(画像:NET MONEY編集部)
  1. つみたてNISAで投資できる金融商品について
    1. 資産複合型
    2. 株式型
    3. ETF
  2. NISAで投資できるおすすめ銘柄5選
    1. iFreeActiveEV
    2. eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
    3. SOMPO123先進国株式
    4. ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型
    5. アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信D毎月H無予想分配金提示
  3. つみたてNISAで投資できるおすすめ銘柄8選
    1. ひふみプラス
    2. フィデリティ・米国優良株・ファンド
    3. コモンズ30ファンド
    4. EXE-iグローバル中小型株式ファンド
    5. eMAXISSlim国内株式(日経平均)
    6. 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
    7. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
    8. eMAXISSlim新興国株式
  4. つみたてNISAで銘柄を選ぶ際のポイント
    1. 全世界に分散投資する銘柄を選択
    2. インデックスファンドを選択
    3. 信託報酬が低い銘柄を選択
  5. つみたてNISAを取り扱っている証券会社5選
    1. 楽天証券
    2. SBI証券
    3. 松井証券
    4. auカブコム証券
    5. マネックス証券
  6. NISAおすすめ銘柄
  7. つみたてNISAに関するQ&A

NISAは、毎年一定金額内で購入した金融商品から得た利益が非課税となるお得な制度です。ただし、投資可能な金融商品や銘柄が多いため、どの銘柄にしようか迷うことも珍しくありません。

そこで今回は、NISAで投資できる銘柄や「つみたてNISA」を取り扱っている証券会社を紹介します。

つみたてNISAで投資できる金融商品について

NISAは「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類で構成されています。その中でも「つみたてNISA」は、投資できる金融商品があらかじめ決められています。

つみたてNISAで投資可能な金融商品は以下のとおりです。

つみたてNISAで投資可能な金融商品

  • 資産複合型
  • 株式型
  • ETF

ここでは、それぞれの特徴を説明します。

資産複合型

資産複合型は、株式や債券といった複数資産を投資対象としている投資信託のことです。「複合資産型」や「バランス型ファンド」と呼ばれることもあります。

金融庁によれば、つみたてNISAの対象となっている金融商品のうち「資産複合型」に含まれるものは全部で97本(2022年8月18日時点)です。そのうち、国内のみの金融資産に投資しているものが5本、国内外が90本、そして海外のみが2本存在します。

特に国内外を対象とした資産複合型ファンドは、つみたてNISAの対象が全215本であることを考えると、投資可能な銘柄の中でも人気が高い商品といえるでしょう。

株式型

株式型は、株式を中心に運用している投資信託のことです。

つみたてNISAの対象となっている金融商品のうち「株式型」に含まれるものは全部で111本(2022年8月18日時点)あります。そのうち、国内のみの金融資産に投資しているものが44本、国内外が15本、そして海外のみが52本です。

つみたてNISAの対象商品(全215本)のうち、約半数が「株式型」です。そのため、つみたてNISAの投資商品としてはスタンダードな部類に入ります。

ETF

ETFは、資産複合型や株式型などの「公募投信」とは異なるジャンルにカテゴライズされます。

ETFと公募投信の大きな違いは「上場しているか否か」という点です。公募投信は上場しておらず、金融機関から購入します。一方、ETFは「ExchangeTradedFunds(上場投資信託)」という名前のとおり、証券会社経由で証券取引所と取引する必要があるのです。

金融庁によれば、つみたてNISAの対象となっている金融商品のうち「ETF」は全部で7本(2022年8月18日時点)あります。そのうち、国内のみの金融資産に投資しているものが3本、海外のみが4本です。

一般的にETFは、公募投信よりも手数料や信託報酬が比較的安い傾向があります。

NISAで投資できるおすすめ銘柄5選

まずはNISAにおすすめの銘柄として、以下の5つを紹介します。

NISAにおすすめの銘柄

  • iFreeActiveEV
  • eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
  • SOMPO123先進国株式
  • ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型
  • アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信D毎月H無予想分配金提示

iFreeActiveEV

銘柄名 iFreeActive EV
運用会社 大和アセットマネジメント株式会社
基準価額 1万6,019円
純資産総額 68.57億円
トータルリターン(3年) 46.08%

※2022年10月4日現在

「iFreeActiveEV」は、大和アセットマネジメント株式会社が運用しており、トータルリターンの高さが魅力の銘柄です。

大和アセットマネジメントの「iFreeActiveシリーズ」は、同社が将来有望と考えるテーマに関する代表的な銘柄に投資し、その成長性を享受することを目的としています。

