CFDとは 差金決済取引といわれるもので、TOPIXやS&P500などの世界の株式指数や、コモディティといわれる金などの先物市場に投資できるサービスです。差金決済取引とは、簡単にいうと「差額だけのやり取りが発生する取引」です。低額なコストで取引ができる点が魅力となっており、また、レバレッジの仕組みを取り入れており、実際の投資額よりも大きな金額で取引ができるといった魅力もあります。
CFDサービスは多くの証券会社が提供しており、サービスの内容も証券会社によって異なります。今回は楽天証券のCFDサービスの内容を紹介するとともに、楽天証券のCFDサービスを利用することのメリットそしてデメリットについても解説します。
これから楽天証券でCFDを始めようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
CFD取引で利用できる銘柄
CFD取引にはさまざまな種類がありますが、楽天証券にて利用できる取引は「証券CFD取引」と「商品CFD取引」の2種類が挙げられます。それぞれ、投資対象やレバレッジの倍率が異なるため、内容をしっかりと理解したうえで取引を始めることが大切です。
証券CFD取引
銘柄名 (日本語表記) |
参照原資産/取引所 | 価格表示の例 | 1Lotあたりの価額 | レバレッジ |
---|---|---|---|---|
JP225 (日本225) |
日経225先物/CME | 27,000.55円 | 株価指数×10 | 10倍 |
US30 (米国30) |
NYダウ先物//CME | 31,000.55ドル | 株価指数×1 | |
US500 (米国500) |
S&P500先物/CME | 4,000.55ドル | 株価指数×1 | |
NAS100 (米国NAS100) |
NASDAQ100先物/CME | 12,000.55ドル | 株価指数×1 | |
UK100 (イギリス100) |
イギリスFTSE100先物/ICE | 7,000.55ポンド | 株価指数×1 | |
GER30 (ドイツ30) |
ドイツDAX先物/EUREX | 13,000.55ユーロ | 株価指数×1 | |
EU50 (ユーロ50) |
ユーロ・ストックス50先物/EUREX | 3,500.55ユーロ | 株価指数×1 |
楽天証券 | CFD(2022年10月7日現在)
証券CFD取引とは、小額の証拠金を預託し、世界の上場株式や主要な市場の株価指数などを参考にして、取引の開始時と終了時の価格差によって決済が行われる取引です。レバレッジ取引が可能なため、大きなリターンを得られる可能性がある反面、多額の損失を被るおそれもあります。
取引を行うにあたり、まず、証券会社に証拠金を差し入れ、CFD取引の注文を行います。注文の際には、CFDの銘柄や買建なのか売建なのか、そして価格や数量を伝えます。注文後は、逆の取引を行うことによって、CFD取引の決済が行われるという仕組みです。
証券会社は、注文を受けてから決済終了までの間、カバー取引を行っています。カバー取引とは、お客さまからの注文と同程度の注文内容を取引所に発注することで、利益を出し、証券会社がその分損失を被るリスクを減少させる取引です。
証券CFD取引にはさまざまなリスクがあります。主ななリスクについてきちんと理解したうえで取引を行いましょう。
証券CFD取引における代表的なリスク
- 価格および指数変動リスク
CFD価格や指数が変動することによって、証拠金以上の損失が生じるリスクです。
- ロスカットリスク
証券会社では、お客さまから預かった証拠金が一定額を下回った場合、事前通知を行わずに取引を強制終了させることができます。このことを「ロスカット」といいます。
- 信用リスク
証券会社の業績や財務状況の悪化などの理由によって、証拠金の一部が返還されないリスクがあります。証拠金が返還されないと、その分損失を被ってしまいます。
- 為替リスク
外貨建てのCFD取引を行った場合、約定の時と決済の時で為替レートが変動していることがあります。その変動の内容や幅の大きさによっては、大きな損失になる可能性があります。
- 流動性リスク
原資産の流動性が低下すると、証券会社が掲示するCFDの流動性の低下につながり、その結果、取引ができなくなるリスクがあります。
- 取引および注文に関するリスク
取引において、損失を限定させることを目的とした逆指値注文においては、CFDの値動きによっては指定した価格よりも不利な価格で約定する結果となり、損失を被ることがあります。
- 相対取引にかかるリスク
CFD取引は証券会社との相対取引です。掲示されているCFDの価格は証券会社が独自に掲示しているもので、原資産価格での約定が保証されているわけではありません。
- 金利変動リスク
CFD取引で発生する金利については、円の金利水準の影響を受けるため、予想していたよりも増加もしくは減少する可能性があります。
- システムなどのリスク
取引におけるシステム障害が発生した場合には、注文の発注に遅延が生じたり、発注自体が不可能になるケースもあります。その結果、損失を被る可能性があります。
