moomoo証券は2024年3月18日から従来の米国株取引に加え、日本株の取引も可能になりました。NISAや単元未満株といった対応サービスを順次拡大しており、投資家の利便性向上に積極的に取り組んでいます。
投資情報の収集に役立つ無料アプリの機能が充実しているほか、米国株の手数料が業界最安水準である点もmoomoo証券の魅力です。
一方で、NISAの取扱銘柄数が少ない点や、初心者にはやや使いにくい部分があることがデメリットとされています。今回はmoomoo証券のメリットや使い方について、リアルな評判や口コミとあわせて解説します。
moomoo証券の概要
moomoo証券の概要は次の通りです。
日本の運営会社 | moomoo証券株式会社 |
---|---|
親会社 | Futu Holdings Limited |
月額使用料 | 無料 |
株式売買手数料 | 約定金額×0.088%(税込) |
取引可能商品 | 米国株 |
米国株取扱銘柄数 | 約7,000銘柄 |
moomoo証券は、日本では文字通りmoomoo証券会株式社が運営していますが、深圳市に本拠地を置く、ナスダック上場のFutu Holdings Limitedのグループ企業です。
日本ではこれまで金融情報アプリとして活用されてきましたが、2023年9月19日より米国株式の売買が開始されました。
また、2023年12月6日からNISA口座の開設が可能になりました。加えて手数料も新しいプランが追加され、取引内容に合わせて有利な手数料体系を選択することができるようになりました。
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moomoo証券のリアルな評判・口コミ
moomoo証券はアプリ自体がポップで見やすく、簡単&スピーディーに取引できるのが特徴です!さらに「ただ見やすい」というだけではなく、「もっとこの株を深く知りたい」というときにはポチポチとボタンを押していくことでドンドン深堀りができるのが凄いところ。例えばアナリストの株価予想や掲載されていたり、実際にレポートまで読めちゃったり!また、米国株の決算情報は他の証券アプリだと載っていなかったりするのに、moomoo証券なら日本語で翻訳されて掲載されてるので大変助かっています、
moomooのアプリは、どの証券会社のアプリよりも株主優待が探しやすいです!今月優待の銘柄も写真付きで、探せるところが気に入っています。また投資の神様ウォーレンバフェット氏が投資する銘柄も見れたりと、投資の意思決定を助けてくれる情報がとても充実しています。個別株に投資するなら、インストールしておいて損なしです!
配当株が好きな私は、情報を集める時(決算・業績・配当履歴)の相棒にしています。会社員をしていますが、コロナショックの時に会社の業績が悪化していわゆるボーナスカットを経験しました。その時から、”配当金”という給料以外の収入源のありがたみを強く感じています……超長期で配当株を持つなら大事なことは2つ。①配当を出し続けられる体力が企業にあるか、②増配による株主還元。このポイントは企業の決算に書いてあるので、決算を読むのは大事にしています。moomoo証券の「決算カレンダー」はとても重宝しています。もっている株の決算日をカレンダーで確認するのが、決算シーズンの私の日課です!
moomoo証券はキャンペーンが株がもらえるというキャンペーンがとってもお得だったので開設しました。アプリに関しては日本と米国の様々な投資情報が集約されていてとても便利です。特に、moomooがまとめているコラムや特集はイラスト付きで初心者にも分かり易くまとめられているので文字だけだと普段読み飛ばしてしまいような内容も興味を持つ事ができて、知らない銘柄に出会えるのが点が良いと思います。他にの投資界で有名なバフェットの保有名が一目で分かったり、デモトレード機能でノーリスクで個別株投資に挑戦できるのも面白いですね。高度な知識を求めてなくても、使ってみる価値があります。
私たちはmoomoo証券を情報収集&分析ツールとして使っています。最新の株式ニュースを追えるのはもちろん、大口投資家の動き、バークシャーのポートフォリオなど普段は知ることのないデータも知れるのも嬉しいです。また、株価アラートをかけ放題なので、高配当株の買い時株価をすべてセットしていて、株価のチャートを見なくて済むので助かっています。
