草コイン取引所,草コイン
(画像=NETMONEY編集部)

草コインに投資するなら、どの仮想通貨取引所を選ぶかが重要だ。仮想通貨取引所によって、取り扱っている通貨の種類・数は異なる。

この記事では、草コインに投資する時におすすめの取引所と、主な草コインの銘柄を紹介する。取引方法やメリット・デメリットも解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

  1. 草コインとはどのような仮想通貨なのか
  2. 草コインを売買するメリット・デメリット
  3. 主な草コインの銘柄とは
    1. エンジンコイン(ENJ)
    2. アイオーエスティー(IOST)
    3. ベーシックアテンショントークン(BAT)
  4. 草コインを取引できる仮想通貨取引所は?
    1. 国内ならCoincheck(コインチェック)
    2. バイナンス(海外)
    3. Bybit(海外)
    4. FTX(海外)
  5. 草コインの取引方法を紹介
  6. 値動きを予想して草コインを手に入れよう
  7. 草コインに関するQ&A
    1. Q. 草コインとは何か?
    2. Q. 草コインの価格はどれくらいか?
    3. Q. 草コインを売買するメリットは何か?
    4. Q. 草コインを売買するデメリットは何か?
    5. Q. 草コインにはどのような銘柄があるか?
    6. Q. 海外の暗号資産(仮想通貨)取引所にはどのようなところがあるか?
    7. Q. 草コインにはどのように取引きするのか?

草コインとはどのような仮想通貨なのか

ビットコイン以外の仮想通貨のことを、アルトコインという。そのアルトコインの中でも、特に時価総額が小さく知名度の低い仮想通貨が「草コイン」と呼ばれている。

ビットコインの価格は、2021年5月末現在、1通貨あたり400万円ほどだ。一時は600万円を超えたこともあった。現在は、1通貨から投資を始めるのはハードルが高いので、0.01ビットコインなど、1通貨未満から投資をスタートする人も多い。

一方、多くの草コインは1通貨あたり日本円で1桁から3桁で購入できる。購入した草コインが、ビットコインのように100万円を超えるようなことがあれば、途方もないリターンを得られるだろう。

投資先を選ぶにあたり、リスクを抑えるために時価総額が大きく知名度の高いビットコインを選ぶのも一つの選択肢だろう。しかし、草コインにはビットコイン投資とはまた違った魅力がある。まだ知られていないものの将来性のある草コインを見極め、今のうちから投資すれば、将来大きく資産を成長させることができる可能性もあるだろう。

草コインを売買するメリット・デメリット

草コインを売買するメリットは、なんといっても価格の急上昇が期待できることだ。時価総額が小さく知名度が低いからこそ、世間に注目される出来事があれば、一気に価格が急上昇する可能性がある。そうなれば、元手を数十倍、数百倍に増やせるかもしれない。大きな伸びしろがあることが草コインのメリットだ。

一方デメリットとして、時価総額が小さく知名度が低いからこそ、価格が0円になるリスクもあるということを認識しておきたい。ビットコインやイーサリアムといった知名度の高い仮想通貨が今後0円になるという状況は考えにくい。しかし、草コインの場合、投資家が減り、価格が0円になる状況も想定しておくべきだろう。

主な草コインの銘柄とは

草コインに投資するなら、銘柄選びが重要だ。将来性のある草コインを見極める必要がある。続いて、主な草コインの銘柄と、それぞれの特徴、将来性について解説していく。

エンジンコイン(ENJ)

エンジンコイン,ENJ,仮想通貨
(画像=ENJIN公式サイト)

エンジンコイン(ENJ)は、ゲーム分野で頭角を現しつつある仮想通貨だ。

エンジン社のプラットフォームを使えば、購入したアイテムを複数のゲーム内で使用したり、使用しなくなった場合に溶解(メルト)して再び仮想通貨に戻したりできる。また、異なるゲームを利用するプレイヤー同士でも、簡単にアイテムの売買ができるなど、多くのメリットがある。

coincheck

ゲーム等をスポーツのような競技ととらえるeスポーツは、今後成長が期待される分野の1つだ。いずれ、プロゲーマーがプロスポーツ選手と同じぐらいの知名度を持つ時代もくるかもしれない。それにともない、エンジンコインの価格も上昇していく可能性があるだろう。

ENJを取り扱っている取引所

  • Coincheck
  • GMOコイン

アイオーエスティー(IOST)

アイオーエスティー,IOST,仮想通貨
(画像=IOST公式サイト)

IOST(アイオーエスティー)は、さまざまなサービスへの活用を見据えた仮想通貨だ。すでに日本国内でも、再生可能エネルギー電力の取引や遺伝医療情報プラットフォームなど、いくつかの分野で活用されている。

