
JCBカードSに興味を持っているけれど、審査基準が甘いのか厳しいのか分からず不安に思っていないでしょうか。
結論、JCBカードSの審査基準は甘いといわれています。18歳以上という年齢の条件を満たし、本人もしくは配偶者に安定した収入があれば申し込めるカードだからです。
審査時間は最短5分と短いです。
この記事では、JCBカードSの審査基準や審査時間、審査に落ちた際の原因と対応方法などについて詳しく解説します。審査に通るか不安な人は、この記事を最後まで読んで対策してください。
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JCBカードSの審査基準は甘い?厳しい?
結論からいうと、JCBカードSの審査は 易しいです。その理由として、信販系のクレジットカードであることや、審査に通りやすい一般ランクであること、申込条件が厳しくないことなどが挙げられます。
なお、明確な審査通過率は公表されていません。
信販系だから審査基準は甘い
クレジットカードは、発行元ごとに大きく6つの系統に分けられ、JCBカードSは信販系に分類されるため、審査基準は甘いと考えられます。
信販系カードは、クレジットカードの発行を専門とする企業によって提供されており、審査基準は流通系カードと比べてやや厳しいものの、銀行系カードよりは柔軟な傾向があります。
審査難易度は発行元の会社の種類で変わる

審査では、安定した収入や信用情報が重視されるため、正社員だけでなく、パートやアルバイトの人でも申し込める場合があります。
また、専業主婦のひとでも、配偶者に安定した収入があれば審査に通る可能性があるので、比較的審査は甘めです。
審査に通る明確な年収は公表されていませんが、目安として年収200万円以上あれば安心です。年収200万円未満だとしても、勤務先や勤続年数、配偶者の有無などを加味されて通る可能性は十分あります。
一般カードランクだから審査基準は甘い
JCBカードSは一般ランクに分類されるためカードなので、ゴールド・プラチナランクのカードに比べて取得しやすい傾向があります。

JCBカードシリーズは、JCBカードSをはじめとした一般ランクのカードや、JCBゴールド、JCBプラチナといった、ワンランク上のカードなどがあります。
なお、JCBカードSは、従来のJCB一般カードの後継のカードにあたる立ち位置のカードです。
申込条件は厳しくない
JCBカードSは、18歳以上なら学生でも申し込めるため、審査が通りやすいと考えられます。大学に通いながらアルバイトをする大学生や専門学生も対象としているので、審査は厳しくないでしょう。ただし、18歳以上でも高校生は申込できませんので注意してください。
さらに、申込条件として「本人または配偶者に安定した収入がある方」と記載されているので、専業主婦であっても審査に通る可能性があります。
お申し込み対象(本会員)
18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方。
一部、お申し込みになれない学校があります。
JCBカードSの審査で見られるポイント
JCBカードSの具体的な審査項目は公表されていませんが、一般的に審査で重要視されるのは「属性情報」や「信用情報」の2点です。これらの情報をもとにスコアを自動的に算出し、その人の信用力や返済能力を数値で評価します。
属性情報 | 年収・職業・勤務先・雇用形態・勤続年数・家族構成 など |
---|---|
信用情報 | 割賦残債額(支払い債務の残りの残高)・年間請求予定額(今後1年間で予定されている請求額)・極度額(クレジット会社が設定した利用上限金額)・借入れ額 など |
属性情報では、申込み者の収入が安定しているかなどを参考に現在の返済能力を評価します。一方、信用情報では、過去のクレジット利用状況や他社の借入れ状況から継続して返済してくれるという信頼ができる人物かどうか判断しています。
実際の口コミから見るJCBカードSの審査
実際にJCBカードSに申し込んだ人の口コミを見てみると、審査に落ちたという声は見当たりませんでした。また「優待サービスを使ってお得に利用している」「普段使いしやすい」という声が多数みられました。

使用額に応じて東京ディズニーランドツアーに応募するのが毎年恒例の楽しみです。ただ、標準設定がリボルビング払いになっていたので、ネット上から一括払いに設定し直しました。唯一困った体験は、海外旅行をしたとき使えないお店があったことです。
引用元:みん評

結婚前は年に2回は海外旅行に行くほど旅行が好きで結婚してからこのカードを知ってマイルを貯めるようになりました。
マイルで飛行機を予約するには席数が少ないため日程や行き先を決めたら速攻で予約をしなければならないのはちょっと大変ですが、それさえクリアーすれば無料で飛行機に乗れるので最高です。
引用元:みん評

