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(画像=NET MONEY編集部)

マネックス証券のつみたてNISAは、クレカ積立のポイント還元率が高いことが特長だ。そのため、つみたてNISAを検討している人のなかにはマネックス証券での口座開設を考えている人もいるかもしれない。

では、マネックス証券でつみたてNISAを始めるにはどのような手続きが必要なのだろうか。マネックス証券のつみたてNISAは、楽天証券やSBI証券と買い方が異なるため注意しよう。

本記事では、マネックス証券のつみたてNISAの始め方・買い方をわかりやすく解説する。つみたてNISAでのおすすめ銘柄についても紹介するので、参考にしてみてほしい。

著者のプロフィール
  1. マネックス証券のつみたてNISAの始め方【口座開設の流れ】
    1. STEP1:必要なもの・書類を準備する
    2. STEP2:証券口座とNISA口座(つみたてNISA)を開設する
  2. マネックス証券のつみたてNISAの買い方【口座開設後~積立注文の設定方法】
    1. STEP3:マネックス証券の口座に入金する
    2. STEP4:銘柄(ファンド)を選ぶ
    3. STEP5:積立申込を選択して目論見書を確認する
    4. STEP6:引落方法を選んで金額や積立頻度を入力
    5. STEP7:注文内容を確認して設定する
  3. マネックス証券のつみたてNISAのおすすめ銘柄5選
    1. ①eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
    2. ②eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
    3. ③楽天・全米株式インデックス・ファンド
    4. ④つみたて4資産均等バランス
    5. ⑤DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)
  4. マネックス証券でつみたてNISAを始めるメリット
    1. クレカ積立で最大1.1%ポイント還元
    2. 投信保有ポイントが貯まる
    3. 銀行口座から直接引き落とせる
  5. マネックス証券でつみたてNISAを始めるデメリット
    1. クレカ積立は原則1,000円から
    2. 貯めたマネックスポイントはつみたてNISAには使えない
    3. ETF(上場投資信託)が買えない
  6. マネックス証券のつみたてNISAでよくある質問
    1. 引落方法を変更するには?
    2. 手数料はかかる?
    3. 解約方法は?
    4. 他社でつみたてNISAを開設済みだけどどうすればいい?
    5. マネックス証券のつみたてNISAの評判は?
  7. マネックス証券のつみたてNISAはクレカ積立のポイント還元率を重視する人におすすめ
cool

マネックス証券のつみたてNISAの始め方【口座開設の流れ】

マネックス証券のつみたてNISA口座を始めるには、まず必要書類の準備と口座開設が必要だ。

マネックス証券のつみたてNISAの始め方【口座開設の流れ】

STEP1:必要なもの・書類を準備する

口座開設の前に、必要な書類を準備しよう。

マネックス証券のオンライン口座開設に必要な書類
(いずれかが必要)
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • 運転免許証+通知カード

マイナンバーカードもしくは通知カードで「マイナンバー」が確認できないと、NISA口座を開設できないため注意しよう。

STEP2:証券口座とNISA口座(つみたてNISA)を開設する

必要書類を準備できたら、証券口座とつみたてNISA口座を開設しよう。オンラインでの申込であれば最短で翌営業日、郵送での申込の場合は申込書類の返送から1週間程度で口座の開設が可能だ。

まずは、マネックス証券の公式サイトから申込フォームを開く。

メールアドレスを入力して、「メールを送信する」をタップしよう。

届いたメールのURLをクリックして、手続きを進める。なお、iPhoneやiPadからURLを開く際は「Safari」でURLを開く必要があるため注意が必要だ。

案内に従って名前や性別などの個人情報を入力しよう。

用意した書類を選択して、本人確認をおこなおう。

本人確認が終わったら、口座情報を入力する。特定口座の開設は、「開設する」、「源泉徴収あり・配当金受入あり」の選択がおすすめだ。原則、マネックス証券が面倒な税金の手続きなどをおこなってくれるため、確定申告が不要になる。

また、NISA口座の開設は「つみたてNISAを申し込む」にかならずチェックを入れよう。

勤務先情報などを入力し「お申し込みを完了する」をタップしたら、口座開設手続きは完了だ。

後日送られてくる完了メールを確認し、初期設定をおこなおう。

\簡単に口座を開設できる!/

マネックス証券のつみたてNISAの買い方【口座開設後~積立注文の設定方法】

マネックス証券の口座が開設できたら、つみたてNISAの積立注文をおこなおう。

STEP3:マネックス証券の口座に入金する

まずは、マネックス証券のサイト(スマホの場合はアプリをインストール)にログインして口座に投資資金を入金する。入金方法は「即時入金サービス」と「銀行振込」の2つだ。

