NISA(ニーサ、少額投資非課税制度)を最大限に活用するために、投資のスタイルや好みなどに合わせて最適の取引口座を選択するのは重要なことです。2015年からNISA口座を毎年変更することが可能になり、さらに2016年1月には非課税枠が100万円から120万円に増額されました。さらに、2019年12月に出された「令和2年度税制改正」により、2024年から現行NISAの制度が改正され新NISAも話題となりました。
株式会社ZUUが2021年4月に証券口座保有者500人に行った調査では、証券口座を保有している人のうち70%以上もの人がNISA口座を保有している、または保有していたという結果となりました。(調査会社:クロスマーケティング)

しかし、これから始めようとするとき、どこでNISA口座を開設すればいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。今回はNISA口座の開設に適したおすすめの証券会社を紹介していきます。NISAと混乱しやすいつみたてNISAについてはNISAとつみたてNISAとの違いでわかりやすく解説しています。
手数料やIPO実績、取扱銘柄数を比較し、NISAにおすすめの証券会社ランキングは以下のとおりです。
- 1位 SBI証券
- 2位 楽天証券
- 3位 マネックス証券
- 4位 松井証券
- 5位 auカブコム証券
- 6位 SMBC日興証券
- 7位 野村證券
- 8位 大和証券
- 9位 みずほ証券
- 10位 SBIネオトレード証券
→ランキングの根拠についてはこちら
NISAおすすめ口座ランキング!
NISAおすすめ
ランキング
NISAとは?

2014年1月から始まったNISA(ニーサ)とは「少額投資非課税制度」の愛称であり、文字通り毎年120万円までの少額投資に対して、そこから得られる利益は非課税となる制度です。
売却で利益が出ても、配当等を受け取っても、非課税になるのはNISAの最大の特徴であり、投資家から見ても大きなメリットです。証券会社や銀行も、この「非課税」という特徴を前面に押し出してキャンペーンを行っています。
NISAの対象となる取引は?
NISAは全ての取引に対して適用できるわけではありません。対象となる金融商品は金融庁により定められており、下記の通りとなります。

一見対象外の取引が多いように思えますが、特に投資初心者が抑えておくべき国内・海外株式やETFはNISAの対象になっています。
NISAの対象外となるのは金融商品だけでなく、「信用取引」といった特定の取引方法も対象外となっているので注意が必要です。
ちなみに「信用取引」とは
現金や株式を担保として証券会社に預けて、証券会社からお金を借りて株式を買ったり、株券を借りてそれを売ったりする取引のことです。
NISA(ニーサ)口座を比較、おすすめのネット証券は?
では、数あるネット証券会社の中で、どこを選ぶのが最良の選択となるでしょうか。
まずNISAは損益通算ができないため、値上がりの可能性が高い銘柄に投資することが重要です。
そのため高確率で値上がりし利益幅の大きい新規公開株(IPO)への投資にNISAを利用する人は多いです。また非課税枠120万円を、余すことなく投資できる「投資信託」を利用する人も多いです。投資信託は今や100円という少額から投資可能となっています。
ちなみに「IPO」とは?
新規公開株ともいわれます。会社が証券取引所に上場するときに「上場します!株を買えるようになります!」というのを事前にお知らせします。上場すると会社は注目・期待されるので上場直後の株価は大幅に上がる傾向にあります。そのため、事前に株を買っておき、上場してすぐ売り、差分を利益にするためにIPO投資する人が多くいます。IPOには株数に制限があり、抽選であるため、証券会社によってIPOの当選率をチェックすることがポイントです。
ちなみに「投資信託」とは?
ファンドともいわれます。投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する金融商品のことです。その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みです。お金を専門家に預けることで勝手に運用してくれるので投資初心者におすすめです。購入時手数料と信託報酬のことも知っておきましょう。
購入時手数料・・・投資信託を購入する時に支払う手数料です。投資信託ごとにその上限が定められているため、販売をする金融機関はその範囲で投資額の○パーセントというように、手数料を決めています。
信託報酬・・・信託報酬は投資の専門家に代わりに運用してもらう金融商品であるため、仲介手数料のようなものが発生します。
IPO株や投資信託、外国株など取引を行える商品の種類や銘柄が豊富に揃っていることなどが、NISA口座を選ぶ基準になるでしょう。
NISAおすすめ
ランキング
手数料比較
IPO実績で選ぶ
Q. NISA・つみたてNISAを利用している人に質問です。始める際に証券会社を選んだポイントは何ですか?

NISA(ニーサ)口座のおすすめ徹底比較
NISA口座は多くの金融機関で開設はできますが、実際に開設できるのは1人につき1年に1口座のみです。なおさら金融機関選びには慎重を期したいところですね。
ここで、手数料の安さ、取引商品数の豊富さという条件を考慮した上でおすすめのネット証券会社10社を厳選し、ランク付けしました。NISA口座から見るネット証券の比較ランキングは以下のとおりです。