以前はVISAのクレジットカードを利用していました。たいていのカード利用店で利用できていたのですが、たまに利用できないと言われる事がありJCBのクレジットカードをメインに利用するようになりました。国内ではまず使えないと言われた事がないので、現在では財布にこれ一枚でショッピングをしています。
引用元:みん評

私は普段、国際ブランドとしてVISAが付帯するクレジットカードを使っているのですが、いざという場合に備えて予備のカードをもう一枚持ちたいと考えました。Mastercardへの申し込みも検討したのですが、日本国内に加盟店の多いJCBのカードがあれば安心だと思い、JCB一般カードに申し込むことにしたのです。カードのデザインはディズニーのものと通常のものが選べますが、利用する際のことを考えて通常のものを選びました。カードのデザインは他社よりも個性的で、オシャレでカッコいいです。安心して持つことができる、おすすめのカードだと思います。
引用元:みん評
JCBカードSの審査時間
JCBカードSは、ナンバーレスに限り受付時間内であれば即時判定されます。受付時間は9:00~20:00で、判定後最短5分で「MyJCB」というアプリからカード番号やセキュリティコードを確認可能です。
カード自体はその後郵送となるので、手元に届くまでは1週間程度かかるようです。ただし、システム停止日や年末年始、連休などの場合は審査に時間がかかる場合がありますので注意してください。
なるべく早くカードを発行したい場合は、カード番号やセキュリティコードが即日発行できるナンバーレスがおすすめです。
審査は土日祝日でも行われています。好きなタイミングで申し込みましょう。
最短5分で審査が完了し、カード番号の発行が可能
JCBカードSは、ナンバーレスであれば最短5分で審査が完了する審査が早いクレジットカードです。カード番号やセキュリティコードが発行されると「MyJCB」から確認でき、カード到着前から利用できます。
また、入会メッセージボックスにて審査状況の確認が可能です。
手元にカードが届くのは1週間後
JCBカードSは、ナンバーレスでも番号ありでも手元にカードが届くまでに約1週間ほどかかります。
申込みはインターネットから可能で、本人確認も運転免許証などの書類を画像で送信できるので、簡単に早く申込みができることが特徴です。ただし、申込状況やカードによっては、カード到着まで1週間以上かかる場合もあるのでご注意ください。
JCBカードSの審査に落ちた原因は?
「クレジットカードの審査に落ちたのはなぜ?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
JCBカードSの審査に落ちる原因はさまざまですが、主に以下の8つの理由が挙げられます。
申込資格を満たしていない
JCBカードSの申込みにあたって、申込資格を満たしていない場合、どれだけ信用情報が良好でも審査に通ることはありません。
申込資格には主に「年齢」と「安定した収入」が含まれます。
JCBカードSは比較的学生にも優しい設計になっているとはいえ、最低限の申込条件を満たしていなければ、そもそも審査の対象にすらなりません。
年齢や収入などの基準に不安がある人は、審査が厳しいクレジットカードは避け、より柔軟な基準を採用している審査が通りやすいクレジットカードを検討するのも一つの方法です。
- 年齢条件 : 18歳以上(高校生は除く)
- 収入に関する条件 : 本人または配偶者に安定した収入があること

男性 | 30代
落ちたカード:ACマスターカード
職業:会社員
年収:100~200万円
クレカの滞納歴:1年前に1回
直近の3ヶ月のクレカ申込み:0枚
カードの借入金額:5~10万円
【主な落ちた理由】
安定して継続的に収入が得られる職業ではないことが一番の理由だと思いました。勤続年数が短く、収入力が低いので難しかったのではないかと感じています。また、滞納もあったため、審査に落ちてしまったのではないかと思います。

男性 | 30代
落ちたカード:PayPayカード
職業:会社員
年収:201~300万円
クレカの滞納歴:なし
直近の3ヶ月のクレカ申込み:0枚
カードの借入金額:11~20万円
【主な落ちた理由】
当時は会社に勤めてからまだ半年も経過していなかったので、信頼性が足りなかったのだと推測しています。

