流通系クレジットカードの審査は甘い?おすすめのクレジットカードや審査を通過するコツを紹介
(画像:NET MONEY編集部)

イオンや丸井など小売業を営む企業が発行するクレジットカードは「流通系クレジットカード」と呼ばれます。最新クレジットカード利用率ランキングでもトップ10のうちほとんどが流通系クレジットカードで、人気度や会員数の多さがうかがえます。

この記事では、流通系クレジットカードの審査難易度・審査通過のコツ・審査の甘いおすすめのクレジットカードを紹介します。流通系クレジットカードで日々の支払いをよりお得にして、家計の負担を減らしたい方はぜひ参考にしてください。

  1. 「流通系クレジットカード=審査が甘い」は嘘?
    1. 審査基準が非公開のため一概に甘い・緩いとはいえない
    2. 申し込みのハードルが低いため審査が甘いと誤解される
  2. 【審査が甘い?】おすすめの流通系クレジットカード10選
    1. 楽天カード
    2. PayPayカード
    3. メルカード
    4. イオンカードセレクト
    5. エポスカード
    6. PARCOカード
    7. MICARD+
    8. ファミマTカード
    9. ローソンPontaプラス
    10. MUJI Card
  3. 流通系クレジットカードの審査に通りやすくなるコツ
    1. キャッシング枠を0円にして申し込む
    2. 申込時の情報を間違いなく記入する
    3. 信用情報の回復に努める
  4. 流通系クレジットカードは流通・小売業で発行されるクレジットカード
    1. 顧客の利便性を高めるツールとして各企業が発行している
    2. よく使うお店での買い物がお得になる
    3. 申込対象が広く学生・無職でも申し込める
  5. 流通系クレジットカードの汎用性は弱点にもなる
    1. ユーザーが多くオリジナリティに欠ける
    2. 誰でも申し込めるためステータス性が低い
  6. 初めてのクレジットカードは審査に通りやすい流通系カードがおすすめ
    1. 18歳以上から発行できる
    2. ポイント還元でメリットを実感しやすい
  7. 自分に合った流通系クレジットカードを選ぶには?
    1. よく使うお店のものを発行するのがおすすめ
    2. より広い用途で使いたいときは付帯保険をチェック
  8. 流通系クレジットカードの審査基準は属性と信用情報の2つ
    1. 申込者の属性は支払能力の算定基準に
    2. 信用情報は申込者の信用度の判定基準に
  9. 流通系クレジットカードの審査に落ちる理由は?
    1. 支払能力が低いと判断された
    2. 申込時に嘘の情報を記入した
    3. 一度に複数のカードに申し込んだ
    4. 在籍確認ができなかった
    5. 過去に金融事故を起こした
  10. クレジットカードは甘い審査なし|間口の広いカードで審査落ちを防ごう
  11. 流通系クレジットカードの審査に関するQ&A
    1. 審査の甘い流通系クレジットカードはある?
    2. 流通系クレジットカードの審査が甘いといわれるのはなぜ?
    3. 流通系クレジットカードのメリット・デメリットは?
    4. 審査に通る可能性が高いおすすめの流通系クレジットカードは?
    5. 流通系のカードの審査に通りやすくするには?

「流通系クレジットカード=審査が甘い」は嘘?

「流通系クレジットカードは審査が甘い」というのはあくまで推測にすぎず、決して審査難易度が低いと断定できるわけではありません。

流通系クレジットカードは、申し込みの間口が広く誰でも申し込めるため、審査に通る人が多くなるのです。審査が適当だったり、簡単だったりするわけではないため、誤解しないよう注意しましょう。

審査基準が非公開のため一概に甘い・緩いとはいえない

どのカード会社も審査基準は公開していません。そのため、「ここのカード会社は審査が甘い」「あのカードは審査が緩くてすぐに発行できる」とは一概にいえないのです。

一般的にクレジットカードの審査時に重要視される項目は、申込者の属性と信用情報といわれています。詳しい基準が公開されてない以上、この2点をより充実させていくのが通過の最短ルートといえるでしょう。

申し込みのハードルが低いため審査が甘いと誤解される

流通系クレジットカードは、申し込み要件が厳しくなく審査が甘いと誤解されがちです。流通系クレジットカードは18歳以上であれば所有できたり、年会費無料で使えたりと申し込みへのハードルが低く、誰でも申し込めます。審査を甘くして多くの人にカードを発行していると思われがちですが、実際はそうではありません。

