VisaとMastercardはどっちがおすすめ?違いを徹底比較
NET MONEY編集部作成

VisaとMastercardは、ともに知名度の高い国際ブランドです。どちらも決済システムを提供している会社であり「JCBカード」「楽天カード」のようなカード発行会社とは異なります。

2つのブランドに大きな差はありませんが、ユーザーシェア率の高さから、1枚目のカードはVisaブランドのものを持つとよいでしょう。

ただし、店舗によってはVisaとMastercardのどちらか一方しか利用できない場合もあるので、VisaとMastercardの2枚持ちを検討するのも手です。

VisaとMastercardのどっちがおすすめ?

初めてクレジットカードをつくるのであれば、国内シェア率の高いVisaがおすすめです。

ただし、近年はVisa・Mastercardのどちらかしか利用できないサービスもあるので、両方のブランドを持つという手もあります。

1枚目のカードならVISAがおすすめ

初めてクレジットカードを作成する人は、Visaを選ぶのがおすすめです。

VisaとMastercardはどちらも海外発の代表的な国際ブランドで、世界中のATMやお店に対応しているので、いずれも海外に渡航した際の支払いには困らないブランドです。

ただし、国内シェア率で比較するとVisaのほうが上回っています。

※イプソス株式会社による「キャッシュレス決済大規模調査」の2020年調査を参照しています。

Visaは、国内シェア率が50.8%である一方で、Mastercardは17.8%にとどまっています。

Mastercardは海外で高いシェア率を誇っているとはいえ、国内では3番手という状況であることを考えると、Visaを選んでおく方が決済に困ることがなくておすすめです。

特に初めてのクレジットカードを作る人は、「唯一持っているカードが使えない」という状況に陥ったら困ってしまいます。そのため、多くのお店に対応しているかどうかはとても重要な指標です。

どっちも保有する「2枚持ち」という選択肢も

ただし、近年はVisa・Mastercardのどちらかしか利用できないサービスもあります。そのため「メインカードをVisa、サブカードをMastercard」というように両方のブランドのクレジットカードを2枚持ちするという選択肢もあります。

たとえば、以下の店舗ではVisa・Mastercardのどちらかしか利用できません。

Visa・Mastercardが利用できない店舗
Visaが
利用できない店舗
Mastercardが
利用できない店舗
・コストコ ・DMM

コストコではMastercardのみ利用を受け付けており、Visaが利用できません。これは、コストコがMastercardと提携を結んでいるためです。

日本では2018年1月まではアメリカン・エキスプレス(R)と提携していましたが、2018年2月からはMastercardと独占提携しています。よって、Mastercard以外のブランドは日本のコストコで利用できないのです。

また、過去にはAmazonの英国サービスでVisaの取り扱いを終了したこともあります。

一方、MastercardはDMMでの利用ができない状況です。その理由の一つと言われているのが「表現規制」の問題です。海外のクレジットカード業界では、一部コンテンツへの締め付け強化が目立つようになっています。

さらに、ニコニコ動画の「ニコニコプレミアム」では、2023年から2024年にかけて一部Mastercard®、アメリカン・エキスプレス、Visa、ダイナースクラブと、海外発の国際ブランドが次々と利用ができない状態となっていきました。

こうした背景から、どちらかのブランドしか持っていない場合はカードが利用できなくなる可能性があるのです。カードが使えなくなるリスクに備えるためにも、VisaとMastercardの2枚持ちをするとよいでしょう。

VisaとMastercardどっちも選べるクレジットカード7選

VisaとMastercardどちらも選べるクレジットカードを7枚紹介します。両ブランドに対応しているクレジットカードの中には、それぞれのブランドを1枚ずつ、計2枚発行できるカードもあるので、2枚持ちを検討している人も参考にしてください。

三井住友カード(NL) | VisaとMastercardのデュアル発行ができる!