本銘柄のテーマはEV(電気自動車)です。米国、韓国、中国のEV関連銘柄が組入銘柄の上位を占めています。

eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

銘柄名 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
基準価額 1万6,205円
純資産総額 6,574.29億円
トータルリターン(3年) 18.37%

※2022年10月4日現在

「eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)」は、三菱UFJ国際投信株式会社が運用する銘柄です。

この銘柄はその名のとおり、日本を含む先進国をはじめ、新興国など全世界の株式市場に連動する投資成果を目指しています。構成比率としては米国が6割近くを占め(2022年10月3日時点)、情報技術、金融、ヘルスケアといった業種が組入上位となっている状態です。

SOMPO123先進国株式

銘柄名 SOMPO123 先進国株式
運用会社 SOMPOアセットマネジメント株式会社
基準価額 1万140円
純資産総額 16.74億円
トータルリターン(3年) 7.82%

※2022年10月4日現在

「SOMPO123先進国株式」は、SOMPOアセットマネジメント株式会社が運用する銘柄です。

この銘柄は、日本を除く先進国の株式(123銘柄程度)に分散投資しています。組入銘柄としては、APPLEINC、MICROSOFTCORPなどの情報技術株や、ALPHABETINC-CLAなどのコミュニケーションサービス株が上位を占めている状態です。

信託報酬が年率0.077%(税込)程度と安く設定されている点が、本銘柄の特徴のひとつです。

ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型

銘柄名 ニッセイ・インデックスバランスF 4資産均等型
運用会社 ニッセイアセットマネジメント株式会社
基準価額 1万4,236円
純資産総額 235.88億円
トータルリターン(3年) 8.78%

※2022年10月4日現在

「ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型」は、ニッセイアセットマネジメント株式会社が運用する銘柄です。この銘柄は、次の4つの資産へ25%ずつ均等に分散投資しています。

ニッセイ・インデックスバランスF4資産均等型の分散投資先

  • 国内株式
  • 国内債券
  • 先進国株式
  • 先進国債券

バランス重視の銘柄を好む人におすすめです。

アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信D毎月H無予想分配金提示

銘柄名 アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信D毎月H無予想分配金提示
運用会社 アライアンス・バーンスタイン株式会社
基準価額 1万104円
純資産総額 1兆7,728.62億円
トータルリターン(3年) 21.46%

※2022年10月4日現在

「アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信D毎月H無予想分配金提示」は、アライアンス・バーンスタイン株式会社が運用する銘柄です。

信託財産の成長に重きを置いた積極的な運用を行っており、成長性が高いと判断した米国株式を中心に投資しています。

数ある銘柄の中でも純資産総額がトップクラスという点が、本銘柄の特徴といえるでしょう。

つみたてNISAで投資できるおすすめ銘柄8選

ここでは、つみたてNISAにおすすめの銘柄として以下の8銘柄を紹介します。

つみたてNISAにおすすめの銘柄

  • ひふみプラス
  • フィデリティ・米国優良株・ファンド
  • コモンズ30ファンド
  • EXE-iグローバル中小型株式ファンド
  • eMAXISSlim国内株式(日経平均)
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  • eMAXISSlim新興国株式

ひふみプラス

銘柄名 ひふみプラス
運用会社 レオス・キャピタルワークス株式会社
基準価額 4万4,891円
純資産総額 4,651.05億円
トータルリターン(3年) 8.46%

※2022年10月4日現在

「ひふみプラス」は、日本の独立系投資運用会社であるレオス・キャピタルワークス株式会社が運用する銘柄です。

本銘柄は、国内外の上場株式を投資対象とする「株式型」に分類されます。独自の調査によって「市場価値が割安」と判断した株式銘柄を中心に投資しているのが特徴です。

フィデリティ・米国優良株・ファンド

銘柄名 フィデリティ・米国優良株・ファンド
運用会社 フィデリティ投信株式会社
基準価額 3万6,973円
純資産総額 667.651億円
トータルリターン(3年) 21.11%

※2022年10月4日現在

「フィデリティ・米国優良株・ファンド」は、フィデリティ・インターナショナルグループの一員であるフィデリティ投信株式会社が運用する銘柄です。米国の取引所に上場している株式を主な投資対象としています。

