(画像:NET MONEY編集部)

マネックス証券がネットで人気と聞いて「NISA口座はマネックス証券で作るべきかな」と悩む人もいるでしょう。本記事では、マネックス証券のNISA口座について詳しく解説していきます。

マネックス証券のNISAは対象商品も多く、ポイントを貯められる証券会社です。本記事を読むとマネックス証券のNISAに関する内容だけでなく、他社と比較してどの部分が優れているかわかるため、参考にしてください。

  1. マネックス証券でNISA口座を開設するメリット
  2. マネックス証券の一般NISAの特徴
  3. マネックス証券のつみたてNISAの特徴
  4. マネックス証券と他社比較
  5. NISA口座開設でおすすめな他証券会社
  6. マネックス証券は投資対象が豊富で投資信託をするだけでポイントが貯まる
  7. NISAに関するQA

マネックス証券でNISA口座を開設するメリット

マネックス証券でNISA口座を開設するメリットは3つです。

メリット

  • 対象商品の種類が多い
  • さまざまな取引手数料が無料
  • 投資信託を保有しているだけでポイントが貯まる

3つのメリットを詳しく紹介します。マネックス証券でNISA口座を作ろうか悩んでいる人は、メリットを読むとおすすめポイントがわかるため、参考にしてください。

対象商品の種類が多い

マネックス証券でNISA口座を開設する1つ目のメリットは、対象商品の多さです。マネックス証券は「つみたてNISA」と「一般NISA」と「ジュニアNISA(2023年末廃止)」を扱っています。

2つのNISA対象商品の種類について表にまとめたので見ていきましょう。

つみたてNISAと一般NISAの違い(2022/10/17現在)

つみたてNISA 項目 一般NISA
長期の積み立て・分散投資に適した一定の投資信託(つみたてNISA対象として金融庁にて届出が受理さ 対象商品 国内株式 投資信託 米国株 中国株

マネックス証券は対象商品の種類が多いだけでなく、外国株にも強い証券会社です。一般NISAの米国株式における銘柄数が5,000以上、さらに中国株式もほぼ全銘柄対応となっています。

「外国株をメインに投資したい」と考えている人にとっては、口座開設を検討する価値がある証券会社といえるでしょう。またマネックス証券で取り扱う「一般NISA」と「つみたてNISA」にはどのような特徴があるのか紹介していきます。

一般NISA

金融庁は一般NISAを次のように定義しています。

NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。

参照:金融庁|一般NISA

投資信託を中心に、さまざまな金融商品に投資できるのが魅力です。マネックス証券の一般NISAの特徴を表にまとめたので紹介します。

一般NISAの詳細(2022/10/17現在)

商品名 NISA
対象者 20歳以上の日本在住の方
投資信託数 1,000本以上
取扱外国株 米国株式
中国株式
海外ETF
国内株式 国内上場株式(単元未満株、新規公開株式、公募増資、売出株式)
国内上場信託(ETF)
国内不動産投資信託(REIT)
ベンチャーファンド
国内上場投資証券
投資信託 公募株式投資信託(分配金受取コース)
公募株式投資信託(分配金再投資コース)
金融機関変更 可能
口座開設期間 2023年まで
非課税期投資枠 120万円/年
非課税期間 最長5年間
ロールオーバーは可能
対象商品 上場株式
ETF
投資信託等
買付方法 通常買付および積み立てによる買い付け
参照:マネックス証券| NISA(少額投資非課税制度)

マネックス証券の一般NISAは外国株式を豊富に用意しているため、自分に合う投資商品を見つけて投資したい人に向いています。

つみたてNISA

マネックス証券のつみたてNISAの詳細を見ていきましょう。

つみたてNISAの詳細(2022/10/17現在)

商品名 つみたてNISA
対象者 20歳以上の日本在住の方
投資信託本数 152銘柄
国内株式 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託(つみたてNISA対象として金融庁にて届出が受理された投資信託
金融機関変更 可能
口座開設期間 2037年まで
非課税期投資枠 40万円/年
非課税期間 最長20年間
ロールオーバーは不可
対象商品 一定の要件を満たした投資信託
買付方法 積み立てによる買付