SBI証券のNISA口座
顧客満足度の高さと口座開設数の多さで、他のネット証券から一歩抜きんでているのが「SBI証券」だ。国内株式の取引手数料も無料と、NISA取引で重要なポイントをしっかりと押さえているのも心強い。
国内株式だけでなく外国株式でも、ネット証券最多の9カ国という豊富なラインナップで投資家のニーズに応えてくれるだろう。国内株式だけでなく、海外ETFの買付手数料も完全無料化されているのが嬉しい。
SBI証券のNISA口座が他の証券会社よりも圧倒的に優れているのが、IPO(新規上場株式)の取扱数だ。
2021年も上場したIPO125社のうち、SBI証券が取り扱ったのは122社と全体の97%にも及んでいた。
当たればほぼ確実に値上がりするというIPOに、非課税のNISA口座で何度も応募できるのがSBI証券のNISA口座の最大の魅力と言えるだろう。
さらにSBI証券ならではの制度で、「IPOチャレンジポイント」というものがある。これは、IPOに申し込んで外れた場合に獲得可能で、次回以降の申し込み時に使用すると当選確率が上がりやすくなる。このサービスもSBI証券のNISAでIPOを申し込む方からするととても大きいメリットだろう。
SBI証券では投資信託の保有残高に応じて0.1~0.2%のTポイントを付与している。
他の証券会社ではポイントが貯まらない場合も多く、他社と比較しても高還元率である。
さらに、貯まったTポイントは投資信託の購入にも使えるため、さらに投資の利益を得ることができる。
積み立てる買付金額の支払いに三井住友クレジットカード決済を設定すると、積立額の最大2.0%分のVポイントや、投信マイレージによるポイントを獲得することができる。
SBI証券では常にキャンペーンを開催中で、お得にポイントをゲットしてから運用を開始できる。2022年3月8日現在、「dポイント×SBI証券 提携開始」キャンペーンを行っている。2022年2月21日~2022年3月31日まで条件を満たすと最大30,000ポイントを獲得できる。同時に様々なキャンペーンを行っているので、ぜひチェックして口座開設に進んで欲しい。
SBI証券のデメリット
IPOの取扱い銘柄数が多い(2021年 86社)ものの、逆に多くの投資家がSBI証券で申し込みをするため当選確率が高くないという点もデメリットの一つです。しかし、IPOで当選するためには複数の証券会社から申し込みをするのが基本路線です。SBI証券でも申し込み、他の証券会社での申し込みも行うと良いでしょう。
- IPOの取扱数が多いが、倍率が高い
SBI証券の口コミ
ささゆさん
★★★★★
ネット証券の取引高ナンバーワンのSBI証券は知名度も十分にあるので、安心して口座開設や取引ができました。取り扱っている銘柄も多く、手数料が無料なのも魅力的でした。チャートも見やすく、投資に役立つニュースの掲載もスピーディーで、知りたい情報をいち早くキャッチできるところも良かったです。取引ページも見やすく操作も簡単なので、幅広い年代の方にもストレスなく売買ができると思います。
ちょこさん
★★★★★
SBI証券では、主に積立投資信託で利用しています。投信の買い付けでTポイントがたまります。普段の買い物で貯めたTポイントも利用して投信を買うことができるが嬉しい点です。投信の商品も豊富にあり、色々な条件から絞り込んで探すことができるので便利です。
かわさん
★★★★★
SBI証券で株の売買をして5年以上経ちます。SBI証券は、株の銘柄を検索するときに、優待の内容や種類、利回りのパーセンテージなどいろいろと細かくチェックして検索をかけることができるので、本当に自分にあった株の銘柄を見つけることができるので、とても使いやすいです。
みやしーさん
★★★★★
SBI証券は手数料が他のネット証券と比べて、安いとおもったので選びました。また、一番私に合っているなと感じたのは夜間取引ができるという点です。日中は仕事で忙しいのでなかなか時間を取れませんが、夜なら仕事が終わった後にしっかりと時間を取れるので便利だなと感じています。
ひとみさん
★★★★★
今まで地元の銀行で投資信託を買ったことがありましたが、株やETFにチャレンジしたかったので証券会社に口座を作ろうと思いました。
元々SBIネット銀行に口座があったので、使いやすさを期待してSBI証券に口座を作ることにしました。
パソコンのサイトからホームページを見ると、自分の知らないいろんな商品があって、勉強になりました。
今は国内株・米国株・ETFを購入して、毎日様子を見に行ってはニマニマしています。
夏美さん
★★★★☆
初心者ですが、わかりやすくて使いやすいので満足しています。知りたいことをすぐに調べられるので便利です。情報の検索やスクリーニングもしやすいです。手数料も明確で、お手ごろだと思います。情報量も豊富なので、わたしのような初心者だけでなく、幅広く使いこなしたい方にも向いていると思います。
ながやんさん
★★★★★
今まで投資経験がなかった私ですが、住信SBI銀行に口座をもったことをきっかけとして、勧められるままにSBI証券で投資を始めました。推薦してくれる投資商品はどれも魅力的で運用成果が上がりやすいものが多いと思います。また売買が非常に簡単でWebサイトですべての取引が完了できます。個人的に購入した株は今現在、値下りしていますが、購入した株を貸株することで細かな利益を上げることができています。
t.s.さん
★★★★☆
今までに3社の証券会社を利用したことがあります。
その中でも、機能が一番シンプルでわかりやすいと感じたのがSBI証券でした。
これなら初心者が使うにしても、シンプルでわかりやすいです。
また、良心的な手数料ということもあり、一番最初に使うなら間違いなくSBI証券がお勧めです。
ただし、アプリとしては使いづらさを感じます。また、よく耳にする通り、メンテナンスが土日に多く機能が使えないことがあります。
\国内株式個人取引シェアNo.1(SBI証券調べ)/
株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人、以下「当社」)は、2022年6月3日(金)から、住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:円山法昭、以下「住信SBIネット銀行」)の外貨普通預金口座から当社の「米ドル外貨建口座」に米ドルを自動入金できる「米ドル定期自動入金サービス」を提供することとなりましたのでお知らせします。
(引用元:主要ネット証券初!「米ドル定期自動入金サービス」提供開始のお知らせ)

楽天証券のNISA口座
楽天証券では国内投資信託だけでなく、海外上場投資信託の買付手数料も無料、また手数料不要のノーロード投資信託も1000本以上揃え、可能な限り無駄な出費を抑えた取引ができるだろう。
まず、マーケット情報を得ることが可能で、日本経済新聞社が提供するビジネスデータサービス「日経テレコン」が利用できる。こちらでは日経新聞を読むことができ、短い移動時間でも素早くNISAや株式取引関連の幅広い情報収集ができるだろう。
また、スマートフォン用では「iSPEED」というアプリで取引が可能で、PC版では高機能取引ツール「マーケットスピード」で自分の理想な取引を展開できる。
楽天証券では、国内株式や投資信託の購入に楽天ポイントを使うことができる。普段の買い物などで貯まった楽天ポイントも使うことができるのは、楽天ユーザーには嬉しいポイントだ。
また、投資信託の積立を楽天カードで決済に設定すると、100円の買付に対して1ポイントが貯まる。
つまり、新規口座開設はもちろん、普段の投資でも各種キャンペーンを利用すれば楽天ポイントを貯めることができる。
楽天証券のデメリット
一方楽天証券は2022年の9月より、積み立て額の1%を還元していたクレジットカードによる投資信託積立の還元率を、一部の投資信託について0.2%に引き下げるとしています。クレカ積立を考えている人にとっては、このポイント還元率引き下げはデメリットでしょう。
- クレカ積立の還元率が一部0.2%に引き下げ
楽天証券の口コミ
たくぼーさん
★★★★★
SBI証券をメインで使用していますが、楽天証券にも興味があったので口座を開設しました。
取り扱い商材の質・手数料の関してはSBI証券とほぼ同等ですが、扱いやすさ・サイトの見やすさに関してはこちらに軍配があがります。
更に楽天ポイントで株・投資信託を購入する事も出来る為、ポイントを現金化すると言う裏技的な事も可能です。
以上の事から、ほどほどに投資を行いたい方におススメです。
にゃんたさん
★★★★☆
楽天証券の客員研究員である山崎元さんの著書を読んで、投資信託を始めたいと思い、希望の商品を取り扱っていて手数料もお得な楽天証券の口座開設をしました。アプリもあって使いやすいと思います。楽天のその他のサービスと連携は特にないように思いますが、楽天のサービスをそもそも使っている場合は口座開設時などに楽天ポイントが付与されるキャンペーンを行なっていてお得です。
一隆さん
★★★★★
私は信託投資初心者です。
結婚を機に将来の資金確保の為に、投資信託を検討し、楽天証券を選びました。
選ぶ決め手となったのは、以下3点です
1)普段から「楽天」を利用していて安心
2)楽天ポイントで投資できる
3)楽天銀行と紐付けすることで、楽天銀行の普通預金が金利0.1%になる
普段から「楽天」に馴染みのある方であれば、その安心感や楽天ポイントの運用のハードルも低い。
何より今の時代金利0.1%はありがたいです
なっくさん
★★★★★
アプリひとつですべての金融商品を購入でき、積み立てや指値、売却などなんでもできます。チャートも見れるしこれまでの積立金額もわかるし利率もわかるので、アプリひとつで困ることはありません。さらに、口座を持っているだけで日経新聞も読めるのでお得感があります。楽天銀行に口座を持っていて連携すれば、銀行口座の金利が0.1%になるところもポイントが高いです。
さいとさん
★★★★★
楽天市場やその他楽天のサービスを使用する度に貯まっていく楽天ポイント。この楽天ポイントが楽天証券では投資に使うことができます。現金を使わずにポイント投資できるので、投資に興味があるけどなかなか踏み込めない初心者さんであってもお手軽に投資チャレンジできるはずです。投資信託を購入していれば楽天市場でポイントブーストがかかるので、よくお買い物する方にもお得です。
ななまるねこさん
★★★★☆
一般的な株取引だけではなく、iDeCoやNASAにも対応をしているので、色々な投資にチャレンジをすることができます。
特に楽天証券でしか取り扱っていない商品もあるので、オリジナリティーもあります。
投資の方法も複雑な感じもなく、スムーズに行うことが出来るので、使い勝手もいいですし、安心感も得ることができます。
\開設者の75%が未経験!初心者におすすめ!/
楽天証券株式会社は、2022年2月25日(金)に金融庁が発表した「NISA口座の利用状況調査」より、NISA(※1)の2021年新規口座開設数が業界最多(※2)であったことをお知らせします。
※1:一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAの合算
※2:NISAは、主要ネット証券(口座数上位5社:auカブコム証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券(五十音順))で、iDeCoは、主要運営管理機関でそれぞれ比較(2022年3月30日、楽天証券調べ)
(引用元:楽天証券、NISA・iDeCo 2021年新規口座開設数が業界最多に!)