フィデリティ投信の企業分析範囲は、対象企業だけではありません。仕入先や納入先に加えて、国内外の競合他社までを徹底的に分析しています。

企業分析によって優良と判断された企業や、将来有望な企業が投資先となっているのが本銘柄の特徴です。

コモンズ30ファンド

銘柄名 コモンズ30ファンド
運用会社 コモンズ投信株式会社
基準価額 3万6,752円
純資産総額 361.31億円
トータルリターン(3年) 14.67%

※2022年10月4日現在

「コモンズ30ファンド」は、資産運用会社であるコモンズ投信株式会社が運用する銘柄です。30年目線の長期的投資に加えて、海外売上高比率が高い日本株を中心に集中投資しています。

ホンダやコマツといった馴染みがある企業への投資を通じて、世界経済の成長による恩恵を受けられるのが特徴です。

EXE-iグローバル中小型株式ファンド

銘柄名 EXE - i グローバル中小型株式ファンド
運用会社 SBIアセットマネジメント株式会社
基準価額 2万2,771円
純資産総額 118.27億円
トータルリターン(3年) 16.49%

※2022年10月4日現在

「EXE-iグローバル中小型株式ファンド」は、SBIアセットマネジメント株式会社が運用する銘柄です。

この銘柄は、ETFを通じて日本を含む世界の中小型株へ投資しており、FTSEグローバルスモール・キャップインデックス(円換算ベース)との連動を目指しています。

運用にあたっては、運用調査機関であるモーニングスター・アセット・マネジメント株式会社から投資助言を受けている点が、本銘柄の特徴です。

eMAXISSlim国内株式(日経平均)

銘柄名 eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
基準価額 1万2,563円
純資産総額 246.90億円
トータルリターン(3年) 12.62%

※2022年10月4日現在

「eMAXISSlim国内株式(日経平均)」は、三菱UFJ国際投信株式会社が運用する「eMAXISSlim」シリーズの1つです。

eMAXISSlimシリーズはさまざまなランキングで上位を獲得するなど、投資家から高い支持を得ている銘柄シリーズです。本銘柄では「日経平均株価(配当込みの日経225)」との連動を目指しており、日経平均トータルリターン・インデックスをベンチマークとしています。

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

銘柄名 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド
運用会社 三井住友DSアセットマネジメント
基準価額 3万1,764円
純資産総額 698.71億円
トータルリターン(3年) 11.52%

※2022年10月4日現在

「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が運用する銘柄です。

本銘柄は「国内株式インデックス・マザーファンド」を通じて、主にTOPIX(東証株価指数)に採用されている銘柄の株式に投資しています。

日本株を中心に投資したい人は、「eMAXISSlim国内株式(日経平均)」とあわせてチェックしてみるとよいでしょう。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

銘柄名 SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
運用会社 SBIアセットマネジメント株式会社
基準価額 1万7,171円
純資産総額 6,520.64億円
トータルリターン(3年) 12.27%

※2022年10月4日現在

「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は、SBIアセットマネジメント株式会社が運用する銘柄で、同社の人気シリーズ「SBI・Vシリーズ」の1つです。

この銘柄は、米国の代表的な株価指数である「S&P500」に連動する投資成果を目指して運用されています。S&P500は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQなどに上場している米国企業の中から、約500銘柄を選んで構成された株価指数です。

米国経済の成長による恩恵を享受しやすい点が「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」の特徴です。

eMAXISSlim新興国株式

銘柄名 eMAXIS Slim新興国株式
運用会社 三菱UFJ国際投信株式会社
基準価額 1万1,850円
純資産総額 867.05億円
トータルリターン(3年) 12.07%

「eMAXISSlim新興国株式」は、先ほど紹介した三菱UFJ国際投信株式会社の「eMAXISSlimシリーズ」の1つです。「MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指しています。

対象インデックスの国や地域別の構成比率は、ケイマン諸島、インド、台湾、中国、韓国が上位を占め(2022年10月4日時点)、銀行や半導体といった業種に対する投資比重が高い状況です。

つみたてNISAで銘柄を選ぶ際のポイント

つみたてNISAで投資可能な銘柄は215本も存在するため、どのようなポイントをチェックすればいいのか困ってしまう人もいるのではないでしょうか。

つみたてNISAで銘柄を選ぶ際に気をつけたいポイントは、以下の3つです。

つみたてNISAで銘柄を選ぶ際に気をつけたいポイント

  • 全世界に分散投資する銘柄を選択
  • インデックスファンドを選択
  • 信託報酬が低い銘柄を選択

それぞれ詳しく解説していきます。

全世界に分散投資する銘柄を選択

有名な投資の格言に「卵は一つのカゴに盛るな」という言葉があります。特定の商品だけに投資するのはリスクが高いため、複数の商品に投資したほうが良いという考えです。

つみたてNISAで投資可能な銘柄の中には、「日本株式を投資対象にした銘柄」や「米国株式を投資対象にした銘柄」などが存在します。特定の国の成長性に期待し、このような銘柄に投資したいと考えている人もいるのではないでしょうか。