また、近年注目されている分散型金融DeFi(ディファイ)にも関連の深い通貨といえる。DeFiが実用化されれば、今後、金融機関や生命保険会社の業務が自動化され、銀行の存在しない世の中になる可能性もある。

ベーシックアテンショントークン(BAT)

ベーシックアテンショントークン,BAT,仮想通貨
(画像=Basic Attention Token公式サイト)

BAT(ベーシックアテンショントークン)は、デジタル広告の分野での活用を意図して開発された仮想通貨だ。BATは利用者のプライバシー保護に配慮してデジタル広告を配信できる「Brave」のブラウザ上で使用される。

「Brave」では、ブラウザ利用に関するデータは、ユーザーのデバイス内に保存される。また、広告配信の頻度もユーザー側が指定できる。

近年、ヨーロッパやアメリカを中心に、個人データの濫用を懸念する動きが広まり、GoogleやAppleといった大手企業が対応に追われている。プライバシー保護と広告は、今後の大きなテーマと言えるだろう。このような時代の流れを踏まえると、BATは大きな成長可能性を秘めている。

草コインを取引できる仮想通貨取引所は?

草コインに投資するにあたり、銘柄選びと同じくらい重要なのが仮想通貨取引所選びだ。仮想通貨取引所によって、取り扱っている仮想通貨の種類や数は異なる。せっかく口座開設したのに、投資したい草コインを取り扱っていないというケースも当然出てくる。

そうならないために、できれば取り扱っている仮想通貨の種類が豊富な仮想通貨取引所を選ぶようにしたい。

国内ならCoincheck(コインチェック)

Coincheck,コインチェック
(画像=Coincheck公式サイト)

日本国内で、2023年8月現在最も取り扱っている仮想通貨の種類が多いのは、コインチェックだ。コインチェックは、23種類もの仮想通貨を取り扱っている。ビットコインを除くアルトコインは16種類で、その中にはまだ時価総額が小さく知名度の低い草コインも多く含まれている。

「どこも大差ないのでは?」と思うかもしれないが、取り扱っている仮想通貨が4種類という仮想通貨取引所もある。もちろん、取り扱っている仮想通貨の種類の豊富さ以外にも、手数料やその他サービスの充実度、アプリの使いやすさなどさまざまな観点がある。

しかし、草コイン投資を始めるなら、仮想通貨の種類の豊富さは最重要といえるだろう。

出典:Coincheck

バイナンス(海外)

海外の仮想通貨取引所で最大級の大きさを誇るのは、バイナンスだ。バイナンスは中国で誕生した仮想通貨取引所で、現在世界で最も取引高が多いといわれている。バイナスでは、150種類以上の仮想通貨を取り扱っている。

日本国内にいても、バイナンスで口座開設することは可能だ。バイナンスでなら、日本国内の仮想通貨取引所では取り扱いのない草コインに投資することもできる。

しかし、バイナンスは、2021年5月現在、まだ金融庁の認可を得ていない。金融庁の認可を得ていない仮想通貨取引所で取引し、万一トラブルに見舞われたとしても、自己責任となってしまう。その点も踏まえて、資産保全対策を行いながら取引する必要がある。

また、仮想通貨は、マネーロンダリング(非合法な手段で得られた資金の出どころをわからなくすること)に使われているという面がある。バイナンスは、マネーロンダリングをはじめとした不正に対して厳しい態度をとり規制を強化しているが、アメリカの司法省の調査を受けているというニュースもある。

バイナンスは魅力的な仮想通貨取引所ではあるが、まずは日本国内の仮想通貨取引所で取引の経験を積み、日本国内で取り扱いのない草コインに投資したいという状況になってから口座開設しても遅くはないだろう。

Bybit(海外)

Bybit(バイビット)は、仮想通貨FXに特化した仮想通貨取引所だ。最大100倍までレバレッジをかけることができる。

たとえば、元手が1万円でも、レバレッジを100倍に設定すれば100万円分の取引ができる。レバレッジをかけると、少ない元手で大きなリターンをねらえることがメリットだ。ただし、それだけ大きく損をしてしまう可能性もある。そのため、初心者のうちはレバレッジ取引には注意が必要だ。

Bybitの公式ホームページは日本語対応で、初めて海外の仮想通貨取引所で口座開設する人にとってもとっつきやすく感じられるだろう。そのため、多くの日本人投資家が活用している海外の仮想通貨取引所といえる。

ただし、Bybitが取り扱っている仮想通貨は2021年5月末現在11種類だ。草コイン投資に力を入れたいなら、やや心もとない数字ともいえる。

FTX(海外)