少ない金額でコツコツ投資できますが、対象商品は金融庁に届け出て、受理されている投資信託のみとなっています。

つみたてNISAの対象商品に関しては、金融庁の「つみたてNISAの対象商品」ページに記載されています。。

長期間の間、コツコツと貯金感覚で投資をしていきたい人におすすめの投資方法です。

さまざまな取引が手数料無料

マネックス証券でNISA口座を開設する2つ目のメリットは、さまざまな取引手数料が無料なところです。マネックス証券のNISA口座における手数料について以下の表にまとめました。

マネックス証券のNISA口座における手数料一覧表(2022/10/17現在)

国内株式(単元株) 恒久的に0円
ワン株(単元未満株) 買付:0円
売却:約定代金の0.55%(税込)※
※最低手数料52円(税込)
米国株 買付:恒久実質0円
売却:約定代金の0.495%(税込)
中国株 買付:恒久実質0円
売却:約定代金の0.275%(税込)
投資信託(購入時) 0円
口座開設・管理・維持費 0円
配当金受け取り方法の登録・変更手続き手数料 0円
上場新株予約権証券の権利行使時の取次ぎ(1件あたり) 1単元506円(税込)※
※以降1単元ごとに66円
参照:マネックス証券| NISA 手数料と費用

マネックス証券では国内株式やワン株以外にも、口座開設でかかる手数料がも無料です。

米国株式と中国株式に関しては、買付時のみ手数料を全額キャッシュバックするため、実質無料です。ただし売却時には手数料が発生するので注意してください。

マネックス証券のNISA口座は国内株式だけでなく、外国株の買付時の手数料も実質0円にするため「手数料を抑えて投資をしたい」という人にもぴったりといえるでしょう。

投資信託を保有しているだけでポイントが貯まる

マネックス証券でNISA口座を開設する3つ目のメリットは、投資信託を保有しているだけでポイントが貯まる点です。

マネックス証券では「一般NISA(ジュニアNISA)」、「つみたてNISA」ならマネックスポイントが貯まる特典を用意しています。マネックスポイントは以下の特典と交換可能です。

特典

  • 株式手数料に充当
  • Coincheckで暗号資産と交換(ビットコイン、イーサリアム、リップル)
  • dポイント
  • Amazonギフト券
  • T-POINT
  • Ponta
  • nanaco
  • WAONポイント
  • ANAマイレージクラブ
  • JALマイレージバンク
  • マネックスグッズ
  • 投資関連書籍

他にも貯めたポイントは災害支援団体「日本赤十字社」や、クラウドファンディングサイト「READYFOR」の「災害支援プログラム」に寄付できます。

マネックス証券のNISA口座で投資信託をすると、どのくらいポイントが貯まるのか、対象となる人や対象商品を含めて詳しく見ていきましょう。

ポイント付与率

マネックスポイントの付与されるポイントは3パターンあります。どのくらい付与率が異なるのか、以下の表にまとめました。

マネックス証券のポイント付与率(2022/10/17現在

付与率(年率) (A)通常 0.08%
B)当社指定銘柄 0.03%
(C)当社指定銘柄 0%

マネックス証券でポイントを貯めるには、マネックスが指定した投資信託を持つ必要があります。投資信託を持っていると、毎月決まったポイントが貯まっていきます。

また指定する銘柄によってポイントの付与率が変わるので注意してください。投資信託を持つ以外にも、積み立ての決済にカードを利用するとポイントがさらに付与されます。

タイトル

  • 投信つみたて決済で1.1%
  • カードショッピングで1.0%

マネックスカードを利用すると1%ポイント分が付与されるため、ポイントを賢く貯められます。NISAだけでなくポイントを貯めてお得に投資したい人には、知っておいて損はしないカードです。

ポイント計算方法

ポイントの計算方法は細かいので、以下に投資信託保有時のポイント計算の例を掲載しておきます。

【投資信託保有時のポイント計算例】
付与率が0.08%(年率)の投資信託を月中平均で200万円保有していた場合
200万円×0.08%÷12= 133.33ポイント
1ポイント1円相当の計算のため、133.33ポイント切上げで134ポイント/月 獲得
引用:マネックス証券 ポイントをためる

