
2025年7月時点の暗号資産の時価総額は、最も大きいビットコイン(BTC)に次いで、2位はイーサリアム(ETH)です。
この記事では、イーサリアムを購入する取引所を選ぶポイント、おすすめの取引所ランキング10選、イーサリアムの買い方について紹介します。
これからイーサリアムを買いたいけれど、どの取引所が良いか分からない人・買い方が分からない人は、ぜひ参考にしてください。
イーサリアムの基本情報
イーサリアムとは、2014年にヴィタリック・ブテリンというプログラマーによって考案されたブロックチェーンプロジェクトです。
名称 | イーサリアム(Eereum) |
---|---|
発表年 | 2014年 |
開発者 | ヴィタリック・ブテリン |
発行上限 | なし |
時価総額 | 約46兆円 |
価格(1ETH) | 約383,489円 |
マイニング(採掘) | PoS(Proof of Stake) |
インターネット上で行われるさまざまな取引・契約をスムーズに行うため、第三者が介入せずにやり取りができる仕組み「スマートコントラクト」が実行できるという特徴があります。取引にかかるコスト削減とともに、不正のない取引を可能にしました。
このプロジェクト上でやり取りされるのがETH(イーサ)です。ETHはビットコイン(BTC)と同じくインターネット上で利用できる仮想通貨で、世界中の人とやり取りできます。
2014年の構想からイーサリアムが実際に公開されたのは2015年7月30日、そこからさまざまなアップデートが行われて今に至ります。
トランプ大統領が再選したことにより、イーサリアムをはじめ仮想通貨全体の価格上昇が起こりました。
バイデン大統領は仮想通貨に対する風当たりが強く、マイニング(採掘)に用いるコンピューターの電気代に課税する案を提出したり、米証券取引委員会(SEC)による規制を覆そうとしていた決議案に拒否権を発動したりしていました。
一方、トランプ大統領は仮想通貨に対して友好的な姿勢です。たとえば、アメリカの経済発展のため、仮想通貨やブロックチェーン技術の支援を行う大統領令に署名しています。

さらに、仮想通貨に厳しい姿勢を見せてきたSECのゲーリー・ゲンスラー委員長が、トランプ大統領就任日に退任。仮想通貨業界は、追い風が吹いている状況です。
イーサリアムのおすすめ取引所
イーサリアム(ETH)を購入する取引所は、以下の3点を軸に選びましょう。
- 手数料が安いか
- 取扱い通貨数が多いか
- 貸暗号資産・ステーキング対応か
以下では、ランキング表の10社について、メリットやデメリットをそれぞれ詳しく解説します。
第1位:BITPOINT(ビットポイント)
ビットポイントの概要 | |
---|---|
取扱通貨数(販売所) | 30通貨 |
取扱通貨数(取引所) | 30通貨 |
最低取引数量(BTC) | 販売所:0.00000001 BTC 取引所:0.0001 BTC |
取引手数料(販売所) | 無料(スプレッドあり) |
取引手数料(取引所) | 無料 |
送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | 銀行振込:無料(振込手数料あり) 即時入金:無料 |
出金手数料 | 月1回無料 (月2回目以降は330円/回) |
スマホアプリ | BITPOINT(ios/Android) |
取引ツール(PC) | WEB取引ツール・BITPOINT PRO |
貸暗号資産 | 〇 |
積立暗号資産 | 〇 |
出典:BITPOINT
- ステーキング報酬の年率が国内No.1
- 取引所手数料がMaker,Takerともに無料
- 2種類の積立投資が可能
- 取扱通貨数が少ない
- スプレッドが広い
- 問い合わせの返信が遅いことがある
BITPOINTは、2016年に設立された暗号資産取引所です。各種手数料が無料で、ステーキング報酬の年率が高い点が特徴です。
- 取引所手数料がMaker,Takerともに無料
- ステーキング報酬の年率がNo.1
- 2種類の積立投資が可能
BITPOINTでは、取引所でMaker、Takerともに手数料無料で利用できます。短期で頻繁に取引したい人や指値、成行にかかわらず手数料を気にせず取引したい人におすすめです。
とくに、Takerでの注文については、手数料が徴収されるほかの取引所よりもお得に利用可能です。
取引所 | Maker手数料 | Taker手数料 |
---|---|---|
BITPOINT | 無料 | 無料 |
GMOコイン | -0.01% | 0.05% |
Coincheck | 0.00% | 0.00% |
Zaif | 無料 | 0.10% |
スピーディーに利益や損失を確定させたい場面で、手数料を気にすることなく取引できることは、BITPOINTのメリットといえます。

また、BITPOINTはステーキング報酬の年率No.1かつ、手数料無料で利用できます。そのため、暗号資産を長期で保有したい人におすすめです。
BITPOINTでステーキング報酬を受け取れる対象銘柄は、以下の7種類です。
- イーサリアム
- カルダノ
- ソラナ
- トロン
- コスモス
- ポルカドット
- アバランチ
さらに、BITPOINTのステーキング報酬は、他社より1.0~4.0%ほど高くなっています。他社を利用するより、多くの報酬を受け取ることが可能です。
仮にコスモスの年率が17.0%のケースで1000ATOM(約56万円相当額)をステーキングした場合、1年間で183.89ATOM(約10万3,000円相当額)の報酬を受け取れます(※)。

