
コンビニATMがあれば24時間365日いつでもどこでも手軽にお金を借りることができます。コンビニATMでお金を借りる方法は主に以下3つが挙げられます。
本記事では、それぞれの金利や利用限度額、審査難易度、返済方法などを比較解説します。
またコンビニATMでお金を借りる際の注意点や手順も詳しく紹介するので、自分の状況や希望に合わせて最適な方法を選んでください。

金利(実質年率) | 融資スピード | 無利息期間 |
---|---|---|
年3.0~18.0% | 最短20分* | 30日間** |
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※注釈
** 契約がはじめての方。契約日の翌日から適用。
コンビニATMでお金を借りる3つの方法とは?
急な出費で現金が必要になったとき、コンビニATMでお金を借りるという方法があります。
コンビニATMでは、主に以下の3つの方法で現金を引き出すことができます。
消費者金融カードローンは、審査が比較的早く、今すぐ借り入れ可能なものもあります。
金利は高めですが、手軽にお金を借りることができます。
銀行カードローンは、金利が低めに設定されているのが特徴です。
ただし、審査に時間がかかったり、利用できるATMが限られたりする場合があります。
クレジットカードのキャッシング枠を利用して、お金を借りることができます。金利は高めですが、審査なしで利用できるのがメリットです。
消費者金融カードローンと銀行カードローン、クレジットカードによるキャッシングについて比較しました(下表)。
消費者金融 カードローン |
銀行カードローン | クレジットカードの キャッシング |
|
---|---|---|---|
即日借入 | 可能 | 原則不可 | 可能 |
金利 | 3.0%~18.0% | 1.5%~15.0% | 15.0%~18.0% |
審査難易度 | 低 | 中 | なし(※キャッシング枠がある場合) |
それぞれの特徴を理解したうえで、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
コンビニATMで今すぐお金を借りたいなら消費者金融カードローンがおすすめ
コンビニATMで今すぐお金を借りたいなら、消費者金融カードローンがおすすめです。
Webから申込みができ、カードローン会社によっては審査は最短3分で完了します。
審査に通れば、すぐにコンビニでお金を借りられます。
ここでは、コンビニATMで消費者金融カードローンを使うときの特徴について解説します。
ローンカードを使って全国のコンビニでお金を借りられる
消費者金融のカードローンは、セブン-イレブンやローソンをはじめ、全国のコンビニに設置されているATMでローンカードを使ってお金を借りられます。
ローンカードは郵送で受け取る以外に、最寄りの自動契約機で発行が可能です。
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ
- ポプラ
- 生活彩家
- ニューデイズ
- アンスリー
ローンカードを郵送で受け取る場合は時間がかかってしまうので、今すぐ利用したい場合は自動契約機で受け取るようにしましょう。
なお、ローンカードの発行には30分程度かかりるので、時間に余裕を持って発行するようにしましょう。
スマホATMならアプリを使ってコンビニでお金を借りられる
スマホATM取引に対応する消費者金融のカードローンなら、アプリでの借入れや返済が可能です。
セブン-イレブンまたはローソンの銀行ATMを対象に、アプリのQRコードを使って利用できます。
スマホATMに対応しているのは、プロミス、アイフル、アコム、レイク、SMBCモビットの大手消費者金融です。それぞれの基本情報は下表のとおりです。
スマホATMに対応している大手消費者金融5社
会社名 | プロミス | アイフル | アコム | レイク | SMBCモビット |
---|---|---|---|---|---|
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|
融資時間 | 最短3分(※5) | 最短18分 | 最短20分(※5) | 最短25分(※7) | 最短15分(※3) |
振込時間 | 最短10秒 | 最短10秒 | 最短10秒(※1) | 最短即日 | 最短3分(※3) |
対象年齢 | 18~74歳(※6) | 20~69歳 | 20歳以上 | 20~70歳 | 20~74歳(※4) |
借入限度額 | 500万円 | 800万円 | 1~800万円 | 500万円 | 800万円 |
金利 | 4.5%~17.8% | 3.0%~18.0% | 3.0%~18.0% | 年4.5%~18.0% | 3.0%~18.0% |