ただし、仮に1つの商品や1つの国に集中投資をした場合、その商品や国に何らかの問題が発生すると大きな影響を受けることになります。

これから投資をスタートする初心者の場合は、できるだけリスクを考慮した銘柄を選んだほうがよいでしょう。例えば、全世界を対象とした分散投資銘柄であれば、特定の国に依存するリスクを抑えられます。

つみたてNISAの銘柄を選択する際は、「全世界へ分散投資をしているか」をひとつのポイントにしてみるとよいでしょう。

インデックスファンドを選択

投資信託の運用手法は「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類に分けられます。それぞれの運用手法の特徴や両者の違いは以下のとおりです。

■インデックスファンドとアクティブファンドの特徴と違い

  インデックスファンド アクティブファンド
運用方針 指数(日経平均やS&P500)などへの連動を目指す 指数を上回る成果を目指す
運用方法 システムによる自動運用 ファンドマネージャーによる運用
投資コスト 低い 高い
特徴 ・平均的なリターン
・リスクは低いが大きなリターンも期待しにくい
・リスクは高いが大きなリターンを獲得できる可能性あり
・大きな損失が発生するリスクも存在

インデックスファンドとアクティブファンドに優劣はなく、上記のようにそれぞれ異なる特徴を持った投資信託商品です。そのため、個人の目的や投資スタイルによっては、アクティブファンドが適しているケースもあるでしょう。

ただし、投資をスタートして間もない初心者の場合は、リスクが低く比較的安定している投資商品である「インデックスファンド」を選ぶことをおすすめします。

信託報酬が低い銘柄を選択

信託報酬とは投資信託の運用や管理にかかる費用であり、投資家が運用会社や委託会社に対して支払うものです。「純資産総額×α%」に相当する額が、毎日保有している投資信託から差し引かれます。

信託報酬は運用会社や銘柄によってさまざまです。そのため、可能な限り信託報酬が低い(手数料が安い)銘柄を選ぶほうが、運用コストを抑えながら積立を進められます。

中には、連動する指数が同じインデックスファンドが複数存在します。連動指数が同じであっても信託報酬は異なるため、注意しましょう。

つみたてNISAを取り扱っている証券会社5選

ここからは、つみたてNISAを取り扱っている証券会社の中で、特におすすめしたい証券会社5社を紹介していきます。

つみたてNISAを取り扱っている証券会社

  • 楽天証券
  • SBI証券
  • 松井証券
  • auカブドットコム証券
  • マネックス証券

楽天証券

引用:楽天証券

楽天証券は、その名のとおり楽天グループに属している証券会社です。SBI証券とならび「ネット証券業界の2強」と呼ばれることもあります。

同社は楽天グループとの連携に優れており、楽天ポイントの還元率アップや、楽天Kobo上での無料購読本の配布サービスなどを提供しています。

また、投資信託の積立時には、楽天キャッシュや楽天カードによるクレジット決済で楽天ポイントが貯まったり、ポイントを利用して投資信託を積み立てられたりと、ポイントの使い勝手に優れている点も魅力です。

そのような高い利便性の影響もあり、楽天証券は2022年6月末時点で373万以上のNISA口座数を有しています。これはNISA口座全体の約3割を占めるシェアです。

手数料

楽天証券のNISAに関する手数料は以下のとおりです。

■一般NISAの手数料(楽天証券)

口座開設料・管理料 無料
国内株式 買付手数料、売却手数料:無料
投資信託 買付手数料:無料
米国株式 1回の取引につき約定代金 × 0.495%(税込)
※最低手数料:0米ドル
※手数料上限:22米ドル
中国株式 1回の取引につき約定代金 × 0.275% (税込)
※ 最低手数料:550円(税込)
※ 手数料上限:5,500円(税込)
アセアン株式 1回の取引につき約定代金×1.1% (税込み)
※ 最低手数料 550円 (税込)
海外ETF(米国ETF・中国ETF・シンガポールETF 買付手数料:全額キャッシュバック

※2022年10月4日現在

■つみたてNISAの手数料(楽天証券)

口座開設料・管理料 無料
買付手数料 無料

※2022年10月4日現在

■ジュニアNISAの手数料(楽天証券)