一般カードは多くの人が利用できるよう申し込みの間口を広げています。有名な流通系カードの申し込み要件は以下のとおりです。

楽天カード イオンカード エポスカード
18歳以上
※高校生を除く
18歳以上
高校生は卒業年度の1月1日以降
18歳以上
※高校生を除く

多くの人が申し込めるため、申込者や通過者が増え、審査基準が甘くなっているように見えます。しかし、これは決して審査が緩いから申し込みやすいわけではありません。申し込み要件に該当する人が多いため、審査を通過できる人も増えているのです。

また、クレジットカードはゴールドやプラチナなどカードのランクが高いほど審査が厳しくなります。一般カードはゴールドやプラチナに比べれば審査は易しいですが、決して基準が甘いわけではありません。

【審査が甘い?】おすすめの流通系クレジットカード10選

カード名 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位

楽天カード楽天カード

PayPayカードPayPayカード

メルカードmercard

イオンカードセレクト イオンカードセレクト

エポスカード エポスカード

PARCOカードPARCOカード

MICARD+MICARD+

ファミマTカードファミマTカード

ローソンPontaプラスローソンPontaプラス

MUJI CardMUJI Card

年会費 無料 無料 無料 無料 無料 VISA:無料
Amex:3,300円(税込)
初年度無料
以降2,200円
無料 無料 VISA:無料
Amex:3,300円(税込)
発行
スピード
1週間~10日 最短5分 4~7日 最短5分 最短5分 最短3日 最短即日 最短2週間 最短2営業日 最短3営業日
通常
還元率
1.0% 0.5%(※1) 1.0% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 0.5% 1.0% 0.5%
お得になる場所の例 楽天市場 Yahoo!ショッピングで5のつく日に使う メルカリで使う 10のつく日にイオンなどで使う マルイで使う PARCOで使う 三越伊勢丹グループで使う ファミマで使う 10日・20日にローソンで使う 無印良品で使う
最大
還元率
3.0% 9.0% 4.0% 2.5% 1.0% 6.4% 10.0% 2.00% 6.0% 1.5%
おすすめな人 楽天経済圏の人 yahoo!ショッピングやソフトバンクユーザー メルカリを普段使う人 イオンやまいばすけっとを使う人 マルイを使う人 PARCOを使う人 三越伊勢丹を使う人 ファミマを使う人 ローソンを使う人 無印良品を使う人
お申込み 申し込む 申し込む 申し込む 申し込む 申し込む 申し込む 申し込む 申し込む 申し込む 申し込む
※1 ご利用金額200円(税込)ごとに1%

審査に通る可能性が高いおすすめの流通系クレジットカードは以下の10枚です。

日頃使うお店やサービスなどから、自分に合うカードを選びましょう。

楽天カード

楽天カード
クレジットカード
年会費
無料
還元率 1.0%
ポイントの種類 楽天ポイント
クレジットカードの
発行スピード
1週間~10日
申込条件 18歳以上(高校生を除く)
発行会社 楽天カード株式会社

楽天カードは、楽天市場や楽天サービスを頻繁に使う方におすすめです。楽天カードの利用で貯まる楽天ポイントは楽天サービスや加盟店舗などで利用できます。100円で1ポイント貯まるため、少額の買い物でもポイントを獲得できます。

カードの請求代金にも充当できるため、支出削減にも役立ちます。ポイント投資でポイントを増やせば、さまざまなシーンでより有効活用できます。

また、海外旅行傷害保険やカード盗難保険もついているため、事故や不正利用に遭ったときでも安心です。付帯保険がつく流通系クレジットカードは貴重なため、さまざまな用途で使いたい方はぜひ申し込みを検討しましょう。

楽天カードの発行枚数は2,800万枚を突破しており、多くのユーザーが利用しています。

カード発行枚数 2,863万枚

引用:「数字で見る楽天カード」楽天カード公式

顧客満足度も14年連続No.1を誇り、非常に人気の高いカードです。

\本日中の審査まであと!/

PayPayカード

PayPayカード
クレジットカード
年会費
無料
還元率 ご利用金額200円(税込)ごとに1%
ポイントの種類 PayPayポイント
クレジットカードの
発行スピード
申し込み&審査で最短5分
申込条件 国内在住の満18歳以上(高校生除く)の方 本人または配偶者に安定した継続収入がある方 本人認証が可能な携帯電話を持っている方
発行会社 PayPayカード株式会社