さらに、BITPOINTでは個別つみたてとパックつみたての2種類の積立投資が可能です。
個別つみたてでは、BITPOINTで取り扱っている全暗号資産の積立投資に対応しています。毎月10日に積立が行われ、5,000円から設定可能です。
パックつみたては、BITPOINTが選んだ「人気の暗号資産」や「はじめての人向け」など、テーマに沿った暗号資産の積立投資が可能なので、暗号資産について詳しくない人でも複数の銘柄に積立投資できます。
\現物取引の手数料が無料!/
第2位:GMOコイン
GMOコインの概要 | |
---|---|
取扱通貨数(販売所) | 20通貨 |
取扱通貨数(取引所) | 24通貨 |
最低取引数量(BTC) | 販売所:0.000001 BTC 取引所:0.00001 BTC |
取引手数料(販売所) | 無料 |
取引手数料(取引所) | BTC,ETH,XRP,DAIがMaker:-0.01%Taker:0.05% その他がMaker:-0.03%,Taker:0.09% |
送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
スマホアプリ | GMOコイン 暗号資産ウォレット(ios/Android) |
取引ツール(PC) | WEB TRADER |
貸暗号資産 | 〇 |
積み立て暗号資産 | 〇 |
出典:GMOコイン
- 東証プライム市場上場のGMOコインが運営しているので安心できる
- 入出金・送金・取引手数料が無料
- 口座開設が早い
- スプレッドが広い
- 追証がある
- 取引規制(売り・買い)がある
GMOコインは2016年10月に設立された仮想通貨取引所です。東証プライム市場上場のGMOグループが運営しており、信頼性の高い取引所として累計口座数は約70万口座に達しています(2024年12月時点)。
- 貸暗号資産は2種類のコースから選べる
- 毎月500円から積立ができる
- スマホアプリは2つのモードをスタイルに合わせて選べる
イーサリアムの長期保有を考えている人におすすめなのが貸暗号資産サービスです。
仮想通貨を貸し付けるだけで貸借料を得られるサービスのこと。銀行と比較してリスクは高いものの、年利5%~20%以上のリターンを得られる可能性もある。
GMOコインでは、以下の2種類からコースを選べます。
- 「貸暗号資産ベーシック」:貸出期間最短1ヶ月、最大年率10%
- 「貸暗号資産プレミアム」:貸出期間最短1週間、年率15%以上を狙える
相場が不安定なときは短期間、安定しているときは長期間貸し出すといった柔軟な運用が可能です。
またGMOコインでは、500円から積立投資が可能です。積立頻度を「毎月」または「毎日」から選択できるので、自分の投資スタイルに合わせた運用ができます。

GMOコインのスマホアプリは、初心者でも直感的に操作できる「ノーマルモード」とテクニカル指標や描画ツールが使える「トレーダーモード」を自由に切り替えられるため、幅広いユーザーにおすすめです。
\ビットコインを買うなら!/
第3位:bitbank(ビットバンク)

ビットバンクの概要 | |
---|---|
取扱通貨数 | 43通貨 |
最低取引数量(BTC) | 0.00000001BTC(販売所) 0.0001BTC(取引所) |
取引手数料(販売所) | 無料 (一部銘柄を除く) |
取引手数料(販売所) | メイカー: -0.02% テイカー: 0.12% (一部銘柄を除く) |
送金手数料 | 0.0006BTC |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 |
レバレッジ取引 | 2倍 |
スマホアプリ | 仮想通貨 bitbank ビットコイン・リップル 取引所(ios/Android) |
取引ツール(PC) | ブラウザ上で使えるツールあり |
貸暗号資産 | ○ |
積み立て暗号資産 | - |
出典:bitbank
- チャートが見やすい
- 取引所で取引できる通貨が多い
- 創業以来ハッキングゼロ件
- レバレッジ取引が一部銘柄ではできない
- レンディングサービスの年率が低い
- 出金手数料が高い
bitbankは2014年5月に設立された仮想通貨取引所です。豊富な取扱銘柄数を誇り、2025年7月時点では43銘柄(取引所の取扱銘柄)を取引できます。
- 創業以来ハッキングゼロ件
- TradingViewのチャートが使える
- スマホアプリの評価が高い
bitbankは仮想通貨取引所のセキュリティに関するランキングを公表している「CER.live」において、国内有数の取引所と評価されています。実際に創業以来10年間、ハッキングなどの事故は起きていません。また、国内の暗号資産取引所として初めて、情報セキュリティ管理の国際規格である「ISO27001」を取得しています。
また、取引ツールにはPC版・スマホアプリ版ともに、高性能チャートのTradingViewを採用しています。100種類を超えるテクニカル指標を使用できるため、初心者から上級者まで快適に取引できるでしょう。

スマホアプリでは、販売所と取引所両方の取引ができます。無駄のないスッキリした画面レイアウトが特徴で、スマホから手軽にビットコインの取引をしたい人におすすめです。
\取扱銘柄数も多い!/
第4位:SBI VCトレード