男性 | 40代
落ちたカード:モビットVISA-W
職業:会社員
年収:1,000万円以上
クレカの滞納歴:なし
直近の3ヶ月のクレカ申込み:1枚
カードの借入金額:0円
【主な落ちた理由】
クレジットカード審査に落ちた原因は、新会社設立に伴う一時的な移籍で、当時の会社を辞めて新会社に籍を移したことが影響したと考えられます。新会社に移籍後すぐにカードを申し込んだため、勤続年数が3ヶ月と短く、会社の知名度も低かったため、信用情報機関(TSRやTDB)に情報がなく、審査に落ちたと思われます。

男性 | 40代
落ちたカード:ANAアメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
職業:個人事業主・フリーランス
年収:301~400万円
【主な落ちた理由】
アメックスの一般向けブランドだと思いますが、当時はアシスタントで年収が200万円程度+居候という立場だったため、あまりに評価が低く落ちたのだと思います。

女性 | 50代
落ちたカード:セブンカード
職業:フリーター
年収:1~100万円
【主な落ちた理由】
当時、ネットで調べた所、家の電話がないと落ちるというような事が書いてあったのでそれが原因だと思います。

女性 | 20代
落ちたカード:マルエツカード
職業:フリーター
年収:101~200万円
【主な落ちた理由】
アルバイトとして働き始めて数ヶ月で収入も少なく、一人暮らししたてで、信用度が低かったことが原因だと思います。

男性 | 40代
落ちたカード:楽天カード
職業:個人事業主・フリーランス
年収:201~300万円
【主な落ちた理由】
就職活動中の無職の時期に申し込み、経済力・信用力が乏しいと判断されたことが原因だと思います。
申込情報に虚偽や誤りがある
申込情報に虚偽や誤りがあると、信頼性のない人物と判断され、JCBカードSの審査に落ちる可能性が高くなります。クレジットカード会社は「正確な情報提供」を前提に審査を行っており、意図的であれミスであれ内容に不備があると信用を大きく損なう結果となります。
JCBをはじめとするカード会社は、申込み者が記入した内容を信用情報機関に照会して厳しくチェックしています。たとえば、CIC(信用情報機関)などから取得できる情報をもとに、過去の返済履歴や借入れ状況を照らし合わせて審査が行われます。
そのため、他社借入があるのに「なし」と申告したり、収入を実際より多く申告したりなどをすると審査落ちの原因となるのです。
カード会社は、勤務先の業種や企業規模、平均的な給与水準などのデータを持っているため、年収や職歴の整合性も確認します。少しのズレであっても「意図的な虚偽申告」と受け取られれば、審査結果に大きな悪影響を及ぼすので注意してください。

女性 | 30代
落ちたカード:プロミスVisaカード
職業:個人事業主・フリーランス
年収:201~300万円
クレカの滞納歴:なし
直近の3ヶ月のクレカ申込み:2枚
カードの借入金額:21~50万円
【主な落ちた理由】
今までに滞納履歴もなく、ブラックリストにも入ってはいないと思いますが、考えられることとすれば収入証明書の未提出であったことが原因だと思います

女性 | 40代
落ちたカード:ACマスターカード
職業:会社員
年収:201~300万円
クレカの滞納歴:なし
直近の3ヶ月のクレカ申込み:0枚
カードの借入金額:5~10万円
【主な落ちた理由】
自分自身としては、申込書の住所が、身分証明書類として提出した運転免許証などと住所が違う場合や、銀行の届出印が間違っている場合なども審査に通らないことがありました。

男性 | 50代
落ちたカード:楽天カード
職業:会社員
年収:501~600万円
クレカの滞納歴:なし
直近の3ヶ月のクレカ申込み:0枚
カードの借入金額:0円
【主な落ちた理由】
当時まだ携帯電話を持っていなかったので携帯電話の欄に自宅の電話番号を記入して提出したからだと思います