PayPayカードはYahoo!ショッピング利用者におすすめです。Yahoo!ショッピングでは毎日購入額に対して最大5.0%のポイントが付与されます。5のつく日に使えば、さらに最大4.0%のポイントが付与されるため、最大で9.0%のポイントを獲得可能です。

また、PayPayユーザーにもおすすめのカードです。PayPayの「PayPayあと払い」にPayPayカードを登録し、前月に30回もしくは10万円以上の支払いをPayPayあと払いで行っていれば、当月の還元率が1.5%になります。2023年8月以降、PayPayに紐づけられるクレジットカードはPayPayカードのみとなる予定のため、PayPayをよく使う人は持っていると便利です。

なお、すでにPayPayあと払いにバーチャルカードを登録している場合は、PayPayカードの発行はできません。PayPayカードは2枚以上発行できないため、PayPayあと払いに登録したカードがバーチャルカードとみなされるのです。現物が欲しい場合は、PayPayあと払いの登録を先に行わないようにしてください。

メルカード

メルカード
(画像:メルカード 引用:株式会社メルペイ
クレジットカード
年会費
無料
還元率 1.0%
ポイントの種類 メルカリポイント
クレジットカードの
発行スピード
4日~7日
申込条件 20歳以上
メルカリのアカウントを保有する方
発行会社 株式会社メルカリ

メルカードはメルカリユーザーにおすすめのカードです。基本還元率は1.0%ですが、メルカリで使えば最大4.0%のポイント還元が受けられます。ポイントはメルカリでの買い物・クレジットカードの請求充当・メルペイへのチャージに使えるため、無駄になりません。

また、メルカードの請求料金は自分の好きなタイミングで精算できます。給料日直後や月末など支払いやすいタイミングで精算ができるため、遅延になりにくいのが特徴です。カードの請求料金にはポイントやメルカリの売上金を充当できるため、いらないものを売って利益をつくれば、支出を削減できます。

国際ブランドはJCBのみです。JCB加盟店以外では利用できないため注意してください。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクト
クレジットカード
年会費
無料
還元率 0.5%
ポイントの種類 WAONポイント
クレジットカードの
発行スピード
最短5分
申込条件 18歳以上(高校生は卒業年度の1月1日以降)
発行会社 イオンクレジットサービス株式会社

イオンカードセレクトは、イオン系列の店舗をよく使う方におすすめです。クレジット機能・キャッシュカード機能・電子マネーWAONが一体化したカードで、1枚でお金の引き出し・預け入れ・支払いが完結します。

イオンカードセレクトは普段の利用以外でもWAONポイントを貯められます。以下のことを行えば、毎月一定量のポイントを獲得可能です。

■WAONポイントを貯める方法

  • WAONのオートチャージ:200円ごとに1WAON
  • 公共料金の支払い:1件ごとに5WAON
  • 給与受け取り:毎月10WAON

クレジットカードの請求料金はイオン銀行口座から引き落とされるので、イオン銀行口座をメインバンクとしている方には非常に使いやすいカードです。

また、50万円以上の利用など一定条件を満たせば無料でゴールドカードに切り替えられます。ゴールドカードは空港ラウンジが使えたり、旅行傷害保険が付帯したりと、旅行シーンでより活用できます。

エポスカード

エポスカード
クレジットカード
年会費
無料
還元率 0.5%
ポイントの種類 エポスポイント
クレジットカードの
発行スピード
最短5分
申込条件 18歳以上(高校生を除く)
発行会社 株式会社エポスカード

エポスカードはマルイ利用者におすすめのカードです。カード利用で貯まるエポスポイントはプリペイドカードにチャージしたり、ギフト交換したりと使い道が多く、有効活用できます。ネットで申し込めば、全国のマルイ店舗で即日受け取りが可能です。

クレカのクレ子

エポスカードは豊富な優待が特徴で、優待対象の店舗はなんと1万店以上もあります!