無利息 サービス(※2) |
30日間 | 30日間 | 30日間 | 365日間or60日間※8 | - |
詳細 |
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※注釈
※2 契約がはじめての方に限り適用されます。
※3 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※4 収入が年金のみの方はお申込いただけません。
※5 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※6 お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
収入が年金のみの方はお申込いただけません。
※7 Webで最短25分。21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。(一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。)
※8 初回契約の翌日から365日間無利息
※Webでお申込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方
初回契約の翌日から60日間無利息
※Webお申込み、ご契約額が50万円未満の方
大手消費者金融は、初回の借入れまでのスピードが早いことや、在籍確認がない、無利息サービスで返済負担が軽減できるのでおすすめです。
消費者金融はコンビニATMで借入れすると手数料110円または220円がかかる
大手消費者金融のカードローンは、コンビニATMで借入れするときに、110円または220円の手数料がかかります。
大手消費者金融のコンビニATMの手数料は下表のとおりです。
大手消費者金融5社のコンビニATM手数料
消費者金融 | 手数料 | 自社ATM |
---|---|---|
プロミス | 1万円以下:110円 1万円超え:220円 |
無料 |
アイフル | 1万円以下:110円 1万円超え:220円 |
無料 |
アコム | 1万円以下:110円 1万円超え:220円 |
無料 |
SMBC モビット |
1万円以下:110円 1万円超え:220円 |
三井住友銀行のATM手数料無料 |
レイク | 1万円以下:110円 1万円超え:220円 |
- |
借入れ時のATM手数料を無料にしたいのであれば、消費者金融の店舗や無人契約機、利用中の銀行ATMを利用しましょう。
一方、銀行カードローンの場合は、ファミリーマートやデイリーヤマザキ、ポプラなどのATMを利用すれば、手数料が無料になる場合があります。
借入手数料が無料になる銀行と利用条件は下表のとおりです。
銀行カードローン | 一部ATMで無料になる条件 |
---|---|
三井住友銀行 | 毎月25日と26日は無料(終日) |
三菱UFJ銀行 | 毎月26日と月末は無料(8:45~18:00) |
みずほ銀行 | 月に1~3回まで無料(みずほマイレージクラブのステージに応じて) |
SBI新生銀行 | 何回でも無料(2024年3月31日まで) |
PayPay銀行 | 月に1回無料(2回目以降も3万円以上で無料) |
コンビニATMで金利や手数料を抑えてお金を借りたいなら銀行カードローン
コンビニATMで金利や手数料を抑えて借りたいなら、銀行カードローンがおすすめです。
セブン-イレブンやローソンのほか、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラなどイーネットATMが設置されているコンビニで利用できます。
ここでは、銀行カードローンの特徴について解説します。
銀行カードローンは金利が低く借入限度額が高い
銀行カードローンは金利が低く借入限度額が高いのが大きなメリットです。
そのため、急いで借入れする必要がなく、利息を抑えて大きな金額を借りたい人におすすめです。
年金利の相場 | 借入限度額の相場 | |
---|---|---|
銀行 カードローン |
1.5~14.5% | 1,000万円 |
消費者金融 | 3.0~18.0% | 500万円~800万円 |
ただし、そのぶん審査に時間がかかるため、初回借入れは最短で翌日以降になるので注意しましょう。
銀行は「ローンカード」「スマホアプリ」「キャッシュカードのローン機能」でコンビニATMからお金を借りられる
銀行カードローンは3種類の借入方法から選択できます。具体的には、ローンカード、スマホアプリ、キャッシュカードのローン機能の3つから選べます。それぞれの特徴は以下の通りです。
借入方法 | 特徴 |
---|---|
ローンカード | ・専用のローンカードを発行し、ATMでお金を引き出せる ・多くの銀行カードローンで採用されている一般的な方法 |