一日定額手数料コースを選べば、同一日に同一銘柄を売買すると日計り取引の片道分の手数料となります。

対象となる方

マネックス証券の投信保有ポイントの対象となる人は、ポイント対象となる投信信託を保有されているユーザーです。

ポイント対象となっていれば、月末最終営業日の翌日にポイントが付与されます。銘柄によってポイントの付与率が異なるので注意してください。

またポイント付与日にマネックス証券を解約していると、ポイントは付与されません。

対象商品

ポイントが付与される対象商品は3つです。

対象商品

  • 国内株式型投資信託
  • 外貨建てMMF
  • 外国籍投資信託

銘柄によって、ポイントの付与率が異なります。投信保有ポイントの付与率をチェックしてから、投資先を選ぶと良いでしょう。

マネックス証券の一般NISAの特徴

マネックス証券の一般NISAの特徴を2つ紹介します。

特徴

  • 取扱銘柄の豊富さ
  • 手数料の安さ

2つの特徴を知り、自分が一般NISAを利用するべきなのか、判断材料にしてください。

取扱銘柄

マネックス証券における一般NISAの1つ目の特徴は、取扱銘柄の豊富さです。マネックス証券の一般NISAでは3つのラインナップを用意しています。

ラインナップ

  • 国内株式
  • 投資信託
  • 米国株、中国株

3つのラインナップについて他社と比べ、どのような部分が優れているか解説します。

国内株式

国内株式とは、国内にある株式会社の株主としての権利を表すものです。国内株式に投資することで値上がり益、配当金、株主優待を受けられます。

投資先のほとんどは、国内ニュースで情報を容易に仕入れられるになるため、企業の動向はニュースでも情報が手に入りやすいのがメリットです。

国内株式を買うとなると、たくさんのお金を用意しなければならないと思うかもしれません。しかし1万円以下で投資できる株も多くあります。

マネックス証券の国内株式は、新規公開株(IPO)や公募、売出株式(PO)もNISAの対象です。他社との新規公開株の違いを表にして見ていきましょう。

一般NISAにおけるマネックス証券と他社の国内株式比較一覧表(2022/10/17現在)

会社名 マネックス証券 楽天証券 SBI証券 auカブコム証券 松井証券
新規公開株(IPO) 対象 対象外 対象 対象 対象
公募、売出株式(PO) 対象 対象 対象 対象 対象

楽天証券のNISAのみ、新規公開株は非対応です。新規公開株は、有望な銘柄になると上場直後に値上がりが期待できます。利益が狙いやすいと、投資家から人気の投資方法です。

「低リスクでリターンを得たい」という人は、楽天証券以外の証券会社で口座開設すると良いでしょう。

特にマネックス証券は新規公開株や公募、売出株式にも対応していて、ポイント付与サービスもあるため口座開設しておいて損はしません。

投資信託

投資信託とはファンドともいわれていて、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロに運用を任せる投資方法です。

少額から投資でき、投資スキルがなくてもプロに任せられるので、投資経験がない人におすすめといえるでしょう。マネックス証券と他の証券会社の投資信託本数について、以下の表にまとめました。

一般NISAにおける投資信託本数比較一覧表(2022/10/17現在)

会社名 マネックス証券 楽天証券 auカブコム証券
一般NISA投資信託本数 1,000本以上 2,560本以上 1,578本

4つの証券会社はいずれも、投資信託本数が1,000本を超えています。マネックス証券の投資信託は購入時の申込時手数料が無料なので、余計な費用もかかりません。「コストを抑えて投資をしたい」という人にもぴったりといえるでしょう。

米国株・中国株

米国株、中国株とは海外市場で取引されている株式のことです。

日本の証券会社を経由して、アップルやスターバックス等の外国株を取引できます。

NISA口座で外国株に投資できる証券会社の銘柄数を以下の表にまとめました。

米国株や中国株をNISA口座で投資できる証券会社一覧表(2022/10/17現在)

会社名 マネックス証券 楽天証券 SBI証券 auカブコム証券 松井証券
一般NISA外国株銘柄数 米国株式:5,000超
中国株式:ほぼ全銘柄
米国株式:4,600
中国株式:920
アセアン株式:250
海外ETF
非公開 非公開 非公開