女性 | 30代
落ちたカード:楽天カード
職業:個人事業主・フリーランス
年収:101~200万円
【主な落ちた理由】
引っ越したばかりで、本人確認書類との相互が起きたことが原因だと思います。
信用情報に傷がある
過去の支払い遅延や未払いといった金融事故の履歴があると、JCBカードSの審査に通過するのは極めて困難です。これは、カード会社が申込み者の信用力を「クレジットヒストリー(クレヒス)」によって判断しているためです。
クレヒスとは、これまでのクレジットカードやローンの利用・返済状況を記録した情報であり、信用情報機関に一定期間保存されます。クレジットカードやローンの支払いを長期間滞納したり、携帯電話の分割払い(割賦)の未払いをしたりといった履歴が残っていると、クレヒスに傷がついた状態と判断されます。
カード会社は、こうした情報を信用情報機関から取得し、過去の返済状況に問題がある申込み者はリスクが高いと見なします。その結果、たとえ現在の収入や勤務状況が良好であっても、審査で落とされるケースが多くなります。
また、金融事故の情報は通常5年は記録されるため、その間は他のクレジットカードの審査にも影響を及ぼします。

男性 | 40代
落ちたカード:ACマスターカード
職業:個人事業主・フリーランス
年収:201~300万円
クレカの滞納歴:少なくとも5回
直近の3ヶ月のクレカ申込み:3枚
カードの借入金額:0円
【主な落ちた理由】
自己破産したことがまず大きいです。そしてその後も携帯料金の支払いが遅れたことも影響があるのかなと。金融事故を起こす前までは基本的にはクレジットカードの審査などは落ちたことはないので、ここ数年は個人情報に問題がかなりあると思われます。

男性 | 40代
落ちたカード:Nexusカード
職業:個人事業主・フリーランス
年収:201~300万円
滞納歴:カードローンの返済を滞納
直近の3ヶ月のクレカ申込み:2枚
カードの借入金額:11~20万円
【主な落ちた理由】
個人事業主という不安定な収入形態と、過去のカードローン返済遅延が主な要因と考えております。

男性 | 50代
落ちたカード:デポジット型ライフカード
職業:公務員
年収:401~500万円
クレカの滞納歴:3年前に一度
直近の3ヶ月のクレカ申込み:2枚
カードの借入金額:5~10万円
【主な落ちた理由】
安定した収入があり公務員という職業にも関わらず審査に落ちた理由として、過去のクレジットカード支払い遅延歴が主な要因だと分析しています。

男性 | 40代
落ちたカード:プロミスVisaカード
職業:会社員
年収:601~700万円
クレカの滞納歴:消費者金融で6回滞納
直近の3ヶ月のクレカ申込み:0枚
カードの借入金額:51~100万円
【主な落ちた理由】
カードローンで何度か滞納をした事があり、更には催促の電話がかかってきたり自宅にも返済するようにといった手紙が届いていたので、そういった事で信用情報に傷が入ってしまった事が審査に落ちた原因だと思います。

男性 | 30代
落ちたカード:プロミスVisaカード
職業:会社員
年収:301~400万円
クレカの滞納歴:3回
直近の3ヶ月のクレカ申込み:3枚
カードの借入金額:101~200万円
【主な落ちた理由】
クレジットカード会社に目をつけられていたからだと思います。当時は支払いが火の車で、クレジットカードの金を現金化して3社を回していました。滞納もちょこちょこしていたので、多分ブラックリストに載っていたんだと思います。そのせいでクレジットカードの新規入会に落ちたんだと思います。

男性 | 30代
落ちたカード:モビットVISA-W
職業:会社員
年収:401~500万円
クレカの滞納歴:2回
直近の3ヶ月のクレカ申込み:0枚
カードの借入金額:21~50万円
【主な落ちた理由】
やはり家賃滞納が大きいと思います。保証会社を保証人としており、諸事情により資金不足に陥り滞納しました。滞納家賃を払えず、代位弁済を2回してしまったのが原因だと思われます。また、携帯料金を学生時代に滞納したのも原因かもしれません。

男性 | 50代
落ちたカード:ライフカード
職業:個人事業主・フリーランス
年収:301~400万円
クレカの滞納歴:5回
直近の3ヶ月のクレカ申込み:1枚
カードの借入金額:0円
【主な落ちた理由】
先に使ってたクレジットカードのキャッシングを利用していたのですが、その時に支払を滞納をしていたので、それが原因で落ちたのかなと思っています。