スマホアプリ | ・銀行アプリのQRコードを使い、セブン銀行やローソン銀行ATMで借入・返済が可能 ・ローンカードを持ち歩かなくても利用でき、急な借入時に便利 ・PayPay銀行や住信SBIネット銀行など一部の銀行が対応 |
キャッシュカードのローン機能 | ・キャッシュカードにカードローン機能が付いている場合、ATMで直接借入れ可能 ・三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行などのメガバンクが対応 |
ローンカードは、ATMで現金を引き出せる最も一般的な方法ですが、その一方で、スマホアプリを利用すれば、QRコードを使ってコンビニATMで手軽に借入れできます。
さらに、メガバンクのキャッシュカードにはカードローン機能が付いている場合があり、同じカードで預金の引き出しと借入れの両方が可能です。利用シーンに応じて適した方法を選びましょう。
自社の銀行ATMなら手数料無料でお金を借りられる
銀行カードローンの手数料は、自社の銀行ATMであれば基本的に無料で借入れが可能です。
提携のコンビニATMの場合は、原則手数料が発生しますが、時間帯や利用サービスによって無料になる場合があります。
コンビニATMからクレジットカードのキャッシング枠を使ってお金を借りる
クレジットカードを持っている人はキャッシング機能を使えば、コンビニで簡単にお金を借りることができます。
手持ちのクレジットカードにキャッシング枠がすでに設定されていれば、審査を改めて受ける必要がなく、コンビニATMですぐにお金を借りられます。
キャッシング枠をあとから追加する場合は審査が必要です。
キャッシング枠の設定は、クレジットカードのマイページや、カスタマーサポートへの問い合わせで変更できるので、事前に確認しておきましょう。
クレジットカードには、買い物に使って後でまとめて支払う「ショッピング枠」もあります。
キャッシング枠とショッピング枠はそれぞれ独立した枠ですが、利用状況によって限度額が影響し合います。
利用枠 | 利用金額 |
---|---|
ショッピング枠 | 50万円 |
キャッシング枠 | 30万円 |
たとえば、ショッピング枠が50万円、キャッシング枠が30万円のクレジットカードで、ショッピング枠を40万円利用している場合、利用可能なキャッシング枠は10万円となります。
なお、キャッシング枠の金利は高めに設定されていることが多いので、あくまでも緊急時に利用する手段として考え、計画的に利用することをおすすめします。
即日キャッシング可能なクレジットカードおすすめ3選
NET MONEY編集部がおすすめする即日キャッシング可能なクレジットカードを3つ紹介します。それぞれ即日中に発行してキャッシング枠を設定すれば、その日のうちにコンビニATMでお金を借りられます。ただし、即日発行したい場合は審査受付時間があるので時間内に申込むようにしましょう。
会社名 | ACマスターカード | エポスカード | セゾンカード インターナショナル |
---|---|---|---|
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|
融資時間 (最短) |
最短20分(※3) | 最短数十秒 | 14:30までの申込みで即日振り込み |
カードの発行時間 | 最短即日 | 最短即日 | 最短5分 |
即日発行可能な審査受付時間 | 9:00~21:00 | 10:00~19:30 | 10:00~19:00 |
金利 (実質年利) |
3.0%~18.0%(※1) | 18.0% | 12.0%~18.0% |
カードの種類 | バーチャルカード発行 後日、本カード郵送 |
バーチャルカード発行 後日、本カード郵送 |
デジタルカード発行 後日、本カード郵送 |
Web完結 | ◯ | ◯ | ◯ |
カードレス | ◯ | × | × |
自宅への郵送物回避 | ◯ ※原則なし |
◯ | - |
詳細はこちら |
公式サイト
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公式サイト
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公式サイト
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※注釈
※2 800万円は、ショッピング枠とキャッシング枠合計の上限金額です。
※3 お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
コンビニでお金を借りるメリット