マネックス証券は外国株の銘柄数が他社に引けを取らない多さで、NISA口座で外国株に投資を考えている人におすすめといえるでしょう。また米国株、中国株の買付時の国内手数料をポイントで実質0円にできるのも魅力の一つです。

「米国株や中国株に積極的に投資をしたい」という人は、マネックス証券でNISA口座の開設をすると良いでしょう。

手数料

マネックス証券における一般NISAの2つ目の特徴は、手数料の安さです。

2つ目の特徴

  • 国内株式
  • 投資信託
  • 米国株、中国株

3つの手数料について詳しく紹介していきます。どの部分で手数料が発生するのか把握すると、費用を抑えて賢く投資できます。

国内株式

マネックス証券は、NISA口座での国内株式の売買手数料が0円です。しかしワン株(単元未満株)の場合、売却時のみ0.55%の手数料(税込)が発生するので注意が必要です。

マネックス証券の国内株式における取引手数料の恒久無料化の詳細について見ていきましょう。

マネックス証券のNISA口座における国内株式手数料の詳細

国内株式取引手数料の概要 現行制度下において、恒久的に買付時と売却時の手数料0円
対象商品 NISA口座
注意点 単元未満株の売買手数料はNISA口座であっても発生
制度変更などに伴い、予告なく変更または中止となる場合がある
参照:マネックス証券| NISA株式手数料が恒久的に無料

「NISA口座で国内株式を単元株で積極的に取引したい」と考えている人に、マネックス証券のNISA口座はぴったりといえるでしょう。

またワン株であっても買付手数料は無料なので「保有だけしておきたい」という人も検討する価値があります。

投資信託

マネックス証券は投資信託の購入時申込手数料が無料です。投資信託では主に3つの手数料があります。

投資信託における手数料の詳細

手数料の種類 内容
購入時手数料 投資信託を購入する際に販売会社に支払う手数料
信託報酬 投資信託を保有している間にかかる手数料
信託財産留保額 投資信託を解約した時に発生する手数料
参照:松井証券| 投資信託のコスト

3つの手数料のなかで、マネックス証券は購入時手数料のみ無料です。信託財産留保と信託報酬はファンドによって異なります。投資信託を利用する際、信託財産留保と信託報酬はいくらなのか、必ず確認しましょう。

マネックス証券では、投資信託を保有しているだけでマネックスポイントが貯まります。貯めたマネックスポイントは、1ポイント1円として国内株式の売買手数料に充てられます。

投資信託をしつつ国内株式を積極的に売買する人には、手数料に余計なお金を費やすことなく賢く投資できるでしょう。一部対象外となるファンドもあるので、あらかじめ確認を忘れないようにしてください。

米国株・中国株

マネックス証券は、米国株、中国株の買付時の国内手数料が実質0円です。国内約定日の翌月の最終営業日までに、手数料が証券総合取引口座に一括でキャッシュバックされます。

米国株と中国株の他の手数料を表で見ていきましょう。

米国株と中国株の1取引あたりの手数料内訳一覧表(2022/10/17現在)

手数料の種類 米国株 中国株
取引手数料(税込) 約定代金の0.495% 約定代金の0.275%
最低手数料(税込) 0米ドル(無料) 49.5香港ドル
最大手数料 22米ドル 495香港ドル
スプレッド(為替手数料) 買付時:0銭
売却時:25銭
1香港ドルあたり15銭
参照:マネックス証券| NISA 手数料と費用

米国株や中国株を積極的に取引する人は、売買手数料だけでなくスプレッド(為替手数料)を気にしておくと良いでしょう。

また買付時の手数料の全額キャッシュバックは、国内約定日が属する月の最終営業日の為替レートで円換算した金額となります。キャッシュバック前に解約をしてしまうと、手数料は戻ってきませんので注意してください。

マネックス証券のつみたてNISAの特徴

マネックス証券のつみたてNISAの特徴は以下の2つです。

特徴

  • 積立投資信託と代表銘柄の多さ
  • 手数料の安さ

2つの内容を詳しく紹介していきます。マネックス証券でつみたてNISAを考えている人は参考にしてください。

取り扱い投資信託と代表銘柄

マネックス証券のつみたてNISAにおける投資信託の取扱本数は、2022年10月17日現在、156銘柄です。156銘柄からどれに投資をするか悩む人のために、5つの銘柄をピックアップして紹介します。