三井住友カード(NL)
カードの特徴
  • コンビニや飲食店で7%還元
  • 最短10秒でカードを発行可能
  • VisaとMastecardの2枚持ちが可能

三井住友カード(NL)は、年会費無料ながら最大7%と高いポイント還元率を誇るカードです。コンビニや外食チェーンをよく使う人におすすめです。

三井住友カード(NL)では、セブン-イレブンやローソンをはじめとしたコンビニ、マクドナルドなどの身近な飲食店でタッチ決済すると、最大7%のポイントが還元されます。

最大7%ポイント還元の対象店舗一覧(一例)
  • セイコーマート
  • セブン-イレブン
  • ローソン
  • マクドナルド
  • モスバーガー
  • サイゼリヤ
  • ガスト
  • ココス
  • 夢庵
    など
※スマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済で支払うことが条件です。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象となりません。カード現物のタッチ決済の還元率は異なります。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
ただし、この高還元率7%の対象となるのは、三井住友カード(NL)を設定したスマホでのVisaのタッチ決済・Mastercardタッチ決済のみです。

さらに、三井住友カードは、VisaとMastercardのデュアル発行ができます。デュアル発行とは、VisaとMastercardそれぞれのブランドのカードを同時に発行することです。

三井住友カードは、デュアル発行するとよりお得に利用できます。たとえば、三井住友カード ゴールド(NL)をデュアル発行すると、100万円修行が2回できます。

また、通常年会費55,000円(税込)の三井住友カード プラチナは、デュアル発行することで2枚目のカードの年会費を5,500円(税込)と大幅に安くできます。

三井住友カード(NL)は最短10秒で即日発行ができ、すぐネットショッピングを始められます。カードの到着を待たずにアプリでカード番号を確認できるので、すぐにカードを発行して使いたい人にもおすすめです。

\ポイント還元率最大7%/

楽天カード | VisaとMastercardで選べる券面デザインが違う!

楽天カード
カードの特徴
  • 楽天ポイントがいつでも1.0%貯まる
  • 楽天市場で使えばいつでも3.0%還元
  • ブランドごとに異なるデザインが用意されている

楽天カードは、楽天ポイントがいつでも1.0%貯まるお得なカードです。楽天市場ではさらに還元率が3%にアップします。

さらに、楽天市場のポイントアッププログラム「楽天SPU」では、楽天グループのサービスの利用状況に応じて、楽天市場でのポイント還元率が最大16倍になる特典があります。

楽天SPU
(画像:NET MONEY編集部)

楽天市場をよく利用する人は、ぜひ持っておきたい1枚です。

楽天カードはVisaとMastercardとで、選べる券面デザインが異なります。Visa限定、Mastercard限定のデザインには、以下のようなデザインがあります。

楽天カードの選べるデザイン
NET MONEY編集部作成

\楽天ポイントがいつでも1.0%貯まる/

dカード | ドコモユーザーやdポイントの愛用者におすすめ

dカード
カードの特徴
  • dポイントがいつでも1.0%還元で貯まりやすい
  • ドコモ料金の支払いが割引される
  • ケータイ補償が付帯する

dカードは、スマホに関する付帯サービスが充実した還元率1.0%のカードです。ドコモユーザーやdポイントの愛用者におすすめといえます。

d払い対応店舗で、d払いでの支払い時にdポイントカードを提示すると、合計1.5%還元でポイントを2重取りできます。

ポイント2重取りの内訳
  • d払いでのお支払い:100円につき0.5ポイント(還元率0.5%)
  • dポイントカードの提示:100円につき1.0ポイント(還元率1.0%)
    ※d払いの支払い方法にdカードを設定することで、チャージ不要でd払いを利用可能

以下のようにさまざまな店舗があるため、より効率よくポイント獲得が可能です。

d払い対応の店舗の例
  • メルカリ
  • すき家
  • マクドナルド
  • セブン-イレブン
  • ファミリーマート
  • ガスト
  • 丸亀製麺
  • じゃらん

また、dカードは「dカードお支払割」が適用される点も魅力です。dカードお支払割とは、dカードを携帯料金の支払いに設定することで月々187円(税込)割引されるサービスです。

ただし、dカードでのドコモ料金の支払いによるポイントの付与はありませんので、注意が必要です。

\dポイントがいつでも1.0%還元/

PayPayカード | PayPayユーザーやソフトバンクユーザーにおすすめ

PayPayカード
カードの特徴
  • 200円ごとにPayPayポイントが2ポイント貯まる1.0%還元のカード
  • Yahoo!ショッピングで5.0%還元
  • ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは携帯料金の支払いがお得

PayPayカードは、PayPayやYahoo!ショッピングと組み合わせて使うと高還元を実現できます。PayPayユーザーにおすすめのカードです。

PayPayカードは、利用につき1%のポイントが得られます。また、PayPayクレジットを登録すると、基本還元率の1%に加え、毎月の利用状況に応じて以下のような条件達成により+0.5%ポイントが付与されるため、最大1.5%のポイントが付与されます。

達成条件:カウント期間中にどちらも達成
  • PayPayまたはPayPayカードで合わせて300円以上を30回お支払い
  • PayPayまたはPayPayカードで合わせて10万円お支払い

さらに、PayPayカード利用者は、Yahoo!ショッピング利用で最大5%付与され、「5のつく日は」最大+4%付与されるので、合計で最大9%ポイントが付与され大変お得です。

\Yahoo!ショッピングで5.0%還元/

三菱UFJカード | VisaとMastercardのデュアルスタイルを申し込める!