マネックス証券のNISA口座
NISA口座の全買付手数料無料の「マネックス証券」は、NISAをはじめて利用する人にも口座を乗り換える人にもおすすめできるネット証券会社だ。まず国内証券ではトップの4000本以上の米国株式を取り扱っている。
また、アップルやグーグル、フェイスブックなど注目の米国株の取引も、キャッシュバック制度を利用すれば実質手数料無料、売却時は5米ドル~と圧倒的な安さだ。配当金再投資サービス」を利用すれば、保有銘柄からの配当金を使って同じ銘柄に自動で再投資がNISA口座でも可能。
米国や中国など外国株式の取り扱いが豊富なほか、高確率で値上がりするIPO銘柄の取り扱いが多い点も強みだ。2021年は125社のIPOに対し65社を取り扱ったため半分以上を網羅した。さらに、取引数量に関わらずIPO抽選権が1口座に1つ付与される「完全平等抽選方式」を採用していることも、取引規模が少ない投資家にはうれしい。
日本にいると、日本の株式市場、経済情報は多く入ってくるものの外国株式情報などはアンテナを張らない限り入ってきづらいだろう。しかし、米国株、中国株に特化したマネックス証券ではマーケット情報メディア「マネクリ」で投資に必要な知識を存分に得ることができる。専門家のレポートが充実しており、投資入門者から経験者まで満足できる内容となっている。
マネックス証券では、新規口座開設等でもれなく200円相当のアマゾンギフト券をプレゼントするキャンペーンを8月31日まで開催している。
マネックス証券の口コミ
Snowさん
★★★★☆
米国株投資に利用しています。メリットは、残高さえあれば、米国株のリアルタイム株価が見られる点。SBIは有料。楽天は月1回取引が必要です。なので、マネックスの取引ツール「トレードステーション」で株価を見ながら、SBIで買い付けたりもしています。デメリットとしていは、サイト全体について、継ぎ足して作った感があり、わかりにくい部分もあります。そろそろフルリニューアルしたほうがいいと思います。
きたさん
★★★★★
退職金の運用を考えて国内株式の取引をするためマネックスを選びました。使ってみると、ネット証券ということもあり国内株式の取引手数料はかなり安価です。特にNISAの株売買を行うと、もちろん税金はかかりませんが、それに加えて売買の取引手数料が無料なので、売り買いの利益や配当がそのまま自分の利益となります。
飛鳥さん
★★★★☆
友人からのオススメで活用を始めましたが、特徴は少額から取引ができる点だと思います。私は他の会社の証券口座も開設していたのである意味初心者ではないかもしれませんが、特に初めての方にとってオススメです。また専用のツールがとても分かりやすいのでツールだけを活用しているときもあります。
\完全平等のIPO抽選!/
マネックス証券株式会社は、2022年1月13日(木)12:00(予定)より、米国上場企業の7割を超す決算速報をグラフにし、市場予想と比較して配信するサービス『米国株決算フラッシュ』(以下「本サービス」)の提供を株式会社アイフィスジャパン(本社:東京都千代田区 代表取締役:大澤弘毅)とともに開始しますので、お知らせいたします。 なお、7割を超す米国上場企業の決算結果をグラフにし、市場予想と比較して公表後数分以内で提供するのは、主要ネット証券で初めてです。
(引用元:主要ネット証券初!決算速報サービス『米国株決算フラッシュ』を提供開始)

松井証券のNISA口座
日本で最初にネットによる本格的な株式取引を実現した「松井証券」は、100年以上続く歴史と安定が強みのネット証券会社だ。株主優待名人の桐谷さんが利用している証券会社としても知られている、おすすめの証券会社だ。
買付時も売却時も株式取引手数料が永久的に無料であるのが、松井証券ならではの魅力である。特筆すべきは、国内株式だけでなく上場投資信託や不動産投資信託などにおける手数料も無料という点だ。
NISAに限らず取引を長く続けたい人向けのメリットが多いといえるだろう。
株主優待情報から銘柄を絞り込める「QUICKリサーチネット」など様々な投資情報ツールを無料で提供している。
スマホ向けには「株アプリ」があり、シンプルな画面で操作しやすく情報収集から取引まで簡潔に行えるため、初心者でも安心して投資を始めることができるのも松井証券のおすすめポイントだ。
松井証券はサポートが手厚いことでも有名な証券会社だ。そんな松井証券の顧客サポートはHDI-Japan主催の「証券会社における問い合わせ窓口格付け」において、最高評価の「三つ星」を10年連続で獲得するほどだ。
口座開設をしたものの何から始めれば良いかわからない、ツールの使い方が難しそう。そんな時でも電話で対応してくれるので、気軽に聞いてみた方が良いだろう。このサポートの充実も100年以上続く老舗証券会社ならではでしょう。
松井証券の口コミ
アロンさん
★★★★☆
松井証券は株式投資を始めようと思った時から手数料が非常に安い老舗の証券会社ということで安心感があり口座開設しました。手数料も安く実績のある会社ですので現在NISAでも利用していますが、特別問題もなくスムーズに取引できており全く不満はありません。今後も活用したい証券会社です。
みどりさん
★★★★★
投資に関する用語は専門的で難しいものが多いのですが、Q&Aが充実し分かりやすいです。手数料無料なのもうれしいです。NISAかつみたてNISAにするかも、魅力をしっかり説明してあるので、自分に合った方を選ぶことができました。ネット証券なので24時間申し込むことができ、仕事の合間や隙間時間に調べて投資に取り組むことができます。株式購入も、NISAにするかどうかを簡単に選択することができます。
清水さん
★★★★☆
松井証券のNISAでは株式の売買手数料が無料です。もちろん口座維持にかかる費用もないので、純粋な株の売買の利益が還ってくることになります。手数料がかからないに越したことはないのでうれしいです。ただ、投資信託の取り扱い数が少なめです。私は投資信託に資金を入れることもあり、その資金は長期投資目的なのでNISAで購入したいところですが、松井証券はラインナップが豊富というわけではないようです。
\100年以上続く老舗証券会社!/

GMOクリック証券のNISA口座
GMOクリック証券は手数料の安さでも定評があるが、分析ツールの使いやすさでも極めて高い評価を得ている。それが過去のオリコン顧客満足度ランキングでネット証券「分析ツール」部門第1位という結果にも現れている。はじめて投資する人にとってツールの高評価は心強いのではないだろうか。
GMOクリック証券のNISAにおける最大の魅力は、取引手数料の「恒久無料」が約束されていることだ。取扱商品としては国内株式と国内ETF、REITを買うことができる。
GMOクリック証券の口コミ
メメントさん
★★★★☆
さすがにGMOといった感じで、他の証券会社に比べても圧倒的にサイトが使いやすいように感じています。また、他のGMOサイトに紐づけてのサービスも多いのが非常に気に入っています。いくつか証券口座は持っていますが、圧倒的メインでGMO活用中です。助かってます。
レンレンさん
★★★★☆
CMで見たことがあったのでGMOクリック証券で証券口座を開設してみました。証券取引は初心者ですが、それなりに使えている気がします。最近他の証券会社の口座も作ってみたのですが、GMOの方がやっぱり取引ツールが使いやすいと感じたので、これからもメインで使っていこうと思います。
マロンさん
★★★☆☆
GMOクリック証券ではNISA口座を開設すると現物売買手数料を恒久的に無料になりますが、正直これだけでは強みになりません。それは他社のネット証券でも同様のサービスがあるからです。ここではNISA口座を開設する別のメリットを考えた際に、取引ツールの操作が楽な点が挙げられます。株取引をする際にあまりにも便利な機能があるので、ストレスを感じずに投資をしていくことができます。
\充実の取引ツール完備!/