商品CFD取引
銘柄名 (日本語表記) |
参照原資産/取引所 | 価格表示の例 | 1Lotあたりの価額 | レバレッジ |
---|---|---|---|---|
XAUUSD (金) |
金のスポット取引 | 1,700.55ドル/トロイオンス | 1トロイオンス | 20倍 |
XAGUSD (銀) |
銀のスポット取引 | 20.555ドル/トロイオンス | 10トロイオンス | |
USOIL (NY原油) |
SWTI先物/CME | 80.555ドル/バレル | 10バレル |
楽天証券 | CFD(2022年10月7日現在)
商品CFD取引とは、現物商品や先物を原資産とする取引で、取引の対象は各証券会社によって異なります。
楽天証券のCFD取扱銘柄と商品内容について
では、楽天証券が取り扱っているCFDの取扱銘柄について、その内容を深掘りしてみましょう。楽天証券では「証券CFD(MT4 Equity)」、そして「商品CFD(MT4 Commodity)」の取り扱いがあります。
証券CFD(MT4 Equity)
銘柄名 (日本語表記) |
参照原資産/取引所 | 価格表示 | 1Lotあたりの価額 | |
---|---|---|---|---|
呼び値 | 表示例 | |||
JP225 (日本225) |
日経225先物/CME | 0.01円 | 27,000.55円 | 株価指数×10 |
US30 (米国30) |
NYダウ先物//CME | 0.01ドル | 31,000.55ドル | 株価指数×1 |
US500 (米国500) |
S&P500先物/CME | 0.01ドル | 4,000.55ドル | 株価指数×1 |
NAS100 (米国NAS100) |
NASDAQ100先物/CME | 0.01ドル | 12,000.55ドル | 株価指数×1 |
UK100 (イギリス100) |
イギリスFTSE100先物/ICE | 0.01ポンド | 7,000.55ポンド | 株価指数×1 |
GER30 (ドイツ30) |
ドイツDAX先物/EUREX | 0.01ユーロ | 13,000.55ユーロ | 株価指数×1 |
EU50 (ユーロ50) |
ユーロ・ストックス50先物/EUREX | 0.01ユーロ | 3,500.55ユーロ | 株価指数×1 |
楽天証券 | CFD(2022年10月7日現在)
・価格は参考価格になります
・銘柄に関係なく、口座あたりの総建玉上限は20億円です
・レバレッジは10倍です
・証拠金利率は10%です
商品CFD(MT4 Commodity)
銘柄名 (日本語表記) |
参照原資産/取引所 | 価格表示 | 1Lotあたりの価額 | |
---|---|---|---|---|
呼び値 | 表示例 | |||
XAUUSD (金) |
金のスポット取引 | 0.01ドル | 1,700.55ドル | 1トロイオンス |
XAGUSD (銀) |
銀のスポット取引 | 0.01ドル | 20.555ドル | 10トロイオンス |
USOIL (NY原油) |
SWTI先物/CME | 0.01ドル | 80.555ドル | 10バレル |
楽天証券 | CFD(2022年10月7日現在)
・価格は参考価格になります
・銘柄に関係なく、口座あたりの総建玉上限は10億円です
・レバレッジは20倍です
・証拠金率は5%です
また、CFDでは、「金利相当額」、「配当相当額」、「価格調整額」という3種類の調整金が発生します。発生するのは取引終了時点で建玉を保有していた場合ですが、発生した調整金は当日付与されます。
これらの調整金は、日々変動するので、取引の際には楽天証券の公式サイトで確認しておきましょう。また、なかには調整金が発生しない取引もあります。以下の表を参考に、調整金が発生する取引と発生しない取引について理解しておくことも大切です。
取引口座 | 銘柄 | 金利相当額 | 配当相当額 | 価格調整額 |
---|---|---|---|---|
証券CFD口座 | JP225 (日本225) |
発生する (調整金は、金利相当額および 配当相当額の合計額で付与) |
発生しない | |
US30 (米国30) |
||||
US500 (米国500) |
||||
NAS100 (米国NAS100) |
||||
UK100 (イギリス100) |
||||
GER30 (ドイツ30) |
||||
EU50 (ユーロ50) |
||||
商品CFD口座 | XAUUSD(金) | 発生する | 発生しない | 発生しない |
XAGUSD(銀) | ||||
USOIL(NY原油) | 発生しない | 発生しない | 発生する |
また、CFDの銘柄によって取引可能時間が異なります。
取引口座 | 銘柄 | 日本時間 |
---|---|---|
証券CFD口座 | JP225(日本225) | 8:00~翌6:55 |
US30(米国30) | ||
US500(米国500) | ||
NAS100(米国NAS100) | ||