三菱UFJカード
カードの特徴
  • 条件クリアでコンビニや飲食店で15%還元
  • 銀行業のノウハウが活かされた強固なセキュリティ
  • VisaとMastercardのデュアルスタイルを実現できる

三菱UFJカードは、条件達成で高還元が期待できるカードです。Visa・Mastercardの2枚持ちもできるため、支払内容ごとにカードを分けたい人におすすめです。

三菱UFJカードは、対象となるコンビニや飲食店で利用すると5.5%還元、さらに条件をクリアすると最大15%還元されるキャンペーンを実施しています。

還元率アップの条件は、以下のとおりです。

三菱UFJカードの還元率アップ条件
条件 還元率
(加算)
対象店で利用した場合の還元率
(対象店:セブン-イレブン、ローソン、ピザハットオンライン、松屋、松のや、マイカリー食堂、スシロー、東武ストア など)
5.5%
☆登録型リボ「楽Pay」の登録または分割払いやカードローンを1万円以上使う +5.0%
☆月々のショッピング利用金額に応じて 最大+1.5%
☆携帯または電気料金の支払い +0.5%
☆スマホ決済 +0.5%
☆MUFGカードアプリへのログイン +0.5%
上記の☆付きの条件のうち4つをクリア +1.5%
※最大15%とは、いつものお店(対象店舗)でポイント優遇分<5.5%> +条件達成特典分<9.5%>を合算した還元率です。条件達成特典分は各ご利用期間中29,000円が上限です。
※ご利用期間は①2024年8月1日(木)~10月31日(木)と②2024年11月1日(金)~2025年1月31日(金)の2回に分かれます。
※2025年2月以降も内容を変更してポイント還元を継続予定です。
※還元するポイントは、1ヶ月のご利用金額合計1,000円ごとに算出します。(期間中のご利用金額合計が1,000円未満の対象店舗のご利用分は、15%ポイント還元の対象外となります。)
※各社のご利用金額の合算、集計は行いません。各社単位でのご利用金額に応じてポイントを付与いたします。
※Apple PayはQUICPay(クイックペイ)でのご利用が対象となります。
※Apple Pay、QUICPayはMastercard®とVisaのみでご利用可能となります。
※各社の利用金額の合算、集計は行わない。各社単位での利用金額に応じてポイントを付与。また、各社においても各利用方法ごとの利用金額に基づきポイントが付与される。
※1ポイント=5円相当の商品と交換した場合(1ポイントの交換比率は商品により異なる)。

また、三菱UFJカードは、異なるブランドのカードを2枚持ちできる「デュアルスタイル」での申込みが可能です。

三菱UFJカード「デュアルスタイル」
  1枚目 2枚目
選べる
国際ブランド
Visa・Mastercard・JCB American Express

デュアルスタイルでは、それぞれのカードを使えるだけでなく、2枚目カードの年会費も安くなります。三菱UFJカードをデュアルスタイルで発行した際の2枚目のカードの年会費は、以下のとおりです。

【三菱UFJカード】デュアルスタイルの場合の年会費
カード名 2枚目カードの
年会費
三菱UFJカード
ゴールドプレステージ
11,000円(税込)
→2,200円(税込)
三菱UFJカード
ゴールド
2,095円(税込)
→275円(税込)
三菱UFJカード 1,375円(税込)
→275円(税込)

\条件クリアで15%還元/

イオンカード | イオン系列のお店をよく使う人におすすめ

イオンカード
カードの特徴
  • 電子マネーWAONとしても利用できる
  • WAONへのチャージでポイント二重取りができる
  • イオンで毎月特定の日にお得に買い物ができる