国内株式
(国内ETF・ETN・REITを含む)
無料
投資信託 買付手数料:無料

※2022年10月4日現在

取扱い銘柄数

楽天証券が取り扱っているNISA対象銘柄数は次のとおりです。

■取扱い銘柄数(楽天証券)

NISA対応
投資信託銘柄数
2,568件
つみたてNISA対応
投資信託銘柄数
182件

※2022年10月4日現在

キャンペーン

楽天証券が実施しているキャンペーンは以下のとおりです。

■楽天証券のキャンペーン実施内容(2022年10月4日現在)

キャンペーン名 期間 対象者 内容
投信積立設定額1,000億円突破記念キャンペーン!第一弾! ・エントリー期間:2022/9/12~2022/11/12

・積立約定期間:2022/9/12~2022/12/30
【投信積立のデビューについては以下を満たす人】
・期間中にエントリー
・楽天ポイントコースを設定
・積立約定期間中に初めて投信積立を約定

【投信積立の増額については以下を満たす人】
・期間中にエントリー
・楽天ポイントコースを設定
・8月末時点と比較して期間中に1,000円以上投信積立を増額
投信積立デビューした対象者から1,000名、投信積立を増額した対象者から1,000名に楽天キャッシュ1,000円分プレゼント
投信積立での楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン ・積立設定期間:2022/6/19~2022/11/12

・買付指定日:2022/8/1~2022/12/28
買付指定日期間中に楽天キャッシュ決済で投信積立の買付をした人 投信積立の決済に利用した楽天キャッシュ額の0.5%分の楽天ポイントをプレゼント

おすすめの人

楽天証券は以下の人におすすめです。

楽天証券がおすすめの人

  • 楽天経済圏を活用している人
  • NISAを始めたい初心者

楽天証券は楽天グループに属するネット証券会社であり、同社のさまざまな取引によって楽天ポイントが貯められます。また、楽天ポイントを活用して投資信託を積み立てることも可能です。普段から楽天経済圏を活用している人であれば、楽天証券のメリットを十分に得られるでしょう。

同社は約253万件のつみたてNISA口座を保有しています。これはつみたてNISA口座全体の約59%にあたる数字です(2022年3月末時点)。多くのユーザーが楽天証券を選択しているという点からも、初心者でも安心してNISAをスタートできる証券会社のひとつといえるでしょう。

SBI証券

引用:SBI証券

SBI証券は、SBIグループに属するネット証券会社です。楽天証券とならんでネット証券会社の2強と称されることが多く、同業界をけん引する1社です。

同社は、利用者に対してさまざまな金融サービスを提供しています。100円から投資信託が始められたり、スマートフォン上から取引できたりするため、初心者でも気軽に投資を体験できるでしょう。

さらに、総じて手数料が安く、業界最安水準を実現している点もSBI証券の特徴です。ポイント還元率も高めに設定されているため、取引を通じて効率的にポイントが貯められます。

なお、SBI証券は2022年3月末時点で、約281万件のNISA口座を保有しています。

楽天証券のNISA口座数には及ばないものの、NISA口座全体の約25%を占めていることから(2022年3月末時点)、多くの利用者から支持されていることがわかります。

手数料

SBI証券のNISAに関する手数料は以下のとおりです。

■一般NISAとジュニアNISAの手数料(SBI証券)

口座開設料・管理料 無料
国内株式 買付手数料、売却手数料:無料
※単元未満株の売却は手数料0円の対象外
投資信託 銘柄により異なる
外国株式 海外ETF(米国・中国・韓国)の買付手数料のみ無料

※2022年10月4日現在

■つみたてNISAの手数料(SBI証券)

口座開設料・管理料 無料
買付手数料 無料

※2022年10月4日現在

取扱い銘柄数

SBI証券のNISAに関する取扱い銘柄数は以下のとおりです。

■取扱い銘柄数(SBI証券)

NISA対応
投資信託銘柄数
2,595件
つみたてNISA対応
投資信託銘柄数
184件

※2022年10月4日現在

キャンペーン

SBI証券が実施しているキャンペーンは以下のとおりです。

■SBI証券のキャンペーン実施内容(2022年10月4日現在)

キャンペーン名 期間 対象者 内容
第1弾 投信積立でポイントザクザクキャンペーン 最大10万ポイント、もれなく500ポイント ・2022/8/1~2022/10/31 【以下をすべて満たす人】
・期間中にエントリー
・メインポイントを設定
・投信積立または増額

