(むじんくん)やインターネットによるお申し込みなど、さまざまなチャネルを通じて発揮しており、スピーディーなご融資の実現はもとより、お客さまの計画的なご利用、ご返済を支えています。

ACマスターカードは審査が最短20分(※1)で完了し、最短即日で発行できます。 自動契約機(むじんくん)(※2)コーナーで、その場でカードを発行して、すぐに利用できます。

ショッピングのほか、キャッシングも可能なので、今すぐ現金が必要な人にもおすすめです。

※1 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2 9:00~21:00※年中無休(年末年始は除く)

参照:【アコム公式FAQ】急いで利用したいのですが、どの申込方法が早いですか?また、審査時間、借入までの時間はどれくらいかかりますか?

\最短20分(※)で審査が完了!/

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

■ACマスターカードの基本情報

年会費 永年無料 国際ブランド Mastercard
基本還元率 0.25% 還元方法 キャッシュバック
付帯保険 - 追加カード なし
※ETCカード、家族カードともに未対応
タッチ決済 なし スマホ決済 Google Pay
申込条件(公式サイトより)
安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
その他の主な特徴・特典
リボ払い専用、かつ引き落とし額の増額不可
┗手数料を抑えるには手動での入金が必要
・必ずキャッシング枠(アコムのカードローンサービス)が付く

プロミスVisaカードは審査基準がゆるいといわれる

プロミスVisaカード

プロミスVisaカードは独自審査を採用しており、安定収入があれば主婦・学生でも申し込むことができます。消費者金融のプロミスが発行するクレジットカードであり、比較的審査がゆるいといわれます。

クレジットカード専門家の岩田昭男さんは、「プロミスVisaカードの審査が比較的ゆるいのは“顧客層拡大”というビジネスモデル上の理由である」という見解を示しています。

プロミスは消費者金融業者で、個人向けの小口融資を中心に展開してきました。現在は、同じグループの三井住友カードの力を借りながら、クレジットカード分野で顧客層を拡大しています。そのため、審査で厳しくふるい落とすより、より多くの人にカードを持ってもらうことに重点を置いて審査をゆるくしているようです。
消費生活ジャーナリスト
岩田昭男さん

支払方法でリボ払い以外も選択できる

プロミスVisaカードは支払方法でリボ払い以外を選択できます。クレジットカードには、 ACマスターカードのようにリボ払い専用のカードがありますが、プロミスVisaカードは、通常のクレカのように、一回払いや、2回払いなどの支払方法が用意されています。

対象のコンビニ・飲食店でポイント還元率7%

プロミスVisaカードのポイント還元率は、通常0.5%ですが、セブン‐イレブンやローソンなど、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を行うと、7%までアップします。貯まったVポイントは、景品や他社ポイントに交換したり、スマートフォンアプリ「Vポイント」にチャージしたり、さまざまな用途で使えます。

■プロミスVisaカードの基本情報

年会費 永年無料 国際ブランド Mastercard
基本還元率 0.5% 還元ポイント Vポイント
付帯保険 最高2,000万円の海外旅行傷害保険 追加カード ETCカード
タッチ決済 Visaのタッチ決済、Mastercardタッチ決済 スマホ決済 ApplePay Google Pay
申込条件(公式サイトより)
高校生を除く18歳以上の方 ※20歳未満の方は保護者の同意が必要
その他の主な特徴・特典
・学生ポイントの対象会員なら、ポイント還元率が対象のサブスクで最大10%、携帯料金の支払いで最大2%、QRコード決済(LINE Payのチャージ&ペイ)で最大3%になる。

