クレジットカードの多重申込みは何枚まで?3枚以上作るためのポイントも解説
(画像:NET MONEY編集部)

クレジットカードの新規入会キャンペーンが重なったり、予備としていくつかカードを作りたくなったりして、多重申込みを検討していないでしょうか。複数のクレジットカードに同時に申込むことは可能ですが、過度に申込みすぎると審査に落ちたり、信用情報に傷がついたりとリスクがあります。

信用情報に問題がなければ、一般的に2枚までなら審査に影響しないといえます。本記事では、クレジットカードの多重申込みについて詳しく解説します。また、3枚目以降のクレジットカードを作る方法や複数枚持ちにおすすめのクレジットカードも説明するので、ぜひ最後まで参考にしてください。

  1. クレジットカードの多重申込みとは短期間に複数枚のクレジットカードを作ること
  2. クレジットカードの多重申込みは一般的に2枚まで
  3. クレジットカードの多重申込みは必ずバレている
  4. クレジットカードの多重申込みが制限されている理由
  5. 2枚目以降のクレジットカードの申込みは6ヵ月間は空けると安全
  6. クレジットカードの多重申込みは申込みブラックになるリスクがある
  7. クレジットカードの多重申込みで申込みブラックになってしまった時の対処法
    1. 6ヵ月間は新しくクレジットカードを申込まない
    2. デビットカードを申込んで代わりに使う
  8. クレジットカードを複数枚持ちたい時の選び方
    1. 別の国際ブランドを選ぶ
    2. メインカードとは特典の特徴が異なるものを選ぶ
  9. クレジットカードを複数枚持っていてもクレヒスを積むコツ
    1. 支払い遅延は絶対にしない
    2. 毎月少額でもクレジットカードを使う
    3. 短期間に解約せず長期的に使う
  10. クレジットカードを複数枚持つ人におすすめのクレジットカード3選
    1. 三井住友カード(NL)
    2. JCB カード W
    3. エポスカード
  11. クレジットカードの多重申込みに関するFAQ
    1. クレジットカードの多重申込みは何枚まで?
    2. クレジットカードの多重申込みはバレる?
    3. クレジットカードを複数枚申込むにはどのくらいの期間を空けるべき?
    4. クレジットカードの多重申込みはリスクが高い?
    5. クレジットカードの多重申込みはなぜ制限されている?

クレジットカードの多重申込みとは短期間に複数枚のクレジットカードを作ること

クレジットカードの多重申込みとは、短期間の間にクレジットカードを複数枚申込むことです。例えば、1ヵ月の間に10枚以上のクレジットカードに申し込むことを指します。

ただし、どの程度の期間に「何枚申込んだら多重申込みになる」という、明確な定義はありません。クレジットカード会社や券種によって、審査の内容や難易度が異なるためです。

クレジットカードの審査に影響しないのは、一般的に2枚まで

明言されているわけではありませんが、一般的にクレジットカードの審査に影響しない申込枚数は2枚までといわれています。3枚を超えると、クレジットカード会社から怪しいと思われ、審査に通りづらくなるでしょう。

実際に1ヵ月で3枚のクレジットカードを申込んだら、審査に落ちてしまった人がいます。目安として、1ヵ月で3枚のクレジットカードを申込むと、審査が不利になりやすいでしょう。

クレジットカードの同時申込みは、2枚までに抑えておくのが無難です。なお、2枚までなら必ず審査に通るわけではありません。あくまで多重申し込みによる審査落ちは、一般的に3枚申込んだ場合に起こりやすいということです。

\普段使いにおすすめ/

クレジットカードの多重申込みは必ずバレている

クレジットカードの多重申込みは、クレジットカード会社側に必ずバレています。なぜならカードを申込みしたという履歴が、信用情報機関に随時保存されているからです。 クレジットカード会社は審査で、他社カードへの申込みに関する情報も調査します。

信用情報機関とは、クレジットカードやローンの契約や申込み、支払い状況に関する履歴を保存している機関です。クレジットカード会社は信用情報機関から申込み者の情報をもらい、審査結果を判断するために使っています。

短時間に複数枚のクレジットカードを申込んだからといって、審査に通りやすくなることはありません。

クレジットカードの多重申込みが制限されている理由

多くのクレジットカードへの同時申込みが制限されている理由は、貸し倒れで利用金額を回収できなくなるリスクを減らすためです。

貸し倒れとは、貸したお金が返ってこないことです。クレジットカードの場合、決済してから支払い日までは利用金額をクレジットカード会社から借りています。つまり、支払い日までに利用金額が支払えなければ、契約者が貸し倒れてしまったといえるのです。

