(画像:NET MONEY編集部)

Suica機能が付帯するカードとして知られている、JRE CARDとビックカメラSuicaカード。共通点が多い2枚ですが、実際どちらが便利なのか気になる人も多いはずです。

そこで今回は、JRE CARDカードとビックカメラSuicaカードを徹底比較し、ポイント還元率、旅行傷害保険、ショッピング特典の違いを説明します。また、それぞれどんな人におすすめかも解説しているので、カード選びの参考にしてください。

  1. JRE CARDとビックカメラSuicaカードの違いを比較
    1. 年会費を比較
    2. 還元率を比較
    3. 付帯保険の充実ぶりを比較
    4. カード独自の特典・優待を比較
    5. 申込条件や限度額を比較
    6. 選べる国際ブランドを比較
  2. JRE CARDとビックカメラSuicaカードはどっちがおすすめ
    1. JRE CARDがおすすめな人
    2. ビックカメラSuicaカードがおすすめな人
  3. JRE CARDとビックカメラSuicaカードの基本情報
    1. JRE CARDは鉄道も駅ナカもお得な1枚
    2. ビックカメラSuicaカードは家電・ガジェット派に最強の1枚
  4. JRE CARDとビックカメラSuicaカードを2枚持ちして使い分ける方法
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JRE CARDとビックカメラSuicaカードの違いを比較

JRE CARDとビックカメラSuicaカードは、どちらもSuica一体型の「ビューカード」と呼ばれるタイプのカードですが、お得な使い道は利用シーンによって異なります

JRE CARDは鉄道利用者にメリットが多く、JRE POINT加盟店でのポイント還元率が高いのが特徴。

一方、ビックカメラSuicaカードはビックカメラでの買い物やSuicaチャージの還元率が高く、電子マネーを頻繁に利用する人向けです。

どちらが自分のライフスタイルに合っているのか、詳しく比較していきます。

JRE CARDとビックカメラSuicaカードの違いを比較

ここからはそれぞれのカードの違いを詳細に比較していきます。

年会費を比較

JRE CARDとビックカメラSuicaカードは、どちらも通常534円の年会費がかかるところ、初年度無料で使えます。また、2年目以降は年間1回でも利用すれば翌年も無料になるため、実質的に永年無料です。

両カードとも年会費に関してはほぼ同じ条件となり、日常的に利用する人であれば負担なく使い続けられます。

JRE CARDとビックカメラSuicaカードの年会費を比較

なお、両カードとも、ETCカードも無料で発行でき、前年にクレジット決済を1回以上利用すれば翌年も無料になります。

還元率を比較

通常還元率は、JRE CARDが0.5%、ビックカメラSuicaカードが1.0%でビックカメラSuicaカードのほうが高いです。しかし、ポイントアップ対象の店舗・サービスを活用すると、それぞれさらにポイントが貯まります。

たとえばJRE CARDは、定期券の購入やSuicaのチャージをすると1,000円につき15ポイントが貯まります。一方、ビックカメラSuicaカードはビックカメラの利用で還元率が10%となります。

ライフスタイルに合わせて、よく利用する店舗・サービスでポイント還元率があがるカードを選ぶとよいでしょう。

JRE CARDとビックカメラSuicaカードの還元率を比較

JRE CARDでポイントアップを受けるには、定期券やSuicaにチャージする必要があり、クリアすると1,000円につき15ポイントが還元されます。

ポイントアップ対象店・サービスの例

店舗・サービス 還元率
定期券やSuicaにチャージ 1,000円につき15ポイント
駅ビル・エキナカのJRE CARD優待店での利用 最大3.5%還元
アトレ・アトレヴィ各店、プレイアトレ土浦でクレジット払い 合計5万円(税込)以上利用すると500ポイントのボーナスポイント

そのほか、アトレ・アトレヴィ各店、プレイアトレ土浦でクレジット払いした場合、合計5万円(税込)以上利用すると500ポイントのボーナスポイントが付与されます。

一方、ビックカメラSuicaカードはビックカメラ・コジマ・ソフマップの買い物で還元率が10%になります。さらに、ビックカメラSuicaカードにクレジットでチャージしておけばJRE POINT が1.5%貯まり、合計11.5%の還元になります。