マルイのセールで10%オフになるし、カラオケ、映画館から、富士急みたいなレジャー施設まで結構割引になるから、とてもお得🎉

また、廃棄プラスチックのリサイクル素材を使ってカードを作成しており、環境にやさしいカードに仕上がっています。国際ブランドを冠したクレジットカードの素材にリサイクル素材を利用したのはエポスカードが国内初のため、環境問題に関心がある方にもおすすめです。

カード素材に日本初※となる廃棄プラスチックのリサイクル素材を採用し
環境にも配慮したサステナブルなカードに。

引用:エポスカード公式

PARCOカード

PARCOカード公式
(画像引用:PARCOカード公式
クレジットカード
年会費
無料
還元率 永久不滅ポイント:0.5% PARCOポイント:2.7%~6.4%
ポイントの種類 永久不滅ポイント PARCOポイント
クレジットカードの
発行スピード
最短3日
申込条件 18歳以上で連絡のつく方 提携する金融機関に決済口座を持っている方
発行会社 株式会社クレディセゾン

PARCOカードは、住んでいる地域の近くにPARCO店舗がある方向けのカードです。永久不滅ポイントは通常のセゾンカードと同じ還元率ですが、PARCOポイントは最低でも2.0%超えと非常に高い還元率を誇ります。

アプリにカードを登録すればPARCOで「ポケパル払い」ができます。ポケパル払いはカードを取り出さずともアプリで決済ができるうえ、永久不滅ポイントとPARCOポイントの両方を獲得できます。スムーズかつお得に買い物ができるため、申込時に登録するといいでしょう。

PARCOカードはセゾンカードの一種で、永久不滅ポイントをはじめさまざまなサービスがセゾンカード同様に利用できます。セゾンポイントモールを使えば、永久不滅ポイントをさらに獲得できます。

なお、PARCOカードでアメックスブランドを選択すれば無料で使えますが、PARCOアメリカン・エキスプレス・カードを選択すると年会費3,300円(税込)がかかります。両者は全く異なるカードのため、申込時に間違えないよう注意してください。

MICARD+

MICARD+
(画像引用:MICARD+)
クレジットカード
年会費
2,200円(税込・初年度無料)
還元率 0.5%
ポイントの種類 エムアイポイント
クレジットカードの
発行スピード
最短即日
申込条件 18歳以上で安定収入が安定した収入のある方、その配偶者の方 学生の方 電話連絡が可能な方
発行会社 株式会社エムアイカード

MICARD+(エムアイカードプラス)は三越伊勢丹グループを頻繁に使う方におすすめです。初年度の年会費は無料ですが、2年目以降は2,200円(税込)の会費がかかります。

MICARD+を三越伊勢丹グループで使うと、最大10.0%のポイントが還元されます。還元率は5.0%・8.0%・10.0%のいずれかで、非常に高還元です。また、三越伊勢丹グループ以外でもポイントを多く貯められる方法が複数あります。基本還元率は0.5%ですが、アメックスブランドを選択した場合のみ、海外で利用した際のポイント還元率が1.5%となります。エムアイポイントワールドを経由してネットショッピングすれば、より多くのポイントを獲得できます。

MICARD+はネットから申し込み、店舗受け取りを選べば、最短60分でカードを受け取れます。すぐにカードを使いたい方にもぴったりのカードです。

ファミマTカード

ファミマTカード
(画像引用:ファミマTカード
クレジットカード
年会費
無料
還元率 0.5%
ポイントの種類 Tポイント
クレジットカードの
発行スピード
最短2週間
申込条件 連絡がつく18歳以上の方(高校生は卒業年度の1月から申し込み可能)
発行会社 ポケットカード株式会社

ファミマTカードは、ファミリーマートでの利用がおすすめのカードです。基本還元率は0.5%ですが、ファミリーマートで利用した場合は還元率が2.0%になります。ファミペイチャージでチャージ金額の0.5%分のファミペイボーナスも還元されます。

利用料金はファミリーマート店内で支払うことができるため、引き落とし口座にお金がなくても返済可能です。

ローソンPontaプラス

ローソンPontaプラス
(画像引用:ローソンPontaプラス
クレジットカード
年会費
無料
還元率 1.0%
ポイントの種類 Pontaポイント
クレジットカードの
発行スピード
最短3営業日で発送
申込条件 満18歳以上で、本人または配偶者のいずれかに安定した収入のある方
発行会社 株式会社ローソン銀行