FTX(エフティーエックス)は、2019年にカリブ諸島の国家で設立された仮想通貨取引所だ。仮想通貨の先物取引ができることが特徴だ。ビットコインやイーサリアムなど知名度の高い通貨だけでなく、マイナー通貨でも先物取引ができる。

取り扱っている仮想通貨の種類は40種類以上と、バイナンス同様充実している。また、レバレッジは101倍まで設定できる。

取り扱っている仮想通貨の種類が多く、さまざまな取引に対応しているのはFTXの魅力だが、初心者が仮想通貨をスタートするにはややハードルが高いかもしれない。一定の仮想通貨取引の経験を積んでから、さらに草コイン投資の幅を広げたい時、口座開設を検討するといいだろう。

草コインの取引方法を紹介

初めて草コインに投資するにあたり、投資の手順が気になるという人も多いだろう。草コインへの投資は、3つのステップで完了する。

まず、仮想通貨取引所を選び、口座開設する。口座開設では、氏名や電話番号などの情報を入力するとともに、本人確認を行う。最近では、Webやアプリで手軽に本人確認できる取引所も増えてきている。

口座開設が完了すれば、続いて銀行振込で日本円を入金する。入金には手数料が発生することもあるので、最初にいくら入金するかを決めておきたい。入金額が反映されたのを確認したら、いよいよ投資したい草コインを選んでいく。

最後に、選んだ草コインの画面で購入の操作をする。国内の仮想通貨取引所内の「販売所」であれば、ワンタップで購入画面に移ることがほとんどだ。数量を入力し、購入を完了する。

仮想通貨取引所には「取引所」と「販売所」があるが、初心者のうちは「販売所」の方が操作しやすい。ただし、手数料が発生することは理解しておきたい。

草コインの取引は「口座開設→日本円の入金→草コインへの投資」という3つのステップで完了する。ただし、口座開設には時間がかかるケースもあるので、早めに手続きをしておきたい。

草コインは、ほんの数日から数週間の間に大きく値上がりする可能性もある。価格が急上昇するタイミングに乗り遅れると、せっかくの資産形成のチャンスを逃してしまうことになる。

そうならないためにも、早めに口座開設し、価格上昇のニュースをキャッチしたらいつでも購入できる態勢を整えておくようにしたい。

値動きを予想して草コインを手に入れよう

草コイン投資で成功する秘訣は、価格が急上昇する前に草コインを保有し、急上昇の波に乗って資産を増やすことにある。将来性のある草コインを見極め、今のうちから投資しておくことで、将来は数十倍、数百倍に元手を増やせる可能性もある。

「これだ!」と思う草コインを見つけたら、余裕資金で購入してみるのも面白いだろう。

草コインに関するQ&A

 

Q. 草コインとは何か?

A:ビットコイン以外の暗号資産(仮想通貨)はアルトコインと呼ばれ、その中でも知名度が低く、時価総額も小さい暗号資産が「草コイン」と呼ばれる。

 

Q. 草コインの価格はどれくらいか?

A:1ビットコイン(BTC)の価格が535万円(2021年8月23日終値)であるのに対し、草コインの多くは1桁から3桁で購入可能だ。
もし、投資した草コインが7桁を超えるようなことがあれば、得られるリターンはとてつもなく大きい。

 

Q. 草コインを売買するメリットは何か?

A:何にも勝り、一番のメリットは将来性だ。
知名度の低さは伸び代の表れでもあり、価格が急騰すれば一気に数十、数百倍の資産となることもある。

 

Q. 草コインを売買するデメリットは何か?

A:有名な暗号資産(仮想通貨)にはないリスクとして、価値が全くなくなる可能性がある点が挙げられる。
同じアルトコインでも、イーサリアムやリップルのような高い知名度を誇る通貨が今後、全くの無価値となるのは現実的に考えづらい。

 

Q. 草コインにはどのような銘柄があるか?

A:エンジンコイン(ENJ)、アイオーエスティー(IOST)、ベーシックアテンショントークン(BAT)などがある。
それぞれに特徴があるので、投資先とするなら将来性を見極めるのが大切だ。

 

Q. 海外の暗号資産(仮想通貨)取引所にはどのようなところがあるか?

A:バイナンス(Binance)、バイビット(Bybit)、エフティーエックス(FTX)などがある。

 

Q. 草コインにはどのように取引きするのか?

A:国内の暗号資産(仮想通貨)取引所での流れを大まかに表すと、”口座開設”、”入金”、”草コインの購入”の3ステップだ。
口座開設の際は、購入したい通貨を取り扱っている取引所を選ぶ。
口座開設後、日本円を入金し、草コインを選び購入する。

監修者