オススメ5つの銘柄

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • ひふみプラス

5つの銘柄の特徴について解説するので、投資先で悩んでいる人は参考にしてください。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

1つ目の銘柄は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の詳細を以下の表にまとめたので見ていきましょう。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の詳細(2022/10/17現在)

ファンド名 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
分配決算 年1回
申込手数料 0%(ノーロード)
信託報酬率 純資産額に対して0.0968%以内
信託財産留保額 なし
純資産総額(円) 1兆5,176億6200万円
基準価額(円) 19,046円
トータルリターン(1年) +9.42%

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は米国を代表する500社に1本で投資できるインデックスファンドです。米国株式なので、米国の経済成長を味方につけられるのが魅力の一つ。

2008年9月のリーマンショック、2021年3月のコロナショック以降も米国経済は力強い成長を続けています。信託報酬率も0.0968%以内と低いため、長期運用しても低コストで投資できます。

米国株式で積み立てを考えている人は、知っておくべき銘柄です。

楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米 株式))

 

2つ目に注目されている銘柄は、楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))です。楽天・全米株式インデックス・ファンドの詳細は以下の通り。

楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) の詳細(2022/10/17現在)

ファンド名 楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
分配決算 年1回
申込手数料 0%(ノーロード)
信託報酬率 純資産額に対して実質0.162%程度
信託財産留保額 なし
純資産総額(円) 6,980億9,000万円
基準価額(円) 19,641円
トータルリターン(1年) +5.92%%

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、運用資産残高が約8.1兆米ドルとされているザ・バンガード・グループ・インク社が運用するファンドです。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETFを主な投資対象としており、信託報酬が安く低コストであることから投資家から注目されています。

バンガード社のETFは、多額の資金を用意し、アメリカ市場に合わせた取引時間に買い付ける必要があります。しかしマネックス証券では、楽天・全米株式インデックス・ファンドを時間にこだわらず注文できるのです。

楽天・全米株式インデックス・ファンドは、低コストであることから初心者から上級者までにおすすめの銘柄とも言われている商品なので、検討してみてはいかがでしょうか。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)

3つ目に注目されている銘柄は、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドです。SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの詳細を見ていきましょう。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの詳細(2022/10/17現在)

ファンド名 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
分配決算 年1回
申込手数料 0%(ノーロード)
信託報酬率 純資産総額に対して実質0.0938%程度
信託財産留保額 なし
純資産総額(円) 6800億9,700万円
基準価額(円) 17,447円
トータルリターン(1年) +9.30%%

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは500銘柄と構成銘柄も多いため、分散投資効果が得られやすいファンドです。信託報酬も年率0.1%以下であるため、低コストで長期にわたって資産形成ができます。

日本円だと100円以上で1円単位から投資できるため、少額から投資をスタートさせたい初心者におすすめの商品といえるでしょう。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

4つ目に注目されている銘柄は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の詳細を以下の表にまとめました。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の詳細(2022/10/17現在)

ファンド名 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
分配決算 年1回
申込手数料 0%(ノーロード)
信託報酬率 純資産総額に対して0.1144%以内
信託財産留保額 なし
純資産総額(円) 6,888億3400万円
基準価額(円) 16,373円
トータルリターン(1年) +3.04%

eMAXIS Slimシリーズは、三菱UFJ国際投信が提供しているインデックスファンドシリーズです。「全世界株式(オール・カントリー)」は2020年に「投信ブロガーが選ぶ Fund of the Year 2020」で1位を獲得するなど、ブロガーから支持を集めています。

投資対象には日本だけでなく新興国の株式も含めているので、成長が期待されている企業へいち早く投資できるのが魅力です。投資情報を即座に入手できる人には、注目の投資商品といえるでしょう。

ひふみプラス

注目されている銘柄は、ひふみプラスです。ひふみプラスは、レオス・キャピタルワークスが運用する投資信託です。ユーザーから預かった資産を主に国内の成長企業に投資して資産形成を行います。

そんなひふみプラスの詳細は以下の通り。

ひふみプラスの詳細(2022/10/17現在)