ライフカード 消費者金融系列で柔軟な審査に対応

ライフカード
(画像引用:ライフカード公式

ライフカードとは、消費者金融会社「アイフル」の子会社が発行するクレジットカードです。

消費者金融会社の基準で個別に審査が行われるため、独自審査のクレジットカードであると言えます。

ライフカードは新規入会後1年間はポイントが1.5倍、誕生月はポイントが3倍など、ポイントがざくざく貯まるプログラムがたくさんついてきます。

券面は白か黒のシンプルなデザインとなっており、性別や年齢関係なく使えるクレジットカードです。

\本日中の審査まであと

■ライフカードの基本情報

年会費 永年無料 国際ブランド VISA/Mastercard/JCB
基本還元率 0.5%~1.5% 還元ポイント LIFEサンクスポイント
付帯保険 - 追加カード ETCカード/家族カード
/QUICPayカード型
タッチ決済 - スマホ決済 Apple Pay/Google Pay
/楽天ペイ
申込条件(公式サイトより)
満18歳以上
その他の主な特徴・特典
・誕生日月にポイントが3倍になる
・ポイントはキャッシュバックで使える

SAISON CARD Digitalは信販系で比較的審査に通りやすい

(画像引用:SAISON CARD Digital公式

即時発行に対応するSAISON CARD Digitalは、独自審査を採用しており、比較的審査に通りやすいといわれます。即時発行に対応するクレジットカードは、原則、在籍確認の電話がないなど、時間短縮のための工夫がされており、審査がスムーズなのが特徴です。

信販系は消費者金融系と同じく顧客層拡大のため審査基準をゆるくしている傾向があります。

消費生活ジャーナリスト
岩田昭男さん

最短5分でデジタルカード発行、すぐに利用できる

セゾンデジタル

SAISON CARD Digitalは最短5分でデジタルカードが発行され、すぐに実店舗(※)やネットショップで利用できます。カードを利用するには、スマホアプリ「セゾンPortal」のダウンロードが必要です。カード番号などの情報は、この、セゾンPortalで確認できます。

※Apple Pay、QUICPay(クイックペイ)導入店

振込キャッシングで24時間数十秒で現金が振り込まれる

SAISON CARD Digitalは振込キャッシング(ONLINEキャッシング)に対応します。振込キャッシングとは、24時間最短数十秒で現金が振り込まれるサービスです。今すぐ現金が必要な人にとっても、SAISON CARD Digitalは有力な選択肢となります。

\最短5分で審査が完了/

■SAISON CARD Digitalの基本情報

年会費 無料 国際ブランド Visa、Mastercard、 American Express、JCB
基本還元率 0.5% 還元ポイント 永久不滅ポイント
付帯保険 - 追加カード ETCカード
タッチ決済 VISAタッチ決済、Mastercardコンタクトレス、 JCBコンタクトレス. スマホ決済 ApplePay 
Google Pay
申込条件(公式サイトより)
18歳以上の連絡が可能な方で、指定の金融機関の口座を持っている方
その他の主な特徴・特典
・券面にカード番号が記載されていないナンバーレス型カード

Tカード プラス(SMBCモビット next)はカードローン利用者におすすめのクレカ

独自審査を採用するTカード プラス(SMBCモビット next)は、審査が甘いと言い切ることはできません。しかし、「SMBCモビットのカードローンを利用しており、クレジットカードも発行したい」と考えている人にとっては選択肢となる1枚といえるでしょう。

Tカード プラス(SMBCモビット next)は、SMBCモビットのカードローン、三井住友カードのクレジットカード、Vポイントカードの3つの機能がひとつになったカードです。クレジットカードとしてショッピングなどに利用できますが、カードローン機能が付帯するので、急な出費や現金が必要なときに便利です。三井住友銀行 、三菱UFJ銀行 、セブン銀行、ゆうちょ銀行をはじめとした全国の提携ATMで借り入れができます。セブン銀行ATMならスマホだけで入金・出金が可能です。

Tカード プラス(SMBCモビットnext)は発行時、支払い方法が「マイペイす・リボ」というリボ払いに設定されていますが、1回払い、2回払いなど通常のクレカと同じ支払い方法に変更できるので、リボ払いに抵抗がある人も、安心して利用できます。