ローソンPontaプラスは、ローソンをよく使う方におすすめです。10日・20日にローソンを使うと、還元率が最大6.0%まで上昇します。スイーツ購入時はいつでも還元率がアップするため、デザート好きにもぴったりのカードです。

ショッピング保険が付帯しているため、ネット通販などローソン以外での利用もしやすいです。

MUJI Card

【公式】MUJI Card
(画像引用:【公式】MUJI Card
クレジットカード
年会費
VISA:無料
Amex:3,300円(税込)
還元率 永久不滅ポイント:0.5%
MUJIショッピングポイント:0.5%~1.0%
ポイントの種類 永久不滅ポイント
MUJIショッピングポイント
クレジットカードの
発行スピード
最短3営業日
申込条件 18歳以上で連絡のつく方
提携する金融機関に決済口座を持っている方
発行会社 株式会社クレディセゾン

MUJI Cardは無印良品をよく使う方向けのカードです。無印良品でカード利用をすると、MUJIマイルと永久不滅ポイントを両取りできます。無印良品でMUJI Cardを使うと永久不滅ポイントが通常の3倍貯まるため非常にお得です。

なお、無印良品のポイントであるMUJIショッピングポイントはMUJIマイルが2万以上貯まらないと交換できません。無印良品で2万円以上の買い物をする機会が多い方はぜひ申し込みを検討してみましょう。

流通系クレジットカードの審査に通りやすくなるコツ

流通系クレジットカードの審査を通りやすくするには、以下の3つを意識しましょう。

キャッシング枠を0円にして申し込む

流通系クレジットカードのキャッシング枠は0円に設定して申し込むとよいでしょう。クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠がありますが、以下のように審査時に基準となる法律が異なります。

ショッピング枠 キャッシング枠
割賦販売法 貸金業法

キャッシング枠を設定してクレジットカードを申し込むと、それぞれの法律に基づき審査をする必要があり、時間がかかってしまいます。さらに、設定額が大きすぎる場合は審査に悪影響をおよぼす可能性もあるでしょう。

キャッシング枠はクレジットカード発行後でも申し込み可能です。発行時はキャッシング枠を0円に設定して、スムーズに審査を終えましょう。

申込時の情報を間違いなく記入する

申込時の情報は正しいものを記入してください。間違った情報を記入してしまうと、「この人は嘘をついている」とカード会社に疑われてしまい、審査落ちする確率が上がってしまいます。

氏名・住所などの基本情報や勤務先情報などは、間違いがないか必ず確認したうえで提出してください。

信用情報の回復に努める

債務・未払いなどがある場合は、必ずすべて清算して信用情報の回復に努めましょう。信用情報に傷が残ったままクレジットカードを申し込み、審査落ちしてしまうと、信用情報の状態はさらに悪くなってしまいます。

金融事故は信用情報を傷つける大きな要因です。カード会社とより長く付き合っていきたいと考えている方は、必ずすべての金融事故を処理してからクレジットカードを申し込みましょう。

流通系クレジットカードは流通・小売業で発行されるクレジットカード

流通系クレジットカードとは、流通・小売業を営む会社から発行されるクレジットカードで、以下のような特徴があります。

クレジットカードは、銀行系・交通系・信販系・流通系・消費者金融系の5つに分類されますが、流通系クレジットカードは知名度の高い企業が発行しているものが多く、メリットが豊富です。

顧客の利便性を高めるツールとして各企業が発行している

流通系クレジットカードは、各企業が顧客の利便性を高めるツールとして発行しています。カードユーザーのメリットと企業側の狙いは、以下のとおりです。

クレジットカードの
ユーザーのメリット
・豊富な特典やクーポンを利用できる
・カード発行企業での買い物がお得になるため、より店舗を利用したいと感じるようになる。
カード発行企業の狙い ・自社サービスなどが優位になる特典をつけて、顧客により店舗・サービスを利用してもらいたい。
・クレジットカード独自の割引・キャンペーンなどを用意し、顧客にカードの発行を促したい。