イオンカードは、WAONと組み合わせて使うことでよりお得に買い物ができるカードです。イオン系列のお店をよく使う人におすすめといえます。

イオンカードセレクトは、電子マネー「WAON」へのオートチャージ設定でポイントを二重取りできます。オートチャージとは、支払後のWAON残高が設定金額未満になると、事前に設定した金額がイオン銀行口座から自動でチャージされる機能です。

オートチャージ設定でポイントを二重取りできる仕組み
  • チャージした分、カードのWAONポイントが貯まる
  • チャージ分利用すると、電子マネーのWAONポイントが貯まる

電子マネーWAONは、イオン系列のお店で還元率が1%になるため、合計で還元率が1.5%まで上がります。

イオンカードはいくつか種類がありますが、「WAON」にオートチャージしてポイントが貯まるのは「イオンカードセレクト」と「JMB WAONカード」の2つのみです。WAONポイントを貯めたい場合はイオンカードセレクトを、JALマイルを貯めたい場合はJMB WAONカードを選択すると良いでしょう。

カードごとの貯まるポイント
  貯まるポイント
イオンカードセレクト WAON POINT
JMB WAONカード JALマイル
それ以外のカード ポイント付与なし

ただし、事前に「オートチャージ申請」が必要な点には注意が必要です。申請はWAONステーションアプリやWAONネットステーションで手続きできます。

\電子マネーWAONとしても利用可能/

ライフカード | 支出額が多い人におすすめ

ライフカード
カードの特徴
  • 利用金額によってポイント還元率がアップする
  • 誕生月の利用でポイント還元率がアップする
  • ポイントはキャッシュバックやマイル・ギフトなどさまざまなものに交換できる

ライフカードは、支出額が多い人に適したカードです。

ライフカードは利用金額に応じてポイント還元率が変わる仕組みのカードで、利用金額が上がれば上がるほど、ポイント還元率が高くなるステージ制のプログラムをとっています。

【ライフカード】ステージごとの還元率
利用金額(年間) ステージ ポイント
還元率
50万円未満 レギュラー
ステージ
1倍
50万円以上 スペシャル
ステージ
1.5倍
100万円以上 ロイヤル
ステージ
1.8倍
200万円以上 プレミアム
ステージ
2倍

さらに、誕生月に利用するとポイントが3倍になったり、学生であれば学生専用ライフカードを発行でき、海外利用総額の3%がキャッシュバックされるといった嬉しい特典も数多く用意されています。

\利用金額によってポイント還元率がアップ/

Visaの特徴は?メリット・デメリット

VISAの特徴
NET MONEY編集部作成

Visaとは、トップクラスのシェア率と加盟店舗の多さが特徴のブランドです。メジャーなブランドであり国内外で利用しやすく、初めてカードをつくる人やどのブランドを選ぶか迷っている人におすすめです。

Visaのメリット・デメリットについておさえて、申し込むカードを決める判断材料としましょう。

Visaのメリット・デメリット

Visaのメリット

Visaのメリットは、以下の3つです。

  • 200以上の国と地域で使え、加盟店舗は1億3000万店と多い
  • セキュリティ技術に強みがある
  • 海外のATMで現地通貨を引き出せる

Visaは、200以上の国や地域で利用できる国際ブランドです。信頼性あるネットワークを持つ分、シェア率もトップを誇っています。イプソス株式会社の「キャッシュレス大規模調査」によれば、Visaのシェア率は50.8%で全体の半分以上を占めています。そのため、最もユーザーの多いブランドといえるでしょう。

本人認証サービスなどのセキュリティにも力を入れているのも安心できるポイントです。また、世界270万台あるVisaマーク、Plusマークのある海外ATMからキャッシングもできるため、現地でも便利に通貨の引き出しが可能です。

Visaのデメリット

Visaのデメリットは、以下の2つです。

  • プロパーカードがない
  • コストコで利用できない

Visaにはプロパーカードがありません。プロパーカードとは、ブランド自らが発行するカードのことであり、JCBカードやアメックスカードなどが該当します。ブランド自らが発行する安心感や信頼性の高さが特徴です。

Visaはあくまで提携するカード会社に決済システムを提供しているだけであり、自らカードの発行は行いません。そのため、提携するカード会社のサービスが終了すると、カードが使えなくなってしまいます。

また、Visaはコストコでは利用できません。コストコではMastercardのみ利用可能で、その他のブランドは一切使えません。コストコ会員の人は、Mastercardをメインに使っていくとよいでしょう。