SMBC日興証券のNISA口座
何と言っても最大の魅力はSMBC日興証券独自の「キンカブ」サービスだろう。
「キンカブ」とは株価に関わらず、100円以上100円単位で株式を購入できるサービスだ。東証一部・二部からマザーズ、JASDAQに上場する株式、ETF,REITから選定された約3809の銘柄が対象銘柄となっている。このキンカブがNISA口座でも購入できるのが、SMBC日興証券のおすすめポイントだ。
100円単位で購入できるという点は、120万円というNISAの非課税枠を余すところなく使い切るにも、分散投資してリスクマネジメントするにも有効に働くだろう。
SMBC日興証券のもう1つの強みが、IPOの取り扱いだ。このランキングで1位のSBI証券以上にIPOの「主幹事」の数が多いため、NISA口座でのIPO投資を検討しているならSMBC日興証券もおすすめの証券会社だ。
2021年6月1日より、「投信つみたてプラン」お取引特典がリニューアルした。
「投信つみたてプラン」での積立金額に応じて毎月dポイントをプレゼントしてくれる。毎月の積立金額が10,000円未満の場合3ポイント、10,000円以上の場合は10,000円ごとに3ポイントプレゼントと積立運用しながらポイントも貯められる。
SMBC日興証券の口コミ
ナイトさん
★★★★☆
私はSMBC日興証券でつみたて投資を行っていますが、選べる銘柄がたくさんあり、100円単位の金額で投資できるから、おつりなどを活用しています。基本的に長期投資にはなるものの、リスクが低い点が安心できます。高齢になった時に、この投資が役立つかも知れませんし、ひょっとしたら数年後の旅行代になるかも知れませんが、こつこつ続けるには便利だと感じました。
茂さん
★★★★★
SMBC日興証券の総合コースで開設したのですが、現時点でネット証券会社が多くある中、歴史があるSMBC日興証券は投資初心者としては大変安心でした。口座開設申し込みはもちろん、NISAや取引のアドバイスを直接近くの支店でも対応していただく事ができました。但しネット証券に比べて対面は手数料が高いところがネックだと感じました。
ttssさん
★★★★☆
SMBC日興証券のホームページは情報量が多くどこを見ればいいのかがわからず困っていました。「NISA」でいろいろな設定をしたくても、理解できないので、サポートセンターに問い合わせたら、オペレーターが画面を一緒に確認して細かく解説してくれたので設定できました。
\IPOの主幹事が多い!/

岡三オンラインのNISA口座
豊富な投資商品からほしいものを選ぶために必要な情報を提供するコンテンツの充実度が高い「岡三オンライン」も、NISA口座におすすめだ。
先物取引やオプション取引など、取扱商品のバラエティの豊かさと手数料の安さでも定評がある。また2015年度に10件だったIPO銘柄の取り扱いが、2019年度には37件と伸びを見せており、今後も増加する見込みだ。口座数で見るとSBI証券の463万、マネックス証券の184万と比べ、23万口座のこちらはライバルが少ない。NISAは非課税となるメリットを最大限に生かしてIPOで大きな利益を狙うなら、岡三オンラインの利用をおすすめしたい。
岡三オンラインの口コミ
若尾さん
★★★☆☆
元々つみたてNISAをしようと思って岡三オンラインの口座を開設したのですが、対応していなかったので通常のNISA口座を使っています。アナリストの情報が豊富な点は良いと思いますが、つみたてNISAにも対応して欲しいです。
teruさん
★★★★☆
株は取引したことがなかったのですが、知り合いにおすすめされて岡三オンラインで口座を作ってみました。株初心者の私でもわかりやすかったので、岡三オンラインは初心者にもおすすめできると思います。
kyokoさん
★★★★☆
最近ここでNISAを申し込んだばかりですが、少額でも株が買えるサービスがあるのが気に入っています。正直あまり資金がなかったのですが、それでも株や投資信託への投資を始められたので満足です。
\IPO投資の狙い目!/

DMM.com証券のNISA口座
国内株式の場合、NISA・ジュニアNISAともに売買手数料が無料である点がDMM.com証券のNISA口座のおすすめポイントだ。また、NISA口座を使わない場合でも株式の売買手数料は業界最安水準だ。
DMM.com証券では国内証券会社で唯一、米国株式も取引手数料が無料だ。もちろんNISA口座にも対応しているので、米国株投資の利益を非課税にする目的でDMM.com証券を選ぶのもおすすめだ。
DMM.com証券の口コミ
トミタさん
★★★★★
アメリカ株に投資してみたかったので、DMM.com証券でNISA口座を作りました。取扱銘柄数があまり多くないのが気になっていましたが、最近は増えてきたのでいい証券会社だと思いました。
A.Tさん
★★★★☆
DMM.com証券のNISA口座のメリットは、国内株も米国株も取引手数料が無料なところだと思います。ツールも思っていたより使いやすくて特に不満はないです。
ふみさん
★★★☆☆
FXでDMMの口座を持っていたので、証券会社でもDMM.com証券を選びました。口座開設が簡単なのは良かったですが、投資信託の取り扱いが増えるともっといいかなと思います。
\I国内証券会社で唯一米国株式の手数料ゼロ!/

SBIネオトレード証券のNISA口座
SBIネオトレード証券は、創業から70年と歴史も古く、手数料も業界No.1水準で安い。本記事でも1位と2位にランクインしているSBI証券、楽天証券と同等で取引ができる。
NISA運用しかしない、株式投資初心者にはそれほどメリットはないが、NISAをきっかけに長期的に運用したいのであれば、手数料が安いSBIネオトレード証券は検討をおすすめしたい。
SBIネオトレード証券の口コミ
たかやさん
★★★★☆
元々SBIネオトレード証券はNISA口座で使っていたのですが、最近では非課税枠を超えて取引しています。NISA口座の恩恵はあまりありませんでしたが、SBIネオトレード証券は現物取引も信用取引も手数料が非常に安いので、その点は口座を開設してみて良かったと思います。
リョウさん
★★★☆☆
自分が使ってみて感じたのは、SBIネオトレード証券のNISA口座はあまりメリットがないなということでした。特に株初心者にはあまりおすすめではないです。今はSBI証券のNISA口座に変更したのですが、やはり人気の証券会社らしく便利です。
アミさん
★★★☆☆
通常の株式については特に不満はありませんが、SBIネオトレード証券は投資信託が他の証券会社と比較すると極端に少ないのが不満点です。投資信託を考えている人にはおすすめしないです。
\IPOの事前入金不要!/

auカブコム証券のNISA口座
国内株式の買付時手数料が無料の「auカブコム証券」も、魅力の多いネット証券会社の一つである。1株から購入できる「プチ株」もNISA口座で取り扱いが可能で、非課税枠の120万円満額まで使わなくとも低資金で手軽に株式取引をはじめられるのも特徴的だ。
auカブコム証券では電話による相談の受付や、株主優待に関する情報提供なども対応しており、顧客目線のきめ細かいサービスが好評となっている。
auカブコム証券の口コミ
Y・Gさん
★★★★☆
今までNISAの口座開設をしたことがなかったのですが、友人の勧めでauカブコム証券に申し込みました。口座開設まではとても順調でした。設定はマイページにある積み立て設定ガイドを見ながら進めました。とても分かりやすい説明でしたので、あまり悩まず完了しました。NISAの商品は信託報酬が低く、購入時手数料が0円なのが魅力の一つです。自分は毎月500円で投資しています。
ビギナーさん
★★★★☆
NISAのシステム自体はどこも同じですが、取引の結果、どの位お得になったか表示されて良いと思います。 また、私が実際にやった訳ではありませんが、プチ株もNISA口座で買えるのではないかと思います。 それともう一つ。auカブコムは証券口座に現金が入っていなくても保有証券残高に応じて、買う事が出来ます。 入金は後日で良いですので、チャンスを逃さない素晴らしいシステムだと思います。
マッキーさん
★★☆☆☆
auカブコム証券でNISA口座を開設してもあまりメリットがないと感じています。手数料は恒久的に0円というのはメリットがありますが、これは他のネット証券でも同等のサービスがあるので、これがあるからメリットであると言えません。それに夜間の株取引に対応していないので、やや使いにくさを感じています。それと投資信託の本数も他社よりも少なめなので、それだけ選択幅が狭くなるのもやや使いにくさを感じます。
\Pontaポイントのプレゼントもあり!/
ランキングのポイント