ファンド名 ひふみプラス
分配決算 年1回
申込手数料 0%(ノーロード)
信託報酬率 純資産総額に対して最大1.078%以内
信託財産留保額 なし
純資産総額(円) 4,639億8000万円
基準価額(円) 44,652円
トータルリターン(1年) -18.11%
参照:マネックス証券| ひふみプラス

ひふみプラスは守りを重視しつつ資産運用を増やす方針のため、投資に対するストレスや緊張感が軽減されるメリットがあります。

成長が見込まれる国内企業に対して、ストレスフリーで投資をしたい人にぴったりの商品と言えるでしょう。

手数料

マネックス証券は、つみたてNISAの手数料のほとんどを無料にしています。どのような手数料があるのか内訳を以下の表で見ていきましょう。

マネックス証券のつみたてNISAにおける手数料一覧表(2022/10/17現在)

口座開設/維持手数料 無料
引き落とし手数料 無料
定額自動入金サービスの利用料 無料
購入時手数料 無料
運用中の手数料 低水準(ファンドごとに異なる)
売却時の手数料 低水準(ファンドごとに異なる)
参照:マネックス証券| つみたてNISA(積立NISA)の手数料

マネックス証券のつみたてNISAは、運用中と売却時以外の手数料はすべて無料です。定額自動入金は、毎月27日に本人名義の口座から指定金額を引き落とし、毎月7日の翌営業日に証券口座に自動的に入金してくれるサービスです。

定期的に入金されるため、資金不足による積み立てのミスを防げます。利用料も無料なのでつみたてNISAを行うなら、定期自動入金を利用すると良いでしょう。

マネックス証券と他社比較

マネックス証券と他社の、一般NISAにおける取扱銘柄や、つみたてNISAの手数料などを表で比較しました。

マネックス証券と他社とのNISA比較一覧表(2022/10/17現在)

会社名 マネックス証券 楽天証券 SBI証券 auカブコム証券 松井証券 LINE証券
一般NISAの取扱銘柄 米国株式:5,000銘柄超
中国株式:ほぼ全銘柄
米国株式:約4,600銘柄
中国株式:約920銘柄
アセアン株式:約250銘柄
海外ETF:
非公開 非公開 非公開 取り扱いなし
一般NISA投資信託本数 1,000本以上 2,560本以上 2,598本 1,578本 非公開 取り扱いなし
一般NISAの手数料 国内株式:恒久的に0円
ワン株:売却時に約定代金の0.5%(税込0.55%)
米国株:約定代金の0.495%
中国株:約定代金の0.275%
投資信託:0円(申込手数料)
国内株式:無料(買付手数料、売却手数料)
投資信託:無料(買付手数料)
米国株:1回の取引につき約定代金の0.495%(税込)
中国株:約定代金の0.275%(最低手数料550円、手数料上限5,500円)
アセアン株式:約定代金の1.1%
海外ETF:買付手数料が全額キャッシュバック
国内株式:無料(買付手数料、売却手数料)
投資信託:無料(買付手数料、売却手数料)
外国株式:買付手数料が無料(米国、中国、韓国)
国内株式:無料(「プチ株売買」を除く)
投資信託:無料(購入時手数料)
売買手数料:無料(買付手数料、売却手数料)
投資信託:無料(購入時手数料)
取り扱いなし
つみたてNISA銘柄数 156件 182件 179件 178件 177件 9件
つみたてNISAの手数料 口座開設/維持手数料:無料
引き落とし手数料:無料
定額自動入金サービス利用料:無料
購入時手数料:無料
運用中の手数料:低水準
売却時の手数料:低水準
口座開設料、管理料:無料
買付手数料:無料
投資信託:無料(買い付け、売却) 購入時手数料:無料
解約(売却時手数料):無料
口座維持手数料:無料
信託報酬:低水準
購入時手数料:無料 口座開設手数料:無料
口座管理料:無料
売買手数料:無料
ポイント 米国株、中国株の買付手数料をキャッシュバック 一般NISAの投資信託本数が多い 外国株式が9ヶ国対応 NISA口座を所持していると現物株式手数料が1日定額手数料から最大5%割引 充実したサポート体制で初心者も安心 LINEポイントをつみたて投資に使える