女性 | 30代
落ちたカード:プロミスVisaカード
職業:主婦・主夫(パート)
年収:50万円未満
クレカの滞納歴:1年前に3回
直近の3ヶ月のクレカ申込み:0枚
カードの借入金額:0円
【主な落ちた理由】
携帯代、クレカ代の滞納があったからだと思います。携帯代は、払って繋がりまた払えなくなりの繰り返しでした。クレジットカードはリボ払いにしているものや、滞納しているクレジットカードがあったりしていて、申し込みしたときは全て返済していたのですが、年数がたっていなかったのか審査が通りませんでした。
継続収入がない
継続的な収入がないことは、JCBカードSの審査に落ちる大きな理由の一つです。クレジットカード会社は、利用者が毎月の返済を確実に行えるかどうかを重視しており、安定した収入があるかどうかを審査時に必ず確認します。
JCBカードSは学生や若年層を対象としたカードであるため、アルバイトなどの収入でも審査に通る可能性はありますが、収入がゼロの場合は審査落ちとなる可能性が高まります。
また、収入が不定期なフリーランスや個人事業主も、明確な収入証明がなければ同様に審査に不利となる場合があります。
既存で多額の借入れをしている
すでに他社から多額の借入れがある場合、返済能力に疑問が生じるため、JCBカードSの審査に通らない可能性が高くなります。クレジットカード会社は、利用者の「今以上の返済負担に耐えられるかどうか」を重視しており、借入れ総額が一定以上になるとリスクが高いと判断します。
とくに注意されるのが、消費者金融やカードローン、他社クレジットカードでのキャッシング残高です。これらの借入れが多いと、一層、返済余力が乏しいと判断されやすくなります。
また、クレジットカードの審査では「信用情報機関」に登録された情報が参照されるため、たとえ現在返済が遅れていなくても借入件数や残高が多いだけで審査に落ちる要因となりえます。
クレジットカードやローンなどを使った履歴がない
これまでにクレジットカードやローンを利用した履歴が一切ない場合、返済能力を判断する材料がないとみなされ、JCBカードSの審査に落ちる可能性があります。クレジットカード会社は、申込み者の信用力を「信用情報機関に登録された利用履歴(クレジットヒストリー)」をもとに評価します。
過去に一度もクレジットカードやローンを使ったことがない人は、「信用情報が真っ白」な状態です。これは「スーパーホワイト」とも呼ばれ、とくに若年層でない場合には過去に金融トラブルがあったのではないかと疑われてしまうケースもあります。
短期間に複数のクレジットカードに申込みをしている
短期間に複数のクレジットカードへ多重申込みをしていると、カード会社に「申込みブラック」と判断されるリスクが高まり、JCBカードSの審査に通らなくなる可能性があります。これは、過剰な申込みが経済的に困窮している証拠と見なされやすく、返済能力に不安があると判断されるためです。
「申込みブラック」とは、一定の期間内に多数のクレジットカードやローンへ申込みをしたことで、カード会社が警戒心を抱き、審査で否決されやすくなる状態を指します。たとえば、急に複数社へ申込みをした履歴が確認されると、「返済のお金を確保するために焦って借入れを増やそうとしているのでは?」と疑念を持たれる原因になるのです。
カード会社は信用情報機関を通じて、他社への申込履歴も確認できます。そのため、JCBカードSに申し込む前に、すでに他のカードに連続して申し込んでいる場合、その情報はすべて審査の段階で参照されます。
目安として、1ヵ月の間に3件以上のカード申込みがあると「申込みブラック」と判断されやすくなり、結果的にどのカード会社の審査にも通りにくくなるリスクが高まります。

女性 | 30代
落ちたカード:プロミスVisaカード
職業:主婦・主夫(パート)
年収:50万円未満
クレカの滞納歴:1年前に3回
直近の3ヶ月のクレカ申込み:0枚
カードの借入金額:0円
【主な落ちた理由】
携帯代、クレカ代の滞納があったからだと思います。携帯代は、払って繋がりまた払えなくなりの繰り返しでした。クレジットカードはリボ払いにしているものや、滞納しているクレジットカードがあったりしていて、申し込みしたときは全て返済していたのですが、年数がたっていなかったのか審査が通りませんでした。

男性 | 40代
落ちたカード:モビットVISA-W
職業:会社員
年収:301~400万円
クレカの滞納歴:なし
直近の3ヶ月のクレカ申込み:3枚
カードの借入金額:0円
【主な落ちた理由】
あまりにも短期間にクレジットカードを何枚もつくろうと申し込んだからだと思います。申し込んだ理由はポイントサイトでポイントをもらうからで、そのような行為が不正行為としてみなされてしまったのかもしれません。