コンビニでお金を借りる最大のメリットは、その手軽さにあります。即日に借入れできるだけでなく、全国どこにでもあるコンビニATMで、24時間365日いつでもお金を借りられます。ここではそれぞれのメリットについて詳しく解説します。
コンビニなら手続きが簡単で即時に現金を受け取れる
コンビニでお金を借りるメリットとして、手続きの簡単さと即時に現金を受け取れるスピーディーさが挙げられます。
通常、ローンやキャッシングの申し込みには書類提出や審査が必要ですが、コンビニでは申し込みから現金受け取りまで、わずか数分で完了します。
ATMを利用した手続きは、必要な情報を入力するだけで、特別な手続きや面倒な書類のやりとりが不要です。そのため、急な支払いに困った際にも便利です。
深夜や土日祝日でもコンビニでお金を借りられる
コンビニのATMでお金を借りる場合、営業時間の制限を受けないというのもメリットのひとつです。多くの金融機関は平日の昼間にしかサービスを提供していませんが、コンビニATMなら基本的に24時間365日対応しているため、急にお金が必要になっても対応可能です。
深夜や土日祝日でも借入れができることは、特に生活が不規則な方や、日中に働いている方にとっても大きな魅力でしょう。
スマホATM取引ならスマホ操作のみでお金を借りられる
スマホATM取引を利用すれば、ATMへ足を運ぶ手間なく、スマートフォンひとつでお金を借りることができます。外出先や自宅からでも、ネットバンキングやキャッシングサービスを通じて簡単に操作できるのが魅力です。
スマホを利用するため、時間や場所に縛られず、手軽にお金を借りることができます。また、煩わしいカードの挿入や暗証番号の入力が不要なため、より安全かつスムーズに借入れできるのもポイントです。
コンビニATMでお金を借りるデメリット
コンビニでお金を借りると金融機関によっては手数料が発生する場合があります。また、コンビニATMでは、一度に借りられる金額に上限が設けられているので、高額の借入を希望する場合、複数回に分けて手続きを行う必要があります。
ここではそれぞれのデメリットについて詳しく解説します。
コンビニATM利用は手数料が発生する場合がある
コンビニでお金を借りる場合、ATM利用手数料がかかることがあります。
特に、金融機関のATM以外で取引を行う場合には、手数料が発生するケースが一般的です。たとえば、提携していないATMを利用した場合、1回あたり数百円の手数料が加算されることがあります。頻繁にお金を借りる場合、これらの手数料が積み重なり、思った以上にコストがかかることがあります。
少額を頻繁に借りる場合には、手数料が割合として大きくなるため、利用時には事前に手数料の有無や金額を確認することが重要です。
コンビニでの借入れは限度額が制限されている
コンビニでお金を借りる場合、基本的に借入限度額に制限が設けられているという点もデメリットといえます。
たとえば、キャッシングの限度額は数万円に設定されていることが多いため、大きな金額が必要な場合には不便に感じることもあるでしょう。
限度額は、利用者の信用情報や契約内容によって異なりますが、一般的に金融機関の本支店での借入れに比べて少額であることが多いため、大きな金額を一度に借りたい場合には不向きです。借入額に応じて他の金融手段を考える必要が出てくる場合もあります。
コンビニATMで即日お金を借りる手順
急な出費で困った時、コンビニATMで手軽にお金を借りられますが、借り方によって手順が異なるため、迷ってしまう人も多いでしょう。
そこで、「スマホATM」「ローンカード」「クレジットカード」の3つの借入れ手順について解説します。
カードローンのスマホアプリ(スマホATM取引)を使ってコンビニATMからお金を借りる手順
スマホアプリでカードローンの借入れや返済ができるスマホATM取引は、セブン-イレブン(セブン銀行)とローソン(ローソン銀行)のATMで利用できます。
それぞれスマホATMを使ってお金を借りる手順は以下のとおりです。
- ATM画面の「スマートフォンでの取引」をタッチ
- 消費者金融または銀行のアプリを立ち上げ、「出金」を選ぶ
- ATM画面に表示されたQRコードをアプリで読み取り、「次へ」をタッチ
- アプリに表示された企業番号をATM画面に入力し、「確認」ボタンをタッチ
- 暗証番号または認証番号を、ATM画面に入力する
- 取引内容を確認し、「確認」ボタンをタッチ
- 現金を受け取り、手続き完了
- ATM画面の「スマホ取引」をタッチする
- 消費者金融または銀行のアプリを立ち上げ、「出金」を選択
- アプリで出金希望額を入力する
- ATM画面に表示されたQRコードを、アプリで読み取る
- アプリに表示された企業番号を、ATM画面に入力する
- ATM画面に暗証番号を入力する
- ATM画面で出金額を確認し、確認ボタンをタッチ
- 現金を受け取り、手続き完了