これから投資を始める方でも直感的に操作しやすいアプリ設計なのはもちろんですが、個別銘柄分析においても他証券アプリではなかなか見られない投資主体別の市場建玉分布、各指標など細かな条件を指定した上で米国株と日本株を同時に絞り込みができる高度なスクリーニング機能なども搭載されています。これから投資を始める方からさらにレベルアップを目指したい方まで幅広い投資家に愛用されている定番アプリです。
実際にmoomooを使ってみた感想としては忖度なしにして、どのアプリよりも使いやすいと思っています。まず、どこよりも優れていると感じる点はアプリ内の投資情報の豊富さです。moomooにある投資情報というのは本来であれば、いくつかの媒体を経由して、かき集めないといけない様な内容が一つのアプリ内に全てまとまっているので、このアプリ以外を活用して、情報収集する事がほとんどなくなりました。ただ情報が豊富なだけでなく、アプリ自体の使いやすさも抜群なので、このアプリを開かない日がなくなりました。
moomoo証券を使って驚いたのは、その網羅性と分析力です。日本株、米国株、暗号資産などカバーしている範囲が幅広く、それぞれについて情報収集や詳細な分析が行えます。また、アプリの操作性も非常に良く、使いやすい設計になっています。コミュニティ機能や投資の勉強ができるコンテンツなど、投資初心者へのサポートも充実。取引に関してもスピーディかつ低コスト、特に米国株の手数料は業界最安水準のため、米国株取引をする方には特に魅力的な証券会社だと思います。
moomooは1年以上愛用してます。メインは銘柄分析のツールとして活用しており、他社にはない機能やサービスがどんどんアップデートされてます。特に割安度を表すPERやPBRは過去10年分まで見れますし、最近は専門家やAIによる株価予想も見ることができます。銘柄を購入する前に確認して、売買判断の材料にしてます。他の証券会社でNISAを利用してる方もmoomooの投資アプリは活用する価値ありです。
moomoo証券では、有名投資家のポートフォリオが見られる機能が凄いです!特にバフェットのバークシャーハサウェイやキャシーウッドのArk investmentなどの保有銘柄、保有割合、売買履歴が見れます!マジメに調べようとおもったらForm13F(英語レポート)を読む必要がありますが、moomoo証券のアプリなら無料でまとめてくれているんですよね。銘柄探しの参考になる機能でした!
実際にmoomooを使ってみた感想です。まず、使いやすさについてですが、直感的なインターフェースで初心者でもすぐに操作に慣れちゃいました。高度な分析ツールも充実しており、プロ並みのデータ分析が可能です。スピーディーな取引も魅力で、注文から約定までの時間が非常に短く、タイムラグを感じないと思いました。(個人的な意見)。他のアプリと比較すると、特に取引の迅速さと分析ツールの充実度で一歩先を行っている印象です。加えて、「デモトレード」ができるため、手元にあるお金を使わず投資をシュミレーションできる点では、投資初心者から上級者まで幅広くおすすめできる証券アプリだと思いました。
moomoo証券は楽天証券やSBI証券の上位互換として活用してます!特にアプリはデザインもよく情報も見やすくまとまっているので重宝してます!新NISAでこれから投資する方は投資ナビで知識を学ぶこともできるし、投資経験者であれば銘柄分析にとても役立ちます!特に業績や財務などを瞬時に確認でき、競合他社との比較などアプリで容易にできるのでおすすめです!個別企業をしっかり分析して、その場ですぐに購入できるのは他社にはない性能です!
moomoo証券で愛用しているアプリ機能「機関投資家の動向」と「株主優待」は本当にすごいです!投資の神様ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャーハサウェイがいつ、どの銘柄にいくら投資したか、保有割合も視覚的に確認ができます。バフェット氏が商社株に投資した後、商社株が上昇したのは記憶に新しく、バフェット氏の動向を掴むことが勝利につながるかもしれません。また、最近拡充された株主優待の機能もさまざまな切り口から魅力的な優待を探すことができるので、優待好きの方はここで情報を得るといいと思います。
moomoo証券は本当に怪しい?