■即時振込サービスと銀行振込の比較表

  即時入金
サービス
銀行振込
入金
手数料
無料 自己負担
反映
タイミング
即時 30分~3時間半程度
対応
金融機関
17の銀行 制限なし

対応金融機関の銀行口座を持っている人は、入金手数料が無料の「即時入金サービス」がおすすめだ。メニューの「入出金」から、手続きをおこなおう。

\即時に入金をおこなえる/

STEP4:銘柄(ファンド)を選ぶ

投資資金の入金ができたら、購入する銘柄を選ぼう。メニューの「投信つみたて」をタップすると、銘柄を検索できる。つみたてNISAで人気の銘柄の確認も可能だ。

各銘柄の概要や過去の値動き、信託報酬(手数料)などを確認して、購入する銘柄を決めよう。

STEP5:積立申込を選択して目論見書を確認する

購入する銘柄を決めたら、積立申込を選択して目論見書を確認しよう。購入したい銘柄の「購入・積立」をタップする。

目論見書の確認画面が表示されるため、書面名をタップして目論見書等を確認しよう。

目論見書とは

STEP6:引落方法を選んで金額や積立頻度を入力

目論見書等を確認したら、引落方法を選択して積立頻度や買付金額の入力しよう。

引落方法は、4つから選択可能だ。

選択できる4つの引落方法

  • 証券口座(現金)
  • クレジットカード(クレカ積立)
  • 銀行de自動つみたて
  • ウェブかんたん銀行つみたて

それぞれの引落方法について解説する。

証券口座(現金)

マネックス証券のつみたてNISAで選択できる引落方法1つ目が、「証券口座(現金)」だ。銀行口座などから証券口座へ入金した資金を使って、つみたてNISAの購入資金を引き落とす。

■証券口座(現金)の概要表

買付日 毎日か毎月から選択
(毎月の場合は積立日を指定)
引落日 買付実施日
最低積立金額 1回あたり100円以上
(毎日つみたて 月額指定の場合2,300円以上)

証券口座(現金)では、ボーナス月設定も可能だ。ボーナスが入る月などの特定月の積立金額を増やせる。ボーナス月設定の方法については、マネックス証券のYouTubeで詳しく解説されている。

なお、証券口座(現金)は自分で銀行口座から証券口座に資金を都度移す必要があるため、入金手続きを忘れないように注意しよう。

クレジットカード(クレカ積立)

マネックス証券のつみたてNISAで選択できる引落方法2つ目が、「クレカ積立」だ。証券口座開設後に発行できるマネックスカードを使って、つみたてNISAの引き落としの決済ができる。

マネックスカードの引落先に設定した銀行口座から自動で資金が引き落とされるため、わざわざ証券口座に投資資金を入金する必要がないことがメリットだ。

■クレカ積立の概要表

買付日 毎月24日
引落日 買付日を含む月の翌月27日
最低積立金額 1回あたり1,000円以上

マネックスカードを使ったクレカ積立は、積立金額に応じて1.1%のポイント還元が受けられることも特長だ。例えば、月3万円のクレカ積立をすれば月330ポイント、年間で3,960ポイントをもらえる。つみたてNISAでお得にポイントを貯めたい人にも、クレカ積立はおすすめだ。

\クレカ積立でポイントが貯まる/

銀行de自動つみたて

マネックス証券のつみたてNISAで選択できる引落方法3つ目が、「銀行de自動つみたて」だ。銀行の口座から、直接つみたてNISAの購入資金を引き落とす。

■銀行de自動つみたての概要表

買付日 毎月7日の翌ファンド営業日
引落日 毎月27日
最低積立金額 1回あたり1,000円以上

銀行de自動つみたては、都市銀行や地方銀行、信用金庫やネット銀行などさまざまな銀行に対応している。

ウェブかんたん銀行つみたて

マネックス証券のつみたてNISAで選択できる引落方法4つ目が、「ウェブかんたん銀行つみたて」だ。連携先の銀行口座を持っていれば、買付日を指定して銀行口座から直接購入資金を引き落とせる。