カードを利用すると、200円につき1ポイントのVポイントが貯まります。貯まったVポイントは、1ポイント=1円でTSUTAYAやファミマなどのお店で利用したり、電子マネーの「Vマネー」にチャージしたり、カードローンの返済に利用したりできます。

※TカードプラスSMBCモビットnextは、カードローン審査通過後にクレジットカードの審査がございます。
※Tカードプラス(SMBCモビット next)は2024年9月29日(日)を以てサービス終了となります。

■Tカード プラス(SMBCモビット next)の基本情報

年会費 無料 国際ブランド Mastercard
基本還元率 0.5% 還元ポイント Vポイント
付帯保険 ショッピング保険 追加カード ETCカード
タッチ決済 VISAタッチ決済、Mastercardタッチ決済 スマホ決済 ApplePay、 Google Pay
申込条件(公式サイトより)
満20歳以上のモビットカード会員の方
その他の主な特徴・特典
・年間100万円までのお買物安心保険が付帯 
※海外での利用および国内でのリボ払い・分割払い(3回以上)の利用のみ対応

Nudge(ナッジ)はAIによる独自審査を実施

ナッジは、18歳以上の高校生や大学生・専門学生などの学生を中心とした若年層に、キャッシュレスデビューを後押ししてくれるクレジットカードです。

公式サイトには、AIによる独自審査手法を採用しているという表記が見られます。

Nudge(ナッジ)カードは、ATMから好きなタイミングで返済OK。AIなどを用いた独自審査を行い、柔軟にクレジットカードの発行が可能。学生やアルバイト、フリーランスの方はもちろん、クレジットカードデビューにも安心なカードです。

また、ナッジカードは先にお金を入金するプリペイド機能と後払いのクレジット機能を兼ねています
プリペイド機能は審査なしで利用が可能なので、気軽に申し込みができます。

\Visaのタッチ決済対応!/

■ナッジの基本情報

年会費 無料 国際ブランド VISA
基本還元率 還元ポイント
付帯保険 追加カード
タッチ決済 VISAのタッチ決済 スマホ決済
申込条件(公式サイトより)
18歳以上
その他の主な特徴・特典
友達紹介で1,000円キャッシュバック

三井住友カード RevoStyleは大手発行で安心できる1枚

三井住友カード公式
(画像引用:三井住友カード公式

三井住友カードが取り扱うリボ払い専用クレジットカードが「RevoStyle(リボスタイル)」です。

もちろん審査基準は公開されていないものの、リボ払い専用カードの審査が通常カードに比べ極端に厳しいとは考えにくいものです。

利用枠は最大100万円で、リボ払いの手数料は年率9.8%です。

「RevoStyle(リボスタイル)」は、大手クレジットカード会社が発行するカードで安心感があり、申し込みやすい1枚といえるでしょう。

■三井住友カード「RevoStyle(リボスタイル)」の基本情報

年会費 永年無料 国際ブランド VISA
基本還元率 0.5% 還元ポイント Vポイント
付帯保険 ショッピング保険
不正利用補償
追加カード ETCカード
家族カード
タッチ決済 VISAのタッチ決済 スマホ決済 ApplePay
Google Pay
申込条件(公式サイトより)
満18歳以上の方(高校生は除く)
※20歳未満の方は保護者の同意が必要です。
その他の主な特徴・特典
リボ払い(マイ・ペイすリボ)専用
┗リボ払い手数料が発生している場合、ポイント還元率2倍
・セブン-イレブン、ローソンなどの対象店で「VISAのタッチ決済」を利用した場合、ポイント還元率5.0%
┗二親等内に対象の「三井住友カード」会員がいれば、最大10.0%還元
・学生なら対象のサブスクサービスなどの支払いで最大10.0%還元