ここまでNISAで投資を行う際の証券会社を紹介してきましたが、証券会社を選ぶ際のポイントを再度確認しておきましょう。選ぶ上でのポイントとして、手数料、取扱投資信託の数、外国株、IPOの4点が挙げられます。手数料については、NISAで取引する場合、ネット証券会社の多くが無料で取引可能となっている。しかし、野村證券やSNBC日興証券などの店頭証券会社だと手数料がかかることがあるので注意が必要です。
気になるIPO実績は上記のNISAおすすめランキングに「IPO実績で選ぶ」というタブがあるので確認してみてください。投資信託の銘柄数は上記のNISAおすすめランキングの「投資信託」という項目を確認してください。外国株ではSBI証券が9カ国の取り扱いを誇るとともに、マネックス証券も取り扱いは米国株と中国株の2カ国と少ないものの米国株のみで見たときその取扱銘柄は業界最多であります。近年人気が高まっているIPO取引でも、ランキングが1位のSBI証券と楽天証券はそれぞれ122社、74社と多くを取り扱っています。
以上を踏まえて、NISA投資の際でもやはりSBI証券は名実ともにおすすめできる証券会社です。
それ以外の証券会社でもそれぞれ強みを持っているので、自分のやりたい投資スタイルに合わせてNISA口座を選ぶと良いでしょう。
銀行と証券のNISA(ニーサ)口座、どっちがおすすめか比較
株式や投資信託等で得た利益は通常、約20%が課税されますが、証券会社でNISA口座(少額投資非課税口座)を作れば、投資で得た利益をそのまま受け取ることができます。
5年の間、毎年120万円まで非課税で投資できるので、よりよい投資環境を手に入れられるでしょう。
今回はNISA口座におけるルール変更を受け、実際にお得な口座とはどのようなものになるのか比較します。

NISA口座のルールの変更
2014年にはじまった「少額投資非課税制度(NISA)」のルールは、まず2015年に大きく変わりました。開始当初は「5年間は口座を変更できない」ことになっていましたが、所定の手続きを行えば、他の証券会社や銀行に毎年口座を変更することができるようになりました。
さらに2016年1月にはNISAの非課税枠がそれまでの100万円から120万円に拡大。4月には未成年対象のジュニアNISAも開始、2018年からは年間投資額を40万円までに抑える代わりに、非課税期間が20年間になるつみたてNISAも始まりました。幅広い世代が投資に興味を持つようになることが期待されています。
ジュニアNISAとは、2016年度から始まった未成年者を対象とした少額投資非課税制度です。未成年者(0~19歳)を対象に、年間80万円分の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
引用元:ジュニアNISA|NISAとは?|金融庁
NISAおすすめ口座の条件

NISA口座は銀行や郵便局、証券会社で開設できますが、新たに口座を開設する場合どこを選べばいいか、非常に悩ましいところでしょう。
まず株を購入したい場合は、銀行では投資できないため証券会社を選択することになります。
人によって投資目的や価値観が違ってくるため、一概にどの証券会社が最適とは言えませんが、ここでは①取引手数料、②取扱商品のラインナップ、③キャンペーン、④住民票代行サービスの有無の4点を目安として口座を選ぶことをおすすめします。
中でも特にポイントになるのは①取引手数料と②取扱商品です。
取引手数料が高いと、細かい取引を行いにくくなります。そのため「良いNISA口座」の条件として、取引手数料の安さは外せない条件の一つであると言えます。実店舗をもつ証券会社よりも、ネット証券会社の手数料が圧倒的に安いというのは、周知のこととなりつつあります。これがネット証券をおすすめするポイントの一つです。
場合によっては一度の取引で、実店舗型証券会社とネット証券会社の取引手数料の差が10,000円を超えることもあります。
さらにNISA口座を開設するには、総合口座を開設していることが条件となります。NISA終了後も投資を行いたいと考えているなら、総合口座における手数料もあわせてチェックしておきましょう。
また、株式や投資信託の取扱銘柄数や商品数が豊富なことも、条件の一つとなります。証券会社では、国内外の株式投資や投資信託、ETF、ETN、REITまで取り扱っています。
このように考えると、手数料が安く取り扱い商品も多い、ネット証券の利用がNISA口座の利用には適しているといえます。
2024年から新NISAに移行、何が変わるのか
2019年12月に出された「令和2年度税制改正」により、2024年から現行NISAの制度が改正され新NISAに移行となります。ここでは変更点、開始時期、現行NISAからのロールオーバーを紹介します。
新NISAについて
成長資金の供給を促しつつ、家計の安定的な資産形成を促進する観点から、NISA制度全体を見直す中でつみたてNISAを延長し、少額からの積立・分散投資を促進していく。
引用元:令和2年度税制改正について - 金融庁
現在のNISAからの変更点

まず新NISAに移行後も現行NISAと同様に「NISA」か「つみたてNISA」のどちらかしか選択できないことをおさえておきましょう。
次に大きな違いは新NISAでは投資枠が2階建てになり、1階部分である「つみたてNISA」の対象商品を購入しないと(年間20万円まで)、2階部分を利用できないことです。 2階部分の対象商品は現在のNISAと同様に国内・外国株式や投資信託、ETF、REITなどが購入できます。ただし、レバレッジが高い投資信託やリスクが高い金融商品は除外予定です。
投資枠は年間102万円までとなり、毎月の積み立て投資や一括で利用してもいいです。1階と2階部分を合計すると年間122万まで投資可能になります。5年間継続すると最大610万円の投資金額の運用益が非課税となります。
注意しておきたいのは、1階部分の年間20万円までをすべて利用する必要はないということです。NISA口座をすでに開設している場合や、すでに投資経験がある、またはつみたてNISAの対象商品を設定すれば、2階部分の投資を利用可能になります。
また未成年向けのジュニアNISAは2023年末をもって廃止となり、口座開設者が18歳に満たない場合でも払い出し可能です。2023年以降は18歳になるまでの期間において、非課税のまま保有もできます。
開始時期

従来のNISAを開始できる期限が現在の2023年から「2028年」まで5年間延長されます。現在のNISAで運用している金融商品は、新NISAにロールオーバー可能になる予定です。現行NISAの口座を開設している場合、2024年より自動的に新NISAへと移行されます。
口座開設可能期間:令和5年(2023年)まで ⇒ 令和10年(2028年)まで
引用元:令和2年度税制改正について - 金融庁
ちなみに「ロールオーバー」とは
非課税期間を延長させることです。
また「つみたてNISA」の投資開始時期が2037年から「2042年」まで同様に5年間延長になります。それに伴い、新NISAの1階部分で購入した投資信託は非課税期間が終了すると「つみたてNISA」にロールオーバー可能になるとのことです。つまり、新NISAの5年間とロールオーバーしたつみたてNISAの20年間を合計した「25年間」が非課税で運用できます。
口座開設可能期間:令和19年(2037年)まで ⇒ 令和24年(2042年)まで
引用元:令和2年度税制改正について - 金融庁
現行NISAのロールオーバー