■ウェブかんたん銀行つみたての概要表

買付日 毎月の買付日を指定可能
引落日 買付実施日
最低積立金額 1回あたり1,000円以上

ウェブかんたん銀行つみたてを利用できる銀行はみずほ銀行や三井住友銀行などの15行に限定されるため、自分の銀行口座が対象となっているか確認しよう。

STEP7:注文内容を確認して設定する

引落方法を選んだら、注文内容を確認して設定を完了しよう。設定が完了したら、つみたてNISAの購入手続きは完了だ。

■引落方法ごとの申込受付日と買付日

引落方法 申込受付日 買付日
証券口座
(現金)
買付実施日の前営業日 毎日か毎月から選択
(毎月の場合は積立日を指定)
クレジットカード
(クレカ積立)
毎月10日の前営業日 毎月24日
銀行de自動
つみたて
毎月27日の12営業日前ごろ 毎月7日の翌ファンド営業日
ウェブかんたん
銀行つみたて
買付実施日の前営業日 毎月の買付日を指定可能

マネックス証券のつみたてNISAのおすすめ銘柄5選

マネックス証券のつみたてNISAで購入を検討したいおすすめ銘柄5つを紹介する。なお、銘柄の選び方などの詳細は、関連記事で解説しているので参考にしてみてほしい。

①eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

マネックス証券のつみたてNISAにおすすめの銘柄1つ目は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」だ。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」で4年連続1位を獲得している人気銘柄となっている。

過去3年の基準価額の推移

■概要表

基準価額 2万6円
純資産総額 1兆3,363億円
連動する
指標
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス
騰落率
(3年)
81.3%
信託報酬 年率0.11330%以内
組入銘柄数 2,837銘柄
組入上位
5か国
アメリカ(59.7%)
日本(5.5%)
イギリス(3.5%)
フランス(2.9%)
カナダ(2.7%)
*2023年7月31日時点

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を1本保有すればアメリカを中心とした世界各国の株式にまとめて投資できるため、分散投資をおこないたい人におすすめだ。

なお、2023年9月8日から信託報酬が年率0.05775%以内へ引き下げられるため、コストを抑えて運用したい人にもおすすめの銘柄となっている。

\eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)が買える!/

②eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

マネックス証券のつみたてNISAにおすすめの銘柄2つ目は、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」だ。「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を購入すれば、アメリカを代表する企業約500社にまとめて投資できる。

過去3年の基準価額の推移

■概要表

基準価額 2万2,984円
純資産総額 2兆4,610億円
連動する
指標
S&P500指数
騰落率
(3年)
97.7%
信託報酬 年率0.09372%以内
組入銘柄数 503銘柄
組入上位
5銘柄
アップル(7.3%)
マイクロソフト(6.3%)
アマゾン(3.0%)
エヌビディア(2.9%)
アルファベット(2.0%)
*2023年7月31日時点

組入上位銘柄はアメリカの有名企業ばかりなので、アメリカの大企業に投資したい人におすすめの銘柄だ。

③楽天・全米株式インデックス・ファンド

マネックス証券のつみたてNISAにおすすめの銘柄3つ目は、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」だ。「楽天」と名前がついているが、マネックス証券でも購入できる

過去3年の基準価額の推移

■概要表

基準価額 2万3,522円
純資産総額 1兆551億円
連動する
指標
CRSP USトータル・マーケット・インデックス
騰落率
(3年)
+92.7%
信託報酬 年率0.162%程度
組入銘柄数 3,824銘柄
組入上位
5銘柄
アップル(6.7%)
マイクロソフト(5.8%)
アマゾン(2.6%)
エヌビディア(2.3%)
アルファベット(1.6%)
*2023年7月31日時点

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を購入すれば、米国市場で投資できる銘柄のほぼ100%に投資可能だ。アメリカの企業にまとめて投資したい人は、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」への投資を検討しよう。

④つみたて4資産均等バランス

マネックス証券のつみたてNISAにおすすめの銘柄4つ目は、「つみたて4資産均等バランス」だ。国内外の株式と債券に投資できる

過去3年の基準価額の推移

■概要表

基準価額 1万4,684円
純資産総額 176億円
連動する
指標
合成指数
騰落率
(3年)
35.3%
信託報酬 年率0.2420%
基本
投資割合
国内株式:25%
先進国株式:25%
国内債券:25%
先進国債券:25%
*2023年7月31日時点

株式と債券に分散投資して、リスクを抑えながら運用をしたい人におすすめだ。

\債券への分散投資もできる!/

⑤DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)

マネックス証券のつみたてNISAにおすすめの銘柄5つ目は、「DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)」だ。国内外の債券をメインの投資先とする。