SBI VCトレードの概要 | |
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取扱通貨数 | 39通貨 |
最低取引数量(BTC) | 販売所:0.00000001 取引所:0.00000001 レバレッジ:0.00000001 |
取引手数料(販売所) | 無料 |
取引手数料(取引所) | Maker -0.01%, Taker 0.05% |
送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
レバレッジ取引 | 2倍 |
スマホアプリ | VCTRADE mobile |
取引ツール(PC) | VCTRADE web |
貸暗号資産 | 〇 |
積み立て暗号資産 | 〇 |
出典:SBI VCトレード
- 運営者がSBIグループなので安心感がある
- 取引手数料が無料
- スプレッドが狭い
- 流動性が低く約定しにくいことがある
- 定期メンテナンスがある
SBI VCトレードは、2016年に設立された暗号資産取引所です。SBIグループが運営しており、国内取引所ではめずらしい通貨の取り扱いもあります。
- 37銘柄で貸暗号資産が可能
- ステーキング対象が14銘柄と豊富
- アプリでさまざまなサービスの利用が可能
SBI VCトレードでは、取り扱いのある全39銘柄のうち37銘柄で貸暗号資産のサービスを提供しています。
貸暗号資産の年率は、募集案件や銘柄、貸出期間によって異なりますが、過去の案件では最大で年率20%の収益を得られたことがあります。
銘柄 | ポルカドット |
---|---|
貸出期間 | 14日間 |
最小数量 | 3,000DOT |
最大数量 | 6,000DOT |
年率 | 20% |
また、SBI VCトレードのアプリは、インジケーターでのテクニカル分析や入出金などにも対応しています。

スマホアプリ1つあれば、すべての操作が完結するので、取引のタイミングを逃すこともありません。出先での取引が多い人にはおすすめです。
\スマホアプリが便利/
第5位:Coincheck(コインチェック)

Coincheckの概要 | |
---|---|
取扱通貨数(販売所) | 34通貨 |
取扱通貨数(取引所) | 24通貨 |
最低取引数量(BTC) | 販売所:500円相当額 取引所:0.001 BTCかつ500円相当額 |
取引手数料 (販売所) |
無料 ※スプレッドあり |
取引手数料 (取引所) |
0.000%~0.100% ※通貨によって異なる |
送金手数料(BTC) | 0.0005 BTC ※コインチェックユーザー間は無料 |
送金手数料(ETH) | 0.005 ETH ※コインチェックユーザー間は無料 |
入金手数料(銀行振込) | 無料 |
入金手数料(コンビニ入金) | 3万円未満:770円 3万円以上30万円以下:1018円 |
入金手数料(クイック入金) | 3万円未満:770円 3万円以上30万円以下:1018円 50万円以上:入金金額×0.11%+495円 |
出金手数料 | 407円 |
レバレッジ取引 | - |
スマホアプリ | Coincheck (ios/Android) |
取引ツール(PC) | ブラウザ上で使えるツールあり |
貸暗号資産 | ◯ |
積み立て暗号資産 | ◯ |
出典:Coincheck
- 取扱通貨数が34通貨と豊富
- アプリが初心者に優しい作りになっている
- 取引手数料が無料
- スプレッドが広い
- レバレッジ取引ができない
- 出金手数料が高い
Coincheckは、2012年に設立された日本の暗号資産取引所です。
- 初心者でも使いやすいアプリ
- 幅広いサービスが利用可能
- 積立投資ならCoincheckがおすすめ
Coincheckのアプリは、初心者でも使いやすいデザインとなっています。そのため、暗号資産の取引経験がない人におすすめです。

実際、Coincheckのアプリは2024年の暗号資産取引アプリのダウンロード数が国内No.1で、ダウンロード数は合計700万を突破しています。(※対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak)
また、現在の取引ランキングや暗号資産関連のニュース、Coincheckで取引しているトレーダーの相場予想も確認できるため、暗号資産の取引経験がない初心者も安心して始められるでしょう。
Coincheckでは、でんきやガス、レンディングなど幅広いサービスを利用できます。
- レンディング
- Coincheckでんき
- Coincheckガス
- Coincheckつみたて
Coincheckのアカウントに登録していれば、手続きなしですぐにレンディングを始められます。最大年率は5.0%で、すべての暗号資産が対象です。
また、Coincheckで積み立てできる暗号資産は31種類と業界最大級で、さまざまな銘柄に分散投資することができます。暗号資産を長期的に運用したい人にはおすすめです。
\アプリの使いやすさが圧倒的/
第6位:bitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyerの概要 | |
---|---|
取扱通貨数(販売所) | 38通貨 |
最低取引数量(BTC) | 0.00000001BTC(販売所) 0.001BTC(取引所) |
取引手数料(販売所) | 無料
※別途スプレッドがあります
|
取引手数料(取引所) | 0.01~0.15% |
送金手数料(BTC) | 0.0004BTC |
入金手数料 | 銀行振込:無料 クイック入金 住信SBIネット銀行:無料 住信SBIネット銀行以外:330円 |
出金手数料 | 220~770円 |
レバレッジ取引 | 2倍 |
スマホアプリ | bitFlyer(ios/Android) |
取引ツール(PC) | ブラウザ上で使えるツールあり |
貸暗号資産 | △(現在一時停止中) |
積み立て暗号資産 | ◯ |
出典:BitFlyer
- メガバンクと提携して安心感がある
- ビットコインFX取引ができる
- 取引所形式に対応していない通貨がある
- 入金手数料が高い
- アプリが重いことがある
- Vポイントをビットコインに交換できる
- bitFlyerクレカでビットコインがたまる
- 上級者向けの取引ツールを用意

bitFlyerでは持っているVポイント(旧Tポイント)を100ポイントからビットコインに交換できます。そのため、三井住友銀行やSBI証券などを利用し、普段からVポイントを貯めている人におすすめです。

