【目次】
①️ラキールIPOの基礎情報
②ビジネスモデル解説(近日中に追加予定)
③IPOジャパン編集長 西堀敬 氏のコメント
- 会社名
- 株式会社ラキール
- コード
- 4074
- 市場
- マザーズ
- 業種
- 情報・通信業
- 売買単位
- 100株
- 代表者名
- 代表取締役社長 久保 努 / 1964年生
- 会社住所
- 東京都港区愛宕二丁目5番1号
- 設立年
- 2017年
- 社員数
- 399人(2021年5月31日現在)
- 事業内容
- 企業向けシステムの開発・保守及びクラウド型アプリケーション開発・運用基盤「LaKeel DX」とその関連製品の開発・販売等
- URL
- https://www.lakeel.com/
- 資本金
- 341,062,000円 (2021年6月11日現在)
- 上場時発行済み株数
- 7,228,500株
- 公開株数
- 1,260,000株
- 連結会社
- 3社
- スケジュール
- 仮条件決定:2021/06/28→1,300~1,400円に決定
- ブックビルディング期間:2021/06/30 - 07/06
- 公開価格決定:2021/07/07
- 申込期間:2021/07/08 - 07/13
- 上場日:2021/07/16
- シンジケート ※会社名をクリックすると外部サイトへ飛びます
- 主幹事証券:野村證券
- 引受証券:SBI証券 (SBI証券の詳細記事はこちら)
- 引受証券:楽天証券 (楽天証券の詳細記事はこちら)
- 引受証券:SMBC日興証券 (SMBC日興証券の詳細記事はこちら)
- 引受証券:あかつき証券
- 引受証券:東洋証券
- 引受証券:岩井コスモ証券
- 引受証券:三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- 引受証券:丸三証券
- 大株主
- 久保努 46.24%
- KST有限責任事業組合 14.96%
- ラキール従業員持株会 9.85%
- (同)シングル・マインド 5.44%
- 平間恒浩 5.34%
- (株)Kコーポレーション 3.34%
- 西村浩 2.62%
- 川上嘉章 2.01%
- 雄谷淳 1.75%
- 川西幹 金子英樹 1.36%
- 業績動向(単位:1千円)
売上高 経常利益 当期利益 純資産 - 2018/12 単体実績
3,717,921 143,884 136,184 799,887 - 2019/12 連結実績
5,665,680 182,075 86,309 909,345 - 2020/12 連結実績
5,331,307 243,105 139,620 1,129,889 - 2021/03 第1四半期連結実績
1,274,781 46,598 18,235 1,160,936 - ロックアップ情報
- 指定された株主は上場後90日目の2021年10月13日まで
または、上場後180日目の2022年1月11日までは普通株式の売却ができず(例外あり) - 調達額(公開株数×仮条件上限)
- 17億6400万0000円(1,260,000株×1,400円)
- 潜在株数(ストックオプション)
- 965,000株
- ビジネスモデル解説(執筆=株価プレス管理人)
- 近日中に追加予定
- IPOジャパン編集長 西堀敬 氏のコメント
- 当社は、企業向けシステムの開発・保守及びクラウド型アプリケーション開発・運用基盤「LaKeel DX」とその関連製品の開発・販売等の事業を展開している。上場市場は東証マザーズ。株価のバリュエーションは、公開価格時価総額が101億円、2021年12月期の業績予想ベースのPERは45.3倍となっている。
上場当日の株価動向は、資金吸収額が20億円とマザーズ銘柄としては大きくも小さくもない規模となっており、上場当日において相場の地合いが堅調であれば、初値は前場の遅い時間もしくは後場の早い時間となると考える。
セカンダリーマーケットにおいては、当社のビジネスモデルは、フロービジネスの売上よりもストック化されたビジネスの売上が多いことから、ユーザー数がKPIの重要な指標となると考えられるので、四半期で開示されるユーザー数の伸びが持続する限りにおいては、PERで50倍以上あっても違和感はない。但し、上場当日において、PERで100倍を超える水準まで買い進まれるようなことがあると、割高感が出て来るので、いったんは手仕舞いの売りに押されて、調整局面を迎えると推測する。株価が反転するタイミングとしては、第2四半期の開示、すなわち8月中旬に今期の業績予想達成以上の数字の可能性の蓋然性が高まれば見直し買いが入るかもしれない。