過去3年の基準価額の推移

■概要表

基準価額 2万1,300円
純資産総額 275億円
連動する
指標
合成指数
騰落率
(3年)
17.7%
信託報酬 年率0.154%
資産別
組入比率
国内債券:45%
外国債券:20%
国内株式:20%
外国株式:10%
短期金融資産:5%
*2023年7月31日時点

株式に比べて値動きが小さい債券の占める割合が65%と高いため、できるだけリスクを抑えながら資産運用をしたい人におすすめだ。

ただし、過去3年のトータルリターンは他に紹介した4銘柄と比べて低いため、リターンを狙いたい人にはあまり向いていないだろう。

マネックス証券でつみたてNISAを始めるメリット

マネックス証券でつみたてNISAを始める主なメリットは3つだ。

クレカ積立で最大1.1%ポイント還元

マネックス証券でつみたてNISAを始めるメリット1つ目は、クレカ積立で1.1%のポイント還元を受けられることだ。

クレカ積立は投資信託の積立をクレジットカードで決済する方法で、積立金額に応じてポイントを獲得できる。年会費が実質無料のクレジットカードを使った積立では、マネックス証券のポイント還元率がもっとも高い。

■年会費無料のカードを使ったクレカ積立のポイント還元率比較表

証券会社 ポイント
還元率
クレジット
カード
マネックス証券 1.1% マネックス
カード
auカブコム証券 1.0% auPAYカード
SBI証券 0.5% 三井住友カード(NL)など
楽天証券 0.5%*1 楽天カード
*1…代行手数料率0.4%以上の銘柄は1.0%

例えば、マネックス証券で月3万円のクレカ積立をした場合、月に330ポイント、年間で3,960ポイントを獲得可能だ。貯めたマネックスポイントは、Amazonギフトカードやdポイント、JALやANAのマイルなどと交換できる。

\クレカ積立がお得!/

投信保有ポイントが貯まる

マネックス証券でつみたてNISAを始めるメリット2つ目は、投資信託を保有するだけでマネックスポイントが貯まることだ。

ポイント付与率は、一部銘柄を除いて年率0.03%か年率0.08%となっている。「マネックス証券のつみたてNISAのおすすめ銘柄5選」で紹介した5銘柄のポイント付与率は、すべて年率0.03%だ。

■「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」100万円保有でもらえるポイント

保有期間 獲得ポイント
1年間 300ポイント
10年間 3,000ポイント
30年間 9,000ポイント

ただし、SBI証券も投資信託の保有残高に応じてポイントが付与され、基本的にはSBI証券のほうがポイント付与率は高い。一方で、一部の銘柄に関してはマネックス証券のほうがポイント付与率が高いこともある。

「野村インデックスファンド・J-REIT」のポイント付与率
  • SBI証券:年率0.05%
  • マネックス証券:年率0.08%

購入したい銘柄のポイント付与率を、事前に確認しておこう。

銀行口座から直接引き落とせる

マネックス証券でつみたてNISAを始めるメリット3つ目は、銀行口座から直接投資資金を引き落とせることだ。「銀行de自動つみたて」か「ウェブかんたん銀行つみたて」を使えば証券口座に資金を入金することなく、銀行口座から直接引き落としで積立投資をおこなえる

■比較表

  銀行de自動つみたて ウェブかんたん銀行つみたて
引落口座 都市銀行
地方銀行
信用金庫、労働金庫など
指定の15の銀行のみ対応
(みずほ銀行や三井住友銀行、
楽天銀行など)
買付日 毎月7日の翌ファンド営業日 好きな日で指定可能
引落日 毎月27日 買付実施日に引落

銀行de自動つみたては対応している銀行が多いが、買付日を自由に設定できないため注意しよう。

\銀行口座から直接引き落としできる!/

マネックス証券でつみたてNISAを始めるデメリット

マネックス証券でつみたてNISAを始める主なデメリットは3つだ。

クレカ積立は原則1,000円から

マネックス証券でつみたてNISAを始めるデメリット1つ目は、クレカ積立の最低積立金額が原則1,000円であることだ。

■クレカ積立の最低積立金額比較表

証券会社 最低積立金額
マネックス証券 月1,000円
SBI証券 月100円
楽天証券 月100円
auカブコム証券 月100円

月100円などの少額からクレカ積立をおこないたい人は、楽天証券などの他のネット証券を検討しよう。

\月100円からクレカ積立ができる!/

クレカ積立におすすめの証券会社は、関連記事で詳しく解説している。

貯めたマネックスポイントはつみたてNISAには使えない

マネックス証券でつみたてNISAを始めるデメリット2つ目は、貯めたマネックスポイントをつみたてNISAに使えないことだ。

マネックス証券では貯めたマネックスポイントを投資信託の購入に利用できる「ポイント投資」というサービスがある。ただし、ポイント投資を利用できるのは一般NISAと通常の証券口座のみとなっていて、つみたてNISAには対応していない。

