アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの評判は？口コミやメリット・デメリットを紹介

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードは、2021年9月30日を持って新規募集を停止しています。

旅行向けのクレジットカードを求めている方にはSPGアメックスがおすすめです。

この記事では口コミからわかるメリットやデメリットを紹介した上で、ANAアメリカン・エキスプレス・カードとの違いも紹介します。他のカードも気になる方はおすすめのカードをチェックしてみてください。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードとは？

「アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」（以下アメックススカイトラベラー）とは、クレジットカードの国際ブランドの一つであるアメリカン・エキスプレスが発行する、旅行関連に特化したクレジットカードです。

このカードは「世界の空を、思いのままに」と飛行機を使った旅をする人をターゲットにしており、航空券の購入にメリットがあるクレジットカードです。TPOに合わせて世界各国の航空会社の航空券を購入することで、高いポイント還元を受けられます。

アメックスクカイトラベラーの基本スペックは、下記の通りです。

アメックススカイトラベラーは入会すると3000ポイントをもらえる上に、毎年継続して使い続けることで1000ポイント、入会から1年以内に航空券を購入するとさらに5000ポイントが付与されます。対象の航空会社の航空券や旅行代理店の指定旅行商品の購入は、ポイントが通常の3倍となります。

たまったポイントの有効期限は無期限でマイルに変換するためにためておけるのもうれしい点のひとつです。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード の良い評判

実際にアメックススカイトラベラーを利用している人からの、良い評判を紹介します。

● ポイントを使える種類が多い

● マイレージに変換する際も幅広い航空会社から選べる

● 現金化して翌月の引き落とし額を下げられる

● 100円で1マイルと還元率が高い

● T＆Eとしてのサービスがよい

● 指定の航空会社や旅行会社で購入するとマイルへの還元率は3％（それ以外は1％）

● 航空券の購入の還元率が高いため飛行機の利用回数が多ければマイルが早くたまる

● ポイントの有効期限が無期限

このようにマイルのたまりやすさやポイントの使い勝手についての評判が多くみられました。国内の航空券だけではなく海外の航空券の購入でもポイントの還元率が高く、たまったポイントも高い移行レートで交換できる点が高く評価されています。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの悪い評判

続いて悪い評判についても紹介します。

● 年会費が高い

● ANAマイルへの変換には別途参加登録費用が必要

● アメリカン・エキスプレスが使える店舗が少ない

● JALマイルへ変換できない

たまったポイントの利用方法への評価が低いものがみられました。国内で大手のJALへ変換できないことや、ANAのマイルへは別途参加費用がかかることについて、マイナスの意見があるようです。しかしスターフライヤーでポイントを利用できるため、国内線でも利用は可能です。

年会費が無料のクレジットカードは多いなか、年会費は比較的高めと言えるかもしれません。しかし継続利用で毎年1000ポイントのプレゼントがあり、航空券の購入でポイントがたまりやすくなっています。そのため普段は国内線で無期限のポイントをため、海外旅行で使うというTPOに合わせた使い方もできるでしょう。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのメリット

アメックスクカイトラベラーのメリットについて紹介します。航空券を使った旅行でポイントが早くたまり、マイルと等価で交換ができるため、飛行機の利用で多くのメリットがあります。

航空券購入やツアー代金が100円で3ポイント付与

通常使用のポイント還元率は1％ですが、対象の航空会社の航空券購入や対象の旅行代理店で旅行商品を購入するとポイントが3倍となります。

対象航空会社は27社、対象旅行代理店は2社となっています。世界各国の航空会社の他にもANA、JAL、Peach、スターフライヤーなど、国内の会社も含まれています。代理店は日本旅行とアップルワールドです。

ポイント無期限でたまり還元率もよい

アメックスクカイトラベラーカードのポイントに関しては、最低でも還元率が1％と比較的高めです。航空チケットや宿泊施設など、高単価の支払いが重なる海外旅行や国内旅行関係の決済にカードを使えば、大幅にポイントがたまりやすくなるのです。日常の買い物でもポイントをためられるため、いわゆる「陸マイラー」でも十分なスペックのカードでしょう。