各社でおすすめポイントが異なります。銘柄数やポイントを比べて自分に合う証券会社で口座開設を行いましょう。

NISA口座開設でおすすめな他証券会社

一般NISAやつみたてNISAの口座開設するうえで、おすすめの証券会社を5つ紹介します。

おすすめの証券会社

  • 楽天証券
  • SBI証券
  • auカブコム証券
  • 松井証券
  • LINE証券

マネックス証券以外の証券会社を知ると、自分にメリットがある証券会社がわかるので参考にしてください。

楽天証券

楽天証券でNISAの口座開設や各種取引を利用すると、ポイントが貯まります。貯めたポイントは、投資信託や国内株式(現物)などの購入に使用できます。

楽天証券の主な詳細を以下の表にまとめました。

楽天証券の詳細(2022/10/17現在)

会社名 楽天証券株式会社
社長 楠 雄治
一般NISAの取扱銘柄 米国株式:約4,600銘柄
中国株式:約920銘柄
アセアン株式:250銘柄
海外ETF
一般NISA投資信託本数 2,560本以上
一般NISAの手数料 国内株式:無料(買付手数料、売却手数料)
投資信託:無料(買付手数料)
米国株:1回の取引につき約定代金の0.495%(税込)
中国株:約定代金の0.275%(最低手数料550円、手数料上限5,500円)
アセアン株式:約定代金の1.1%
海外ETF:買付手数料が全額キャッシュバック
つみたてNISA銘柄数 182件
つみたてNISAの手数料 口座開設料・管理料:無料
買付手数料:無料
ポイント 一般NISAの投資信託本数が多い
参照:楽天証券| 楽天NISAの魅力

SBI証券

SBI証券は、豊富なラインナップ数が魅力の証券会社です。一般NISAとつみたてNISAは100円から投資をスタートできるため、まとまった金額がなくても大丈夫です。

他にもSBI証券の特徴を以下の表にまとめたので、見ていきましょう。

SBI証券の詳細(2022/10/17現在)

会社名 株式会社SBI証券
代表取締役社長 高村 正人
一般NISAの取扱銘柄 非公開
一般NISA投資信託本数 2,598本
一般NISAの手数料 国内株式:無料(買付手数料、売却手数料)
投資信託:無料(買付手数料、売却手数料)
外国株式:買付手数料が無料(米国、中国、韓国)
つみたてNISA銘柄数 179件
つみたてNISAの手数料 投資信託:無料(買い付け、売却)
ポイント 外国株式が9ヶ国対応
参照:SBI証券| NISA

SBI証券ではTポイントやPontaポイント、dポイントから選んで貯められます。貯めたポイントは投資信託の購入に1ポイント1円分として使用できます。

またSBI証券は一般NISAで、国内株式の売買手数料が無料です。無駄なコストを抑えて国内株式を取引したい人には、ぴったりといえるでしょう。

auカブコム証券

auカブコム証券ではNISA口座を開設すると、NISA以外の取引でも現物株式の取引手数料が、1日定額手数料から最大5%割引される特典を用意しています。

他にもauカブコム証券の特徴をまとめたので見ていきましょう。

auカブコム証券の詳細(2022/10/17現在)

会社名 auカブコム証券株式会社
会長兼社長 二宮 明雄
一般NISAの取扱銘柄 539本
一般NISA投資信託本数 1,578本
一般NISAの手数料 国内株式:無料(「プチ株売買」を除く)
投資信託:無料(購入時手数料)
つみたてNISA銘柄数 178件
つみたてNISAの手数料 購入時手数料:無料
解約(売却時手数料):無料
口座維持手数料:無料
信託報酬:低水準
ポイント NISA口座を所持していると現物株式手数料が1日定額手数料から最大5%割引

auカブコム証券ではつみたてNISAのシミュレーションができ、積立金、積み立てる年数をもとに運用益や非課税となる金額を計算できます。初めてつみたてNISAをする場合、税金がどれくらいお得になるのかイメージが難しいという人は、計算してから口座開設すると良いです。

松井証券

松井証券は創業以来100年の実績を持ち、充実したサポートが魅力の証券会社です。松井証券の主な特徴を見ていきましょう。

松井証券の詳細(2022/10/17現在)