支払われなかった利用金額はクレジットカード会社側が負担しなければいけないため、損失となります。当然、クレジットカード会社としては、できるだけ損失を被りたくありません。 多重申込みをしている人は、複数のクレジットカードを利用して自分の支払い能力以上の買い物をしようとしているのではと疑われ、審査に通りにくくなってしまうのです。

2枚目以降のクレジットカードの申込みは6ヵ月間は空けると安全

2枚目以降のクレジットカードの申込みは、6ヵ月の期間を空けてから行うとまだ安全といえます。なぜなら信用情報機関が申込み情報を保存する期間が、6ヵ月間だからです。その期間を過ぎれば、申込み情報がリセットされ、新たにクレジットカードを申込んでも、実質1枚目として審査されます。

クレジットカードを短期間に2枚申込んだら、3枚目以降は6ヵ月空けてから申込みましょう。ただし、6ヵ月空けたからといって、必ず審査に通るわけではありません。

クレジットカードの多重申込みは申込みブラックになるリスクがある

多くのクレジットカードに同時に申込むと、申込みブラックになって、クレジットカードやローンの新規契約の審査が通らなくなってしまいます。

申込みブラックとは、多重申し込みによってブラックリストに入ってしまうことです。ブラックリストに入ると、新たにクレジットカードを作ったり、カードローンや住宅ローンなどの契約ができなかったりと、非常に不便になります。

クレジットカードの過度な多重申し込みは、申込みブラックになるリスクがあるので控えましょう。

クレジットカードの多重申込みで申込みブラックになってしまった時の対処法

もしクレジットカードの多重申し込みで、申込みブラックになってしまったら、主に次の2つの方法で対処しましょう。

信用情報の保存期間を過ぎてから申込むか、デビットカードで代替するかのどちらかで対処するのがおすすめです。

6ヵ月間は新しくクレジットカードを申込まない

6ヵ月間はクレジットカードを申込まないようにして、以降になったら再度申込んでみましょう。信用情報機関はクレジットカードの申込み情報を6ヵ月保存しているので、その期間を過ぎれば、1枚目の申込みと判断されて、審査に通る可能性が出てくるからです。

半年間と少し長いですが、気長に待ってから申込みましょう。

デビットカードを申込んで代わりに使う

クレジットカードの代わりに、デビットカードを申込んで利用するのも有効です。デビットカードには、主に次の3つのメリットがあります。

  • 審査の際に信用情報を見られないため、多重申込みでも通りやすい
  • クレジットカードと同様、利用金額に応じてポイントが貯まる
  • 利用の度に銀行口座から引き落とされる仕組みなので、使い過ぎを防げる

特に審査の通りやすさとポイントが貯まる点が、大きな魅力です。デビットカードの中でも、ポイントが貯まりやすいカードはあるので、クレジットカードを利用しなくても十分お得に買い物できます。

下記の記事でおすすめのデビットカードを厳選してご紹介しているので、参考にしてください。

関連記事
デビットカードおすすめ5選!付帯保険や還元率についても紹介

クレジットカードを複数枚持ちたい時の選び方

クレジットカードを複数枚持ちたいという人は、次の2点を意識して選ぶとよいです。

1枚目のクレジットカードとは異なった特徴を持つカードを作るのをおすすめします。

別の国際ブランドを選ぶ

2枚目以降のクレジットカードは、別の国際ブランドを選んで作ると、利用の幅が広がりおすすめです。例えば、1枚目はVISAのクレジットカードを作ったら、2枚目はMastercardのカードを作りましょう。

別の国際ブランドを持っていることで、主に次の3つのメリットがあります。

  • 片方の国際ブランドでトラブルが起きて支払えないとなった時に、もう片方の国際ブランドのカードが使える
  • 支払えるお店の数が増える
  • 国際ブランド独自の特典やキャンペーンを受けられる

他にも、国際ブランド独自の特典やキャンペーンを受けられる点も魅力といえます。例えば、日本の国際ブランドであるJCBなら、ディズニーの貸し切りチケットの抽選に申込めたり、空港宅配や海外レンタカーなどの優待があるのです。

複数の国際ブランドのクレジットカードを持っていれば、トラブル対策をしつつ、お得な特典やキャンペーンも受けられます。

関連記事
クレジットカードのブランドでおすすめはどこ?VISAやMastercardなど違いも解説

メインカードとは特典の特徴が異なるものを選ぶ

メインで使うクレジットカードとは特典の特徴が異なるものを選ぶと、より多くのシーンでお得になるのでおすすめです。

例えば、ポイント還元率を重視しているとしましょう。その場合なら、通常利用のポイント還元率が高いクレジットカードをメインで使いつつ、よく使うお店でさらにポイント還元率が上がるカードを作るというイメージです。他にも、旅行によく行くなら、旅行保険が充実しているカードを選ぶのもよいでしょう。2枚目も1枚目と同じ特徴のものだと、片方で事足りてしまうためもったいないといえます。