男性 | 40代
落ちたカード:プロミスVisaカード
職業:会社員
年収:301~400万円
クレカの滞納歴:なし
直近の3ヶ月のクレカ申込み:1枚
カードの借入金額:0円
【主な落ちた理由】
直前の3ヶ月で他のクレジットカードに申し込んでいたため、与信審査でマイナス評価を受けた可能性があります。

男性 | 50代
落ちたカード:PayPayカード
職業:フリーター
年収:100~200万円
クレカの滞納歴:なし
直近の3ヶ月のクレカ申込み:1枚
カードの借入金額:0円
【主な落ちた理由】
PayPayカードを申し込む数日前に三井住友カード(ナンバーレス)が新規発行されたばかりだったので、おそらくこれが原因だと思います。短期間に複数のカードを申し込むのは多重申請でNGだと後で知りました。

男性 | 50代
落ちたカード:JCB カード S
職業:フリーター
年収:101~200万円
【主な落ちた理由】
2週間位前に別のカードを発行しており、日数を置かずに別カードに申し込んだことが原因だと思います。

男性 | 40代
落ちたカード:三井住友ANA VISA Suicaカード
職業:個人事業主・フリーランス
年収:答えたくない
【主な落ちた理由】
当時はクレジットカードの見直しを行っており、同時に複数のクレジットカードを新規申込していました。それがキャンペーン目当て、お金に困っていると判断されたのもしれません。
本人確認や在籍確認が完了しなかった
本人確認や勤務先への在籍確認が完了しないと、JCBカードSの審査は通過できません。カード会社は申込み者の信用性や実在性を確かめるため、審査の過程で電話による確認を行うことがありますが、これに対応できない場合は「連絡不能」や「在籍不明」と判断されて審査に落ちる原因となります。
とくに登録された電話番号に連絡が取れない、または勤務先で在籍確認が取れない場合は、虚偽申請の疑いも含めて信用リスクとみなされます。
JCBカードSの審査に通りやすくなるコツ
JCBカードSの審査に通りやすくなるコツは、申込内容にミスがないかのチェックやキャッシング枠を0円に設定するなどさまざまです。コツを知って、審査通過率を少しでも上げましょう。
申込内容に虚偽や誤りがないか確認する
申込内容に虚偽や誤りがないかを確認することで、JCBカードSの審査に通りやすくなります。
審査では、申込情報が信用情報機関のデータと照合されるため、誤りや矛盾があると確認作業に時間がかかるだけでなく、信用性に疑念を持たれる可能性があります。あらかじめ正確な情報を記入することがスムーズな審査通過の第一歩です。
とくに注意すべきポイントは、氏名・生年月日・電話番号・住所・勤務先情報・年収などの基本情報です。住民票や運転免許証と一致しているか、入力ミスがないかを丁寧に見直しましょう。
勤務先については、正式名称で入力するのが原則です。たとえば「(株)」「㈱」などの略称や表記揺れがないように、会社の公式サイトや名刺などで正しい表記を確認しておくと安心です。
また、年収は源泉徴収票や給与明細などを参考にして、税込の年間収入を申告するようにしましょう。推定やおおまかな数字ではなく、できるだけ正確な数字を入力してください。
申込み前にすべての入力内容をもう一度確認し、誤字脱字や数値の間違いがないかをチェックしてから送信しましょう。
キャッシング枠は0円にする
キャッシング枠を0円で申し込むことで、JCBカードSの審査に通りやすくなります。
キャッシング枠を設定すると、カード会社は貸金業法に基づく年収との兼ね合いや、返済能力に対する詳細な審査を行う必要があります。そのため、審査のハードルが高くなる傾向があります。
一方、キャッシング枠を「0円(設定なし)」で申し込めば、ショッピング枠のみの審査となるため、審査内容が比較的シンプルになります。その結果、審査通過の可能性が高まるのです。
とくに、初めてのカード申込みや信用情報に不安がある人にとっては、無理にキャッシング枠を希望しないほうが得策といえるでしょう。
もし後日キャッシング機能が必要になった場合でも、カード発行後に別途申請して利用枠を追加できます。まずは審査に通過することを優先し、キャッシングは必要に応じて検討するのが賢明です。
安定収入を作る
安定収入があると判断されることで、JCBカードSの審査に通りやすくなります。