Nexusカードはデポジット型で審査不要のケースが多い

Nexus Card公式
(画像引用:Nexus Card公式

デポジット型クレジットカードの中でも比較的年会費が安く(1,375円)申し込みやすいのが「Nexusカード」です。

デポジットとは?
デポジットは、保証金や預け金として支払われる一定額の金銭のことを指します。特定の取引や契約において、リスクを軽減するために要求されることがあります。デポジット型のサービスや商品では、利用者が一定額のデポジットを支払うことで、信用に関わらずそのサービスや商品を利用することが可能となります。このため、審査の必要が少ないかない場合が多く、信用情報に関係なく、幅広い人々が利用できる利点があります。

事前に預け入れが必要なデポジット(保証金)は、5万円~200万円の範囲で選択することができます。

このカードの公式サイトには、「ご入会いただきやすくした」という表記が見られます。

Nexus Cardは、保証金(デポジット)をお預けいただくことで、ご入会いただきやすくしたショッピング専用カードです。

デポジットの預け入れに問題がなければ、審査を不安に思う方にとって、有力な申込先候補となってくれるでしょう。

■Nexus Card(ネクサスカード)の基本情報

年会費 1,375円(税込) 国際ブランド Mastercard
基本還元率 0.5% 還元ポイント Nexusポイント
付帯保険 不正利用補償のみ 追加カード なし
※ETCカード、家族カードの発行不可
タッチ決済 なし スマホ決済 なし
申込条件
・18歳以上の方(高校生を除く)
その他の主な特徴・特典
・「入会いただきやすい」と明記されたデポジット型クレジットカード ┗デポジット額(=利用可能枠)は5万円~200万円の範囲で選択可
・カード発行手数料550円(税込)
・最低限の決済以外の機能やサービスはほぼ無し

ライフカードdpは信用情報で審査に不安がある人向け

ライフカード公式
(画像引用:ライフカード公式)

ライフカード(dp)は、デポジット型のクレジットカードです。

このカードの公式サイトには、ブラック状態の方向けと思われる案内が見受けられます。

過去に延滞がある方、初めてクレジットカードを作る方、審査に不安のある方におすすめ!

Nexusカードと比べた場合の特徴としては、

  • 限度額が10万円以上なら、ETCカードを発行できる
  • 各特典により、ポイント還元率を引き上げられる
  • 利用限度額の下限(=最低限のデポジット額)が3万円と、少し安い
  • 旅行傷害保険などが付帯する

などが挙げられます。

年会費はNexusカードに比べるとやや高い(税込5,500円~)ものの、ライフカードdpならではのサービスに魅力を感じるならば、こちらのカードを選ぶとよいでしょう。

ちなみにライフカード(dp)には一般カードとゴールドカードの2種類がありますが、実際に電話をかけて問い合わせを行ったところ、2つのカードの審査難易度に違いはないとのことでした。

■ライフカード(dp)の基本情報

年会費 5,500円(税込)~※ 国際ブランド Mastercard
基本還元率 0.5%相当 還元ポイント LIFEサンクスプレゼント
付帯保険 海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
シートベルト傷害保険
不正利用補償
追加カード ETCカード
※限度額10万円以上の場合のみ
タッチ決済 なし スマホ決済 ApplePay
Google Pay
申込条件
・日本国内にお住いの18歳以上で、電話連絡が可能な方
その他の主な特徴・特典
・「過去に延滞がある方におすすめ」と明記されたデポジット型クレジットカード
┗デポジット額(=利用可能枠)は3万円~190万円の範囲で選択可
・お誕生月はポイント3倍
・毎年の利用額に応じたポイントアップ(最大2倍)
ライフカード会員優待
・国内空港ラウンジサービス(ゴールドのみ)
・ショッピングモールサイト「L-Mall」を経由したお買い物で還元率アップ

※年会費は限度額により変動
5,500円(税込)(限度額10万円以下、一般)
11,000円(制込)(限度額20万円~90万円、ゴールド)
22,000円(税込)(限度額100万円~190万円、ゴールド)