また、bitFlyerは利用額の0.5~1.0%分のビットコインが貯まるクレジットカードbitFlyerクレカを提供しています。
たとえば、年間利用額が50万円の場合、5,000円~1万円分のビットコインが貯まります。
クレジットカードを使って買い物することが多い人は、bitFlyerクレカを併せて発行するとよいでしょう。bitFlyerクレカには、以下の2種類があります。
bitFlyer Credit Card | bitFlyer Platinum Card | |
---|---|---|
還元率 | 0.5% | 1.0% |
年会費 | 無料 | 16,500円(初年度無料、2年目以降も年間150万円以上利用で無料) |
付帯サービス | カード盗難紛失補償 | カード盗難紛失補償旅行傷害保険ショッピングガーディアン保険空港ラウンジMastercard® Taste of Premium®※※高級レストランやご出張やご旅行にご利用いただけるサービスなどのご優待 |

さらに、bitFlyerでは5種類の現物通貨とBTCのCFD取引(レバレッジ取引)に対応したプロ向けの取引ツール「bitFlyer Lightning」を提供しています。
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- ステラルーメン(XLM)
- モナコイン(MONA)
また、「bitFlyer Lightning」では、1つの画面にさまざまな情報を集約できるためトレード分析がしやすくなっています。具体的には、以下3種類のチャートモードを選択できます。
チャートモード | 概要 |
---|---|
ライトチャート(Light Chart) | 基本的な指標のみのシンプルなチャート |
クリプトウォッチ(Cryptowatch) | 描画機能を利用でき、ローソク足以外のチャート形状を選択可能 |
オリジナル(Original) | ライトチャートよりも機能が多く、クリプトウォッチほど複雑な画面ではないバランスの取れたモード |
チャート分析をせずに現物通貨を取引するならライトチャート、本格的なチャート分析をするのであればクリプトウォッチを利用するとよいでしょう。
\上級者も満足できるツール!/
第7位:BitTrade(ビットトレード)

- 取扱通貨数が国内最大級の43通貨
- 取引所の取引手数料が無料
- 高機能なスマホアプリ
- 仮想通貨の出金に手数料がかかる
- 日本円の出金に手数料がかかる
- レバレッジ取引の銘柄がビットコインのみ
BitTradeは取扱銘柄数やステーキング、貸暗号資産サービスなどが豊富で、初心者から上級者まで利用しやすいプラットフォームを提供しています。
- 取扱通貨数が国内最大級の43通貨
- スマホアプリが使いやすい
- 積立投資に対応
- レンディング(貸暗号資産)に対応
BitTradeは国内最大級の43通貨を取扱っており、ビットコインなどの有名な暗号資産だけでなく、ボバネットワーク、オントロジー、コスプレトークンなど、マイナーな暗号資産も多く取り扱っています。
また、BitTradeのスマホアプリはデザインがシンプルで初心者でも扱いやすいと人気を誇っています。トップページにすべての機能が配置されているため、利用したいサービスをすぐに見つけることが可能です。

さらに、BitTradeは15通貨の積立投資や、ビットコインのレンディングにも対応しているため、暗号資産の長期保有をしたい人にもおすすめです。
\スマホアプリで暗号資産投資!/
第8位:Zaif(ザイフ)

- 取引手数料が安い
- 独自の通貨を購入できる
- TradingViewが利用できる
- ユーザー数が少ない
- 過去にハッキング被害を受けた事例がある
- スプレッドが広い
Zaifは、2016年に設立された暗号資産取引所です。NFTゲーム関連のめずらしい通貨を取り扱っている点が特徴です。
- めずらしい通貨の取扱い
- Zaifカード(クレジットカード)の利用でビットコインがたまる
- 自動売買が可能
Zaifでは23種類の暗号資産を取り扱っており、円建てとビットコイン建てで取引が可能です。(2025年7月時点)
カウンターパーティートークン、カイカコイン、ザイフトークンなど国内ではZaifでしか取引ができないめずらしい通貨も多くあります。
他社では取り扱いのない通貨に興味のある人におすすめの取引所です。

また、ZaifではZaifカードと呼ばれるクレジットカードを利用すればビットコインを貯められます。
Zaifカードでの入金、およびショッピング利用額に応じて、ビットコインが付与されるためです。還元率は0.8%となっています。
たとえば、Zaifカードの月間利用額が5万円の場合は、400円分のビットコインが付与されます。

