年会費永年無料で特典が豊富なエポスカードには、マルイでお得に買い物できる、即日発行に対応する、ゴールドカードへのインビテーションが受けやすいなど数多くのメリットがあります。 今回編集部はエポスカードの還元率やサービスの特徴、メリットやデメリットをご紹介します。実際使ってみてどうなのか、リアルな評判も紹介しますので、読めばきっと申し込むべきか判断できるでしょう。
エポスカードの特徴
エポスカードの特徴は、年会費永年無料なのに特典が豊富なことです。発行会社は、日本で初めての「クレジットカード」を発行した「丸井グループ」です。※参照:丸井グループ「NEWS RELEASE」
エポスカードは世界中のVISA加盟店で使用でき、200円で1ポイントのエポスポイントが貯まります。貯まったポイントはショッピング割引に利用したり、商品券やマイルに交換したりできます。
丸井グループの「マルイ」や「モディ」でエポスカードを利用すると、ポイント還元率が2倍(1.0%)になります。
貯まるのは「エポスポイント」で、ショッピング割引に利用したり、商品券やマイルに交換したりできます。
エポスカード | |
---|---|
年会費 | 無料 |
ブランド | VISA |
ポイント還元率 | 0.50%~1.25% |
ポイントの種類 | エポスポイント |
家族カード | なし |
付帯電子マネー | - |
ETC | 年会費・発行手数料無料 |
付帯保険 | 海外旅行保険 ※10/1~利用付帯に変更 |
スマホ決済 | モバイルSuica、楽天Edy、Apple Pay、 EPOS PAY、PayPay、d払い、楽天ペイ |
タッチ決済 | VISAタッチ |
主な特徴 | ・一部ネットショッピングでポイント2~30倍 ・居酒屋、カフェなど1万店舗で優待あり ・利用通知をメールで受け取ることも可能 |
\年会費永年無料!/
マルイやモディなどの店舗で発行されている点もエポスカードの特徴です。店舗受け取りなら、当日中にカードを受け取ることができます。 カードには、現物のほかアプリで利用できるデジタルカードタイプもあります。日中お店に行けない方は24時間スマホで発行できるデジタルカードタイプを選びましょう。
アニメやゲームとコラボしたキャラクターデザインのカードをお探しの方にも、エポスカードが候補になるでしょう。「ちいかわ」や「NARUTO(ナルト)」など券面デザインを豊富に取り扱います。
また、コストを抑えてゴールドカードを持ちたい方にとっても、エポスカードは魅力的な一枚です。年間のカード利用額が50万円を超えるとインビテーション(招待)によって、同じく年会費無料のままゴールドカードが持つことができます。
エポスカードのメリット・強み
エポスカードのメリットは次の7つです。
マルイで得られる特典が多い
エポスカードの最大のメリットは、マルイで得られる特典が多いことです。
・マルイ系列の店舗やマルイのネット通販で貯まったエポスポイントを1ポイント1円で利用できる
・ネットショッピング時の配送料無料の優待など特典を受けることができる
・全国のマルイ・モディで開催される「エポスカードポイントアップデー」で還元率が10倍の5%までアップする
マルイ系列の店舗というと、デパートのマルイやショッピングモールのモディなどが有名ですが、東京の昭島モリタウンや横須賀Coaska Bayside Storesなど、大規模ショッピングモールも優待の対象となります!
還元率が10倍になる「エポスカードポイントアップデー」サービスのほか、モール内のレストランでソフトドリンクが無料になるサービスも利用できます。対象施設によく行かれる方・家族で利用する方にとっては非常におトクです。
マルイを利用する機会が多い方がぜひチェックしておきたいのが「マルコとマルオ」というセールです(※)。
マルコとマルオとは、マルイ・モディ・マルイウェブチャネルにおいて、エポスカードで支払うと10%OFFになるキャンペーンです。
もともとは「マルコとマルオの7日間」だったのですが、今は3日間、12日間や14日間など開催期間が変則的になっています。
直近では2023年9月16日~9月25日に開催されました。次回開催は2023年11月になるといわれます。開催時期のお知らせが欲しい人はエポスNetに登録しましょう。
豊富な優待・ポイントアップ
マルイ系列店以外の多くの店舗で優待を受けられる点もメリットです。
- 現在地近くの優待対象店舗を検索できる「エポトクプラザ」
- カラオケ館の室料30%OFF
- アパホテルのポイント優待
- 傘を借りられる「アイカサ」の最大4ヶ月使い放題
優待のジャンルごとに、現在地近くの優待対象店舗を検索できる「エポトクプラザ」は旅行や出張時のレジャーを決めるのに役立ちます。
エポトクプラザでは、舞台や映画、コンサートの優待チケットも入手できますので、「推し活」で競争率の高いチケットを狙う方や、お子様と多様な文化に触れたい方にもおすすめです。 行き帰りのレンタカーや食事でも優待を活用すれば、最終的な出費にグッズ1つ分ほどの差が出るかもしれません。
カラオケ館の室料30%OFFやアパホテルのポイント優待など、レジャーを楽しみたい学生もエポスカードは重宝するでしょう。 急な雨の日、駅、商業施設、コンビニ、飲食店などに設置されたアイカサスポット(傘立て)で傘をレンタルできる「アイカサ」も便利です。全国のスポットで傘を借りられて、好きなスポットへ返却できます。
海外旅行保険が自動付帯になっている
年会費無料なのに海外旅行傷害保険が自動付帯充実している点は、エポスカードの大きな魅力です。エポスカードには最高3,000万円まで補償される海外旅行傷害保険が付帯しています。
保険の種類により保険金額は異なります。例えば医師の治療を受けた場合に補償される「疾病治療費用」は、最高保険金額が270万円です。日本の医療保険が適用されない海外で医師の診察を受けると、かなりの出費になりますが、エポスカードがあれば安心です。