流通系クレジットカードはサービスが手厚いことから人気も高まっており、現在も多くの企業から発行されています。

よく使うお店での買い物がお得になる

流通系クレジットカードは、よく利用する企業のものを発行すれば、日々の買い物がお得になります。主な特典の例は以下のとおりです。

主な特典
  • 特定のサービス利用などでポイントの還元率アップ
  • クレジットカードユーザー限定の割引やクーポン
  • 提携店舗での優待

日常的に使うお店であればお得さを実感しやすく、「またお店を使いたい」「またクレジットカードで割引を受けたい」と感じるようになります。クーポン・割引を上手に使えば金銭負担が減るため、家計改善にもつながるでしょう。

申込対象が広く学生・無職でも申し込める

流通系クレジットカードは申込対象が広く設定されており、学生や無職の方でも申し込みができます。「収入~円以上」「~歳以上で年収が~円」といった複雑な条件は少なく、どのような人でも申込可能です。

2022年からは成人年齢が18歳に引き下げられたため、18歳以上であれば学生でも親の同意なくクレジットカードに申し込みできるようになりました。一部のカードでは卒業直前の高校生でも発行可能となっており、申込対象はますます拡大しています。

加えて、専業主婦のように無職の方でもクレジットカードを発行できた事例が数多くあるため、収入・年齢にかかわらず誰でも発行できるチャンスがあるのも流通系クレジットカードの特徴といえるでしょう。

流通系クレジットカードの汎用性は弱点にもなる

流通系クレジットカードは汎用性が高く誰でも使いやすいのが特徴ですが、汎用性の高さゆえに以下のような弱点も存在します。

流通系クレジットカードを申し込む際は、事前に弱点やデメリットをおさえたうえで申し込みを検討しましょう。

ユーザーが多くオリジナリティに欠ける

流通系クレジットカードは人気が高いためユーザーが多く、所有していてもオリジナリティに欠けます。人と違うカードを使いたい方やカードのステータス性を意識したい方にとっては不向きといえるでしょう。

最新クレジットカード利用率ランキングでは、利用率トップ10のうち、7枚が流通系クレジットカードです。トップ3はすべて流通系カードとなっており、ユーザー数の多さがうかがえます。

しかし、ユーザー数が多い分、カードを保有していることに対する希少性は低いといえるでしょう。ゴールド・プラチナなどランクの高いカードであれば、珍しいカードを持っていることをアピールできますが、審査に通りやすい一般カードでは「自分だけがこのカードを持っている」とは言いにくいです。「人とカードが被るのはいや」という方は、銀行系や交通系など一般カードでも相応の希少性があるカードへ申し込んでみるとよいでしょう。

誰でも申し込めるためステータス性が低い

流通系カードは申し込み要件の間口が広く誰でも申し込めますが、それゆえステータス性には期待できません。ステータス性を求めるのであればより高ランクのカードに申し込む必要がありますが、高ランクのカードは審査がより厳しくなってしまいます。

ただし、近年の流通系カードはデザイン面に工夫が見られるため、見た目の格好よさでステータス性をカバーできます。ナンバーレスカードや縦型デザインはスタイリッシュでどのシーンにも合うデザインです。なかには環境にやさしい素材を利用しているものもあり、使っていて気分がよくなるカードも増えています。

初めてのクレジットカードは審査に通りやすい流通系カードがおすすめ

初めてクレジットカードに申し込む場合は、審査に通りやすいとされる流通系クレジットカードがおすすめです。審査が不安な方でも、怖がらずに申し込みができます。

流通系クレジットカードが初めてのカードにおすすめな理由は以下の2つです。

初めてのクレジットカードは審査に通りやすい流通系カードがおすすめ

18歳以上から発行できる

流通系カードは18歳以上から発行できるものが多く、なかには18歳であれば高校在学中から発行できるケースもあります。成人年齢の引き下げにより、18歳以上であれば保護者の同意なくクレジットカードの申し込みができるため、より多くの人が発行しやすくなりました

ただし、一部のカードは保護者の同意が必要な場合があります。申し込み要件をよく確認し、保護者の同意が必要な場合は事前に同意を得たうえで申込手続きを行いましょう。

ポイント還元でメリットを実感しやすい

流通系クレジットカードはポイント還元率が高く設定されているものが多く、日頃から利用していれば多くのポイントを獲得できます。流通系クレジットカードと他カードの還元率を比較してみましょう。

カードの分類 カード名称 基本還元率
流通系
クレジットカード
リクルートカード 1.2%
楽天カード 1.0%
dカード 1.0%
その他のカード JCBカードS 0.5%

流通系クレジットカードは還元率が1.0%を超えているものが多く、ポイント還元でお得さを実感しやすいです。ポイントは料金を安くできたり、カードの支払いに充てられたりと使い道が多く、さまざまなシーンで使えます。

自分に合った流通系クレジットカードを選ぶには?