※新規の人は月額平均1万円以上の積立が条件
※増額の人は7月の積立額から8~10月の積立額が月額平均1万円以上増えていることが条件
・抽選で1,000ポイント~5万ポイントをプレゼント
・抽選に外れても500ポイントをプレゼント
【投資信託移管入庫手数料はSBIが全額負担!】投信お引越しプログラム! 書類受付期間:入庫日から3ヵ月後の月末最終営業日 【以下をすべて満たす人】
・SBI証券へ投資信託の移管入庫を完了
・書類受付期間内に申込書などをSBI証券へ提出
投資信託移管の際に移管元金融機関へ支払った出庫手数料を全額キャッシュバック

おすすめの人

SBI証券は以下の人におすすめです。

SBI証券がおすすめの人

  • ポイントサービスが充実した証券会社を検討している人
  • 取扱銘柄数が多い証券会社を検討している人

SBI証券のポイントサービスは、以下から利用者自身が選択できます。

選択できるポイントサービス

  • Tポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント

また、同社では投資信託の保有状況でポイントが貯まる「投信マイレージ」というサービスを提供しています。さらに三井住友カードを利用した「クレカ積立」により、SMBCグループの共通ポイントであるVポイントが獲得可能です。

ほかにも、獲得ポイントの種類によっては投資信託を購入できるなど、ポイントサービスが充実しているのが特徴です。ポイントサービスが充実した証券会社をお探しであれば、検討してみるとよいでしょう。

NISAで購入できる投資信託の取扱銘柄も豊富であることから、幅広い選択肢から銘柄を選びたい人にもおすすめな証券会社です。

松井証券

引用:松井証券

松井証券は、大正7年に創業し、100年以上の長い歴史を持つ老舗証券会社です。

老舗ながらも、日本で初めて本格的なインターネット取引を導入したり、無期限信用取引や1日信用取引といった革新的なサービスを提供したりするなど、革新性も兼ね備えています。

利用者サポートの充実度も、注目ポイントのひとつです。HDI-Japan(ヘルプデスク協会)が主催する問合せ窓口格付け(証券業界)では、11年連続で最高評価の「三つ星」を獲得しています。

NISAの保有口座数に関しては、2020年9月時点で約15万件のNISA口座を保有している状況です。

つみたてNISAの口座開設者の7割以上が40代以下という点から、比較的若い層の利用者も多い証券会社といえるでしょう。

手数料

松井証券のNISAに関する手数料は以下のとおりです。

■一般NISAとジュニアNISAの手数料(松井証券)

口座開設料・管理料 無料
国内株式 買付手数料、売却手数料:無料
投資信託 買付手数料:無料
外国株式 取り扱いなし

※2022年10月4日現在

■つみたてNISAの手数料(松井証券)

口座開設料・管理料 無料
買付手数料 無料

※2022年10月4日現在

取扱い銘柄数

松井証券のNISAに関する取扱い銘柄数は以下のとおりです。

■取扱い銘柄数(松井証券)

NISA対応
投資信託銘柄数
1,634件
つみたてNISA対応
投資信託銘柄数
177件

※2022年10月4日現在

キャンペーン

松井証券が実施しているキャンペーンは以下のとおりです。

■松井証券のキャンペーン実施内容(2022年10月4日現在)

キャンペーン名 期間 対象者 内容
投信積立で最大5%ポイントプレゼントキャンペーン 2022/8/8~2022/10/31 【以下をすべて満たす人】
・期間中にエントリー
・初めて投資信託を積立購入
※合計積立額3万円以上
積立で購入した投資信託の合計金額に応じて、以下の松井証券ポイントをプレゼント

3万円以上:1,500ポイント
6万円以上:3,000ポイント
9万円以上:4,500ポイント
つみたてデビュー応援!総額1億円還元キャンペーン 2022/1/15~2022/12/30 【以下をすべて満たす人】
・期間中に新規口座を開設
・期間中に合計1万円以上投資信託を積立
証券口座に1,000円を入金、または松井証券ポイント1,500ポイントをプレゼント

※2022年10月4日現在

おすすめの人

松井証券は以下の人におすすめです。

松井証券がおすすめの人

  • 可能な限り取引コストを抑えたい人
  • 手厚いサポートを望む人

NISAおよびつみたてNISAでは、投資信託が投資対象となっています。投資信託は、保有しているだけで信託報酬というコストがかかります。

松井証券では、信託報酬の一部を毎月還元する「投信毎月ポイント・現金還元サービス」を実施中です(2022年10月4日時点)。これにより信託報酬の0.3%(税抜)を上回る部分が実質無料となります。