クレジットカードの審査では、毎月一定の収入があるかどうかが重要視されます。これは、利用した金額をしっかり返済できるかどうかを見極めるためです。そのため、定職についており、継続的に給与を得ている人のほうが信用されやすい傾向にあります。
対処法としては、まず正社員や契約社員として働けると有利です。アルバイトやパートであっても、勤務年数が長く、毎月の収入が安定していれば評価される場合があります。
また、個人事業主やフリーランスの人は、確定申告書や収支内訳書、課税証明書などで継続的な収入を証明できるように準備しておくとよいでしょう。収入のブレがある場合でも、直近1~2年の実績を提示できれば安定性のアピールにつながります。
副業をしている場合は、その収入も合算して申告することで、総収入額を高めることが可能です。ただし、過大申告や不正確な申込みは逆効果になるため、正確な数字を入力してください。
複数のクレジットカードに申し込む際は期間を空ける
短期間に複数のクレジットカードへ申し込むのではなく、一定の期間を空けて申し込むことで、JCBカードSの審査に通りやすくなります。
クレジットカードの申込情報は信用情報機関に6ヵ月間記録されます。短期間に複数のカードへ申し込んでいると、金融機関から「資金繰りに困っているのではないか」「返済能力に不安があるのではないか」といった印象を持たれる可能性があります。
このような印象を避けるためにも、1回の申込みから少なくとも6ヵ月は空けてから次のカードを申し込むことが望ましいです。とくにJCBカードSのような信頼性を重視するカードでは、申込み者の信用情報が細かくチェックされるため、申込みの履歴にも注意が必要です。
すでに複数のカードに申し込んでいる場合は、審査結果にかかわらず、これ以上の申込みを控え、一定期間が過ぎてから改めて申し込むようにしましょう。
また、必要以上に多くのカードを所有することは管理面でもリスクになるため、本当に必要なカードを厳選して申し込むべきです。
クレジットヒストリーに傷がない状態で申し込む
JCBカードSに申し込む際は、クレジットヒストリー(信用情報)に傷がない状態を保つことが、審査に通りやすくなる大きなポイントです。
クレジットヒストリーとは、過去に利用したクレジットカードやローンの契約・返済履歴などが記録された情報のことです。金融機関はこの情報をもとに「この人はきちんと支払いを続けられるか?」を判断しています。
とくに重要なのは、延滞や滞納、強制解約などのマイナス情報が記録されていないことです。こうした履歴があると、信用力が低いと判断されてしまう可能性があるため、日頃から支払い期日は守るよう徹底しましょう。
また、スマホの分割払いや携帯料金に含まれる端末代金なども、信用情報に影響を与える場合があります。つい見落としがちなこれらの支払いも、遅れないよう注意が必要です。
既存の借入れをできるだけ返済しておく
JCBカードSの審査に通りやすくするには、既存の借入れをできるだけ返済しておくことが重要です。
クレジットカードの審査では、現在の借入れ状況を返済能力に余裕があるかどうかの判断材料とします。住宅ローンや自動車ローン、消費者金融からの借入れ、他社のクレジットカードの利用残高などもすべて確認されるため、できるだけ借入れ件数や金額を減らしておくことで印象をよくできます。
とくに、リボ払いやキャッシングの残高が多い場合は、計画的に返済しておくのが賢明です。具体的には、無理のない範囲で繰上げ返済を行い、借入れ残高を減らしておくことが有効です。
また、借入れを完済すると、その情報は信用情報機関にも反映され、クレジットスコアの向上にもつながります。
本人確認や在籍確認に対応できるようにしておく
JCBカードSの審査に通るためには、本人確認や在籍確認の連絡にきちんと対応できるよう準備しておくことが大切です。
クレジットカードの申込み時には、申込み者本人であることや、申告した勤務先に本当に在籍しているかどうかを確認するために、電話連絡が入る場合があります。これにスムーズに応じられないと、審査が進まなかったり、不要な保留になったりする可能性があります。
本人確認では、自宅や携帯電話に連絡が入る場合があるため、申込み後数日は知らない番号からの着信にも出るように意識しましょう。万が一、出られなかった場合には、折り返し連絡してください。
在籍確認は、申告した勤務先に電話が入る形式で行われることが多いです。個人名でかかってくるため、職場でカード会社からの電話と知られる心配はありませんが、あらかじめ「個人名での確認電話が入る可能性がある」と総務などに伝えておけると安心です。