自分に合う流通系クレジットカードを選ぶには、以下の2点を押さえましょう。

よく使うお店のものを発行するのがおすすめ

流通系クレジットカードを選ぶ際は、日頃からよく使うお店のものを発行するとよいです。特に、食料品や日用品など生活必需品の購入でよく使うお店がよいでしょう。流通・小売業に該当する店舗は、以下のとおりさまざまなものがあります。

  • 百貨店
  • コンビニエンスストア
  • スーパー
  • ECサイト

よく使うお店のクレジットカードを入手できれば、ポイント還元・割引・クーポンなどお得な特典が多く受けられ、よりお店を使いやすくなります。

より広い用途で使いたいときは付帯保険をチェック

より幅広い用途でクレジットカードを使いたい場合は、付帯保険をチェックしましょう。流通系クレジットカードは特典が豊富な代わりに付帯保険の内容があまり充実していないものが多いです。そのため、保険が付帯している流通系カードは貴重といえます。

出張・旅行時などにクレジットカードを使う場合は旅行傷害保険が付帯しているカードがおすすめです。また、ショッピング保険がついていれば旅行でのお土産購入や海外通販サイトでの購入も安心して行えます。

流通系クレジットカードの審査基準は属性と信用情報の2つ

流通系クレジットカードの審査基準は、以下の2つです。

流通系クレジットカードの審査基準は属性と信用情報の2つ

流通系クレジットカードに限らず、どのクレジットカードの審査でも一般的にチェックされる項目となっているため、必ず申込前に情報を整理しておきましょう。

申込者の属性は支払能力の算定基準に

申込者の属性は支払能力の算定基準としてチェックされます。属性情報とは、以下のような申込者の基本情報のことです。

  • 年齢
  • 職業
  • 年収
  • 家族構成
  • 勤務先

カード会社は申込者や申込者の世帯に安定した収入があるか、定職に就いているかといった情報をもとに、カード利用額を問題なく支払えるかチェックしています。

属性情報は主に書類審査で使われます。申込時に入力した情報が使われるため、間違いの内容に入力しましょう。属性情報に何らかの問題がある場合は、カードの発行が難しくなります。

信用情報は申込者の信用度の判定基準に

信用情報は、申込者が利用料金を間違いなく支払えるか、信用に足る人物かを判定する基準となります。信用情報とはクレジット・ローンの支払状況のことです。主に以下のような内容が記載されています。

  • 過去の契約の種類
  • 契約年月日
  • 商品名
  • 契約額
  • 支払回数
  • 入金履歴
  • 残債額
  • 申込内容に関すること

支払状況はカード利用額の返済やキャッシング時の返済などに関わる重要な箇所です。支払いの遅延・滞納・踏み倒しなどがあればカード会社の心象は悪くなります。クリーンな状態で審査に臨むべく、支払い遅延や滞納がある方は先にすべて清算してからカードの申し込みをしましょう。また、日頃から支払いに遅れないよう十分注意してください。

流通系クレジットカードの審査に落ちる理由は?

流通系クレジットカードの審査に落ちる理由は、以下の5点が考えられます。

支払能力が低いと判断された

支払能力が低いと判断されてしまうと、審査に落ちる可能性があります。申込者の支払能力が低いと、延滞や未払いが頻繁に発生するリスクがあり、最悪の場合カード会社が貸し倒れする可能性があります。

このようなリスクは、カード会社を経営するうえではできる限り排除したい要素です。カード会社が安定して経営できるよう、支払能力が低い人にはカード発行をしていません。

申込時に嘘の情報を記入した

申込時に嘘の情報を記入した場合、審査に落ちる可能性があります。申込書・申込フォームに嘘の情報を記入しても、信用情報と照合した際に嘘をついているのがばれてしまいます。審査時に見栄を張っても逆効果のため、収入や勤務先などは正直に申し出るようにしてください。