メインカードにない特徴を持つクレジットカードを複数枚作って、様々なシーンでお得に買い物しましょう。

\2枚目のカードにおすすめ/

クレジットカードを複数枚持っていてもクレヒスを積むコツ

クレジットカードを複数枚持ちつつ、クレヒスを積むコツは次の通りです。

クレヒスとはクレジットヒストリーの略で、クレジットカードやローンなどの利用履歴のことです。支払い遅延や未払いなどの問題を起こさずに、長くカードを利用すると、クレジットカード会社の信用を貯められます。このように信用を貯めていくことを、クレヒスを積むといい、新たに申込むクレジットカードの審査が通りやすくなったり、上位ランクのカードの招待を受けられたりします。

クレジットカードを複数枚持っていてもクレヒスを積むには、トラブルを起こさず、長期に渡って利用することが大切です。

支払い遅延は絶対にしない

クレジットカードの支払い遅延は、絶対にしないようにしましょう。支払い遅延をしてしまうと、クレジットカード会社からの信用を失ってしまいます。

余裕を持って、クレジットカードを利用するようにしましょう。

毎月少額でもクレジットカードを使う

持っているクレジットカードを、少額でも毎月使うようにしましょう。クレジットカードが使われなければ、クレジットカード会社も信用できるのか判断できないため、クレヒスを積めません。

クレジットカードを使って、何かしら毎月買い物をしましょう。

短期間に解約せず長期的に使う

クレジットカードは短期間に解約せず、長期的に利用することで、クレヒスを積めます。長期的に利用すれば、クレジットカード会社は今後も問題なくカードを使ってくれると思って、信用してもらえるようになるのです。

逆に、短期間に解約してしまうと、入会キャンペーンや期間限定の特典目的で入会したと思われて、クレヒスを積めないのはもちろん、信用を失いかねません。クレジットカードは長期にわたって利用しましょう。

クレジットカードを複数枚持つ人におすすめのクレジットカード3選

■クレジットカードを複数枚持つ人におすすめのカード

クレジットカード
年会費 無料 無料 無料
ポイント還元率 0.5%~10.0% 1.0%~5.5% 0.5%
お得な利用シーン セブンイレブンやローソンなどの利用時に、スマホのタッチ決済で最大7.0%ポイント還元 スターバックスやAmazon、セブンイレブンなどパートナー店での利用で、ポイント最大21倍 海外旅行やアクティブな人が使える特典が多い
ポイント種類 Vポイント OkiDokiポイント エポスポイント
発行スピード 最短5分 通常1週間 最短即日
申込条件 18歳以上 ・18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定収入がある人
・高校生を除く18歳以上39歳以下の学生
18歳以上(高校生除く)かつ日本在住
追加カード ETCカード/家族カード ETCカード/家族カード ETCカード
付帯保険 海外旅行/ショッピング 海外旅行/ショッピング 海外旅行
※10/1~利用付帯に変更
電子マネー iD/WAON/PiTaPa QUICPay QUICPay
スマホ決済 Apple Pay/Google Pay Apple Pay/Google Pay Apple Pay/Google Pay
交換可能マイル ANA ANA/JAL/デルタ航空 ANA/JAL
国際ブランド Visa/Mastercard JCB VISA
発行会社 三井住友カード JCB エポスカード
公式サイト 詳しくはこちら 詳しくはこちら 詳しくはこちら

上記は、クレジットカードを複数枚持つ人におすすめのクレジットカードです。

三井住友カード(NL)

クレジットカード
年会費 無料
ポイント還元率 0.5%~10.0%
学生向け特典 ・LINE Payの利用でポイント最大3.0%還元
・Amazonプライム会員やU-NEXTなどのサブスクリプション利用で最大10.0%還元
・大学生協店舗での支払いがポイント還元率1.0%
お得な利用シーン セブンイレブンやローソンなどの利用時に、スマホのタッチ決済で最大7.0%ポイント還元
ポイント種類 Vポイント
発行スピード 最短5分
申込条件 18歳以上
追加カード ETCカード/家族カード
付帯保険 海外旅行/ショッピング
電子マネー iD/WAON/PiTaPa
スマホ決済 Apple Pay/Google Pay
交換可能マイル ANA
国際ブランド Visa/Mastercard
発行会社 三井住友カード

三井住友カード(NL)は、対象店舗でスマホを使ったタッチ決済をすると、ポイント還元率が最大7.0%になるお得なクレジットカードです。通常のポイント還元率も0.5%と、標準的です。

ポイント還元率が上がる対象店舗は、コンビニや飲食店など身近にある店舗が多いです。

三井住友カード(NL)は身近なお店の買い物のポイント還元率が上がりやすく、全体的なスペックが高いので、どんな人にもおすすめできます。メインカードをどれにしようか悩んでいるなら、三井住友カード(NL)にしておくとよいでしょう。