全国のセブン銀行、ローソン銀行のATMで利用できますが、一部スマホATMが使えないコンビニもあります。スマホATMの対応状況は、公式サイトの地図検索で確認しておくとよいでしょう。
ローンカードを使ってコンビニATMからお金を借りる手順
ATMの操作方法は、コンビニATMによって多少異なりますが、基本的に、消費者金融または銀行のローンカードは、キャッシュカードのようにATMに差し込んで借入れをします。
消費者金融または銀行のローンカードを使ってお金を借りる手順は以下のとおりです。
- ATMにローンカードを挿入する
- 取引開始をタッチ
- 「お借入れ」や「カードローン」へ進む
- カードローンの暗証番号を入力する
- 借入金額を入力する
- 確認ボタンを押して、現金を受け取り完了
クレジットカード(キャッシング機能)を使ってコンビニATMからお金を借りる手順
クレジットカードをコンビニATMに差し込むと、キャッシング機能でお金を借りられます。
ATMの操作方法は、カードブランド(カード会社)やコンビニによって若干異なりますが、基本的な手続き方法は同じです。
具体的に、クレジットカードを使ってお金を借りる手順は以下のとおりです。
- クレジットカードを挿入する
- 「お引き出し」を選ぶ
- クレジットカードの暗証番号を入力する
- 借入金額を入力する
- 1回払いまたはリボ払いを選ぶ
- 取引内容を確認し、現金を受け取り完了
JCBカード「セブン銀行ATMの操作方法例」
なお、クレジットカードのキャッシング枠を利用した場合の返済は、一括で返済する「1回払い」と、毎月同じ金額で返済していく「リボ払い」があります。
毎月の返済額を変更できる「分割払い」もありますが、コンビニATMで借りる時の返済方法としては、一般的ではありません。
コンビニATMでお金を借りるときの注意点
コンビニATMでお金を借りるときは、利用できない時間帯や借入限度額に注意しましょう。
具体的に、以下4つの注意点について解説します。
コンビニATMが利用できない時間帯がある
24時間営業のコンビニであれば、システムメンテナンスなどの例外を除いて、ATMも24時間利用できますが、消費者金融や銀行によって、借入れができない時間帯があるため注意しましょう。
借入れできない時間帯は以下のとおりです。
- プロミス:毎週月曜0:00~7:00(システムメンテナンス)
- アイフル:2:00~3:00など(セブン-イレブン)、0:00~7:00など(ローソン)
- アコム:毎週月曜日1:00~5:00(定期点検)、23:50~0:10(セブン-イレブン)
- SMBCモビット:コンビニATMの営業時間次第
- レイク:23:50~0:10など
- 三井住友銀行:コンビニATMの営業時間次第
- 三菱UFJ銀行:毎週月曜日1:00~5:00
- みずほ銀行:第1、第4土曜日の3時00分~5時00分
- りそな銀行:毎月第二土曜日23:00~翌日8:00
- PayPay銀行:コンビニATMの営業時間次第
- 住信SBIネット銀行:コンビニATMの営業時間次第
- auじぶん銀行:毎月第2土曜日24:00~翌7:00
また、ゴールデンウィークや年末年始は、通常の取引時間帯と変わることがあります。
緊急メンテナンスと合わせて、事前に公式サイトに案内されるので確認しておきましょう。
コンビニATMでの1日の借入限度額が設定されている
コンビニATMでは、1日または1回あたりの借入限度額が設定されているので注意しましょう。
具体的に、セブン-イレブン、ローソン、イーネット(ファミリーマートなど)の1日の限度額は以下のとおりです。
- セブン-イレブン:50万円/日
- ローソン:20万円/日
- イーネット(ファミリーマートなど):20万円/回(1日の限度額は金融機関次第)
限度額を超えて借りようとしても借りることができませんので、事前に確認しておきましょう。
コンビニのマルチメディア端末では借入れできない
コンビニのマルチメディア端末では借入れできないので注意しましょう。
以前はカードローンやクレジットカードのキャッシング返済に利用できましたが、現在は返済サービスを終了しています。
セブン-イレブンには、マルチコピー機がありますが、マルチメディア端末はありません。
コンビニでお金を借りるときは、ATMを利用しましょう。
利用明細書で借入れがバレる可能性がある
コンビニATMで借入をする場合、利用明細書が発行されるため、家族や会社にバレてしまう可能性があります。
明細書には借入日、時間、金額、場所などが記載されており、誰がどこでいくら借りたのかが明確にわかってしまいます。
もし、借入れを家族に知られたくない場合は、利用明細書をすぐに破棄するなどして対応しましょう。
ATMでお金を借りるときは、利用明細書の発行をなしにすることはできないため管理に注意しましょう。
お金を借りるコンビニの選び方2つ!