海外旅行中にトラブルがあった場合、日本語での電話サポートを受けられるため、慣れない土地での思わぬ事態にも落ち着いて対処できます。
カード名 | エポスカード | JCBゴールド |
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年会費 | 永年無料 | 1万1,000円(税込み) ※オンライン新規入会は初年度無料 |
海外旅行傷害保険利用付帯 | ・傷害死亡・後遺障害(最高500万円) ・傷害治療費用(200万円) ・疾病治療費用(270万円) ・賠償責任(免責なし)(2,000万円) ・救援者費用(100万円) ・携行品損害(免責3,000円)(20万円) |
・傷害死亡・後遺障害(最高1億円) ・傷害治療費用(300万円) ・疾病治療費用(最大300万円) ・賠償責任(免責なし)(1億円) ・救援者費用(400万円) ・携行品損害(免責3,000円)(50万円) |
国内旅行傷害保険 | なし | ・傷害死亡・後遺障害(最高5,000万円) ・入院保険金日額(5,000円) ・手術(5,000円×10~40倍) ・通院保険金日額(2,000円) |
なお、エポスカードの海外旅行傷害保険は以前まで自動付帯でしたが、2023年10月より利用付帯に切り替わりました。
補償を受けるには、航空券やホテルの代金をカード払いする必要があります。 エポスカードをメインカードとして使っているなら、大きなデメリットにはならないでしょう。
\年会費が無料で海外旅行保険が付帯!/
ゴールドカードを比較的持ちやすい
年間利用額によりエポスゴールドカードへのインビテーション(招待)を受ける点もエポスカードの大きな特徴です。 インビテーションを受ければ、年会費無料のまま空港ラウンジ利用など、ゴールドならではのサービスを受けられます。
インビテーションの条件は年間50万円・月平均で約4万2,000円以上利用することです。 水道光熱費や携帯料金など、固定費の支払いに使えば、条件達成はたやすいといえます。
<エポスカードゴールドの魅力>
- ポイントの有効期限が無期限になる
- 年間50万円・100万円の利用でボーナスポイントを獲得できる
- 国内空港ラウンジを無料で利用できる
- 海外旅行傷害保険利用付帯の補償金額が最高3,000万から5,000万まで上がる
- いつも利用するお店を登録すると、還元率が最大3倍になる「選べるポイントアップショップ」
還元率重視の方にとって、ゴールド・プラチナ会員限定サービス「選べるポイントアップショップ」も魅力でしょう。
選べるポイントアップショップとは、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、公共料金など300以上のショップからいつも利用するショップを登録すると、そのショップでの還元率が最大3倍となるサービスです。
<選べる店舗の種類>
- スーパー
- ドラッグストア
- コンビニ
- ETC
- ガソリンスタンド
- 公共料金
ゴールドカードへの招待が来るかどうか、エポスカードのアプリ「エポスアプリ」で確認できます。
家賃支払いに利用できる
エポスカードが提供している家賃保証サービス「ROOM iD」に対応する物件なら、家賃をクレジットカード払いにできます。
クレジットカードで家賃を支払うと毎月かなりのポイントが貯まります。ゴールドカードのインビテーションを受けやすくなる点は見逃せません。例えば家賃が80,000円なら、6ヵ月程度でインビテーションの条件である利用額50万円を達成できます。
現在引っ越しを検討している場合は、物件探しの際にROOM iDを利用できるかどうか気にしてみるといいでしょう。
▶ROOM iDに対応する物件はこちらROOM iDに対応する物件は、エポスカードが運営するお部屋探しサイト「お部屋探しNet」でも探せます。掲載されているのはすべて、ROOM iDに対応する物件です。
\家賃でもポイントがたまる!/
即日発行に対応している
エポスカードは即日発行に対応します。インターネットやエポスカードセンターで申し込んだのち、審査に通過すればその日のうちにカードを利用できます。
近年、増加している「即日発行に対応するクレジットカード」の多くは、手続き終了後にアプリでバーチャルカードが発行されて、プラスチックのカード現物は後日発送される、という形式をとっています。
マルイやモディ等にあるエポスカードセンターを利用することで、その日のうちにカード現物を受け取れる点は、エポスカードならではの特徴です。 ※参照:丸井がクレジットカードの即時発行にこだわる歴史的な理由 - ITmedia ビジネスオンライン
実店舗でのお買い物や新幹線の利用時など、「プラスチックカードがすぐに必要」というケースではエポスカードが有力な選択肢となるでしょう。 契約手続きはエポスカードセンターでも行えるほか、事前にネットで手続きを行ってカードだけを受け取りに行くことも可能です。
もし近所にエポスカードセンターがないのであれば、24時間いつでもどこでも発行できるバーチャルカードを選びましょう。
流通系クレジットカードのため、発行しやすい
丸井グループが発行するエポスカードは「流通系クレジットカード」であるため、発行しやすいことも特徴です。
流通系クレジットカードとは、メーカーで生産されたさまざまな商品を消費者に売る「流通会社」が発行するクレジットカードです。 流通会社は集客目的でカードを発行するため年会費が低めで、申し込みに特別な条件を課されない傾向にあります。
いわゆる「審査が甘い」クレジットカードとしては「消費者金融系」「流通系」「信販系」の3つが挙げられるでしょう。流通系は幅広くユーザーを集める傾向にあり、審査のハードルを低く設定していると考えられます。