現行NISAでは運用期間の5年が経過すると、次の非課税枠を利用してさらに5年間運用できるロールオーバー制度がありました。しかし、現行NISAが2023年に終了すると予定されていたため、2019年以降に購入して運用していた金融商品はロールオーバー不可とみなされていました。
2024年より新NISAが開始することで、2019年以降に投資した商品が新NISAにロールオーバー可能となります。
例えば現行NISAの110万円を新NISAにロールオーバーした場合、2階部分における年間102万円の枠をはみ出してもロールオーバー可能となります。そして1階部分の12万円も利用可能です。さらにロールオーバーが140万円の場合、非課税枠の122万円を超えた場合でも新NISAに移行できます。その場合、ロールオーバーで新NISAの枠を使い切っているため、その年の枠がなくなることに注意したいですね。
NISAとつみたてNISAとの違い
NISAとは
NISAとは2014年1月にスタートした少額投資向けの非課税制度です。つみたてNISAと混乱しないよう一般NISAと呼ばれることもあります。
通常、投資で得た利益には最大20%の課税がありますが、このNISAを利用すれば非課税で取引できるのです。
期間としては5年間となっており、株価の値上がりによる利益(譲渡益)だけでなく、配当金も非課税となります。5年以上非課税にしたいときは、ロールオーバーといわれる手続きをすればプラス5年されます。新NISAのロールオーバーについて詳しくは2024年から新NISAに移行、何が変わるのかを再度ご確認ください。

つみたてNISAとは
2018年1月にスタートした特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。 つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されています。というのも、金融庁が「手数料が低くて、しっかりと分散投資されていて、運用が安定している」金融商品を厳選しており、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。
ファンドのおすすめの選び方
NISAでファンドを選ぶ場合に確認したいおすすめのポイントを「純資産総額」「分配金」「信託報酬」「利回り」に分けて説明します。
ちなみに「ファンド」とは
投資家が預けたお金を専門家に運用してもらう投資信託において、投資先のジャンルは選ぶことができます。そのパッケージのことをファンドといいます。これから記事に登場する「TOPIX連動型上場投資信託」や「ひふみプラス」などは、それぞれ特徴をもった投資先をまとめたパッケージだと考えればわかりやすいでしょう。
純資産総額

純資産総額が高いファンドは資金が投資家から集まっていて、人気・注目があることがわかります。しかし、成績を必ずチェックするようにしたいですね。例えば、全ファンドの中で純資産総額が1位である「TOPIX連動型上場投資信託」の5年トータルリターンは6.73%ですが、純資産総額が15位である「ひふみプラス」の5年トータルリターンが12.89%と上回っており、必ずしも純資産総額が高いファンドの成績は良い、ということはないことがわかります。ファンドの規模が大きいほうが安定的な運用を見込める可能性は高いですが、必ず成績を確認するようにしましょう。
分配金

NISAで長期投資を行う場合は、分配金があるかどうかは投資効率に大きく影響を与えます。毎月分配型のファンドもありますが、元本を取り崩しているケースが多い(特別分配金)です。分配金が出た場合は、再投資するように設定すれば複利効果を活用できるので、お金が増えるスピードは増します。分配金は出す頻度が少ない、または分配金がないファンドを選ぶのがよいでしょう。
信託報酬

日経平均株価、TOPIX、S&P500など指数との連動を目指すインデックスファンドをNISAで購入する場合、同じ指数に連動する商品の中でパフォーマンス自体に差は出にくい傾向にあります。そのため、信託報酬はできるだけ低いものを選びたいです。しかし、信託報酬だけでなく売買委託手数料などのその他の手数料も確認しておいたほうがいいでしょう。信託報酬が低くても、その他の手数料が高い場合、合計するとそのファンド自体のコストが掛かりすぎていることもあるからです。
利回り

長期的にファンドを投資する場合、利回りの0.数%の違いが大きなリターンの差になります。しかし、利回りが高くても信託報酬などの手数料が高い場合、他のファンドより、トータルリターンが低くなることもあります。利回りだけでなく、その他の費用を必ず確認するようにしましょう。
NISAで買付金額が多いファンドランキング
楽天証券のランキング(2022/2/17現在)をもとに作成
1位:eMAXISSlim米国株式(S&P500)
ファンドの特徴
- S&P500株価指数への連動を目指す
- 信託報酬が0.1%以下のため運用しやすい
純資産 | 9893.81億円 |
---|---|
買付手数料 | 0円 |
信託報酬 | 0.0968% |
2位:eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
ファンドの特徴
- 日本を含む世界中の株式にまとめて投資が可能
- 9割が先進国、残りの1割が新興国という構成
純資産 | 4273.33 億円 |
---|---|
買付手数料 | 0円 |
信託報酬 | 0.1144% |
3位:楽天・全米株式インデックス・ファンド
ファンドの特徴
- アメリカの株式市場全体が対象
- 信託報酬がやや高め
純資産 | 4786.59 億円 |
---|---|
買付手数料 | 0円 |
信託報酬 | 0.162% |
4位:eMAXISSlim全世界株式(除く日本)
ファンドの特徴
- 日本を除いた世界中の株式が対象
- 全世界株式型の投資信託の中で、手数料が安い
純資産 | 1176.55 億円 |
---|---|
買付手数料 | 0円 |
信託報酬 | 0.1144% |
5位:iFreeレバレッジ NASDAQ100
ファンドの特徴
- 米国の株価指数先物取引、米国の債券および国内の債券に投資
- NASDAQ100指数(米ドルベース)への連動を目指す
純資産 | 1679.49 億円 |
---|---|
買付手数料 | 0円 |
信託報酬 | 0.99% |
つみたてNISAの月間積立設定金額が多いファンドランキング
楽天証券のランキング(2022/2/17現在)をもとに作成
1位:eMAXISSlim米国株式(S&P500)
ファンドの特徴
- S&P500株価指数への連動を目指す
- 信託報酬が0.1%以下のため運用しやすい
純資産 | 9893.81億円 |
---|---|
買付手数料 | 0円 |
信託報酬 | 0.0968% |
2位:楽天・全米株式インデックス・ファンド
ファンドの特徴
- アメリカの株式市場全体が対象
- 信託報酬がやや高め
純資産 | 4786.59 億円 |
---|---|
買付手数料 | 0円 |
信託報酬 | 0.162% |
3位:eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)
ファンドの特徴
- 日本を含む世界中の株式にまとめて投資が可能
- 9割が先進国、残りの1割が新興国という構成
純資産 | 4273.33 億円 |
---|---|
買付手数料 | 0円 |
信託報酬 | 0.1144% |
4位:eMAXISSlim先進国株式インデックス
ファンドの特徴
- 日本を除く世界各国の株式に投資を行う
- MSCIコクサイ・インデックスと連動する
純資産 | 2960.63 億円 |
---|---|
買付手数料 | 0円 |
信託報酬 | 0.1023% |
5位:楽天・全世界株式インデックス・ファンド
ファンドの特徴
- 主として「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」に投資
- FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動
純資産 | 1542.25 億円 |
---|---|
買付手数料 | 0円 |
信託報酬 | 0.212% |
NISA(ニーサ)口座開設方法と乗り換え方法