UK100(イギリス100) | 17:00~翌5:55 | |
GER30(ドイツ30) | 8:00~翌6:55 | |
EU50(ユーロ50) | ||
商品CFD口座 | XAUUSD(金) | 8:00~翌6:55 |
XAGUSD(銀) | ||
USOIL(原油) |
(サマータイム)
取引口座 | 銘柄 | 日本時間 |
---|---|---|
証券CFD口座 | JP225(日本225) | 7:00~翌5:55 |
US30(米国30) | ||
US500(米国500) | ||
NAS100(米国NAS100) | ||
UK100(イギリス100) | 16:00~翌4:55 | |
GER30(ドイツ30) | 15:00~翌4:55 | |
EU50(ユーロ50) | ||
商品CFD口座 | XAUUSD(金) | 7:00~翌5:55 |
XAGUSD(銀) | ||
USOIL(原油) |
特にサマータイム適用期間は時間が1時間早まりますので、注意してください。
楽天証券でCFDを行うメリットは?
楽天証券で取り扱っているCFDがわかったところで、楽天証券でCFDを行うメリットについてみていきましょう。
入門講座やセミナーの内容が充実
楽天証券のサイトでは、無料で閲覧できる入門講座やセミナーが用意されており、初心者でも時間のあるときに無料でCFD取引の内容について学ぶことができます。
講座内容も充実しており、基礎知識はもちろん、取引方法や税金まで幅広くカバーしています。入門講座やセミナーは有名なアナリストが登壇しており、旬の銘柄やトレンドなど、多くのテーマにおいて有益な話を聞くことが可能です。
取引の手数料が何度でも無料
楽天証券のCFD取引の1番の特徴は、取引手数料が無料であることです。何回取引を行ったとしても、手数料は発生せず、口座の維持管理手数料もありません。
取引コストを抑えることで、仮に損失が発生した際の損失額を少なくすることもできるため、手数料は取引における重要なポイントです。
MT4を利用した取引ができる
楽天証券では、MetaTrader4(MT4) を利用した取引を行っています。
MetaTrader4(MT4)とは、FX取引に利用されるツールで、数百万人ものトレーダーが取引を行っています。
主な特徴は以下です。
MetaTrader4(MT4)の主な特徴
- 1日24時間、世界中のどこにいてもFX取引が可能
- 2,000以上のブローカーサーバへの接続
- フル機能の取引システム
パソコンやスマートフォン、タブレットなどで取引を行えます。このような世界でも有名な取引ツールを使って取引ができる点は、楽天証券でCFD取引を行なううえでの大きなメリットです。
そのほか、デモ口座を利用することができるため、練習しながら取引に参加できる点もメリットです。
楽天証券でCFDを行うデメリットは?
では、逆に楽天証券でCFD取引を行うデメリットについて考えていきます。
ロスカットされやすい
楽天証券のCFD取引において、仮に損失が発生し、証拠金の維持率が100%を下回った場合、追証システムが用意されていないため、追加で証拠金を入金することができません。
そして、損失の大きい建玉から強制的に決済されます。このことを「ロスカット」といいます。
これは、追証システムが用意されていない楽天証券の特徴ともいえるデメリットですが、追証システムがあるかないかでロスカットされるリスクが異なります。
追証システムを導入している証券会社が多いなか、追証システムを導入していない楽天証券はロスカットされやすいというデメリットがある点を覚えておきましょう。
レバレッジをかけた取引においてロスカットされた場合、場合によっては損失額が口座に預けた証拠金以上の額になる可能性もあります。
スプレッドが変動型
スプレッドとは、取引銘柄の買値と売値の差のことで、取引において負担する手数料です。
楽天証券のCFD取引には、スプレッドが変動制という特徴があります。そのため相場の状況によってはスプレッドの幅が大きくなる可能性があります。
スプレッドが固定されていれば、相場に影響される心配はそこまでありません。しかし、変動制のため、相場の状況によっては急に予想以上のスプレッド幅になることもあり得ます。
もちろん、相場の状況は誰にも予測できないため、CFD取引を行ううえでのリスクが大きくなる点はデメリットです。
そのほか、CFD取引における取扱銘柄が少ない点もデメリットとなっています。
楽天証券でCFDを行う際の良い評判
楽天証券のCFDを行うにあたり、良い評判をご紹介します。MetaTrader4を使った取引や、デモ口座が用意されている点が評価されているようです。
口コミ1
ちょっと調べたらTradingViewアラートからMT4で自動売買ができそう。楽天証券のCFDはMT4から発注できる。これまでリアルタイムデータの取得先として楽天RSSやカブコムAPIなど検討していたけど、トレビューでデータ取得&独自インジ作成⇒MT4(VPS)で自動売買はコスト的にもバランスがよさそう。
引用:Map @_map_universe_
口コミ2
楽天証券CFDがかなり凄いので記事にしました!