航空券の購入や普段の生活の中でたまったポイントは無期限で、有効期限を気にすることなく次の旅行への計画を立てられます。

ためたポイントは還元率0.5～１％で航空券の購入や旅行代理店への支払いへあてられる他、旅行で欠かせないホテルへの支払いが可能なのが良い点です。

マイルへの還元率が良く交換先を選べる

対象の航空会社の航空券やツアーの購入で他社カードより効率よくためられたポイントは、1000ポイント1000マイルと、高い還元率でマイルへ変換可能です。マイルへの交換なら、ポイント還元率は実に1～3%にもなる計算です。

そして世界各国の提携航空会社16社のマイルへ、そのレートで交換できるのがこのカード最大の特徴です。ただしANAマイル移行には別途年会費が必要であり、JALマイル移行には対応しておりません。

旅行保険・海外なら利用付帯で最高3000万円

アメックスクカイトラベラーは最高3000万円の海外旅行傷害保険と、2000万円の国内旅行傷害保険が付帯しています。家族カード会員も1000万円の補償が受けられるため、旅行の際には1枚あると安心なカードでしょう。ただしチケットやツアー代金をカードで決済している必要があります。

・航空機遅延も補償される

飛行機の遅延の際に必要となった宿泊費・食事代、生活必需品を購入した際に補償金が支払われます。手荷物の到着遅延や紛失も補償の対象です。

国内便ではある程度限度がありますが、国際線では丸1日空港で過ごすことになり、先にホテルなどに送っていた生活に必要なアイテムが使えないこともあるでしょう。海外旅行の際にはあると便利な補償内容となっています。

空港関連の付帯サービスが豊富

空の旅で活躍するカードであるため、旅行を想定して空港で使えるサービスが多くあることが特徴です。

・国内28箇所、海外はハワイ ホノルルで空港ラウンジを利用できる

利用当日に搭乗券一緒に提示することで、同伴者1名も無料で空港ラウンジを利用できます。多くのカードがカード会員のみのサービスであるため、この特典は特徴的かもしれません。

国内の主要な空港で利用ができるため、日ごろの国内旅行でも十分なサービスを受けられます。下記にて利用できる空港を紹介します。

・スーツケース無料配送サービス

海外旅行から帰国時に空港から自宅まで、スーツケース1個を無料で配送するサービスです。 楽しみ疲れて帰ってきたときには、一つでも荷物が少ないことはありがたいでしょう。

・海外旅行先での日本語サポート

海外旅行で困ることはホテルやレストランで言葉が通じなくなった時です。

アメックスクカイトラベラーではカードの裏面に記載された番号に電話をかけると、24時間日本語でサポートをしてもらえます。万が一現地での緊急時ではたいへん役立つサービスでしょう。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのデメリット

メリットが多くあるアメックスクカイトラベラーですが、デメリットも存在します。

JALマイルには交換できない

アメックスクカイトラベラーのデメリットは、国内大手のJALへのマイル交換ができない点です。

一度British Airways（ブリティッシュ・エアウェイズ）のマイルへ変換してから、JALの航空券を購入は可能ですが、直接交換できない点はデメリットとなるでしょう。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの作り方

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードは、インターネットから申し込みが可能です。

その他に電話・郵送・空港や駅で申し込めますが、早くカードを手にできキャンペーンを受けられるインターネットから申し込むことをおすすめします。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの作り方は一般的なクレジットカードと変わりません。住所、免許書などの本人確認書類、引き落とし口座を用意します。 必要事項を記載し、申し込みを行いましょう。申込完了後にアメリカン・エキスプレスの所定の審査を通ればカードが発行されます。

キャンペーンや入会特典は？

入会でもれなく3000ポイントのボーナスポイントがプレゼントされます。その後毎年カードを継続すると、1000ポイントが付与されます。

更に入会してから1年以内に対象航空会社の航空券をカードで決済すると5000ポイントの付与がある、大変お得なキャンペーンを行っております。

まとめ

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードの評判について、口コミやメリット・デメリットを紹介しました。

航空券の購入で得られる高いポイント還元率や、ポイントの有効期限が無期限なことから、やはり海外に出かける機会の多い人におすすめしたいカードです。

大好きな海外旅行を楽しみたい方は、アメリカン・エキスプレス・スカイトラベラー・カードを保有して、快適でお得さを感じられるカードライフを楽しむとよいでしょう。

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  著者 NETMONEY（ネットマネー）編集部