つみたてNISAでポイント投資をしたいなら、TポイントとPontaポイントをつみたてNISAに使えるSBI証券がおすすめだ。

ただし、マネックスポイントはAmazonギフトカードやdポイント、ANAのマイルなどと交換できるため、つみたてNISAに使えないからといって、貯めたマネックスポイントの使い道に困ることはないだろう。

\つみたてNISAでポイント投資ができる!/

ETF(上場投資信託)が買えない

マネックス証券でつみたてNISAを始めるデメリット3つ目は、ETF(上場投資信託)が買えないことだ。

ETFとは上場した投資信託のことで、通常の投資信託は1日に1回しか価格が算出されないが、ETFは株式のようにリアルタイムで値動きする。

つみたてNISAの対象商品にはETFも含まれるが、マネックス証券ではETFの購入ができない。ただし、つみたてNISAで購入対象となっているETFはわずか8本なので、そこまで大きなデメリットではないだろう。

ETFに投資したいなら、多くの銘柄から購入対象を選べる一般NISAがおすすめだ。ETFについては、関連記事で詳しく解説している。

マネックス証券のつみたてNISAでよくある質問

マネックス証券の、つみたてNISAに関するよくある質問を紹介する。

引落方法を変更するには?
現在の積立申込内容を一度取り消し、新たに積立設定をおこなうことで引落方法の変更が可能だ。

現在の申込内容を取り消すには、マネックス証券の証券口座にログインして「投信・積立」をクリックし、「投信つみたて申込状況」から手続きをおこなおう。
 
手数料はかかる?
手数料はかからない。

つみたてNISAは、マネックス証券に限らず口座開設料、口座管理料、投資信託の購入手数料が無料だ。
解約方法は?
保有している銘柄の解約(売却)は、マネックス証券の証券口座にログインして「保有残高・口座管理」から売却したい銘柄の「売却」ボタンをクリックすれば手続きがおこなえる。

一部解約や金額指定、全部解約などから解約方法を選ぶことが可能だ。
  また、積立注文をやめたい場合は「投信つみたて申込状況」から、積立注文をやめたい銘柄の「取消」ボタンをクリックすることで手続きがおこなえる。
 
他社でつみたてNISAを開設済みだけどどうすればいい?
NISA口座は1人1口座しか持てないため、他社のつみたてNISA口座からマネックス証券のつみたてNISA口座に切り替える手続きが必要だ。

つみたてNISA口座をすでに開設している金融機関に、NISA口座を変更したい旨を申し出て必要書類をもらおう。マネックス証券でつみたてNISA口座を新たに申し込み、前の金融機関から受け取った必要書類などを提出すれば、切り替え手続きができる。

NISA口座の金融機関変更については、関連記事で詳しく解説しているので参考にしてみてほしい。
マネックス証券のつみたてNISAの評判は?
マネックス証券のつみたてNISAは、お得にクレカ積立をできることが好評だ。

年会費が実質無料のクレジットカードを使ったクレカ積立のなかでは、マネックス証券のポイント還元率は他の証券会社と比べてもっとも高くなっている。

一方で、取扱銘柄数がSBI証券や楽天証券などと比べて少ないことがマネックス証券のつみたてNISAのデメリットだ。マネックス証券の口コミについては、関連記事で詳しく解説している。

マネックス証券のつみたてNISAはクレカ積立のポイント還元率を重視する人におすすめ

マネックス証券のつみたてNISAは、クレカ積立で高いポイント還元率を得たい人におすすめだ。

年会費無料のクレジットカードによるクレカ積立のポイント還元率が1.1%と、証券会社のなかでもっとも高い。また、獲得したマネックスポイントはAmazonギフトカードやdポイント、ANAのマイルなどと交換できるため、使い勝手がいいのも特長だ。

簡単に口座開設できるため、クレカ積立でお得にポイントをもらいたい人などは、ぜひマネックス証券でのつみたてNISAを検討しよう。

\クレカ積立のポイント還元率が高い!/