また、本人確認書類を提示する場合は、書類住所と現住所に相違がないかチェックし、カード会社に嘘をついていると誤解されないようにしましょう。

一度に複数のカードに申し込んだ

一度に複数のカードに申し込むと「この人は資金繰りに困っているのでは?」とカード会社から疑われてしまいます。特に至急クレジットカードを入手したい方は、早くカードを手に入れたいと焦りが出てしまい、一気に多くのカードに申し込みがちです。

複数のカードが欲しい場合でも、焦りを抑えて1つ1つのカードに着実に申し込みをしましょう。

在籍確認ができなかった

在籍確認ができないと、申し込み情報が虚偽だと疑われクレジットカードが発行されない場合があります。在籍確認とは、申込者の勤務先に連絡をして、申込者が申告した会社に本当に勤めているかを確かめる審査の一環です。

在籍確認ができないと審査を終えられず、最悪の場合虚偽報告だと判定されてしまう可能性があります。在籍確認はすぐに終わるため、クレジットカードに申し込んだあとの数日間は、勤務先で電話に出られる体制を整えておきましょう。また、勤務先の電話番号は正しく記載してください。

過去に金融事故を起こした

過去に金融事故を起こした経験のある方は、審査時は特に注意して臨みましょう。支払い遅延や滞納記録などは、すべて信用情報に記録されます。クレジットカードやローンなどを解約していれば5年後に情報が消えますが、契約の最中はよい記録・悪い記録にかかわらず信用情報に残り続けます。

ネガティブな情報が信用情報の記録から消えれば問題ありませんが、記録が残った状態でクレジットカードの審査に臨むのは、審査落ちするとさらに信用情報に傷をつけてしまうため非常にリスキーです。審査落ちの理由はどのカード会社も教えてくれないため、事前に信用情報を開示請求して内容を確かめておくとよいです。

クレジットカードは甘い審査なし|間口の広いカードで審査落ちを防ごう

クレジットカードの審査は、決して甘いものはありません。ただし、申込要件が緩く間口の広いカードであれば、申込者数・ユーザー数ともに多いため審査を通過できる可能性があります。

流通系クレジットカードは誰でも申し込める気軽さとポイント還元などの充実した特典が魅力のため、ユーザー数が多いです。初めてカードを作る方や審査落ちが続いていてなんとかカードを入手したい方にもおすすめできるため、ぜひ申し込んでみましょう。

流通系クレジットカードの審査に関するQ&A

流通系クレジットカードの審査に関する質問・疑問をまとめました。クレジットカードの申込前や実際に審査を受ける前に参考にしてください。

審査の甘い流通系クレジットカードはある?
審査の甘い流通系クレジットカードはありません。流通系クレジットカードは審査が甘いと言われがちですが、カード会社の審査基準が非公開なため、一概に甘い・厳しいとはいえません。なお、審査の難易度はカード会社ごとに異なります。
流通系クレジットカードの審査が甘いといわれるのはなぜ?
流通系クレジットカードの審査が甘いといわれるのは、申込要件が厳しくなく誰でも申し込めるためです。流通系カードは18歳以上であれば申込可能だったり、年会費が無料だったりと申し込みのハードルが低く設定されており、多くの人が簡単に手にできると誤解されています。

しかし、ユーザー数の多さや発行時間の短さなどから、審査に通りやすい可能性は十分考えられます。
流通系クレジットカードのメリット・デメリットは?
流通系クレジットカードのメリット・デメリットは以下のとおりです。
 
メリット ・申し込み条件が厳しくなく誰でも申し込みやすい
・還元率が高めに設定されており、お得さを実感しやすい
デメリット ・多くの人が所有しており、人と違うカードを持ちたい場合には向かない
・ステータス性は低い
審査に通る可能性が高いおすすめの流通系クレジットカードは?
以下の10枚がおすすめの流通系クレジットカードです。

・楽天カード
・PayPayカード
・メルカード
・イオンカードセレクト
・エポスカード
・PARCOカード
・MI CARD+
・ファミマTカード
・ローソンPontaプラス
・MUJI Card
流通系のカードの審査に通りやすくするには?
以下の3点を意識してください。

・申込時の情報を間違いなく記入する
・信用情報の回復に努める
・キャッシング枠を0円にして申し込む