さらに、自動売買ができるサービス「Zaif自動売買(おてがるトレード)」も提供しています。
具体的には、設定した条件に基づいて自動的に日本円で暗号資産を購入したり、保有している暗号資産を売ったりできます。
ほったらかしで取引できるので、仕事などで忙しく多くの時間を作れない人におすすめです。
\珍しい通貨も取引できる!/
第9位:LINE BITMAX(ライン ビットマックス)
- 独自仮想通貨「KAIA」を扱っている
- LINEアプリから取引できる
- レンディング(貸暗号資産)がお得
- 取扱通貨数が少ない
- 取引所はKAIAのみ
LINE BITMAXは、LINEグループとLINE Xenesis株式会社が共同で運営する暗号資産取引所です。2020年にサービスを開始し、LINEアプリから暗号資産を取引できる利便性の高いサービスを提供しています。
- LINE Pay、PayPayから入金可能
- 少額から投資可能
- 取引ツールがシンプルで使いやすい

LINE BITMAXは、LINE PayやPayPayから簡単に入金できます。入金時の手数料はかかりません。
具体的には、LINE BITMAX上でPayPayのアカウントを連携すれば、PayPayマネーで暗号資産を購入できます。PayPayマネーは1円から利用可能です。
1円から仮想通貨を購入できる取引所は少なく、業界最低水準です。主な取引所におけるビットコインの最低取引金額を比較しました。
暗号資産取引所 | 最低取引金額(販売所) |
---|---|
LINE BITMAX | 1円相当額 |
GMOコイン | 0.000001 BTC(100円相当)※ |
Coincheck | 500円相当額 |
BITPOINT | 500円相当額 |
2025年7月時点
さらに、LINE BITMAXでは、日本円の金額を入力するだけで簡単に暗号資産を購入できます。

LINE BITMAXの取引ツールは、シンプルで使いやすくなっています。LINEアプリと似たような画面でボタンも大きいため初心者にもおすすめです。
LINE BITMAXには、LINEアプリ下部の「ウォレット」メニューからアクセスできます。

暗号資産で急な値動きが発生したときは、LINEで価格変動の通知を受け取ることも可能です。注文のチャンスを逃すこともありません。
\LINEアプリとの連携で便利!/
第10位:楽天ウォレット