それでは、NISA口座の開設と、乗り換えの方法について見てみましょう。
NISA口座開設方法
NISA口座を開設するためには、まず証券会社に口座を開設をすることから始めます。手続き完了後、送られてくるIDとパスワードでマイページにログインしたら、「NISA口座開設請求」をクリックして手続きを進めます。住民票取得代行サービスを行っている証券会社であれば、自宅に居ながらにして口座の開設に必要な手続きすべてを完了することができるので便利です。
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NISA口座の乗り換え方法
NISA口座の乗換には、今のNISA口座を残して他の会社のNISA口座で取引を行う方法と、今のNISA口座を廃止して他の会社のNISA 口座で取引を行う方法の2つがあります。取引を行ううちに不便を感じていた人も、迷うことなく他の証券会社や銀行に乗り換えることができるでしょう。
NISA口座を比較するなら、まずは資料請求
ここまでNISA口座に適したおすすめの証券会社を紹介してきましたが、それでも1社に絞りきれない人はいるかもしれません。まずは、気になる証券会社に資料請求をしてみるとよいでしょう。資料請求は、各ネット証券会社に無料で口座開設をしたのち(維持費ももちろん無料)、「NISA書類請求お申込み」をクリックで完了です。
SBI証券が向いている人・向いていない人
SBI証券が向いている人

SBI証券が向いている人は投資を始めて間もない投資初心者の方です。取引手数料が安く、取り扱い銘柄が豊富なため上級者として成長するまでしっかりと使い続けることができます。
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SBI証券が向いていない人

SBI証券が向いていない人は新規上場株式を購入したい方です。SBI証券の利用者が非常に多いため他の証券会社よりIPO抽選の当選確率が低くなってしまいます。
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SBI証券の評価ポイント
手数料が安い
手数料が他のネット証券会社と比べてもダントツで安く、1日定額制で0円です。上場企業の9割が100万円以下で購入できるので、ほとんど全ての銘柄を手数料を気にすることなく、購入することができます。
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IPO銘柄に強い
SBI証券の主幹事数は大手総合証券とも遜色なく、楽天証券も含めてほとんどのネット証券の主幹事数は0社であることと比較すると圧倒的に強いと言えるでしょう。SBI証券の引受幹事数はすべての証券会社の中で最も多く、IPOを狙うならまずSBI証券を利用することをおすすめします。
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豊富な商品群
SBI証券はネット証券会社の中で最も多い9ヵ国の外国株式を取り扱っています。 また、SBI証券では2500本以上の投資信託を取り扱っており、ネット証券会社でも最大規模の取り扱い数を誇ります。
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楽天証券が向いている人・向いていない人
楽天証券が向いている人

楽天証券が向いている人は投資初心者の方です。手数料が安く、楽天ポイントを使って投資もでき、初心者でもわかりやすいツールを提供しています。
\楽天ポイントで投資ができる!/
楽天証券が向いていない人

楽天証券が向いていない人は投資について対面で相談したい方です。楽天証券はネット証券であるため、実店舗を構えていません。そのため、対面で人に相談することができません。
\楽天ポイントで投資ができる!/
楽天証券のおすすめポイント
楽天ポイントが貯まる
楽天銀行の口座を開設し、楽天証券の出入金口座として連携すると、取引件数や金額によってポイントが付与されます。
貯まったポイントは、「楽天ポイント」として楽天市場や楽天トラベルなど、楽天グループの各サービスで使用できます。
\楽天ポイントで投資ができる!/
手数料が安い
「超割コース」では5万円までの約定代金であれば55円、10万円までは99円と、楽天証券では業界最低水準の手数料が設定されています。
また、投資初心者におすすめなのが「いちにち定額コース」。1日の取引金額が合計100万円までであれば手数料は無料のため、国内株式の99%近くが手数料無料で取引できるのが大きな魅力でしょう。
\楽天ポイントで投資ができる!/
投資信託が豊富
楽天証券は投資信託の取り扱いが豊富です。取り扱い本数は2,700本以上と、ネット証券において業界最多水準です。買付手数料はすべて無料であるため、取引コストをおさえた投資ができます。
\楽天ポイントで投資ができる!/
楽天証券株式会社は、このたび、投資信託の保有者数が300万人を達成したことをお知らせします。投資信託保有者のうち積立を設定いただいた方は、2021年12月末の212万人から約3カ月で35万人弱増の245万人超となり、2022年も楽天証券での資産形成を行う方がさらに増加しています
(引用元:楽天証券、投資信託の保有者数300万人達成のお知らせ)
マネックス証券が向いている人・向いていない人
マネックス証券が向いている人

マネックス証券が向いている人は米国株投資を積極的にしたい方です。マネックス証券は証券会社の中で、米国株取扱銘柄数No.1なので、米国株に投資する方は開設するべき口座です。
\米国株に強い!/
マネックス証券が向いていない人

マネックス証券が向いていない人は海外投資を幅広く試してみたい方です。SBI証券では米国や中国以外にも9ヶ国を取り扱っているのに対し、マネックス証券は米国株と中国株のみで、他社に比べて外国株式の取扱が少なくなっています。
\米国株に強い!/
マネックス証券のおすすめポイント
米国株の取扱銘柄が多い
マネックス証券は米国株の取扱数が4,500以上と豊富で、米国株取扱数No.1を誇っています。 米国株投資に向いている証券会社であり、米国株投資向けのアプリが優秀である。米国株投資を考えている人は必ず開設すべき口座である。
\米国株に強い!/
IPOに強い
IPOの取り扱い数が多く、IPOにチャレンジしたい方にも適した証券会社でしょう。マネックス証券の2019年におけるIPO取り扱い数は45社です。2019年全体のIPOは86社であったため、半数以上はマネックス証券から申し込みが可能であったことがわかります。
\米国株に強い!/
手数料キャッシュバック
外国株取引口座を開設して初入金後に20日間の米国株の売買手数料を上限3万円まで全額キャッシュバックしてくれる「米国株取引 デビュー応援」サービスを実施中のようです。
\米国株に強い!/
マネックス証券株式会社は、2022年1月13日(木)12:00(予定)より、米国上場企業の7割を超す決算速報をグラフにし、市場予想と比較して配信するサービス『米国株決算フラッシュ』(以下「本サービス」)の提供を株式会社アイフィスジャパン(本社:東京都千代田区 代表取締役:大澤弘毅)とともに開始しますので、お知らせいたします。 なお、7割を超す米国上場企業の決算結果をグラフにし、市場予想と比較して公表後数分以内で提供するのは、主要ネット証券で初めてです。
(引用元:主要ネット証券初!決算速報サービス『米国株決算フラッシュ』を提供開始)
松井証券が向いている人・向いていない人
松井証券が向いている人

松井証券が向いている人は取引コストを抑えたい方です。初期の段階から他のネット証券よりも手数料が安く設定されており、50万円まで手数料が無料であるため、コストを気にせず投資できます。
松井証券が向いていない人