moomoo証券は、日本の運営会社「moomoo証券」として第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業などにおいて、金融庁の認可のうえ登録を受けている正当な証券会社です。金融庁が営業を認めている点において、信頼できる証券会社といえるでしょう。
同社は、2023年4月末まで、Google Playストアのデータセーフティー情報が不正確であったために、営業活動に必要な情報を集めていたと話題になりました。
この事実が拡散・誇張されて「怪しい」と考える人が増えたと思われます。しかし、現在はこの問題が解消済みであることや過去に不要な情報収集があったことは、公式Webサイトでも報告されています。
現在では他の大手証券会社と同様に、口座開設やアカウント管理などに必要な最低限の個人情報のみを収集しています。この行為自体は証券会社として運営するうえで必要不可欠なので、全く問題はありません。現在のmoomoo証券については、客観的に見て怪しい点は特にないといえます。
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moomoo証券のメリット
moomoo証券は会員登録がしやすいのが特徴です。電話番号もしくはメールアドレスの簡単な情報入力だけでできるので、短時間で会員登録は完了します。
そのほか、moomoo証券には次のような特徴があります。
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米国株の手数料が業界最安水準で銘柄も豊富
moomoo証券は米国株の取引手数料の安さに加え、取扱銘柄数が豊富な点が特徴です。moomoo証券とSBI証券、楽天証券の手数料や取扱銘柄数を比較したものが以下の表です。
moomoo証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|---|
1注文あたりの取引手数料(税込) | <ベーシックコース> ・約定代金8.3米ドル以下:0円 ・約定代金8.3米ドル超~16,666.666米ドル未満:約定代金の0.132% ・約定代金16,666.666米ドル以上:22米ドル <アドバンスコース> 200株まで一律2.18米ドル |
・約定代金2.02米ドル以下:0円 ・約定代金2.02米ドル超:約定代金の0.495%(上限22米ドル) |
・約定代金2.22米ドル以下:0円 ・約定代金2.22米ドル超~4,444.45米ドル未満:約定代金の0.495% ・約定代金4,444.45米ドル以上:22米ドル |
取扱銘柄数 | 6,772銘柄 | 5,190銘柄程度(2024年5月時点) | 4,695銘柄 |
moomoo証券の場合、米国株の最低取引手数料が0米ドルで、通常の取引手数料が約定金額の0.132%に設定されています。これは、SBI証券や楽天証券(約定金額の0.495%)と比較して3分の1程度の取引手数料です。
さらに「アドバンスコース」では200株までの取引手数料が一律2.18米ドルという定額制を採用しており、高額株式の取引時には特に大きなコストメリットが期待できます。
加えて、取引銘柄数の豊富さもmoomoo証券の強みです。SBI証券も米国株の取扱数が多い証券会社として知られていますが、それでも5,190銘柄程度です(2024年5月時点)。これに対してmoomoo証券は6,772銘柄と、より多くの選択肢から投資先を選べる利点があります。
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米国株の詳しい情報が確認できる
moomoo証券のアプリでは、米国株についてチャートや銘柄の基本情報以外にも詳しい情報が確認できるのが強みです。
特に投資家動向に関する情報が豊富なのが特徴で「建玉(たてぎょく)分析」(建玉とは、信用取引などの未決済の契約総数のこと)では市場全体の投資家の保有コストの分布が確認できます。
下図のように注文・約定分析では、売り注文と買い注文のどちらが優勢かを把握できます。さらに機関投資家(超大口)から個人投資家(小口)まで投資家の規模別に動きを見られるのも特徴です。
SBI証券や楽天証券など米国株の取扱銘柄数が豊富な証券会社でも、ここまで投資家動向を詳しくみることはできません。ほかの投資家の行動をふまえて米国株を売買していきたいなら、moomoo証券を利用しましょう。
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アプリが見やすく使いやすい
投資家行動を中心に、情報が豊富なmoomoo証券ですが、アプリは情報が見やすく整理されています。
気になる情報をタップしていけば詳細を確認できたり、表示する情報を変更できたりと使い方が簡単で、初めて使う方でも操作しやすいのが魅力的です。
気になる銘柄をタップするとすぐ詳細に遷移できます。たとえば、上図の画面からAAPL(アップル)をタップしましょう。
すぐにアップルの詳細情報に遷移できます。下にスライドしていくだけでさまざまな情報を確認できますし、気になる箇所をタップすれば関連情報に遷移できます。たとえば上部の「コメント」をタップすると次のような画面になります。
アップルに関するニュースやユーザーのコメントが表示されます。全て日本語訳されるのも嬉しいポイントです。多機能でありながら使いやすいのがmoomoo証券のメリットといえます。
有名な投資家のポートフォリオが見られる
さまざまな投資家のポートフォリオや、投資比率の増減情報が見られるのも特徴です。