引用:Yuki @FX10年戦士、ブロガー(為替研究所管理人) @kawaselab
✔️MT4対応
✔️スプレッド狭い
✔️取引単位0.1
記事では短所も書いてます
あとで書きますが楽天証券は他にも凄い使い道もあり、今ならCFD口座開設で200ポイント貰えるので、まだ持ってなければ是非今のうちにどうぞ!
口コミ3
楽天証券のCFD取引には「MetaTrader4」という取引ツールが必要で、インストールすると標準でデモ口座が使えるようになってます🧐CFDのように新しい投資にチャレンジするなら、デモ口座で売買の感覚やルールを勉強してから挑みたい🙈
引用:あふろん🌟株式投資初心者の道しるべ @iLqPavIJ1miyFdg
楽天証券でCFDを行う際の悪い評判
なかには悪い評判もありますので、参考にしておきましょう。
口コミ1
楽天証券CFDは、S&P500のロングポジション1lot(4,269ドルのポジション)を日跨ぎするときの手数料が42円か。
引用:ジュン( ̄¬ ̄) @chun3
365日持ったままだと15,330円にもなってしまう。
手数料高いな。もっと安くならないかな。
口コミ2
楽天証券でCFD口座が開設できない理由は、「お金がたりないから」です。楽天証券で金融資産100万円以上ないと、CFDできません。
引用:ほま@CFDで不労所得。 @HH01517770
CFD口をやるための方法は3ステップ。
①総合口座をつくる
②FX口座をつくる
③CFD口座をつくる
100万円以上ないと②ができない。株や投信の含み益もカウントされます。
口コミ3
あるインフルエンサーの方のツイートで知ったけど、楽天証券でもCFD始まるのですね。GMOクリック証券と比べて手数料が気になる。
引用:みやま @miyama225
ただ、やはり株価指数CFDでレバ10倍、商品CFDでレバ20倍は気を付けてね。私は3倍であわあわしてるし狼狽もしてる。死人が増えないことを祈りたい。
楽天証券のCFDキャンペーン
楽天証券ではCFD取引を行うお客さまのために、定期的にキャンペーンを開催しています。現在開催されているキャンペーンをご紹介します。
【CFD】米国株価指数CFDキャッシュバックキャンペーン
キャンペーンにエントリーし、期間中に米国株価指数CFDのUS30、US500、NAS100の新規取引を行った人を対象に、新規取引1Lotにつき8円が上限なしでキャシュバックされます。エントリー期間および取引期間は以下のとおりです。
エントリー期間および取引期間
- エントリー期間:2022年9月1日(水)0:00~2022年11月30日(水)23:59
- 取引期間:2022年9月1日(水)7:00~2022年12月1日(木)6:55
対象者はCFD口座を持っている方で、現在口座開設をしている人や取引を行っている人も対象です。また、対象となる取引は新規注文のみで、決済注文は対象外です。
MT4、MT4 Webからの取引が対象となる点にも注意しておきましょう。
CFD入金+取引デビューキャンペーン
対象期間中にキャンペーンにエントリーし、初めてCFD口座に入金すると100楽天証券ポイント、さらに初めてCFD取引を行なうと、追加で100楽天証券ポイントを受け取れます。エントリー期間および取引期間は以下のとおりです。
エントリー期間および取引期間
- エントリー期間:2022年9月1日(水)0:00~2022年11月30日(水)23:59
- 取引期間:2022年9月1日(水)7:00~2022年12月1日(木)6:55
既にCFD口座を開設しており、まだ入金および取引を行っていない方も対象です。また、入金および取引は、証券CFD口座および商品CFD口座どちらでも構いません。
受け取った楽天証券ポイントは、1楽天証券ポイント=1楽天ポイントで交換できます。ただし、その際には事前に楽天市場会員への登録が必要です。
楽天証券のCFDは初心者にうれしいセミナーや講座を実施している
楽天証券では、CFD初心者のために動画でセミナーや講座を配信しています。専門家によるセミナーでは、世界の市場の動向などを解説してもらえるため、今後の取引に非常に役立ちます。
また、セミナーや講座の内容も初心者に向けたものから上級者に向けたものまで、レベルの異なる内容が用意されており、自分のレベルに合った講座を視聴できます。
さらに、楽天証券のCFD取引では、デモ取引を行えますので、ぜひ活用してみましょうデモ取引で練習してから実際の取引を行うことで、スムーズに取引ができるようになります。
F&Q
最後に楽天証券CFDでよくある質問について紹介します。
- 楽天証券はデモ口座を利用できますか?
