【目次】
①️AIメカテックIPOの基礎情報
②ビジネスモデル解説(近日中に追加予定)
③IPOジャパン編集長 西堀敬 氏のコメント
- 会社名
- AIメカテック株式会社
- コード
- 6227
- 市場
- 市場第二部
- 業種
- 機械
- 売買単位
- 100株
- 代表者名
- 代表取締役 執行役員社長 阿部猪佐雄 / 1956年生
- 会社住所
- 茨城県龍ケ崎市向陽台五丁目2番地
- 設立年
- 2016年
- 社員数
- 202人(2021年5月31日現在)
- 事業内容
- 半導体パッケージ製造装置、有機ELパネル製造装置及び液晶パネル製造装置等の開発・製造・販売及びアフターサービス
- URL
- https://www.ai-mech.com/
- 資本金
- 450,000,000円 (2021年6月22日現在)
- 上場時発行済み株数
- 5,630,000株
- 公開株数
- 3,427,000株
- 連結会社
- 1社
- スケジュール
- 仮条件決定:2021/07/08→1,900~1,920円に決定
- ブックビルディング期間:2021/07/12 - 07/16
- 公開価格決定:2021/07/19
- 申込期間:2021/07/20 - 07/27
- 上場日:2021/07/30
- シンジケート ※会社名をクリックすると外部サイトへ飛びます
- 主幹事証券:みずほ証券
- 引受証券:野村證券
- 引受証券:大和証券
- 引受証券:SBI証券 (SBI証券の詳細記事はこちら)
- 引受証券:楽天証券 (楽天証券の詳細記事はこちら)
- 引受証券:SMBC日興証券 (SMBC日興証券の詳細記事はこちら)
- 引受証券:岡三証券 (岡三証券の詳細記事はこちら)
- 引受証券:岩井コスモ証券
- 引受証券:極東証券
- 引受証券:水戸証券
- 大株主
- ポラリス第三号投資事業有限責任組合 73.03%
- Tiara CG Private Equity Fund 2013,L.P. 24.09%
- 阿部猪佐雄 1.08%
- 石田茂 0.54%
- 村上克宏 0.54%
- 小菅忠男 0.24%
- 土屋敬三 0.24%
- 野澤貞雄 0.12%
- 松浦康晴 0.12%
- 業績動向(単位:1千円)
売上高 経常利益 当期利益 純資産 - 2018/06 単体実績
19,449,158 1,074,787 763,636 6,437,636 - 2019/06 連結実績
20,261,486 1,257,178 791,714 6,465,425 - 2020/06 連結実績
14,521,324 396,810 291,396 6,727,575 - 2021/03 第3四半期連結実績
11,239,700 135,092 93,809 6,858,689 - ロックアップ情報
- ポラリス第三号投資事業有限責任組合、Tiara CG Private Equity Fund 2013, L.P.は上場後90日目の2021年10月27日までは普通株式の売却ができず(例外あり)
- 調達額(公開株数×仮条件上限)
- 65億7984万0000円(3,427,000株×1,920円)
- 潜在株数(ストックオプション)
- 167,200株
- ビジネスモデル解説(執筆=株価プレス管理人)
- 近日中に追加予定
- IPOジャパン編集長 西堀敬 氏のコメント
- 当社は、半導体パッケージ製造装置、有機ELパネル製造装置及び液晶パネル製造装置等の開発・製造・販売及びアフターサービス事業を展開している。1990年3月に操業を開始した日立テクノエンジニアリング(現日立製作所)の竜ヶ崎工場(茨城県龍ケ崎市)が母体で、2016年7月に新設分割により分社化し、未公開株投資のポラリス・キャピタル・グループが買収し、この度のIPOはファンドのイグジット案件となる。
上場市場は東証2部。株価のバリュエーションは、公開価格時価総額が108億円、2021年6月期の業績予想ベースのPERは17.57倍となっている。上場当日の株価動向は、資金吸収額が75億円と大きく、尚且つ、ファンドのイグジット案件で需給は緩いと考えておくべきだろう。
初値は前場のかなり早い時間帯に付くと考えられる。 セカンダリー市場においては、事業のボラティリティが高く、業績が大きく動くため、割安感があるように見えても、翌期の業績が大きくブレることもあり、強気のスタンスで長期保有にはリスクがあると考えた方が良い。とは言え、8月に開示される来期の業績予想で大幅な増収増益となれば、株価は動くかもしれないが、株価上昇には時間的な限界があると見ておくべきだろう。