\メインカードにおすすめ/

JCB カード W

クレジットカード
年会費 無料
ポイント還元率 1.0%~5.5%
学生向け特典 いつでもポイント2倍
お得な利用シーン スターバックスやAmazon、セブンイレブンなどパートナー店での利用で、ポイント最大21倍
ポイント種類 OkiDokiポイント
発行スピード 通常1週間
申込条件 ・18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定収入がある人
・高校生を除く18歳以上39歳以下の学生
追加カード ETCカード/家族カード
付帯保険 海外旅行/ショッピング
電子マネー QUICPay
スマホ決済 Apple Pay/Google Pay
交換可能マイル ANA/JAL/デルタ航空
国際ブランド JCB
発行会社 JCB

JCBカードWは、18歳~39歳までしか申込めない限定のクレジットカードです。その分、ポイント還元率が常に2倍となる特典がついています。

さらに、スターバックスやAmazon、セブンイレブンなどのパートナー店で利用するとポイントが最大21倍になる点も大きなメリットです。比較的身近なお店が多いので、JCBカードWもメインカードとして利用するとよいでしょう

\Amazonのキャッシュバックがお得/

エポスカード

クレジットカード
年会費 無料
ポイント還元率 0.5%
学生向け特典 ・マルイでの買い物がお得
・海外旅行保険が自動付帯
※10/1~利用付帯に変更
お得な利用シーン 海外旅行やアクティブな人が使える特典が多い
ポイント種類 エポスポイント
発行スピード 最短即日
申込条件 18歳以上(高校生除く)かつ日本在住
追加カード ETCカード
付帯保険 海外旅行
※10/1~利用付帯に変更
電子マネー QUICPay
スマホ決済 Apple Pay/Google Pay
交換可能マイル ANA/JAL
国際ブランド VISA
発行会社 エポスカード

エポスカードは、海外旅行保険やアクティブな人が使えるお店でのお得な特典が魅力のクレジットカードです。通常のポイント還元率は0.5%と、標準的です。

エポスカードは海外旅行保険が最大2,000万円も自動付帯しています。旅行に出発する前に手続きをする必要がないので、保険を気にせずに旅行を楽しめるようになるのです。
※10/1~利用付帯に変更

また、アクティブに遊びに行く人が使いそうなお店で、割引やポイント還元率アップなどの特典があります。

エポスカードで特典が受けられるお店の一例
  • 居酒屋:魚民、白木屋、笑笑 など
  • レジャー:富士急ハイランド、ハウステンボス、万葉の湯 など
  • カラオケ:BIG ECHO、カラオケ館 など
  • その他:HIS、HUMAXシネマズ、タイムズレンタカー など

旅行や友人との遊びなどによく行くなら、エポスカードを利用するとお得になるシーンが多いでしょう。

\オンライン限定2,000ポイント/

クレジットカードの多重申込みに関するFAQ

クレジットカードの多重申込みに関して、よくある疑問をFAQ形式でまとめました。ぜひ参考にしてください。

クレジットカードの適切な申込枚数は何枚?
一度に申込むクレジットカードの枚数は、2枚までに抑えるのが妥当です。3枚目以降は審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

ただし、2枚までなら必ず審査に通るわけではありません。
クレジットカードの多重申込みはバレる?
バレる可能性が高いといえます。クレジットカードへ申込む度に、信用情報機関へ履歴が残るためです。

他のクレジットカードに短時間で申込んでも、そのカード会社は必ず信用情報機関で申込み者の履歴を確認します。その際に多重申込みをしているかバレてしまうのです。

短時間ならバレないわけではありません。
クレジットカードを複数枚申込むにはどのくらいの期間を空けるべき?
クレジットカードを複数枚申込むなら、6ヵ月は期間を空けましょう。6ヵ月経てば、申込み履歴の情報が、信用情報機関から削除されるためです。実質1枚目の申込みとして、審査を受けられるので、問題なく通る可能性が高くなります。
クレジットカードの多重申込みはリスクが高い?
一度に多くのクレジットカードに申し込むと、申込みブラックになるリスクがあります。

申込みブラックになると、新たにクレジットカードやローンなどの申込みをしても、審査に通らなくなってしまうのです。

目安として、クレジットカードは1ヵ月に2枚を超える申込みをすると、審査に不利になりやすいです。
クレジットカードの多重申込みはなぜ制限されている?
理由としては、次の2つが挙げられます。

・貸し倒れで利用金額を回収できない可能性があるから
・クレジットカードが利用されないかもしれないから

多重申込みしていると、クレジットカード会社側が利益を損なう可能性があるため制限されているのです。詳しくは「クレジットカードの多重申込みが制限されている理由」で解説しているので、参考にしてください。