還元例は次のとおりです。

■「投信毎月ポイント・現金還元サービス」による還元例

銘柄名 信託報酬率 現金還元サービス 還元率
ひふみプラス 1.078% 0.055%
フィデリティ・米国優良株・ファンド 1.639% 0.4%
コモンズ30ファンド 1.078% 0.2%

※2022年10月4日現在

このように運用コストを抑えられる点は、利用者にとって大きなメリットといえます。NISAに関する取引コストを抑えたい人は、松井証券を検討してみるとよいでしょう。

また、松井証券のサポート体制は外部の評価組織からも高い評価を受けています。これから投資を始める人や手厚いサポートを望む人にもおすすめできる証券会社です。

auカブコム証券

auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループに属する証券会社です。同社はメガバンク系かつメガ通信キャリア系のネット証券会社として、業界でも独自のポジションを築いています。

auカブコム証券の特徴は、システムを内製化している点です。同社は一部システムを除き、システムを自社で開発しています。システムをアウトソーシングする証券会社が多い中、auカブコム証券はシステム基盤を重要な経営資源と考えており、こだわりを持ってシステムの開発や改善に取り組んでいるのです。

ほかにも、株式投資初心者に向けた動画コンテンツが充実している点も、同社の特徴です。会員になれば税理士やファイナンシャルプランナーなどの講義が無料で視聴できるため、知識を身につけながら投資にチャレンジできます。

手数料

auカブコム証券のNISAに関する手数料は以下のとおりです。

■一般NISAと・ジュニアNISAの手数料(auカブコム証券)

口座開設料・管理料 無料
国内株式 無料
投資信託 買付手数料:無料
外国株式 取り扱いなし

※2022年10月4日現在

■つみたてNISAの手数料(auカブコム証券)

口座開設料・管理料 無料
買付手数料 無料

取扱い銘柄数

auカブコム証券のNISAに関する取扱い銘柄数は以下のとおりです。

■取扱い銘柄数(auカブコム証券)

NISA対応
投資信託銘柄数
1,578本
つみたてNISA対応
投資信託銘柄数
178件

※2022年10月4日現在

auカブコム証券が実施しているキャンペーンは以下のとおりです。

■auカブコム証券のキャンペーン実施内容(2022年10月4日現在)

キャンペーン名 期間 対象者 内容
Pontaポイントを抽選で500名さまにプレゼント!eMAXIS Slim で積立デビューキャンペーン! 2022/9/1~2022/11/30 【以下をすべて満たす人】
・期間中にエントリー
・au IDを登録済み
・期間中に対象銘柄を初めて積立約定(合計3万円以上)
抽選で500名に2,000Pontaポイントをプレゼント

おすすめの人

auカブコム証券は以下の人におすすめです。

auカブコム証券がおすすめの人

  • 普段からPontaポイントを利用している人
  • 国内株式に興味がある人

auカブコム証券では、一定の条件を満たせば投資信託の保有でPontaポイントが貯まります。また、貯めたポイントで投資信託を購入することも可能です。普段からPontaポイントを利用している人には嬉しいサービスといえるでしょう。

ほかにも同社では、NISA口座(一般NISA、つみたてNISA)を保有していると、国内株式の手数料が最大5%OFFとなる「NISA割」が利用可能です。NISAに加えて国内株式への投資にも興味がある場合は、NISA口座の保有特典があるauカブコム証券を検討してみてはいかがでしょうか。

マネックス証券

マネックス証券は、1999年にソニーと現会長の松本氏によって設立されたネット証券会社です。2004年に日興ビーンズ証券、2010年にオリックス証券株式会社、そして2013年にソニーバンク証券株式会社を合併し、成長を遂げてきました。

マネックス証券は、単元未満株であるワン株をはじめ、保有株を貸すだけで金利を得られる貸株サービス、さらにはロボアドバイザーのマネックスアドバイザーなど、さまざまなサービスを提供している点が特徴です。

なお、同社はNISA口座数を公開していませんが、保有している証券口座数は2022年8月時点で約217万件に達しています。この数字は証券会社の中でも上位に位置する口座数です。

手数料

マネックス証券のNISAに関する手数料は以下のとおりです。

■一般NISAとジュニアNISAの手数料(マネックス証券)

口座開設料・管理料 無料
国内株式 買付手数料、売却手数料:無料
投資信託 買付手数料:無料
米国株式 1回の取引につき約定代金 × 0.495%(税込)
※最低手数料:0米ドル
※手数料上限:22米ドル(税込)

買付手数料は全額キャッシュバック
中国株式 1回の取引につき約定代金 × 0.275%(税込)
※ 最低手数料:49.5香港ドル(税込)
※ 手数料上限:495香港ドル(税込)