松井証券が向いていない人は投資信託を行いたい方です。他のネット証券会社が投資信託を2,500本程度扱っているのに対し、松井証券で取り扱う本数は2021年8月3日時点で1,507本と他社と比べて、投資信託の取扱が少ないです。
\取引金額が1日50万円以下なら手数料無料/
松井証券のおすすめポイント
手数料が安い
1日あたりの現物取引と信用取引の売買における合計金額が50万円までであれば、取引手数料は無料です。そのため、少額の取引を始めたい方や、株主優待を狙って50万円以下の銘柄を手数料なしで買付したい方にはおすすめの手数料体系と言えるでしょう。
\取引金額が1日50万円以下なら手数料無料/
サポートが手厚い
松井証券ではウェブサイトや電話におけるサポート環境が整えられています。コールセンターはフリーダイヤルで利用できるため、料金はかかりません。さらに、松井証券の顧客サポートはHDI-Japan主催の「証券会社における問い合わせ窓口格付け」において、最高評価の「三つ星」を10年連続で獲得するほどです。
\取引金額が1日50万円以下なら手数料無料/
情報ツールが無料で使える
松井証券は株式経済新聞、株探、ロイター、モーニングスターや日経Quickニュースの株式系ニュースを取り揃え、他社では有料のところが多い「QUICKリサーチネット」も無料提供しています。
\取引金額が1日50万円以下なら手数料無料/
NISAやつみたてNISAのQ&A
Q.NISAは何が非課税になるの?
購入した金融商品よって得た利益に対する税金が非課税になります。株式や投資信託の売買による利益だけでなく、配当や分配金が得られた場合についても非課税になります。
Q.つみたてNISAとNISAって何が違うの?
「投資対象」や「投資上限額」が異なります。NISAは個別企業の株式にも投資できますが、つみたてNISAでは金融庁が厳選した「投資信託・ETF」のみが投資対象です。
また、NISA口座は、年間120万円までで5年間使用できるため、最大で600万円まで投資できますが、つみたてNISAは年間40万円までで20年間使用できるので、2018年から始めていた人は最大で1000万円まで投資可能です。
Q.2024年から始まるという「新NISA」とはなんですか?
「新NISA」はつみたてNISAの特徴を持つ1階部分と、既存NISAの特徴を持つ2階部分の2階建てに別れた制度です。非課税期間は両方5年間で、投資対象商品や投資可能額は1階と2階で異なります。原則として1階部分を利用しないと2階部分を使って投資をすることは出来ません。
Q.「つみたてNISA」で損をしない投資はできますか?
「つみたてNISA」には元本を保証する商品はないため、必ず損をしないということはありません。ですが非課税期間は最長20年間ですので、長期間運用することや少額で積立を続けることで損をするリスクを減らすことができます。
Q.現在「NISA」を利用中の場合、「つみたてNISA」に移行したほうが良いですか?
従来の「NISA」の投資期間が5年であるのに対して、「つみたてNISA」は20年間と長く、累計非課税投資枠は200万円程「つみたてNISA」のほうが大きくなります。したがって、非課税での投資枠のみを考えると「つみたてNISA」の方が良いでしょう。
しかし、「つみたてNISA」は「投資信託」と「ETF」のみが投資対象ですので、個別企業の株式にも投資したい場合には「NISA」を選ぶと良いでしょう。
Q.つみたてNISAやNISAを始めるのに必要な書類は?
おおむねマイナンバーと本人確認書類の二つが必要になります。
Q.「つみたてNISA」と「iDeCo」どっちがお得なのかわからない
「つみたてNISA」も「iDeCo」も運用益が全額非課税という点は共通ですが、「iDeCo」の場合はそれに加えて、掛金が全額所得控除となるので所得税・住民税を減らせるため節税のメリットが大きいと言えます。
一方で、「iDeCo」は60歳まで資産を引き出すことができないのに対し、つみたてNISAなら必要な時に売却して引き出すことができます。個人の資産状況や目的に応じて選ぶようにしましょう。
Q.現在すでに「iDeCo」を利用中です。「iDeCo」の掛金を減額して「つみたてNISA」も始めたほうがいいでしょうか?
どちらも併用することで、老後資金を作りながら万が一のときに「つみたてNISA」を利用してお金を引き出す事ができるようになります。
投資の目的と資金の利用時期(60歳までに資金が必要になるのか)を考えた上で、検討しましょう。
Q.投資信託・上場投資信託(ETF)って何?
投資信託とは、「投資家から集めたお金を専門家が運用して、利益を投資家の投資額に応じて分配する金融商品」です。 ETFは、証券取引所に上場した投資信託のことで、株式同様に売買することができます。
1位 楽天証券 申し込み |
2位 SBI証券 申し込み |
3位 マネックス証券 申し込み |
4位 松井証券 申し込み |
5位 GMOクリック証券 申し込み |
6位 SMBC日興証券 申し込み |
7位 岡三オンライン 申し込み |
8位 DMM.com証券 申し込み |
9位 SBIネオトレード証券 申し込み |
10位 au カブコム証券 申し込み |
||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国内 株式 |
買付 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 137円~ | 無料 | 無料 | 50円~ | 90円~ |
売却 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 137円~ | 無料 | 無料 | 50円~ | 90円~ | |
IPO(社) ※2020年実績 |
38 | 85 | 50 | 18 | 1 | 52 | 39 | 5 | 7 | 19 | |
ミニ株 | × | S株 | ワン株 | × | △※ | キンカブ | ◯ | △※ | △※ | プチ株 | |
投資信託 取扱数 | 2701本 | 2680本 | 1220本 | 1411本 | 128本 | 1150本 | 561本 | × | 2本 | 1563本 | |
外国 株式 |
米国 | ◯ | ◯ | ◎ | × | × | ◯ | × | ◯ | × | ◯ |
中国 | ○ | ◯ | ◯ | × | × | ◯ | ◯ | × | × | × | |
その他 | ASEAN | 7ヶ国 | × | × | × | ヨーロッパ ASEAN |
× | × | × | × |
※売却請求のみ可能
証券会社イメージ調査の概要
ZUU online編集部では当ページの作成にあたり、各証券会社のイメージに関して株式会社ZUUが独自調査を行い、客観的な統計データによる執筆を行っております。
・実施期間:2021年4月
・調査の概要:各証券会社のイメージに関するアンケートの収集
・調査対象:証券会社で口座を有する国内の20歳以上の男女
・有効回答件数:500件
・実査機関:株式会社クロス・マーケテイング
記事の監修者およびコメントいただいた専門家

監修者
菅田芳恵氏
キャリアコンサルタントグッドライフ設計塾 代表
証券会社、銀行、生保、コンサルティング会社勤務後、独立開業。49歳から2年間で7つの資格を取得。
■保有資格:CFP(日本FP協会上級FP資格)、証券外務員1種資格、DCプランナー(確定拠出年金アドバイザー)、社会保険労務士

コメントいただいた専門家
三枝裕介氏
『ZUUonlinemagazine』編集長
個人投資家向けマネー雑誌『MONEY JAPAN』(現KADOKAWA)で副編集長、書籍編集長などを経て、独立。2011年には、財務省の広報誌『ファイナンス』で1年間特集記事を担当した。2018年、休刊していた『ネットマネー』(産経新聞出版)を株式会社ZUUにて復刊、編集長を務める。2019年より『ZUUonlinemagazine』編集長。また、『夕刊フジ』では、中小型の材料株に注目するコラム「来週の剛腕株」などを執筆。
実際に株式投資を始めてみる
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■国内株式個人取引シェアNo.1(SBI証券調べ)、IPO取扱数1位、投信本数1位、外国株取扱国数1位
■手数料業界最低水準、外国株や投資信託に強く、マーケットスピードも使える
■米国株の取扱に強く、IPO取扱数2位、ミニ株も取引できる、手数料も安い
■株主優待名人の桐谷さんも開設、1日50万円以下の株式取引の手数料が0円
■業界最安水準の手数料が売り
■どの約定金額でも手数料最安レベル
■IPO当選確率を上げるならおすすめ、ツールも魅力的
■ 手数料が業界最安値水準な上に取引でポイントがたまるDMM.com証券
%20(1)%20(1)%20(1).png?v=1626264194)
『ZUU online magazine』編集長 Q.2024年から開始される新NISAについて、ご意見頂戴できますか?
NISAは税制の優遇がある画期的な制度ですので、間違いなく利用するべきだと思います。私自身は信用取引が中心なので、現時点では口座を開設していませんが、株主優待目的で買っている銘柄などをNISA口座に移そうと思っています。