項目 | 内容 |
---|---|
取扱通貨数 | 全11通貨現物取引(BTC、ETH、BCH、OAS、POL)証拠金取引(BTC、ETH、BCH、LTC、XRP、ADA、DOT、XLM、XTZ) |
最低取引数量 (BTC) | 現物:100円相当から購入可証拠金取引:0.01BTC |
販売所取引手数料 | 無料 |
取引所取引手数料 | - |
送金手数料 (BTC) | 0.001BTC |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 (JPY) | 300円(税込) |
レバレッジ取引 | 最大2倍 |
スマホアプリ | 楽天ウォレットの仮想通貨取引アプリ(iOS、Android) |
取引ツール(PC) | あり(証拠金取引のみ) |
貸仮想通貨 | なし |
積立仮想通貨 | なし |
- 楽天ポイントで仮想通貨を購入できる
- 仮想通貨を直接楽天キャッシュにチャージできる
- 楽天銀行と連携することでリアルタイム入出金が可能
- 購入できる通貨数が5種類と少ない
- 取引所形式で通貨を取引できない
楽天ウォレット株式会社は2016年に設立され、金融庁の登録を受けている仮想通貨交換業者です。
楽天ポイント・楽天キャッシュ・楽天銀行などの「楽天経済圏」と密接に連携している点が特徴です。
楽天市場や楽天カードを使用して貯まった楽天ポイントを1ポイント1円相当として、最低100ポイントから仮想通貨の購入に利用できます。
さらに、楽天ウォレットで保有している仮想通貨を、オンライン電子マネー「楽天キャッシュ」として入金できます。
楽天キャッシュは楽天サービスだけでなく、楽天ペイアプリを使えば実店舗での支払いにも利用できるため、日本円に換金する手間が省ける点がメリットだといえるでしょう。
デメリットとして挙げられるのが、楽天ウォレットでは2025年3月時点で現物取引できる仮想通貨が5銘柄と、他の仮想通貨取引所と比較して少ない点です。
そのため、普段から楽天サービスを利用しており、イーサリアムやビットコインなど主要な通貨にのみ投資する方におすすめの取引所だといえるでしょう。
\楽天経済圏の利用者におすすめ!/
イーサリアム(ETH)の購入や送金にかかる手数料は?
イーサリアム(ETH)の取引(購入、送金)や入出金には手数料が発生する場合があります。ここでは手数料の種類や計算方法を解説します。
販売所で取引する場合の取引手数料
仮想通貨取引所(企業)が仮想通貨を直接売買している場所。ユーザーは企業から仮想通貨を買う、または企業に売る。
販売所は操作が簡単で初心者向きですが、取引所に比べて手数料(スプレッド)が高くなることがあります。
販売所では、一般的に「取引手数料」という形ではなく、「スプレッド」と呼ばれる仕組みで手数料が発生します。
「買う価格(Ask)」と「売る価格(Bid)」の差のこと
スプレッドの割合(%)は、次の計算式で求められます。
スプレッド率=(買い価格-売り価格)/買い価格×100
販売所の場合、取引所と比較してスプレッドが広くなるケースが多いため、短期間での売買(デイトレード)には不向きです。また、相場が急変するとスプレッドが広くなることもあるため、注意しましょう。
取引所で取引する場合の取引手数料
仮想通貨をユーザー同士が売買できる場所。販売所では企業が直接売買の相手となるのに対し、取引所ではユーザー同士が注文を出し合って売買を行う
取引所では販売所と異なり取引手数料がかかりますが、スプレッドが狭く、全体的な取引コストも抑えられる傾向にあります。
取引所の取引手数料には以下の2種類があります。
- メイカー手数料
注文板に新しく流動性を提供する注文(=指値注文)に対する手数料。取引所によっては、取引をすると報酬がもらえる場合もある - テイカー手数料
すでに出ている注文を成立させる注文(=成行注文など)に対する手数料。基本的にメイカー手数料より高めに設定される
メイカー注文のほうがコストは抑えられるものの、これから始めて仮想通貨を取引する場合、まずはテイカー注文ですでに取引板にある注文を成立させるところから始めるとよいでしょう。
取引手数料の計算式は以下の通りです。
取引手数料=取引金額
取引手数料の割合は、仮想通貨取引所ごとに異なりますが、一般的には0~0.1%程度のことが多いです。
入出金手数料
仮想通貨の取引を行うためには、取引所の口座に日本円を入金する必要があります。また、仮想通貨を売却した後、利益を現金として銀行口座に出金することもあります。このときに発生するのが入出金手数料です。
BITPOINTやSBI VCトレードでは入出金手数料が無料ですが、一部有料の取引所も存在します。
主な取引所では以下の入金方法を提供しています。
- 銀行振込
- クイック入金
- クレジットカード入金(海外取引所のみ)
銀行振込の場合、取引所による手数料は無料のことが多いものの、振込元の銀行によって手数料がとられる場合があります。また、クイック入金は取引所によって数百円程度の手数料が発生する場合があります。
主な取引所では以下の出金方法を提供しています。
- 銀行振込
- 海外送金
銀行振込の場合、一般的には、220円~770円程度の固定手数料がかかることが多いです。海外送金の場合は国際送金手数料もかかるため、手数料が割高になり、おすすめできません。
手数料を少しでも抑えたい場合は、入金や出金の回数を減らすなどして対策しましょう。
送金手数料
送金手数料は仮想通貨の種類によって金額が異なります。イーサリアムの場合、BITPOINTやGMOコイン、bitabankでの送金がお得です。
BITPOINT | 無料 |
---|---|
GMOコイン | 無料 |
bitbank | 0.005ETH |
Gas(ガス)代
ウォレットから送金するときに発生する送金手数料。ガスはネットワーク内の過負荷を防ぐために作られ、サイバー攻撃の対策にもなっている
ガスはガソリン(燃料)のようなもので、価格は決まっていません。取引実行依頼者(ユーザー)が自分で値段を決められるようになっており、価格が高いほど優先的に処理されるため、取引のスピードが速くなります。
ガスはプログラムを処理する度に発生し、手数料はそれらを実行者するマイナーへ支払われる仕組みです。
イーサリアム・ブロックチェーン上で処理されるため、ガス代はイーサリアム(ETH)の相場に影響を受けます。価格設定時にはイーサリアムの価格に気をつけましょう。
イーサリアムの買い方は4STEP
仮想通貨取引所でイーサリアムを購入する方法について、解説します。
仮想通貨取引所を選ぶ
イーサリアムを買うために、まずは仮想通貨取引所を選びましょう。仮想通貨取引所を選ぶときのポイントは以下の2つです。
- 入出金手数料は無料か
- 販売所だけではなく取引所も利用できるか
取引にかかるコストを最小限に抑えるため、入出金手数料が無料の取引所を選ぶことをおすすめします。
仮想通貨の取引では「日本円を入金して仮想通貨を購入」「仮想通貨を売却して日本円を出金」といった資金移動が発生します。もし毎回手数料が発生すると、利益が目減りしてしまい、資産が増えにくい状況に陥ることもあるでしょう。
入金手数料は無料の取引所が増えていますが、出金手数料は取引所によって異なり、数百円程度かかるケースもあります。少額投資を考えている初心者の方は、頻繁に出金すると利益がほとんど残らなくなる可能性もあるので注意しましょう。
また、イーサリアムの取引方法には、以下の2通りがあります。
- 販売所:仮想通貨業者との間でイーサリアムを売買する
- 取引所:他のユーザーとの間でイーサリアムを売買する