ポイントアップ対象店・サービスの例

店舗・サービス 還元率
ビックカメラ・コジマ・ソフマップの買い物 最大11.5%

Suicaによく現金をチャージする人はJRE CARD、ビックカメラ・コジマ・ソフマップでよく買い物をする人はビックカメラSuicaカードがおすすめです。

付帯保険の充実ぶりを比較

JRE CARDとビックカメラSuicaカードのどちらも、ビューカード共通の旅行傷害保険が付帯しています。

ビューカードで購入したきっぷや旅行商品が補償対象となり、海外・国内旅行の際に安心です。とくに海外旅行では、ビューカードでチャージしたSuicaを使って空港まで鉄道移動した場合も保険の対象となるのが特徴。旅行や出張が多い人には特にメリットが大きいでしょう。

カード独自の特典・優待を比較

JRE CARDは、アトレやアトレヴィといった駅ナカ商業施設での利用で特典が得られます。とくに年間5万円以上のクレジット決済で500ポイントがもらえるのはお得です。

また、シネプレックス水戸での映画鑑賞がいつでも1,500円になる特典もあります。

一方、ビックカメラSuicaカードは、特典や優待はありませんが、ビックカメラ・コジマ・ソフマップでのSuica払い時の還元率が最大11.5%と高いのが特徴です。

JRE CARDは鉄道利用者や駅ナカ店舗をよく利用する人に、ビックカメラSuicaカードは家電量販店でお得に買い物をしたい人に向いているカードです。

JRE CARDとビックカメラSuicaカードの特典・優待比較

申込条件や限度額を比較

JRE CARDとビックカメラSuicaカードの申込条件は高校生を除く18歳以上で、日本在住で電話連絡のとれる人のみです。また、審査難易度は非公開です。

選べる国際ブランドを比較

JRE CARDはVisa、Mastercard、JCBの3種類から選択可能。ビックカメラSuicaカードはJCBとVisaの2種類のみ。

Mastercardを希望する場合はJRE CARD一択となりますが、VisaやJCBであればどちらも対応可能です。

選べる国際ブランドによって、使える場所や受けられるサービスが異なるため、目的に応じて適したものを選びましょう。

選べる国際ブランド比較

  JRE CARD ビックカメラSuicaカード
選べる国際ブランド Visa / Mastercard / JCB Visa / JCB

初めてのクレジットカードであれば、世界シェアナンバーワンを誇るVisaブランドや、次に多いMastercardを選べば安心です。

また、ホテル・ダイニング特典に興味があるなら、JCBやAmerican Expressなど、独自のサービスを提供するブランドを検討してもよいでしょう。

JRE CARDとビックカメラSuicaカードはどっちがおすすめ

結論、RE CARDとビックカメラSuicaカードのどちらがおすすめかは、鉄道利用の頻度や ショッピングのスタイルによって異なります。

JR東日本を頻繁に利用する人や、駅ナカでの買い物が多い人にはJRE CARDが向いており、ビックカメラやコジマでの買い物が多い人にはビックカメラSuicaカードがおすすめです。

そこで、それぞれどんな人におすすめなのか、詳しく解説します。

JRE CARDとビックカメラSuicaカードはどっちがおすすめ

JRE CARDがおすすめな人

JRE CARDがおすすめなのは、JR東日本の電車をよく利用する人や駅ナカのアトレやアトレヴィなどをよく利用する人です。

JRE CARDがおすすめな人

JRE CARDは、Suicaのチャージや定期券購入で1.5%の還元 を受けられるため、鉄道利用者にとってお得なカードです。また、JRE CARD加盟店のアトレ・アトレヴィなどでの買い物は 最大3.5%還元となり、日常的に駅ナカで買い物をする人に最適です。