Mastercardの特徴は?メリット・デメリット

Mastercardの特徴
NET MONEY編集部作成

Mastercardは、Visaに匹敵する加盟店舗数を誇り、多くの国や地域で利用しやすいブランドです。独自の特典も豊富で、レジャーや旅行時に活躍します。体験を重視した旅行を楽しむ人やさまざまな特典を楽しみたい人に適しています。

Mastercardのメリット・デメリットをおさえて、Visaなどの他ブランドと比較しながら申し込むカードを決めましょう。

Mastercardのメリット・デメリット

Mastercardのメリット

Mastercardのメリットは、以下の3点です。

  • プライスレス・シティなど独自特典が豊富
  • コストコで唯一利用できる
  • 海外キャッシングが利用しやすい

Mastercardには、豊富な独自特典があります。主な特典には以下のようなものがあります。

Mastercardの特典例
プライスレス・
シティ
UEFAチャンピオンズリーグの観戦やゴルフ全英オープンの観戦などができる
プライスレス・
スペシャル
Agodaの割引やシンガポールレストランの割引などお得にサービス利用ができる
Taste of Premium ホテル優待や手荷物宅配など旅行時に役立つサービスが受けられる

ショッピング・ダイニング・レジャーと海外旅行時に利用できるサービスが多く、頻繁に海外へ行く人はよりお得に旅行を楽しめます。

また、Mastercardはコストコで利用できる唯一のカードブランドです。コストコではVisaやJCBなどが利用できません。コストコをよく使う人は、Mastercardが必須といえるでしょう。

Mastercardは海外キャッシングもしやすいブランドです。Mastercard、Maestro、Cirrusのマークがある海外ATMであれば、現地通貨の引き出しが可能です。世界210ヵ国で利用できるため、どこに行ってもキャッシングができます。

Mastercardのデメリット

Mastercardのデメリットは、以下の3点です。

  • Visaよりもシェア率が低い
  • プロパーカードがない
  • DMMサービスでの利用ができない

MastercardはVisaに比べてシェア率が低いのが難点です。イプソス株式会社の「キャッシュレス大規模調査」によれば、Mastercardのシェア率は17.8%で、Visaよりも30%程度低くなっています。使える場所は豊富ですが、ユーザーが少ない分マイナーなブランドというイメージが付いています。

また、MastercardもVisaと同様にプロパーカードの発行ができません。プロパーカードが欲しい人はJCBやDinersといったブランドを選択しましょう。

加えて、Mastercardは現在DMMサービスの決済に利用できません。ゲームや書籍購入でDMMを利用する人は、Mastercard以外のブランドのカードを用意する必要があります。

VisaとMastercardのよくある質問

VISAとMastercardのどちらのカードが多いですか?
VisaとMastercardでは、Visaの利用者が多いようです。Visaのシェア率と店舗数を見てみましょう。
 
  Visa Mastercard
シェア率 50.8% 17.8%
加盟店数 1億3000万店舗 1億3000万店舗
加盟店舗数はあまり変わりませんが、シェア率には大きな差があります。どちらを使うか迷ったら、Visaの利用がおすすめです。
クレジットカードの国際ブランドとは?
クレジットカードの国際ブランドにはさまざまなものがありますが、有名なものは以下の5つです。
 
Visa シェア率トップを誇る
Mastercard コストコで使える、旅行での特典が豊富など独自性あるブランド
JCB 日本初の国際ブランド
American Express 高級カードの代名詞で上質な特典が付帯する
Diners クレジットカードの起源ともいわれるハイステータスブランド
Mastercardは海外で使えますか?
Mastercardは海外でも快適に利用できます。Mastercardは2002年にヨーロッパの決済会社である「Europay International」と合併したことをきっかけに、ヨーロッパでもシェアを拡大しています。そのため、世界のなかでもヨーロッパでの利便性の高さに定評があります。
VISAが使えてMastercardが使えない店舗・サービスは?
現在Visaが使えてMastercardが利用できないサービスとして、DMMのサービスが挙げられます。

DMMでは、Visa、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブが利用可能となっています。
Mastercardが使えてVISAが使えない店舗・サービスは?
現在Mastercardが使えてVisaが使えない店舗としては、コストコが挙げられます。コストコは、クレジットカードでの支払いをMastercardのみとしています。Visaをはじめ、JCBやアメリカン・エキスプレスなども利用できません。