たとえばこちらはウォーレン・バフェット氏が運営するバークシャー・ハサウェイのページです。一時期報道でも見られたとおり、日本の商社銘柄が増加傾向なのがわかります。
単なるポートフォリオの概要だけでなく、建玉変動の大きな銘柄や保有銘柄一覧などをみることもできます。米国の運用会社だけでなく、野村アセットマネジメントや日興アセットマネジメントなどの日本の大手運用会社のポートフォリオを閲覧可能です。
投資家コミュニティ「Moo」で様々な意見が見られる
moomoo証券では、投資家コミュニティ「Moo」において市場や投資銘柄についての投資家のコメントを見ることができます。一般の投資家が自由に発言できるほか、投資領域のインフルエンサーのコメントをみて、投資の参考にすることも可能です。
また、SNSのように気に入った投資家をフォローしたり、コメントや絵文字で反応することも可能です。moomoo証券が提供するニュースも、速報性の高いものを中心に「Moo」で発信される場合があります。
メインページ下段に表示される「Moo」をタップすればアクセスできるほか、各銘柄や市場指数のページで記載される「コメント」をタップすれば、その銘柄・市場に関連するコメントだけに絞ってみることができます。
\インフルエンサーのコメントも見られる!/
moomoo証券を利用する際の注意点
moomoo証券のNISA(つみたて投資枠)口座は、主要ネット証券と比較して利便性が若干低い点に注意が必要です。
取扱銘柄数(投資信託) | クレカ積立 | 投資信託保有ポイント付与率(年率)※ | |
---|---|---|---|
moomoo証券 | 105本 | × | なし |
SBI証券 | 250本 | ○ | 0.0175% |
楽天証券 | 240本 | ○ | 0.017% |
マネックス証券 | 234本 | ○ | 0.0175% |
auカブコム証券 | 238本 | ○ | 0.005% |
松井証券 | 244本 | × | 0.0175% |
moomoo証券の取扱銘柄数は他社と比べて半分以下で、クレカ積立にも対応していません。また、投資信託の保有額に応じて貯まるポイントサービスもないため、NISAのつみたて投資枠に関しては他社のほうが好条件です。
NISAでの投資を検討している場合は、情報収集にはmoomoo証券を活用し、実際の取引にはSBI証券や楽天証券などの大手ネット証券会社を利用することをおすすめします。
moomoo証券の口座開設方法
moomoo証券の口座開設はまず、情報端末として利用するための無料会員登録を行い、そのうえで、口座開設手続きを行います。どちらもアプリやWeb上で完結する簡単なステップとなっているのが特徴です。
それぞれのステップについて詳しくみていきましょう。
STEP1:メールアドレスまたは電話番号で会員登録
アプリをダウンロードして開くと、「口座開設」に進むことができます。その後、電話かメールアドレスを登録するとパスコードが送られてきます。パスコードを入力すると、パスワードやニックネームを設定する画面に遷移します。
パスワードは大文字・小文字・数字・記号から3種類以上を含め、かつ8文字以上で設定します。ニックネームは「Moo」でのコメントや反応するときにも適用されることをふまえて、好みのものを設定してください。
STEP2:口座の開設手続き
会員登録後に口座開設をおこないます。口座開設はアプリ下段中央の「口座」をタップすれば下図の画面が出てきて、手続きを始められます。また、パソコンでログイン後に右上の「口座開設」をクリックして手続きすることも可能です。
口座開設は以下の3ステップで簡単なことが特徴です。
- 必要事項の確認
- 利用者情報の入力
- 本人確認書類の提出
必要事項の確認は、所定の条件を満たしていることを確認してチェックを入れるだけです。
続いて、個人情報を入力していきます。銀行口座名義や本人確認書類の情報と相違がないように注意して入力しましょう。その後年収や投資経験などのアンケートに回答します。
最後に、本人確認書類を登録します。本人確認書類については、顔写真付きの運転免許証、個人番号カード、在留カード、特別永住者証明書のいずれか1点があれば申し込めます。これらの書類であればWebまたはアプリ上で登録可能です。
顔写真付きの書類がない場合は、各種健康保険証、住民票の写し、印鑑証明書のうち2点があれば代用できます。ただし、こちらの場合はWebまたはアプリで登録後、郵送での手続きが発生します。
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momoo証券はアプリで情報を分析しながら取引したい人におすすめ
moomoo証券は、アプリを通じて詳細な市場分析を行いながら取引したい人や、米国株の取引が中心の人におすすめの証券会社です。
アプリは情報量が豊富で、他の証券会社では入手困難な情報を得られることもあります。また、米国株の取引においては、手数料の低さと取扱銘柄数の豊富さが大きな魅力と言えるでしょう。
一方でNISAを利用する場合は、SBI証券や楽天証券など他のネット証券も選択肢に入れることをおすすめします。moomoo証券はつみたて投資枠での取扱銘柄数が限られており、クレカ積立にも対応していないためです。
いずれにしても、moomoo証券はサービス拡充に積極的で、今後もさらなる機能強化が期待できます。市場分析や米国株投資に興味のある人は、ぜひ口座開設を検討してみてください。
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