また、勤務先情報に誤りがあると在籍確認ができず、審査が止まってしまう可能性もあるため、勤務先名や電話番号を正確に入力しておきましょう。
JCBカードSの審査に落ちた場合の対応方法
JCBカードSの審査に落ちてしまった後でも、まったくチャンスがないわけではありません。期間を空けて再申込みを行う、審査のハードルが低いカードを選ぶ、または代替手段を利用するなど、自分の状況に合った方法を取り入れてみましょう。
一定期間を空けて再申込みする
JCBカードSの審査に落ちた後は、焦ってすぐに再申込みをせず、一定期間を空けることが重要です。短期間に再び申込みをすると、カード会社から「申込みブラック」とみなされ、かえって審査に通りにくくなる恐れがあるためです。
そのため、再申込みを考える際は、最低でも6ヵ月以上の期間を空けてから申し込むのが理想的です。信用情報機関にはカード申込みの履歴が最大6ヵ月間残るため、その期間が過ぎれば審査落ちの履歴を考慮されずにフラットに審査をしてくれるようになります。
再申込みまでの間に、自分の信用情報を見直し、返済履歴や借入れ状況などに問題がないかを確認して良いクレヒスを積むようにすれば、次の申込み時に審査通過の可能性を高められます。
審査が通りやすい別のクレジットカードを検討する
JCBカードSの審査に落ちてしまった場合、他のクレジットカードでもよいか検討しましょう。無理に同じカードにこだわらず、自分の状況に合った別のカードを選べばスムーズな発行につながる可能性があります。
なかでも比較的審査基準がゆるやかなカードは、収入や年齢に関する条件が緩和されていることが多く、フリーターや学生、専業主婦でも通過できるものがあります。たとえば、収入の条件がないクレジットカードや、発行スピードを重視したカードなど柔は軟な審査体制を持つと考えられます。
デビットカードや後払いアプリを代わりに使う
クレジットカードが利用できない場合でも、支払い手段としてはデビットカードや後払いアプリという代替策があります。どちらもクレジットカードとは異なる仕組みでありながら、日常生活でのキャッシュレス決済に十分対応できます。
デビットカードは銀行口座と直結しており、決済と同時に口座から即時引き落としされる仕組みです。そのため、後払いではないものの、クレジットカードのようにカード番号を使ったオンライン決済や店頭での支払いに使えます。さらに、多くのデビットカードは審査が不要で、申し込めば即日発行できる場合もあり、急ぎでカードを使いたい人には最適です。
一方、後払いアプリはクレジットカードと似た「後から支払う」形式の決済方法を提供しています。たとえばコンビニ払いや口座引き落としでの支払いに対応しており、手元に現金がなくても買い物ができます。完全に審査がない後払いアプリは存在しないものの、クレジットカードほど厳しい審査ではなく、収入が少ない人でも比較的利用しやすいという特徴があります。
JCBカードSの作り方

クレジットカードを即日発行する手順は、Webで申し込む場合、大きく3つのステップがあります。今回は、ナンバーレスのカード発行の手続き手順を紹介します。
①インターネットで申し込む
公式ホームページのトップページにある「ナンバーレスを申し込む」のアイコンをクリックし、カード申し込みフォームにアクセスします。

画面の指示に従い基本情報や引き落とし口座設定をします。

②審査完了のメール受信後「MyJCB」アプリをダウンロードする

申込みを終えると最短5分で審査完了のメールが届きます。メールを確認したら「MyJCB」のアプリをダウンロードしてください。
③本人確認を完了しカードの到着を待つ

「MyJCB」を起動すると、初回のみ顔写真付き本人確認書類による認証が必要です。運転免許証・マイナンバーカード・在留カードのいずれか1つが必要になります。画像にて本人確認ができたら、アプリホーム画面へ移動します。アプリから、カード番号やセキュリティコードの確認が可能です。
その後、1週間程度でカードが郵送されます。
JCBカードSの審査についてよくある質問
JCBカードSの審査についてよくある質問をまとめました。カードを作るときの参考にしてみてください。
JCBカードSの審査基準は明言されていませんが、一般的なクレジットカードと同じように信用情報の確認がされることが考えられます。
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