「販売所」だけではなく、手数料を抑えつつ柔軟な取引ができる「取引所」も利用可能な仮想通貨取引所を選んだほうがよいでしょう。
口座を開設する
取引所を選んだら、次に口座開設の手続きを進めましょう。仮想通貨取引の口座開設は証券口座などに比べるとシンプルで、スマホ一つあれば完了します。
一般的な口座開設手順は以下の通りです。
- メールアドレスを登録する
- 申し込みフォームに個人情報を入力する
- 本人確認書類やマイナンバー書類を提出する
取引所の公式サイトやスマホアプリからメールアドレスを登録します。確認メールが届いたら、認証用URLをクリックして氏名や住所など必要情報を入力しましょう。
本人確認書類の提出方法は取引所によって異なりますが、主に以下の3つの方法があります。
- スマホアプリで提出:カメラで書類や顔写真を撮影し、その場でアップロード
- 専用ページにアップロード:PCやスマホで書類を撮影し、アップロードする
- 郵送で提出:書類のコピーを郵送する
なるべく早く取引を始めたい場合は、スマホアプリでの提出がおすすめです。例えばGMOコインの場合「アプリでかんたん本人確認」を利用すると、最短10分で取引をスタートできます。
\最短10分で仮想通貨を購入できる/
口座に日本円を入金する
口座が開設できたら、取引を開始するために日本円を仮想通貨取引所に入金します。主な入金方法として、銀行振込、コンビニ入金、クイック入金などがあります。
初心者におすすめなのは銀行振込です。手数料が比較的安く入金手続きも簡単であるため、スムーズに入金できます。
一方、コンビニ入金やクイック入金は手数料が高くなりがちですが、即時反映される点がメリットです。
一例としてCoincheckの入金手数料と入金反映時間を表にまとめたので、参考にしてください。
振込方法 | 反映時間 | 手数料 |
---|---|---|
銀行振込 | Coincheckの 確認完了後 |
無料 (振込手数料は負担) |
コンビニ入金 | 即時 | 3万円未満:770円 3万円以上30万円以下:1,018円 |
クイック入金 | 即時 | 3万円未満:770円 3万円以上50万円未満:1,018円 50万円以上:入金金額×0.11% + 495 円 |
数量を指定して購入する
仮想通貨取引所の口座へ入金できたら、実際にイーサリアムを購入してみましょう。最低購入価格は取引所によって異なりますが、GMOコインの場合は約42円から購入できます(2025年2月18日時点)。
価格(※1) | 41万5,135円 |
---|---|
最低取引単位(※2) | 0.0001ETH |
最小購入金額(※3) | 42円 |
※1:GMOコインの販売所形式における購入価格
※2:GMOコインの販売所形式における最低取引単位
※3:執筆時点(2025年2月18日)の価格に、最低取引単位を乗じて算出。小数点以下は四捨五入
イーサリアムを買う際の注意点
イーサリアムに限らず仮想通貨は、価格変動が激しくセキュリティ管理も重要です。
さらに、想定外の下落リスクを踏まえ、必ず生活費と切り離した余裕資金で投資しましょう。以下の3点を確認しながら、長期的な視点で計画的に購入を検討してください。
価格変動のリスクを理解しておく
イーサリアムに限らず、仮想通貨は株式やFX以上にボラティリティ(値動きの幅)が大きい傾向にあります。
例えばビットコインは、2020年3月に新型コロナウィルス感染症の流行により市場が混乱し、1日で38%以上下落したことがあります。
イーサリアムも同様に、短期間で数十%単位の急落が起きることがあります。2021年の仮想バブル崩壊後、イーサリアムは約半年間で1ヵ月で15%~45%下落する場面がありました。
こうした高い価格変動率を前提に、投資する際はリスク許容度を明確にしておく必要があります。
特に、まだ実績の浅いアルトコインは値動きが極端になりやすいため、事前にその通貨の用途や将来性を調べた上で慎重に選ぶことが大切です。
また、一時的なニュースや市場の雰囲気でも価格が大きく揺れ動く場合があるので、過度に短期の値動きだけで売買判断をしないように注意してください。
セキュリティ対策を徹底する
仮想通貨はインターネット上で管理されるため、不正アクセスやハッキングのリスクが常につきまといます。
日本でも大規模な流出事件が過去に複数起きており、2024年にはDMM Bitcoinが約482億円相当のビットコインが不正流出するハッキング被害が発生しました。この事件では利用者の資産は全額保証されましたが、流出事件により取引所が倒産した場合は、資産が返還されない可能性もあります。
取引所を選ぶ際は、利用者の資産をインターネットに接続されずオフラインで保管する「コールドウォレット」や、マルチシグなどの堅牢なセキュリティ対策を講じているかを確認しましょう。
複数の署名を用いて取引を管理し、仮想通貨のセキュリティを強化するシステム。通常、ひとつの秘密鍵で取引が行われるのに対し、マルチシグでは複数の管理者による署名が必要
また、利用者自身も二段階認証の設定やパスワード管理の強化を怠らないことが重要です。
さらに、複数の取引所を利用して資金を分散したり、高額な資産は個人向けのコールドウォレットを利用したりするなども効果的です。
資産を分散して保管することで、万が一取引所がハッキングされた際に被害を最小限に抑えられます。
余裕資金の範囲内で投資する
仮想通貨は急激な値動きがあるため、投じた資金が大幅に目減りしてしまう可能性があります。生活費や借金を使って投資するのではなく、最悪なくなっても生活に支障が出ない「余裕資金」の範囲で行うのが大前提です。
また、投資経験が浅い初心者ほど一度にまとまった金額を投入するのではなく、まずは少額で市場動向を掴むことから始めるのがおすすめです。
例えば、GMOコインでイーサリアムを購入する場合、最小購入価格は0.0001ETH(約28円:2025年3月11日時点)と、100円以下から仮想通貨投資を始められます。
小額投資で練習を重ねながら仮想通貨の値動きや取引の仕組みに慣れていくことで、大きな下落に直面しても落ち着いて対応しやすくなるでしょう。
リスク分散の観点からも、一度に大きな資金を集中投下せず、複数回に分けて買い進める方法を検討すると安心です。
イーサリアムの今後の価格予想!オワコンって本当?
イーサリアムの今後の値動きについて、さまざまな話題から予測・解説します。
「イーサリアムはすでにオワコン」という声もありますが、まだ価格上昇の余地は大いにある仮想通貨です。
2025年は仮想通貨に友好的なトランプ大統領が就任というニュースからスタートしましたが、その他の価格上昇への期待要因となる事柄を、5つ紹介します。
トランプ大統領就任
1月20日、トランプ大統領が就任。選挙戦から仮想通貨について触れており、就任後は仮想通貨・ブロックチェーン支援に関する大統領令に署名しています。
さらに、トランプ大統領は仮想通貨に関する作業部会も設立しました。よりわかりやすい規制を設けるほか、仮想通貨の「備蓄案」も浮上しています。法執行によって押収した仮想通貨を、国家資産として備蓄するというものです。
また、SEC委員長から退いたゲンスラー氏の後任には、仮想通貨推進派のポール・アトキンス氏が起用されました。
トランプ政権になって、仮想通貨周りの環境が大きく変わっているのがわかります。アメリカが仮想通貨を優先的な政策とすることで、その他の国・地域も追随すれば業界が活性化し、価格上昇につながるでしょう。
NFTの人気
仮想通貨で購入できる「NFT(非代替性トークン)」の活用事例が増えています。NFTとは、代替できないデータ、すなわち「オリジナルを証明できる唯一無二のデータ」ということです。