さらに、 シネプレックス水戸で映画を1,500円で観られる特典 もあり、映画好きの人にもメリットがあります。

JRE CARDの詳細を見る

ビックカメラSuicaカードがおすすめな人

ビックカメラSuicaカードがおすすめなのは、ビックカメラ・コジマ・ソフマップでよく買い物をする人や家電やガジェットをお得に購入したい人です。

ビックカメラSuicaカードがおすすめな人

ビックカメラSuicaカードは、Suicaチャージで1.5%還元されるため、日常的にSuicaを利用する人には便利なカードです。

とくに、ビックカメラ・コジマ・ソフマップでSuica払いをすると最大11.5%還元となるため、家電やガジェットをお得に購入できます。

ビックカメラSuicaカードの詳細を見る

JRE CARDとビックカメラSuicaカードの基本情報

JRE CARDとビックカメラSuicaカードのスペックを詳しく見ていきましょう。

JRE CARDの特徴は鉄道利用や駅ナカでの買い物がお得になるという点にあるのに対し、ビックカメラSuicaカードは家電量販店での買い物やSuicaチャージで高還元を得られるという特徴があります。

JRE CARDは鉄道も駅ナカもお得な1枚

JRE CARD

JRE CARDの基本情報

カード名 JRE CARD
年会費(税込) 524円 (初年度無料、年間1回でも利用すれば翌年も無料)
基本還元率 0.5%
付帯保険 海外旅行国内旅行
即日発行対応 ◯(店頭受取のみ)
ETCカード ◯ (年会費:524円)
家族カード
申込条件 日本在住で電話連絡のとれる18歳以上(高校生除く)
限度額 100万円(入会時)
国際ブランド Visa / Mastercard / JCB
締め日・支払日 5日締め・4日支払い
入会キャンペーン ×
詳細 詳細を見る

JRE CARDは、年会費524円(税込・初年度無料)で、Suicaチャージや定期券購入、駅ナカでの買い物で高還元が得られるカードです。

特徴は、Suicaチャージ・定期券購入で1.5%還元されるため、通勤・通学でSuicaを利用する人にぴったりです。

また、JRE POINT加盟店での買い物が最大3.5%還元されるため、アトレ・アトレヴィなど駅ナカ店舗をよく使う人はお得になります。

さらに、シネプレックス水戸で映画を1,500円で観られる特典もあり、映画好きにもメリットがあります。

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ビックカメラSuicaカードは家電・ガジェット派に最強の1枚

ビックカメラSuicaカード

ビックカメラSuicaカードの基本情報

カード名 ビックカメラSuicaカード
年会費(税込) 524円 (初年度無料、年間1回でも利用すれば翌年も無料)
基本還元率 1.0%
付帯保険 海外旅行国内旅行
即日発行対応 ◯(店頭受取のみ)
ETCカード ◯ (年会費:524円)
家族カード
申込条件 日本在住で電話連絡のとれる18歳以上(高校生除く)
限度額 非公開
国際ブランド Visa / JCB
締め日・支払日 5日締め・4日支払い
入会キャンペーン ×
詳細 詳細を見る

ビックカメラSuicaカードは、初年度無料&2年目以降も年1回の利用で年会費無料のカードで、ビックカメラグループでの買い物やSuicaチャージでお得にポイントが貯まるのが最大の特徴です。

ビックカメラSuicaカードの特徴として、ビックカメラ・コジマ・ソフマップで最大11.5%還元されます。そのため、家電やガジェットを買うならこのカードが圧倒的にお得です。

また、Suicaチャージで1.5%還元されるため、事前チャージしておくことで、コンビニや飲食店でもお得に決済できます。

ビックカメラSuicaカードの詳細を見る

JRE CARDとビックカメラSuicaカードを2枚持ちして使い分ける方法

JRE CARDとビックカメラSuicaカードは どちらも年会費実質無料なので、2枚持ちしてもコストがかかりにくく、お得に活用できます。

また、ポイント還元率がアップする店舗やサービスが異なるため、それぞれの強みを活かして使い分けることでポイントを効率的に貯めることが可能です。

JRE CARDは、アトレ・アトレヴィなど駅ナカ店舗をよく使う人。一方、ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラ・コジマ・ソフマップでよく買い物をする人におすすめです。