- デモ口座の利用が可能です。利用には楽天FX-WEBにログインする必要があります。デモ取引では、CFD取引だけでなくFX取引もできますので、あわせて練習してみてもいいかもしれません。デモ口座の開設方法は以下のとおりです。
1.楽天証券公式サイト内「CFDデモ取引」画面にある『ログインして「デモ口座開設」へ』をクリックし、ログインします。
2.「デモ口座に関する注意事項」を読み、チェックボックスにチェックを入れ、「同意」ボタンをクリックします。
3.デモ口座のパスワードを設定します。パスワードは5桁以上で大文字英字、小文字英字、数字のどれか二種類を利用しなければなりません。
4.表示されているログインIDと設定したパスワードを利用してMetaTrader4にログインし、デモ取引を試すことができます。
- 楽天証券のCFDはいくらから始められますか?
- 取引しようと思っている銘柄の取引単位と最低証拠金の額で異なります。
たとえば、JP225(日本225)を選ぶ場合、最低取引数量は1Lotで、1Lotあたりの価額は株価指数の10倍です。JP225が25,000だったとすると、25,000円✕10✕1Lot✕10%=25,000円です。つまり、取引を行うには最低25,000円が必要になります。
また、銀を選ぶ場合、最低取引数量は1Lotで、1Lotあたりの価額は10トロイオンスです。銀が25ドルだとすると、25ドル✕1Lot✕10✕5%=12.5ドルです。為替レートを1ドル=100円とすると、12.5ドル✕100=1,250円で取引を始められます。
ただ、ここで計算した額はあくまでも参考値です。実際の取引額は「約定金額」、「必要証拠金」、「建玉金額」を最新レートで計算し、円換算した額になります。
- 証券と商品の銘柄数はいくつありますか?
- 証券CFD口座は7銘柄(日本225、米国30、米国500、米国NAS100、イギリス100、ドイツ30、ユーロ50)あります。
商品CFD口座は3銘柄(金、銀、原油)です。
- 口座を開設したら2つできました、なぜですか?
- 「証券CFD口座」と「商品CFD口座」が分かれているため、口座を開設すると、これら2つの口座ができます。それぞれでログインIDおよびパスワードが異なるため、注意してください。
また、かならず2つの口座が開設され、どちらか1つを開設することはできません。
- CFD口座のみの口座開設は可能ですか?
- CFD口座のみを開設することはできず、FX口座の開設が必要です。なぜなら、CFD口座はFX口座のサブ口座になるためです。
CFD口座の開設は、FX口座を開設した後に申し込めます。楽天証券の口座を開設しているけれど、FX口座を開設していない人は、以下の手順にしたがって、CFD口座を開設する必要があります。
1.楽天証券の公式サイトにログインし、マイメニューから「お客さま情報の設定・変更」
→「申込が必要なお取引(信用、先物・オプション、FXなど)」からFX口座を申込みます。
2.FX口座が開設されたら、「お客さま情報の設定・変更」→「申込が必要なお取引(信用、先物・オプション、FXなど)」の画面にCFDが表示されるので、CFDを申込みます。
3.CFDの口座が開設されたらMT4をダウンロードし、さらに、CFD口座への入金を行います。自分が利用している口座から直接入金することもできますし、楽天証券の口座内で振り替えることもできます。
4.入金が完了すれば、取引が行えます。