買付手数料は全額キャッシュバック

※2022年10月4日現在

■つみたてNISAの手数料(マネックス証券)

口座開設料・管理料 無料
買付手数料 無料

※2022年10月4日現在

取扱い銘柄数

マネックス証券のNISAに関する取扱い銘柄数は以下のとおりです。

■取扱い銘柄数(マネックス証券)

NISA対応
投資信託銘柄数
1,262本
つみたてNISA対応
投資信託銘柄数
156本

キャンペーン

マネックス証券が実施しているキャンペーンは以下のとおりです。

■マネックス証券のキャンペーン実施内容(2022年10月4日現在)

キャンペーン名 期間 対象者 内容
eMAXIS Slim 秋の投信つみたてデビューキャンペーン 2022/9/29~2022/10/31 【以下をすべて満たす人】
・キャンペーン期間中にエントリー
・2022/10/3~2022/10/31に初回の積立買付が合計1万円以上
・2022年9月より前にマネックス証券で積立買付をしてい ない
抽選で500名に「eMAXIS Slim特製エコバッグ」と「三菱UFJ国際投信オリジナルメモ帳」をプレゼント

おすすめの人

マネックス証券は以下の人におすすめです。

マネックス証券がおすすめの人

  • ポイント還元率が高い証券会社を探している人
  • ポイントの用途が幅広い証券会社を希望する人

マネックス証券では、マネックスカードで投資信託の積み立てをした場合、決済額の最大1.1%がマネックスポイントとして還元されます。

競合であるSBI証券では、最大2.0%のポイント還元を実施しています。ただし、対象が一部のプラチナカードのみに限定されており、通常のクレジットカードは0.5%の還元率となっています。また、その他の競合他社もポイント還元率は1.0%で横並びの状態です。

ポイント還元率が高いネット証券会社を探している人は、マネックス証券を検討してみるとよいでしょう。

また、投資信託の保有やマネックスカードの利用で貯まるマネックスポイントは、以下の用途に利用可能です。

■マネックスポイントの使い方

マネックスグループで利用 ・株式手数料
・暗号資産との交換
他のポイントサービスに交換 ・dポイント
・amazonギフト券
・Tポイント
・Pontaポイント
・nanacoポイント
・WAONポイント
・ANAマイレージ
・JALマイレージ
寄付 ・日本赤十字社
・日本赤十字社(ウクライナ人道危機救援金)
・READYFORが募集する災害支援団体

※2022年10月4日現在

このように多岐にわたる使いみちがあることから、ポイントサービスの使い勝手の良さを重視する人にもおすすめできる証券会社です。

NISAおすすめ銘柄

今回はNISAのおすすめ銘柄を中心として、銘柄を選ぶ際のポイントやつみたてNISAを取り扱っている証券会社を紹介しました。

NISA口座を利用すれば、購入商品を通じて得た配当金や売却益が非課税となります(上限あり)。個人の資産形成を支援する目的で作られた制度であるため、ぜひ有効活用したいものです。

証券会社によってNISA対象の取扱銘柄の種類や、取引手数料の金額は異なります。これからNISAを始める方は、本記事で紹介したNISAのおすすめ銘柄や証券会社を参考に、NISAへの理解を深めていきましょう。

つみたてNISAに関するQ&A

ここでは、つみたてNISAに関するよくあるQ&Aを紹介します。

つみたてNISAはどんな制度?
つみたてNISAは「長期」「積立」「分散」投資を後押しするための非課税制度です。2018年1月にスタートしました。

通常、投資で得た利益は約20%の課税が発生します。一方、つみたてNISAを利用した場合、最大800万円分(年間40万円×最長20年)の金融商品から得た売却益や分配金などが非課税となります。
つみたてNISAで得た資産を使う場合は制限がある?
つみたてNISAで得た資産の用途について、特に制限は設けられていません。

ただし、非課税投資枠を用いて購入した金融商品を売却しても、その金融商品を購入する際に使用した非課税投資枠は復活しません。この点には注意が必要です。
つみたてNISAの年間限度額は?
つみたてNISAの年間限度額は40万円です。なお、この限度額に手数料などは含まず、ETFや投資信託の買付代金のみが対象となります。
つつみたてNISAの買い付け頻度は?
つみたてNISAの買い付け頻度は証券会社によってさまざまです。一般的には「1ヵ月に1回」という頻度に対応している証券会社が多く見受けられます。

一部の証券会社では「毎日」「毎週」「毎月」に対応しているところもあります。