NFTの購入には仮想通貨が必要になりますが、多くの場合イーサリアムを必要としています。つまり、NFTの需要がある限りイーサリアムの需要もあるということです。
また、NFTはイラストだけでなく、音楽・ゲーム内アイテム・トレーディングカードなどさまざまなアイテムに活用されています。企業や地方自治体がNFTを活用する動きもあり、今後さらに価値が高まることが期待できるでしょう。
イーサリアムETF
2024年7月、アメリカで「イーサリアムETF」が承認・取引が開始されました。ETFはExchange Traded Fundの頭文字をとったもので、「上場投資信託」と訳されます。

投資信託は、投資家から集めた資金をプロが運用して利益を分配する仕組みです。株式市場に上場しているので、上場投資信託といいます。
イーサリアムETFとは、イーサリアムの価格に連動した金融商品のこと。イーサリアム自体を購入するわけではないため、仮想通貨を保管するためのウォレットを準備する必要はありません。
イーサリアムを含め、仮想通貨そのものを保有することにリスクを感じている人は多くいます。そのため、ETFとして投資ができるようになれば、より多くの投資家が仮想通貨投資に興味を持つでしょう。
日本ではまだイーサリアムETFを買うことはできませんが、今後に注目しておきましょう。
アップデート「ペクトラ」
これまでたびたびアップデートを行ってきたイーサリアムですが、今後もその予定があります。
2025年には、「Pectra(ペクトラ)」が行われる予定です。ペクトラは預けられる(ステーキングできる)ETHの数量を増やしたり、ネットワークの効率性を高めたりする大型アップデートです。
ペクトラ以降も長期的な開発計画があることから、さらなる利便性向上が期待され、その結果として価格が上昇するのではないかと考えられています。
日本の税制改正への期待
日本では、仮想通貨の複雑な税制について業界からさまざまな声があがっています。これに対し、2025年1月31日の衆議院予算委員会で、自民党デジタル社会推進本部web3担当の塩崎彰久議員が、加藤勝信財務大臣に質問。加藤財務大臣は、2025年6月末をめどに制度の検証を行うと述べました。
現在、仮想通貨は「雑所得」として扱われており、最高55%の税率が適用されています。税率20%の申告分離課税への移行や損失繰越などさまざまな要望書が提出されている中、税制改正の本格化に期待が高まります。
税制改正になれば税率が下がるだけでなく、確定申告手続きが簡単になったり、仮想通貨業界にさらなる人材・企業が参入したりするなど、さまざまなプラス効果が見込まれるでしょう。税制改正や規制緩和により、イーサリアムやビットコインなどの需要が高まる可能性は十分にあると言えます。
イーサリアム(ETH)の購入に関するQ&A
しかし、その中でも、GMOコイン、bitFlyer、bitbankは比較的スプレッドの幅が狭いといわれています。
イーサリアムは、今後価格が上昇するのではないかと多くの専門家や投資家から現在最も注目されている暗号資産(仮想通貨)の1つです。
「Binance(バイナンス)」や「Bybit(バイビット)」といった海外の取引所なら、イーサリアムをクレジットカードで購入できます。しかし、手数料が高かったり、クレジットカードで購入できる暗号資産(仮想通貨)には限りがあったりするなどのデメリットも多いので注意が必要です。