クレジットカードの審査に関するよくある質問と回答

ここからは、クレジットカードの審査に関するよくある質問にお答えします。

独自審査のクレジットカードは審査が甘いって本当?
審査では、カード会社に蓄積したデータと、信用情報機関で管理される情報が確認されます。
特に流通系など自らのデータ分析に自信があるカード会社は、逆にCICのデータなど客観的なものを軽視する傾向があるようです。
「独自審査だから審査が甘い」というわけではなく、「信用情報より自社の蓄積したデータを重視するため通る可能性がある」ということです。
必ず審査に通るクレジットカードはありませんか?
必ず審査に通る(=無審査の)クレジットカードは、存在しません。

これは割賦販売法という法律により、契約前に支払い能力の調査を行うことが義務付けられているためです。

ただしデポジット型のクレジットカードは、その性質上、審査難易度が非常に低く設定されていると推測されます。

その他、「デビットカード」「プリペイドカード」といったカードには割賦販売法が適用されないため、与信審査なしで取得できます。
審査に通過しやすくなるコツはありますか?
クレジットカードの審査は、収入や勤務形態、信用情報をはじめとする「すぐには変えられない」情報が基準となります。そのため、小手先の対応で劇的に審査通過率を上げることは難しいと言わざるを得ません。

とはいえ、

・比較的審査難易度が低いとされるカード(デポジット型カードやリボ払い専用カード)を選択する
・良い信用情報を蓄積し、信用情報の向上を待ったうえで申込みを行う
・カードローンなどの債務がある場合、これを減らしたうえで申込みを行う

といった対応は可能です。
審査が甘いカード、厳しいカードはどうすれば見分けられますか?
>申込条件が厳しくないカードは、厳しい年収制限などを設けているカードに比べると、審査に自信がなくても申し込みやすいといえます。

たとえば、

・18歳以上(高校生を除く)の方が申込み可能
・目安として年収400万円以上の方が申込み可能

という2つのカードがあった場合、年収が低くても審査に通過できる可能性があるのは前者の方です。

また、一般には銀行系や大手信販会社のクレジットカードよりも、流通系(小売業店などが発行するクレジットカード)の方が、審査難易度が低いとされています。

その他、デポジット型のクレジットカードやリボ払い専用のクレジットカードは、比較的信用の低い方であっても発行されることが多いです。
家族カードならブラックでも利用できますか?
はい。一般的に家族カードの発行にあたっては、与信審査は行われないことが多いです。

そのため本会員であるご家族に十分な信用がある場合、本人がブラック状態であっても家族カードを発行できる可能性が高いです。

ただし、これまでに「配偶者貸付」の制度を利用したことがある場合には、配偶者の信用情報に「配偶者に関する情報」が記録されている場合があります。

記録された情報の内容によっては、発行を断られる可能性があります。
審査に落ちた後、すぐに「別の会社の」カードに申し込んでいいですか?
>特に問題はありませんが、短期間に多くのカードへ申し込むと、一時的にクレジットカードなどの審査が不利に進みやすくなる場合があります(いわゆる申込みブラック)。

申込み件数は、必要最小限に抑えることをおすすめします。
同じカードの審査に再チャレンジする場合、どれくらいの期間を空けるべきですか?
同じカードの審査を受ける際には、一般に「6ヵ月」の期間を空けるべきとされています。

これは個人信用情報機関に、申込情報が記録されるのが「6ヵ月」間であるため(=申込み記録が残っている間は自動的に審査落ちとなりやすいため)とされています。
自分で信用情報を確認する方法はありますか?
最も確実な方法は、CICやJICC(日本信用情報機構)といった個人信用情報機関に開示請求を行うことです。

開示請求を行うと、金融機関が審査の際に閲覧するものとほとんど同じ信用情報を確認することができます。

クレジットカードの取得を希望しているのであれば、CICとJICCの両方に開示請求を行うのがよいでしょう。

これは、CICとJICCで保有する内容が少し異なるため、そして多くのクレジットカード会社はCICとJICCの両方に加盟している(=審査の際には両方の情報を閲覧される)ためです。
 
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