コンビニATMでお金を借りられますが、どのコンビニでも同じようにお金を借りられるわけではありません。
カードなしでスマホアプリで借りたい、手数料無料で借りたいなど自分の目的に合ったコンビニを選ぶことが重要です。それぞれ詳しく解説します。
カードを発行しないでスマホアプリで借りたい | ・セブン-イレブン ・ローソン |
---|---|
手数無料で借りたい | ・ファミリーマート ・デイリーヤマザキ ・ポプラ |
カードを発行せずスマホアプリで借りたいならセブン-イレブン、ローソンを選ぶ
カードを発行せずスマホアプリで借りたいならセブン-イレブンとローソンを選びましょう。
とくに、カードを持ち歩くのが面倒くさい人、普段スマホを持ち歩いている人におすすめです。
セブン銀行とローソン銀行は、アプリ操作で借入れや返済ができる「スマホATM」に対応しています。
スマホATMは、大手の消費者金融やネット銀行を中心に使えるカードローンが増えています。
- プロミス
- アイフル
- アコム
- SMBCモビット
- レイク
- PayPay銀行
- auじぶん銀行
- 住信SBIネット銀行
- その他一部の地方銀行とネットバンク
スマホATMは全国のセブン-イレブンとローソンが対象ですが、一部利用できない店舗もあるので、事前に近くの店舗情報を確認しておきましょう。
手数料無料で借りたいならファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラを選ぶ
銀行カードローンを利用しているなら、ファミリーマートやデイリーヤマザキ、ポプラなどに設置されているイーネットATMを選ぶとよいでしょう。
コンビニATMの借入れは、通常110~220円の手数料がかかりますが、銀行カードローンは手数料無料になる場合があります。
- 三井住友銀行:毎月25日と26日は無料(8:45~18:00)
- 三菱UFJ銀行:毎月26日と月末は無料(8:45~18:00)
- みずほ銀行:月に1~3回まで無料(みずほマイレージクラブのステージに応じて)
- SBI新生銀行:何回でも無料(2024年3月31日まで)
- PayPay銀行:月に1回無料(2回目以降も3万円以上で無料)
コンビニATMでお金を借りるときのよくある質問
コンビニATMは、手軽にお金を借りられる便利なサービスですが、初めて利用する場合はさまざまな疑問が湧いてきます。
ここでは、コンビニATMでお金を借りる際に多く寄せられる質問を網羅し、わかりやすく解説します。
ファミマTカードはクレジットカードなので、キャッシング枠が設定されていれば、ファミリーマートをはじめ、全国のコンビニATMでキャッシングができます(一部対象外のATMもあります)
参照:ファミマTカード「ATMでキャッシング」
エポスカードもクレジットカードのキャッシング枠を利用して、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど、全国のコンビニATMでキャッシングが可能です。
参照:エポスカード「キャッシングのご利用場所について」
2022年4月1日より成人年齢が18歳に引き下げられたことで、18歳以上の大学生でアルバイトなどの安定収入があれば、コンビニで利用な可能なカードローンやクレジットカードに申し込みができます。
ただし、20歳未満で学生の場合は、保護者の同意を必要としている会社も多いので、申し込み条件を事前によく確認しておきましょう。
高校生は、カードローンやクレジットカードを自分名義で申し込むことが原則できません。
留学などの目的で、家族名義のクレジットカードを発行できる場合はあります。
コンビニは土日や夜間でもお金を借りられます。
ただしコンビニの営業時間外、ATMのメンテナンス、カードローンやクレジットカード会社の利用時間外は借入れができませんので注意してください。
※本サイトでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社含む提携業者から委託を受け広告収益を得て運用しております。