会社名 松井証券株式会社
社長 和里田 聰
一般NISAの取扱銘柄 非公開
一般NISA投資信託本数 1629本
一般NISAの手数料 売買手数料:無料(買付手数料、売却手数料)
投資信託:無料(購入時手数料)
つみたてNISA銘柄数 177件
つみたてNISAの手数料 購入時手数料:無料
ポイント 充実したサポート体制で初心者も安心
参照:松井証券| NISA 手数料(無料)

松井証券の一般NISAは年間120万円まで、それぞれ5年間、金融商品の取引で得られる非課税となるのがポイントです。

120万円以内であれば、購入した株式から得られる売買益や配当金、分配金などが非課税となるため、金融商品を多く買い付けたい人や売買を積極的に行いたい人におすすめといえるでしょう。

LINE証券

LINE証券はLINEから派生した証券会社です。難しいイメージのある投資も、簡単に資産運用ができるため初心者向きの証券会社といえるでしょう。

LINE証券の主な特徴を以下の表にまとめました。

LINE証券の詳細(2022/10/17現在)

会社名 LINE証券株式会社
取締役共同会長 黄 仁埈
一般NISAの取扱銘柄 取り扱いなし
一般NISA投資信託本数 取り扱いなし
一般NISAの手数料 取り扱いなし
つみたてNISA銘柄数 9件
つみたてNISAの手数料 口座開設手数料:無料
口座管理料:無料
売買手数料:無料
ポイント LINEポイントをつみたて投資に使える
参照:LINE証券| つみたてNISA

LINE証券はつみたてNISAのみ対応しています。毎月1,000円から投資できるだけでなく、LINEポイントもつみたて投資に充てられます。口座開設もLINEアプリ上から簡単にできるため、スマートフォンで手軽に投資をしたい人におすすめといえるでしょう。

マネックス証券は投資対象が豊富で投資信託をするだけでポイントが貯まる

マネックス証券のNISA取扱銘柄や手数料を踏まえた、口座開設するメリットについて紹介は以上となります。

マネックス証券は、投資対象が豊富に用意されていて投資信託をするだけでポイントが貯まります。貯めたポイントは、1ポイント1円として国内株式の売買手数料として使用可能です。

さまざまな手数料が無料になっているので、コストを抑えて投資をしたい人におすすめの証券会社といえるでしょう。

マネックス証券は口座開設も無料なので、この機会にNISA口座を作成してみてはいかがでしょうか。

NISAに関するQA

最後にNISAに関するよくある質問を5つ紹介します。

質問

  1. 金融機関を変更したい場合はどうすればいい?
  2. NISAに加入する前に投資した分は非課税にできない?
  3. 一般NISAとつみたてNISAは同時に行える?
  4. つみたてNISAはロールオーバーできる?
  5. マネックス証券でNISA口座を作成するメリットは?

5つの質問を見ると不安な点を解消した状態でNISA口座を開設できるため、参考にしてください。

金融機関を変更したい場合はどうすればよい?
NISA口座の金融機関の変更は、1年単位で変更可能です。ただし、買い付けをしてしまった場合、その年に金融機関の変更はできません。
金融機関の変更は証券会社の公式ページに用意されている専用ページより、「金融機関変更」の手続きを行う必要があります。
NISAに加入する前に投資した分は非課税にできない?
NISAに加入する前に投資した分は非課税とはなりません。非課税対象となるのは、NISAの申し込みをし、NISA口座で新たに購入した場合のみです。
一般NISAとつみたてNISAは同時に行える?
NISA口座は1人1口座しか開設できません。金融機関を変更した場合は例外ですが、各年において1人1口座(金融機関)しかNISA口座を持つことはできません。
つみたてNISAはロールオーバーできる?
つみたてNISAはロールオーバーできません。
マネックス証券でNISA口座を作成するメリットは?
マネックス証券で口座開設するメリットを5つにまとめました。

メリット

  • 新規公開株にも対応
  • 一般NISAの対象商品の種類が多い
  • 国内株式の売買手数料が無料
  • 米国株、中国株の買付手数料がキャッシュバックされる
  • 投資信託で貯めたポイントを株式手数料などに充てられる
マネックス証券のNISA口座は口座開設も無料なので、メリットを参考にして口座開設してみてはいかがでしょうか。